法藏館新刊話題の本のお知らせ

2015/8/10 181号【法蔵館書店ニュース】
PDF版は、書影がカラーで見られます。

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法藏館書店ニュース 8月号  2015/8/10 181号

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★お知らせ★ 8月、9月の書店休業日
8月のお休み:2日・9日・14日〜16日(お盆休み)・23日・30日
9月のお休み:6日・13日・20日・27日


目 次
話題の本         
法藏館新刊案内     
法藏館重版案内
本願寺白熱教室特集  
法藏館刊行予定案内   
法藏館書店新着案内   
特集:平成26年度 浄土宗学術賞 受賞
バーゲンブック 
イベント情報
法藏館書店ベスト10・メール配信サービスご案内


♪♪♪話題の本♪♪♪

★★★平成26年度 浄土宗学術賞 受賞★★★
『漢語仏典における偈の研究』※詳しくは13P
 齊藤隆信著・本体15,000円+税・A5判・736頁
 ISBN:978-4-8318-7399-6


◆7月23日・NHKラジオ「ラジオ深夜便」張 偉(チャン ウェ)イ先生が
 出演され、著者本が紹介されました!
『海を超えて響くお念仏 ひとりふたり・・聞法ブックス1 』
 本体381円+税・小B6判・48頁・ISBN:978-4-8318-2131-7
『野間宏文学と親鸞――悪と救済の論理』 
本体7,000円+税・A5判・254頁・ISBN:978-4-8318-7267-8

■宗教研究 382号〈2015年6月30日発行〉
『ブッダの変貌――交錯する近代仏教』
 末木文美士、林淳、吉永進一、大谷栄一編
 本体8,000円+税・A5判・415頁・ISBN:978-4-8318-6226-6

■中外日報〈2015年6月26日掲載〉
 開宗九百年・大通上人三百回御遠忌奉修記念論文集
『融通念佛宗における信仰と教義の邂逅』
 開宗九百年記念・大通上人三百回御遠忌奉修局編
本体15,000円+税・A5判・784頁・ISBN:978-4-8318-7704-8

■仏教タイムス〈2015年6月18日掲載〉
『考証 日本霊異記 上』
 本郷真紹監修、山本 崇編
 本体8,000円+税・A5判・460頁・ISBN:978-4-8318-5697-5

■ヒストリア 第250号〈2015年6月10日発行〉
 日本仏教史研究叢書 『奈良時代の官人社会と仏教』
 大艸 啓著
 本体3,000円+税・四六判・248頁・ISBN:978-4-8318-6042-2


♪♪♪法藏館新刊案内♪♪♪

今成元昭仏教文学論纂 全5巻【仏教文学/説話】
◆第3巻 説話と仏教
今成元昭著、小峯和明解説・A5判・400頁・本体12,000円+税・
ISBN:978-4-8318-3317-4
『日本霊異記』『今昔物語集』などの「説話」を「説示の文学」と規定し、古代から中世への往生伝文学の過程を追う論考など。仏教思想に立脚し従来の説話論を覆した衝撃の論考。
■目次
第・部 説話論――説示の文学
第・部 往生論――浄土への希求
第・部 古代説話の世界 ――日本霊異記から今昔物語集へ
第・部 僧伝の形式
第・部 中世説話の世界  ほか

既刊:第1巻 『仏教文学総論』
   第2巻 『日蓮・信仰と文学』

続刊:第4巻 『平家物語研究』
      ISBN:978-4-8318-3318-1
第5巻 『法華経・宮澤賢治』
      ISBN:978-4-8318-3319-8


【高野山開創1200年記念復刊!】
◆新装版 空海入門――本源への回帰【真言宗/密教】
高木元著・四六判・272頁・本体1,800円+税・ISBN:978-4-8318-6543-4
日本密教の礎を築き、日本仏教史上に大きな足跡を残した仏教者・空海。数々の伝説に彩られたがゆえに、不鮮明となった「人間空海」の生き様と思想を、遺された著作と書簡から浮き彫りにした、オリジナリティー溢れる入門書、堂々の復刊!
■目次
1 その生涯
2 その人間像
3 その思想
4 現代へのメッセージ

