法藏館新刊話題の本のお知らせ

2015/12/10 185号【法蔵館書店ニュース】
PDF版は、書影がカラーで見られます。

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法藏館書店ニュース 12月号  2015/12/10 185号

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目 次
話題の本
法藏館新刊案内
法藏館重版案内
法藏館刊行予定案内
法藏館書店新着案内
特集1:2015年新刊一覧&受賞書籍
特集2:『歎異抄講義集成 全5巻』
特集3:秋の謝恩セールの結果報告
お知らせ・出張販売
法藏館書店ベスト10・メール配信サービスご案内

★お知らせ★
12、1月の書店休業日
12月のお休み: 6 日・13 日・20日・27日
1月のお休み:10日・17 日・24日・31日 ※すべて日曜日
年末年始の営業
年末は29日(火)午後3時まで、年始は1月5日(火)午前9時30分より営業

2016年版
『法藏館図書目録』『仏教書総目録』ができました!
ご入り用の方は、アンケートにお答えください。無料にて送付いたします。


♪♪♪話題の本♪♪♪

■仏教タイムス(2015年11月5日号掲載)
『今成元昭仏教文学論纂 全5巻』
今成元昭著
各巻本体12,000円+税・A5判・各巻約400頁
第1巻 仏教文学総論  
解説=小峯和明・ISBN:978-4-8318-3315-0
第2巻 日蓮・信仰と文学 
解説=日下 力・ISBN:978-4-8318-3316-7
第3巻 説話と仏教   
解説=小峯和明・ISBN:978-4-8318-3317-4
第4巻 平家物語研究  
解説=日下 力・ISBN:978-4-8318-3318-1
第5巻 法華経・宮澤賢治 
解説=小峯和明・ISBN:978-4-8318-3319-8

■月刊 フューネラルビジネス 11月号(2015年10月25日号発行)
『本願寺白熱教室 ――お坊さんは社会で何をするのか?』
小林正弥監修、藤丸智雄編・本体1,400円+税
四六判・246頁・ISBN:978-4-8318-8177-9

■仏教タイムス(2015年10月22日号掲載)
『夢見る日本文化のパラダイム』
荒木 浩編・本体8,000円+税
A5判・567頁・ISBN:978-4-8318-7099-5

■中日新聞 朝刊(2015年10月20日号掲載)、南御堂 11月号(第641号)、真宗 11月号(2015年11月1日発行)
『世界の宗教から見た親鸞の信仰――親鸞の独自性とは何か』
加藤智見著・本体2,300円+税・四六判・208頁
ISBN:978-4-8318-8733-7


♪♪♪法藏館新刊案内♪♪♪
『ひとりふたり・・』が新しく生まれ変わります!
◆ひとりふたり・・――お正月を迎える 【真宗/仏教】
四衢 亮編・A5判・24頁・本体124円+税・ISBN:978-4-8318-1137-9 
※30冊以上は本体100円+税、100冊以上は送料無料

身近な話題から仏教・真宗の教えにふれる聞法誌。
【定期購読受付中!】定期購読をお申込みいただくと……
  通常注文より、優先的にいち早くお届け!
  買い忘れなく安心! などのお得感満載!
  詳しくは、法藏館書店までお問い合わせください。

暮らしに役立つ仏教の知識が満載!平川宗信

《 目 次 》 ●は新連載
◎いのちの言葉
 「戦争をしない国」から「戦争をする国」へ 平川宗信  
◎歳時法話 海に憶う 廣澤晃隆
●大住誠のお悩み相談室 苦悩との付き合い方 大住 誠
●お寺でヨーガ
 冬のヨーガ―冷え改善・内臓機能促進の巻 Yai
◎はてなの仏教用語 虚仮 木村宣彰
●生活六法全書 相続と遺 言出口治男
◎今すぐ訪ねたい仏跡――日本編
 「つくも髪」問答歌と聖人腰掛け石 三本昌之
◎おうちで精進料理(冬) うどんの海苔蒸し 西川玄房
●声に出して読みたい歎異抄
 「下根の凡夫」の自覚が、救いをもたらす 齋藤 孝
◎著者に会いたい 「学びの姿勢」を問う(小谷信千代)
●正信偈のこころ
 帰命無量寿如来 南無不可思議光廣澤晃隆 楠 信生



