法藏館新刊話題の本のお知らせ

法蔵館書店ニュース 2008/12/5 101号
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法 蔵 館 書 店 ニ ュ ー ス  2008/12/5  101号

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☆ 年 末 年 始 営 業 の お 知 ら せ ☆

2008年12月30日(火)〜2009年1月4日(日)の間休業させていただきます。
年内発送は12月25日(木)までの受付になります。
それ以後のご注文は2009年1月7日(水)以降の発送になりますのでご了承下さい。
この一年お引き立ていただきまして誠に有難うございました。
来年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。


☆ 話 題 の 本 ☆

10/20史学雑誌 第117編 第10号掲載
●『 古代中世史の探究 』【歴史/一般向き】

   大和を歩く会編 四六判 421頁 3,990円 978-4-8318-7567-9 


10/21出版ダイジェスト掲載
●『 エロスの国・熊野 』【思想/一般向き】
   
   町田宗鳳著 四六判 225頁 2,730円 978-4-8318-7139-8


11/2朝日新聞情報ホルダー掲載
●『 国家と宗教 上巻・下巻  宗教から見る近現代日本 』【歴史/専門向き】

   本洗建・田中滋編 A5 上巻483頁/下巻627頁 各3,675円 
   978-4-8318-8170-0、8171-7


11/16読売新聞よみうり堂、11/8文化時報掲載
●『 秀吉の大仏造立 』【歴史/一般向き】
 
   河内将芳著 四六判 227頁 2,100円 978-4-8318-7583-9

大乗11月号掲載
●『 わたしの放浪記 』【文学/一般向き】

   佐々木久子著 四六判 214頁 1,529円 978-4-8318-8064-2 

 
◆◆◆ 法蔵館新刊案内 ◆◆◆

●『 暮らしの中の、ちょっと気になる話 』【真宗/一般向き】

   和田真雄著 四六判 112頁 1,050円 978-4-8318-8958-4

   真宗大谷派僧侶でありカウンセラーである著者が、
   実際の悩み・苦しみを通して語る短編法話集。なぜ苦しむのか――
   他人事ではない事例をもとに、その心を具体的に易しく説く。

  【目次】
   ・子煩悩な親に育てられた子どもは・・・
   ・お釈迦さまのようには悟れない・・・
   ・元の木阿弥にはなりたくない・・・
   ・願われて、包まれて、守られて・・・
  【著者】
   1953年岐阜県生まれ。1975年信州大学人文学部卒業。
   1980年大谷大学大学院修了。大谷大学特別研究員を経て、
   法藏館入社。龍谷大学でカウンセリングを学び、1989年
   カップル・カウンセリングを設立、結婚および夫婦関係の
   カウンセリングを始める。また1990年より「ほのぼの結婚
   講座」を開講。2002年法藏館退職。
   現在、カップル・カウンセリング代表、有限会社和田企画取締役。


  【著書】
   ・まんが正信偈のおはなし 上巻
     B5 56頁 700円 978-4-8318-8115-1 (1998年 法蔵館)
   ・まんが正信偈のおはなし 下巻
     B5 72頁 700円 978-4-8318-8116-8 (1998年 法蔵館)
   ・楽しくわかる歎異抄 上巻
     A5 128頁 750円 978-4-8318-2118-8 (1999年 法蔵館)
   ・楽しくわかる歎異抄 下巻
     A5 151頁 1,000円 978-4-8318-2119-5 (2005年 法蔵館)
   ・楽しくわかる阿弥陀経
     A5 75頁 650円 978-4-8318-2111-9 (1990年 法蔵館)
   ・楽しくわかる正信偈  
     A5 126頁 650円 978-4-8318-2112-6 (1991年 法蔵館)ほか


●『 彦根藩井伊家文書浄土真宗異義相論「承応の鬩牆」を発端とする
本願寺・興正寺一件史料 』【龍谷大学仏教文化研究所研究叢書20】

   平田厚志編 A5 821頁 18,900円 978-4-8318-7288-3 【歴史/専門向き】

   江戸時代初期、当時本末関係にあった西本願寺と興正寺との間で
   起こった事件の発端、経過、顛末を彦根城博物館に残る当時の関係者の
   書簡から読み解く、初翻刻史料。年表付き。

