法藏館新刊話題の本のお知らせ

2012/05/07 142号 法蔵館書店ニュース
平素は法藏館書店をご利用いただき、誠にありがとうございます。

新緑の候 若葉かおるころとなりましたが、
いかがお過ごしのことでしょう。

書店ニュース5月号のご案内です。

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2012/05/0 142号 法藏館書店ニュース


★ 話題の本 ★

▼ You Tube に掲載 ▼

『親鸞さま 新案立体紙芝居』(全3巻)の実演(13分)を、大谷保育園様のご協力のもと、ビデオ撮影しYouTubeに掲載しました。法藏館WEBサイトトップページをクリック!
●『親鸞さま 新案立体紙芝居』(全3巻)  300セット限定
 法藏館   税込84,000円
立体紙芝居(縦約375mm×横525mm)。
全3巻(上巻・9枚/中巻・9枚/下巻・9枚)。舞台(アクリル製)・台本2冊・解説書2冊付。
昭和12年発行の初版を、宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌を記念して忠実に復刻。画面が切り替わるごとに絵が飛び出すのが特徴。台本は、初版のものの他、現代語訳と子ども向けに書き改めた3種を用意。


●『赤松俊秀著作集』(全5巻)第1期刊行!
  綿密な実証と斬新な発想から戦後の真宗史、日本史を牽引してきた
  研究者の待望の著作集。
   第1期:第1巻「親鸞伝の研究」(名畑崇解説、12,600円)
       第3巻「古代中世社会経済史研究」
           (勝山清次解説、18,900円) 

    <詳しくは2頁参照>
   
第2期:第2巻「鎌倉仏教の諸相〈仮〉」(薗田香融解説、18,900円)
       第4巻「京都寺史考」(大山喬平解説、18,900円)
       第5巻「平家物語の研究」(上横手雅敬解説、18,900円) 
   <2012年冬刊行の予定>


法藏館新刊案内

●親鸞伝の研究 『赤松俊秀著作集』第1巻       【真宗/専門】
  名畑 崇解説  A5判  384頁  12,600円  
   978-4-8318-3346-4
  綿密な実証と斬新な発想で定評のある『鎌倉仏教の研究 正・続』の
  親鸞関係論文を収録する。第一線の研究者の解説と索引付。
   ≪目次≫
   覚信尼について
   「いまこせんのはゝ」について
   親鸞の消息について
    −服部之総氏の批判に答えて−
   初期真宗教団の社会的基盤について
   『教行信証』(坂東本)について
   「師子身中の虫」と「諸仏等同」について
   親鸞像について
   西本願寺『親鸞伝絵』について
   「鏡御影」の賛について   ほか


●古代中世社会経済史研究 『赤松俊秀著作集』第3巻 
【歴史/専門】
勝山清次解説  A5判  588頁  21,000円  978-4-8318-3348-8
「菅浦文書」「平安遺文」など、多くの材料を深く読み込んだうえで、
庶民を基軸に据えた市民的歴史学を樹立した赤松俊秀。いまなお注目に値する、その不朽の成果を収載する。
  ≪目次≫
   古代   
   化前代の田制について
   飛鳥・奈良時代の寺領経営について
   夫婦同籍・別籍について                  
   公営田を通じて見たる初期荘園制の
   構造について    ほか



●石山寺の美術 常楽会本尊画像の研究  【美術/専門】
安嶋紀昭著  B4判  152頁  33,600円  978-4-8318-7283-8
石山寺所蔵の重要文化財「仏涅槃図」を画像(カラー・赤外線・]線)
と研究論文で紹介。多くの国宝・重文の絵画との比較検討を通し石山寺
涅槃図の特性を考察し、日本の絵画・仏教史上における存在意義を明ら
かにする。
  ≪目次≫
   原色図版 原色参考図版 
   反射近赤外線写真・透過軟X線写真 
   序論
   第一章 現状と様式上の特徴 
   第二章 図様上の特徴
   第三章 線質上の特徴
   結論

安嶋紀昭(あじま のりあき)
1961年生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科を修了。現在、広島大学大学院文学研究科教授。

【著書】『東寺の五大尊 十二天』(東寺宝物館) 
    『秘仏金色不動明王画像』(朝日新聞社)