◆新・梵字大鑑 全2巻【仏教】
種智院大学密教学会編・B5判・約総1,100頁・本体40,000円+税
ISBN:978-4-8318-7021-6

■改訂新版の特色
1 使用する際の便を図り、実践編(上巻)と資料編(下巻)の2冊に分冊。
2 使用頻度の高い梵字については、新たに刷毛書き梵字の書法も増補。
3 全面的に、より見やすく、レイアウトを一新。
4 悉曇(しったん)十八章の全ての文字に、新たに読みがなを付した。

 新・梵字大鑑



■目次
上  巻……実践編
第一編 梵字の書法
第二編 種子の解説
第三編 常用真言・陀羅尼の解説
下  巻……資料編
第四編 梵字の歴史
第五編 法会儀式の梵字
第六編 古遺物に現われた梵字
第七編 梵字悉曇資料
総合索引
常用真言・陀羅尼索引  ほか

■初版限定付録
DVD【梵字の書き方】(45分)
筆法がわかりやすいように2方向より撮影。
ダイジェストとして実用的な種子について、刷毛書き書体の筆法を収録。

DVD【梵字の書き方】サンプル版(4分)
インターネットで限定無料公開中!
『新・梵字大鑑 全2巻』の注文サイト


◆他力信心を実感するための法話【真宗/法話
和田真雄著・四六判・96頁・本体1,000円+税・ISBN:978-4-8318-8739-9
仏教を学んでも聞法しても、救われたという実感が湧かない。仏教の「救い」って何なんだろう。どうすれば信心を得て救われたと思えるのか――そんな心のモヤモヤに答えます。
■目次
・凡夫が凡夫のままで救われるとはどういうことか
・そもそも、人間はなぜこれほど生き方に悩むのか
・人間が獲得した、本質的な虚無を克服する方法
・自己信頼の心の濃淡が生み出す、さまざまな人生のタイプ
・罪悪深重の凡夫の救いを開かれた親鸞聖人の求道
・虚無・無明を背負う人間を救う他力の悲願
・他力信心の救いを実感する  ほか】


◆歎異抄にたずねて――現代に響く親鸞聖人のおしえ【真宗/仏教】
四衢 亮著・四六判・174頁・本体1,600円+税・ISBN:978-4-8318-8740-5
親鸞のおしえの核心である念仏・信心・浄土・往生は、現代の私たちにとってどのような意味をもつのか? 『歎異抄』にたずねつつ、わかりやすく丁寧に説かれた講座の記録。
■目次
1、念 仏
1、念仏の一般的なイメージ
2、念仏もうさんとおもいたつこころ
2、信 心
1、信じて念仏もうさんと
  おもいたつこころ
2、念仏を声に出して称えない
3、浄 土
1、謹んで真仏土を案ずれば
2、あらわになった私たちの凡夫性
4、往 生
1、往生とは「往生浄土の歩み」
2、浄土真宗を案ずるに、
  二種の回向あり  ほか


◆戦時下の日本仏教と南方地域【歴史/仏教】
大澤広嗣著・A5判・404頁・本体4,800円+税ISBN:978-4-8318-5542-8
戦時下における日本の南方進攻を主題に、戦争を進めた政府・軍部と仏教界の「官民僧俗一体の翼賛体制」の実態を当時の資料から明らかにする。近代日本仏教研究の間隙を埋めた意欲的論集!
■目次
序 論
第・部 戦時体制と仏教界・仏教学界
第・部 南方進攻と仏教学者の関与
第・部 日本仏教の対南文化進出  ほか