  【目次】
   ○史料編(彦根藩井伊家文書「浄土真宗異義相論」)
    ・補註 ・文書細目一覧 ・承応の鬩牆記・浄土真宗異義相論対照年表
   ○研究論文編
    ・承応・明暦・万治期における本願寺・興正寺出入り一件 総論
    ・興正寺からみた承応の鬩牆 ・明性寺文書 ・『承応鬩牆記』をよむ
    ・『浄土真宗異義相論』にみる准如と井伊直政の関係についての一考察
 

●『 大系真宗史料 伝記編 2 御伝鈔注釈 』【歴史/専門向き】

   塩谷菊美担当 A5 470頁 9,450円 978-4-8318-5052-2

   絵巻物である『親鸞伝絵』から詞書を抜き出した
   『御伝鈔』の注釈書「御伝鈔聞書」「御伝鈔私記」
   「御伝照蒙記」「御伝鈔演義」を収録。近世における
   真宗門徒の信仰内容を探る。

  【目次】
   ・(参考)「御伝鈔」(真宗寺本)
    1 御伝鈔聞書 2 御伝抄私記 3 御伝照蒙記 4 御伝鈔演義(抄)
   ・解題(塩谷菊美) ・解説 自行化他の学問(塩谷菊美) ほか


既刊  5冊
伝記編2 御伝鈔注釈 A5 470頁 9,450円 978-4-8318-5052-2
伝記編3 近世親鸞伝 A5 478頁 10,500円 978-4-8318-5053-9
伝記編6 蓮如絵伝と縁起 A5 414頁 10,500円 978-4-8318-5056-0
文書記録編6 蓮如御文 A5 470頁 8,925円 978-4-8318-5065-2
文書記録編11 一向一揆 A5 453頁 10,500円 978-4-8318-5070-6


●『 五来重著作集 第7巻 民間芸能史 』【民俗/専門向き】

   山路興造担当 A5 472頁 8,925円 978-4-8318-3413-3

   永年全国各地を歩いて調査・収集した膨大な民間芸能の資料を分析し、
   文献で考証しながら、その歴史と実態を明らかにしていき、庶民信仰の
   本質と芸能の発生の原点を解明する。

  【目次】
   T 踊念仏と風流 
   U 民間芸能の諸相
   V 芸能史と民間芸能 ほか

☆既刊 第1巻〜第6巻☆
   第1巻 日本仏教民俗学の構築
    A5 444頁 8,925円 978-4-8318-3407-2
   第2巻 聖の系譜と庶民仏教
    A5 561頁 9,975円 978-4-8318-3408-9
   第3巻 日本人の死生観と葬墓史
    A5 385頁 8,925円 978-4-8318-3409-6
   第4巻 寺社縁起と伝承文化
    A5 434頁 8,925円 978-4-8318-3410-2
   第5巻 修験道の修行と宗教民俗
    A5 494頁 8,925円 978-4-8318-3411-9
   第6巻 修験道霊山の歴史と信仰
    A5 422頁 8,925円 978-4-8318-3412-6


◆◆◆ 法蔵館のこれから出る本 ◆◆◆

【12月下旬出来予定】
●『 日本仏教史における東大寺戒壇院 』【GBS論集6】【歴史/専門向き】

   GBS実行委員会編 A4 予140頁 2,100円 

   仏教の基本的規律である戒律に目を向け仏教はじめ日本の文化、
   社会における戒律のありようを明確にした1冊。東大寺戒壇院の
   最新の発掘成果、現代の東大寺の受戒作法も掲載。


☆重版できました☆

●『 お浄土はいのちのふるさと 』【真宗/一般向き】

   小川一乗著 四六判 115頁 1,050円 978-4-8318-8932-4

   何のために生きているのか。どうして頑張り続けなければならないのか。
   疲れ切った現代人の心に、縁起の道理を知り涅槃寂静の世界に生きる
   安らかな人生のあることを提言する。


●『 野間宏文学と親鸞 ― 悪と救済の論理 』【文学/専門向き】

   張 偉著 A5 254頁 7,350円 978-4-8318-7267-8

   中国文化大革命で人の心の闇を体験した著者が、
   晩年の野間宏との書簡のやりとりを通じ、人間 野間宏、
   その文学世界と親鸞との関わりを深く追究し、東洋人の
   視点で野間文学を再解読した傑作論考。   
                       

