法藏館新刊話題の本のお知らせ

2014/11/10 172号【法蔵館書店ニュース】
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法藏館書店ニュース 11月号  2014/11/10 172号

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■目次
・お知らせ
・話題の本
・法藏館新刊・重版案内
・法藏館刊行予定案内
・法藏館書店新着案内
・特集1:編集者Aのおすすめ本
・特集2:報恩講―親鸞聖人の生涯―
・バーゲンブック・イベント情報・出張情報・法藏館著者情報
・法藏館書店ベスト10
・メール配信サービスご案内

※価格表記は、本体(税別)価格です。

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★お知らせ★
11月の書店営業日・・・・・・11月のお休み:2日・9日・16日・30日

2015年版『仏教書総目録』ができました!

ご入り用の方はお申し付けください。

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★話題の本★

◆佛教史學研究 第56巻 第2号 (2014年3月25日発行)
『南北朝隋唐期佛教史研究』
大内文雄著・本体11,000円+税・A5判・516頁・ISBN:978-4-8318-7284-5

◆仏教タイムス (2014年10月2日掲載)
『ブッダの変貌 ――交錯する近代仏教』
末木文美士、林 淳、吉永進一、大谷栄一著・本体8,000円+税・A5判・448頁・ISBN:978-4-8318-6226-6

◆文化時報 (2014年10月4日掲載)
『阿闍世のすべて ――悪人成仏の思想史』
永原智行著・本体3,000円+税・A5判・336頁・ISBN:978-4-8318-8730-6

◆文化時報 (2014年10月4日掲載)、在家仏教 (2014年11月1日発行)、中外日報 (2014年10月24日掲載)
『加藤辨三郎と仏教 ――科学と経営のバックボーン』
児玉 識著・本体1,800円+税・四六判・226頁・ISBN:978-4-8318-5541-1

◆中国新聞 (2014年10月18日掲載)
『中世出雲と国家的支配 ――権門体制国家と地域支配構造』
佐伯徳哉著・本体9,500円+税・A5判・384頁・ISBN:978-4-8318-6026-2

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★法藏館新刊案内★


◆暮らしに役立つ真宗カウンセリング術【真宗/仏教】
譲 西賢著・四六判・96頁・本体1,000円+税・ISBN:978-4-8318-8731-3
他人の話を心の奥底まで聞き取る、傾聴のテクニックを具体的に解説。傾聴は日常会話とどこが違うのか、陥りやすい誤りなど、より良い人間関係を作るためにすぐに役立つ秘訣がたくさん。
■目次■
一、人間の心の健康/二、予防的カウンセリング/三、僧侶のカウンセリング/四、日常会話とカウンセリングの相違点/五、カウンセリングの理論と技法/六、真宗カウンセリングの治療的メカニズム/あとがき


◆奈良時代の官人社会と仏教【仏教史/日本史】

大艸 啓著・四六判・250頁・本体3,000円+税・ISBN:978-4-8318-6042-2
国家的な写経事業にかかわった写経所官人。彼らは仏教が国家から在地社会へ伝わる上での媒介者でもあった。正倉院文書から仏教受容の過程を鮮やかに蘇らせた1冊。

■目次■
序 章 古代仏教史研究と官人社会への視座/第一章 写経所官人と仏教/第二章 造東大寺司における官人社会―「阿弥陀悔過知識交名」に見る―/第三章 造東大寺司における僧俗関係/第四章 造東大寺司と法会事業/第五章 正倉院文書に見える「供奉礼仏」/終 章 古代の都市社会と仏教



◆唯識の真理観【仏教】
横山紘一著・A5判・420頁・本体8,500円+税・ISBN:978-4-8318-7079-7
大乗仏教における真理とは何か。「真理」「真如」等の漢訳の変遷と意味、主に瑜伽行派による心の浄化法とその対象としての「真如」など、唯識研究の第一人者による研究成果。
■目次■
第一部 真理とは/第二部 言葉と真理/第三部 真理に至る道 ――心の浄化、ヨーガ――/ほか



◆待望のCD化!◆

◎報恩講式・嘆徳文 ひらがな延べ書き巻子本 全2巻
稽古用CD2枚付き・別冊解説付き・特製桐箱入り・軸長33.0cm・本体72,000円+税
皆さまからのご要望にお応えし、ついに「稽古用カセットテープ」が「稽古用CD」に! お値段はそのままです。


◎報恩講式・嘆徳文 稽古用CD <限定100部>
野間佳裕=拝読・本体5,000円+税

CD化を記念し、数量限定でCDのみを販売! 便利な頭出し機能付き。すでにカセットテープ付きの巻子本をお持ちの方は、ぜひCDへの買い替えをご検討ください。

◎御伝鈔 巻子本 全2巻
稽古用CD付き・特製桐箱入り・軸長32.0cm・本体48,000円+税
皆さまからのご要望にお応えし、ついに「稽古用カセットテープ」が「稽古用CD」に! お値段はそのままです。

◎御伝鈔 上・下 稽古用CD <限定100部>
藤原暢信=拝読・仁科和志、藤沢善夫=伽陀・本体3,000円+税
CD化を記念し、数量限定でCDのみを販売! 便利な頭出し機能付き。すでにカセットテープ付きの巻子本をお持ちの方は、ぜひCDへの買い替えをご検討ください。


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★法藏館刊行予定案内★

〈2014年11月下旬以降 出来予定〉

◆親鸞の阿闍世観――苦悩と救い【真宗/仏教】
三明智彰著・A5判・120頁・本体1,400円+税・ISBN:978-4-8318-8728-3
“極悪人”阿闍世はなぜ救われ、その救いとは何であり、それによって阿闍世はどうなったのか。悪人の救済こそが釈尊の正意とした親鸞の教学における、「阿闍世」の意味を追究。



◆世俗を生きる出家者たち――上座仏教徒社会ミャンマーにおける出家生活【民族学/仏教】
藏本龍介著・A5判・336頁・本体5,000円+税・ISBN:978-4-8318-7443-6
上座仏教の出家者は、世俗からの離脱をめざす教義と現実の相克をいかに克服しようとしているのか。現代ミャンマーをフィールドに、出家者の経済生活を支える財に注目して検討。


