法藏館新刊話題の本のお知らせ

2015/10/10 183号【法蔵館書店ニュース】
PDF版は、書影がカラーで見られます。

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法藏館書店ニュース 10月号  2015/10/10 183号

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目 次
話題の本
法藏館新刊案内
法藏館重版案内
法藏館刊行予定案内
法藏館書店新着案内
特集1:営業部Hのおすすめ本
特集2:報恩講期間限定! 謝恩セール【バーゲンブック】
出張販売・お知らせ
法藏館書店ベスト10・メール配信サービスご案内

★お知らせ★ 10、11月の書店休業日
10月のお休み:4日・11日・18日・25日
11月のお休み:1日・ 8 日・15日・22日・29日 ※すべて日曜日

♪♪♪話題の本♪♪♪
■近代仏教 第22号(2015年9月発行)
 Japanese Religions vol.39 Nos.1&2(2015年6月発行)
『ブッダの変貌――交錯する近代仏教』
末木文美士、林 淳、吉永進一、大谷栄一編
本体8,000円+税・A5判・415頁
ISBN:978-4-8318-6226-6

■中外日報(2015年9月25日号掲載)
『仏陀の癒しと心理療法
 ――20の症例にみる治癒力開発』
平井孝男著
本体2,700円+税・四六判・440頁
ISBN:978-4-8318-5696-8

■中外日報〈2015年9月11日号掲載〉、仏教タイムス〈2015年8月20日号掲載〉
『本願とは何か――親鸞の捉えた仏教』
長谷正當著・本体3,700円+税
A5判・340頁・ISBN:978-4-8318-3843-8

■仏教タイムス〈2015年9月10日号掲載〉、文化時報〈2015年9月2日号掲載〉
『新訂 梵文和訳 無量寿経・阿弥陀経』
藤田宏達訳・本体6,500円+税
A5判・304頁・ISBN:978-4-8318-7077-3

■読売新聞 夕刊【大阪本社版】〈2015年9月2日号掲載〉
『本願寺白熱教室
 ――お坊さんは社会で何をするのか?』
小林正弥監修、藤丸智雄編
本体1,400円+税・四六判・246頁
ISBN:978-4-8318-8177-9

■文化時報〈2015年8月29日号掲載〉
『真宗の往生論
 ――親鸞は「現世往生」を説いたか』
小谷信千代著
本体3,800円+税・A5判・392頁
ISBN:978-4-8318-8732-0

■中外日報〈2015年8月28日号掲載〉
『うつは、治す努力をやめれば治る
 ――箱庭療法と森田療法の併用の事例と実践』
大住 誠著
本体2,800円+税・四六判・260頁
ISBN:978-4-8318-5695-1


♪♪♪法藏館新刊案内♪♪♪
◆親鸞はどこにいるのか【仏教/真宗】
信楽峻麿著・四六判・108頁・本体1,200円+税
ISBN:978-4-8318-3281-8
戦後70年、改めて教団の戦争責任を追及し、「人を殺してはならない」という仏教徒の原点を厳しく問う。異端といわれて、なお親鸞一筋の道を歩み、著者の絶筆となった書。
■目次
第一章 本願寺には親鸞はいない
第二章 東西本願寺教団の戦時教学
第三章 親鸞におけるまことの真宗教義  ほか


☆★☆全巻完結☆★☆
◆今成元昭仏教文学論纂 全5巻【仏教文学】
今成元昭著・A5判・各巻平均400頁・各巻本体12,000円+税

第4巻 平家物語研究
解説=日下 力・ISBN:978-4-8318-3318-1
「前平家物語」群の生成や、『平家物語』の成立時期を、他の追随を許さぬ徹底的な日蓮遺文の解析で問い直し、仏教界との交錯のなかで熟成された文学的世界の本質を解き明かす論考集。 
■目次
第・部 文学的自立への水脈
第・部 思想性
第・部 仏教界との交錯
第・部 作品世界の開拓  ほか

第5巻 法華経・宮澤賢治
解説=小峯和明・ISBN:978-4-8318-3319-8
詩歌・説話に影響を与え続けた法華経の文化史と文学性そのものを追求。また、宮澤賢治を田中智学ではなく清沢満之から読み解いた論考を含む、古典から近代にかけての法華経文学史論。 
■目次
第T部 法華経の思想と文学
第U部 法華経の文学史
第V部 法華経と文化
第W部 宮沢賢治と法華経  ほか

好評既刊
 第1巻 仏教文学総論  解説=小峯和明 3315-1
 第2巻 日蓮・信仰と文学 解説=日下 力 3316-7
 第3巻 説話と仏教   解説=小峯和明 3317-4


◆大系真宗史料 全25巻/特別巻1【日本史/真宗】
文書記録編8 『天文日記 ・ 』
真宗史料刊行会編/担当=草野顕之、早島有毅・A5判・544頁
本体12,000円+税・ISBN:978-4-8318-5067-8
本願寺教団の動向や畿内政治史・生活文化などを知る上での第一級史料『天文日記』を原文の形態に忠実に翻刻。本巻では天文5年から10年までを収録。中世史研究者必備の書。
■目次
1 天文五年
2 天文六年 
3 天文七年
4 天文八年
5 天文九年
6 天文十年
解題 草野顕之
解説 戦国仏教の展開における本願寺証如の歴史的位置  早島有毅


♪♪♪法藏館重版案内♪♪♪
◆浄土真宗 法名・院号大鑑 7刷【辞典/真宗】
真宗仏事研究会編・B5判・652頁・本体20,000円+税
ISBN:978-4-8318-6505-2
浄土真宗の経典や聖教から文字を選定する法名・院号。法名・院号に用いるのにふさわしい文字やそれを使った用例・意味、また俗名を用いた法名・院号の用例などを集めた辞典。
■目次
浄土真宗の法名・院号について
法名・院号の上手なつけ方
真宗聖典に基づく法名・院号・の用例
俗名を用いる法名・院号・の用例  ほか