●『 密教辞典 』【密教/一般向き】

   佐和隆研・高井隆秀・田村隆照ほか編集
   菊判 906頁 9,975円 978-4-8318-7050-6

   インド・チベットの密教等世界的視野にたっての解説。
   豊富な挿図。厳選された項目。関連ある内容は総括し
   項目相互の関係が理解出来るよう編集。宗勢一覧、
   曼陀羅尊名一覧表等の付録。


●『 葬儀中陰勤行集 』【経本】

   東本願寺式務部校閲 菊判 116頁 2,940円

   和綴本・寺院用。枕経、葬儀式還骨勤行、中陰勤行。
   付録として葬儀とその前後の行事次第を説明。


◆◆◆ 法蔵館書店新着案内 ◆◆◆

●『 仏さまはどこにおられますか?』【伝道ブックス65】

   近田昭夫著 新書 55頁 250円 東本願寺出版部

   日頃習慣のように向き合い口にしているご本尊、
   お経についての無意識を改め問い直す。
   大切な人の死や、家庭でのお内仏に向き合う場を機縁に、
   私たちひとりひとりにかけられた仏さまの真の願いを
   明らかにした1冊。

  【目次】
   一 なぜ、絵像・木像の阿弥陀如来を本尊としているのか
   二 人の死で、なぜ経が読まれるのか ほか


●『 如来のよび声に気づく 六字釈のこころと二河白道 』
                 【報恩講法話集第8弾】

   梯實圓◆天岸淨圓著 B6 99頁 840円 自照社出版

   親鸞聖人が受けとめられた“まことの念仏”の
   意味とは・・・。南無阿弥陀仏の六字の本来のすがたを、
   解き明かされた善導大師―。その教えを法然聖人から
   受け継がれた親鸞聖人の“念仏往生”の本意を『教行証文類』
   の「六字釈」「二河百道」から語り尽くす。
   報恩講法話集第8弾。

  【目次】
   ・六字釈のこころ(其の一)―帰命釈(梯實圓)
   ・善導大師と二河白道の譬(天岸淨圓) ほか


●『 念仏と流罪 承元の法難と親鸞聖人 』

   梯實圓◆平松令三◆霊山勝海著 B6 159頁 840円 本願寺出版社

   3人の碩学が、日本仏教史・浄土教理史・真宗学の分野から、
   法難の実相に迫る。≪承元の法難800年特別講演会講演録≫

  【目次】第一回 法然聖人の念仏思想―とくに承元の法難をめぐって(梯實圓)
      第二回 法難と流罪(平松令三)
      第三回 赦免以後の宗祖の教化(霊山勝海)


●『 お浄土があってよかたね 医者は坊主でもあれ 』

   宮崎幸枝著 B6 277頁 2,100円 樹心社

  「ようこそ、ようこそ」念仏者である医師が、
   ビハーラの心で患者さんや看護師さんたちと真向かい、
   共に歩む日々。

  【目次】
   第一章 ようこそ、ようこそ「お浄土があってよかったね」
   第二章 ビハーラとの出遇い―病院仲間たちの言葉
   第三章 来て良かった!―いのちを見つめる旅 ほか


●『 あんたも わたしも みな兄弟 』

   小林浄子著 B6 144頁 1,700円 永田文昌堂

   生まれてきてよかった、生きていてよかった、
   お念仏にあえてよかったと思える法話集。

  【目次】
   ・本願成就文 ・美しい姿 ・死の解決 ・自殺はしないで ほか


●『 見えない今、見える明日 』

   森重一成著 B6 152頁 1,050円 探究社

  【目次】
   第一章 不安と不信の時代に生きる
   第二章 難信の時代だからこそ
   第三章 お浄土について考える
   第四章 阿弥陀さまとお念仏 ほか


●『 四十八願の浄土 』

   波佐間正己著 B6 215頁 1,680円 探究社


●『 親鸞聖人行実 』

   教学研究所編著 A5 450頁 3,000円 東本願寺出版部

  『新訂親鸞聖人行実』(1960年 教学研究所編)を大幅に
   増補改訂した1冊。新たに親鸞聖人の伝記に関する伝承史料
   を掲載。

  【目次】
   ・親鸞聖人行実 
   ・略系図 
   ・三本対照親鸞聖人門侶交名牒 
   ・史料翻刻(漢文)ほか


●『 浄土の哲学 高僧和讃を読む 上 』

   大峯顯著 B6 435頁 2,940円 本願寺出版社

   親鸞聖人の詩的言語に最も肉薄した宗教学者によって
   解き明かされる浄土真宗のダイナミズム。東洋の叡智と
   西洋哲学の出会いから生まれた仏教の新たな1ページ。
   シリーズ「三帖和讃講義」(全6巻)第1回配本。