◆出雲鰐淵寺文書【日本史/史料】
鰐淵寺文書研究会編・A5判・375頁・本体13,000円+税
ISBN:978-4-8318-5041-6
中世屈指の有力地方寺院・出雲鰐淵寺所蔵の鎌倉初期から戦国末期に至る古文書約400点を、新たな校訂により翻刻、巻末には花押一覧を付す。
とくに比叡山との関係においては、後鳥羽院・慈円による鰐淵寺との本末関係の構築や、戦国期における青蓮院門跡との本末関係の再締結に関わる豊富な史料が残されており、中世延暦寺を研究するうえにおいても稀有な史料群である。中世日本の寺院と権力・社会との関係を、多くの史料に基づいて具体的に解明することができる、中世史研究者必備の史料集。
■目次
口絵
跋文
例言
翻刻
花押一覧


♪♪♪法藏館重版案内♪♪♪

★刊行後、一月も経たずに、忽ち重版!

本願寺白熱教 
お坊さんは社会で何をするのか?
小林正弥 監修/藤丸智雄 編四六判・246頁
本体1,400円+税・ISBN:978-4-8318-8177-9
お寺を離れて、救援活動に行くべきか? 袈裟を着てボランティアをするか? 社会活動をやめるよう圧力をかけられたら従うか?

【目次】
 はじめに――「公共性」と宗教について
 〇 本願寺白熱教室――11のジレンマ(小林正弥・八橋大輔 監修)
 一 開かれた浄土真宗――教えを床の間に飾っておいてよいのか?(徳永一道)
 二 生と死の公共性――宗教は津波から命を救えるのか?(藤丸智雄・川元惠史)
 三 原発の是非の倫理的問いと宗教界の声――仏教は原発に反対声明を出すべきか?

(島薗 進)
 四 宗教は他者を排除するのか?
――公共性と他者:公共性にとって他者はどのように大事な問題なのか?(川

村覚文)
 五 「葛藤する存在」が作り出す公共性――欲望から公共圏の可能性を考えよう(丘

山 新)
 六 ウェブに見る宗教の公共性――浄土真宗はウェブ上に存在しているのか?(雲居

玄道・藤丸智雄)
 七 「お寺」と地域の公共性―なぜ、寺は潰れないのか?(菊川一道)
 八 基礎から学ぶ「公共性と宗教」(小林正弥)
   あとがき――公共性をめぐる仏教的対話空間
   コラム 袈裟の威力・インド宗教の「びっくり」公共性・前五〇〇年の奇跡
       学生の仏教珍回答・ネット社会の僧侶たち・手作りのお寺


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★主な紹介記事★  まだまだ紹介される予感大!!
■月刊住職 7月号〈2015年7月1発行〉
■中外日報〈2015年7月10日、24日発行〉
■仏教タイムス〈2015年7月16日発行〉

■読売新聞東京本社版〈夕刊〉〈2015年7月6日発行〉小林正弥氏取材記事
 
(内容は、YOMIURI ONLINEでも見られます。

http://www.yomiuri.co.jp/life/book/news/20150706-OYT8T50147.html


■読売新聞大阪本社版〈夕刊〉〈2015年8月26日発行〉藤丸智雄氏取材記事掲載予定!

