法藏館新刊話題の本のお知らせ

法藏館書店ニュース 2010/4/5/ 117号
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法 蔵 館 書 店 ニ ュ ー ス  2010/4/5 117号

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☆話題の本☆

文化時報 3/3 掲載
●『 真宗にとって「いのち」とは何か 』【真宗/一般向き】

  小川一乗著 四六判 108頁 1,050円 978-4-8318-8998-0

中外日報 3/27 掲載
●『近世民衆宗教と旅』【歴史・民俗/専門向き】
 
  幡鎌一弘編 A5 318頁 5,250円 978-4-8318-6219-8

中外日報 3/30 掲載
●『信楽峻麿著作集 全10巻』【真宗/専門向き】
 
  信楽峻麿著A5 @15,750円 AB各13,650円 C〜I各9,450円

大法輪 4月号 掲載
●『親鸞再考 なぜ悪人こそ救われるのか』【真宗/一般向き】

  佐々木正著 四六版 175頁 1,890978-4-8318-8943-0


◎法蔵館フェア〜仏教の風〜開催中!
(クイズに答えて図書カード1万円分プレゼント)

ヒントは、フェア開催書店内パネルをご覧下さい。

★フェア期間は書店様の都合により変更になります。
 各店にご確認下さい。

・法蔵館書店
     1月 5日〜12月28日   TEL075-343-0458
・大垣書店フォレオ大津一里山店
     2月 7日〜4月末    TEL077-544-1020
・三省堂書店 京都駅店
     3月16日〜4月15日    TEL075-365-8640
・精文館書店 本店(愛知県豊橋市)
     3月16日〜4月18日    TEL0532-54-2345
・ジュンク堂書店大阪本店
     4月 1日〜 5月10日   TEL06-4799-1090
・龍谷大学生協大宮店
     4月26日〜5月26日    TEL075-352-3981

☆プレゼント応募方法については、フェア開催の書店に並んでいる
 法蔵館書籍の白い帯の折込部分に書かれています。


◆◆◆法蔵館新刊案内◆◆◆

● 『 仏教とカウンセリング 龍谷大学仏教文化研究叢書26 』
    【真宗/一般向き】

   友久久雄編 A5 288頁 3,675円 978-4-8318-8172-4

   生老病死という、誰もが抱えている精神的な不安に向けて、
   宗教者は何ができるのか。仏教とカウンセリングの理論と
   実践を提示する。

  【目次】
   序論
   一 仏教とカウンセングの意義
   二 仏教の<こころ>とカウンセリング・マインド
   三 仏教者によるカウンセリング
   四 心理療法としての仏教の役割と現状

  【著者】
   1942年、兵庫県に生まれる。
   神戸大学大学院医学研究科博士課程修了。
   医学博士。専門分野は精神医学、臨床心理学、
   仏教カウンセリング。
   現在、龍谷大学文学部教授。浄土真宗僧侶。


●『近・現代真宗教学史研究序説 真宗大谷派の革新運動』
                    【真宗/専門向き】

  水島見一著 A5 858頁 15,750円 978-4-8318-7673-7

  真宗大谷派教団の改革運動は、清沢満之の白川党から、
  太平洋戦争後の同朋会運動へとたゆみなく続けられた。
  民主的な教団確立までの過程を克明に追究しその課題を
  明らかにする。

  【目次】
   第一章 革新運動の源泉とその精神
         −清沢満之の精神主義−
   第二章 革新運動の地方的発展の諸相
   第三章 「十五年戦争」下における革新運動の展開
   第四章 大戦敗北後の革新運動
   第五章 戦後革新運動のあらたな展開
         −真人社を中心として−
   第六章 初期同朋会運動の展開
         −真の民主主義の実践−
   第七章 同朋会運動の再生を願って−結びにかえて−

  【著者】
   1950年、富山県に生まれる。
   1973年、大谷大学文学部仏教学会卒業。
   1978年、大谷大学大学院博士後期課程満期退学。
   現在、大谷大学教授。