◆春日大社 常住神殿守 大宮家文書目録【日本史/史料】
奈良文化財研究所、奈良市教育委員会編・A4判・288頁・本体10,000円+税
ISBN:978-4-8318-5191-8
中世〜近世にかけて春日社の常住神殿守を世襲した大宮家が所蔵する文書の調査報告書。春日社領の荘園関係記録や春日社社殿の遷宮に関する記録、摂末社の祝詞等の目録を収載。
■目次
大宮家文書目録
 大宮家文書 成巻文書/大宮家文書 括文書
解説
 第1章 調査の経緯         岩坂七雄・吉川 聡
 第2章 大宮家文書について     吉川 聡
 第3章 春日社神人の活動と組織   松村和歌子
 第4章 大宮家文書の伝来と利用状況 大宮守友
 第5章 大宮家系図について     吉川 聡  ほか


◆大系真宗史料 文書記録編16
近世異義争論【真宗/日本史】
真宗史料刊行会編、担当=平田厚志、大桑 斉・A5判・540頁・本体12,000円+税・ISBN:978-4-8318-5075-1
近世の東西本願寺における異義事件の史料を集成。西派=肥後月感騒動記、明和法論次第、二十二箇条濫觴記ほか。東派=任誓一埒留、小松日記、秘乱双紙、能登頓成公裁書ほか
■目次
西派 承応明暦争論
   明和法論
   三業惑乱
東派 加賀任誓事件 
   能登頓成事件

解題(西派)         平田厚志
  (東派)         大桑 斉
解説(西派)西派異義事件   平田厚志
  (東派)東派異義事件   大桑 斉


ザ・グレイトブッダ・シンポジウム論集 第13号
◆仏教文化遺産の継承 ――自然・文化・東大寺【歴史/史料】
GBS実行委員会編・A4判・予152頁・本体2,000円+税・ISSN:1348-8937
東大寺が育んできた歴史文化、仏教文化をいかにして未来へと継承していくのか。文字史料、絵図、水系や植生といった自然環境も含め、広い視野で論じられた討論会の論文集。
■目次
序 筒井寛昭
基調講演:東大寺領荘園と条里プラン 金田章裕
特別講話:修二会の研究者と練行衆の接点 橋本聖圓
     東大寺山堺四至図の制作背景 奥村茂輝
     お水取りとお潮井採り 岡田真美子  ほか


◆東アジア古代金石文研究【歴史/東アジア】
門田誠一著・A5判・450頁・本体13,000円+税・ISBN:978-4-8318-7445-0
金石に刻まれた文字。そこに込められた思いとは? 5〜8世紀の東アジア世界の宗教と信仰の具体相を、考古学と文献学の双方の手法を用い、多角的に考究する意欲的な研究書。
■目次
序 章 東アジア古代金石文の研究の目的と方法
第1部 日本古代碑文の東アジア史的環境
第2部 百済金石文と出土文字資料にみる仏教の特質
第3部 高句麗の金石文と墳墓にみる葬祭と信仰
第4部 東アジアの祭祀と信仰の系譜と展開――金石文とその関連資・史料
終 章 ほか



♪♪♪法藏館重版案内♪♪♪
◆浄土真宗 法名・院号大鑑  7刷【真宗/仏教】
真宗仏事研究会編・四六判・112頁・本体20,000円+税
ISBN:978-4-8318-6505-2
浄土真宗に最もふさわしい法名と院号だけを集めた画期的な大鑑。総数75,000の用例を収載する、たいへん役立つ一冊。
■目次
浄土真宗の法名・院号について
法名・院号の上手なつけ方
凡例
真宗聖教に基づく法名・院号の用例
俗名を用いる法名・院号の用例
後記
漢字画引表