  【目次】
   ・龍樹菩薩  
   ・天親菩薩   
   ・曇鸞和尚  
   ・人名索引 ほか


●『 歎異抄とともに 』

   山崎龍明著 B6 122頁 1,050円 永田文昌堂

  【目次】
   T『歎異抄』とはどんな書物か
   U『歎異抄』の異義とは
   V『歎異抄』はいのちの書  ほか


●『 涅槃経の教え「わたし」とは何か 』

   古田和弘著 B6 174頁 1,000円 東本願寺出版部

   阿闍世に救いはあるのか?「如来」とは?「衆生」とは?
  「わたし」とはどのような者なのか?親鸞聖人が大切にされた
  『涅槃経』の教えがいま明らかに―。

  【目次】
   第一章 『涅槃経』と真宗
   第二章 釈尊の入滅
   第三章 如来すなわち涅槃なり
   第四章 衆生とは何か(一) ほか


●『 法話「阿弥陀経」』

   溪 宏道著 B6 247頁 2,000円 探究社

  『阿弥陀経』とは・・・。『阿弥陀経』について学んでみたい、
  という声に応えて、長年、布教の現場に立っている著者が法話
  形式で分かりやすく解説。

  【目次】
   第一話 『阿弥陀経』とは
   第二話・第三話 『阿弥陀経』の序文1,2
   第四話・第五話 極楽と阿弥陀仏1,2 ほか


●『 歎異抄講義 6 』

   宮城リ講述 A5 174頁 1,260円 歎異抄講義刊行会

   現代社会の課題を「歎異抄」に学ぶ。
   四国教区阿波組教化委員会主催『歎異抄』学習会の講義録。

  【目次】
   第二十一講 第六章 二
   第二十二講 第六章 三
   第二十三講 第七章 一
   第二十四講 第七章 二 ほか


●『 正信偈の教え 上 』

   古田和弘著 B6 207頁 1,000円 東本願寺出版部

   日々のおつとめ「正信偈」の一つ一つをていねいに読み解き、
   わかりやすく解説した「正信偈」の入門書。
  「正信偈」の前文「偈前の文」から、依経段の終わり「難中之難
   無過斯」までを収載。『同朋新聞』で連載中の「正信偈の教え
   みんなの偈」をまとめた1冊。


●『 高崎直道著作集 第二巻 大乗仏教思想論T』

   高崎直道著 A5 518頁 9,975円 春秋社

   大乗仏教の思想的本質を概説し、大乗経論の成立から
   アジア的展開までを網羅。第1回配本。創業90周年記念出版。

  【目次】
   第一部 仏教思想の原点
   第二部 大乗仏教の成立と展開
   第三部 大乗経典・論典について
   第四部 大乗仏教のアジア的展開 ほか


●『 浄土論講義 5 』

   藤元正樹述 A5 147頁 1,260円 藤元正樹刊行会

  【目次】
   第十七講 第十八講 第十九講 第二十講


●『 法然上人絵伝集成 1 本朝祖師伝記絵詞(善導寺本)』

   中井真孝編 A4 202頁 8,400円 浄土宗

   法然上人800年大遠忌を記念し発行。

  【目次】
   ・影印篇 ・翻刻篇 ・研究篇  ほか


●『 法然上人絵伝集成 2 本朝祖師伝記絵詞(妙定院本)』

   中井真孝編 A4 320頁 10,500円 浄土宗

   法然上人800年大遠忌を記念し発行。

  【目次】
   ・影印篇 ・翻刻篇 ・研究篇 ほか



●『 空海とアイヌの世界 もう一つの人間の大地 』

   北尾克三郎著 B6 127頁 1,050円 プロスパー企画

   あるがままに生きる生物共通の知力を論理的に説いた、
   弘法大師空海。民族の伝統文化を継承し今日を生きる
   アイヌの知力と空海の説く知力を結びつけて考察した1冊。