寄せられたコメントより
●「宗教に関わる人、悩みを整理したい人におすすめ」
●「宗教の専門書は難解で敷居が高い。
しかし、この一冊は宗教の概念などを公共哲学の切り口で鮮やかに説明
しており、寺院に対する疑問などが整理できた」
●「近年、仏教界は社会問題(災害地域での支援活動、ターミナルケアや自死
問題への関与などなど)に関わることが増えてきましたが、なぜ社会に関わるのか、どのように関わるのか、といった点への議論が不足していたように思います。そこを考える材料にちょうどいいのではないでしょうか」


♪♪♪法藏館刊行予定案内♪♪♪

〈2015年9月下旬 刊行予定〉
◆世界の宗教から見た親鸞の信仰――親鸞の独自性とは何か【宗教】
加藤智見著・四六判・208頁・本体2,300円+税・ISBN:978-4-8318-8733-7

◆マハーパジャーパティー ――最初の比丘尼【仏教】
ショバ・ラニ・ダシュ著、福田 琢訳・四六判・192頁・本体2,200円+税・ISBN:978-4-8318-8178-6

◆ひとりふたり・・ ――報恩講を迎える【仏教/真宗】
四衢 亮編・A5判・24頁・本体124円+税・ISBN:978-4-8318-1136-3

◆教行信証講義集成 ――全9巻〈オンデマンド〉【真宗】
仏教大系完成会編・A5判・本体予価120,000円+税・ISBN:978-4-8318-6544-1

◆引きこもりを克服するための法話【真宗/心理】
和田真雄著・四六判・96頁・本体1,000円+税・ISBN:978-4-8318-8736-8

◆新・梵字大鑑 全2巻【仏教】
種智院大学密教学会編・B5判・1,150頁・本体40,000円+税・ISBN:978-4-8318-7021-6


〈2015年10月 刊行予定〉
◆霊芝元照の研究 ――宋代律僧の浄土教【中国仏教】
吉水岳彦著・A5判・予416頁・本体価格未定・ISBN:978-4-8318-7360-6

◆親鸞はどこにいるのか【真宗/仏教】
信楽峻麿著・四六判・予100頁・本体予価1,000円+税・ISBN:978-4-8318-3281-1

◆北朝造像銘研究【中国仏教/中国美術】
倉本尚徳著・B5判・予640頁・本体28,000円+税・ISBN:978-4-8318-7444-3

◆平家物語研究 今成元昭仏教文学論纂 第4巻【日本文学】
今成元昭著・A5判・450頁・本体12,000円+税・ISBN:978-4-8318-3318-1

◆法華経・宮澤賢治 今成元昭仏教文学論纂 第5巻【日本文学】
今成元昭著・A5判・400頁・本体12,000円+税・ISBN:978-4-8318-3319-8


♪♪♪法藏館書店新着案内♪♪♪

◆増補改訂 本願寺史――第2巻〈本願寺出版社〉
本願寺史料研究所編・A5判・724頁・本体5,000円+税
親鸞聖人750回大遠忌を機に、より充実した形で再編纂した改訂増補版。第2巻は安土・桃山時代から江戸時代末期までの本願寺のあゆみについて、最新の歴史研究を基に編纂。
■目次
第1章 近世本願寺のあゆみ
第2章 近世本願寺の組織
第3章 近世本願寺の制度
第4章 近世本願寺の法式と法要
第5章 近世本願寺の法義
第6章 近世本願寺の伽藍と寺内町
第7章 近世本願寺の生活と文化
第8章 近世の差別と本願寺
出典所蔵刊行一覧

◆親鸞往還廻向論の社会学〈批評社〉
八木晃介著・四六判・368頁・本体3,000円+税
吉本隆明『最後の親鸞』をはじめ、先行研究の成果を批判的に検証しつつ、壮大な親鸞思想の全貌を新たな解釈をとおして克明に描き出し、その核心を独自な視点から抉り出した社会学的考察。
■目次
序 章 濁悪薄福の現況と親鸞の思想
第1章 「往還廻向」論
第2章 「境界」論
第3章 「悪・悪人」論
第4章 「業・宿業」論
第5章 「生命・生死」論
終 章 『歎異抄』と『教行信証』

◆阿弥陀仏と浄土の証明〈永田文昌堂〉
鎌田宗雲著・B6判・221頁・本体1,800円+税
長年僧侶として生きてきた著者が、浄土真宗の根本とされる「阿弥陀仏と浄土」について解説。親鸞は「阿弥陀仏と浄土」を通じて何を伝えたいのか。その本質にせまる。
■目次
第一章 親鸞の証明
 序論/阿弥陀仏と浄土の本質  ほか
第二章 浄土真宗の仏性論
 問題の所在/親鸞の仏性論  ほか
第三章 親鸞教義入門
 六三法門/顕彰隠密/三願転入