◆2015年版 法藏館図書目録【仏教】
法藏館編集部編・A5判・224頁・無料
ご入り用の方はお申し付けください。ご希望の方には、2015年版仏教書総目録も同封いたします。

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★法藏館書店新着案内★

◆私にわかる浄土真宗――真実の教・行・信・証〈真宗大谷派小松教務所〉
宮城 著・B6判・255頁・本体1,000円+税
本書は、真宗大谷派小松教区「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要」記念事業のひとつとして刊行された宮城リ先生の講義録です。
■目次■
真実の教え(教)/真実の行/真実の信/真実のさとり(証)/真実の浄土(真仏土)/浄土のはたらき(化身土)


◆お坊さんなら知っておきたい「説法入門」〈春秋社〉
正木 晃著・四六判・234頁・本体1,800円+税
お盆や四十九日法要、輪廻転生、霊魂、幽霊、鎮魂などの身近な話題から、お稲荷さん、大黒さん、お地蔵さん、阿修羅などの神仏、さらには宮崎アニメからヱヴァンゲリヲンまで、実にさまざまな説法ネタが満載されている。
■目次■
第1章 ブッダと仏弟子の真実/第2章 霊魂のお話/第3章 最新の話題/第4章 仏菩薩と神々の履歴書/第5章 アニメから仏教へ


◆祗園精舎の鐘の声――龍谷大学レクチャーシリーズ「仏教と人生の課題」
〈探究社〉
吉田 哲編・A5判・101頁・本体600円+税
龍谷大学仏教学レクチャーシリーズ「仏教と人生の課題」の第3弾。

■目次■
祗園精舎の鐘の声/チベットにて――「不思議」との出遇い――/死すべきもののなすべきこと/刹那を生きる/いのちの大切さとは――自死の苦悩にむきあって――/菩薩のこころ/人身受け難し/諸行無常を知る


◆寺社の装飾彫刻――近畿編、京都・滋賀・三重・和歌山・大阪・奈良・兵庫〈日貿出版社〉
若林 純撮・B5判・222頁・本体3,800円+税
奈良・京都を中心に伝統と由緒ある寺社が集まる近畿地方。安土・桃山時代と江戸時代の傑作が共存する京都・滋賀・三重・和歌山・大阪・奈良・兵庫の100寺社。知られざる江戸彫物大工たちの壮麗なる超絶技巧を再発見!!
■目次■
様々な建築を生んできた中央の彫物棟梁とその彫物/西本願寺/高野山/京都の寺社彫刻/滋賀の寺社彫刻/紀州の建築彫刻は「語る」/三重・和歌山の寺社彫刻/大阪・奈良の寺社彫刻/丹波柏原の名彫刻師中井権次一統の足跡を訪ねて/兵庫の寺社彫刻


◆寺社の装飾彫刻――宮彫り――壮麗なる超絶技巧を訪ねて〈日貿出版社〉
若林 純撮・B5判・183頁・本体4,500円+税
知られざる江戸彫物大工たちの究極の鑿技、再発見!! 全国111寺社の建築彫刻の傑作・絶品を700枚の写真で紹介。
■目次■
日本の木彫ふたつの流れ/江戸の寺社彫刻の源流/江戸期以前の寺社彫刻/宮彫り百花繚乱/彫物の江戸時代/さまざまな主題/立体化した「絵解き」の世界/「未知の鉱脈」を探る写真家/寺社一覧/魅力尽きぬ彫刻群


◆宗教は人を救えるのか〈角川書店〉
釈 徹宗著・新書判・295頁・本体860円+税
解決できない「老・病・死」の苦悩を、どう受けとめて生きれば、心に安寧がもたらされるのか。仏教を中心とした宗教の智慧の力を借りながら、「あきらめてこそ、生きる力が湧いてくる」ことを伝えていく。
■目次■
序 章 成熟社会ゆえの期待と苦悩/第1章 各宗教は「老い」の苦しみをどうとらえているのか/第2章 「死」の悲しみを引き受けていくために大切なこと/第3章 「あきらめる」心構えを「六波羅蜜」に学ぶ/第4章 身近な悩みに、仏教はどこまで寄り添えるのか/終 章 心が不具合を起こしたら、余計なものを削いでいく



◆燗c学報――第102輯〈高田学会〉
高田学会編・A5判・170頁・本体1,905円+税
■目次■
口絵 平松令三先生遺影 国宝本『西方指南抄』下末冊より「九条殿北政所御返事」/特集 平松令三先生を偲んで 平松令三先生 略歴及び業績 ほか/論文 親鸞夢紀行と行者宿報偈を読み直す 近世高田派における口伝に関する諸問題 還相回向のはたらき方についての試論/講演 中世東国の真宗門徒と高田専修寺/口絵解説 国宝本『西方指南抄』に見る聖人筆跡/高田学会彙報/資料復刻 重要文化財『専修寺文書』(六)


◆生命の足音――教化センター紀要 30〈大阪教区教化センター〉
大阪教化センター編・A5判・430頁・本体4,500円+税
■目次■
巻頭言 五辻信行/大無量寿経講義 竹中智秀/現代教学研究班報告 茨田通俊・高島大史・頼尊恒信 @御遠忌テーマの展開の検証  ほか/歴史研究班報告 上場顯雄・長谷真一郎・松谷泰明 『唯信鈔文意』に親しむ(その2)/教化研究班報告 山雄竜麿・松井 聡・西受秀文 『まんが宗祖親鸞聖人』(難波別院発行)をしようしての学習会の研究/人権研究班報告 上杉好子・藤原惠子・渡邊延江 男女両性で形づくる教団の実現にむけて/研修院修了レポート 教学研修院第8期生



◆御遠忌テーマ「今、いのちがあなたを生きている」と現代社会の問題??教化センター研究叢書 V〈大阪教区教化センター〉

大阪教区教化センター編・B5判・128頁・本体1,000円+税
■目次■
第一章 御遠忌テーマの願いと検証/第二章 御遠忌テーマの展開/第三章 東日本大震災と御遠忌/第四章 御遠忌テーマと現代社会の問題