●唯信鈔文意講義              【真宗/専門】
田代俊孝著  A5判  207頁  4,830円  978-4-8318-4150-6
親鸞の本願他力理解の枢要を示すものとして『唯信鈔文意』を読み解く
待望の一冊。
≪目次≫
序章 『唯信鈔文意』の視座
第一章『唯信鈔文意』の位置
第二章「選択」と「唯信」
第三章 来迎から摂取へ
第四章 利他の一心
第五章 変成と回心
付章  「信心仏性」と阿闍世の救い

田代俊孝(たしろ しゅんこう)
1952年滋賀県米原市生まれ。大谷大学大学院博士後期課程を満期退学。カリフォルニア州立大学客員研究員、同朋大学文学部助教授、教授を経て、大学院文学研究長。真宗連合理事、日本仏教社会福祉学会理事。日本生命倫理学会評議員。ビハーラ医療団世話人代表。日本ペンクラブ会員。
【著書】『親鸞聖人と「教行信証」の世界』 『人間を観る』 『ビハーラ往生のすすめ』(法藏館)




●声明辞典(OD版)声明大系特別付録     【仏教/音楽】
 横道萬里雄・片岡義道監修  A5判  289頁  5,250円  
 978-4-8318-6522-9

≪目次≫                               
寺院の典礼音楽
日本の仏教音楽
法要の形式と内容
声明の楽譜と実唱 
辞典の部


●真宗聖典学@浄土三部経 真宗学シリーズ6     【真宗/専門】
 信楽峻麿著  四六判  269頁  2,625円  978-4-8318-3276-4
経典成立の歴史と大乗仏教の中での位置づけを踏まえながら、如来・浄土・本願などの浄土教の教え意義を、現代の課題に照らしてわかり易く解説する、浄土学を学ぶために最適の入門書。

≪目次≫
第一章 序説     
第二章 <無量寿経> 
第三章 『観無量寿経』 
第四章 <阿弥陀経> 
第五章 親鸞における浄土三部経領解


信楽峻麿(しがらき たかまろ)
1926年広島生まれ。龍谷大学研究科(旧制)を卒業。1958年龍谷大学文学部に奉職。助手、講師、助教授を経て1970年に教授。1989年より1995年まで龍谷大学学長。1995年より2008年まで仏教伝道協会理事長。現在、龍谷大学名誉教授、文学博士。
【著書】『信楽峻麿著作全10巻』『教行証文類講義全9巻』『真宗の大意』『親鸞に学ぶ人生と生き方』


重版できました!!

●さあ、がんばろう 12刷
  平沢 興著  四六判 264頁 2,310円 
心が躍る,力が湧く。医学界の権威であり,元京大総長という教育者でもある著者の最後の随想集。
●いのちの伝承 7刷 
  松田正典著 四六判 186頁 1,365円
  人は何のために生まれたのか。若き日に親鸞聖人の教えに出遇い、
  青年の人間形成に大きな情熱を傾注する著者が、この根源的問いに
  誠実に応えた講演録。


●教行信証の宗教構造 4刷
  梯 實圓著 A5判 391頁 7,560円
  他力念仏によってすべての衆生が救われることの根拠を,その宗教
  構造の吟味を通して明らかにする。


●真宗入門 9刷
  ケネス・タナカ著 島津恵正訳 四六判 293頁 2,100円       
  アメリカの浄土真宗入門書。  



法藏館のこれから出る本

<2012年5月上旬 出来予定>

●中世日本紀論考 註釈の思想史        
  【日本思想史・日本文学】
原 克昭著   A5判  500頁  12,600円  978-4-8318-6030-9
中世という時代に集中的に現れた『日本書紀』や『麗気記』の註釈という営為。神典「日本紀」「麗気記」としてさまざまな思想や文芸の拠り所となりつつ、荒唐無稽とされてきたこれらの思想的営為の内実を〈中世日本紀〉研究の視座に立脚して徹底した資料的考証学と多角的視座で中世思想史における本質的意義を明らかにする画期的論考。  