♪♪♪法藏館刊行予定案内♪♪♪
〈2015年11月 上旬刊行予定〉
◆うつにならないための法話【真宗/心理】
和田真雄著・四六判・96頁・本体1,000円+税・ISBN:978-4-8318-8737-5
充実した毎日を過ごすためには――? 7つの質問で、本人でさえ気づきにくい「本当の自分の個性」が判別できます。その個性を最大限に活かした、ありのままの自分で満足のいく生き方とは何かを、カウンセラー・僧侶という人生のプロが共に考えます。

〈2015年11月 中旬刊行予定〉
◆読本 融通円門章・融通念佛信解章【仏教】
融通念佛宗編・B5判・280頁・本体5,000円+税・ISBN:978-4-8318-7705-5

◆新・梵字大鑑 全2巻【仏教】
種智院大学密教学会編・B5判・1,150頁・本体40,000円+税・ISBN:978-4-8318-7021-6

◆奈良朝仏教史攷【日本史/仏教史】
山本幸男著・A5判・496頁・本体予価12,000円+税・ISBN:978-4-8318-6228-1


〈2015年11月 下旬刊行予定〉
◆霊芝元照の研究――宋代律僧の浄土教【中国仏教】
吉水岳彦著・A5判・予416頁・本体価格未定・ISBN:978-4-8318-7360-6

◆煌(きらめき)―― 中村佳睦の世界[仏画・工芸]【仏教美術】
中村佳睦著・A4ワイド判・160頁・本体5,000円+税・ISBN:978-4-8318-6368-3

〈2015年12月 刊行予定〉
◆ひとりふたり・・――お正月を迎える【真宗】誌面リニューアル!
四衢 亮編・A5判・24頁・本体124円+税・ISBN:978-4-8318-1137-0

◆他力信心を実感するための法話【真宗/法話】
和田真雄著・四六判・96頁・本体1,000円+税・ISBN:978-4-8318-8739-9

◆大系真宗史料 文書記録編16――近世異義争論【真宗/日本史】
真宗史料刊行会編・A5判・500頁・本体価格未定・ISBN:978-4-8318-5075-1

◆戦時下の日本仏教と南方地域【歴史/仏教】
大澤広嗣著・A5判・予410頁・本体4,800円+税・ISBN:978-4-8318-5542-8

◆春日大社 常住神殿守 大宮家文書目録【日本史/史料】
奈良文化財研究所、奈良市教育委員会編・A5判・288頁・本体10,000円+税・ISBN:978-4-8318-5191-8


♪♪♪法藏館書店新着案内♪♪♪
◆なるほど浄土真宗〈本願寺出版社〉
佐々木義英著・四六判・231頁・本体1,000円+税
阿弥陀仏の願いと親鸞聖人の喜び。もっとも親しまれている『日常勤行聖典』をくわしく解説。私たちが拝読している「聖典」は、「どうぞ(まかせておいてください)」という「阿弥陀仏のおこころが綴られてあるもの」です。
■目次
浄土真宗の意味
おつとめする意味
正信念仏偈のこころ(仏説無量寿経の教え)
正信念仏偈のこころ(七高僧の教え)
三帖和讃の教え
讃仏偈・重誓偈・十二礼の教え
仏説阿弥陀経の教え
蓮如上人の教え
であいのなかで

◆戦没者合祀と靖国神社 〈吉川弘文館〉
赤澤史朗著・B6判・227頁・本体2,500円+税
近代日本における対外戦争の戦没者を主な祭神とする靖国神社だが、その全員は祀られていない。誰を祭神として祀り、誰を祀らないのかは時代により揺れ動く。国家補償とのズレにも触れつつ、合祀基準の変遷を追う。
■目次
1 近代日本における戦没者の合祀――明治初年からアジア太平洋戦争
  の終了まで(東京招魂社から靖国神社へ)
  日清戦争から日露戦後へ
  第一次世界大戦から満洲事変へ  ほか
2 第二次世界大戦後の戦没者の合祀(敗戦直後の合祀問題講和独立
  後の大量合祀)

◆歴史のなかの石造物〈吉川弘文館〉
――人間・死者・神仏をつなぐ
山川 均著・A5判・200頁・本体2,500円+税中世に造られ今も各地に残る、層塔・石仏・五輪塔……。当時の人々は“石”にどんな思いを込めたのか。文献資料を駆使し、石造物造立の背景にあった人間と異界・死者・神仏が複雑に織り成す濃厚で複雑なストーリーを描く。
■目次
1 慶政と石塔
2 貞慶と石造物
3 京極氏信と三基の宝篋印塔
4 凝然と瀬戸内の石造物


◆日本古代の典籍と宗教文化〈吉川弘文館〉
増尾伸一郎著・A5判・333頁・本体9,500円+税
宗教文化は、日本古代社会でいかに醸成されたのか。古代の典籍の思想的背景を探る。また、東国古代社会の特性を風土記、出土文字史料などから論じる。東アジア世界のなかで、古代日本の〈知の営み〉を探究した論考を集成する。
■目次
中国・朝鮮文化の伝来――儒教・仏教・道教の受容を中心として
第1部 古代の天皇と道教思想
第2部 古代の典籍と外来文化
第3部 古代東国の信仰と仏教
律令制下の「村神郷」――墨書土器が物語るもの