◆仏教学者 中村元――求道のことばと思想〈角川〉
植木雅俊著・B6判・238頁・本体1,800円+税
洋の東西を超え、仏教に人類共通の智慧を求めた碩学、中村元。アカデミズムを超えて平易な言葉で仏教を説き、多くの人に慕われた人柄と、弛まざる学究の生涯をつらぬく〈普遍思想史への夢〉を、あざやかに描きだす。
■目次■
第一章 生い立ちと学問への目覚め/第二章 東京帝大入学から博士論文の完成まで/第三章 『東洋人の思惟方法』で世界へ/第四章 念願のインドの大地へ/第五章 原始仏教の研究に見る中村の独創性/第六章 『佛教語大辞典』と「中村元選集」の刊行/ほか



◆大事なことから忘れなさい――迷える心に効く三十の「前の教え」〈世界文化社〉
松山大耕著・B6判・207頁・本体1,300円+税
海外のさまざまな宗教家・リーダーと交流してきた東大卒の若き禅僧が、迷える心を解きほぐす身近な人生の悩みに答える30Q&A。
■目次■
捨てる/信じる/疑う/任せる/忘れる/集中する/動く


◆宗教と公共空間――見直される宗教の役割〈東京大学出版会〉
島薗 進、磯前順一編・A5判・301頁・本体4,400円+税
今日、宗教は私的/公的領域という二分法には服すことなく、新たな様態をとりつつある??。宗教と社会をめぐる諸理論や歴史的経験の検討を通して、制度化された「宗教」から、たえず流動する「宗教的なるもの」への生成を論じる、新たな学問的考察の試み。
■目次■
序論 沈黙の眼差しの前で(磯前順一)/
T 二つの世俗主義 ほか/U アジアの経験からの再検討  ほか/
東アジアからみる政治と宗教/おわりに(島薗進)


◆深川宣暢講録抄 摂取の法――すくいのみのり〈永田文昌堂〉
深川宣暢著・B6判・211頁・本体1,800円+税
■目次■
一 一声一声のお念仏の中に仏がおられ私を呼んでおってくださる/二 阿弥陀仏 此を去ること遠からず/三 如来の智慧の海は広く底がない/四 仏の光明は遍く世界を照らし 念仏の人を救い捨てることがない/五 生きる力/ほか


◆中世の人物 京・鎌倉の時代編 第3巻 公武権力の変容と仏教界〈清文堂出版〉
平 雅行編・A5判・391頁・本体4,500円+税
紅旗征戎吾が事に非ず。新時代の陣痛のなかで悪戦苦闘した人々の内面に迫る。後鳥羽院政から承久の乱、そして乱後の公武関係の再構築、およびそれが破綻した宝治合戦までの時代に生きた特徴的な人物をとりあげ、それを通して時代の特質を考察する。
■目次■
公武権力の変容と仏教界…平 雅行/T 承久の乱と朝廷…美川 圭、井上幸治、山岡 瞳、長村祥知、谷 昇、金 正文/U 執権政治をめぐる群像…坂井孝一、黒嶋 敏、田辺 旬、菊池紳一、久保田和彦、岩田慎平、小野 翠、真鍋淳哉、佐藤雄基、野口 実、赤澤春彦/V 顕密仏教と禅律僧…菊池大樹、平 雅行、海老名尚、原田正俊、細川諒一、横内裕人


◆法集論註〈平楽寺書店〉
浪花宣明著・A5判・798頁・本体14,000円+税
■目次■
はしがき/ABBREVIATIONS/凡例/〔帰敬偈〕/第1章 因縁物語/第2章 論母の逐語の説明/第3章 心生起の章/第4章 色の章/第5章 概説の章/第6章 註釈の章/〔結語〕/付録 色の分類 八十九心の分類/索引/PALI-JAPANESEGLOSSARY


◆人をあるく 松尾芭蕉と奥の細道〈吉川弘文館〉
佐藤勝明著・A5判・159頁・本体2,000円+税
古い俳諧の世界に新風を吹き込んだ芭蕉が、魅力溢れる旅路へと誘います。進化と深化を追い続けた生涯をたどってみませんか。
■目次■
芭蕉と旅と紀行文
1 松尾芭蕉の履歴書…(俳諧という文芸/若き日の芭蕉 ほか)/人物相関
2 『奥の細道』の旅路…(日光路の旅/奥州路の旅 ほか)/所収発句一覧/『奥の細道』本文
3 奥の細道を歩く…(江東区芭蕉記念館/千住大橋 ほか)/略年表



◆京都に残った公家たち??華族の近代〈吉川弘文館〉
刑部芳則著・B6判・273頁・本体1,800円+税
天皇の近親者でありながら、なぜ京都に残ったのか。困窮しつつも公家文化の伝統を残そうと奔走した姿を描き、華族の役割を考える。
■目次■
京都公家華族とはなにか/プロローグ/京都に残る公家華族/四民の上に立つ道程/困窮する公家華族/東西両京を往復する公家華族/社会を騒がす公家華族  ほか



◆2015年 平成27年 法語カレンダー 心に響くことば〈本願寺出版社〉
藤実無極著・新書判・82頁・本体120円+税
浄土真宗のみ教えを味わうことのできる法語を掲げた『2015年法語カレンダー』。一話一話が心に残る内容で、法語カレンダーをより深くあじわえる一冊。やさしい法話を付しているので施本としても最適の小冊子。
■目次■
表紙 智慧・慈悲のはたらき そのものが「仏」なのです/一月 称えるままが つねに御本願の みこころを 聞くことになる/二月 拝むとは 拝まれて居た事に 気付き醒めること/三月 死んで往ける道は そのまま 生きてゆく道です/四月 出会わねばならない ただひとりの人がいる それは 私自身/ほか


◆京都・宗祖の旅 空海[真言宗]〈淡交社〉
澤田ふじ子著・新書判・207頁・本体1,200円+税
日本仏教の祖師7人の生涯と教え、さらに京都を中心とした祖師所縁の寺院を紹介する「京都・宗祖の旅」シリーズ覆刻の第3巻。
■目次■
宗祖の言葉/空海と真言宗/1 空海の生涯と教え/2 京都・空海の旅/3 京都の真言寺院/ほか


