法藏館新刊話題の本のお知らせ

法蔵館書店ニュース 2008/4/8 93号
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法 蔵 館 書 店 ニ ュ ー ス   2008/4/8  93号

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☆ 話 題 の 本 ☆

2/26、3/15中外日報掲載 
●『 五来重著作集 全12巻 別巻1巻 』 第1、2、3巻既刊

●『 五来重著作集 第1巻 日本仏教民俗学の構築 』【民俗/専門向き】

   鈴木昭英解説 A5 444頁 8,925円 978-4-8318-3407-2

●『 五来重著作集 第2巻 聖の系譜と庶民仏教 』

   伊藤唯真解説 A5 561頁 9,975円 978-4-8318-3408-9
   
●『 五来重著作集 第3巻 日本人の死生観と葬墓史 』 

   赤田光男解説 A5 385頁 8,925円 978-4-8318-3409-6

   
第25回「日本文芸大賞・学術文芸賞」授賞。
●『 仏教福祉のこころ ― 仏教の先達に学ぶ 』

   新保 哲 四六判 260頁 2,520円 978-4-8318-2407-3 

3/22毎日新聞掲載 
●『 風になってください ― 視覚障害者からのメッセージ 』

   松永信也 A5 141頁 1,470円 978-4-8318-5613-5

3/22中外日報掲載
●『 日本中世の地域社会と一揆 ― 公と宗教の中世共同体 』 

   川端泰幸 四六判 231頁 2,940円 978-4-8318-6038-5 

日本歴史2008年4月号掲載 
●『 浄土真宗と部落寺院の展開 』 

   和田幸司 A5 318頁 8,820円 978-4-8318-7475-7

 
◆◆◆ 法蔵館新刊案内 ◆◆◆

●『 歎異抄講義T 信楽峻麿著作集4 』【仏教/専門向き】

   信楽峻麿著 A5 426頁 9,450円 978-4-8318-3384-6

  「師訓篇」によって明らかにされる親鸞思想の本質を
   社会実践という立場を踏まえて解説する。

  【目次】
   T第一条 行信一如の教訓
    第二条 念仏成仏の教訓
    第三条 悪人正因の教訓
    第四条 浄土慈悲の教訓
    第五条 不廻念仏の教訓
    第六条 不持門弟の教訓
    第七条 念仏無礙の教訓
    第八条 念仏非行の教訓
    第九条 不歓不欣の教訓
    第十条 無義為義の教訓 箴言・断想
   U 論説
   V 資料 ほか 

   【著者】
    1926年広島県に生まれる。
    1955年龍谷大学研究科(旧制)を卒業。
    1958年龍谷大学文学部に奉職。
    助手、講師、助教授を経て1970年に教授。
    1989年より龍谷大学学長に就任。
    現在、龍谷大学名誉教授、文学博士。
    仏教伝道協会理事長。

   【著書】
    ・親鸞とその思想
      四六判 182頁 1,680円 978-4-8318-8674-3 (2003年 法蔵館)

    ・真宗の大意
      四六判 222頁 2,100円 978-4-8318-8654-5 (2000年 法蔵館)


●『 歎異抄講義U 信楽峻麿著作集5 』【仏教/専門向き】

    信楽峻麿著 A5 338頁 9,450円 978-4-8318-3385-3

   「異議篇」によって明らかにされる異議の数々を他力思想の本質を
    明らかにする観点から解説。

   【目次】
    T 第一条 行信一如の教訓
      第二条 念仏成仏の教訓
      第三条 悪人正因の教訓
      第四条 浄土慈悲の教訓
      第五条 不廻念仏の教訓  
      第六条 不持門弟の教訓
      第七条 念仏無礙の教訓
      第八条 念仏非行の教訓
      第九条 不歓不欣の教訓
      第十条 無義為義の教訓 箴言・断想
    U 論説
    V 資料 ほか 


●『 真宗関係浄瑠璃展開史序説 ― 素材の時代 』【文学/専門向き】

   沙加戸 弘著 A5 400頁 12,600円 978-4-8318-7666-9

   室町末期の蓮如の時代、初期浄瑠璃は真宗の素材を多く演じ、
   江戸期にかけてますます隆盛をほこっていった。
   その江戸中期までの変遷を概観し、関係演目の全台本を翻刻掲載。

