法藏館新刊話題の本のお知らせ

2010/10/5 123号 法蔵館書店ニュース
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法 蔵 館 書 店 ニ ュ ー ス  2010/10/5 123号

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☆ 話題の本 ☆

9月号 共済と保険 掲載

●『 目覚めれば弥陀の懐 小児科医が語る親鸞の教え 』
   【真宗/一般向き】

   駒澤 勝著 四六判 225頁 1,890円 978-4-8318-2454-7


9/1号 文化時報 掲載

●『 儀礼の力 中世宗教の実践世界 』
   【宗教/専門向き】

   ルチア・ドルチェ著◆松本郁代編 A5 346頁 5,250円
   978-4-8318-7670-6


9/9号 仏教タイムス 掲載

●『 現代社会と浄土真宗〈増補新版〉』
   【真宗/一般向き】

   池田行信著 A5 234頁 1,890円 978-4-8318-5683-8


9/17号 週刊読書人 掲載

●『 後醍醐天皇と密教 シリーズ権力者と仏教2 』
   【日本史/一般向き】

   内田啓一著 四六判 243頁 2,100円
   978-4-8318-7584-6


◎法蔵館フェア〜仏教の風〜開催中!
(クイズに答えて図書カード1万円分プレゼント)

ヒントは、フェア開催書店内パネルをご覧下さい。
★フェア期間は書店様の都合により変更になります。
 各店にご確認下さい。

・法蔵館書店
   1月 5日〜12月28日    TEL075-343-0458

・ジュンク堂書店ロフト名古屋店
   7月19日〜長期間       TEL052-249-5592

・ジュンク堂書店池袋本店
   8月21日〜 9 月30日   TEL03-5956-6111

・紀伊國屋書店新宿本店【親鸞連続ミニフェア】
 (2〜3ヶ月ごとに書目が変わります) TEL03-3354-0131

☆プレゼント応募方法については、フェア開催の書店に並んでいる
 法蔵館書籍の白い帯の折込部分に書かれています。



◆◆◆ 法蔵館新刊案内 ◆◆◆

●『なごりおしく思えども 娑婆の縁つきて』
   【真宗/一般向き】

   尼子哲也著  四六判  184頁  1,890円
   978-4-8318-8999-7

  突然の病さえ受け入れさせてくれた親鸞の教え。発症から命終
  までの10ヶ月間の、これだけは伝えたいと自身の体験を交え
  た温情溢れる法話集。

  【目次】
   第一章 悪性リンパ腫御引受候
   第二章 つるとかめ
   第三章 念仏の心をもつ染香人
   第四章 骨をくだきても謝すべし
   終章  別れは新たな出会い

  【著者】
   1934年、大分県宇佐市・真宗大谷派福円寺に生まれる。
   1962年大谷大学大学院修士課程真宗学科修了。大分県立
   高等学校教諭・倫理社会科担当。福円寺住職。
   1988年、大分県立高等学校退職、法務・布教に専念。
   2002年、命終(享年69歳)法名幻雲院釈不穎。


●『挑戦する仏教 アジア各国の歴史といま』
   【仏教・社会/一般向き】

   木村文輝編  四六判  311頁  2,415円
   978-4-8318-7108-4

  イスラム教国家でマイノリティとして生きる仏教徒、国境を
  越えてつながる仏教ネットワーク、宗教が途絶していた国で
  の仏教復興など、刻々と変わる政治情勢とも関連させてアジ
  ア仏教の「いま」に迫る。

  【目次】
   1 マイノリティとしての仏教
   2 戦乱と弾圧をくぐりぬけた仏教
   3 変貌する上座仏教
   4 現代に生きる密教
   5 勃興する大乗仏教

  【著者】
   1964年生まれ。1988年名古屋大学文学部卒業。
   1988年〜1989年インド・プーナ大学大学院留学。
   1995年名古屋大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。
   愛知学院短期大学講師、助教授を経て、現在、愛知学院
   大学教養部准教授。インド思想史、現代仏教研究専攻。

  【著書】
   『生死の仏教学』(2007年 法蔵館刊行)