◆浄土真宗の儀式の源流――法事讃を読む〈東本願寺出版部〉
竹中智秀著・A5判・155頁・本体1,400円+税
善導大師の『法事讃』を読み解いていく中で浄土真宗における儀式にこめられた願いをたずねていく。儀式について教学の面からアプローチした仏教書の中でも珍しい内容で、学習会におすすめの一書。
■目次■
一 はじめに/二 『法事讃』の世界/三 『法事讃』上巻を開く/四 『法事讃』下巻を開く――「転経」の世界 その一/五 『法事讃』下巻を開く――「転経」の世界 その二/六 法事の永式を願って/ほか


◆聖典セミナー 一念多念文意〈本願寺出版社〉
内藤知康著・A5判・202頁・本体2,200円+税
法然聖人門下の兄弟子である隆寛律師が引用した文を参考としながら、親鸞聖人が信心による救いを述べた「一念多念文意」。その真髄を、本文・現代語訳・講読の構成で、多角的かつ平易に解説する。
■目次■
はじめに 『一念多念文意』について/一 臨終と平生/二 本願の成就 (一)/三 本願の成就 (二)/四 必至滅度の願/五 凡夫の救い/六 摂取の光明/七 弥勒付属の文/八 念仏の相続/九 お念仏一筋の道/ほか


◆孤独の力〈東京書籍〉
五木寛之著・B6判・161頁・本体1,100円+税
五木寛之の畢生の書き下ろし。生と死をみつめつづけた,五木寛之の人生論の総決算ともいうべき本。著者渾身の語り下ろしに、堀田善衞氏との『方丈記』(鴨長明)についての貴重な対話を収録。
■目次■
孤独と不安/孤独からの逃避/ホモ・モーベンスとして/絆と徘徊/移動する民として/黄金の時期として/孤独者の絆/絆と戦争/生物としての孤独/孤独者として生きる/エトランジェとして/親鸞と孤独/現実の中で/神格化という孤独/ブッダはなぜ家を出たのか/ゴータマ、家を出る/大都会へ向かったゴータマ/人はなぜ徹底的に孤独になれないのか/ほか


◆京都 天神をまつる人々――ずいきみこしと西之京〈岩波書店〉
写真=西村 豊、文=三枝暁子・A5変判・118頁・本体2,700円+税
京都・西之京で毎年秋に行われる「ずいき祭り」。天神信仰がいまも息づく地域の姿を伝える写真集。
■目次■
【写真】京都 天神をまつる人びと <西村 豊>/ずいき祭 文子祭 甲の御供 梅花の御供/西之京周辺と「ずいきみこし」の巡航路
【文】ずいきみこしと西之京  <三枝暁子>
あとがき


◆増補改訂 中論註釈書の研究――チャンドラキールティ『プラサンナパダー』和訳 〈山喜房佛書林〉
奥住 毅著・A5判・1,076頁・本体27,000円+税
■目次■
増補改訂にあたって/初版はしがき/解題/凡例/『明晰なる語よりなるもの』と名づけられる『中の詩頌』註釈書/1 「縁を考察すること」と名づけられる第一の章/2 「すでに去られているものといまだ去られていないものとを考察すること」と名づけられる第二の章/3 「眼等なる根を考察すること」と名づけられる第三の章/4 「蘊を考察すること」と名づけられる第四の章/ほか


◆大乗仏教の根本 〈般若学〉入門――チベットに伝わる『現観荘厳論』の教え〈大法輪閣〉
田中公明著・B6判・239頁・本体2,500円+税
弥勒菩薩が説き無著が伝えたとされる般若経の註釈書=『現観荘厳論』。密教の修行において不可欠とされた「般若学」の真髄を、チベット仏教研究の第一人者である著者が、重厚な語り口で説き明かす!
■目次■
1 一切相智 /2 道種智 /3 一切智 /4 一切相現等覚 /5 頂現観 /6 漸現観 /7 一刹那現等覚 /8 法身


◆原始仏典を読む〈岩波書店〉
中村 元著・文庫判・386頁・本体1,360円+税
代表的な原始仏典『スッタニパータ』『ダンマパダ』『テーラガーター』などから主要部を読みながら、釈尊の教えと生涯を平明に解読していく、仏教は,ブッダ(仏陀)の教えであり、普遍的な法,道理に目覚めた人全てがブッダであること、仏教で実践すべき理法の基本が、「慈悲」の精神であることが明らかにされる.
■目次■
第1講 パーリ語原始仏典について/第2講 ゴータマ・ブッダの生涯/第3講 最後の旅路/第4講 ブッダ/第5講 基本となる教え/第6講 釈尊を慕う人々/第7講 慈悲の理想/第8講 経済倫理の問題


◆リーラー「遊」 東アジアの平和と宗教〈文理閣〉
北島義信他編・A5判・314頁・本体1,400円+税
日本、韓国、台湾、アフリカの研究者・宗教者が東アジアの現実と平和について、幅広い立場から問題提起した諸論考を収録。平和は「他者と共に生きる歓び」と「互いが互いを必要とする関係を受け入れる」ことにより実現すると呼びかける。
■目次■
巻頭言 共に生きるということ〈北島義信〉
特集 東アジアの平和と宗教の平和と宗教〈黒田壽郎〉/東アジアの平和構築と宗教者の役割〈眞田芳憲〉/ほか
研究論文
法話 お念仏をいただく〈渡辺 淳〉


◆『群萌』誌五〇年――真宗諸派32人による法話集〈自照社出版〉
白豪会編・B6判・191頁・本体1,112円+税
真宗諸派32人、50篇の法話集。
■目次■
いのち…ともしび/帰命無量寿如来/南無不可思議光/母の死/年寄りの冷水/身を病んで/おしゃりん/霊柩車にゲンコツ/千の風になって/夕日に思う/真宗とカウンセリング/白蓮華
み教え…念仏者の徳/バラの木にバラの花咲く/おにぎり/啾々に想う/学仏大悲心/真の平和は敗北の論理から/智慧と知識/信心の要/「浄土」を語ろう/仏智疑う罪深し/大夢に寝ねて/仏願に乗ずるを、わが命となす  ほか
世の中…一パーセント/魂の分裂/=僧俗問答=/「嘘も方便」とは/=僧俗問答=/もう時間はない/=僧俗問答=/寂しさについて/浄土真宗これから/大悲の中の人生/百日紅/今一番何がほしい
 