  【目次】
   「真宗関係浄瑠璃展開史序説」に寄せて(阪口弘之)
    第一章 真宗関係浄瑠璃の成立
    第二章 「浄瑠璃平太郎記板行一件」再考
    第三章 真宗関係浄瑠璃の展開
    第四章 真宗関係浄瑠璃の終焉
    資料篇 ほか

  【著者】
   1946年滋賀県に生まれる。1969年滋賀大学教育学部卒業。
   滋賀県公立学校教員を経て、大谷大学大学院文学研究科
   仏教文化専攻に学ぶ。現在、大谷大学教授、博士(文学)。

  【著書】
   ・明義進行集
     A5 356頁 13,650円 978-4-8318-7527-3 (共著 2001年 法蔵館)

   ・魚太平記
     A5 231頁 8,155円 (共著 1995年 勉誠社)ほか


●『 鶴林寺と聖徳太子 ―「聖徳太子絵伝」の美 』
              【鶴林寺叢書2】【美術/一般向き】

   刀田山鶴林寺編 B6変 59頁 1,575円 978-4-8318-2213-0 

   聖徳太子創建と伝える播磨の鶴林寺には太子ゆかりの多くの
   文化財があるが、中でも比類のない名作「聖徳太子絵伝」(重文)の
   全容をオールカラーで詳細に紹介。


●『 比叡山諸堂史の研究 』【天台/専門向き】

   武 覚超著 A5 377頁 9,450円 978-4-8318-7373-6

   信長の焼き討ち以前の比叡山とは。
   室町期の比叡山絵図や古文書を解読する一方で
   忘れられた古道や霊蹟を歩いて発見。
   1200年にわたる比叡山の堂舎・古道・霊蹟の変遷を初解明。

  【目次】
   一 比叡山諸堂史概説
   二 比叡山諸堂・霊跡に関する山門諸記録
   三 比叡山諸堂・霊跡に関する古絵図
   四 比叡山の諸堂
   五 比叡山の堂舎分布と古道 ほか

  【著者】
   1948年、滋賀県に生まれる。
   1970年、大正大学仏教学部(天台学専攻)卒業。
   1972年、大谷大学大学院文学研究科修士課程(仏教学専攻)修了。
   1975年、同博士課程単位取得満期退学。現在、比叡山求法寺住職・
   叡山学院教授・比叡山幼稚園園長。博士(仏教学)

  【著書】
   ・天台教学の研究(品切)
     A5 264頁 6,090円 978-4-8318-7329-3 (1988年 法蔵館)

   ・中国天台史(品切)
     A5 171頁 1,050円 (1987年 叡山学院)
 

●『 比叡山仏教の研究 』【天台/専門向き】

   武 覚超著 A5 342頁 8,400円 978-4-8318-7374-3

   千日回峯行、十二年籠山行、延暦寺御修法、法華大会広学竪義、
   灌頂三摩耶戒儀など、比叡山の儀式儀礼の歴史と意義を解き
   浄土教や本門思想の展開など山修山学の歴史を解明。

  【目次】
   一 伝教大師の山修山学と末法思想
   二 伝教大師の比叡山結界の理念
   三 比叡山十二年籠山行の変遷と意義
   四 比叡山千日回峯行の歴史
   五 比叡山経蔵の歴史
   六 延暦寺御修法「普賢延命大法」
   七 法華大会広学堅義
   八 灌頂三摩耶戒儀


●『 涙骨抄U ―天来の妙音 』【思想・宗教/一般向き】

   真渓涙骨著◆山折哲雄監修  
   四六判 257頁 1,890円 978-4-8318-8939-3

   明治・大正・昭和に活躍した反骨のジャーナリスト真渓涙骨の
   格言・論文集。
   人間の核心をついた、知性と気迫のこもった言葉が甦る!!
   人生の指針を失いがちな現代こそ読みたい一冊。

  【目次】
   T 箴言・断想
   U 論説
   V 資料 ほか

  【著者】
   明治2年(1869)福井県敦賀の浄土真宗本願寺派寺院に生まれる。
   京都の本願寺派普通教校を経て、博多の万行寺で七里恒順に師事。 
   同30年(1897)、宗教思想新聞「教学報知」を京都で創刊。
   同35年、報道範囲を拡大し「中外日報」と改題。以後、
   昭和31年(1956)に生涯を閉じるまでの60年間宗教・思想界全般に
   渡る論評を紙上で展開する。