シリーズ日本人と宗教 近世から近代へ 6
◆他者と境界〈春秋社〉
島薗 進、高埜利彦、林 淳、若尾政希編・A5判・274頁・本体3,200円+税待望のシリーズ完結。
本巻は、「他者」とされた異教・女性・被差別民の問題と、「境界」に位置した北海道・沖縄という異文化に焦点をあて、宗教との関係を論じる。
■目次
序 章 自他認識の近世・近代
第1章 近世秩序における「邪」の揺らぎ――“隠し/隠れ念仏”と「切支丹」
第2章 女人禁制――富士登拝をめぐって
第3章 女性宗教者の存在形態――神社神子から
第4章 身分制社会のなかの民間宗教者
第5章 近世寺院が「他者」を包摂するとき  ほか

伝道ブックス 76
◆親鸞聖人のお念仏〈東本願寺出版〉
本多弘之著・新書判・65頁・本体250円+税
2013年3月8日に親鸞仏教センターで行われた「親鸞聖人ご命日のつどい」の、本多弘之氏の講演録に加筆・修正いただいたものです。
■目次
「行」とは何か
念仏を行とすることへの非難
願行具足
阿弥陀仏の名
行ずるときの魔
南無・帰命の意味
なぜ「称名」と書くのか
罪の歴史をゼロにできない
選択本願の念仏への疑問
散乱放逸もすてられず
信じるということに重きを置く
仏は一人ではない
愚かな身のままで救われる  ほか

◆最期にビハーラは何ができるか〈自照社出版〉
――日本的看取りとビハーラの展開
福永憲子著・四六判・214頁・本体1,800円+税在宅死より病院死が多い現代人の「死」を取り巻く環境、終末期の患者の周辺では何が起こっているか。シシリー・ソンダースのホスピスから仏教のビハーラ施設の誕生の経緯、今求められている宗教的ケアと「日本的看取り」のあるべき姿を、長年の看護師経験をもとに、宗教社会学、死生学の分野より論述。
■目次
第1章 死する存在としての人間
第2章 現代の死にゆく人の環境
第3章 病院内におけるスピリチュアルケアのあり方
第4章 死ぬことを支えるマンパワーとしての医療従事者

◆仏教は宗教ではない〈Evolving〉
――お釈迦様が教えた完成された科学
アルボムッレ・スマナサーラ著、イケダハヤト著・新書判・203頁・本体991円+税電子書籍で先行出版され話題になった2冊を1冊にまとめた特別篇。
この世によりどりみどりの宗教が無数にあります。自分の足で立って自由を経験したいと思うならば、お釈迦様の説かれた話を自分で考えて理解することになります。この本では、なぜブッダの教えは宗教ではないのかと説明している。
■目次
第一章 仏教は宗教ではない――お釈迦さまが教えた完成された科学
 お釈迦様の完成された科学/拝んでも意味はない  ほか
第二章 やさしく自由に生きる智慧――理性を育てて幸福を目指す
 自分の頭で考えて生きる/生きにくい日本社会  ほか

祥伝社新書 425
◆死に方の思想〈祥伝社〉
島田裕巳著・新書判・186頁・本体780円+税
今、本当に必要な、死に方入門! 明治20年代、日本の女性の平均寿命は44歳。現在は86歳で、長寿世界一。長生きはめでたいことではなくなり、大往生という言葉も消えた。死を取り巻く環境も変わった。死ぬことに意味がなくなったのだろうか。そんなはずはない。周りに迷惑をかけず、心穏やかに死んでいくために、残された日々をどう過ごせばいいのか。
■目次
第1章 長寿化する社会
第2章 無縁社会とは何か
第3章 安楽死と尊厳死
第4章 死後の魂  ほか

◆諸本対校 瑩山禅師『洞谷記』〈春秋社〉
東 隆眞監修、『洞谷記』研究会編・B5判・202頁・本体7,000円+税 
本書は、『洞谷記』研究会の約3年半に及ぶ基礎研究の成果をまとめたもので、平成27年時点で発見されている、内容に差異の認められる4種の写本すべてを翻刻し対校した初めての本です。
古写本の写真もカラー版とモノクロ版付。
■目次
「大乘寺古写本」影印
「大乘寺流布本」影印
諸本対校 瑩山禅師『洞谷記』

◆帰命の生活〈文栄堂〉
水島見一著・B6判・208頁・本体1,400円+税
はかない娑婆事の囚われ、理知の闇に埋没していく迷妄生活にこそ輝く信心とは。そのリアリティが、真正面から語られる。
■目次
第一講
1 松原祐善先生に導かれて
2 迷いの生活と帰命の一念
3 感応道交の世界  ほか
第二講
6 死の恐怖
7 傾いたら傾いたままで良い
8 松原先生のお叱り  ほか
第三講
9 機が熟す
10 高光大船の世界
15 業の傷痕  ほか
第四講
21 生まれてきた根源をたずねる
22 如来によって芝居させられて
   いた人生
23 死の字実を如実に知る
24 死んでも死なないいのち
25 本願は具体的な救済  ほか
第五講
30 不幸が約束された娑婆の幸せ
31 真の仏弟子
32 仏法は身体で聴聞する
33 ものの逃ぐるを追わえ取るなり  ほか

◆バガヴァッド・ギーター詳解〈東方出版(大阪)〉
藤田 晃著・A5判・493頁・本体4,500円+税
人間の根源的な問いに答える古代インドの叡知に学ぶ。
全18章700の詩節を原典から全訳。アルジュナの問いに対してクリシュナが答えるという形式で、人間としての根本的な問い「自分とは何か」「どう生きれば良いのか」に対する答えが詳述されています。
■目次
アルジュナの苦悩
理論と実践
カルマヨーガ
行為の放棄とジュニャーナヨーガ
放棄のヨーガ
瞑想ヨーガ
真知と識別知
不滅のブラフマン
最高の学識、最高の神秘
クリシュナの示現  ほか

