法藏館新刊話題の本のお知らせ

法蔵館書店ニュース 2008/8/6 97号
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法 蔵 館 書 店 ニ ュ ー ス  2008/8/6  97号
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☆ 法蔵館書店 お盆休みのお知らせ ☆

8月13日(水)〜8月17日(日)の間休業させていただきます。
(13、17日店頭のみ営業)
8月12日(火)〜8月17日(日)ご注文分は19日(火)以降の発送予定です。


☆ 話 題 の 本 ☆
7/7中国新聞掲載
●『 歎異抄略註 』【仏教/一般向き】

   多屋頼俊著◆石橋義秀・菊池政和監修 
"   四六判 147頁 1,785円 978-4-8318-4148-3"

7/10なごやごぼう掲載
●『 高史明親鸞論集 』【仏教/一般向き】

"   高 史明著 A5 271頁 2,835円 978-4-8318-4037-0"


築地本願寺新報7月号掲載   
●『「歎異抄」もの知り帳 』【仏教/一般向き】

   野々村智剣著 四六判 122頁 735円 978-4-8318-8960-7


7/19中外日報掲載
●『 悟りへの道 』【思想・哲学/一般向き】

"   可藤豊文著 四六判 332頁 2,940円 978-4-8318-7367-5"

 
福音と世界8月号
●『 場所論としての宗教哲学 』【思想・哲学/一般向き】

"   八木誠一著 A5 276頁 3,675円 978-4-8318-1055-7"


◆◆◆ 法蔵館新刊案内 ◆◆◆

●『 日本仏教洋楽資料年表 』【仏教/専門向き】

"   飛鳥寛栗編 B5 207頁 5,040円 978-4-8318-6215-0"

   140年間に亘る仏教音楽に関する資料を丹念に集めあげた
   編年表。仏教洋楽が史学・書誌学的に整理された仏教音楽
   研究の基礎資料となる1冊。60年に及ぶ研究の集大成!

  【著者】
   1915年(大正4)富山県生まれ。龍谷大学文学部仏教学科卒業。
   浄土真宗本願寺派(高岡教区)善興寺前住職、浄土真宗本願寺派
   教学伝道研究センター顧問、財団法人国際仏教文化協会顧問、
   社会福祉法人中田保育園理事長、仏教音楽コレクション・A主宰、
   東洋音楽学会会員、富山仏教学会会員。1947年生まれ。国際日本
   文化研究センター教授

  【編著書】
   ・仏教音楽辞典 (CD付)
     
"     B5 590頁 25,486円 978-4-8318-6210-5(1995年 法蔵館) "

   ・うたのおくりもの 仏教童謡名曲100選 T U

"     A4 各100頁 各2,100円 978-4-8318-8117-5、8118-2 "
     (2003年 法蔵館)ほか


●『 国家と宗教 上巻 宗教から見る近現代日本 』【宗教/専門向き】

   京都仏教会監修◆洗建◆田中滋編 
"   A5 483頁 3,675円 978-4-8318-8170-0"

   明治〜戦中にかけて、宗教が果たした役割を再検証。

  【目次】
   第一部 「国家神道」形成期の葛藤
    1 国家神道の形成(洗 建)  
    2 近代国家と仏教(末木文美士)
    3 神仏分離と文化破壊─修験宗の現代的悲喜(井戸 聡)
    ☆インタビュー:聖護院門跡門主 宮城泰年 
     「国家神道体制下の本山修験宗」 ほか
   第二部 国家総動員体制下の宗教 
    8 国家総動員体制下の宗教弾圧―第二次大本事件(津城寛文)
    9 植民地期朝鮮における宗教政策
       ―各法令の性格をめぐって(川瀬貴也)
    10 近代日本仏教と中国仏教の間で
       ―「布教使」水野梅暁を中心に(辻村志のぶ) ほか


●『 国家と宗教 下巻 宗教から見る近現代日本 』【宗教/専門向き】

   京都仏教会監修◆洗建◆田中滋編  
"   A5 627頁 3,675円 978-4-8318-8171-7"