  【著書】  
   ・涙骨抄―生きる智慧

     四六判 159頁 1,680円 978-4-8318-8931-7 (2005年法蔵館)ほか


◆◆◆ 法蔵館のこれから出る本 ◆◆◆

【4月末出来予定】

●『 薬師寺所蔵 黒草紙・新黒双 ―影印・翻刻 』【南都史料叢書】

   奈良文化財研究所編 A5 280頁 10,500円 
   978-4-8318-7574-7 【歴史/専門向き】

   中世薬師寺の組織や行事の全貌を知る唯一の史料「黒草紙」と、
   その続編にあたる近世の薬師寺史料「新黒双紙」の、初の影印刊行。
   奈良の寺社史料を公刊する待望の叢書創刊。


●『 五来重著作集 第4巻 寺社縁起と伝承文化 』 

   福田晃担当 A5 予420頁 予8,925円 
   978-4-8318-3410-2 【歴史/専門向き】
 
   わが国には王朝文学とは相容れない庶民信仰が生んだ
   もう一つの大きな流れの文学があったことを、
   宗教民俗学の立場から提唱し、国文学会に大きな刺激を
   与えた諸論考を収載。


☆重版できました☆

●『 金子大榮 歎異抄 』【真宗/一般向き】

   金子大榮著 四六判 211頁 1,680円 978-4-8318-8656-9

   金子先生の生前最後の講話で語られる他力念仏の教えは、
   人類の救いを根源的に明らかにする永遠不滅の教えである。
  『歎異抄』の真髄を簡潔な言葉で語りかける入門書の決定版。


●『 地獄 オンデマンド版 』【仏教/一般向き】

   石田瑞麿著 四六判 274頁 2,625円 978-4-8318-2010-5

   地獄の概念の起源とその展開、そして日本近世にいたる
  「地獄」の思想史を浄土信仰の視点から詳細に論述した解説書。
  「往来要集の極楽」・「浄土教から見た生と死」ほか9篇。


●『 国宝 三十帖策子 原寸大完全復刻 』【真蹟/専門向き】

   総本山仁和寺監修 粘丁綴32帙 原寸版 
   本体3080頁・墨付2,335頁 解説 112頁
   1,522,500円  978-4-8318-5600-5

   平安初期、空海が「寝食を忘れて書写に労」され請来された
   新訳の経典集で、密教弘通に、日本文化史上にかけがえのない
   役割をはたし、伝橘逸勢筆や唐人の筆など書道上からも貴重な
   ものをコロタイプ印刷で復元。十地経2巻もあわせて収録。
   解説=小田慈舟・佐和隆研・中田勇次郎(別冊和綴仕立)・墨付2,335頁


●『 意訳 聖典 』【聖典/真宗】

   金子大榮編 A6 278頁 1,890円 978-4-8318-9003-3 

   現代語訳と著者独得の韻文体で真宗信心の精髄を開示。
   在家者の日常座右の宝典として編む。巻末に簡潔明瞭な
   親鸞伝と真宗概説を付す。著者の遺志により旧版を補訂改稿して再刊。


●『 昭和新刻 仏説 阿弥陀経 』【経本/真宗】

   立花慧明編 17.5×6.0 折本 30頁 504円 978-4-8318-9275-4

   振仮名付。寺院・門徒共用。阿弥陀経のみを収める。


●『 小経集 』【経本/真宗】

   西村七兵衛編 17.5×6.0 折本 115頁 735円 978-4-8318-9274-4

   阿弥陀経、三誓偈、十四行偈、嘆仏偈、阿弥陀経と正信偈の訓読。
   振仮名付。寺院、門徒共用。


●『 大谷声明集 上 上製寸珍 』【経本/真宗】

   大谷派宗務所式務部編 和綴 16.6×10.6 201頁 7,140円

   正信偈、三帖和讃全部、観音阿弥陀経などを収める。
   振り仮名つき。携帯用小型和綴本。


●『 大谷声明集 上 並製寸珍 』【経本/真宗】

   大谷派宗務所式務部編 和綴 16.5×10.6 201頁 5,040円 


◆◆◆ 法蔵館書店新着案内 ◆◆◆
 
●『 わたしが仏になるためのヒント 十二の問い浄土真宗Q&A 』

   亀元了海著 B6 80頁 840円 探究社

  【目次】
   第1部 十二の問い
   第2部 浄土真宗Q&A


●『 親鸞と如信 』

   今井雅晴著 B6 178頁 1,890円 自照社出版

   親鸞・善鸞・如信の親子三代から曾孫の覚如にいたるまで、
   今まで語られなかった親鸞一家の絆を説く・・・、さらに
   如信の生涯に視点を据えて新たな初期真宗教団の実像に迫る。

