法藏館新刊話題の本のお知らせ

『空っぽ 生き方のこころみ』
●『 空っぽ 生き方のこころみ 』【仏教/一般向き】

藤原成一著  四六版  274頁  2,100円  978-4-8318-5646-3

きれいに生きたい。きれいに死にたい。本書は、かつて流行した「清貧の思想」や「無為のすすめ」からさらに一歩進め、無形・無身・無心のはての「空っぽ」へと誘うものである。

【目次】
 「空」思想を実践する
 空っぽの鏡
 何もしない
 無心を窮める
 気づくということ−宗教の原風景−
 空っぽの空間−竹冨島御嶽巡拝
 離れるということ−自浄其意の教え−
 清白の家風−『永平広録』抜書−
 空っぽの寺・空っぽの僧
 「無形の位」を生きる
 「隠」に生きる
 「なす」癒し・「なる」癒し
 きれいな死・空っぽの死   ほか

【著者】
 1937年兵庫県生まれ。東京大学文学部卒業。専攻、日本文学・日本文化史。日本大学芸術学部教授、のち同講師。生存科学研究所常務理事。

【著書】
 『仏教ごっこ日本』
 『日本往生術』
 『風流の思想』
 『宗教を考えるヒント』
 『癒しの日本文化誌』
 『弁慶』
 『癒しの地形学』
 『京都 癒しのまち』 など  (すべて法藏館刊)
2009年12月02日(水) No.696

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