◆仙p 無法の禅〈PHP研究所〉
玄侑宗久著・A5判・127頁・本体1,500円+税
活発・自在な「博多の仙に迫る一冊です。 世に知られる代表作も多数収録されています。
■目次
第1章 若き日の身心行脚
第2章 博多の仙p
第3章「みんな同い年」
緑は異なもの――「おわりに」に代えて
コラム 「矢を看よ」・「和」をめざす・禅僧と唯識  ほか

◆釈迦の故郷を掘る〈北隆館書店〉
坂詰秀一編著・A4判・604頁・本体30,000円+税
日本の考古学者が、世界三大宗教の一つである仏教の開祖・釈迦の遺跡の発掘調査に大きな功績を残したことは一般に余り知られていない。立正大学によるカピラ城跡の最有力比定地であるティラウラコットの発掘記録と、全日本仏教会による生誕の地ルンビニーの調査結果の一部を収める。
■目次
第1章 釈迦の故郷発掘の顛末
第2章 先駆の諸師と予備調査
第3章 ティラウラ コット(推定カピラ城跡)を掘る
第4章 ルンビニーの発掘
第5章 「釈迦の故郷を掘る」
第6章 「釈迦の故郷と教化の遺跡を辿る」  ほか

◆まあ、お茶でも飲んでゆきなされ〈春秋社〉
河野太通著・四六判・216頁・本体1,750円+税
山田無文老師のもとで修行した著者が、公害や痴呆など現代的・社会的テーマを視野に語る法話集。
■目次
永く苦海に沈まんことを
生き方について
一隅を照らす
和敬清寂
人間釈迦  ほか

◆日本仏教史〈春秋社〉
蓑輪顕量著・四六判・272頁・本体2,400円+税
仏教が内在させている視点、すなわち学と行の視点から、日本の仏教を通史的にとらえています。念仏などのかたちで実践されてきた瞑想に焦点をあてて、従来の教学史では見えてこなかった新しい日本仏教の展開がここに!
■目次
第一章 日本仏教を学ぶ前に
第二章 古代の仏教
第三章 平安時代前期の仏教
第四章 平安後期・院政期の仏教
第五章 鎌倉時代の仏教――顕密・禅・浄土  ほか

◆運命を切り開く因果の法則〈1万年堂出版〉
伊藤健太郎著・四六判・281頁・本体1,500円+税
どうすればつらい思いや怒りが消え、心の安らぎが得られるのか。古代ギリシャのソクラテス、プラトンから20世紀のサルトルまで、世界の哲人は「幸せな運命」を探求してきました。本書は、哲学が運命の謎に挑んだ2500年の歩みをたどり、未来に向かって、前向きに生き抜く知恵を明らかにします。
■目次
第1章
 「自分は運が悪い」と嘆く人へ
第2章
 「正直者はバカを見る」と憤慨する人に
第3章
 「運命」に関する、驚きの自由討論  ほか

歴史を知り、親鸞を知るG
◆親鸞聖人の越後流罪を見直す〈自照社出版〉
今井雅晴著・B6判・93頁・本体800円+税
承元の法難により流罪された親鸞聖人の、越後国での生活はどのようなものだったのか。流罪=苦行とされた従来のイメージに疑義を呈することで、より親鸞聖人を深く知ろうとする試み。
■目次
流罪に関する従来の見方と問題点
貴族の出身 親鸞聖人
念仏禁止の実際
後鳥羽上皇の処断
流罪と流刑地
なぜ流刑地が越後だったのか
越後国での実際の生活
後鳥羽上皇への非難  ほか

