法藏館新刊話題の本のお知らせ

◆◆ 法藏館刊行予定案内 ◆◆
<2013年12月中旬以降 出来予定>
◆光りの海 死者のゆくえ  【小説】
 町田宗鳳著 1,575円 978-4-8318-8176-2
東日本大震災を生き延びた人々の実体験にもとづく命のドラマ。男女の恋愛を軸に、生きることの意味、人と人のつながりの尊さ、生者と死者をつなぐ魂の再生をうたう。

◆教如と東西本願寺  【日本史/真宗】
 同朋大学仏教文化研究所編 A5判 予304頁 予価6,300円 978-4-8318-7456-1
信長・秀吉・家康とも渡り合い、本願寺の東西分派の中心人物となった傑僧教如を誤解している人は多い。教如の信念と東西分派の真相、それをとりまく権力者や教団問題について、第一線で活躍する研究者たちが最新の研究成果を提示する。

◆ザ・グレイトブッダ・シンポジウム論集 第11号
 平安時代の東大寺 密教興隆と末法思想の中で  【仏教】
GBS実行委員会編 予144頁
南都焼き討ち後の伽藍復興、それに続く戒律、華厳をはじめとする鎌倉時代の南都教学
の隆盛は、平安時代を通して準備されてきた寺院組織の再編や修学・教学活動にあった
―ということを多様にとらえたシンポジウムの論文集。従来、あまり顧みられてこなかった東大寺の平安時代史を明らかにする注目書。

◆親鸞真蹟の研究  【日本史/真宗】
 平松令三著 262頁 978-4-8318-6532-8
親鸞の諸著作の自筆原本を些細に研究することによって知りえた諸問題を提起するとともに、新発見の真蹟も紹介。また従来親鸞の真蹟と伝えられたものの中に真仏の筆蹟が多いことをも論証する。

◆真宗学シリーズ10 歎異抄 真宗聖典学4  【仏教/真宗】
 信楽峻麿著 978-4-8318-3280-1
親鸞没後の浄土教の様々な教えの情況を解説し、『歎異抄』で異義とされる教えの意味を明らかにする。まことの真宗教学に立ち返ることを願って書かれたシリーズの最終巻!

◆醍醐寺新要録 上・下  【仏教】
 醍醐寺文化財研究所編 A5判 1,412頁
『醍醐寺新要録』は、醍醐寺第八十代座主准三宮義演によって編纂された、醍醐寺関係の基本史料である。平安時代初期の醍醐寺創立期から、慶長十三(1608)年までの史料を、内容別、各寺院別に分類整理し、それぞれに見出しをつけて時代順に編集。

<2014年1月以降 出来予定>
宮城リ選集(全17巻) 宮城リ選集刊行会編  【仏教/真宗】
◆第10巻 教行信証聞記T
 宮城リ選集刊行会 A5判 7,350円 978-4-8318-3429-4
◆第11巻 教行信証聞記U
 宮城リ選集刊行会 A5判 7,350円 978-4-8318-3430-0
わかりやすく味わい深い講演で定評のあった宮城リ師の、半世紀にわたる成果から厳選した選集。第10・11巻は、『教行信証』の題号釈から「化身土巻」(前半)までの講義録を収載。

◆大谷声明集成  慧日院藏版  【仏教/真宗】
 和綴本 帙入 二色刷り 31,500円 978-4-8318-9218-8
27年の時を経て、待望の復刻。真宗大谷派のお経本。

◆それからの納棺夫日記  【文芸/仏教】
 青木新門著 四六判 予170頁 978-4-8318-6426-0
人が死ぬとは、人の死に立ち会うとは、どういうことか。アカデミー賞受賞映画「おくりびと」の始まりでありベストセラーとなった『納棺夫日記』の、待望の続編!

◆親鸞の伝承と史実 関東に伝わる親鸞像  【日本史/真宗】
 今井雅晴著 四六判 予210頁 978-4-8318-6063-7
関東の様々な伝承のなかには、正しい親鸞理解からは荒唐無稽としか思えない内容もある。しかしそれは、人々が親鸞に求めた日常生活面の救いであり願いの現れだった。伝承の内容と特色、それを生み伝えた環境と歴史の両方から、当時の人々の願いと救いを見ていく。

◆親鸞の大行論 根本言の動態的了解(仮題)  【仏教/真宗】
 本多弘之著 A5判 予500頁 978-4-8318-8722-1
親鸞が伝えんとした「大行」とは何か――。「二種回向」「浄土理解」「大行」などの意味を『教行信証』の親鸞の言葉に添って解明し、新しい了解を提起する。曽我量深・安田理深ら近代親鸞教学の系譜を承ける著者が、深く大胆に論を展開。

◆大系真宗史料 伝記編7 学匠・宗主伝 【日本史/真宗】
 真宗史料刊行会編 A5判 予500頁 978-4-8318-5057-8
月感大徳年譜、恵空老師行状、光隆寺知空追日記、円順法師終焉記談、浄土真宗僧宝伝、厳如上人逸事録ほか9編を収録。
2013年12月11日(水) No.1522

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