  【目次】
   第一章 親鸞と如信
   第二章 如信の誕生と親鸞
   第三章 善鸞の事件と如信の関東下向
   第四章 如信の関東での活動 ほか


●『 念仏物語 DVD 親鸞さま ねがい、そして ひかり 』

   DVD◆ビデオ 各108分 各3,990円 本願寺出版社

   親鸞聖人ご自身に語っていただくというスタイルで、
   親鸞聖人のご生涯を辿ったDVD。


●『 香りに染まりて 』

   佐々木惠精著 B6 192頁 2,100円 探究社

   宗教的な情操を培うという目的で人生観、宗教観、
   学問観などを語り合ったエッセイや仏典随想などを収録。

   【目次】
    1 香りに染まりて  
    2 法語に学んで  ほか


●『 麗都 』

   稲葉邦子著 B6 79頁 1,890円 探究社

  【目次】
   ・序   
   ・浄福   
   ・嫩芽   
   ・慈愛   
   ・声文  ほか


●『 妙順寺日曜学校の歩み 』

   立川昭乘◆波佐間正己編 A5 166頁 1,260円 探究社

  【目次】
   一 妙順寺日曜学校の創設
   二 大正期の妙順寺日曜学校(少年教会)
   三 昭和期の日曜学校
   四 日曜学校の休校 ほか


●『 宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌 同朋唱和勤行集 』

   真宗大谷派宗務所本廟部編   
   A5 156頁 300円 東本願寺出版部

   宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要において
   同朋が声をそろえてお勤めすることを目的に製作。
   勤行を行いやすくするため、節譜を改たに振り直した。

  【目次】
   ・三帰依文  
   ・逮夜勤行  
   ・晨朝勤行  
   ・日中勤行  
   ・真宗宗歌
   ・恩徳讃  
   ・『宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌同朋唱和勤行集』刊行についてほか


●『 歎異抄をひらく 』
 
   高森顕徹著 B6 352頁 1,680円 1万年堂出版

   人間のあらゆる営みを否定する、反社会的、反道徳的、
   常識破りの発言が繰り返される『歎異抄』。その魅力と
   古今の解説書で明らかにできなかった謎を解き明かす。
   明快な現代語訳、大きな活字の原文を収載。

  【目次】
   第一章 仏法の肝要、を言われた親鸞聖人のお言葉
   第二章 親鸞聖人の鮮明不動の信念
   第三章 有名な悪人正機を言われたもの
   第四章 二つの慈悲を説かれたもの ほか 


●『 仏画で味わう「発句経」のことば 』

   安達原玄著 B6 107頁 1,365円 春秋社

   生きていく道標となる言葉が凝縮された『法句経』
   ほのぼのとした絵とともに、ブッダの教えの真髄=法句経を味わう。


●『 七歩あるいて読む仏教 』

   北貢一著 新書 334頁 840円 リベラルタイム出版社

   お釈迦様のこころを寓話や説話を用い解り易く解説する。

  【目次】
   第一章 お釈迦さまの教え
   第二章 仏教行事
   第三章 仏のこころ ほか


●『 蔵漢訳「阿シュク仏国経」研究 』
 
   佐藤直実著 B5 140頁 3,901円 山喜房佛書林

   過去の菩薩の実践とその徳性の解説をした、
   大乗仏教の中で最初期の文献を内部分析した一冊。

  【目次】
   第1章 解題   
   第2章 資料研究   
   第3章 内容研究 ほか


●『 実修 観音菩薩のお経 』

   松原哲明監修・著 A5 183頁 1,890円 学習研究社

   観音さまを拝むための本。観音菩薩の主要な経典を、
   臨済宗の高僧が特別に読誦!観音さまを知り、
   そのこころを実修するためガイドブック。

  【目次】
   第一章 CDで聴いて覚える観音菩薩のお経  
   第二章 観音菩薩のお経 現代語訳と解説
   第三章 観音菩薩のすがたと功徳
   第四章 お経の作法 ほか