◆苦の見方――「生命の法則」を理解し「苦しみ」を乗り越える〈サンガ〉
アルボムッレ・スマナサーラ著・新書判・222頁・本体760円+税
一切の現象の真の姿を表す言葉「三相」。すなわち無常・苦・無我のうちの一つ、「苦(dukkha)」について正しく理解するための一冊。
■目次
第1章 生きることは本当に「苦」なのか
第2章 「苦」の正確な意味を知るために
第3章 生命の法則、苦(dukkha)
第4章 ブッダの苦(dukkha)、その真髄
第5章 七つの苦と五蘊蓄
第6章 苦(dukkha)を乗り越える
第7章 実践・苦集滅道

歴博フォーラム
◆盆行事と葬送墓制〈吉川弘文館〉
関沢まゆみ、国立歴史民俗博物館編・四六判・257頁・本体2,500円+税
先祖の霊を祀る「お盆」と「葬送」。その地域差と現在に迫る。
盆行事には、墓地で飲食する地域や死穢の場所として墓参しない地域など、各地で違いがある。また近年、土葬は姿を消した。こうした差異や変化を柳田國男が提唱した比較研究法により分析。伝統の変容の意味を問い直す。
■目次
民俗研究映像「盆行事とその地域差」
 ――盆行事の民俗史/火葬化の現在史
葬儀は誰がするのか、してきたのか?――血縁・地縁・無縁の三波展開
祖霊とみたまの歴史と民俗
葬法と衛生観念――山形県内の事例を参考にみる移り変り
自動車社会化と沖縄の祖先祭祀
列島の民俗文化と比較研究  ほか

◆インドネシアの古代美術〈柏書房〉
田枝幹宏撮影、伊東照司解説・B5判・366頁・本体20,000円+税
世界遺産・ボロブドールを始め、インドネシア・ジャワ島の古代石造建築に残る浮き彫りや仏像をまとめた絵解き。著者の40年に及ぶ現地調査の成果をカラー図版124点(全点初公開)とともに収録。インドネシアのジャワ全域における主要な遺跡の美術を網羅している。
■目次
第一部 ボロブドール
第二部 中部ジャワ期美術
第三部 東部ジャワ期美術

◆宗教学大図鑑〈三省堂〉
ドーリング・キンダースリー社編、島薗 進・中村圭志日本語版監修、豊島実和訳
B5変・352頁・本体4,200円+税
ヒンドゥー教、仏教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ゾロアスター教、ジャイナ教、道教、儒教、神道、シク教……。世界の人々のこころのありかたを考える。教義・思想を解きほぐす図解(マインド・マップ)付き。
■目次
原初の信仰――先史時代〜
古代の信仰と古典的信仰
 ――紀元前3000年〜
ヒンドゥー教――紀元前1700年〜
仏教――紀元前6世紀〜
ユダヤ教――紀元前2000年〜
キリスト教――1世紀〜
イスラム教――610年〜
近代・現代の宗教――15世紀〜
宗教・宗派解説、参考資料  ほか

◆新装版 役小角読本〈原書房〉
藤巻一保著・A5判・277頁・本体1,900円+税
役小角とは何者なのか? これまでの「役行者」のイメージを脱ぎ捨てた、まったく新しい役小角像を提示する。鬼神を遣い、空を飛び、海を歩いたと伝えられる謎につつまれた呪術者の伝説を取り去り、従来語られなかった部分をじっくりと掘り下げることで浮かび上がる小角の知られざるもう一つの顔に迫る。
■目次
序 章 小角真伝
第1章 小角と呪禁師広足
第2章 小角と賀茂役君
第3章 神仙道修行
第4章 仙薬と服餌
第5章 呪術と鬼神
第6章 小角飛天
第7章 黄金と蔵王権現
第8章 一言主神の謎
第9章 捕縛と登仙

◆教化研究 157〈東本願寺出版〉真宗大谷派教学研究所編・A5判・241頁・本体1,500円+税
特集:伝える 教学教化の諸課題。
■目次
巻頭言 仏智をつたえ申す
議事録 教化を課題とする教学と教化
座談  伝えるとは――各地の諸課題から
対談  伝えるとは――「相談」現場の諸課題から
講演録 真宗を欧米を含む現代社会にどのように伝えるか?
論文  教化の現代化−高度経済成長期における教化資材
梵響  いなかを生きるということ
    伝える――南米開教六十周年を経て見えてきた課題  ほか