  【目次】
   T 空海の構想   
   U アイヌの世界   
   V 知力と今日 ほか


●『 空海要語辞典 V 』

   福田亮成編 A5 523頁 12,600円 山喜房佛書林


●『 空海をめぐる人物日本密教史 』

   正木晃著 B6 295頁 2,310円 春秋社

   最新の研究成果にもとづく詳細な空海伝と、個性豊かな
   密教者たちの生涯をとおして、奈良から江戸時代までの
   密教の歴史を紐解く。

  【目次】
   第1章 空海以前―役行者・玄オ・道鏡
   第2章 空海―日本密教の創造者
   第3章 空海以後―台密と東密の展開 ほか


●『 空海の企て 密教儀礼と国のかたち 』

   山折哲雄著 B6 246頁 1,575円 角川学芸出版

   天皇と国家の鎮護に密教儀礼を持ち込み、国家統治と
   今日の象徴天皇制につながるシステムをつくった空海。
   密教思想と国家のかかわりを描いた画期的な空海論。

  【目次】
   1 空海の「密教コード」
   2 玄オ・道鏡につながる空海
   3 坂口安吾の小説『道鏡』
   4 性差(ジェンダー)から自由だった女帝 ほか


●『「正法眼蔵」で生きる智慧 道元禅入門・珠玉の言葉56 』

   公方俊良著 B6 250頁 1,554円 サンガ

  『正法眼蔵』の全巻の中から、核心というべき教えを抽出し、
   それらの珠玉の言句を、身近な事例を通して平易に解説。

  【目次】
   ・心に充実感をもたらす最高の哲学
   ・道元禅師・人と著作 ほか


●『 無の道を生きる 禅の辻説法 』

   有馬鋳齟 新書 219頁 735円 集英社

   京都仏教会を束ね、物言う禅僧として世界レベルで行動する
   異色の名僧が、その数奇な人生の中で禅の心と共に培ってきた
   正味の生き方を語る。そこには、現代の迷う心を解き放つ知恵が
   満ちている。覚えておきたい禅語・仏教用語解説つき。

  【目次】
   第一章 禅って、なんやろ?
   第二章 人を育てる
   第三章 人を動かす
   第四章 文化を育てる ほか


●『 一日一話 菜根譚講話 』
  
   篠田英雄編 B6 414頁 2,940円 麗澤大学出版会

  「人、常に菜根を咬み得ば、すなわち百事なすべし」
   中国明代の古典を、日本近代稀有の禅僧・釋宗演の講話で
   味読する!

  【目次】
   ・菜根譚題詞
   ・前集 225条(1月1日〜8月12日)
   ・後集 134条(8月13日〜12月24日)
   ・補遺 7条(12月25日〜同31日)ほか


●『 正倉院宝物に学ぶ 』

   奈良国立博物館編 B6 423頁 3,150円 思文閣出版

   正倉院宝物のもつ世界に類例のない伝世品としての
   多様なその歴史、文化、芸術的な価値を紹介。

  【目次】
   第T部 正倉院研究の現在 正倉院学術シンポジウム2005
   第U部 正倉院宝物と8世紀東アジアの文化 正倉院学術シンポジウム2006
   第V部 守る・伝える 正倉院宝物 正倉院学術シンポジウム2007 ほか


●『 破戒と男色の仏教史 』【 平凡社新書441 】

   松尾剛次著 新書 207頁 756円 平凡社

   男色は文化だった!破戒と持戒のはざまで僧侶たちは
   悩み、新たな仏教のあり方を生みだした。僧侶の身体論から、
   日本仏教を読み解く。

  【目次】
   第一章 持戒をめざした古代
   第二章 破戒と男色の中世
   第三章 破戒と持戒のはざまで
   第四章 近世以後の戒律復興 ほか


●『 日本の民俗 1 海と里 』

   安室知◆小島孝夫◆野地恒有著   
   B6 261頁 3,150円 吉川弘文館

   海や里、そして山を舞台に人々はいかにして生活の糧を
   得ていたのだろうか。海・里・山の生業が重なり、営まれる
   様子を描き出す。生活や生業の技術をもとに、村の複合的な
   あり方を捉えなおし、多様な姿を提示する。