●『良寛の涙』  【仏教・社会/一般向き】

   久馬慧忠著  四六判  123頁  1,260円
   978-4-8318-5647-0

  今もなお多くの人から親しまれている良寛。しかし、
  その穏やかな姿の裏には様々な涙が隠されていた―。
  長年「良寛さん」を慕ってきた著者による、人間味
  あふれる評伝。

  【目次】
   一 千金の涙
   二 切ない別れの涙
   三 波間に沈む涙
   四 兎を思う涙
   五 見舞状に見る涙
   六 哀れな乞食に落とす涙
   七 仏教界の現状を嘆く涙
   八 法悦の涙
   九 ただの世界にただ涙
   十 人の親の不幸に涙
   十一 学問の師を弔う涙
   十二 人の世を嘆き流す涙
   十三 仏法の師の恩に涙
   十四 法灯の滅するを嘆く涙
   十五 盗人に間違えられて流す涙
   十六 筍を消失して流す涙
   十七 臨終の涙

  【著者】
   1934年、神戸市生まれ。
   1954年、駒沢短期大学仏教科卒業後、沢木興道老師、
   内山興正老師に随侍。1956年、曹洞宗・東善寺(舞鶴市)
   住職。1966年、曹洞宗・成福寺(一宮市)へ転住、現在に
   至る。長年、一宮福田会(袈裟講習会)主宰。また15年間
   にわたり、参禅と袈裟把針指導と講演のために渡欧。多年、
   坐禅・袈裟・良寛・妙好人について研究を続ける。
   現在、曹洞宗・成福寺住職、NHK名古屋文化センター講師、
   曹洞宗東海管区教化センター布教師。

  【著書】
   『袈裟のはなし』
   『良寛入門─仏のモノサシ・人のモノサシ─』(法蔵館刊行)


●『信は生活にあり 高光大船の生涯』【宗教/一般向き】

   水島見一著  A5  194頁  1,890円
   978-4-8318-8500-5

  暁烏敏、藤原鉄乗らとともに「加賀の三羽烏」と称された、
  大地の念仏者・高光大船の生涯を尋ねる。付録として大船に
  育まれた元加賀友禅作家・村上堅正氏の随想を収載する。

  【目次】
   第一章 若き日の大船
   第二章 壮年期の大船T
   第三章 壮年期の大船U
   第四章 戦時下の大船
   第五章 晩年の大船

  【著者】
   1950年、富山県に生まれる。1973年、大谷大学文学部
   仏教学科卒業。1978年、大谷大学大学院博士後期課程満期退学。
   現在、大谷大学教授。
 
  【著書】
   『近・現代真宗教学史研究序説』(2010年 法蔵館刊行)


◆◆◆ 法蔵館のこれから出る本 ◆◆◆

【10月上旬出来予定】

●『浄土とは何か 親鸞の思索と土における超越』
   【真宗/専門向き】

   長谷正當著  A5  360頁  3,990円
   978-4-8318-3838-4

  浄土の観念は、死んだのだろうか。それともやはり、
  現代日本人にとって、必要不可欠な観念なのだろうか。
  清沢満之、西田幾多郎、曾我量深、西谷啓治の思索を通して
  「いのちの根源」としての浄土とは何かを追究する。


【10月下旬出来予定】

●『葬式のはなし』  【真宗/一般向き】

   菅 純和著  四六判  104頁  1,050円
   978-4-8318-6418-5

  「喪主は誰が務めるのがいいのか」「葬儀の相場」
  「焼香の作法」「仏壇の購入」「分骨」「法事」
  「お寺とのつきあい」など、葬儀とその後に関する
  50の疑問に明快に答える。

●『誰も書かなかった親鸞 伝絵の真実』
   【真宗/一般向き】

   同朋大学仏教文化研究所編 四六判 300頁 2,940円
   978-4-8318-7458-0

  「親鸞の出自」「六角夢告の意味」「善光寺信仰と太子信仰」
  「葬送と墓」など、親鸞に関する定説を見直し、『親鸞伝絵』
   を読み直すことによって、新たな親鸞像の構築を目指す
  意欲的論考集。