◆『教行信証』に学ぶ(九)〈真宗大谷派東京教区〉
池田勇諦講・A5判・133頁・本体500円+税
聖典学習会講義録。
■目次
第二十五講 如来広大の恩徳――化身土文類
      (A)化身土文類の構成
      (B)真実方便の願・方便真実の教――廃立と隠顕
      (C)三往生回転入        
第二十六講 (D)聖浄二門の真仮――時機の悲歎
      (E)神祇方便――化身土末巻・内外二道の真偽
第二十七講 (E)神祇方便――化身土末巻・内外二道の真偽  ほか

網野善彦対談集
◆5 文学・芸能と歴史〈岩波書店〉
山本幸司編・四六判・391頁・本体2,900円+税
森 ・本体12,000円+税0円+税
日本中世史を中心に列島の歴史像の変革に挑戦し、「日本」とは何かを問い続けた歴史家・網野善彦。日本史はもとより西洋史・文化人類学・考古学・民俗学・文学・芸能など多彩な分野の第一人者たちと語り合った対談・座談の記録を集成する。「網野史学」の射程が浮き彫りになる多彩な議論。
■目次
中世の賎民とその周辺
転形期の民衆像――同時代としての中世
民の生活と天皇の関係を問う
橋と聖 橋と女――橋のトポロジー
中世「黄金郷の人智」  ほか

◆スリランカの大乗仏教
――文献・碑文・美術による解明〈大蔵出版〉
上座部仏教国スリランカには、かつて大乗仏教が栄えていた!
今は忘れ去られた、彼の国の大乗仏教・密教の足跡を、サンスクリット・パーリ・シンハラ語諸文献はもとより、碑文銘文・美術彫刻など考古学資料をも駆使して、その全貌を丹念に浮き彫りにした画期的総合研究。
■目次
第一章 研究の目的
第二章 研究史
第三章 研究資料と方法
第四章 問題の提起
第一篇 スリランカの弥勒菩薩
第二篇 スリランカの観音菩薩
第三篇 スリランカの密教  ほか

歴史文化ライブラリー 405
◆神都物語――伊勢神宮の近現代史〈吉川弘文館〉
ジョン・ブリーン著・B6判・181頁・本体1,700円+税
天照大神を天皇家の祖先神として祀り、豊かな歴史を持つ伊勢神宮。式年遷宮、脱法人化、マスコミ報道など、時代状況に合わせ変化をとげる伊勢の近現代史を描く。
■目次
伊勢神宮というパラドックス――プロローグ
「神都」の形成過程 明治期の伊勢神宮
大正・昭和期の国民と伊勢神宮
戦後日本と伊勢神宮
伊勢神宮の現在――エピローグ  ほか

◆寺院消滅―― 失われる「地方」と「宗教」〈日経BP社〉
鵜飼秀徳著・四六判・278頁・本体1,600円+税
寺との関わりが希薄になってきた現代。衰退の一途をたどる寺院経営の現状をビジネス誌の記者の眼から追った一冊。先祖の墓を受け継いだり、自分の墓のことを考えたりしなければならない人々に基本的な寺院・仏教知識が得られるようにもなっている。
■目次
一章 地方から寺と墓が消える
二章 住職たちの挑戦
三章 宗教朋壊の歴史を振り返る
四章 仏教教団の調査報告  ほか

◆竹中智秀選集――第1巻 歎異抄講義〈樹心社〉
竹中智秀著・四六判・280頁・本体2,600円+税
大谷専修学院の基調講義である「歎異抄講義」の一年分全てを網羅。本講義のみでなく、学生からの質疑を受けた攻究講義も合わせて収録されている。
■目次
歎異抄講義 一学期
一 仏道のはじめに立つ/二 浄土真宗の教え  ほか
歎異抄講義 二学期
四 念仏者の生活/五 難治の三病  ほか
歎異抄講義 三学期
七 寺(=檀家・仏壇)と同情(=門徒・お内仏)との相互関係/八 心を
弘誓の仏地に樹て、念を難思の法海に流せ/九 六字釈の伝統  ほか