●『 紀伊半島東部 曹洞宗史研究 』

   多田實道 A5 215頁 7,875円 山喜房佛書林

   紀伊半島東部地域の曹洞宗寺院が中世から近世にかけて
   如何なる歴史を辿ったのか検討を試みる。

  【目次】
   第一章 中世における紀伊半島東部の曹洞宗
   第二章 近世における紀伊半島東部の曹洞宗
   第三章 大空玄虎禅師と伊勢国司 ほか


●『 梵漢和対照・現代語訳 法華経 上 』

   植木雅俊訳 A5 612頁 5,460円 岩波書店

   正確な読みやすい現代語訳で蘇る平等と
   人間への尽きせぬ信頼の経典。古来「諸経の王」としての
   広く信奉されわが国の宗教、文化に大きな影響を与えてきた
   教えの真髄を浮き彫りにする!

  【目次】
   第1章 序(序品第一)訳注
   第2章 巧みなる方便(方便品第二)訳注
   第3章 譬喩(譬喩品第三)訳注
   第4章 信順の意向(信解品第四)訳註 ほか


●『 梵漢和対照・現代語訳 法華経 下 』

   植木雅俊訳 A5 647頁 5,460円 岩波書店

   深い仏教理解に基づく原典に忠実な訳業完成。
   綿密な校訂によりサンスクリット原典テキストを確定し、
   詳細な注解を付す画期的達成。

  【目次】
   第10章 説法者(法師品第十)訳注
   第11章 ストゥーパの出現(見宝塔品第十一)訳注ほか
   第12章 果敢なる努力(勧持品第十三)訳注
   第13章 安楽の住所(安楽行品第十四)訳註 ほか


●『 法華経信仰の世界 生命の証 』

   庵谷行亨著 B6 223頁 2,100円 山喜房佛書林

   法華経の信仰や日蓮聖人の教えに関する原稿を
   集録した一冊。

  【目次】
   第一章 仏になるために―釈尊をたずねて
   第二章 心のふれあい―日蓮聖人との出会い
   第三章 信仰の手びき―日蓮聖人の教え
   第四章 信仰と儀礼―日蓮宗の諸相 ほか


●『 歴史に生きる日蓮 』

   川添昭二著 A5 309頁 5,040円 山喜房佛書林

   日蓮遺文を通して中世宗教人としての日蓮の
   歴史的実像に迫る。

  【目次】
   一 日蓮とその時代
   二 日蓮と北条氏
   三 日蓮遺文から見る日本中世史 ほか


●『 唐代天台仏教復興運動研究序説 
        荊渓湛然とその「止観輔行伝弘決」』

   池麗梅著 A5 426頁 15,750円 大蔵出版

   唐中期、天台山を襲った危機とは?
   法華三大部の注釈を著し、天台宗義を確立した荊渓湛然。
   最澄にも影響を与えた思想を、その行動と時代背景から探る。

  【目次】
   第一章 荊渓湛然の伝記
   第二章 荊渓湛然の天台仏教復興運動の原点を求めて
   第三章 『止観輔行伝弘決』と天台止観伝承の正統化 ほか


●『 聖徳太子の歴史を詠む 』

   上田正昭◆千田稔共編著   
   A5 351頁 2,100円 文英堂

   聖徳太子の生涯を解明。太子が国政と仏教興隆に
   はたした役割、世界遺産法隆寺がいかにして具体化したか
   そして太子をめぐる美術、太子信仰のあり様などを考察した
   1冊。

  【目次】
   序章 聖徳太子の思想と行動
   1章 聖徳太子 登場前夜
   2章 聖徳太子の国政と仏教興隆
   3章 聖徳太子の仏教美術と建築 ほか


●『 平安京都市社会史の研究 』

   京樂真帆子著 A5 358頁 9,240円 塙書房

   平安京の空間論的分析、支配構造論、社会史的、
   生活史的分析などの研究の歩みを振り返り、
   平安京都市論の課題と可能性を探る。

  【目次】
   序章  平安京都市社会史への視角
   第一部 平安京における人的ネットワーク
   第二部 家・女性・ジェンダー
   第三部 平安京のかたち ほか