  【関連書】
   『近代真宗史論』 A5 305頁 6,300円 978-4-8318-7896-0

●『密教図像 28号』 【密教/専門向き】

  密教図像学会編 B5 96頁 2,940円 978-4-8318-0428-6
 
  【目次】
   善光寺式阿弥陀如来の模像製作について(松岡久美子)
   山景をそなえた阿弥陀仏五十菩薩像について(小野英二)
   『諸仏菩薩金剛等啓請』所収の「毘盧庶那修習啓請次第」
   について(川崎一洋)
   デーヴァとアスラの戦闘理由(西谷功)
   『タントラ部集成』に収録される秘密集会曼荼羅について
    (張 雅静)


●『近代火葬の民俗学 佛教大学研究叢書9』
   【宗教・哲学/専門向き】

  林英一著 A5 396頁 7,875円 978-4-8318-6233-4

  近代になり土葬地区がどのように火葬を受容したのか。
  資料やフィールドワークから火葬の受容背景を探り、
  日本における死生観の様相を考察する。

  【目次】
   序章 本書の課題と方法
   第一章 火葬の受容年代と受容理由概観
   第二章 火葬の歴史的展開
   第三章 火葬をめぐる葛藤
   第四章 火葬と土葬の社会的区別化
   第五章 日記にみる葬送儀礼の形式
   第六章 火葬受容の個別地域的展開の様相
   第七章 火葬受容の形式−火葬導入による葬送儀礼の変化−
   第八章 火葬と埋葬の時間的関係
   第九章 近代における火葬の受容−まとめに代えて−

  【著者】
   1958年、大阪府に生まれる。國學院大學文学部哲学科卒業。
   佛教大学 大学院にて博士(文学)取得。民俗学専攻。
   獨協大学国際教養学部、白梅学園高等学校地歴・公民科
   非常勤講師。

●『日本古代神祗制度の形成と展開』【歴史・仏教/専門向き】

  三橋正著 A5 581頁 9,975円 978-4-8318-7376-7

  緻密な文献考証を軸に古代から平安時代前期に至る祭祀の変遷
  を探り、また大祓、穢、神主等の重要語句の解明を通じて、
  「神道」をその形成過程から捉えた初めての書。

  【目次】
   序    「神道」の成立を考えるために
   第一篇   国家祭祀の成立と定着
   <付論一> 日本における神の数え方
   第二篇   国家制度から信仰習俗へ
   <付論二> 『諸社禁忌』について
 
  【著者】
   1960年、千葉県千葉市に生まれる。
   1989年、大正大学大学院文学研究科(史学専攻)
   博士課程単位取得。2000年、神道宗教学会賞受賞。
   2001年、第9回中村元賞受賞。


●『信楽峻麿著作集』★全10巻完結★

  「第8巻  尊号真像銘文講義T」978-4-8318-3388-4
  「第9巻  尊号真像銘文講義U」978-4-8318-3389-1
  「第10巻 尊号真像銘文講義V」978-4-8318-3390-7

  【真宗/専門向き】
  
  礼拝の対象であった名号や、高僧の像の上下に書かれた賛銘
  を、親鸞自身が詳細に解説したものを集めた、教義の核心が
  凝縮された著作を、教理学の視点を盛り込んで体系的に解説。

  【8巻目次】A5 418頁 9,450円

   序論
   第一章 『尊号真像銘文』の原典
   第二章 題号の意義と撰述の意趣
   第三章 本書の思想的背景
   第四章 日本浄土教における阿弥陀仏像
   第五章 親鸞における名号本尊
   第六章 真宗における先徳像
   第七章 親鸞以降における本尊の変遷
   本論
   第一文 第十八願文(『無量寿経』)
   第二文 「往覲偈」の文(『無量寿経』)
   第三文 釈迦勧誡の文(『無量寿経』)