  【目次】
   第三部 戦後新憲法と宗教
    13 戦後新憲法体制と政教分離(洗 建)
    14 遺骨収集・戦没地慰霊と仏教者たち
      ―昭和27、28年の中外日報から(西村 明)
    15 アメリカ合衆国における信教の自由をめぐる諸問題
      ―日米比較の一助として(藤田尚則)
    ☆インタビュー:日本基督教団牧師 千葉宣義
 「日本基督教団の戦後の歩みの中で―一人の牧師として」
   第四部 宗教の存在理由への問い
        ―新自由主義経済体制下の「国家と宗教」
    17 宗教法人法改正問題(洗建)
    18 オウム反対の世俗的原理主義
     ―転入不受理の論拠と感情(芦田徹郎)
    19 地域の安心・国家の治安
  ―オウム問題から見た日本の「コミュニティ・ポリシング」(野中 亮)ほか
 

●『 仏教と生命倫理の架け橋  』【仏教/専門向き】

   鍋島直樹◆井上善幸◆マルコム.D.エッケル編
"   A5 237頁 3,780円 978-4-8318-2433-2"

   新しい生命操作が可能となった今、かけがえのない命を守るために
   進むべき方向を、仏教の縁起、智慧、慈悲の真理に照らし探究した書。
   親鸞の慈悲理解を通して人間愛の本質を考察。

  【目次】
   T 智慧と慈悲―仏教とキリスト教からの生命倫理
   U 仏教と生命倫理―創と想
   V 生命倫理と法と世界
   W 浄土教と生命倫理―いのちへのまなざし


  【著者】
   兵庫県生まれ。龍谷大学法学部教授(仏教の思想)。
   人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター長。

  【人間・科学・宗教ORC研究叢書】 
   既刊 第1巻〜第6巻

   ・仏教生命観からみたいのち 

"     武田龍精編 A5 253頁 3,780円 978-4-8318-2427-1"

   ・仏教生命観の流れ

"     鍋島直樹ほか編 A5 256頁 3,780円 978-4-8318-2428-8"

   ・宗教者と科学者の対話 

"     武田龍精編 A5 391頁 3,780円 978-4-8318-2429-5"

   ・死と愛
     
"     鍋島直樹編 A5 318頁 3,780円 978-4-8318-2430-1"

   ・現代に生きる仏教社会福祉
    
"     長上深雪編 A5 231頁 3,780円 978-4-8318-2431-8"

   ・共生する世界

"     嵩満也編 A5 246頁 3,780円 978-4-8318-2432-5"



◆◆◆ 法蔵館のこれから出る本 ◆◆◆


【8月末出来予定】
●『 真宗教義学原論T 信楽峻麿著作集 6 』【仏教/専門向き】

"   信楽峻麿著 A5 予460頁 予価9,450円 978-4-8318-3386-0"

   本書は、従来の煩瑣で難解な教義学を根底から覆し、
   親鸞思想の中核である信心論と行道論までもをみごとに論理化。
   教団内だけではなく一般通じるよう客観的に解き明かされた教義学の名著。


●『 真宗教義学原論U 信楽峻麿著作集 7 』【仏教/専門向き】

"   信楽峻麿著 A5 予430頁 予価9,450円 978-4-8318-3387-7"

   
●『 自分の「心」に気づくとき カウンセリングの対話から 』【仏教/一般向き】

"   譲 西賢著 四六判 予188頁 1,680円 978-4-8318-8956-0"

   カウンセリングを通して、苦しみが解きほぐされ、
   健やかな心に変わっていく過程をていねいに分析。
   それをもとに、人間の心が救済される原理を、
   仏教の教えに照らして解明する。


●『 改訂 補陀落渡海史 』【歴史/専門向き】

"   信根井浄著 A5 予788頁 予価16,800円 978-4-8318-7569-3"

   初版刊行後、近接学問に多大な影響を与えた本書が、新出史料
   および新見知を増補し改訂版として待望の刊行。生きたまま小舟で
   南方の観音浄土を目指すという、日本宗教史上の謎に迫る。


☆重版できました☆

"●『 御文 中本 カタカナ版 』【真宗/一般向き】 2,835円⇒3,675円価格改定"

"   立花慧明編 18.5×13.0 和綴 231頁 3,675円 978-4-8318-9252-2"

   寺院、門徒共用。稽古用中型。一帖目〜五帖目までの全編を合本。
   御文元来のカタカナ遣いを用いた。


●『 新訂版 登高座作法 』【真宗/一般向き】

"   大谷派宗務所式務部編 A5 118頁 2,625円 978-4-8318-9106-8"

   式文・嘆徳文の拝読法と登高座作法の解説。


●『 お寺は何のためにあるのですか? 』【真宗/一般向き】

"   撫尾巨津子著 四六判 142頁 1,050円 978-4-8318-8936-2"