●気の幸福力 気心道とタオ指圧        
  【ヒーリング・タオ】
遠藤喨及著   四六判  180頁  1,680円 978-4-8318-6424-6
幸福になる力「幸福力」はどうしたら身に付くのか。“気が見える“タオ指圧の創始者・遠藤喨及が、自身の体験とともに、幸福力をつける方法を具体的に語る。 


<2012年5月下旬 出来予定>
●アジアの仏教と神々           【仏教/民族学】
立川武蔵編   A5判  336頁  3,150円  978-4-8318-7450-4
土着の神を吸収し、死者儀礼に関わったアジアの仏教を考察することにより、「生きた仏教」を解き明かす。執筆者は林淳・蓑輪顕量・大野榮人・池上良正ほか。         

●ブッダの福祉思想 「仏教的」社会福祉の源流を求めて 
  【仏教/福祉】
朴 光駿著  A5判  328頁  4,200円  978-4-8318-2457-8
社会科学の目で仏教経典を読み取り、仏教的な障害者観は何か、仏教は自殺をどうみるのかなど、福祉問題に対する仏教的解明に迫る。

●何のために法事をするのか 気軽に読める、5分間法話 【真宗/一般】
  中川專精著  四六判  96頁  1,050円  978-4-8318-8711-5             
四頁で一話のやさしい短篇法話集。日々の暮らしの中で、ふと疑問に思うさまざまな事を、仏教の視点から考え語る。


法藏館書店新着案内

●やさしい法話6 大悲のまこと
田中教照著   新書判 50頁  158円  本願寺出版社 
大悲のやさしさが、このままではすまない気持ちをかりたてて、わたしを生かしてゆく力をおこさせる。
≪目次≫ しらじらと あけそめし けさのしずけさに いかされている 
よろこびをしる  ほか

●やさしい法話7 念仏のうた
五十嵐明宝著  新書判  47頁  158円 本願寺出版社 
人間として生まれてくることは容易なことではないのに、人はそれを知らず、日々生きることが何でもないかのように思い、感謝の心も生ぜず、ただ不満不足の思いにあけくれる。それは、まことに人生の遇いがたいことを知らないからである。
≪目次≫ 如来大悲の音徳は 身を粉にしても報ずべし 師主知識の恩徳も ほねをくだきても謝すべし  ほか

●やさしい法話8 蓮如上人のことば
  早島鏡正著 新書判 54頁 158円 本願寺出版社 
   世事に費やす時間を割いて、仏法を優先して聞くべきである。世事を片づけてから聞法しようと思うのは、浅ましいことである。

●伝道ブックス71 本願 念仏成仏の教え
  小川一乗著 新書判 62頁 250円 東本願寺出版部 
  ≪目次≫ 智慧から慈悲へ 「智慧」とは何か 智慧が本願となる 舎利弗の帰仏 

●ほんとうに生きるということ 「真宗教育シリーズ」2
 中川皓三郎著 文庫判  77頁  368円  東本願寺出版部 

≪目次≫ 浄土から始まる人生 人間の不安、おそれ 満たされない欲求 ほか

●清沢満之集
安冨信哉編 山本伸裕校注  文庫判  324頁  882円  岩波書店
真宗大谷派の僧侶となり、東京大学に学んだ清沢満之(1863-1903)は、親鸞の思想を哲学的に基礎づけ、仏教の危機的状況に立ち向かって、明治期の精神界に大きな影響を与えた。本書は、結核に罹りながらも宗門改革運動に腐心した時期以降の文章を集める。後半期に深められた思索と信仰の言葉には、現代人の心に響く他力門思想の精髄がある。
≪目次≫ 第一部 他力の大道      第二部 精神主義    
第三部 仏教の改革聞思    第四部 信仰の諸相

●たどたどしく声に出して読む歎異抄
伊藤比呂美著  B6判  154頁  1,680円  ぷねうま社
親鸞、東京は下町をゆく。 歯切れのよいリズムと、飾りのない響き、江戸前のなつかしい説法で、心の湯浴みを!
≪目次≫ 1 歎異抄 前          
     2 歎異抄 後
     3 和讃 ひかりのうた      
     4 親鸞書簡 前
     5 親鸞書簡 後         
     6 和讃 かなしみのうた ほか

