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ビルマの民族表象
● 『 ビルマの民族表象 ― 文化人類学の視座から 』【民俗/専門向き】

   高谷紀夫著 A5 364頁 8,610円 978-4-8318-7434-4

   70%のビルマ人とその他の少数民族から成るミャンマー。
   その民族間関係に着目し、少数派と多数派の相克の歴史と実像を、
   また国家としての他民族共生の構造を明らかにする。

  【目次】
   序章  フィールドのすべての人々へ
   第T部 儀礼論からみたビルマ文化とその周辺
   第U部 ビルマとシャンの民族間関係
   第V部 ビルマによる「シャン」の表象
   第W部 他民族国家の行方―国家のまなざし
   第X部 シャンによる「シャン」の表象
   最終章 結論部 ビ.ルマとシャンの民族間関係

  【著者】
   1955年富山県生まれ。
   東京大学大学院社会学研究科博士課程中途退学。
   鹿児島大学教養部を経て、現在、広島大学大学院
   総合科学研究科教授。文化人類学・東南アジア
   民族学・知識人類学専攻。1983-1984年文部省
   アジア諸国等派遣留学生として、ビルマ連邦
   社会主義共和国(当時)留学、1996−1997年
   文部省在外研究員として、現ミャンマー連邦
   大学歴史研究センター客員研究員。
2008年02月04日(月) No.208

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