  【目次】
   ・重層する海と里(安室 知)
   T海付の村に生きる(安室 知)
   U離島のくらしと変容(小島孝夫)
   V海の行動学(野地恒有) ほか


●『 聖地感覚 』

   鎌田東二著 B6 295頁 2,000円 角川学芸出版

   聖地のなにが人を惹きつけるのか。人類の永遠の問いに
   挑戦する画期的フィールドワーク。

  【目次】
   序章 よみがえる聖地感覚
   第一章 聖なるエネルギーと情報
   第二章 聖なる場所の感覚
   第三章 聖なる場所の秘密  ほか


●『 初期仏教キーワード 』

   星飛雄馬著 A5 165頁 2,415円 サンガ

   人気シリーズ「ブッダの実践心理学」(アルボッレ・
   スマナサーラ、藤本晃著、サンガ刊)を読むための
   ハンディな副読本!難解とされるテーラワーダ仏教の
   基礎用語を、この1冊で完全網羅!!

  【目次】
   序章 paramattha-sacca(勝義諦)
   第一章 citta(心)に関する言葉
   第二章 cetasika(心所)に関する言葉  ほか


●『 仏教入門 ほとけの救い 』

   寺内大吉著 B6 255頁 1,600円 心交社

   ともすればとっつきにくい経典や名僧のことばを
   独特の感性で説く。異彩の師の「大吉節」は私たちの
   いちばんの救いとなるだろう。

  【目次】
   第一章 経典のことば
   第二章 名僧のことば
   第三章 大乗仏教の幻光 ほか


●『 仏教ではこう考える 』

   釈 徹宗著 新書 245頁 798円 学習研究社

   どんな難問・奇問・珍問にも答える住職、シャク先生が、
   絶妙の回答で“仏教の思考法”を教えてくれる1冊。

  【目次】
   第一部 紙上問答編
   第二部 日々の問答編 ほか


●『 いきなりはじめるダンマパダ お寺で学ぶ「法句経」講座 』

   釈 徹宗著 B6 316頁 1,680円 サンガ

   仏教のバイブルと言われる『ダンマパダ』を解説。
   ライブ感あふれるユニークな仏教講座ここに開講!

  【目次】
   第一講 『ダンマパダ』への入り口
   第二講 『ダンマパダ』で学ぶ仏教の基礎
   第三講 ダンマパダの語る世間
   第四講 ダンマパダが説く日常生活の倫理 ほか


●『 宗教多元主義を学ぶ人のために 』

   間瀬啓允編 B6 315頁 2,100円 世界思想社

   プルーラリズム(多元主義)の時代に宗教はどうあるべきか?
   宗教理解にはパラダイム変換をもたらし、未来世代には行動指針
  「アジェンダ21」を提示する「宗教多元主義」とはどのような思想か。
   その基本的な考え方をさまざまな角度から検証する。

  【目次】
   T 宗教多元主義は宗教をどう捉えるか
   U 宗教多元主義は何でないか
   V 宗教多元主義をどう見るか
   W 宗教多元主義からの「アジェンダ21」 ほか


●『 仏像の見方がすぐわかる本 』

   副島弘道監修 A5変 151頁 1,450円 主婦と生活社

   楽しくて、おもしろい仏像入門書。

  【目次】
   第一章 仏像の感じ方を知る 仏像の魅力、20のポイント
   第二章 名前と特徴 仏像のプロフィール
   第三章 つくり方を知る 仏像ができるまで
   第四章 感動の対面 仏像に会いに行こう ほか


●『 DVDブック 実践 ブッダの瞑想法 』 DVD(44分)付き。

   地橋秀雄著 B6 123頁 2,625円 春秋社

   2005年続いてきたシンプルな瞑想法で、悩みや苦しみ、
   不安が驚くほど消えていきます。そうだ、そういうことだったのか!
   ブッダが悟ったヴィパッサナー瞑想を日本人に合った形で実的に紹介。


●『 満ちる恩 そのこころ 』

   柴田隆幸画・歌◆大峯顯解説 B6 77頁 1,050円 本願寺出版社

   重度の障がいを抱えつつ聞法を重ねた著者が、仏さまへの感謝の
   気持ちを込め、綴った30篇の歌と版画。名高い俳人であり、宗教学者・
   僧侶である大峯顯氏が、その思いに呼応し、深く温かい世界を読み解く。

  【目次】
   ・煩悩にころころ変わるわがこころ
   ・うれしきや一輪の花に光に満つ
   ・サケの群れ豊平川に登りきりて尽きる命の託す命よ
   ・はかりなし親の願いの尊さよ ほか