☆☆重版できました☆☆

●『いのちの満足 伝道シリーズB』【真宗/一般向き】

  第6刷  2001年刊行

   田代俊孝著 小B6 31頁 200円 978-4-8318-2163-8

  臓器移植や生命操作、医療や福祉の現状にふれながら、
  「延命」にとらわれた現代人の人生観を乗り越える
  「これでよかった」と頷ける南無阿弥陀仏の広い世界を
  明らかにした講話集。

  【目次】
   こんなはずではなかった
   「延命」へのとらわれ
   役に立つ立たないというものさし
   本願力にあいぬれば
   不老長生の仙経を焼く
   南無阿弥陀仏とは
   生死を見つめることが出遇いのチャンス
   他力によって生かされていた
   これでよかった

●『悲しみをこえる人生 伝道シリーズF』【真宗/一般向き】

  第9刷  2001年刊行

  浅井成海著  小B6  31頁  200円  978-4-8318-2167-6

  愛する人・大切な人を失った別離の悲しみをいかに乗り
  こえるか。念仏の教えとの出遭いを通して生きる希望と
  指針を見出した先達の生きざまを示す、仏事・法事の施
  本に最適の法話集。

  【目次】
   愛しい人を送る
   小林一茶の悲しみ
   み教えに遇う
   永遠の世界との出会い
   大切な人とのわかれ
   還相の菩薩
   亡き人に救われる
   三つの言葉

  〔伝道シリーズ〕  各200円
    @仏道としての念仏(小川一乗)
    A信心をいただく(澤田秀丸)
    C親鸞さまの求道(信楽峻麿)
    D歎異抄はどんな本か(中西智海)
    E生死をこえる道(藤田徹文)
    G浄土真宗の救い(中村 薫)
    H生死するいのち(宮城 リ)
    I清沢満之に学ぶ生と死(田代俊孝)


◆◆◆ 法蔵館書店新着案内 ◆◆◆


(第六回配本 第六巻)

●『シリーズ 親鸞』全10巻  筑摩書房

  第六巻 「親鸞の伝記『御伝鈔』の世界」

  草野顕之著  B6  210頁  1,890円  筑摩書房

  伝承をたずねて。語りつがれ時代の課題を映しだす親鸞のおしえ。

  【目次】
   第一章 『親鸞伝絵』の成立と背景
   第二章 親鸞の俗姓
   第三章 比叡山・吉水時代の親鸞
   第四章 承元の法難
   第五章 越後の親鸞
   第六章 関東の親鸞  ほか

  ※予告―第七回配本 第8巻『親鸞から蓮如へ』
  ※既刊―第一巻・第二巻・第三巻・第五巻・第六巻・第七巻


●『真の仏弟子 妙好人』

   菊藤明道編著  B6  76頁  840円  探究社

  『門信徒号・うどんげ』「妙好人」に加筆した1冊。

  【目次】
   1.妙好人
   2.優曇華と分陀利華
   3.石見の浅原才市さん
   4.因幡の源左さん
   5.大和の清九郎さん
   6.常陸の明法房さん  ほか

●『構築された仏教思想 親鸞 救済原理としての絶対他力』

   釈 徹宗著  B6  134頁  1,470円  佼成出版社

  <親鸞>というシステムの全貌。信仰から論理へ―。
  言語化され有機化された仏教思想。
  その本質をラディカルに問う、仏教学の新たな地平を切り
  拓くシリーズ。

  【目次】
   第一章 浄土仏教とは何か
   第二章 親鸞の原風景
   第三章 親鸞思想の特性
   第四章 はからいなき地平へ

●『構築された仏教思想 龍樹 
   あるように見えても「空」という』

   石飛道子著  A3  133頁  1,470円  佼成出版社

  龍樹は詭弁論者か?信仰から論理へ―。言語化され有機化
  された仏教思想。その本質をラディカルに問う、仏教学の
  新たな地平を切り拓くシリーズ。

  【目次】
   第一章 龍樹伝説と龍樹の主要作品
   第二章 ブッダの縁起と龍樹の中道
   第三章 中道の論理と空の世界(聖者の世界へ) ほか

●『親鸞聖人の救済道 ―臨床の視座―』

   宇野弘之著  B6  298頁  2,940円  国書刊行会

  臨床救済道の視座。親鸞聖人の臨床実践思想を探究し、
  人間救済道を名論卓説!