  【9巻目次】A5 480頁 9,450円
   第四文 勢至菩薩の文
   第五文 龍樹菩薩の文
   第六文 天親菩薩・世尊我一心の文
   第七文 天親菩薩・観仏本願力の文
   第八文 曇鸞大師の文
   第九文 善導大師の文
   第十文 善導大師・「玄義分」の文
   第十一文 善導大師・『観念法門』(その一)の文
   第十二文 善導大師・『観念法門』(その二)の文

  【10巻目次】A5 512頁 9,450円
   第十三文 聖徳太子の文
   第十四文 聖徳太子の文
   第十五文 源信和尚の文
   第十六文 源空聖人の文
   第十七文 『選択本願念仏集』標挙の文
   第十八文 『選択本願念仏集』三選の文
   第十九文 『選択本願念仏集』信疑決判の文
   第二十文 聖覚和尚の文
   第二十一文 親鸞聖人の文
  
  【既刊】
   第1巻 改訂 浄土教における信の研究  15,750円
   第2巻 改訂 親鸞における信の研究 上 13,650円
   第3巻 改訂 親鸞における信の研究 下 13,650円
   第4巻 歎異抄講義 T          9,450円
   第5巻 歎異抄講義 U          9,450円
   第6巻 真宗教義学原論T         9,450円
   第7巻 真宗教義学原論U         9,450円


◆◆◆法蔵館のこれから出る本◆◆◆

【4月上旬出来予定】

●『老いて出会うありがたさ 心に響く3分間法話』
   【真宗/一般向き】

  圓日成道著 四六判 100頁 1,050円 978-4-8318-8976-8

  年をとることを恐れてはいませんか?日々の暮らしのなかで、
  生きること、老いること、病を得ることの意味を、ときに優し
  く、ときに厳しく問いかける、滋味あふれる法話集。

●『真宗学シリーズ1 現代親鸞入門』【真宗/一般向き】

  信楽峻麿著 四六判 219頁 1,995円 978-4-8318-3271-9

  信心とは、救いとは何か。阿弥陀仏とはどんな仏か
  ―ブッダ釈尊、仏教の原点に立ち帰り、生きる指針
  を見失った現代の私たちに、親鸞がひらいた浄土真
  宗の世界を明確に語る。

●『真宗と他者 なぜ人を殺してはいけないのか』
   【真宗/一般向き】

  大桑斉著 四六判 203頁 2,520円 978-4-8318-8997-3

  「なぜ、人を殺してはいけないのか?」という問いに、
  浄土真宗はどう応えていけるのか。その問いの背景を思
  想史の立場から思案しつつ、現代と浄土真宗に問題を投
  げかける注目の一冊。

●『 道元禅師のことば 『修証義』入門 』【曹洞宗/専門向き】

  有福孝岳著 四六判 273頁 2,100円 978-4-8318-7109-1

  曹洞宗の聖典の一つである「修証義」全5章31節をひとつずつ
  取り上げ、語句と内容の説明を行う。さらに道元の主著『正法
  眼蔵』との関係を明らかにし、その文脈で解釈する。

●『歎異抄講義(下)』【真宗/一般向き】

  三明智彰著 A5 416頁 3,360円 978-4-8318-3837-7

  『歎異抄』を正しく読み解くための決定版。親鸞の魅力と教え
  をやさしく説き示し、現代の状況に照らし合わせながら考えて
  いく。上巻(師訓編)は大好評で刊行後たちまち重版!

