法藏館新刊話題の本のお知らせ

追悼 三國連太郎氏
4月14日、俳優・三國連太郎氏が、
90歳の生涯を終えられました。
法藏館社員一同、心より哀悼の意を表します。

 三國連太郎氏は、生前に「戒名はいらない。三國連太郎のままでいく」と話をされていたようですが、浄土真宗の熱心な門徒としても知られていました。

 −三國連太郎氏−
1923年1月20日に群馬県太田市に生まれる。1950年、東銀座で松竹プロデューサーの小出孝氏にスカウトされ、松竹大船撮影所に演技研究生として入団。翌年、木下恵介監督の『善魔』で俳優としての一歩を踏み出した。
1987年、映画「親鸞 白い道」の原作・企画・脚本を手がけ、自ら監督として指揮をとった。


「三國連太郎 親鸞」 1987年刊行 法藏館
三國連太郎 親鸞
A5判 336頁 並製 1995円(税込)
「いし・かわら・つぶてのごとくなるわれらなり」と明確に言い切った親鸞は差別された人々と共にどのように生きたのか。
 歴史の中で塗り固められた部分を取り去り、親鸞の実像を大胆に描いた映画『白い道』の原作。 
2013年04月16日(火) No.1409 (話題の本【書評】)

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