  【目次】
   第一章 今なぜ民衆臨床救済道なのか
   第二章 日本仏教民衆救済史
   第三章 親鸞聖人のおもいやりの心、救済道  ほか

●『日蓮聖人のことば 「ご遺文」にきく真実の生き方』

   菅野 日彰著  B6  222頁  1,890円  大法輪閣

  困難にぶつかった時に読みたい、勇気をもらえる名言、
  温かい法話の数々。

  【目次】
   第一章 真実に生きるためのことば
   第二章 心が温かくなることば
   第三章 慈愛にあふれたことば
   第四章 勇気をもらえることば  ほか


●『寺川俊昭選集 第十巻 近代教学論』

   寺川俊昭著  A5  612頁  5,775円  文栄堂

  【目次】
   『清沢満之に学ぶ』
   「清沢満之の仏教思想史上における意義」
   「清沢満之の仏教思想史上における意義」
   「清沢満之と『精神界』」  ほか

●『金子みすゞ 永遠の抒情』

   詩と詩論研究会編  B6  219頁  2,520円
   勉誠出版

  なぜ、その詩は心に触れるのか。ひとたび読んだら
  忘れることのできない、その詩のうちにある<永遠
  なるもの>を解明する。みすゞの詩をテーマにした挿画、
  小説も収録したユニークな論集。

  【目次】
   みすゞ詩の抒情
   みすゞ詩の母胎
   みすゞの詩を読み解く
   小説

●『ほほえみ文庫B ひたすらに』

   天野こうゆう作者  B6変  48頁  1,050円
   御法インターナショナル

  うまくいかない時の〔ためいき〕を変えてみませんか?
  軸をずらさず、ひたすらに…そして淡々と。

●『ほほえみ文庫C ほほえみそえて』

   天野こうゆう作者  B6変  48頁  1,050円
   御法インターナショナル

  同じ行いでも、後味が違うのはなぜ?
  結果が全てだとわかっているならちょっと飾ってみませんか?

●『人間といういのちの相 V
    −今、いのちがあなたを生きている』

   真宗大谷派宗務所出版部編 A5 167頁 1,000円
   東本願寺出版部

  苦悩の根っこには願いがあり、ただ苦悩してきただけでは
  なく、苦悩を生きてきたことが、同時に願いを生きてきた。
  人間が人間の尊さを知るとはどういうことなのか。それが
  私たち人間の課題としてあるのだ。

  【目次】
   第一話 この生きづらさは何だろう?
   第二話 競争に勝たなければ生存が許されない社会なんて…
   第三話 生きることの難しさ人間の尊さ―前編―
   第四話 生きることの難しさ人間の尊さ―後編―  ほか

●『唯識入門講座 本とDVDで考える本当の生き方』

   横山紘一著  B6  189頁  2,100円  大法輪閣

  唯だ識(心)のみ!心を変えれば、自分も世界も変わる!

  【目次】
   第一章 <唯識>を学ぶ
   第二章 <唯識>に生きる
   第三章 <唯識>を活かす  ほか

●『心に響く法話シリーズ@
    CD 幸せの見つけ方』

   真城義麿著  CD  1,200円  東本願寺出版部

  いつでもどこからでも歩き巡礼。完全ルート地図。

  【目次】
   1.幸せって何?
   2.幸せをどこで見つければいいの?
   3.幸せの二つの中身
   4.生まれた意義と生きる喜びを見つけよう
   5.「生かされて生きる」と「生かして生きる」  ほか

●『仏教と民俗 仏教民俗学入門』

   五来 重著  文庫  302頁  940円  角川ソフィア文庫

  祖霊たちに扮して踊る盆踊り、馬への信仰が生んだ馬頭観音、
  養蚕を守るオシラさま、など、庶民に信仰されてきた仏教の
  すがたを追求する仏教民俗学。その魅力と面白さを創立者・
  五来重がわかりやすく語った入門書。

  【目次】
   T 現代と民俗
   U 年中行事と民俗
   V 祖先崇拝と民俗
   W 庶民信仰と民俗
   X 聖と民俗
   Y 修験道と民俗   ほか