◆短編小説 月影の使者 上〈浄土宗出版〉
石丸晶子著・文庫判・251頁・本体730円+税
本書は、法然上人鑽仰会発行『月刊 浄土』に連載された同名の小説を加筆・訂正・改編し、文庫化したものです。
■目次■
乱世/赤城山の麓/一の谷余聞/面影のひと


◆短編小説 月影の使者 下〈浄土宗出版〉
石丸晶子著・文庫判・244頁・本体730円+税
本書は、法然上人鑽仰会発行『月刊 浄土』に連載された同名の小説を加筆・訂正・改編し、文庫化したものです。
■目次■
面影のひと(続)/四国流罪/師を慕う親鸞/月影の使者


◆「穢土」の看取りと「浄土」の看取り――ビハーラ医療団講義集パート・〈自照社出版〉
ビハーラ医療団編・B6判・212頁・本体1,500円+税
■目次■
序/“こころ”の再生へ ガンが生み出す力/医者と僧侶の狭間で より良く生きるとは?/緩和ケア病棟での事例を通して/私にとってのお浄土 医者と僧侶の二刀流/裏から見た阿弥陀仏と私/生死を超える道としてのビハーラ活動  ほか


◆日本人と宗教 近世から近代へ 将軍と天皇〈春秋社〉
島薗 進、高埜利彦、林 淳、若尾政希編・A5判・274頁・本体3,200円+税
日本人と宗教の関わりを探る新シリーズ。第一巻では、江戸幕府と朝廷との関係を通し、近代をも視野に、近世の〈宗教的なるもの〉の果たした役割に、新たな光をあてる。天皇・公家・門跡の〈宗教的な力〉とはなにか、そして明治維新が目指したものとは。
■目次■
序 章 江戸幕府と朝廷(高埜利彦)/第一章 神仏習合と近世天皇の祭祀(山口和夫)/第二章 伊勢神宮と東照宮(曽根原理)/第三章 江戸幕府と陰陽道・暦道(林 淳)/第四章 近世社会における南都寺院と門跡(水谷友紀)/第五章 明治維新と神祇官の「再興」(井上智勝)  ほか


◆法華経が好き!〈春秋社〉
露の団姫著・B6判・181頁・本体1,500円+税
上方落語家兼尼さんで、「何よりも法華経が好き!」という著者が、難解で知られる法華経の魅力を、得意の話術でユーモアたっぷりに語り尽くした「日本一わかりやすい法華経の入門書」です。
■目次■
第1章 仏教についてのお話
コラム1
第2章 法華経についてのお話した!
コラム1/コラム2/コラム3
第3章 法華経を日々の生活に活かすお話  ほか


◆仏説阿弥陀経展望〈探究社〉
三島恵真著・A5判・153頁・本体1,500円+税
親鸞聖人は祖師の言葉を黄金に変え、その黄金の種を我らが身に植樹し、『教行信証』という大樹に七宝の花を咲かせたのです。その大樹の陰で蓮如上人が大宴会を行って居るのです。今私たちは、その大樹の下に過ごさせて戴いて、極楽浄土を慶んでおるのです。(はしがきより)
■目次■
はじめに/一  仏説阿弥陀経/二  鳩摩羅什/三  如是我聞/四  一時仏在/五  与大比丘衆/六  舎利弗/七  極楽浄土/八  最初の質問/九  極楽の荘厳 その一/十  極楽の荘厳 その二/十一 極楽の荘厳 その三/十二 極楽の荘厳 その四/十三 第二の質問/十四 聖衆/十五 一生補処/十六 執持名号/十七 六方段/十八 利益・回向/十九 聞信の法/終りに


◆よくわかるお経読本〈角川〉
瓜生中著・文庫判・283頁・本体720円+税
般若心経、浄土三部経、光明真言、和讃ほか、各宗派の代表的なお経十九を一冊に収録。ふりがな付きの原文と現代語訳で読みやすく、難解な仏教用語も詳細に解説。葬儀や法要、写経にも役立つ実用的読本 !
■目次■
はじめに/第一章 仏教の基礎知識/第二章 仏典の基礎知識/第三章 日本でよく読まれるお経/第四章 宗派の特徴と拠り所とするお経/参考文献


◆牧田諦亮著作集 第6巻 〈臨川書店〉
『牧田諦亮著作集』編集委員会編・A5判・349頁・本体10,000円+税
■目次■
第1部 中国浄土教研究…一 善導ー中国仏教史上の善導像とその教え/二 善導大師と中国浄土教/三 人間像善導/四 中国浄土教史上における玄中寺の地位/五 大足石刻と観経変/六 紫柏真可とその浄土教
解題(宮井里佳)
第2部 徹定上人研究…徹定上人の生涯/徹定上人の古経蒐集/古経堂詩文鈔について/エドキンスと徹定/行誡と徹定/徹定上人年譜稿
解題(齊藤隆信)


◆65歳からの仏教――おとなのための浄土真宗入門〈本願寺出版社〉
本願寺出版社編・B6判・168頁・本体1,200円+税
これから仏教を学びたい、すべてのおとなのための入門書。
■目次
第1章 私が出会った仏教/第2章 釈尊に学ぶ/第3章 親鸞聖人に学ぶ/第4章 孫からの質問に答えよう/第5章 悩み相談室
人をあるく


◆紫式部と平安の都〈吉川弘文館〉
倉本一宏著・A5判・149頁・本体2,000円+税
千年の時を超え、世界最高の文学と称えられる『源氏物語』。不遇な学者の女(むすめ)から中宮彰子への出仕に至った作者・紫式部の生涯を追い、物語執筆の謎に迫る。平安京や須磨・明石、宇治を訪ね、物語の舞台に想いを馳せる。(吉川弘文館HPより)
■目次■
王朝の文化サロンと中宮彰子の後宮/1 紫式部の履歴書(家系と生い立ち/少女時代  ほか)/人物相関/コラム 紫式部と清少納言/2 源氏物語の構想/3 源氏物語をあるく(紫式部の遺跡/源氏物語の風景)/略年表