●『 鎌倉仏教展開論 』

   末木文美士著 A5 326頁 3,990円 トランスビュー

   従来取り上げられる事の少なかった栄西、頼瑜、無住、
   慈遍らに光を当て、本覚思想から中世神話までを射程に入れ、
   鎌倉期宗教世界の新たな全体像に迫る。

  【目次】
   序章  鎌倉仏教をどう見るか
   第一章 日本宗教史の中の仏教
   第二章 鎌倉仏教の形成と展開
   第三章 本覚思想をめぐって ほか


●『 空海の思想的展開の研究 』

   藤井淳著 A5 754頁 12,600円 トランスビュー

   空海の全著作を同時代の仏教思想と比較し読み解き、
   その生涯にわたる思索の変容と展開をあらわした一冊。

  【目次】
   第一編 空海の伝記と著作
   第二編 空海の思想とその背景
   第三編 十住心教判と奈良・平安初期仏教 ほか


●『 賤民とは何か 』

   喜田貞吉著 B6 223頁 1,680円 河出書房新社

   被差別部落研究の第一人者であった喜田貞吉の
   名著『賤民概説』に関連文献を併せた決定版。
   差別と被差別の構造を歴史的に考察する。

  【目次】
   ・賤民概説
   ・牛捨場馬捨場
   ・放免考 ほか


●『 ブータンに魅せられて 』

   今枝由郎著 新書 195頁 777円 岩波書店

  「国民総幸福」を提唱する国として、たしかな存在感を
   放つブータン。社会を貫く精神文化のありようを通じて、
   あらためて「豊かさ」について考える。

  【目次】
   1章 遙かなるブータン
   2章 仏教が息づく社会―ブータンでの暮らし
   3章 陽気に、おだやかに生きる
   4章 ヒマラヤが聳え、雨雪が降り、森林が茂る限り ほか


●『 10年後のお寺をデザインする 寺院仏教のススメ 』
     【教化布教ケーススタディー&ノウハウ集3】

   薄井秀夫著 B5 176頁 9,450円 鎌倉新書

   お寺を思い出してもらえないのはなぜ?
   失われるお布施の意味。寺院コミュニケーションの
   3つのステップ。住職の顔が見えるお寺。救いは
   コミュニケーションの中に。かかりつけのお寺へ、
   寺院コミュニケーション推進プロジェクト。

  【目次】
   第1章 地域とともに生きる寺院
   第2章 青少年教化と寺院
   第3章 葬儀への現代的取り組み
   第4章 寺院の福祉活動 ほか


●『 聖ツォンカパ伝 』

   石濱裕美子◆福田洋一著   
   A5 299頁 3,990円 大東出版社

  【目次】
   第一部 『私の目指したことは素晴らしい』
   第二部 『偉大なる聖師ツォンカパの素晴らしき
        未曾有のご事績、信仰入門』 ほか


●『 宗教と現代がわかる本 2008 』

   渡邊直樹責任編集 A5 317頁 1,680円 平凡社

   アカデミズムとジャーナリズムから宗教がわかる
   最高の執筆陣の書き下ろしを収載。

  【目次】
   ・特集 宗教と医療の間 柳田邦男×島薗進 ほか
   ・対談 末木文美士×柳美里 
      「自分ひとりの宗教」をもとめて ほか 


●『 仏教の門 仏教・仏法・仏道 』

   川口日空著 B6 338頁 2,415円 岩田書院

   道元禅師・親鸞聖人・日蓮聖人。この鎌倉仏教ひいては
   現代仏教を代表する三聖人の仏教観の真実に迫り、
   仏教の本質を追究した、著者畢生の探究書。

  【目次】
   序章 仏教とはなにか
   一章 道元禅師における「仏教・仏法・仏道」
   二章 親鸞聖人における「仏教・仏法・仏道」 ほか


●『[図説]ブッダの道 』【エソテリカ別冊】

   学研編集部編 A5 217頁 1,575円 学習研究社

   仏教の源流を求めて。ブッダの悟りとは?ブッダの行法とは?
   ブッダの前世とは?豊富な写真・図版とともにインド仏教の
   宇宙を探る。

  【目次】
   ・カラー紀行 ブッダが歩いた道 
          降誕から涅槃へ―仏教開祖の生涯と旅路
   1 ブッダの言葉―永遠の理法を伝える珠玉の響き
   2 原始仏教の修行法―上座部仏教にみるブッダの修行生活 ほか