♪♪♪法藏館刊行予定案内♪♪♪
〈2016年1月 下旬刊行予定〉
◆ひとりふたり・・――春彼岸を迎える 【真宗/仏教】
四衢 亮編・A5判・24頁・本体124円+税・ISBN:978-4-8318-1138-7
「いのちの言葉」(尾角光美)、「歳時法話」(松月博宣)、「声に出して読みたい歎異抄」(齋藤孝)、「お寺でヨーガ」(Yai)、「正信偈のこころ」(楠信生)ほか。


◆天台円頓戒思想の成立と展開【仏教/思想史】
寺井良宣著・A5判・予700頁・本体予価12,000円+税・ISBN:978-4-8318-7387-3
中世比叡山の学僧たちが主導した戒律復興と円頓戒思想の特色を解明。さらに近世天台の特徴である持戒念仏の展開を跡づける。



♪♪♪法藏館書店新着案内♪♪♪
◆人生でいちばん大切な三つのことば
――大峯千日回峰行者が語る幸福のヒント〈春秋社〉
塩沼亮潤著・四六判・164頁・本体1,300円+税
あまりにも当たり前すぎてふだん気にも留めない、けれども人生の根幹をなす宝ものを、「ありがとう」「すみません」「はい」という3つのことばに託して贈る、人生のヒント。過酷な修行の貴重な体験、日常のふとした気づき、お師匠さまの思い出を語るやわらかくてあたたかいお話に耳を傾けているうちに、自然と心に沁みこんでくる、光ある世界をめざすためのメッセージ。
■目次
「ありがとう」
 感謝・反省・想いやり/好ききらいのかなたへ  ほか
「すみません」
 懺悔り/こころから謝るり/19歳の反省り  ほか
「はい」
 教育のさじかげん/あたりまえをあたりまえに  ほか


筑摩選書 0122
◆大乗経典の誕生――仏伝の再解釈でよみがえるブッダ〈筑摩書房〉
平岡 聡著・四六判・302頁・本体1,700円+税
ブッダ入滅の数百年後に生まれた大乗経典はどんな発想で作られ如何にして権威をもったのか。そして、ブッダの思想や伝承とどのような関係があるのか。「仏伝」をキーワードに仏教史上の一大転機を実証的に探りつつ、そのダイナミズムを明らかにする。序 章  問題の所在
■目次
第1章 仏教理解の基盤
第2章 大乗仏教成立の前提
第3章 主要な大乗経典と仏伝
第4章 法華経と仏伝
終 章 大乗仏教、そして大乗経典とは?  ほか


◆神話・伝承学への招待〈思文閣出版〉
斎藤英喜編・A5判・264頁・本体2,300円+税
れまで神話学や国文学、民俗学、人類学、歴史学など別々のジャンルで扱われてきた「神話」と「伝説」「昔話」について、総合的・学問的に研究する「神話・伝承学」。本書は11の章と7つのコラムにより、魅力ある「神話・伝承学」の世界へいざなう、格好の入門書。
■目次
第1章 「神話・伝承学」とはなにか       斎藤英喜
第2章 『古事記』、神々の世界を読む      斎藤英喜
第3章 日本神話とシャーマニズム       アンダソヴァ・マラル
第4章 もうひとつの「古代神話」――沖縄・台湾 渡部亮一
第5章 神仏習合と中世神話         舩田淳一  ほか


◆実習サンスクリット文法〈春秋社〉
―荻原雲来『実習梵語学』新訂版
吹田隆道編・A5判・279頁・本体2,700円+税
インド学・仏教学を学ぶには必須のサンスクリット文法。日本においてその基礎を築き、入手困難な現状を惜しむ声が絶えなかった、荻原雲来著『実習梵語学』(1916年刊)の新訂版。明治期の文語体で書かれていたスタイルを一新、親しみやすく現代語に改め、さらに原典研究に必要な基本文法の理解と確認を目的として、初心者でも体系的かつ着実に文法を習得できるよう、演習問題などを適宜掲載した、インド学・仏教学を学ぶ人必携の書。    ■演習問題・選文・語彙付き
■目次
第1章 字母(アルファベット)と発音
第2章 母音の階梯
第3章 連声法(Sandhi)
第4章 名称詞の曲用
第5章 動詞の活用
第6章 準動詞  ほか