  ☆『歎異抄講義(上)』
     A5 312頁 2,940円 978-4-8318-3836-0(2009年刊)


【4月下旬出来予定】

●『武田龍精博士退職記念論集 科学時代における人間と宗教』

  【真宗/専門向き】

  武田龍精先生退職記念論集刊行会編
   A5  640頁  9,450円  978-4-8318-2441-7

  宗教・科学・哲学等国内外の幅広い分野で活躍する研究者
  による論集。親鸞浄土教の、比較思想研究と現代における
  その研究意義を問う書。

●『 儀礼の力 中世宗教の実践世界 』【宗教/専門向き】

  ルチア・ドルチェ◆松本郁代編

  A5  380頁  5,250円  978-4-8318-7670-6

  天台声明・立川流の儀礼・醍醐寺の雨乞祈祷・夢告と
  絵画・山王神社の神輿など、中世日本の宗教世界の実
  相を、儀礼の力学という欧米の儀礼学の立場から解釈
  する、画期的論文集。

●『増補改訂 法然遺文の基礎的研究』【真宗/専門向き】

  中野正明著 A5 608頁 15,750円  978-4-8318-6055-2

  伝記形成の基礎資料となった各種遺文の史料的信憑性を文献
  学的考察によって究明すると共に、科学的方法の導入により
  多くの新知見を提示した旧著に、最新成果を増補した法然遺
  文研究の決定版。

●『大無量寿経講義 第3巻 人間成就の仏道』
  【真宗/専門向き】

  本多弘之著 A5 予520頁 予9,450円 978-4-8318-3393-8

  『大無量寿経』下巻を丹念に読み解き、三毒五悪段に示された
  苦悩のいのちを生きる人間が、本願念仏の他力の信心によって
  救われる道、人間成就の仏道を明示した渾身の講義録。
☆☆重版できました☆☆

●『さあ、がんばろう』【真宗/一般向き】
   第11刷 1988年刊行

  平澤 興著 四六判 255頁 2,310円 978-4-8318-8037-6

  医学会の権威であり、元京大総長という教育者でもある氏の
  最後の随想集。科学者として「ヒト」を探求し続けた貴重な
  体験から「人」に対する敬虔な思いを語り、その無限の可能
  性を心を込めて説く。
 
  【目次】
   T 世相に思う
   U 教育を考える
   V わが人生を顧みて

●『伝道シリーズG 浄土真宗の救い』【真宗/一般向き】
    第5刷  2001年刊行

   中村 薫著 小B6 31頁 200円 978-4-8318-2168-3

   自分の本当の姿と、ありのままの私を肯定できる居場所
   をさがし求める著者の問いに答えつつ、癒しから気づき
   へ導く浄土真宗の救いをさまざまな具体的事例に学びな
   がらやさしく語る講話集。

  【目次】
   癒しから気づきへ
   宮沢賢治の世界
   賢治の生い立ち
   大乗のこころ
   限りない欲望
   現代人の宗教心
   身の真実−不断煩悩
   浄土真宗の救い
   愛憎違順

●『鎌倉仏教形成論 思想史の立場から』【歴史・史料/一般向き】

   第4刷  1998年刊行

   末木文美士著 A5 425頁 6,090円 978-4-8318-7372-9

   鎌倉新仏教と平安旧仏教はまったく異質なのか。
   法然、明恵、顕密体制論、本覚思想、仏教の民衆化
   などを題材に、まったく新しい視点から形成期の鎌
   倉仏教を読み解き、通説を覆す力作論集。

   【目次】
    序章 鎌倉仏教への視座
     T 顕と密
     U 法然とその周辺
     V 明恵とその周辺
     W 本覚思想の形成
    結章 仏教の民衆化をめぐって

◆◆◆ 法蔵館書店新着案内 ◆◆◆

●『親鸞さまってどんな方』

  瓜生津隆文著 B6 47頁 300円 探究社

  会話風のQ&A形式。
 
  【目次】
   ・はじめに
   ・親鸞さまってどんな方なの?
   ・伝記はたくさん作られたの?
   ・恵信尼さまのお手紙には、どんなことが書かれているの?
   ・そのいきさつというのは、どういうことなの? ほか

