法藏館新刊話題の本のお知らせ

評伝 J・G・フレイザー その生涯と業績
●『 評伝 J・G・フレイザー その生涯と業績 』【民族・歴史/一般向き】  
   ロバート・アッカーマン著◆玉井 タ 監訳◆小松和彦監修   
   A5 631頁 6,300円 978-4-8318-7216-6

   20世紀の人文科学に大きな足跡を残したフレイザーの唯一の信頼できる
   伝記。『金枝篇』など膨大な著作の執筆・出版に至る経緯から隠された
   私生活までを丹念に考察。本邦初訳。

  【目次】
   ・日本語版序文(小松和彦)
   ・凡例/略号一覧
   序章 フレイザーとその学者人生
   第1章 少年期と青年期
   第2章 トリニティ・カレッジ時代
   第3章 人類学の過去の風景
   第4章 パウサニアスとロバートソン・スミス
   第5章 神話学と相反する感情
   第6章 『金枝篇』
   第7章 スミスの死、フレイザーの結婚
   第8章『パウサニアスの<ギリシア案内記>』
   第9章 ボールドウィン・スペンサー、アンドリュー・ラング、
      エドマンド・ゴス
   第10章 『金枝篇』第二版
   第11章 ヘブライ人の世界
   第12章 『王権の歴史についての講義』とリヴァプール
   第13章 フレイザーとマレットの批判
   第14章 『金枝篇』第三版
   第15章 王の誉れ
   第16章 古典への回帰
   第17章 余波 ・訳者あとがき

  【著書】
   1935年生まれ。フィラデルフィア芸術大学人文学部長、ケンブリッジ
   大学クレア・ホール客員教授。
2009年03月06日(金) No.478

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