●『法華経思想論』

   松本史朗著  A5  755頁  16,800円  大蔵出版

  「一乗真実」から「三乗真実」へ。要所で特徴的に
  用いられる注目すべき語、それらが使われた意義を精査
  するとき、法華経の形成される経緯が明確になり、その
  思想的変化を読み取ることができる。

  【目次】
   第一章 一乗真実説から三乗真実説へ―序説―
   第二章 「方便品」散文部分の前半部分の考察
   第三章 「方便品」散文部分「仏知見の説法」部分の考察
   第四章 「方便品」散文部分の結論部分の考察    ほか

●『煩悩の整理学 死ぬまで道づれの「迷・惑」な自己』

   中野東禅著  B6  226頁  1,890円  春秋社

  仏教にまなぶ、<こころ>の掃除法!

  【目次】
   第一章 生きがいは苦しみでもある
   第二章 自分ほど可愛いものはない
   第三章 煩悩のかたち
   第四章 百八煩悩  ほか

●『高僧伝(四)』(全四巻完結)

   慧 皎著  文庫  520頁  1,197円  岩波書店

  後漢時代から六朝期に至る高僧約500人の事績を集成
  した中国仏教史の基本文献。本冊には、禅定を始め仏教
  音楽・説教等に優れた沙門の伝記である習禅・明律・亡身・
  誦経・興福・経師・唱導の七篇ならびに序録を収める。
  付・索引(人名・書名・寺名)。

  【目次】
   巻第十一〜巻第十四


●『歴史文化コレクション 日本中世の国家と仏教』

   佐藤弘夫著  B6  292頁  2,520円  吉川弘文館

  中世、神仏世界のリアルな実態とその構造!
  「新仏教」は中世人にどう受容されいかなる役割を
  果たしたのか!

  【目次】
   第一 中世仏教への道
   第二 専修念仏の成立
   第三 改革運動の展開
   第四 中世後期における国家と仏教  ほか

●『現代宗教 2010 エコロジーとスピリチュアリティ』

   国際宗教研究所編 A5 360頁 2,310円 秋山書店

  【目次】
   対談 本物のスピリチュアリティを求めて
   随筆 生命観にひそむ東西間の課題
   特集 エコロジーとスピリチュアリティ  ほか

●『新アジア仏教史08 中国V 宋元明清 中国文化としての仏教』

   沖本克己編集委員  A5  413頁  4,200円
   佼成出版社

  宋代以降、仏教は儒教との思想的融合が顕著となり、
  国家の統制下で命脈を保っていきます。一方、モンゴル
  族の王朝である元代には、新たにチベット仏教が伝来し、
  独自の文化を形成しました。ほかにも、貿易を介した日本
  との交流、現代にまで息づく民間信仰、仏教美術、そして
  現代中国仏教が抱える問題に至るまで、くわしく紹介。

  【目次】
   第1章 宋代の思想と文化
   第2章 元・明の仏教
   第3章 仏教民間信仰の諸相
   第4章 日本交流史    ほか

●『新アジア仏教史11 日本T 日本仏教の礎』

   末木文美士編集委員  A5  477頁  4,200円
   佼成出版社

  人びとの社会生活のなかに支えられ、伝承されてきた仏教の
  歴史を広く思想と文化を統合する面からとらえ、現代におけ
  る新しい仏教史の構築を目指すシリーズ。
  11は、日本における古代仏教から中世仏教の萌動までを
  紹介する。

  【目次】
   第1章 仏教の伝来と流通
   第2章 奈良仏教の展開
   第3章 最澄・空海の革新
   第4章 仏教の日本化   ほか

●『大谷光瑞とアジア 知られざるアジア主義者の軌跡』

   柴田幹夫編  A5  594頁  6,825円  勉誠出版

  宗教家、探検家であるだけでなく、政治家的な役割も果たし、
  漢文、陶器、書に優れ、建築、植物学にも造詣の深かった多
  面的巨人、大谷光瑞。アジア仏教徒のリーダーを自負し、
  「国家の前途」を強く意識しつつ本願寺の果たすべき役割を
  模索しつづけた光瑞を、その活動域のアジアという舞台に位
  置づけ、アジア近代史との相関のなかにとらえる。

