法藏館新刊話題の本のお知らせ

親鸞の生命観
● 『 親鸞の生命観 』 【仏教/専門向き】

   鍋島直樹著  A5  488頁  6,615円  978-4-8318-2417-2

   仏教生命観の視座から、現代がかかえる生命倫理の諸問題にあるべき指標を
   解明。脳死・臓器移植、ヒトES細胞、中絶、ヒトクローン、緩和ケア等に
   ついて、一つの方向性を示す書。
   
   【目次】
    序論 真宗学の目的と領域―エンゲイジド・ピュアランド・ブッディズムの
    探究
    第1章 仏教と科学―その歴史と展望
    第2章 仏教生命観の特質―縁起思想の意義
    第3章 親鸞思想にみる生命への視座
    第4章 縁起の生命倫理学―智慧と慈悲
    第5章 脳死・臓器移植に関する仏教の視座
    第6章 ヒトクローンに関する仏教の視座
    第7章 ヒトES細胞の医療への応用に関する仏教の視座
    第8章 ヒト遺伝子研究に関する仏教の視座
    第9章 中絶をめぐる仏教の視座
    第10章 終末期医療に関する仏教の視座―ホスピスとビハーラ
    結論
    英文論文
    参考資料
    あとがき
    索引

    【著者】 
     1959年兵庫県生まれ。現在、龍谷大学教授。人間・科学・宗教オープン
     リサーチ副センター長。真覚寺副住職。

    【編著書】
     ・仏教生命観の流れ
       A5 256頁 3,780円 978-4-8318-2428-8 (2006年 法蔵館)

     ・死と愛
       A5 318頁 3,780円 978-4-8318-2430-1 (編著2007年法蔵館)
   

2007年05月09日(水) No.23

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