◆道元禅の参究〈春秋社〉
杉尾玄有著・A5判・619頁・本体9,800円+税
『正法眼蔵』をはじめとする道元の著作やその生涯を詳細かつ緻密に分析する姿勢は、いまもなお多くの道元研究者から支持されています。既存の道元解釈を批判することをおそれず、生涯をかけて「道元の哲学(道元禅)」を追究しつづけた著者の集大成である本書。
■目次
第1章 『正法眼蔵』の編集の課題
第2章 道元の伝記の諸問題
第3章 『正法眼蔵』の本文研究
第4章 道元と文学・語学  ほか


日本美術全集 11
◆日本美術全集 第11巻――信仰と美術 テーマ巻・〈小学館〉
泉武夫責任編集・B4判・303頁・本体15,000円+税
本巻の特色は、テーマを「宗教」ではなく「信仰」としたことである。宗教よりももっと素朴で、だからこそ根源的な心のありようとしての「信仰」を軸に据えることで、より広い範囲の造形作品を扱うことができた。日本美術の歴史を通して、信仰がもたらした豊かな造形の流れを、時代ごとの巻では扱えなかった通史的な視点から概観する「テーマ巻」です。
■目次
第1章 信仰の芽生え
第2章 仏の像と世界観
第3章 山林の霊力と浄土信仰
第4章 都の雅びと諸方の仏神
第5章 神と仏のあやなす世界
第6章 夢想と参詣  ほか


法話CD「本願に生きた念仏者」13
◆宗祖としての親鸞聖人に遇う〈東本願寺出版〉
竹中智秀講・CD判・本体1,800円+税
宗門の近代教学の礎を築いた諸師の法話のCD化第13弾!
2003年11月29日に行われた「2003年度中央同朋会議基調講演」を収録。苦悩渦巻く現代社会を生きる私たちにとって宗祖親鸞聖人に遇うとはどのようなことか、真の帰依処とは何かを問いかけます。特典として、氏の直筆の書をもとにした「しおり」を封入。
■目次
1.浄土を回復する/2.今現在説法したもう聖人/3.われらの帰依処


ちくま新書 1145
◆ほんとうの法華経〈筑摩書房〉
橋爪大三郎、植木雅俊著・新書判・478頁・本体1,100円+税
仏教最高の教典といわれる「法華経」。その真意はあまり理解されていません。なぜなら鳩摩羅什による漢訳を、日本語に重訳したものが読まれてきたからです。植木雅俊によるサンスクリット原典からの翻訳は画期的で、仏教の本当の教えが明らかに。日本を代表する宗教社会学者・橋爪大三郎との対話の中で、ブッダ本来の教えとは何か、法華経の正しい読み方とはいかなるものかが次々と解明。全く新しい、ブッダ本来の教えを読み解く、最高の仏教入門書!
■目次
法華経の基礎知識
法華経の構成
序品(第一)
方便品(第二)
譬喩品(第三)
信解品(第四)
薬草喩品(第五)
授記品(第六)  ほか


◆私釈親鸞〈北樹出版〉
伊藤 益著・四六判・220頁・本体2,000円+税
筑波大学「日本倫理思想史」の講義録である本書。日本における浄土教の大成者である親鸞の思想の核心を「煩悩具足の凡夫の救済」と見定め、「救済の宗教」である浄土教の仏教における位置づけを考える。平易な語り口で親鸞の息吹を現代に蘇らせる好著。
■目次
序 章 仏陀の教え
第 1 章 浄土教思想史
第 2 章 悪の思想
第 3 章 「信」の構造
第 4 章 慈悲の思想
終 章 親鸞と現代