   結婚して始めてお寺で生活することになった著者が、お寺の中で
   感じた違和感をなくすために、長い聞法の末にたどりついた、
   お寺の存在意義とは何か。それは、心の安らぎだった。


◆◆◆ 法蔵館書店新着案内 ◆◆◆

●『 2009年(平成21年) 法語カレンダー 』

   真宗教団連合編 42.9×14.8 150円 東本願寺出版部

   法語は「三帖和讃」より選出。写真は野の草木と光を
   テーマにした作品を収めた。

●『 今日のことば 2009 法語カレンダー随想集 第52集 』

   熊谷宗惠著 新書 83頁 90円 東本願寺出版部

   2008年真宗教団連合法語カレンダー法語の解説書。


●『 真宗の基礎 』【 同朋選書39 】

"   宮城リ著 B6 198頁 1,000円 東本願寺出版部"

   親鸞聖人が説かれた「非僧非俗」「知恩報徳」「真俗二諦」
   などの言葉や『大無量寿経』の十八願、『教行信証』の後序を
   通して、私達にとって親鸞聖人の教えがどのような意味を持つ
   のかを改めて考える。

  【目次】
   ・とおきはちかき道理
   ・いし・かわら・つぶてのごとくなるわれら ほか


●『 蓮如上人の門弟の人々』

"   松岡秀隆著 B6 354頁 2,300円 永田文昌堂"

   蓮如上人の多くの門弟の人びとの生涯や生き方をまとめた。

  【目次】
   第一章 蓮如上人と門弟の人々との交流
   第二章 蓮如上人と門弟の人々 ほか


●『 蓮如上人の子どもたち 』

"   松岡秀隆著 B6 428頁 2,500円 永田文昌堂"

   蓮如上人のお子さんのする生涯や活躍の内容、
   その主張をまとめた。

  【目次】
   第一章 概説 蓮如上人とその子どもたち
   第二章 各論 蓮如上人の子どもたち
   ・蓮如上人の妻と子どもたちの生涯年一覧 ほか


●『“無相さん”を偲んで 25回忌 法要記念 』

   木村無相翁25回忌法要世話人会編 
   B6 94頁 800円 永田文昌堂


●『 2008年 安居本講
   「顕浄土真仏土文類」窃以 迷失せる恩徳 』

"   鍵主良敬著 A5 164頁 2,500円 東本願寺出版部"

  【目次】
   序章  真仏土巻の位置と課題
   第一章 真と仮の概要
   第二章 『涅槃経』の問うもの―虚空のごとし
   第三章 無碍光如来の性起の義 ほか


●『 2008年 安居次講「宗名往復録」註解 』

"   木場明志著 A5 256頁 3,000円 東本願寺出版部"

  【目次】
   第1講 宗名論争記録『宗名往復路録』
   第2講 宗名論争研究史
   第3講 安永3年〜4年の第1次論争
   第4講 論争内容とその論拠T  ほか


●『 愚禿鈔講義録 5 』

"   宗正元講述 A5 221頁 2,000円 雲集学舎"

   加藤寿太郎氏の、ほぼ全講にわたるテープ起しをもとに
   有志の協力によって製作。

  【目次】
   ・第二十一講  
   ・第二十二講  
   ・第二十三講  
   ・第二十四講  
   ・第二十五講 ほか


●『 現代語 歎異抄 いま、親鸞に聞く 』

"   親鸞仏教センター著 B6 277頁 1,575円 朝日新聞出版"

   原文、現代語訳、「教えを読み解く」として訳語の解説を収載。
   人間として生きる意味、愚かさや罪の深さを自覚していくことの大切さ、
   善とは何か悪とは何かということを説く。

  【目次】
   ・この本の読み方
   ・序
   ・第一条〜第十八条
   ・後序 ほか


●『 仏教と智慧 』

"   日本仏教学会編 A5 522頁 8,925円 平楽寺書店"

   複雑化する社会で考えられないような凶悪な事件が
   毎日発生する今日、仏教が果たせる役割、仏教の存在意義を
   問い直す。仏陀の悟りの本質「智慧」をテーマにした論文34収載。

  【目次】
   ・親鸞における信心の智慧について(紅楳英顕)
   ・「智慧」と、智と慧と(加治洋一)
   ・法華経註釈文献における智慧―天台智リの場合(瀧英寛)
   ・天台智リにおける禅定と智慧について(武藤明範)ほか


