●『 歎異抄講義(上) 』 【仏教/一般向き】 三明智彰著 A5 312頁 2,940円 978-4-8318-3836-0
現代人は『歎異抄』の正当な了解ができているだろうか。 7年に渡って深く、けれども平易に講述し続けた『歎異抄』の本義を ここに開示る。上巻は十条までの師訓篇を収める。
【目次】 前序 『歎異抄』の書名 『歎異抄』の作者唯円と親鸞聖人 ほか 第一条 無量寿・無量光 法蔵菩薩と世自在王仏の出遭い ほか 第二条 十余か国のさかいをおえて 往生極楽の道をといきかんがため ほか 第三条 善人なおもて往生をとぐ 善人とは何か、悪人とは何か ほか 第四条 慈悲とはまことの愛 慈悲に聖道・浄土のかわりめあり ほか
【著者】 1954年弘前市に生まれる。早稲田大学教育学部国語国文学科卒、東 京大谷専修学院卒。大谷大学大学院文学研究科真宗学専攻博士後期 課程単位取得満期退学。大谷大学助教授、愛知新城大谷大学教授・ 社会福祉学部長を経て、現在九州大谷短期大学教授・副学長。明教 寺住職。私塾量深学場主宰。
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