法藏館新刊話題の本のお知らせ

法蔵館書店ニュース 2010/3/8 116号
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法 蔵 館 書 店 ニ ュ ー ス  2010/3/8 116号

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☆ 話題の本 ☆

仏教タイムス 1/28号掲載
●『日本仏教洋楽資料年表』【仏音楽教/一般向き】

  飛鳥寛栗編 B5 207頁 品切 978-4-8318-6215-0

仏教タイムス 1/28号掲載
●『戦国期本願寺教団史の研究』【歴史/専門向き】

  草野顕之著 A5 484頁 10,290円 978-4-8318-7460-0

中外日報 2/2号掲載
●『「いのち」の意味』【真宗/一般向き】

  海野孝憲著 四六判 92頁 1,050円 978-4-8318-8969-0

仏教タイムス 2/4号掲載
●『安穏の思想史』【仏教/専門向き】

  市川浩史著 A5 193頁 3,990円 978-4-8318-3835-3

中外日報 2/20号 掲載
●『真宗にとって「いのち」とは何か』【真宗/一般向き】

  小川一乗著 四六判 108頁 1,050円 978-4-8318-8998-0

仏教タイムス 2/20号 掲載
●『私でも他力信心は得られますか?』【真宗/一般向き】

  和田真雄著 四六判 110頁 1,050円 978-4-8318-8968-3

中外日報 2/23号掲載
●『親鸞再考』【真宗/一般向き】

  佐々木正著 四六判 175頁 1,890円 978-4-8318-8943-0

◎法蔵館フェア〜仏教の風〜開催中!
(クイズに答えて図書カード1万円分プレゼント)

ヒントは、フェア開催書店内パネルをご覧下さい。

★フェア期間は書店様の都合により変更になります。
 各店にご確認下さい。

・法蔵館書店        1月5日〜12月28日TEL075-343-0458
・大垣書店フォレオ大津一里山店 2月7日〜3月12日 TEL077-544-1020
・三省堂書店京都駅店   3月16日〜4月15日 TEL075-365-8640
・精文館書店本店(愛知県豊橋市)3月16日〜4月15日TEL0563-54-2345

☆プレゼント応募方法については、フェア開催の書店に並んでいる
 法蔵館書籍の白い帯の折込部分に書かれています。

◆◆◆ 法蔵館新刊案内 ◆◆◆

●『近世民衆宗教と旅』【歴史・民俗/専門向き】

  幡鎌一弘編  A5  318頁  5,250円  978-4-8318-6219-8

  天理大学おやさと研究所で行われた「都市と旅」をテーマに
  行われた研究会の論集。
  
  【目次】
   1 幡鎌一弘 旅からみる近世宗教
   2 山形隆司 近世における畿内からの富士参詣とその信仰
           ―大和国を中心に―
   3 荻野裕子 富士参りの歌
           ―伊勢志摩からの富士参詣―
   4 望月真澄 江戸庶民の身延山巡拝
           ―法華信仰の形態を探る―
   5 青柳周一 一八世紀における地域の「成り立ち」と名所
           ―下坂本村と唐崎社について―
   6 神田秀雄 化政期における社会的交通の展開と
          民衆宗教の成立
           ―如来教の事例に即して―
   7 児山真生 旅する信仰
           ―明治期四国地方の金光教を事例に―
   8 北川 央 関東における大神楽事情
           ―伊勢・江戸・水戸、三つの大神楽の関係―

◆◆◆ 法蔵館のこれから出る本 ◆◆◆

【3月中旬出来予定】

●『日本古代神祗制度の形成と展開』【歴史・仏教/専門向き】

  三橋正著 A5 608頁 9,975円 
    978-4-8318-7376-7

  緻密な文献考証を軸に古代から平安時代前期に至る祭祀の
  変遷を探り、また大祓、穢、神主等の重要語句の解明を通
  じて、「神道」をその形成過程から捉えた初めての書。

●『密教図像 28号』【密教/専門向き】

  密教図像学会編 B5 96頁 2,940円 
   978-4-8318-0428-6

  善光寺式阿弥陀如来の模像製作について(松岡久美子)
  山景をそなえた阿弥陀仏五十菩薩像について(小野英二)
  『諸仏菩薩金剛等啓請』所収の「毘盧庶那修習啓請次第」
   について(川崎一洋)
  デーヴァとアスラの戦闘理由(西谷功) ほか