●『 西山流念仏聖列伝 』

"   鷲津清静著 B6 169頁 1,365円 白馬社"

  【目次】
   ・法力房蓮生法師
   ・実信房蓮生上人
   ・南楚上人と倍山上人
   ・臥雲上人と鳳潭上人ほか


●『 聖光と良忠 浄土宗三代の物語 』【浄土選書35】

   梶村昇著 新書 275頁 945円 浄土宗出版

   万民救済の旗を掲げ、法然が創始した浄土宗。
   それを受け継ぎ、展開した二祖聖光、そして地固めを押し進めた
   三祖良忠。新仏教の先駆を担い、宗教というものの在り方を問うた、
   浄土宗三代の物語。

  【目次】
   T 宗祖・法然   
   U 第二祖・聖光   
   V 第三祖・良忠 ほか


●『 ほっとする般若心経 』

   野田大燈文◆高木大宇書画   
"   B6 142頁 1,260円 二玄社"

   ほっとする般若心経。もっともやさしく、わかりやすい、
   仏の教えのエッセンス。癒し、励まし、勇気をくれる、
  「空」の教えの33章。

  【目次】
   1 『般若心経』のこころ   
   2 サングラスを外せ   
   3 ボランティアこそ菩薩行 ほか
    

●『 禅仏教入門 』

   鈴木大拙著◆増原良彦訳 
"   B6 189頁 1,470円 春秋社"

   東洋の文化と思想の真髄を欧米人に示した
   『An Introduction to Zen Buddhism』の翻訳。
   禅思想入門に最適の書。

  【目次】
   一 はじめに
   二 禅とは何か?
   三 禅は虚無的か?
   四 非論理の禅 ほか


●『 門無き門より入れ 精読「無門関」 』

"   山田史生著 B6 293頁 2,415円 大蔵出版"

   無門関の四十八則を分かり易く説いた1冊。
   巻末に原文と訓読付き。

  【目次】
   第一則 犬に仏性はあるのか(趙州ク子)
   第二則 キツネ憑きも風流(百丈野狐)
   第三則 いつも指を立てる(倶胝堅指)
   第四則 達摩にヒゲはない(胡子無鬚) ほか 


●『 雲門 立て前と本音のはざまに生きる 』【唐代の禅僧11】

"   永井政之著 B6 282頁 2,940円 臨川書店"

   「日日是好日」の真意とは―公案集『碧巖録』に多くその言動が
   収録され、今でも身近なところにその言葉が残る、雲門文偃。
   唐末から五代という動乱の時代に、政治権力と緊密な関係を保ちつつ、
   多くの弟子を育て、特に北宋の時代の禅界を席巻した雲門宗の派祖、
   雲門の実像に迫る。

  【目次】
   第一章 雲門文偃の伝記
   第二章 雲門の禅
   第三章 雲門宗の人々 ほか


●『 智の極み 禅問答 いのちの真実をひきだす論理 』

"   中野東禅著 B6 246頁 2,100円 心交社"

   死への恐怖、罪の意識、自己の否定・・・。
   幾多の悩みや苦しみから私たちを解放する「言葉を超えた言葉」。
   美しく生きるための究極の叡智―。禅問答60話をわかりやすく解説。

  【目次】 
   序 人生がやわらかくなる禅問答 60話
   第一章 こころについての禅問答
   第二章 いのちについての禅問答
   第三章 浄らかさに共鳴する禅問答 ほか


●『 上座部仏教の思想形成 ブッダからブッダゴーサへ 』

"   馬場紀寿著 A5 305頁 9,300円 春秋社"

   上座部仏教はどのように形成され、パーリ正典はいかにして成立したのか。
   このような問題意識の下に、上座部仏教の思想形成を解明する。

  【目次】
   第一篇 成仏伝承の展開
   第二篇 修行体系の再構築
   第三篇 パーリ正典の確立  ほか


●『 世界史を書き直す日本史を書き直す 阪大史学の挑戦 』
                 【懐徳堂ライブラリー8】

  (財)懐徳堂記念会編   
"   B6 234頁 2,940円 和泉書院"

  「日本史」「世界史」など縦割りされた歴史研究の統合を
  模索しつつ、どのようにすれば新しい研究成果を市民社会や
  歴史教育の現場に活かすことが出来るのか―。
  「市民のための歴史学」「国際人のための歴史学」を目指す
  阪大史学の挑戦!!