●浄土論註 第一巻
延塚知道著 B6判  280頁  2,940円  文栄堂
曇鸞の『浄土論註』は親鸞思想の根幹を為す論書である。本書は、これを親鸞の仏道関心の視点から読み解いた講義録である。
≪目次≫ 第一講 二道釈         第二講 題号釈・五念配釈
第三講 我一心・礼拝門・講嘆門

●願われている私
姫路龍正著 B6判  100頁  1,155円  探究社
宇宙の生命は無限であり、あの宇宙的な無限の生命と関係し、因縁生起しながら生きている。
≪目次≫ バーミアンの石仏 バーミアン大仏破壊「悪夢」 因・縁・果の道理     
     五つの不思議について 願心荘厳の世界          ほか
●お釈迦さま
大阪市仏教会大阪青少年強化協議会著  A4変形判  23頁 1,050円 星湖舎

●合掌のはなし 手を合わせると・・・
谷口幸璽著 B6判  92頁  1,050円  探究社
「拝む」とは「おろがむ」「おれがむ」、すなわち「折れて屈む」我が身を屈めることです。ハイ(拝)という素直な心になることです。どうして手を合わせる姿は神々しく感じられるのか?
≪目次≫  合掌とは 食事のときの合掌 感謝と懺悔   ほか

●阿弥陀経講讃 
佐々木正典編  B6判  289頁  3,675円  探究社
≪目次≫ 第一講 『阿弥陀経』の大意
第二講 『仏説阿弥陀経』
第三講 『阿弥陀経』の聞法者
第四講 西方極楽世界          ほか


●日本を、信じる
 瀬戸内寂聴・ドナルド・キーン著 B6判  131頁  1,260円  中央公論新社
読めば元気の出る対談集!ともに90歳を迎える二人が、大震災で感じた日本人の底力、生きる意味、自らの「老い」と「死」について縦横に語り合う。
≪目次≫ 第一章 大震災からの日々   第二章「日本」の良さは、こんなにも     
第三章 同じ時代を生きてきた 第四章 「老」「死」と向きあう     

●法華経・全28章講義―その教えのすべてと信仰の心得    
浜島典彦著 B6判  399頁  2,100円   大法輪閣
混迷の現代を救う真実の教え、その名は「妙法蓮華経」。永遠の生命を有するブッダ(久遠本仏釈尊)によって説かれた最高の教え=法華経の全内容を、天台大師や日蓮聖人の解釈を紹介しつつ、やさしく丁寧に解説。法華信仰の実践と研鑽に生涯を捧げてきた著者による、珠玉の講義集!
≪目次≫ 法華経の本編に入る前に  序品 第一  方便品 第二  ほか 

●近代仏教という視座 戦争・アジア・社会主義
大谷栄一著  A5判  294頁  5,250円  ぺりかん社
古代以来の仏教伝統+明治以後の宗教概念の成立=「近代仏教」とは何か?
日本仏教史の傍流や近代思想の周縁ではなく、近代日本の精神的支柱として近代仏教を捉え、明治から唱和の青年たちを動かした宗教改革・政治参加・アジア主義・超国家主義および反戦運動の諸相を分析することで、近代思想史研究の新たな可能性を開拓する。
≪目次≫ 序 近代仏教研究は何を問うのか? T 近代仏教を問い直す
U 国民国家と近代仏教      V 越境する近代仏教

●相応部(サンユッタ・ニカーヤ)B−2 有偈篇U
 片山一良訳 A5判  484頁  10,500円  大蔵出版
本書には、有偈篇後半の「悪魔相応」(真理の洞察を妨げる悪しき魔に関する内容)、「比丘尼相応」(女性の出家者に関する内容)、「梵天相応」(仏教を守護する神々に関する内容)、「バラモン相応」(阿羅漢や信者に関する内容)、「ヴァンギーサ相応」(阿羅漢となったヴァンギーサ長老に関する内容)、「林相応」(密林に住む神々や比丘に関する内容)、「夜叉相応」(悪神または善神として現れる夜叉に関する内容)、「サッカ相応」(神々の主サッカ〔=帝釈天〕に関する内容)に分類される135経を収録する。