●『近代火葬の民俗学』【宗教・哲学/専門向き】
  
  林英一著 A5 予412頁 7,875円 978-4-8318-6233-4

  近代になり土葬地区がどのように火葬を受容したのか。
  資料やフィールドワークから火葬の受容背景を探り、
  日本における死生観の様相を考察する。


【3月下旬出来予定】

●『近・現代真宗教学史研究序説』【真宗/専門向き】

  水島見一著 A5 880頁 15,750円 
   978-4-8318-7673-7

  真宗大谷派教団の改革運動は、清沢満之の白川党から、
  太平洋戦争後の同朋会運動へとたゆみなく続けられた。
  民主的な教団確立までの過程を克明に追究しその課題を
  明らかにする。

【4月中旬出来予定】

●『老いて出会うありがたさ 心に響く3分間法話』
   【真宗/一般向き】

  圓日成道著 四六判 112頁 1,050円 
    978-4-8318-8976-8

  年をとることを恐れてはいませんか?日々の暮らしのなかで、
  生きること、老いること、病を得ることの意味を、ときに優しく、
  ときに厳しく問いかける、滋味あふれる法話集。

●『真宗学シリーズT 現代親鸞入門』【真宗/一般向き】

  信楽峻麿著 四六判 226頁 1,995円 
   978-4-8318-3271-9

  信心とは、救いとは何か。阿弥陀仏とはどんな仏か
  ―ブッダ釈尊、仏教の原点に立ち帰り、生きる指針を
  見失った現代の私たちに、親鸞がひらいた浄土真宗の
  世界を明確に語る。

●『道元禅師のことば 『修証義』入門』
   【曹洞宗/専門向き】

  有福孝岳著 四六判 276頁 2,100円 
   978-4-8318-7109-1

  曹洞宗の聖典の一つである「修証義」全5章31節をひとつずつ
  取り上げ、語句と内容の説明を行う。さらに道元の主著『正法
  眼蔵』との関係を明らかにし、その文脈で解釈する。

★全10巻完結★

●『尊号真像銘文講義T 信楽峻麿著作集8』978-4-8318-3388-4
●『尊号真像銘文講義U 信楽峻麿著作集9』978-4-8318-3389-1
●『尊号真像銘文講義V 信楽峻麿著作集10』978-4-8318-3390-7

  信楽峻麿著 A5 平均750頁 9,450円 
   【真宗/専門向き】
 
  礼拝の対象であった名号や、高僧の像の上下に書かれた
  賛銘を、親鸞自身が詳細に解説したものを集めた、教義
  の核心が凝縮された著作を、教理学の視点を盛り込んで
  体系的に解説。

  【既刊】第1巻 改訂 浄土教における信の研究  15,750円
      第2巻 改訂 親鸞における信の研究 上 13,650円
      第3巻 改訂 親鸞における信の研究 下 13,650円
      第4巻 歎異抄講義 T    9,450円
      第5巻 歎異抄講義 U          9,450円
      第6巻 真宗教義学原論T         9,450円
      第7巻 真宗教義学原論U         9,450円

☆☆ 重版できました ☆☆

●『親鸞に学ぶ人生の生き方』【真宗/一般向き】
   第2刷 2008年刊行

  信楽峻麿著 四六判 71頁 1,050円 978-4-8318-4149-0

  混迷を深める現代社会の中で、私たちはどう生きたらよいか。
  自身の人生を振り返り、親鸞の教えと生き方に学びつつ、自分
  を見失うことなく生きる知恵とヒントを明示した講話集。

  【目次】
   ・真宗信心の基本的性格
   ・親鸞に学ぶ人生の生き方
   ・信心の「しるし」を生きる
   ・「世のいのり」を生きる
   ・世の中安穏なれ、仏法ひろまれ
   ・自立と連帯の道

●『法然 世紀末の革命者』【真宗/一般向き】
   第6刷 1997年刊行

  町田宗鳳著 四六版 239頁 2,415円 
   978-4-8318-7140-4

  天災と内乱の闇の時代、死は万人に平等に訪れる癒しであること
  を説いて日本の宗教革命をなしとげた、法然の思想の全貌に初め
  て光を当てる。長編書き下ろし論考。

  【目次】
   第一章 闇深き時代
   第二章 闇から光へ
   第三章 イメージの世界
   第四章 創造する死
   第五章 顛倒の倫理
   第六章 念仏の反社会性
   第七章 法然再考   ほか