  【目次】
   第一章 輸入代替としての産業革命(川北稔)
   第二章 帰ってきた男―草原とオアシスのあいだ(坂尻彰宏)
   第三章 海と貿易がつくった世界史(桃木至朗)
   第四章 神国日本と仏国日本(平雅行) ほか


●『 中世社会の一揆と宗教 』

"   峰岸純夫著 A5 430頁 7,140円 東京大学出版会"

   中世の諸階級の意識や日常生活に目配りし、諸階級の連合のもとでの
   民衆のたたかいを考えた論文など収載。

  【目次】
   第T部 中世民衆の意識と一揆
   第U部 本願寺教団と一向一揆 ほか


●『 近世の宗教と社会 2 国家権力と宗教 』

   井上智勝◆高埜利彦編   
"   A5 310頁 11,550円 吉川弘文館"

   近世の宗教を、近世国家権力および支配との関係性において
   捉えることを目的とした論考11編を収録。

  【目次】
   T 宗教統制と宗教者組織
   U 権力の正統化と宗教
   V 門跡と朝廷 ほか


●『 神仏のしづめ 』【 梅原猛「神と仏」対論集 第四巻 】

"   梅原猛◆松岡心平著 B6 265頁 1,995円 角川学芸出版"

   観阿弥、義満・正成・・・。中世の怨霊たちを呼び出して、
   能が「怨霊鎮魂の劇」であることを、改めて問う。

  【目次】
   第一章 能の力―怨霊鎮魂劇
   第二章 能と神仏―世阿弥の宗教
   第三章 「悲劇の誕生」―世阿弥の闇 ほか


●『 議論好きなインド人 対話と異端の歴史が紡ぐ多文化世界 』

   アマルティア・セン著◆佐藤宏◆粟屋利江訳  
"   B6 686頁 3,990円 明石書店"

   神秘主義でも、宗教原理主義でも、核兵器でも、
   IT産業や暗算力でもない。3000年の歴史に探る民主主義の水脈。
   ノーベル経済学賞受賞者が解き明かす真に学ぶべきインド。

  【目次】
   第T部 声と異端
   第U部 文化とコミュニケーション
   第V部 政治と異議申し立て
   第W部 理性とアイデンティティ ほか


●『 文化の型 』【 講談社学術文庫 1881 】

   ルース・ベネディクト著◆米山俊直訳   
"   文庫 402頁 1,260円 講談社"

  『菊と刀』で知られる著者の代表作。北アメリカ、メラネシアの
  三つの未開社会の文化を分析し、それらの性質が秩序や慎しみを
  もつアポロ型と、陶酔や興奮を伴うディオニソス型であることを
  明らかにする。併せて人類学の相対主義的立場、文化の多様性、
  社会の性格、個人と文化の関係等にも論及。「文化とパーソナリティ」
  の問題の先駆をなした書。

  【目次】
   第一章 慣習の科学
   第二章 文化の多様性
   第三章 文化の統一性
   第四章 ニュー・メキシコのプエブロ ほか


●『 漢字道楽 』【 講談社学術文庫 1883 】

   阿辻哲次著 文庫 243頁 924円 講談社

   3000年以上昔の甲骨文字の時代から、漢字はどのように造られ、
   生活をうるおし、文化圏を広げてきたのか。その魅力と歴史、
   未来への可能性を語り尽くしたユニークな漢字文化論。

  【目次】
   プロローグ 漢字ブーム
   第一章 漢字との出会い
   第二章 古代文学を楽しむ
   第三章 古代文字の世界に学ぶ
   第四章 漢字の宇宙 ほか


●『 西田哲学を読む 1 場所的論理と宗教的世界観 』

"   小坂国継著 A5 236頁 2,730円 大東出版社"

   難解とされる西田の文章を整理し、個々の用語を分かりやすく
   説明しながら、その根本の思想を完結に要約。古典の注釈本のごとき、
   行き届いた註解と解説を施した一冊。

  【目次】
   第一章 場所的論理と宗教
   第二章 逆対応と宗教心
   第三章 自己と超越者
   第四章 宗教の本質 ほか


●『 くらしの仏教語豆事典 上 下巻 』

   辻本敬順文◆寄藤文平絵
   文庫 上巻274頁 下巻237頁 各630円 本願寺出版社

   初版以来25年のロング・ベストセラーを大リニューアル。
   日本人のくらしが仏教といかに関連深いかわかる全225話。
   見開き完結どこから読んでもおもしろくってためになる。