●生老病死の図像学
加須屋 誠著  B6判  292頁  1,890円  筑摩書房
苦しみを見つめ、哀しみを超える。

●最澄 日本人のこころの言葉
多田孝正・木内堯大著  B6判  206頁   1,260円  創元社
最澄ほど清らかな日本人はいただろうか……。人々を救済したいという真摯な思いを貫いたこの改革者から、いま学ぶべきことはあまりにも多い。

●香光荘厳 念仏の人生
高田慈昭著 B6判  255頁  2,100円   永田文昌堂
現代の世相や宗教問題をテーマにした「仏と人」と題する
≪目次≫ 一、ふとした対話 一、遠くて近きは 一、日本人の宗教観念 ほか

●救いとは何か
森岡正博・山折哲雄著 B6判  219頁  1,575円   筑摩書房
信仰をもつ宗教学者と、宗教をもたない哲学者が、根本問題をめぐり鋭く言葉を交わした、比類なき思考の記録。
≪目次≫ 第1章 「殺すな」の思想を問う 第2章 魂、そして死について
     第3章 限りある命をどう生きるか           ほか

●宗教法人運営の基礎
山口 卓著  B6判  150頁  1,890円  探究社
宗教法人の設立から合併・解散、包括関係、そして日常の会計から税務調査の対応まで、あらゆる法人運営上の事柄をQ&Aで詳しくわかりやすく解説。

●増補 滴々抄
  廣瀬 杲著  B6判  122頁  800円 
   ≪目次≫ 滴々抄 いのちの正体 悪人成仏 往生極楽の道   ほか

●宗教と現代がわかる本2012
 責任編集 渡邊 直樹 A5判 333頁 1,680円 平凡社
  特集 大震災後の日本人の生き方

●『正法眼蔵』『永平広録』用語辞典
 大谷 哲夫編者 A5判  430頁 4,200円 大法輪閣

●親鸞教學 99
大谷大学真宗学会編 A5判  144頁  1,050円 文栄堂
≪目次≫ 親鸞における「個の尊厳と存在の平等」          
−その成就の原理と事実−  谷 眞理  ほか

● 同朋 3月号
真宗大谷派宗務所出版部編 A5判 70頁 315円 東本願寺出版部


☆ 今月のおすすめ ☆

●祖師親鸞讃嘆 報恩講式と嘆徳文
常盤井慈裕著 A5判  256頁  2,940円  山喜房佛書林
前半は、「報恩講式」と「嘆徳文」講読の「本文篇」で、「白道」77号から100号に連載されたものを全面的に増補改訂し、全文の書き下し文・原漢文に解説・現代語意訳を加えたもの。後半は、「報恩講式」と「嘆徳文」をめぐる諸問題、特に史料的価値について新たに書き下ろした「論考篇」。

●臼杵祖山和上 阿弥陀経講讃
佐々木正典著 B6判  290頁  3,675円  探究社
姿を見れば法然聖人、言葉を聞けば弥陀の直説也。

●日本を、信じる
瀬戸内寂聴、ドナルド・キーン著  B6判  132頁  1,260円  中央公論新社
読めば元気の出る対談集、ともに90歳を迎える二人が、大震災で感じた日本人の底力、生きる意味、自らの「老い」と「死」について縦横に語り合う。




4月の法藏館書店 売行きベスト10 
順位 書名 著者名 出版社名 税込価格

1 親鸞聖人 御絵伝を読み解く
   沙加戸 弘  法藏館  3,150円

2真宗の学び方
   櫻部 建 法藏館 840円

3 曽我量深の教え 救済と自証
   那須 信孝 新学社 2,800円

4 もしもあなたが、あと1年のいのちだとしたら
   川村 妙慶 PHP研究所 1,365円
5 清沢満之集
   清沢 満之 岩波書店  882円

6 『教行信証』の思想
   大谷大学真宗総合研究所 樹心社 2,730円

7 親鸞像の再構築 大谷大学真宗総合研究所
   筑摩書房 4,200円

8 親鸞の世界
   鈴木大拙 ほか 東本願寺出版部 1,499円

9 いま伝えたい言葉
   中村 薫 法藏館 1,365円

10 曽我量深先生の言葉
   津曲 淳三 大法輪閣  1,785円


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2012年05月02日(水) No.1187 (法藏館書店ニュース)

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