読みなおす日本史
◆日蓮――殉教の如来使〈吉川弘文館〉
田村芳朗著・四六判・229頁・本体2,200円+税
他宗論難や折伏(しゃくふく)で、過激・強硬と思われている日蓮だが、弟子・信徒に同情・憐憫の言葉をかけ、共に悩み苦しむ優しい人柄であった。残された手紙や著作から不屈の生涯と人間的魅力に迫り、日蓮の実像を描きだす。
■目次
・ 真実一路の旅
・ 警世の予言者
・ 殉教の如来使
・ 孤高の宗教者
・ 永遠への思慕
・ 日蓮の継承者
日蓮略年表
参考文集
『日蓮 殉教の如来使』を読む――末木文美士


◆夢と死――不死の神方〈探究社〉
藤田徹文著・四六判・257頁・本体2,500円+税
「夢」と「生きる」ということは切り離すことができない。時代や境遇、立場や自分の身の置かれた場所によって制約は受けるが、どのような場所であっても「生きる」ことは「夢」をもつことである。生きているときも夢、死ぬときは往生するという最高の夢を実現する人生を生きようというのが、親鸞の仏道。そして、「死」を「信心」によって「最高の夢」に転じるのが、真宗門徒である。
本書では、「夢」をもって「生」を語り、「死」が「往生」という「最高の夢」であることを明らかにするために、「不死の神方(信心)」について語る。
■目次
1部 夢
 第1章 夢とは
 第2章 恵心尼公の夢(実夢)
 第3章 親鸞聖人の夢(夢告)
 第4章 わたしの夢
2部 死
 第1章 死とは
 第2章 死後について
 第3章 親鸞聖人に学ぶ  ほか


◆観音菩薩――変幻自在な姿をとる救済者〈春秋社〉
佐久間留理子著・四六判・253頁・本体2,600円+税
多くの顔や腕をもつ「密教的観音」(変化観音)のルーツをインドの観音経典や信仰に探る。また、日本で親しまれている十一面観音や千手観音、不空羂索観音などを中心に10種の観音菩薩を取り上げ、観音信仰のあり方をはじめ、仏像・仏画などの美術面にも力を注ぎ、図像的特徴や功徳・霊験を幅広く解説する。120点の図版は「観音図典」としても役立つ。
■目次
序章 観音の歩み 大乗から密教へ
第1章 十一面観音
第2章 千手観音
第3章 不空羂索観音
第4章 如意輪観音
第5章 馬頭観音
第6章 准胝観音
第7章 六字観音  ほか


◆坊主の品格――互いが師となりて〈本の泉社〉
北島義信著・四六判・223頁・本体1,500円+税
仏教とは何か、またその現代的意義とは何かを歴史的に示す論考や法話、面と向かって僧侶には訊ねにくい仏教の質問とそれに対する答えなどを論述する本書。世俗生活を送りつつ、宗教活動をおこなう「毛坊主」の立場に立つ著者が教えてくれる「坊主の品格」とは?
■目次
はじめに
・ 仏教と真の人間化の道
・ 日本における仏教の歴史概観
・ 現代における仏教の役割:戦争加担への自己批判とその実践
・ 現代における「坊主」の役割  ほか


◆人生往来手形〈春秋社〉
松尾心空著・四六判・198頁・本体1,600円+税
人生は旅にして、いずこから来たか知らず、いずこへと行くか知らず、ただしばし歩きゆくのみ。されば、不平不満に身を焦がし、怒りに狂い、悲しみにむせび、いやな思いをするのは損なだけ。西国29番札所の名物和尚の名説法で、くすりと笑って、しみじみ泣いて、憂いなく晴れやかに生きる心がまえを養って、さあ、あなたも人生の免許皆伝!
■目次
松尾心空の「語り」について――水上勉
1、人生往来手形
 高い山から街中見れば/人生往来手形  ほか
2、現代を見る眼
 巡礼の心/ただ自ら怡悦すべし  ほか