  【目次】
   第一部 大谷光瑞研究の実情と課題
   第二部 大谷光瑞小伝
   第三部 大谷光瑞とアジア
   第四部 大谷光瑞とその時代  ほか

●『図説 聖地への旅』

   レベッカ・ハインド◆植島啓司著◆監訳
   A5  253頁  3,990円  原書房

  人は、聖地を目ざして移動し続ける。
  宗教が共存するエルサレム、インドの黄金寺院、
  自然の秘境ガラパゴス、米パインリッジ居留地から、
  広島まで人は祈り続ける。

  【目次】
   Part1 歴史と神秘
   Part2 巡礼路と伝承
   Part3 路上に
   Part4 内なる心の旅、聖なる世界  ほか

●『西山浄土教の基盤と展開』

   五十嵐隆幸著  A5  302頁  4,200円  思文閣出版

  日本仏教を基盤に日本浄土教の祖師、浄土宗の開祖法然の
  浄土教義、さらに門弟の證空や行観を中心に西山教義をま
  とめる。「旧仏教・新仏教」「正統仏教・異端仏教」と
いった対立構造ではなく、浄土教義を軸に日本文化を継承
  創進する仏道として、日本仏教の姿を構成する試み。

  【目次】
   第一部 日本浄土思
   第二部 法然浄土教の選択思想
   第三部 證空とその門流の浄土思想  ほか

●『書の総合事典』

  井垣清明◆石田 肇◆伊藤文生◆澤田雅弘◆
  鈴木晴彦◆高城弘一◆土屋昌明 執筆者

   B5変  総約700頁  30,450円  柏書房
 
  新しいアプローチで書の歴史を知り、
  文字文化の幅広さを実感する。さまざまな視点から
  書の魅力を捉え直す。
  340項目+1200点の写真図版。

  【目次】
   第1部 書道史編
   第2部 テーマ編


●『同朋 10月号』

  真宗大谷派宗務所出版部編 A5 72頁 300円 東本願寺出版部

●『在家佛教 11月号』

  在家仏教協会編  A5  100頁  440円  在家仏教協会

●『大乗 10月号』

  大乗刊行会編   A5  85頁  394円  本願寺出版社

●『大法輪 11月号 特集/親鸞小事典』

  小山弘利編  A5  244頁  840円  大法輪閣

★★★ 発売中 ★★★

■2010年 報恩講 ひとりふたり‥

  1冊130円、30冊以上は1冊105円

  身近なことから仏教・真宗の教えに触れる。
  真宗寺院のお施本に最適!
  (年4回 正月・春彼岸・お盆・報恩講)

■2011年 ほのぼのカレンダー■

  ※ご寺号印刷等承ります。

  法語 東井義雄
  木版画 谷内正遠
 
  1部 145円

  ともすれば忘れがちな「生かされていることのありがたさ」
  「感謝の心」をテーマにした、ほのぼのカレンダー。


『願いの中に生かされている私に』
  東井義雄先生からのメッセージ

  1部 105円

  東井義雄先生の12の言葉をわかりやすく解説した小冊子。
  是非カレンダーと合わせてご利用ください。

■特製あぶらとり紙■

「散華」をモチーフにしたあぶらとり紙を作りました。
 表紙には「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌記念」が
 印刷されています。

※限定販売(定価250円 税込)(1冊/20枚入)