◆曽我量深 講話録一〈大法輪閣〉
曽我量深著・四六判・333頁・本体2,700円+税
仏と自分は他人と考えている人は、仏を知らぬ人、仏を疑っている人深く独創的な思索と信心、自覚的解釈によって、親鸞の教えを現代人に身近なものにした曽我量深師。師が晩年、東京を中心に全国各地で一般の人びとに向かって説いた教えを聞書きし、雑誌『中道』に掲載された10年に亙る貴重な講話を初めて書籍化した(全5巻)。
■目次
誓願――仏乗(一)浄土と本願(昭和35年10月10日・東京)
誓願――仏乗(二)法蔵菩薩(昭和35年10月10日・東京)
正信の大道(一)行信一念(昭和36年6月8日・東京)
正信の大道(二)心境と環境(昭和36年6月8日・東京)
清澤先生を憶う(昭和37年6月28日・東京)  ほか

◆心を整える高野山のお経CDブック〈アスコム〉
高野山一乗院著・B6変・63頁・本体1,200円+税
高野山一乗院で毎朝行われている朝勤行のお経がそのままCD(約70分)に収録されています。集中して聞いてもいいですし、BGMのように聞いたり、自分の好きな部分をくり返し聞くのもいいでしょう。
お経の内容が理解できなくても大丈夫。お経を「聞く」ことにより、心が穏やかになったり、元気になったという人がたくさんいます。ぜひ、このCDを聞いて、心穏やかな毎日をお過ごしください。
■目次
第1章 お経にもっと親しもう
第2章 お経についてもっと知ろう
第3章 高野山について知ろう

◆黄檗宗資料集成 第二巻〈春秋社〉
木村得玄編・A5判・258頁・本体3,500円+税
医師と臨済宗・曹洞宗の僧による黄檗宗への批判。第2巻の本書には、黄檗宗への批判が見られる3篇を収録。隠元禅師渡来当時、長崎に在住していた医師の向井元升が匿名で書いた「知耻篇」。臨済宗の桂林崇
■目次
海表叢書 知耻篇
禅林執弊集
正法眼藏僭評黄檗外記

◆お天道さまは見ている〈国書刊行会〉
赤川浄友著・四六判・157頁・本体1,300円+税
2013年と2014年に鳴門市仏教会で行った講演をもとにして加筆したもの。「お天道さまは見ている」「ご先祖さまに顔向けできない」「おかげさまで」というのは日本人のふつうの生き方です。今の日本人に必要なこと、これからの子どもたちにも大切な内容が書かれています。仏教ほど心を豊かにしてくれるものはありません。
■目次
1 お寺はシェルター(笑う門には福来る/お寺はシェルター)  ほか
2 宗教教育の必要性(宗教とは、宗道である)  ほか
3 仏教とは何か(音写と意訳/仏教とは何か)  ほか
4 死後の世界?(「三途の川」/迷いから悟りへ)  ほか
5 おかげさまの心で(おかげさまの心/一期一会)  ほか

◆迦陵頻物語〈自照社出版〉
――附「海に入りて――慈信坊善鸞に――」「その他随想」
南部松雄著・四六判・106頁・本体1,500円+税
”面はふくよか、心は純真そのもので”と舞い、五代続いた雅楽の思いを、80年の半生と共に語る。明治から昭和にかけて、浪速の雅楽の復興へと、今日の雅亮会の礎となる先人の想いを、少年期に舞った迦陵頻の鮮明な記憶から語る。
他に、親鸞と善鸞の父子の物語、「海に入りて―慈信坊善鸞に―」を附す。
■目次
はじめに
迦陵頻物語
きっとまた会える
海にいりて――慈信坊善鸞に  ほか

◆自らを裁け――真のアイデンティティーを求めて〈自照社出版〉
可藤豊文著・四六判・288頁・本体2,800円+税
生には二つの旅がある。一つは時間(生死)の中を行くホリゾンタルな旅であり、もう一つは自らの内なる実存(本源)へと向かい、永遠(涅槃)に行き着こうとするヴァーティカルな旅である。そして瞑想(宗教)は後者に関わるものである。
■目次
宗教教育の現場から
NHKラジオ〈宗教の時間〉
韓国東国大学校(慶州キャンパス)における講演
仏陀の教えと癒し/唯識と心理療法/信心の珠  ほか
第15回 日本トランスパーソナル心理学/精神医学会 特別講演  ほか

◆總持寺の歴史 増補新版〈吉川弘文館〉
竹内道雄著、尾崎正善編・四六判・185頁・本体2,000円+税
曹洞宗の大本山總持寺は広く世界に開かれた禅苑である。新たに口絵、本文図版、用語解説、振り仮名、近年までの記述、年譜の補訂を加えた増補新版。二祖峨山禅師650回大遠忌を迎える總持寺の歴史を知るための必読書。
■目次
正しい宗意の認識のために
1 瑩山禅師と總持寺の開創
2 總持寺の禅風と曹洞宗教団の形成
3 總持寺教団の形成
4 總持寺教団の発展  ほか 

◆晴れてよし、降ってよし、いまを生きる〈学研パブリッシング〉
――京都佛光寺の八行標語
佛光寺著・A5変判・143頁・本体1,400円+税
なぜ生きる? ほんとうの幸せとは? 「私」に出会う66の標語。
新聞、テレビ、SNSで大反響!! 「真理をついている」「深い!」「ハッとした」と共感の輪が広がっています。
■目次
気づき
頼る
迷い
いのち
希望
生きる

日本文学全集 21
◆日野啓三 開高健〈河出書房新社〉
池澤夏樹編・B6判・553頁・本体3,100円+税
現代の日本は他の国々に通じ、海の向こうの戦争や、世界観・宇宙観を共有するようになった。我々は今もこういう時代に生きている。
■目次
日野啓三
 向う側
 広場
 ふしぎな球
 牧師館
  *
 空白のある白い町  ほか
開高健
 輝ける闇
  *
 痛覚からの出発
 地図のない旅人