●『親鸞 生涯と教え』
   真宗大谷派学校連合会教科書編纂委員会編
   B6  129頁  800円  東本願寺出版部

   親鸞聖人を知る入門書の決定版!!わかりやすい言葉と
   多くの写真で読みやすい1冊。

  【目次】
   第1章 人間に生まれて
   第2章 真実を求めて
   第3章 真実との出あい
   第4章 愚禿の名のり
   第5章 関東での教化
   第6章 京に帰る   ほか

●『親鸞再考 僧にあらず、俗にあらず』

  松尾剛次著 B6 189頁 1,019円 NHKブックス

  法然門下に入る前、何をしていたのか。正妻は誰なのか。
  夢告はあったのか。越後流罪後、京に戻ったのか。息子の
  善鸞を義絶した背景は何か?。親鸞の生涯を、これまであま
  り用いられてこなかった資料をもとに大胆に読み解く。

  【目次】
   第一章 親鸞像を読み直す
   第二章 童子としての親鸞
   第三章 延暦寺官僧としての親鸞
   第四章 法然門下としての親鸞
   第五章 越後配流と関東布教
   第六章 帰京後の親鸞   ほか

  【関連書】
   『山をおりた親鸞 都をすてた道元』
     四六版  201頁  2,310円  978-4-8318-6060-6       2009年刊

●『親鸞の風景』

  今井雅晴監修 A4 191頁 3,990円 茨城新聞社

  親鸞ゆかりの聖地・茨城。親鸞は壮年期の約20年、
  茨城を関東布教の拠点とした。茨城は、親鸞が宗教指
  導者としてその若き血肉を傾けた、まさに浄土真宗の
  聖地である本書は、親鸞が目にしたであろう茨城の風
  景を追体験するとともに、親鸞が現代に残してくれた
  風景を克明にたどるものである。

  【目次】
   親鸞、庵を結ぶ
   親鸞の家族
   親鸞、茨城をめぐる
   親鸞と二十四輩
   親鸞の旧跡寺院と二十四輩寺院解説


●『親鸞と蓮如−真実信心獲得の理論−』

  武田龍精著 B6 382頁 2,700円 永田文昌堂

  親鸞と蓮如の「あいだ」をどのようにわれわれ自身
  がうけとめていくのか、二十一世紀という現代世界
  における宗教的実存の視座の一端を提示する。

  【目次】
   第一章 歴史的状況の素描と宗教的実存
   第二章 親鸞浄土教における「真実」の概念
   第三章 親鸞書簡における信の論理構造
   第四章 蓮如における信心決定の論理   ほか


●『影なき光』

  徳永道雄著 B6 196頁 840円 本願寺出版社

  ‘はからい’を捨てきれない人間の悲しさとすべてを
   超えて私にはたらいている。如来の光−影なき光。
   人生と社会を鮮やかに切り取る、短篇法話集。

  【目次】
   はじめに
   風のうた
   影なき光
   ものみな金色に輝く
   人生の「まこと」
   「そのままの救い」ということ ほか


●『『三帖和讃』講讃(上)』

  増井悟朗著 A5 303頁 2,520円 白馬社

  親鸞聖人の深い感動をうたった『三帖和讃』を学ぶために
  これ以上はない最強テキストが登場!

  【目次】
   浄土和讃
   ・第1章 巻頭(冠頭)和讃 2首
   ・第2章 讃阿弥陀仏偈和讃 48首
   ・第3章 浄土和讃(三経讃)
   ・第4章 諸経和讃 9首  ほか
   高僧和讃
   ・第1章 龍樹和讃 10首
   ・第2章天親和讃 10首
   ・第3章 曇鸞和讃 34首
   ・第4章 道綽和三 7首   ほか


●『読み解き「般若心経」』

  伊藤比呂美著 B6 214頁 1,680円 朝日新聞出版

  般若心経、白骨、観音経、法句経、地蔵和讃−詩人の技を
  尽くして画期的な現代語に訳していく。エッセイ+お経+
  現代語訳。

  【目次】
   ・読み解き「懺悔文」女がひとり、海千山千になるまで
   ・読み解き「香偈」「四奉請」おはいりください
   ・読み解き「般若心経」負うた子に教えられ
   ・新訳「発願文」忘れること忘れないこと
   ・読み解き「大地の歌」浄土をさがして   ほか