♪♪♪法藏館書店新着雑誌案内♪♪♪

◆同朋 8月号〈東本願寺出版部〉
真宗大谷派宗務所出版部編
A4判・56頁・本体324円+税
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、 生活に密着した話題から親鸞聖人の教えまで、 日々の暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
■目次
◎インタビュー アグネス・チャンさん(タレント)
◎特集:敗戦から70年 再び「非戦」を誓う
◎好評連載
・仏教・仏事のハテナ?
・お寺と女性(わたし)の物語「ええじゃないか市」  ほか

◆大乗 8月号〈本願寺出版社〉
大乗刊行会編
A5判・102頁・本体348円+税
家族で読める、みんなで読める、門信徒ファミリー月刊誌。
■目次
○釈徹宗の「随縁対談」――ゲスト・篠原ともえさん
○日本史の親鸞聖人――岡村喜史
○「阿弥陀経」のミカタ――満井秀城
○わたしの正信偈――玉木興慈
○レッツ!真宗 連研12の問い
○病に生きる――海谷則之  ほか

◆大法輪 8月号〈大法輪閣〉
黒神直也編
A5判・236頁・本体870円+税
毎号さまざまな視点で宗派を超えた「仏教」を紹介しています。法話、講話をはじめ、専門的な記事から初めて仏教を学ぶ方のための入門的記事まで掲載。
■目次
特集=誰にもわかる《禅》入門
禅における「不易」と「流行」――玄侑宗久
□〈戦後70年〉日本宗教界の潮流――太田信隆
 道元の思想と書――岩井孝樹  ほか


♪♪♪特集:平成26年度 浄土宗学術賞 受賞♪♪♪

『漢語仏典における偈の研究』齊藤隆信著
A5判・736頁・本体15,000円+税・ISBN:978-4-8318-7399-6
散文(長行)と韻文(偈頌)で構成されている漢語仏典。漢文に訳された経典の偈や、中国撰述経典(偽経)の偈には中国の詩の絶対条件である押韻をそなえているものが存在する。本書はこれまで研究されることが少なかった偈に関する初めての研究書。
■目次
第一部 総論篇
 第一章 研究序説
 第二章 漢語仏典における偈の形態論
 第三章 有韻の偈と中国詩
第二部 各論篇
 第一章 gathaの訳語とその変遷
 第二章 漢魏両晋南北朝期の有韻偈頌
 第三章 支謙の訳経における偈の詩律
 第四章 支謙の訳偈
 第五章 竺法護訳『龍施菩薩本起経』の有韻偈頌と漢訳者
 第六章 西晋失訳『玉耶女経』の長行に説かれる韻文と女性徳育
 第七章 鳩摩羅什の詩と『大智度論』における偈の韻律
 第八章 白延訳『須頼経』の偈と覓歴の高声梵唄
 第九章 中国撰述経典における偈とその韻律  ほか
第三部 資料篇
資料・《漢訳仏典有韻偈頌一覧表》
資料・《漢訳経典偈頌総覧》
索引(人名・書名)


+--------【浄土宗学術賞 歴代受賞作品】(法藏館刊)------------------+
|■平成22年度 |
|『曇鸞浄土教形成論――その思想的背景』 |
| 石川琢道著・A5判・314頁・本体6,000円+税・ISBN:978-4-8318-7359-0 |
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|■平成25年度 |
|『迦才『浄土論』と中国浄土教――凡夫化土往生説の思想形成』 |
| 工藤量導著・A5判・505頁・本体12,000円+税・ISBN:978-4-8318-7365-1|
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2015年08月10日(月) No.1925 (法藏館書店ニュース)

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