◆自伝 聞こえた――聞信の風光〈探究社〉
藤田徹文著・A5判・187頁・本体2,000円+税
親鸞聖人の教えの根本は「信心」であるが、現在の布教の現場では「信心」が明確に語られることもなく、さらに法話者自身の「信心」が披瀝されることもほとんどない、と著者は嘆く。本書は、著者の自伝であるとともに、長きにわたる布教生活において著者自身がいただいた「信心」の披瀝でもある。(探究社 HPより)
■目次■
はじめに/第一章 七人の父母/第二章 聴く・聞く・聞こえる/第三章 わが慚愧/第四章 信心の風光/あとがき


◆大乗起信論新釈〈大蔵出版〉
吉津宜英著・A5判・209頁・本体2,700円+税
『起信論』本来の文脈に迫る! 長年『起信論』と諸注釈書の研究に携わってきた著者が、その根幹である如来蔵説の定義そのものを見直し、衆生が仏を蔵するのでなく、衆生が仏に包まれ見守られつつ無限の菩薩行を実践すべきことを説いたという、新たな視座から本論の原意を浮き彫りにする。
■目次■
『大乗起信論』解釈/『大乗起信論』解題/『大乗起信論』原文・訓読文/吉津宜英先生と『大乗起信論』(石井公成)


◆大きな字で読みやすい 浄土真宗 やわらか法話 1〈本願寺出版社〉
松月広宣、内田正祥、野村康治、井上恒夫、貴島信行、藤実無極、大田利生、高田慈昭、稲田静真、高田興芳、義本弘導、竹田嘉円著・B6判・110頁・本体600円+税
本願寺の月刊誌『大乗』に掲載された12編の味わい深い法話を再編集し、大きな文字で読みやすくまとめた短編法話集。
■目次■
「さよなら」のない出会い/お浄土をいただいて生きる/深きお慈悲に育てられて/お慈悲の中で/お念仏のこころにふれて/見方、考え方、味わい方/激流の中で/今日ただ今のお救い/一生しあわせになりたければ…/生死いずべき道とは/過去帳って何?/悲しみに寄り添うとは?


◆京都・宗祖の旅 最澄〔天台宗〕〈淡交社〉
百瀬明治著・新書判・195頁・本体1,200円+税
日本仏教の祖師7人の生涯と教え、さらに京都を中心とした祖師所縁の寺院を紹介する「京都・宗祖の旅」シリーズ覆刻の第5巻。
■目次■
【宗祖の言葉】最澄と天台宗/1 最澄の生涯と教え/2 京都・最澄の旅/3 天台宗の寺々/主要収録寺院地図/最澄略年表/あとがき


◆捨てる幸せ――シンプルに楽に生きる「禅の教え」〈あさ出版〉
藤原東演著・B6判・207頁・本体1,300円+税
モノ、人間関係、悩み、怒りに対し、余計なものを手放すことで、心も身体もラクに自由になれる本来のチカラを取り戻す方法を指南。
■目次■
1章 「欲」はほどほどに、身軽に生きる(人間は欲でできている  ほか)/2章 いらない人間関係もある(つかず離れずの関係を保つ ほか)/3章 心を自由にするために(「理屈」は横に置いてみる  ほか)/4章 余計な悩みは抱えない(「自分を笑う」余裕を持つ  ほか)/5章 「幸せ」をどうとらえるか(何でも決めつけない  ほか)


◆親鸞聖人『正信偈』に学ぶ、肯定する生き方 あなたがあなたのままで輝くためのほんの少しの心がけ〈日経BP社〉
英月著・B6判・233頁・本体1,300円+税
「自分はダメだ」と否定ばかりしているあなたへ。 親鸞聖人『正信偈』に学ぶ、肯定する生き方を知ることで、心が軽くなれる一冊です。
■目次■
はじめに/英月流『正信偈』訳/『正信偈』から私たちが学ぶこと/帰命/無量寿
法蔵/願/十二光/如来/海/不断煩悩得涅槃/無明闇/貪愛瞋憎/横超/分陀利華/ほか


◆神戸国際大学経済文化研究所叢書 現代の死と葬りを考える――学際的アプローチ〈ミネルヴァ書房〉
近藤 剛編著・A5判・289頁・本体3,800円+税
昨今、死にまつわる問題、とりわけ葬儀についての関心が高く、経済誌などでも特集記事が組まれるほどである。そのようななか、本書では、現代における死生観を問い直し、多様化する葬送儀礼のあり方をめぐって学際的に検討する。
■目次■
序 章 現代における死生観と葬送儀礼の多様性(近藤 剛)/第1章 古代人の死生観(笠井惠二)/第2章 「天地の間」という自然観──遺体から遺伝子まで(三宅善信)/第3章 中世 日本の死生観(中村直人)/第4章 死の現象学──死の知に関するシェーラーの考察(浅野貴彦)/第5章 死生観の構造(三宅義和)  ほか


◆お念仏とともに 父・東 昇を想う〈探究社〉
藤井雅子著・B6判・185頁・本体1,800円+税
偉大な科学者の眼と温かいお念仏のこころをいただかれた東昇先生の姿、時代を超えて語る。
■目次■
東昇先生との出遇いを恵まれて  佐々木惠精/一 みちびかれて/二 研究生活/三 生の総決算は「ただ念仏」/四 自然科学と宗教/五 父 あれこれ  ほか


◆税理士の坊さんが書いた 宗教法人の税務と会計入門〈国書刊行会〉
上田二郎著・A5判・200頁・本体2,200円+税
元マルサによる寺院運営の実務書。初心者でも「ホントウにできる」宗教法人会計入門。
■目次
はじめに/第1章 宗教法人の税務と収益事業/第2章 宗教法人にかかる税金/第3章 宗教法人に対する税務調査/第4章 源泉徴収事務/第5章 税制改正にも対応!/第6章 ホントにやさしい寺院会計/第7章 所轄庁への提出書類/第8章 本書作成にあたって寄せられた質問