◆〈オウム真理教〉を検証する――そのウチとソトの境界線〈春秋社〉
井上順孝責任編集、宗教情報リサーチセンター編・B6判・350頁・本体2,300円+税
地下鉄サリン事件から20年。事件への記憶と関心が薄れゆくなか、今日の問題として多角的な視点からオウムを考究し、その深層をえぐり出す。
■目次
第1章 麻原言説の解読
第2章 引き返せない道のり
第3章 疑念を押しとどめるもの
第4章 科学を装う教え
第5章 暴力正当化の教えに直面したとき
第6章 メディア報道への宗教情報リテラシ  ほか

◆柔訳 釈尊の言葉 第1巻〈電波社〉
谷川太一訳・四六判・263頁・本体1,500円+税
なぜ、「仏教」では、だれも悟れないのでしょう? じつは釈尊の真意を「逆向き」に信じていたためです。自分の正体を自分で見抜いた時に、ほんとうの安心感が訪れて来ます。「ほんとうの自分」を知りたければ、今の自分が「どんなものに興味を引かれているのか?」を静観すれば、よくわかります。悟りとは「自分の正体を見抜くこと」です。
■目次
第一章 執着を捨てれば人生は変わります
第二章 悟りとは「自分の正体を見抜くこと」です
第三章 釈尊の真意を「逆向き」に信じるな!
第四章 ほんとうの安心感が訪れて来ます
第五章 自分自身を育てる意識を持ちましょう  ほか

◆親鸞の『大無量寿経』(上)〈樹心社〉
――「仏仏相念」の経
羽田信生著・A5判・360頁・本体2,800円+税
『教行信証』の理解は『大無量寿経』から始まる。聖人は『大経』から何を学ばれたのかを知るための講義録。
■目次
第一章 『大無量寿経』(又は『大経』)について
第二章 証信序(何時、誰が、何処で、誰に説法したか)
第三章 発起序(釈尊が、なぜ「法蔵の物語」を説いたか)
第四章 法蔵菩薩の物語(如来浄土の因果)
第五章 法蔵の回向(第五の行):三願成就文  ほか

◆『拝読 浄土真宗のみ教え』の味わい〈本願寺出版社〉
藤井邦麿著・B6判・199頁・本体800円+税
『拝読 浄土真宗のみ教え』に収められた浄土真宗の真髄を、親しみやすい表現をもちいて伝える。
■目次
浄土真宗の救いのよろこび
親鸞聖人のことば
折々のことば
お彼岸
お盆
報恩講  ほか

◆地獄と極楽〈東本願寺出版〉
宮城 しずか著・文庫判・167頁・本体650円+税
仏教のみならず日常の言葉としても馴染みのある、地獄と極楽をテーマにした法話。
■目次
第一章 善と悪
第二章 等活するもの
第三章 人間として
第四章 無明の深さ
第五章 三悪趣
第六章 地獄一定  ほか

聞思の人 4
◆金子大榮集 下〈東本願寺出版〉
教学研究所編・B6判・265頁・本体1,500円+税
教学研究所の機関誌『教化研究』所載の講演録及び執筆原稿より抜粋・編纂。昭和53年発行の改訂版。仏教音楽や声明、「空」観と念仏の関係など、真宗教学の深い学びから様々なテーマで話された講義や論文を収載。
■目次
念仏の意義
浄土の機縁――生活の中から
浄土真宗
至誠心について
浄土教縁起
浄土教における自覚
教化の諸問題――教化の精神・方法・場所
浄土の機縁――『観経』序分の中の人びと
対応の世界念  ほか

◆チベット密教の秘密と秘法〈太玄社〉
張 明彦著・B6判・285頁・本体1,800円+税
チベット密教の教義、そして、性的ヨーガを含む秘技の全貌を一挙公開! 「死後の世界に対する恐怖は決して古人の迷信ではない」ということをチベット密教から、その本源たる「死後」の謎に迫ろうとしている。
■目次
第1章 仏教のあらまし
第2章 チベット密教の全貌
第3章 チベット密教の秘密
第4章 オカルト的ヨーガと男女双修法
第5章 秘術の根源『ナーローパ六法』
第6章 チベット密教の秘術
第7章 現代人類最大の粗忽? 死後世界の苦痛と恐怖!

中公新書 2334
◆弔いの文化史――日本人の鎮魂の形〈中央公論新社〉
川村邦光著・新書判・307頁・本体880円+税
日本人は天災や戦争によって非業の死を遂げた者をどのように弔ってきたのか。仏教説話集等の世界に分け入り、弔いの方法を歴史的に辿る。他に、親鸞と善鸞の父子の物語、「海に入りて――慈信坊善鸞に――」を附す。
■目次
序 章 天災と弔い
第T部 弔いの方法
第1章 鎮魂とは何か
第2章 火葬と遊離魂の行方――『日本霊異記』の世界  ほか
第U部 弔いの風習
第5章 死者の霊魂の行方
第6章 弔いとしての口寄せの語り  ほか

中公クラシックス 163
◆精神主義ほか――清沢満之〈中央公論新社〉
清沢満之著、橋本峰雄責任編集・新書判・314頁・本体1,700円+税
「宗教とは信念のもの、学術の進展や時世の変遷には左右されない」主観主義に基づき宇宙万有を見通す精神主義の涵養を説く。
■目次
清沢満之をどう読むか――現代への提言として
精神主義
精神講話(抄)
教界時言(抄)
宗教哲学骸骨
在床懺悔録
年譜