   上巻【目次】
      ・愛 ・アイウエオ ・愛敬、愛相 ・挨拶 ほか

   下巻【目次】
      ・頭巾 ・双六 ・頭陀袋 ・頭北面西 ほか


●『 ブッダの教え一日一話 今を生きる366の智慧 』

   アルボムッレ・スマナサーラ著  
"   新書 207頁 1,155円 PHP研究所"

   ブッダの教えを学ぶ事で幸福への道がわかるようになる。
   スリランカ仏教界の長老が、日常に役立つブッダの教えを
   一日一話形式で説く。


●『 みんなに読んでほしい本当の話 
     おしょうさんも泣いた25の生き方 』

   篠原鋭一著◆長谷川葉月絵   
"   B6 173頁 1,500円 興山舎"

   心の底から人を信じる生き方、親父を誇りに思える生き方、
   自分の心を磨く生方…。そんな「泣ける」25の実話を紹介。

  【目次】
   ・車イスからの祝辞
   ・クリスティーナとの出会い
   ・お前がいるから幸せなんだ
   ・人間やりなおせますか ほか


●『 みんなに読んでほしい 本当の話 第2集
     おしょうさんも救われた25の生き方 』

   篠原鋭一著◆長谷川葉月絵   
"   B6 171頁 1,500円 興山舎"

   思いやりの人になるために、逆境から生まれ変わるために、
   本当の親子になるために・・・。そんな感動する25の実話を紹介。

  【目次】
   ・日本一の卒業式   
   ・亡き一人娘からの手紙   
   ・心のノーサイド  ほか


●『 岩波講座 哲学13 宗教/超越の哲学 』

   末木文美士◆野矢茂樹◆小林敏明ほか著  
"   A5 269頁 3,360円 岩波書店"

   宗教的なるものの力と危うさと知と信、善と悪、存在と無の境に
   拡がるスリリングな問題圏へパラドックスを突破しようとする
   理性と言語の身振り思考の最前線をゆく。

  【目次】
   ・展望 超えるということ(末木文美士)
    T いま宗教は?1 「語りえぬもの」をめぐって(野矢茂樹)ほか
    U 精神の古層へ1 神話/儀礼/王権(彌永信美)ほか
   ・概念と方法(西平直)ほか


●『 ティク・ナット・ハンの抱擁 』

   ティク・ナット・ハン著◆高橋宣壽翻訳監修◆中野民夫解説 
"   A5 238頁 1,680円 現代メディア"

   美しい自然の写真とともに心に響いてくる珠玉の言葉を収載。


●『 ジッポウ 6 特集 平和なれ チベット 』

   ダイヤモンド社編◆仏教総合研究所編集協力 
   B5 140頁 998円 ダイヤモンド社

  【目次】
   特集 平和なれ チベット。
   インタビュー 宮崎哲弥「誤った道を行こうとする友」ほか
   第1部 チベット仏教の現在
   第2部 激動のチベット ダライ・ラマ13世と二人の日本人 ほか


●『 日本の美術 No.507 禅宗の彫刻 』

   独立行政法人国立博物館(東京/京都/奈良/九州)
   ◆独立行政法人文化財研究所(東京/奈良)監修◆浅見龍介編 
"   A5変 98頁 1,850円 至文堂"

  【目次】
   ・はじめに
   ・中国宋時代禅刹の彫刻
   ・鎌倉時代前期の宋風の導入
   ・鎌倉五山と京都五山の仏像 ほか


●『 日本仏教綜合研究 第6号(2007年度号)』

   日本仏教綜合研究学会編 
"   A5 108頁 2,625円 日本仏教綜合研究学会"

   日本仏教を研究対象とする研究者間の情報交換や、
   分野を超えて交流する研究会として2002年4月に設立された
  「日本仏教綜合研究学会」の会報誌の第6号。

  【目次】
   ・講演 顕密体制論以後の仏教研究
     ―中世の諸宗論から(末木文美士)ほか
   ・論文 板碑を通してみる中世東国の宗教世界(佐藤弘夫)ほか
   ・書評 冨島義幸『密教空間史論』(法蔵館 2007年)(丸山茂) 


