法藏館新刊話題の本のお知らせ
法蔵館書店ニュース 2009/2/5 103号
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法 蔵 館 書 店 ニ ュ ー ス 2009/2/5 103号
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☆ 話 題 の 本 ☆
1/11信濃毎日新聞、1/27読売新聞(夕刊)、2/1歴史読本掲載
●『 秀吉の大仏造立 』【歴史/一般向き】
河内将芳著 四六版 227頁 2,100円 978-4-8318-7583-9
かつて京都には豊臣秀吉が建立した東大寺大仏殿をしのぐ
巨大な大仏殿があった。大仏殿をめぐってくり広げられた
秀吉とその政権による宗教政策を追い、大仏造立の真意を探る。
1/24中外日報掲載
●『 親鸞思想の原点 目覚めの原理としての回向 』【仏教/専門向き】
本多弘之著 A5 186頁 2,940円 978-4-8318-7669-0
愚かな人間にこそ本当の救いが与えられる。人間の弱さや罪深さを
徹底的に自覚することで生み出された親鸞の救済思想の根本意義を、
親鸞教学の第一人者が解き明かす。
1/28京都新聞掲載
●『 浄土真宗異義相論 』【歴史/専門向き】
平田厚志編 A5 821頁 18,900円 978-4-8318-7288-3
江戸時代初期、当時本末関係にあった西本願寺と興正寺との間で
起こった事件の発端、経過、顛末を、彦根城博物館に残る当時の
関係者の書簡から読み解く、初翻刻史料。年表付き。
大人組2月号掲載
●『 紫式部伝 その生涯と「源氏物語」』【文学/専門向き】
角田文衞著 A5 614頁 9,240円 978-4-8318-7664-5
今まであまり定かでなかった紫式部の生涯を精細に研究。
その本名、若き日の動静、晩年の様相、歿年等を明らかに
すると共に、最初の哲学者としての紫式部の思弁にも触れた
大冊。
◆◆◆ 法蔵館新刊案内 ◆◆◆
●『 五来重著作集 第8巻 宗教歳時史 』【民俗/専門向き】
藤井正雄担当 A5 483頁 8,925円 978-4-8318-3414-0
最近、一般に季節的民俗行事や民俗芸能は本来の精神を失って
見世物に変質したものが多い。庶民信仰を主要なテーマとする
宗教民俗学の立場から本来の年中行事の意味を解明。
【目次】
T 宗教歳時記
U 歳時記の宗教行事<解説>
V 年中行事と宗教民俗学 ほか
【著書】
既刊 第1巻〜第7巻
第1巻 日本仏教民俗学の構築
A5 444頁 8,925円 978-4-8318-3407-2
第2巻 聖の系譜と庶民仏教
A5 561頁 9,975円 978-4-8318-3408-9
第3巻 日本人の死生観と葬墓史
A5 385頁 8,925円 978-4-8318-3409-6
第4巻 寺社縁起と伝承文化
A5 434頁 8,925円 978-4-8318-3410-2
第5巻 修験道の修行と宗教民俗
A5 494頁 8,925円 978-4-8318-3411-9
第6巻 修験道霊山の歴史と信仰
A5 422頁 8,925円 978-4-8318-3412-6
第7巻 民間芸能史
A5 472頁 8,925円 978-4-8318-3413-3
●『 評伝 J・G・フレイザー その生涯と業績 』【民族・歴史/一般向き】
ロバート・アッカーマン著◆玉井 タ 監訳◆小松和彦監修
A5 631頁 6,300円 978-4-8318-7216-6
20世紀の人文科学に大きな足跡を残したフレイザーの唯一の信頼できる伝記。
『金枝篇』など膨大な著作の執筆・出版に至る経緯から隠された私生活までを
丹念に考察。本邦初訳。
【目次】
・日本語版序文(小松和彦)
・凡例/略号一覧
序章 フレイザーとその学者人生
第1章 少年期と青年期
第2章 トリニティ・カレッジ時代
第3章 人類学の過去の風景
第4章 パウサニアスとロバートソン・スミス
第5章 神話学と相反する感情
第6章 『金枝篇』
第7章 スミスの死、フレイザーの結婚
第8章『パウサニアスの<ギリシア案内記>』
第9章 ボールドウィン・スペンサー、
アンドリュー・ラング、エドマンド・ゴス
第10章 『金枝篇』第二版