宗教団連合 法語カレンダー 
◆月々のことば  2016 平成28年〈本願寺出版社〉
ひかりといのち きわみなき 阿弥陀ほとけを 仰がなん
佐々木惠精、高田未明、桐原良彦、貴島信行著・B6判・163頁・本体700円+税
『法語カレンダー(平成28年版)』は、宗祖親鸞聖人のおことばを味読させていただくことになりました。そこで、現代の私たちにもわかりやすいおことばとして、「和訳正信偈」から珠玉のおことばを味わっていくことにいたします。門信徒の方にとっては、日ごろから親しんでおられる「正信念仏偈(正信偈)」のおことばであり、このカレンダーによってなおいっそうご法義の味わいを深めていただけるよう願われます。
■目次
【表紙のことば】(佐々木惠精)/【1月のことば】(佐々木惠精)   
【2月のことば】 (佐々木惠精)/【3月のことば】(佐々木惠精)
【4月のことば】 (高田未明) /【5月のことば】(高田未明)
【6月のことば】 (高田未明) /【7月のことば】(桐原良彦)  ほか

心に響く法話シリーズ ・
◆闇照らすともしび〈東本願寺出版〉
湯浅成幸編・CD[収録時間53分]・本体1,200円+税
なぜ私たちは孤独を感じるのか。無数の諸仏によって呼びかけられ、導かれている、孤独のどん底からほんとうに生きていく道を明らかにする。浄土に生まれるとはどういうことなのか、還相の菩薩とは何か、など、具体的な生活の中で教えの言葉がどのようにはたらいているのかを、ご自身の実感をとおして明快に語る。
■目次
1 孤独とは何か
2 われわれはみどり児である
3 闇の中で何がわかるか
4 還相の菩薩に遇う
5 南無阿弥陀仏のいのち
6 孤独を転じて独尊に生きる

◆変貌する北野天満宮――中世後期の神仏の世界〈平凡社〉
瀬田勝哉編・B5判・391頁・本体6,800円+税
多角的に描き出される北野社のありようと変容。文献史料・絵画資料の精読をもとに、方法的に設定された多彩な視角から、中世後期北野社の歴史的リアリティに迫る、画期的な論集。
■目次
第1部 空間(北野に通う松の下道――一条通と北野・内野の風景)  ほか
第2部 組織(中世後期「北野社」神社組織における「一社」/北野宮
寺法花堂供僧の設置――法螺を喜ぶ北野天神のために)  ほか
第3部 信仰の諸相(室町期における北野祭礼の実態と意義)  ほか

◆仏教図像学――インドに仏教美術の起源を探る〈春秋社〉
田中公明著・四六判・280頁・本体2,600円+税
ガンダーラやマトゥラーの仏像から、釈迦や阿弥陀の三尊像、弥勒・観音等の菩薩像、天部や忿怒尊、女尊、さらに日本の両界曼荼羅と別尊曼荼羅まで、アジア全域を視野に入れて、仏教美術を総合的に解説する。図版総数170点。日本仏教美術の源流を探究する。
■目次
仏教図像のあけぼの――仏像不表現の時代
仏像の誕生――ガンダーラとマトゥラーの仏教図像
仏伝図と印相の成立
菩薩像と持物の意味するもの
天部像――仏教に摂取されたインドの神々  ほか

ビハーラ医療団講義集 Part ・
◆他力の「ビハーラ」〈自照社出版〉
ビハーラ医療団編・B6判・218頁・本体1,500円+税
「自信教人信」の立場で聞法し、仏教精神に基づいた医療活動を行い、病める患者と生老病死の苦悩を共有する。
■目次
T 「死」に向きあう
  死の準備教育で思うこと
  患者さんとの別れを通しての気づき  ほか
U 他力の仏法
  仏教が教える物語
  他力の仏法なくば、何をもってか生死を出離せん  ほか

◆如来のまなざしの中を〈自照社出版〉
志慶眞文雄著・四六判・218頁・本体2,000円+税
沖縄の小児科が、少年の頃より思い抱いてきた、死への不安と生への空しさから脱却し、師に出遇い、本願念仏に生かされた、生死を超えていく道を語りつくす。
■目次
コラム『落ち穂』
 「十歳の原体験」/「釈尊・親鸞の課題」/「宗教に出る」  ほか
マルティン・ブーバーの衝撃の語録
『我と汝』を読む
 はじめに/翻訳者:植田重雄先生/二つの常識への挑戦  ほか
「まなざし」巻頭言集
 不思議/いのちの根源へ南無/謝花勝一さん  ほか
生死をこえる道としてのビハーラ活動
 ビハーラ医療団への参加/あなた自身が問題ではないのですか?  ほか

◆坂東本『顯浄土眞實教行證文類』角点の研究〈東本願寺出版〉
赤尾栄慶、宇都宮啓吾監修執筆・A4判・528頁・本体15,000円+税
2003年7月から2004年7月まで行われた宗祖親鸞聖人750回御遠忌記念事業『教行信証』坂東本の修復作業において新たに発見された、角点(象牙・竹・木などの先を尖らせて作った角筆によって記載された文字や符号等)の全容を明らかにした調査報告。論考篇、影印篇、移点資料篇、角点索引篇を収載し、角点に関する最新の研究の成果に触れることができる内容となっている。
■目次
坂東本『教行信証』角点の調査経緯
論考篇 
 坂東本『教行信証』のかたち
 坂東本『教行信証』の角点について
影印篇   凡例/本文
移点資料篇 凡例/本文
角点索引篇 
 凡例/和訓部/字音部