◆宗教と震災――阪神・淡路、東日本のそれから〈森話社〉
三木 英著・四六判・251頁・本体2,600円+税
1995年1月17日、阪神・淡路大震災発生……。それから20年、宗教は被災地・被災者とどのように関わり、その経験は東日本大震災へどのように受け継がれたのか。自らも阪神・淡路大震災で被災し、当地で慰霊行事の創出や新たな聖地の誕生をまのあたりにしてきた宗教社会学者が、被災地の「それから」を報告し、記憶の風化を防ぐ方法を提言する。宗教は被災地で何ができるのか。
■目次
・ 大震災と教団
・ 被災者による被災者の救い
・ 震災記憶の風化のなかで
終章 不慮の災いと宗教の可能性  ほか


お坊さんがイチから教える!
◆お墓と仏壇――選び方・建て方・祀り方〈主婦の友社〉
現代の葬儀を考える僧侶の会監修・A5判・191頁・本体1,300円+税
家代々という考え方から、個人もしくは夫婦単位という考え方に変わってきた現代。墓と仏壇に関しても大きく変わりつつある。家代々のものをどうしたら実情に合ったものにできるのか。その相談役となるのがお坊さんである。宗派の違いを超えて集まった10人の僧侶が、現代の墓と仏壇について考え、アドバイスする。
■目次
PART1 僧侶からまず伝えたい 墓・仏壇に対する心がまえ
PART2 墓を建てる
PART3 墓じまいと改装
PART4 仏壇を選ぶ、祀る
PART5 仏壇を移す、合祀する、処分する  ほか


◆悟りの4つのステージ〈サンガ〉
――預流果、一来果、不還果、阿羅漢果
藤本 晃著・B6判・336頁・本体2,000円+税
本書は仏教をめぐる昨今の誤解にパーリ語聖典に基づいて真正面から答え、お釈迦さまが説いた悟りをわかりやすく解説します。
■目次
はじめに 「悟り」を語る危険
第1章 「悟り」って何?
第2章 四沙門果は悟りの工程表
第3章 預流果
第4章 一来果
第5章 不還果
第6章 阿羅漢果
第7章 預流向 
    預流果に悟る道  ほか


◆死では終わらない物語について書こうと思う〈文藝春秋〉
釈 徹宗著・B6判・222頁・本体1,500円+税
日本人はこうやって死んできた! 僧侶でもある著者が、庶民から高僧までさまざまな時代の人々の死にざまを読み解き、「死=終わり」ではない日本人の死生観に迫る。延命治療や緩和ケアの問題、終活や葬儀の問題など「死に関する情報」はあふれているのに「死に関する物語」は貧弱な社会に生きる、現代人必読の書。
■目次
第1章 日本人はこうやって死んできた
第2章 〈物語る〉仏教
第3章 臨終にも行儀作法がある
第4章 〈物語り〉を取りもどす
終 章 帰るところのある人生を生きる  ほか


◆お念仏の仏道を歩む〈自照社出版〉
天岸淨圓・淺田恵真著・B6判・101頁・本体800円+税
本書は善教寺の報恩講で行われた法話を収録。煩悩を持ったままで、南無阿弥陀仏の仏道を歩ませていただくために……。「煩悩具足の凡夫」である私たちが、仏さまをどう受けとめるべきか、仏道とはなにか、仏教は何を教えてくれるのかを説く。
■目次
「慈悲」の仏さまをおもう――天岸淨圓
仏道における主人公はだれか――淺田恵真
危機にさらされている世界遺産 
アンコール遺跡――中村年延
あとがき――赤井秀顕


◆死者の花嫁――葬送と追想の列島史〈幻戯書房〉
佐藤弘夫著・B6判・205頁・本体2,400円+税
自然葬や樹木葬など、葬送のあり方が多様化する現在。従来の仏教式の葬送文化とそれを支えてきた「死生観」を読み解き、これからの日本人の「死」を問う。
■目次
プロローグ 死者を訪ねる人々
第1章 墓石の立つ風景
第2章 骨を運ぶ縁者
第3章 死を希う人々
第4章 墓に憩う死者
第5章 幽霊の発生  ほか