第11章 ヘブライ人の世界
第12章 『王権の歴史についての講義』とリヴァプール
第13章 フレイザーとマレットの批判
第14章 『金枝篇』第三版
第15章 王の誉れ
第16章 古典への回帰
第17章 余波
・訳者あとがき
【著書】
1935年生まれ。フィラデルフィア芸術大学人文学部長、
ケンブリッジ大学クレア・ホール客員教授。
◆◆◆ 法蔵館のこれから出る本 ◆◆◆
【2月下旬出来予定】
●『 空海の行動と思想 上表文と願文の解読から 』【密教/専門向き】
静 慈圓著 A5 予280頁 2,940円 978-4-8318-7375-0
空海はいかに天皇に接近し、親交を作ったのか。
上表文と願文の解読から、人間空海の行動を解明し、
「横竪」「機根」「因果」をキーワードに空海の
覚った密教思想の核心に迫る。
【3月初旬出来予定】
●『 中世地域社会と仏教文化 』【歴史/専門向き】
祢津宗伸著 A5 予400頁 8,925円 978-4-8318-6027-9
信濃国における中世社会と仏教文化について、
@大鑑清規と五山文学での喫茶形態
A唐僧清拙正澄と信濃国伊賀良荘開善寺
B木曽谷での初期真宗本尊の受容事例
C諏訪信仰と専修念仏に分けて新たな地域史研究を問い直す。
【3月中旬出来予定】
●『 仏画 十三仏を描く 』【美術/一般向き】
真鍋俊照著 A4変 予92頁 3,675円 978-4-8318-6420-8
豊富な作画の知識と経験をもとに、初心者にもわかり易く
十三仏の歴史と功徳、描き方を紹介した決定版。美しく由緒正しい
13の仏様の彩色図と白描下絵、巻末に実物大白描全図付。
☆重版できました☆
●『 門徒もの知り帳 上巻 』
野々村智剣著◆仏教文化研究会編
四六判 107頁 600円 978-4-8318-8961-4
わからないこと、はっきりしないことの多い仏事の作法。
ふっと感じる素朴な疑問に明解に答えてくれる便利なガイドブック。
軽妙な語り口で楽しく読めてためになる、一家に一冊の必読書。
・門徒もの知り帳 下巻
野々村智剣著◆仏教文化研究会編
四六判 108頁 600円 978-4-8318-8962-1
●『 真宗表白集 2 』
豊原大成著 19.7×8.5 折本 209頁 3,570円
わかりやすい言葉と一般的な内容で書かれた最新の表白を、
そのまま儀式で拝読できるように美装折本に収録。
すぐに使える便利な表白集。
・真宗表白集 1
豊原大成著 19.7×8.5 折本 240頁 3,570円
◆◆◆ 法蔵館書店新着案内 ◆◆◆
●『 早わかり御文章 『御文章』って何ですか?』
藤岡正英著 B6 136頁 1,050円 探究社
【目次】
・蓮如上人と『御文章』
・『御文章』大意
・『御文章』一口法話 ほか
●『 愚禿鈔講義 第五巻 』
藤元正樹著 A5 152頁+129頁+143頁 4,725円 大地の会
【目次】
・十三 直言対回対迂也〜又藉弥陀悲心招喚者信也
・十四 仰蒙釈迦発遣指向西方者順也〜薬者純一専心也)
・十五 内外対〜内聖道外浄土 ほか
●『 親鸞・封印された三つの真実
黙殺されてきた「親鸞聖人正明伝」を読み解く 』
佐々木正著 B6 216頁 1,680円 洋泉社
人間・親鸞を発見するには青年時代の<三つの選択>の
謎を解く必要がある。
@「なぜ比叡山を下りたのか」
A「なぜ法然の弟子になったのか」
B「なぜ結婚に踏み切ったのか」空白のまま放置された、
この謎がいま明かされる。
【目次】
一 人間・親鸞を発見するための三つの鍵
二 三つの鍵で封印を解かれた親鸞の実像に迫る
三 親鸞が歩行する場所を推理してみる
四 親鸞に寄り添う二人の女性の謎 ほか
●『 からだで誦む般若心経 三昧へいたる12の講話 』
大森曹玄著 B6 217頁 1,575円 サンガ
仏教、般若の智慧の根幹を丁寧に説きながら、
三昧体験へと導く、体験的、経験的読誦のススメ。
【目次】
第一講話 般若の智慧の入り口
第二講話 施無畏の力
第三講話 身学道―からだで学ぶ
第四講話 全身全霊の照見 ほか
●『 続・高田好胤「観音経」法話 偈頌の巻 』
高田好胤著 B6 251頁 1,890円 大法輪閣
観音の妙智力、そして人生の意義・生命の尊さを説き明かす。
時代を超えても変わることのない教え!