●『初期唯識思想の研究−唯識無境と三性説−』

  兵藤一夫著 A5 492頁 9,975円 文栄堂

  2007年春に大谷大学に提出した学位請求論文を
  もとにしたものである。識者がそれまでに発表して
  きた唯識無境や三性説ついての諸論文に幾つかを書
  き加えて一つにまとめた書。

  【目次】
   序論
   第一章 瑜伽行と唯識無境説−入無相方便の確立と展開−
   第二章 唯識無境の論証(外界実在の否定)
   第三章 初期瑜伽行派による極微説批判  ほか


●『行事法話集 人生の折々に』

  北塔光昇◆瓜生津隆真ほか著 
   A5 399頁 1,575円 本願寺出版社

  み教えとの出遭いを慶び、人生の意義を学ぶご縁となる
  さまざまな仏教行事。「冠婚葬祭」といった重要な儀式
  や仏教(浄土真宗)で行う法要行事の意義や歴史、そし
  て受け止め方を分かり易く<解説>。三十六編の<解説>
  と<法話>、百八編の<法話>を収載。

  【目次】
   第一章 人生の出会い
   第二章 み教えに出遭う
   第三章 慶びをともに
   第四章 悲しみに聞く ほか


●『新・伊沢式 日本史集中講座「鎌倉新仏教」編』

  伊沢元彦著 B6 281頁 1,575円 徳間書店

  鎌倉新仏教」から「本来の仏教」を引くと日本文化の
  特異性がはっきりとわかるのです!日本人の心のエッ
  センスとしての宗教から読み解く超エキサイティング
  な日本史、開講!

  【目次】
   序章  私が部門史、時代史ばかりの
        日本史研究から離れて「通史」を目指すわけ
   第1章 キリシタン・鉄砲との付き合い方で浮かび上がる
        「日本人の独自思想」
   第2章 仏教から見えてくる「日本」の特異性
   第3章 仏教の日本的変容−鎌倉新仏教の時代に
        大転換が起こった   ほか

●『仏教ならこう考える 「悪人」だって救われる』

  ひろさちや著 B6 210頁 1,365円 春秋社

  なくすことのできない悩み・苦しみを、なくそうとして
  悩み・苦しむことはない。その悩み・苦しみに立ち向か
  う覚悟ができたとき、仏教は「救い」を教えてくれる。
  常識を超える仏教入門書。

  【目次】
   第T章 現代日本の仏教に人を救う力はあるか
   第U章 仏教はいかに人を救うか
   第V章 善人とは誰か?誰が悪人か?
        −『歎異抄』から考える−  ほか


●『自死遺族を支える』

  平山正実著 B6 284頁 2,100円 エム・シーミューズ

  遺族の心理、悲しみの過程、二次的被害等、遺族支援の
  すべてがわかる。
 
 【目次】
  第T章 自死遺族に対する悲嘆援助
  第U章 遺族ケアに関する諸問題  ほか


●『宗教と現代がわかる本』
 
  渡邊直樹責任編集 A5 329頁 1,680円 平凡社

  宗教についての理解なしに現代の問題は解決しない。

  【目次】
   ・カラーグラビア 聖地と祈り
   ・対談 聖地の感覚・宗教と巡礼・原初的な信仰の力
       (植島啓司×野町和嘉)
   ・人物ルポ 水木しげる  ほか


●『高僧伝(三)』

  慧 皎著  文庫  461頁  1,134円  岩波文庫

  中国仏教史の基本文献『高僧伝』初の全和訳。後漢から
  六朝に至る高僧約500人の事績を集成した本書は、後の各
  種「高僧伝」の範となった。本冊には、竺道生など教理に
  精通し中国仏教の基礎を固めた沙門(義解篇四、五)、およ
  び病気治癒などの不思議な行状で知られる仏図澄その他の
  沙門(神異篇上下)の記録を収める。