●『年忌法要のための法話』【真宗/一般向き】
  
   第5刷 1991年刊行

  松井惠光著 四六版 102頁 630円 978-4-8318-9198-3

  年忌法要はなぜ勤めるのか。どのような心で勤めればよいか
  など、実用的法話集。

  【目次】
   なぜ年忌をお勤めするのですか
   二つの年忌を一緒に勤めるのはいけないでしょうか
   年忌は先祖のためじゃなく自分のために勤めることだった
    のですか
   法要を縁として亡くなった者との、交流を思い出しました
   今、しみじみと別離の淋しさを味わっています
   生きるとか、死ぬとか、一体どういうことでしょうか
   いずれ私も死んで、ここに入るのですね
   やっとお骨を納める決心がつきました  ほか

◆◆◆ 法蔵館書店新着案内 ◆◆◆

●『親鸞の浄土を生きる 死を恐れないために』

  加藤智見著 B6 213頁 1,890円 大法輪閣

  浄土は単なる死後の世界ではない。今、ここで出会い、
  喜び、体験できる。従来の神話的浄土を超えて親鸞が発
  見し、過酷な人生を行き抜いた清沢満之らが体験した浄
  土を浄土真宗の真髄より解明。死への恐れ、人生の不安
  を克服するためのメッセージ。

  【目次】
   第一部 親鸞の浄土
   第二部 浄土を体験する−死を恐れないための十段階の実践−

●『母の死』

  暁烏敏著 B6 175頁 1,260円 勉誠出版

  暁烏敏は菩薩の心をもって、献身的に母を尽くす。母の看病を
  「心の満足」といい、母に限りない愛情を尽くすが、思いは空
  しく、母はこの世を去る。カリスマ的宗教者の看病日記と母の
  死を悼む慟哭の歌集。
 
  【目次】
   ・母の死とその前後
   ・忌に籠る記
   ・北安田だより
   ・母を憶ふ歌
   ・母への手紙
   ・解説  ほか

●『宗教の根本疑点について』

  鈴木大拙著 B6 187頁 1,575円 大東出版社

  世界を造る前の神を見よ。宗教界の特に仏教教理やその思想に
  おいて疑問とされながら現代の言葉や思想の上に明瞭にされな
  かった問題について国際的禅学者・鈴木大拙博士に小社創業者
  ・岩野真雄が問うた質疑応答の記録。他「宗教生活の在り方」
  「西田君」収録。

  【目次】
   T 宗教の根本疑点について
   U 宗教生活の在り方−禅と生死の問題−
   付録 西田君  ほか

●『臼杵祖山和上 安心決定鈔法話』

  佐々木正典編著 B6 233頁 2,625円 探究社

  門徒から昭和の親鸞さんと慕われた門徒への関西弁の意訳つき
  の法話。親鸞聖人750回大遠忌法要記念出版。

  【目次】
   南無阿弥陀仏の僧 臼杵祖山和上
   お念仏の外に信心なし
   慚愧と歓喜の南無阿弥陀仏
   仏、死して南無阿弥陀仏と成り給う
   助けてもらっている念仏  ほか

●『思いっきり あたたかな まなざしの中で 
   迦羅羅法話集 7』

  秀平博昭著 B6 169頁 1,680円 探究社

  【目次】
   ・はじめに(藤田徹文師)
   ・二度とない日々を大切に生きる
   ・生きたくても死なねばならぬ 死にたくても生きねばならぬ
   ・おみのりのなか 私を生きる
   ・悲しみの身にそう 如来の大悲
   ・言葉によって傷つき 言葉によって救われる
   ・「がんばれ」の声よりも 泣ける場所  ほか

●『平等院鳳凰堂 現世と浄土のあいだ』

  冨島義幸著 A5 195頁 3,150円 吉川弘文館

  鳳凰堂に隠された謎を解く。平安仏教の深僧を探り、新しい
  鳳凰堂の姿を描く。

  【目次】
   鳳凰堂をめぐる五つの謎−プロローグ
   一 鳳凰堂の建築美
   二 鳳凰堂の内なる世界
   三 現世と浄土をつなぐ景観
   四 鳳凰堂と阿弥陀來迎
   五 鳳凰堂本尊と阿弥陀法  ほか

●『愚禿鈔講義録(六)』

  宗正元講述 A5 226頁 2,000円 雲集学舎

  【目次】第二十六講〜第三十講

●『中村久子 こころの日記』

  中村久子著 B6 219頁 1,785円 春秋社

  両手足のない運命の激流にあって辿る真実の道。第二次大戦
  末期昭和19年8月、突然の召集で夫・敏雄が出征。夫への
  あつい想いと、日々生かさせてあることの「ご恩」を綴った、
  1年有余にわたる感動の記録。中村久子が遺した唯一の日記。

