法藏館新刊話題の本のお知らせ
12月号 新刊のご案内
● 中世びとの信仰社会史 【仏教/日本史】
大喜直彦著 A5判 429頁 10,500円
978-4-8318-7674-4
中世に生きた人びとはどのような宗教観を持っていたのか。
とくに身体との関係に注目し、文献史料だけでなく絵画など
の周辺資料も駆使して明らかにする最新研究の成果。
《目次≫
序論「信仰社会史」へのアプローチ
第一章 日本仏教史成立の頃
第二章 信仰史の立場
第T部 身体と信仰
第一章 「手」と「自筆」−聖なるモノとしての文字
第二章 頸に懸けるモノ−「守」をめぐって
第三章 頭とその周辺−枕元に立つ者・置くモノ
第四章 「顔」と「人」の認識−所持品・着衣・名乗り・声
第五章 生命・身体としての遺骨−親鸞遺骨墨書発見によせて
第U部 神仏と人とのかかわり
第一章 焼かれる仏像−モノかホトケか
第二章 子どもと神仏−捨子、境界の子
第三章 仏と出会う−数珠の緒が切れたとき
第四章 寿命と死−「いのち」の領域、神から人へ
第五章 死後の個性−他界で生き続ける死者
第六章 信仰の経済−売買される聖なるモノ
■
大喜 直彦(だいき なおひこ)
1960年大阪生まれ。1989年龍谷大学博士課程国史学専攻単位取得退学。
2008年3月博士(文学)。現在、京都ノートルダム女子大学非常勤講師、
本願寺史料研究所主任研究員。
主な論文に「仏像の焼失」「中世の捨子」「死後の個性」など。
また各地真宗寺院などの史料調査・研究も多くてがける。
● 大系真宗史料 伝記編1 親鸞伝 【仏教・真宗/専門】
真宗史料刊行会編/塩谷菊美担当 A5判 500頁 10,500円
978-4-8318-5051-5
鎌倉時代から江戸時代まで、門徒たちが求める宗祖親鸞の姿を
描いた「親鸞伝」を集成。「親鸞聖人御因縁」「高田親鸞聖人正統伝」
「親鸞聖人絵詞伝」「近世平太郎伝」ほか。
≪目次≫
1 親鸞聖人御因縁
2 親鸞聖人御因縁
3 親鸞聖人由来
4 良観和讃
5 善信聖人報恩抄
6 高田親鸞聖人正統伝
7 正統伝後集
8 親鸞聖人正明伝
9 親鸞聖人絵詞伝
10 近世平太郎伝
● 季刊誌 ひとりふたり・・ 121号 お正月を迎える 【真宗/一般】
四衢 亮編 四六判 24頁 130円
身近なことから仏教の教えにふれる聞法誌。
※30部以上ご購入は、1部105円
≪目次≫
水谷修「いのちの言葉」
梨本哲哉「歳時法話」
西川玄房「精進のおばんざい」
金森俊朗、「こどもたちと学ぶ」
木村宣彰「はてなの仏教用語」
多屋純子「坊守日記」
奥村雅堂「今すぐ尋ねたい仏跡」 ほか
2011年12月06日(火)
No.1124
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