●『 ブッダの母、摩耶夫人 愛で育む子育てのすすめ 』

   益田春代著 B6 189頁 1,470円 講談社

  「子育て」に、今こそ伝えたい愛の本音。ブッダを育てた
  親子関係を最良のモデルとして、失われつつある「親子関係」
  を考える。

  【目次】
   第一章 ブッダの母、摩耶夫人
   第二章 初めての「デブバダ」ひとり旅
   第三章 二回目の「デブダバ」
   第四章 日本の摩耶夫人 ほか


●『 自死、遺された人たち 死別の悲嘆によりそって 』

   浄土真宗教学伝道研究センター企画◆編  
   A5 117頁 840円 本願寺出版社

   自死遺族のサポートと、グリーフケア
  (悲嘆のプロセスを支えて見守る事)について講じた1冊。

  【目次】
   第1章「別離の悲しみを考える会」
      自死遺族の悲嘆とグリーフケア―悲しみはやさしさ
   第2章「別離の悲しみを考える会」
      どのようにすれば自死遺族と適切にコミュニケーションできるか―
      支援的悲嘆ケアについて ほか


●『 さよならは、おでこでゴッツンコ 』

   岩井一麿著 B6 230頁 2,100円 樹心社

   48歳の時、頸髄を損傷。以後、20数年にわたり、
   介護・介助を受けながらの療養生活を送る著者が
   「生死をどう生き抜くか」「幸福な人間関係への願いを
   どう実現するか」綴った1冊。

  【目次】
   第一章 どうか許してください
   第二章 多くの方々の手のひらで
   第三章 かすかな期待と不安を抱いて
   第四章 リハビリにはゴールがない ほか


●『 別冊太陽スペシャル 韓国・朝鮮の絵画 』

   湯原公浩編 A4 167頁 2,730円 平凡社

   高句麗の<壁画>や高麗の<仏画>、宗達、
   若冲を夢中にさせた朝鮮王朝の<宮廷画・文人画>、
   柳宗悦がいち早くその美を見いだした<民画>など、
   初公開作品を多数掲載。

  【目次】
   ・高句麗壁画(百橋明穂)
   ・高麗仏画(井手誠之輔)
   ・朝鮮王朝時代の宮廷画・文人画(板倉聖哲)
   ・朝鮮王朝時代の仏画(朴 銀卿) ほか


●『 日本の美術 No.511 古神宝 』

   独立行政法人国立博物館(東京/京都/奈良/九州)◆
   独立行政法人文化財研究所(東京/奈良)監修◆関根俊一編
   A5変 98頁 1,850円 至文堂

  【目次】
   ・神宝と古神宝   
   ・伊勢神宮の神宝類とその内容   
   ・春日大社古神宝類  ほか


●『 同朋 12月号 』

   真宗大谷派宗務所出版部編 A5 72頁 300円 東本願寺出版部


●『 在家佛教 1月号 』

   在家仏教協会編 A5 100頁 440円 在家仏教協会


●『 大乗 12月号 』

   大乗刊行会編 A5 89頁 394円 本願寺出版社


●『 大法輪 1月号 特集 禅語百選 』

   小山弘利編 A5 244頁 840円 大法輪閣


 
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◆◆◆ 法蔵館書店売行き11月ベスト10 ◆◆◆

順位 書名 / 著者名/ 出版社名 / 税込価格

1 お寺は何のためにあるのですか?
  撫尾巨津子    法蔵館   1,050円
2 暮らしの中の、ちょっと気になる話
  和田真雄     法蔵館   1,050円
3 現代語 歎異抄
  親鸞仏教センター 朝日新聞社 1,575円
4 戦争は罪悪である
  大東 仁     風媒社   1,260円
5 親鸞思想の原点
  本多弘之     法蔵館   2,940円
6 真宗の基礎
  宮城 リ     東本願寺出版部 1,000円
7 自分の「心」に気づくとき
  譲 西賢     法蔵館   1,680円
8 出会い そして別離のいのち
  中村 薫     法蔵館    735円
9 後生の一大事
  宮城 リ     法蔵館   1,050円
10 親鸞和讃集(ワイド版)
  名畑應順     岩波書店  1,365円


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2008年12月11日(木) No.428 (法藏館書店ニュース)

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