◆牧田諦亮著作集 第3巻――中国仏教史研究2〈臨川書店〉
『牧田諦亮著作集』編集委員会編・A5判・312頁・本体9,000円+税
第1部「隋唐仏教史の研究」と第2部「観音信仰」から成る。第1部は、著者が研究領域とした幅広い時代のうち、隋唐以降の中国仏教を歴史的観点から考察した論説七篇と講演録二篇を収録する。各論説は『中国仏教史研究1,2,3』(1981〜89年、大東出版社)を主な底本とした。第2部は、観音信仰に関する論説五篇と講演録一篇を収録する。
■目次
第1部 隋唐仏教史の研究
第2部 観音信仰
    解題  (大内文雄)

◆牧田諦亮著作集 第4巻〈臨川書店〉
――五代宗教史研究・中国近世仏教史研究
『牧田諦亮著作集』編集委員会編・A5判・312頁・本体9,000円+税
第1部は『五代宗教史研究』(1971年、平楽寺書店)を底本とし、第2部は『中国近世仏教史研究』(1957年、平楽寺書店)の体裁にならいながら、最新の論文を底本にするという著作集の原則にならい『中国仏教史研究』第2(1984年、大東出版社)に底本を求めている。
■目次
第1部 五代宗教史研究
    解題(高田時雄)
第2部 中国近世仏教史研究
    序(塚本善隆)
    解題(直海玄哲)  ほか


♪♪♪法藏館書店新着雑誌案内♪♪♪
◆同朋 10月号〈東本願寺出版〉
真宗大谷派宗務所出版部編・A4判・56頁・本体324円+税
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、 生活に密着した話題から親鸞聖人の教えまで、 日々の暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
■目次
◎インタビュー NON STYLE 井上裕介さん
 落ち込む時間がもったいない新しい挑戦を生み出すポジティブ思考
◎特集 「食」を考える
◎対談 渡邉 格×織田顕祐
◎好評連載
・お寺と女性(わたし)の物語――あじさい寺
・私の親鸞探訪――青木新門  ほか

◆大乗 10月号〈本願寺出版社〉
大乗刊行会編・A5判・102頁・本体348円+税
家族で読める、みんなで読める、門信徒ファミリー月刊誌。
■目次
○釈徹宗の「随縁対談」――ゲスト・二階堂和美さん
○日本史の親鸞聖人――岡村喜史
○「阿弥陀経」のミカタ――満井秀城
○わたしの正信偈――玉木興慈
○レッツ!真宗 連研12の問い
○病に生きる――末本弘然  ほか

◆大法輪 10月号〈大法輪閣〉
黒神直也編・A5判・236頁・本体870円+税
毎号さまざまな視点で宗派を超えた「仏教」を紹介しています。法話、講話をはじめ、専門的な記事から初めて仏教を学ぶ方のための入門的記事まで掲載。
■目次
特集=病を予防するために――仏教からのヒント
 第T部 仏教が教える末病対処法
 第U部 僧医が教える予防法
 第V部 日本の仏教各宗――家庭の仏事の基本としきたり
□〈戦後70年〉日本宗教界の潮流――太田信隆
□雑学から学ぶ仏教(63)明治維新に学ぶ・――瓜生 中  ほか


♪♪♪特集1:営業部Hのおすすめ本♪♪♪
推薦者:営業部H
法藏館入社1年目、大阪府出身の22歳。趣味は合気道。
大学時代は大阪府茨木市(教科書に掲載されているザビエルの絵が出た場所)の隠れキリシタンについて研究していました。というわけで、今回はオススメのキリシタン関連書籍をご紹介します。

◆潜伏キリシタン――江戸時代の禁教政策と民衆
大橋幸泰著・四六判・256頁・本体1,650円+税
江戸時代、激しい弾圧のなかキリスト教を信仰しつづけた「潜伏キリシタン」。彼らは強靭な信仰心だけで幕末まで潜伏してきたのでしょうか? キリシタンという一側面だけではなく、重層的な市民社会のなかで生きる村民の一人として捉え直すことで、キリシタン禁制と民衆信仰の実態を検証しています。幕府による宗教政策・キリシタンのイメージを覆すこと間違いなしの一冊です。〈講談社〉

◆カクレキリシタンの実像
――日本人のキリスト教理解と受容
宮崎賢太郎著・四六判・248頁・本体2,300円+税
隠れキリシタンが今もいる……と聞いて驚きませんか?(私は驚きました。) 著者は長崎県で現在も伝わるその信仰を、丹念な現地調査によって明らかにしています。そこからわかるのは、多くの人が持つであろう’ 激しい弾圧のなか仏教を隠れ蓑に信仰を継承するキリスト教徒’ というイメージと異なる姿……。気になる方は是非読んでみてください。〈吉川弘文館〉

◆観光戦略としての宗教
――長崎の教会群と場所の商品化
松井圭介著・A5判・182頁・本体2,800円+税
近年、全国各地でおこなわれている観光まちづくり。その仕掛けやホスト側の対応を通して、宗教空間がどのように観光地として構築されるのか、そしてその課題について、長崎県のキリシタンを事例に考察しています。観光地化の過程は、他の宗教や民間信仰にもあてはまることです。宗教と観光の関連について興味がある方にオススメです。〈筑波大学出版会〉


♪♪♪特集2:報恩講期間限定!♪♪♪
法藏館 秋の謝恩セール ご来店いただいた方限定
開催決定![開催日:2015年11月21日(土)〜28日(土)予定]
皆様に日頃の感謝の意を込めて、今年の11月も報恩講に合わせて、特別価格の販売を行います。普段、書店には並ばない本もございますので、
是非、ご来店ください。
※販売対象の書籍には多少の汚れ等ありますが、読まれる分には問題ありません。

☆☆☆数量限定!☆☆☆
*増補 親鸞聖人真蹟集成  全10巻
平松令三、名畑 崇ほか編 第9巻:欠本]