  【目次】
   巻第七
   巻第八
   巻第九
   巻第十  ほか


●『正量部の業思想』

  本多至成著 A5 236頁 5,000円 永田文昌堂

  正量部の唯一の論書とされている『三弥底部論』を紐解く。

  【目次】
   一 正量部
   二 正量部を中心とする業思想  ほか


●『人物叢書 新装版 文覚』

  山田昭全著 B6 230頁 1,995円 吉川弘文館

  鎌倉前期の真言僧。流配地伊豆で源頼朝と親密な関係を
  築き、後白河院との連携を工夫して平家打倒に奔走。動
  乱の仕掛人として荘園の寄進を受け、神護寺や東寺等の
  復興に努めた。過激な言動で三度の流刑となるが、その
  根源には鎮護国家の理想をめざす宗教的使命感があった。
  鎌倉期の仏教文化と政治に大きな足跡を残した荒法師の波
  乱の生涯を描く。

  【目次】
   第一 遠藤盛遠
   第二 盛遠の出家
   第三 初期の神護寺復興
   第四 強訴と流罪
   第五 伊豆の文覚
   第六 頼朝挙兵  ほか


●『観音さまのこころ』

  小堀光詮著 B6 168頁 1,575円 春秋社

  自らの八十八年の人生を込めて、そのこころを、凛として
  味わい深く語る。日本人の生き方をそっと教えてくれます。

  【目次】
   T 観音さまのこころ
   U <対談>観音さまと日本人のこころ
          (小堀光詮+ひろさちや) ほか


●『公家事典』

  橋本政宣編  A5  1090頁  21,000円  吉川弘文館

  中世・近世期の公卿。3千余人の詳細なデータベース。
  公家制度と朝廷を理解するために必備!

  【目次】
   ・公家の制度と社会
   ・摂家流
   ・近衛家
   ・九条家  ほか


● 『仏と人 48』

   無名会同人編 B6 100頁 410円 永田文昌堂

  【目次】
   散る桜 残る桜も(太田信隆)
   五合庵詣で(森正)
   「正信偈」のこころ(五)(梯實圓)
   民衆の仏教(念仏の独立)(高田慈昭)ほか


●『佛教学セミナー 第89号』

  大谷大学佛教学会編 A5 134頁 1,050円 大谷大学仏教学舎

  【目次】
   大乗『大般涅槃経』の構造について(織田顕祐)
   『中本起經』における説話伝承の系統について
     ―「佛食馬麥品」を中心に―(奥村浩基)
   有部を巡る諸問題(三友健容)  ほか


●『佛教学セミナー 第90号』

  大谷大学佛教学会編 A5 94頁 1,050円 大谷大学仏教学舎

  【目次】
   往生伝と語り―「聖なる伝記」
    (Sacred Biography)としての『日本往生極楽記』
     ―(ロバートF.ローズ)
  『一切悪趣清浄儀軌光明荘厳』にみる引用経軌について ほか


●『親鸞教学 95』

  大谷大学真宗学会編B6107頁 1,050円 大谷大学真宗学会

  【目次】
   大乗の至極−往生浄土から大般涅槃道へ−(延塚知道)
   石水期・清沢満之における「現生正定聚論」の究明(下)
    −清沢満之における「現在安住」の思想的背景−(西本祐攝)
                          ほか
 
● 『 仏と人 48 』

   無名会同人編 B6 100頁 410円 永田文昌堂

   【目次】
    散る桜 残る桜も(太田信隆)
    五合庵詣で(森正)
    「正信偈」のこころ(五)(梯實圓)
    民衆の仏教(念仏の独立)(高田慈昭)  ほか