  【目次】
   昭和十九年 八月〜十二月
   昭和二十年 一月〜十月  ほか

●『虫の眼 鳥の眼 仏の眼』

  渡辺悌爾◆渡辺充子著 B6 141頁 1,260円 自照社出版

  空を飛ぶ鳥のように広い眼、闇の深層に光を見つける虫の眼、
  そして三世十方を貫く仏願眼にめざめて生きることを語りかけ
  ている。

  【目次】
   三つの眼で人生を見通す書(中西智海)
   鳥の眼と虫の眼
   老いの眼と仏の眼
   悩み多き現場に念仏者の眼を
   柔らかな眼を開こう−「昔はよかった」との嘆きを起点として−
   ほか

●『ボクは坊さん』

  白川密成著 B6 285頁 1,680円 ミシマ社

  24歳、突然、住職に。仏教は「坊さん」だけが独占するには、
  あまりにもったいない!笑いあり、涙あり、学びあり!一人の男
  性の人生奮闘記。『ほぼ日刊イトイ新聞』連載に加筆し単行本化。

  【目次】
   T 坊さん入門
   U 坊さんという仕事
   V 「おっさん」として
   W ハッピー?
   X 悩む坊さん  ほか

●『京都の寺社と室町幕府』

  細川武稔著 A5 296頁 11,550円 吉川弘文館

  中世後期、仏教と寺社はどのように存在したのか。京都を対象
  に、等持寺・清水寺などと室町幕府との関係を分析。また、幕
  府のための祈祷や将軍御所への参賀を考察し、仏教・寺社と幕
  府の関わり方の全貌を明らかにする。

  【目次】
   序章 仏教・寺社と室町幕府の関係をめぐって
   第一部 中世京都の寺社空間
   第二部 室町幕府と祈祷   ほか

●『大日経 住心品講讃』

  松長有慶著 A5 294頁 3,150円 大法輪閣

  日本密教の根本経典を、伝統教学と近代密教学の両視点から
  解明。空海が、その真意を問うべく入唐を志したと伝えられる
  『大日経』。
  本書は、その根本教義を説く「住心品」を、善無畏・一行の
  『大日経疏』と、チベット訳で残るブッダグヒヤの註釈を併
  用して総合的に解明した、画期的な講義である。

  【目次】
   『大日経』の全体像
   『大日経』各品の構成
   『大日経』の資料
    経題と品題  ほか

●『インドにおける曼荼羅の成立と発展』

  田中公明著 A5 756頁 16,800円 春秋社

  本書は石田博士が視野に含めなかった仏教の故国インドに
  目を向け同地で5〜6世紀頃に曼荼羅の原形が現れてから、
  仏教が衰亡する直前に成立した『時輪マントラ』(10世紀
  末〜11世紀前半)に至るまでの曼荼羅の成立と発展の歴史
  を解明することを目的としている。

  【目次】
   第1部 「研究篇」
   序章  曼荼羅とは何か
   第1章 曼荼羅の成立
   第2章 胎蔵曼荼羅の成立 ほか
   第2部 「文献篇」
   第1章 文献概説
   第2章 ジュニャーナパーダの『普賢成就法』註 概説概説 ほか

●『サンスクリット語・その形と心』

  上村勝彦◆風間喜代三著 A5 374頁 3,675円 三省堂

  南アジア・東南アジア世界の核心をなすサンスクリット語の世界。
  その広大無辺の境域をふたりの碩学が平明に解きあかした最新・
  最高のサンスクリット語入門。学習効率を一気に高める画期的な
  「動詞語根一覧表」付き。

  【目次】
   序章  サンクスリット語の文字、アルファベットとその発音
   第1章 名詞(形容詞)の格変化(1)
   第2章 名詞(形容詞)の格変化(2) ほか

●『世界の地獄と極楽がわかる本』

  田中治郎著 B6 253頁 1,470円 PHP研究所

  死後の世界はこんなにも多様だ!各宗教、古代文明の他界観を
  わかりやすく紹介。
 
  【目次】
   第一章 人間はどこから来てどこへ行くのか
   第二章 世界の地獄と極楽
   第三章 仏教における地獄と極楽  ほか

●『教化研究 147』
  
  教学研究所編 A5 179頁 1,200円 真宗大谷派教学研究所

  【目次】
   巻頭言 親鸞聖人の「聞」に思う(小川一乗)
   岩倉政治と鈴木大拙−『行者道宗』をめぐって(藤井祐介)
   高倉会館市民講座「娯楽と仏教−江戸時代の庶民教化の諸相−」
   ほか

●『同朋 3月号』

  真宗大谷派宗務所出版部編 A5 72頁 300円 東本願寺出版部

●『在家佛教 4月号』

  在家仏教協会編 A5 100頁 440円 在家仏教協会

●『大乗 3月号』

  大乗刊行会編 A5 85頁 394円 本願寺出版社

●『大法輪 4月号 特集 間違えない仏教書選び 』

  小山弘利編 A5 244頁 840円 大法輪閣


☆五木寛之氏絶賛!