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★法藏館書店新着雑誌案内★

◆同朋 11月号〈東本願寺出版部〉
真宗大谷派宗務所出版部編・A4判・46頁・本体324円+税
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、 生活に密着した話題から親鸞聖人の教えまで、 日々の暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
■目次■
◎インタビュー(女優)杉本 彩さん/◎特集 人生を「歌う」/ほか


◆大乗 11月号〈本願寺出版部〉
大乗刊行会編・A5判・95頁・本体347円+税
家族で読める、みんなで読める、門信徒ファミリー月刊誌。
■目次■
釈徹宗の「随縁対談」ゲスト・西山 厚/みほとけとともに 一二三智生/ほか


◆大法輪 11月号〈大法輪閣〉
黒神直也編・A5判・236頁・本体870円+税
毎号さまざまな視点で宗派を超えた「仏教」を紹介しています。
■目次■
特集=〈霊魂〉は存在するか/【第1部 日本仏教各宗派と霊魂】/【第2部 さまざまな霊魂観】/北海道八十八ヶ所霊場の旅 竹林史博/ほか

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★特集1:編集者Aのおすすめ本★


推薦者:編集者A…入社4年目。最近、やっと休肝日を設けるようになった。また、倅の影響か、趣味の領域に「鉄道」が伸びてきており、生活の変化を楽しんでいる32歳。


◆神主ライフ!――神様に好かれる秘訣、教えます――
仲尾宗泰著・四六判・236頁・本体1,200円+税
著者は京都市の武信稲荷神社の若手神主。まったりした語り口ですが、神道についてもきちんと学べます。一方、神社を継ぐにあたっての葛藤なども綴られ、こういうところはお寺と結構似ているんだなぁとも感じました。〈徳間書店〉
      
◆仏女入門
おがた ちえ著・A5判・140頁・本体800円+税
お寺巡りや仏像が好きな「寺ガール」入門的作品。各地の座禅や坊主BAR体験など、興味があればフラッと行きたいお寺ガイドです。ちなみにおがた先生は、台湾通という顔も。続刊は是非、『仏女入門 台湾編』を希望します!〈芳文社〉

◆京の配膳さん――京都の宴席を陰で支える人たち――
笠井 一子著・四六判・208頁・本体1,748円+税
京都にのみ存在してきた、「配膳」という職業――。その真の姿は、食器の上げ下げに留まらず、宴席を影で支えるプロデューサー。現在も20名ほどが活躍しているとのこと、燻銀のごとき職人の世界。一読の価値アリです。〈向陽書房〉


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★特集2:報恩講――親鸞聖人の生涯――★

◆親鸞の生涯
豊原大成著・A5判・81頁・本体600円+税
親鸞90年の生涯を、楽しい挿絵とやさしい文章で綴る。生涯を理解するために過不足のない良書。〈法藏館〉    
■目次■
貧乏貴族/御誕生/養子/末世/三条白川あたり/剃髪の願い/御出家の理由明日ありと/叡山に登る/叡山三塔/研鑚/堂僧/横川にて/大和路へ/聖徳太子廟にて/苦悩  ほか


◆親鸞聖人 関東ご旧跡ガイド
今井雅晴監修・A5判・183頁・本体1,500円+税
親鸞聖人の法灯を今に伝える東国のご旧跡。関東を中心に親鸞聖人とその弟子たちゆかりのご旧跡全71を収録。〈本願寺出版社〉    
■目次■
岩手・宮城・福島エリア/茨城北エリア/茨城西南及び千葉野田市エリア  ほか


◆親鸞――激動編 上・下
五木寛之著・四六判・上 298頁、下 323頁・上、下各本体1,500円+税〈講談社〉    


◆親鸞―― 上・下
五木寛之著・四六判・上 312頁、下 320頁・上、下各本体1,500円+税〈講談社〉 


◆親鸞と真宗絵伝
小山正文著・A5判・566頁・本体13,000円+税
親鸞の行実、親鸞の撰述、親鸞と絵伝、親鸞と聖徳太子をテーマに、単なる真宗史学に留まらない幅広い研究を続ける著者が、多角的な視点をもって真宗史を読み解く力作論考。序文=平松令三〈法藏館〉    
■目次■
1 親鸞の行実/2 親鸞の撰述/3 真宗と絵伝/4 太子と絵伝


◆続・親鸞と真宗絵伝
小山正文著・A5判・584頁・本体12,000円+税
新たに発見された親鸞真筆4点に関する論考、親鸞の出自やその周辺、親鸞と和歌との関係、和讃や名号本尊など、親鸞と真宗をめぐる最新論考24編を収める。カラー口絵8ページ付。〈法藏館〉
■目次■
1 親鸞の真蹟/2 親鸞の周辺/3 和讃と和歌/4 真宗の絵伝


◆恵信尼――親鸞とともに歩んだ六十年
今井雅晴著・四六判・204頁・本体2,200円+税
「親鸞聖人に仕えた妻」と、住職の妻の手本とされてきた恵信尼。しかし当時は女性の自立度が高く、むしろ現代に通じる、もっと別の夫婦関係が築かれていた。親鸞と共に歩んだその実像を明かす。〈法藏館〉
■目次■
第一章 京都の貴族・恵信尼/第二章 越後に下った恵信尼/第三章 関東の人々と暮らす恵信尼/第四章 恵信尼の越後移住/第五章 越後の農村に住む恵信尼

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★バーゲンブック★

◎目玉商品◎
◆『国宝 綴織当麻曼荼羅』 大型本: 86ページ・出版社: 佼成出版社 (1978/1/20)・ISBN: 9784333003099
定価:302,400円
特価価格:10万円(税込)
内容:現存する最古の浄土曼荼羅、観経変相全図を原寸で再現(天地3.95m、左右3.97m)。120葉に分截して収録(表記図順に並べると、全図再現)。再現度が高く、永久保存可能なコロタイプ印刷。中尊・阿弥陀如来、観音・勢至菩薩の両脇侍、父子相迎会(部分)の原色図版を添付。現代最高の技術陣が持てる力を傾注した特製本。