【目次】
第一講 永遠を求めて
第二講 遊戯自在の慈悲
第三講 心に花ひらいて仏を見る ほか
●『 ダルマ・ライフ 日々の生活に“自由”を見つける方法 』
アラン・クレメンツ著◆三木直子訳
B6 362頁 2,625円 春秋社
瞑想は世界を救えるか。仏教僧になるためにアメリカを離れ、
ビルマへ。そして、ヴィパッサナー瞑想の修行に、本当の
“自由”を探し求める。自己の内面でおこる「葛藤」と
世界各地でおこる「紛争」。この二つをつなぎ解決する方法
などあるのだろうか。
【目次】
PART1 自由への苦闘
PART2 意識、瞑想、大いなる未知
PART3 ワールド・ダルマ―生きることを通しての解放 ほか
●『 海を渡る天台文化 』
吉原浩人◆王勇編 A5 444頁 6,300円 勉誠出版
教学・思想はもとより、東アジアの文学や美術などにも
多大な影響を与えてきた天台仏教。典籍の交流・思想の伝播・
文学表現への影響など多角的・総合的な視点からその受容と
展開を解明する。
【目次】
第一部 天台典籍の交流
第二部 天台思想の展開
第三部 天台文化と貴顕の文章表現
第四章 天台文化の地方への伝播 ほか
●『 天理教 神憑りから新宗教へ 』
島田裕巳著 B6 288頁 2,520円 八幡書店
開祖・中山みきの教えを超えて、教団、信仰者、
そして外部の作家や研究者によって、新しい伝説や
神話が生成されていくプロセスを、豊富な資料を
検証しながら解明し、宗教とは何かを問う意欲作。
【目次】
序章 宗教の発生
第一章 啓示
第二章 呪術の園
第三章 神の正体 ほか
●『 宿神論 日本芸能民信仰の研究 』
服部幸雄著 A5 310頁 8,925円 岩波書店
日本中世において芸能に生きた人々は、
彼らだけが担い得た呪術的職能に基づく独自の
信仰世界を有していた。幅広く芸能民信仰の特質を
究明し続けた著者の論考を集成。
【目次】
第一章 後戸の神
第二章 宿神論
第三章 『更級日記』の「すくう神」
第四章 逆髪の宮 ほか
●『 神仏たちの秘密 日本の面影の源流を解く 』【連塾 方法日本T】
松岡正剛著 B6 375頁 1,890円 春秋社
神仏と物語から日本を解体。衝撃の日本論!!
【目次】
第一講 日本という方法
第二講 神話の結び目
第三講 仏教にひそむ謎 ほか
●『 仏教の共生思想と科学技術 』
大柳満之編 A5 178頁 2,625円 丸善
混迷する時代に東洋の倫理観で科学と技術の未来を問う。
【目次】
1章 科学技術の展開と共生きの思想(大柳満之)
2章 生命の進化・地球環境の変遷からみた科学技術のあり方(宮武智弘)
3章 生物の進化と共生から学ぶもの(松下隆之)
4章 「分析化学」または「分析科学」という学問の方向性と
東洋的志向への期待(藤原 学) ほか
◆◆◆ 法蔵館書店売行き1月ベスト10 ◆◆◆
順位 書名 / 著者名/ 出版社名 / 税込価格
1 親鸞に学ぶ人生の生き方
信楽峻麿 法蔵館 1,050円
2 出会い そして別離のいのち
中村 薫 法蔵館 735円
3 お寺は何のためにあるのですか?
撫尾巨津子 法蔵館 1,050円
4 法蔵菩薩の誓願 大無量寿経講義@
本多弘之 法蔵館 9,450円
5 暮らしの中の、ちょっと気になる話
和田真雄 法蔵館 1,050円
6 万華鏡
慈薫会 自照社出版 1,260円
7 自分の「心」に気づくとき
譲 西賢 法蔵館 1,680円
8 現代の聖典 親鸞書簡集
細川行信 法蔵館 2,310円
9 如来のよび声に気づく
梯 實圓ほか 自照社出版 840円
10 親鸞・封印された三つの真実
佐々木 正 洋泉社 1,680円
◆◆◆ メールサービスの配信について ◆◆◆
メールサービスは、仏教書目録刊行会サイトで本をご購入いただいた方、
アンケートにお答えいただいた方、等にお届けしております。
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又はご解除下さい。
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2009年02月05日(木)
No.460
(法藏館書店ニュース)
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