【限定1セット】
*親鸞大系
思想篇・歴史篇

【限定1セット】
*蓮如大系 全5巻
梯 實圓、名畑 崇、峰岸純夫監修

【限定1セット】
*専修寺本 善導大師五部九巻 全4巻
堤 玄立、平松令三編
         ※分売も行っております。

100円コーナー
仏教とは何か/横超慧日著・親鸞のおしえ/廣瀬 杲著 など
★その他、書籍を多数取り揃えております。

掘りだしものを見つけませんか!
ちょっと書籍をご紹介
*教行信証講義 山辺習学、赤沼智善著
*定本 清沢満之文集 松原祐善、寺川俊昭編
*清沢満之全集 第5巻 清沢満之著・暁烏 敏、西村見暁編
*清沢満之全集 第6巻 清沢満之著・暁烏 敏、西村見暁編
*仏教経典史論 赤沼智善著
*観経疏に学ぶ  広瀬 杲著  など
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日時詳細は決まり次第、
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お買い物について
◯販売書籍には数に限りがございます。あらかじめご了承ください。
◯お支払いは現金のみの店頭販売となります。
(クレジットカード・お振込は不可)
◯電話、メール、インターネット等によるご注文・お取り置きはできません。(店頭販売のみ)
◯販売対象の書籍は、汚れや傷が付いているものもございますので、
 ご確認の上、お買い求めください。
◯返品・返金はできませんので、ご了承ください。


♪♪♪バーゲンブック♪♪♪
書   名      著 者・出版社    本体価格(税別)
仏教の歴史と文化 仏教史学会編/同朋舎 18,000円→ 9,000円
京都に遊ぶ
坂本龍馬 新選組・・・ 2冊セット 木村幸比古著/マリア書房 5,600円→ 2,000円
禅に学ぶ人生
――咲かせよう花を 酒井大岳著/すずき出版 1,550円→  775円
弘法大師空海のことば 大栗道榮著/すずき出版 1,800円→  900円
国宝 綴織当麻曼荼羅 龍村平蔵著、田中一松監修/佼成出版社 280,000円→92,593円
歐州の四季 角田文衛著/雄山閣 3,400円→1,500円
浄土真宗名句辞典 藤村義彰著/国書刊行会 6,602円→ 3,300円
わたしひとりの親鸞 古田武彦著/明石書店 1,900円→  950円
知識ゼロからのお経入門 瓜生 中著/幻冬舎 1,300円→  650円
臨済録入門 井上暉堂著/東方出版 3,000円→ 1,200円
真宗史論攷 平松令三著/同朋舎 9,000円→ 4,500円
宗教をどう教えるのか 菅原伸郎著/朝日新聞出版 1,300円→  650円
昭和仏教全集第2部 16
照心禅話 : 高崎直承集 高崎直承著/教育新潮社 1,300円→  600円
昭和仏教全集第2部 3
ほとけさま : 松浦英文集 松浦英文著/教育新潮社 1,300円→  600円

※2015年9月20日現在。   
※上記の割引価格は、法藏館書店での販売に限ります。
※数に限りがございますので、お早めにご注文ください。
品切の際は、ご容赦ください。


♪♪♪出張販売♪♪♪
◎日本史研究会
期間:10月10日(土)〜11日(日)
会場:京都大学 吉田キャンパス
アクセス:京都市バス「京大正門前」停留所より徒歩5分

◎日本仏教社会福祉学会
期間:10月10日(土)〜11日(日)
会場:淑徳大学 千葉キャンパス
アクセス:JR「蘇我」駅より徒歩20分(同駅よりスクールバス〈無料〉もあり)

◎中世文学会
期間:10月31日(土)〜11月1日(日)
会場:静岡文化芸術大学
アクセス:遠鉄バス「文化芸術大学」停留所より徒歩5分

◎第25回神保町ブックフェスティバル
期間:10月31日(土)〜11月1日(日)
会場:神田すずらん通商店街
アクセス:都営新宿線・三田線・営団半蔵門線「神保町」駅より徒歩1分。
営団千代田線「新御茶ノ水」駅、JR「御茶ノ水」駅より徒歩7分。


♪♪♪お知らせ♪♪♪
☆特価予約受付中!☆
普賢晃壽・草野顕之 推薦 
矢田了章・林 智康 監修

2018年刊行完結予定
歎異抄講義集成 全5巻
A5判・上製函入・平均400頁 ※分売不可

定価(予価)70,000円→特価50,000円(税込・送料無料)

特価販売期間は12月末まで!
※専用注文書でのお申し込みとなります。下記までお問合せください。
歎異抄講義集成刊行会事務局 TEL:075(343)0030 担当=今西


◆◆◆法藏館書店売行ベスト10(9月期)◆◆◆
順位      書    名        著者名 出版社名 本体価格
1  真宗の往生論――親鸞は「現世往生」を説いたか 小谷信千代 法藏館 3,800円 
2  曽我量深講話録一  曽我量深 大法輪閣 2,700円 
3  本願とは何か――親鸞の捉えた仏教 長谷正當 法藏館 3,700円
4  私にわかる浄土真宗――真実の教・行・信・証 宮城 ◯ 小松教務所 1,000円
5  意味不明でありがたいのか――お経は日本語で 戸次公正 祥伝社 760円
6  本願寺白熱教室――お坊さんは社会で何をするのか? 
   小林正弥監修、藤丸智雄編 法藏館 1,400円
7  歎異抄の心を語る 廣瀬 杲 方丈堂出版 1,524円
8  日本語で読むお経をつくった僧侶の物語
――木津無庵とその時代 戸次公正 明石書店 2,500円
9  竹中智秀選集 第1巻―― 歎異抄講義 竹中智秀 樹心社 2,600円
10 親鸞の『大無量寿経』〈上〉――「仏仏相念」の経 羽田信生 樹心社 2,800円     


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2015年10月10日(土) No.1948 (法藏館書店ニュース)

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