●『 時言 』

   四衢亮編著 新書 142頁 800円 東本願寺出版部

   今、大切なこと。いじめ、教育、死刑、格差社会、
   戦争、宗教、環境問題、高齢社会、事件・・・。
   私が生きるこの瞬間には、たくさんの問いが投げかけられている。
   同朋新聞連載コラムをまとめた一冊。

  【目次】
   1 まじめさの罪   
   2 力   
   3 罪の重さ   
   4 自身を知る ほか
 

●『 燗c好胤「観音経」法話 』

   燗c好胤著 B6 309頁 1,995円 大法輪閣

   観音の慈悲、そして日本人の心を含蓄あふれる語り口で説く。
   遷化から10年、いま蘇る名僧の法話!

  【目次】
   第一講 薫習をいただく
   第二講 心の中にある七難
   第三講 十善戒と七難
   第四講 少欲知足是れ涅槃 ほか


●『 宗教教育の現場から 
    女子大生 自己のアイデンティティーを求めて 』

   可藤豊文編著 B6 212頁 1,890円 自照社出版

   多情多感なときを経て大人へと成長する過程の女子大生たちが、
   宗教・哲学の講義を通して「生きる意味」を真摯に問い模索して
   いく姿を克明に綴る「仏教レポート」。

  【目次】
   第1章 自己省察のために
   第2章 危ういかな人間
   第3章 生と死の帳を越えて
   第4章 内なる源泉に向かって ほか


●『 インドの「一元論哲学」を読む
      シャンカラ「ウパデーシャサーハスリー」散文篇 』
               【インド哲学への招待】

   宮元啓一著 B6 194頁 2,625円 春秋社

   独自の不二一元論哲学を樹立したシャンカラ。
   師弟間の問答を通じて、解脱へと到る明晰な論理を展開。
   インド哲学の奥義へと誘う、本格派入門シリーズ第二弾!

  【目次】
   第1章 弟子を目覚めさせる方法
   第2章 気づき
   第3章 総決算 ほか


●『 ほとけを知る 仏像めぐりハンドブック 』

   北進一著 B6 143頁 1,050円 
   シンコーミュージック・エンタテイメント

   仏像を美術品として鑑賞するだけでなく、
   その本質を知る1冊。五十音順で、尊名を探しやすい。
   集合神の成り立ちとその意味も知ることができる。
   ハンディなつくりで、仏像めぐりのお供に最適。

  【目次】
   ・八十八尊   
   ・集合神・用語解説   
   ・年表 ほか


●『 仏尊の事典 』【 わたしの家の宗教 事典選書 】

   大森義成著 A5 365頁 1,995円 学習研究社

   仏尊の姿やご利益・功徳から諸尊ごとの拝み方まで
   仏典にのっとって詳細にわかりやすく解説!
   日本で拝される主要な尊格を網羅した一大図典。

  【目次】
   第一章 仏尊の世界
   第二章 如来のご利益と功徳
   第三章 菩薩のご利益と功徳
   第四章 明王のご利益と功徳 ほか


●『 岩波 社会思想事典 』

   今村仁司◆三島憲一◆川撫C編著   
   B6 390頁 3,150円 岩波書店

   文科・社会系学問の基礎用語のすべてを凝縮した一冊。

  【目次】
   (特色)・基本用語・重要人名を195項目に絞り込んで、
        詳しくていねいに解説。
       ・レポート・論文執筆の参考書として最適
       ・人名索引には原綴・生没年・主著を付す。