◆『定本 五帖御文』 大谷暢順・野中惠契編(河出書房新社) 28,000円 → 14,000円
◆『昭和新修 日蓮聖人遺文全集』 平楽寺書店版 28,000円 → 14,000円
◆『仏教の歴史と文化』 仏教史学会編(同朋舎) 18,000円 → 9,000円
◆『禅語辞典』 入矢義高監修(思文閣出版) 9,500円 → 4,750円
◆『真宗史論攷』 平松令三著(同朋舎) 9,000円 → 4,500円
◆『欧州の四季』 角田文衛著(雄山閣) 3,400円 → 1,500円
◆『5WAYシリコンスチームなべつき はらじゅく畑のヘルシー食堂』 はらじゅく畑きみママ著(角川マーケティング) 3,048円 → 1,524円
◆『京都に遊ぶ――坂本龍馬 新撰組 幕末志士が愛した町』 木村幸比古著(マリア書房) 2,800円 → 2,100円
◆『京都に遊ぶ2――新撰組! 近藤勇と隊士、青春の都』 木村幸比古著(マリア書房) 2,800円 → 2,100円
◆『禅に学ぶ人生――咲かせよう花を――』 大栗道榮著(すずき出版) 1,800円 → 900円
◆『弘法大師空海のことば』 酒井大岳著(すずき出版) 1,550円 → 775円
◆『わが家の仏教真言宗』 佐藤隆賢監修(四季社) 1,481円 → 741円
◆『超入門「仏教」のことがわかる101語――あなたが喪主になったら――』 佐々木博真・平本 幸著(こう書房) 1,400円 → 700円
◆『増補改訂 法名戒名データブック俗名対応篇』 藤井正雄監修(四季社) 25,000円 → 11,430円
◆『お経を生かす――現代人のための叡智――』 吉田明弘著(朱鷲書房) 980円 →  300円
◆『合掌童子50話』 佐久間顕一著(はる書房) 1,700円 →  740円
◆『孤獨者の合掌』 西山松二著(探究社) 1,800円 →  650円
◆『佛教の原理』 稲垣瑞劔著(奈良仏教青年会) 1,000円 →  500円
◆『日蓮聖人と石原莞』 入江辰雄著(たまいらぼ) 1,200円 →  419円
◆『大人かわいいせっけんねんど』 山田けい監修(遊タイム出版) 980円 → 490円
◆『浄土真宗名句辞典』 藤村 義彰(国書刊行会) 6,602円 → 3300円
◆『わたしひとりの親鸞』 古田武彦(明石書店) 1,900円 → 950円
◆『真宗 親鸞・蓮如現代名言法話文書伝道全書』 浅井成海ほか(四季社) 16,000円 → 8,000円
◆『大人の筆ペン字練習帳』 川原世雲(三興出版) 980円 → 490円



※2014年10月20日現在。
※上記の割引価格は、法藏館書店での販売に限ります。
※数に限りがございますので、お早めにご注文ください。品切の際は、ご容赦ください。

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★イベント情報★

◎東京大学生協ブックフェア
期間:9月29日(月)―11月14日(金) 

会場:東京大学 本郷キャンパス
アクセス:本郷三丁目駅(地下鉄丸の内線)から徒歩8分

◎禅フェア
期間:10月14日(火)―11月23日(日) 
会場:丸善 丸の内本店
アクセス:東京駅から徒歩5分(丸の内北口より直結)、地下鉄東西線大手町駅から(地下通路から直結)

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★出張販売★


◎神保町ブックフェスティバル
期間:11月1日(土)―3日(月) 
会場:すずらん通り・さくら通り・集英社前広場
アクセス:JR「御茶ノ水」駅より徒歩5分、東京メトロ半蔵門線「神保町」駅下車すぐ


◎史学会
期間:11月8日(土)?9日(日) 
会場:東京大学 本郷キャンパス
アクセス:地下鉄丸の内線「本郷三丁目」駅より徒歩8分、地下鉄大江戸線「本郷三丁目」駅より徒歩6分

◎第13回 ザ・グレイトブッダ・シンポジウム
期間:11月22日(土)―23日(日) 
会場:東大寺総合文化センター・金鐘ホール
アクセス:奈良市循環バス「大仏殿春日大社前」停留所より徒歩5分

◎佛教史学会
期間:11月29日(土) 
会場:佛教大学 紫野キャンパス
アクセス:京都市バス「佛教大学前」停留所、千本北大路」停留所より徒歩3分

※詳しくは法藏館書店までお問い合わせください。

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★法藏館著者情報★

『加藤辨三郎と仏教――科学と経営のバックボーン』の著者・児玉 識先生
NHKラジオ「宗教の時間」の出演が決定!

NHKラジオ第二放送
12月4日(日)夕方18:30〜19:00
12月7日(日) 朝 8:30〜 9:00
インタビュアーは金光寿郎さん


※なお12月13日(土)には在家仏教協会での講演会もあります。


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◆◆◆法藏館書店売行ベスト10(10月期)◆◆◆

1 『愛し愛されて生きるための法話』川村妙慶(法藏館)1,000円
2 『意味不明でありがたいのか――お経は日本語で』戸次公正(祥伝社)760円
3 『仏教からみた念仏成仏の教え』小川一乗(法藏館)1,000円 
4 『「穢土」の看取りと「浄土」の看取り』ビハーラ医療団(自照社出版)1,500円
5 『念仏の音が聞こえるとき――『正信偈』『歎異抄』との対話』大窪康充(法藏館)1,000円
6 『真宗の本義』信楽峻麿(法藏館)2,200円
7 『65歳からの仏教――おとなのための浄土真宗入門』本願寺出版社編(本願寺出版社)1,200円
8 『同朋会運動の原像――体験告白と解説』大谷大学真宗総合研究所真宗同朋会運動研究班編(法藏館)3,600円
9 『阿闍世のすべて――悪人成仏の思想史』永原智行(法藏館)3,000円
10 『仏教の救い1――アジャセ王の帰仏に学ぶ』池田勇諦(北國新聞社)1,000円

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2014年11月10日(月) No.1715 (法藏館書店ニュース)

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