● 『本願寺歴代連坐御影 解説書付』

  制作:椛蜩
  発行:メセナ
  A5  36頁  504,000円

  ☆内容見本進呈


●『同朋 4月号』

  真宗大谷派宗務所出版部編 A5 72頁 300円 東本願寺出版部


●『在家佛教 5月号』
 
  在家仏教協会編 A5 100頁 440円 在家仏教協会


●『大乗 4月号』

  大乗刊行会編 A5 85頁 394円 本願寺出版社


●『大法輪 5月号  特集:葬儀・先祖供養の《誤解》を解く』

  小山弘利編 A5 244頁 840円 大法輪閣



♪♪おもしろい本♪♪

●『読み解き「般若心経」』

  伊藤比呂美著 B6 214頁 1,680円 朝日新聞出版

  エッセイ集「良いおっぱい 悪いおっぱい」の
  詩人・伊藤比呂美さん。

  般若心経、白骨、観音経、法句経、地蔵和讃−詩人の技を
  尽くして画期的な現代語に訳していく。エッセイ+お経+
  現代語訳。

  【目次】
   ・読み解き「懺悔文」女がひとり、海千山千になるまで
   ・読み解き「香偈」「四奉請」おはいりください
   ・読み解き「般若心経」負うた子に教えられ
   ・新訳「発願文」忘れること忘れないこと  ほか


◎旧刊もおすすめ◎

●『花岡大学仏典童話集 全3巻』

  花岡大学著 A5 佼成出版 4,725円 小暮政夫選

  ☆子どもたちに読んでほしい「心の童話」


●『花岡大学童話文学全集 全6巻』

  花岡大学著 A5 法蔵館書店 17,640円

  ☆在庫に限りがあります。
  ☆セット販売のみ


〜信楽峻麿先生の書籍〜

●『 真宗学シリーズ1 現代親鸞入門』

  信楽峻麿著 四六判 219頁 1,995円 978-4-8318-3271-9

  信心とは、救いとは何か。阿弥陀仏とはどんな仏か
  ―ブッダ釈尊、仏教の原点に立ち帰り、生きる指針を
  見失った現代の私たちに、親鸞がひらいた浄土真宗の
  世界を明確に語る。


●『信楽峻麿著作集 全10巻』☆全10巻完結

  【既刊】
   第1巻 改訂 浄土教における信の研究   15,750円
   第2巻 改訂 親鸞における信の研究 上 13,650円
   第3巻 改訂 親鸞における信の研究 下 13,650円
   第4巻 歎異抄講義 T 9,450円
   第5巻 歎異抄講義 U           9,450円
   第6巻 真宗教義学原論T          9,450円
   第7巻 真宗教義学原論U          9,450円

  【新刊】
   第8巻 尊号真像銘文講義T         9,450円
   第9巻 尊号真像銘文講義U         9,450円
   第10巻 尊号真像銘文講義V         9,450円


◆◆◆法蔵館書店売行き3月ベスト10◆◆◆
順位 書名 / 著者名/ 出版社名 / 税込価格

1 真宗にとって「いのち」とは何か
   小川一乗  法蔵館  1,050円

2 親鸞再考 なぜ悪人こそ救われるのか
   佐々木正  法蔵館  1,890円

3 四十八願概説
   一楽 真  文栄堂  2,940円

4 親鸞(上)
   五木寛之  講談社  1,575円

5 親鸞(下)
   五木寛之  講談社  1,575円

6 神も仏も同じ心で拝みますか
   譲 西賢  法蔵館  1,050円

7 真宗勤行聖典
   川島真量  法蔵館  2,625円

8 親鸞再考 僧にあらず、俗にあらず
   松尾剛次  NHK出版  1,019円

9 私でも他力信心は得られますか
   和田真雄  法蔵館  1,050円

10 お浄土はいのちのふるさと
   小川一乗  法蔵館  1,050円



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2010年04月07日(水) No.765 (法藏館書店ニュース)

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