●『 一心の華 第二十六巻 親鸞の師 天親・曇鸞の思想 』

   本多弘之述◆歎異の会編   
"   A5 175頁 1,575円 歎異の会"


●『 教化研究 142 』

"   教化研究所編 A5 157頁 1,200円 真宗大谷派宗務所"

  【目次】
   ・巻頭言 教育の原点―人間そのものを問う(小川一乗)
   ・諸仏の称名―親鸞の第十七願理解(義盛幸規)  ほか


●『 同朋 8月号 』

   真宗大谷派宗務所出版部論   
   A5 80頁 300円 東本願寺出版部

  【目次】
   ・巻頭グラビア ひがた記 消えては現れる水辺の世界(太田順一)
   ・宙返りの練習 もってこいの日(田口ランディ) ほか


●『 在家佛教 8月号 』

   在家仏教協会編 A5 100頁 440円 在家仏教協会


●『 大乗 8月号 』

   大乗刊行会編 A5 89頁 394円 本願寺出版社


●『 大法輪 8月号 
    特集(仏教の智慧)呼吸法と健康法 』

   小山弘利編 A5 244頁 840円 大法輪閣


☆ 今 月 の お す す め ☆

●『 現代社会と浄土真宗の課題 
   信楽峻麿先生傘寿記念論集 』在庫僅少

   信楽峻麿先生傘寿記念論集編集委員会編  
"   A5 566頁 17,850円 978-4-8318-7691-1"

   多様性が加速し人間の生き方に明確な方向性を
   示す事ができなくなった現代社会において、
   浄土真宗は宗教教団としての本来の役割を果すことが
   できるのかを根底から問い直す。


☆ お 盆 フ ェ ア ☆

各派や地域によって、しきたり等が異なりますが
日本の仏教行事【お盆】におすすめの書籍をご用意いたしました。
この機会に是非!!仏教の知識を深めてみませんか?

●小事典セット     

・浄土宗小事典

"  石上善應編 四六判 227頁 1,890円 978-4-8318-7062-9"

・禅宗小事典

"  石川力山編 四六判 340頁 2,520円 978-4-8318-7064-3"

・真言宗小事典

"  福田亮成編 四六判 238頁 1,890円 978-4-8318-7066-7"

・真宗小事典

"  瓜生津隆真ほか編 四六判 254頁 1,890円 978-4-8318-7067-4"

・日蓮宗小事典
 
"  小松邦彰ほか編 四六判 273頁 1,890円 978-4-8318-7068-1"


・新版 仏教学辞典

"  多屋頼俊ほか編 四六判 613頁 5,880円 978-4-8318-7009-4"
 

●仏教入門セット

・数珠のはなし

"  谷口幸璽著 四六判  90頁 1,020円 978-4-8318-6413-0"

・仏壇のはなし

"  谷口幸璽著 四六判 90頁 1,000円 978-4-8318-6415-4 "

・墓のはなし
  
"  福原堂礎著 四六判 88頁 1,000円 978-4-8318-6417-8"

 
・増補新版 戒名
 
"  島田裕巳著 四六判 230頁 2,100円 978-4-8318-7117-6 "


・お寺は何のためにあるのですか?
 
"  撫尾巨津子著 四六判 142頁 1,050円 978-4-8318-8936-2"

 
・『歎異抄』もの知り帳

  野々村智剣著 四六判 122頁 735円 978-4-8318-8960-7



◆◆◆ 法蔵館書店売行き7月ベスト10 ◆◆◆

順位 書名 / 著者名/ 出版社名 / 税込価格

1 真宗の基礎
"  宮城 リほか 東本願寺出版部 1,000円"
2 門徒もの知り帳 上巻
  野々村智剣  法蔵館      600円
3 唯信鈔講義
"  安冨信哉   大法輪閣    2,100円"
4 門徒もの知り帳 下巻
  野々村智剣  法蔵館      600円
5 いつでもどこでも一分間法話200
"  飛鳥居昌乗  法蔵館     1,575円"
6 こんなことが聞きたかった
  山本 隆   法蔵館      450円
7 後生の一大事
"  宮城 リ   法蔵館     1,050円"
8 くらしの仏教豆事典 下巻
  辻本敬順   本願寺出版社   630円
9 くらしの仏教豆事典 上巻
  辻本敬順   本願寺出版社   630円
10 親鸞と如信
"  今井雅晴   自照社出版   1,890円"


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2008年08月18日(月) No.337 (法藏館書店ニュース)

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