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ミャンマー上座仏教史伝
● 『 ミャンマー上座仏教史伝「タータナー・リンガーヤ・サーダン」を読む』
   
   池田正隆著 A5 408頁 9,975円 978-4-8318-7432-0 【仏教/専門向き】
   
   ビルマ語で書かれた仏教史に関する貴重な文献資料の本邦初訳。
   上座仏教がインドからスリランカを経て、ミャンマーに根づた様子が、
   当時の風俗をまじえ生き生きと語られる。
 
  【著者】
   1934年北海道久遠郡せたな町北檜山区北檜山生まれ。
   1957年大谷大学文学部(仏教学)卒業。
   1957年ビルマ政府佛教会招請留学僧として渡緬。
   1960年3年間の僧院(比丘)生活を終え帰国。
   1961〜95年大谷中・高等学校教諭。
   1983〜98年大阪外国語大学非常勤講師。
   1995〜2002年京都光華女子短期大学・天理大学・
   大谷大学各非常勤講師。
   現在、社団法人日本ミャンマー友好協会会員。

  【著書】
   ・ビルマ仏教 
     四六判 228頁 2,548円 978-4-8318-7420-7(1995年 法蔵館)ほか


  【目次】
   1 アーシ−サプッバカガンターラッバ序偈 趣旨了解
   2,3,4 第1回〜第3回仏典結集挙行についての要約
   5 9国・9か所へ宣教師派遣のこと
   6 ミャンマー国へ伝道師到来のこと
   7 尊者ウパーリより伝承の師資相称次第
   8 三蔵を暗誦のみにより伝持してきたこと
   9 第4回仏典結集が挙行されねばならなかったことについての要約
   10 セイロン島〔スリランカ〕における漸次分派のこと ほか


2007年12月11日(火) No.175

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