●『 遊雲さん 父さん 小児がんを生きたわが子との対話 』

   有国智光著 B6 225頁 1,260円 本願寺出版社

   小児がんで15歳の息子・遊雲を亡くした父親が、
   「死」をそして「生」を問うた手記。

  【目次】
   第一章 まさか   
   第二章 日常   
   第三章 がん   
   第四章 死 ほか


●『 多屋頼俊先生所蔵 祖師一言法談 影印・翻刻・解題 』

   石橋義秀編 A5 153頁 3,150円 文栄堂書店

   多屋頼俊先生所蔵祖師一言法談の影印(約67%縮写)
   ・翻刻・解題を収載。

  【目次】
   ・影印   
   ・翻刻   
   ・解題 ほか


●『 古今むかし物語 天竺篇 中国篇 日本篇 』

   湯田利惠子著 A5 230頁 1,890円 自照社出版

   釈尊と仏弟子の教えを尊ぶ説話から、仏教の功徳を説く
   人間味あふれる「今昔物語」まで、情景描写豊かな
   美しい絵と文で綴る55篇。

  【目次】
   ・天竺(インド)篇 三帰の法文 センドウ王の出離
   ・中国篇 柿の葉の契り 豹の改革  ほか
 

●『 心理療法対話 』

   河合隼雄編著 B6 223頁 1,680円 岩波書店

   心の危機の時代に心理療法とは何か。
   各界を代表する研究者、芸術家が日本人の心や
   心理療法の現代的意味などを徹底討論。


●『 仏教音楽への招待 』

   飛鳥寛栗著 B6 237頁 1,575円 本願寺出版社

   著者が出遇った仏教讃歌の作詞・作曲者を紹介。
   洋楽で讃歌する喜びを語った1冊。

  【目次】
   T 四季いろいろ   
   U 讃歌のながれ   
   V それぞれのご縁 ほか


●『 NHK宗教の時間 
   空海「秘蔵宝鑰」をよむ 心の秘宝を開く鍵 上 』

   福田亮成著 A5 157頁 893円 日本放送出版協会

   2008年4月〜9月放送分のテキスト。著者は大正大学名誉教授。

  【目次】
   第一回 空海の時間と空間
   第二回 『秘蔵宝鑰』―その著述目的と概要 ほか


●『 新版 古寺巡礼 京都 20 西本願寺 』

   大谷光真◆五木寛之ほか著   
   A5 143頁 1,680円 淡交社

   歴史・文化財ともにひときわ光彩を放つ西本願寺の魅力を、
   現ご門主のメッセージ、五木寛之氏のエッセイとともに
   紹介した一冊。

  【目次】
   ・巻頭エッセイ わが心の大屋根(五木寛之)
   ・口絵カラー(本願寺史料研究所)
   ・現代へのメッセージ 世のなか安隠なれ(大谷光真))ほか


●『 週間 日本の仏像 No.39 円空仏と岐阜・大師講の虚空蔵菩薩 』

  清水眞澄総監修◆稲木吉一◆塩澤寛樹監修 
  A4変 34頁 580円 講談社


●『 週刊 日本の仏像 No.40 願成就院と浄楽寺 運慶仏めぐり 』

●『 週刊 日本の仏像 No.41 観心寺 如意輪観音 』

●『 週刊 日本の仏像 No.42 深大寺 釈迦如来と東京の古仏めぐり 』

●『 週刊 日本の仏像 No.43 蟹満寺 釈迦如来と観音寺・十一面観音 』


●『 同朋 4月号 』

   真宗大谷派宗務所出版部編   
   A5 76頁 300円 東本願寺出版部


●『 在家佛教 5月号 』

   在家仏教協会編 A5 100頁 440円 在家仏教協会


●『 大乗 4月号 』

   大乗刊行会編 A5 89頁 394円 本願寺出版社


●『 大法輪 5月号 特集 心とは何か 』

   小山弘利編 A5 244頁 840円 大法輪閣


◆◆◆ 法蔵館書店売行き3月ベスト10 ◆◆◆

 順位 書名 / 著者名/ 出版社名 / 税込価格

1 私訳 歎異抄
   五木寛之   東京書籍      1,260円
2 いのちを懸けて聞きたいことは
   宮城 リ   さいたま親鸞講座   630円
3 親鸞讃歌
   寺川俊昭   東本願寺出版部  1,800円
4『唯信鈔』講義
   安冨信哉   大法輪閣      2,100円
5「歎異抄」もの知り帳
   野々村智剣  法蔵館        735円
6 こんなことが聞きたかった
   山本 隆   法蔵館         450円
7 大無量寿経講義 39
   宮城 リ   大地の会      1,365円
8 お浄土はいのちのふるさと
   小川一乗   法蔵館       1,050円
9 お寺は何のためにあるのですか?
   撫尾巨津子  法蔵館       1,050円
10 後生の一大事
   宮城 リ   法蔵館        1,050円


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梶@法 藏 館 書 店   
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FAX 075-371-0458

営業時間 (年末年始、お盆、臨時休業を除く)
平日  午前9:30〜午後6時   
日曜  午前10:30〜午後5時   
祝日 午前10:30〜午後6時 
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄り下さい。

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2008年04月08日(火) No.238 (法藏館書店ニュース)

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