発売を記念して寺院名印刷を今回無料でいたします。
但し、100部単位でのご注文に限ります。


☆☆☆今月のおすすめ☆☆☆

●『構築された仏教思想 親鸞
    救済原理としての絶対他力』

  釈 徹宗著  B6  134頁  1,470円  佼成出版社

<親鸞>というシステムの全貌。信仰から論理へ―。
言語化され有機化された仏教思想。 その本質をラディカルに問う、仏教学の新たな地平を
切り拓くシリーズ。

●『構築された仏教思想 龍樹
    あるように見えても「空」という』

  石飛道子著  A3  133頁  1,470円  佼成出版社

  龍樹は詭弁論者か?信仰から論理へ―。
  言語化され有機化された仏教思想。その本質を
  ラディカルに問う、仏教学の新たな地平を切り
  拓くシリーズ。

●『「教行信証」を読む 親鸞の世界へ』

  山折哲雄著  新書  240頁  840円  岩波書店

  日本の宗教思想の到達点!人間存在の深淵を見つめる
  親鸞のまなざし。

●『西山浄土教の基盤と展開』

  五十嵐隆幸著  A5  302頁  4,200円  思文閣出版

  日本仏教を基盤に日本浄土教の祖師や、浄土宗の
  開祖法然の浄土教義、さらに門弟の證空や行観を
  中心に西山教義をまとめる。


■400年記念『復刊コレクション』リクエスト募集中■

法蔵館では創業400年(2011年)を記念し、かねて
ご要望の多い書籍を順次、400点を目標に復刊しております。
つきましては、皆様からのご希望をうかがいたく、リクエスト
募集にご協力お願いいたします。一人でも多くの方からのリク
エストをお待ち申し上げます。

【ホームページからも受付中です。】

2010年8月現在


検討中 源空とその門下     菊地勇次郎     12,600
検討中 浄土論註講義 香月院A 香月院深励      ―
検討中 浄土三部教講義 香月院D 香月院深励      ―
検討中 仲野良俊著作集(テーマごとの分冊販売)仲野良俊―
検討中 世親の浄土論      山口 益       9,975
検討中 世親の成業論      山口 益       8,925
検討中 倶舎論の原典解明−世間品− 山口 益・舟橋一哉 ―
検討中 倶舎論の原典解明−業品−  山口 益・舟橋一哉 15,750
検討中 仏教経典史論      赤沼智善        14,700
検討中 倶舎論の研究      櫻部 建        12,600
検討中 因明学―その起源と変遷― 武邑尚邦       12,600
検討中 世親唯識の原典解明   山口 益・野沢静證   13,650
増補新版で検討中 敦煌仏教の研究 上山大峻       21,000
検討中 古代仏教の中世的展開   村山修一       10,500
検討中 中国隋唐長安・寺院史料集成 小野勝年      31,500
★重版決定★ 正信念仏偈講義(全5巻) 宮城 リ    29,925

◎下記の復刊を希望します。
 書名     著者名





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◆◆◆ 法蔵館書店売行き9月ベスト10 ◆◆◆
順位 書名 / 著者名/ 出版社名 / 税込価格

1 真宗学概論
   信楽峻麿    法蔵館      2,415円

2 おてらくご
   釈  徹宗   本願寺出版社   1,890円

3 老いて出会うありがたさ
   圓日成道    法蔵館      1,050円

4 歴史の底から 正像末和讃を読む(上)
   大峯 顯    本願寺出版社   2,100円

5 シリーズ親鸞E 親鸞の伝記
   草野顕之    筑摩書房     1,890円

6 目覚めれば弥陀の懐
   駒澤  勝   法蔵館      1,890円

7 ひと・ほとけ・いのち
   田代俊孝    自照社出版    1,260円

8 浄土三部経のこころ
   梯  實圓ほか 自照社出版     840円

9 「いのち」の意味
   海野孝憲    法蔵館      1,050円

10 自立と連帯
   訓覇信雄    法蔵館       735円



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思文閣大文化祭

京都出版社まつり

日時/10月29日(金)〜31日(日)

   10:00〜18:00

会場/思文閣会館
   
   京都市左京区田中関田町2−7

    ・京都市バス百万遍バス停すぐ
    ・京阪出町柳駅徒歩15分


■京都の人文・社会・美術系出版社が一堂に会し書籍を販売。

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☆出品予定出版社☆

海青社/河原書店/京都大学学術出版社/晃洋書房/人文書院/
青幻舎/燈影舎/ナカニシヤ出版/東山書房/平楽寺書店/
法藏館/光村推古書院 ほか


※出品出版社は今後追加・変更の可能性があります。

 詳細は、http://www.shibunkaku.co.jp/bunkasai2010.pdf にて
2010年10月06日(水) No.878 (法藏館書店ニュース)

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