最近もっとも新しく刺激をあたえてくれた本。(中略)
これは新鮮な親鸞論である。だが、それ以上に、画期
的な法然論であると私には感じられた。親鸞思想の土台は、
法然にある。私はずっとそう思い続けてきた。(中略)また、
「悪人の条件つき救済から、「善 悪の超越」への道筋が、ど
のように開かれたかについても、新しい視点が示されていて感
動的だ。「衆生」「草木国土」などについて、私と考えの異な
るところもあるが、それを忘れさせる魅力にみちた新刊だと思う。
(大法輪 4月号より抜粋)

●『親鸞再考 なぜ悪人こそ救われるのか』《法蔵館》

   四六版  175頁  1,890円

  親鸞が法然から受け継いだ「善人なおもて往生をとぐ。
  いわんや悪人をや」の真実は?法然との師弟関係を伝える
  『歎異抄』第二章を読み解き、「悪人・凡夫」理解に変革を迫る!

佐々木正先生の書籍

●『親鸞・封印された三つの真実』《洋泉社》

   B6  216頁  1,680円

  人間・親鸞を発見するには青年時代の<三つの選択>の謎を
  解く必要がある。
  @「なぜ山を下りたのか」
  A「なぜ法然の弟子になったのか」
  B「なぜ結婚に踏み切ったのか」
  空白のまま放置された、この謎がいま明かされる。

●『親鸞始記 隠された真実を読み解く』《筑摩書房》

   B6  237頁  2,310円

  よみがえる親鸞の原像。若き親鸞はなぜ比叡山を捨てて法然の
  もとへ入門したのか?なぜ、あえて結婚に踏み切ったのか?これ
  まで偽書とされてきた『親鸞聖人正明伝』を、独自の着眼点か
  らよみなおし、親鸞思想を解明する根本テキストとして蘇生さ
  せようと試みた果敢な論考。親鸞のミステリアスな謎に迫る。
  巻末に『親鸞聖人正明伝』全文を付す。

●『法然と親鸞 はじめて見たつる思想』《青土社》

   B6  262頁  2,520円

●『いまを生きるための歎異抄入門』《平凡社新書》

   新書版  256頁  777円
 
  「多面体にカットされた小さな宝石」歎異抄。それはいま、
  私たちに何を語りかけるのか?凝縮された親鸞のことばの現
  代的意味を読みほぐす、アクチュアルな歎異抄入門。

☆☆ 今月のおすすめ ☆☆

●『中村久子 こころの日記』

  中村久子著  B6  219頁  1,785円  春秋社

  両手足のない運命の激流にあって辿る真実の道。第二次大戦
  末期昭和19年8月、突然の召集で夫・敏雄が出征。夫への
  あつい想いと、日々生かさせてあることの「ご恩」を綴った、
  1年有余にわたる感動の記録。中村久子が遺した唯一の日記。

●『100の話・100の言葉で読む 親鸞の人生訓』花山勝友著

   新書  231頁  1,260円  PHP研究所

  戒律を破り非僧非俗を貫いたその生き方をエピソードでたどり、
  悪人正機、絶対他力などの教えをやさしく説き、人間親鸞の素顔
  とその本音を探る。

◆◆◆法蔵館書店売行き2月ベスト10◆◆◆
順位 書名 / 著者名/ 出版社名 / 税込価格

1 真宗にとって「いのち」とは何か
   小川 一乗  法蔵館  1,050円

2 「いのち」の意味
   海野 孝憲  法蔵館  1,050円

3 四十八願概説
   一楽  真  文栄堂  2,940円

4 親鸞(上)
   五木 寛之  講談社  1,575円

5 親鸞(下)
   五木 寛之  講談社  1,575円

6 親鸞再考
   佐々木 正  法蔵館  1,890円

7 歎異抄の謎
   五木 寛之  祥伝社   798円

8 神も仏も同じ心で拝みますか

   譲  西賢  法蔵館  1,050円

9 歴史を知り、親鸞を知る@
 
   今井 雅晴  自照社出版 840円

10 親鸞と学的精神

   今村 仁司  岩波書店 2,940円

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2010年03月08日(月) No.751 (法藏館書店ニュース)

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