◆近代の念仏聖者 山崎弁栄〈春秋社〉
佐々木有一著・四六判・510頁・本体4,500円+税
明治から大正にかけて念仏三昧に邁進し、仏教のみならず西洋の科学、思想をも踏まえて、独自の浄土教学である光明主義を展開した、近代の聖者・山崎弁栄。著者の解説に加えて、弁栄と高弟の著書から広く引用し、その独自の教えを、聖者の言葉を通説き明かす決定版。
■目次
第1章 光明主義と山崎弁栄
第2章 光明主義の七不思議
第3章 大ミオヤの発見
第4章 四大智慧の真実  ほか


◆季節のなかの神々――歳時民俗考〈春秋社〉
小池淳一著・B6判・220頁・本体2,000円+税
失われたかに思われている民間信仰は、現代生活にも密かに息づいている。日頃の何気ない生活の断片のなかに、古からの智恵が受け継がれているのだ。節分や、土用のウナギ、歳神様、さらには妖怪伝承……。人間はこの世ならぬ者たちと、どのように関わってきたのか。暮らしや年中行事の考察を入口に、自然やこの世ならぬものへの畏怖とともに歩んできた、人間の豊かな精神性の源をたどる。
■目次
春の章 節分の主役/豆にこめる力  ほか
夏の章 端午の節句とその由来/休日の民俗的起  ほか
秋の章 七夕と盆と星と/盆棚の牛馬  ほか
冬・新年の章 亥の子と十日夜/十夜念仏の民俗性  ほか


◆南山城 石仏の里を歩く〈ナカニシヤ出版〉
――木津川に沿って古道を歩き石造物をめぐる
石田正道著・A5判・175頁・本体1,800円+税
京都と奈良の狭間で独自の文化を育んできた南山城の石造物探訪記。平安時代から鎌倉時代にかけて、技術者の渡来や勧進僧・修行僧の訪問によって山岳地帯を中心に多くの石造物が造立されていました。石仏、石造物の宝庫である当尾の浄瑠璃寺、岩船寺など、南山城から伊賀へと越える古道を10コースに分けて案内するウォーキングガイド。一般の人も石造物散策を楽しめる、石造物入門書。
■目次
1 加茂街道――鹿背山と大野の山麓を歩く
2 当尾南部の石仏めぐり――当尾 古刹の里の石仏めぐり 
3 当尾街道――当尾北部民間信仰の石仏めぐり
4 伊賀街道 神童寺越え――神童寺超越えから光明山寺跡へ  ほか


浄土真宗本願寺派総合研究所ブックレット 26
◆生きること、悼むことを考える〈本願寺出版社〉
浄土真宗本願寺派総合研究所編・A5判・125頁・本体800円+税
浄土真宗本願寺派総合研究所が死別にまつわる悲嘆のケアをテーマとして開催した「別離の悲しみを考える会」の講演録。別離の悲しみにしっかりと向き合い考え続けること、マニュアルに向き合うのではなく目の前の方と向き合うこと、安易に答えを辿るのではなく共に悩む姿勢が必要なのではないか……。悲しみに寄り添う活動について考える。
■目次
第1章 第9回  講演 〈生きる意味〉を求めて――三谷尚澄
第2章 第10回 講演 私が『自殺』を書いた理由――末井 昭 
 第1部 はじめに
 第2部 対談――末井 昭/丘山願海
 第3部 共に考える〈質疑応答〉――末井 昭/藤丸智雄  ほか


◆絵物語 親鸞聖人御絵伝 ――絵で見るご生涯とご事蹟〈本願寺出版社〉
岡村喜史監修・B5判・79頁・本体1,000円+税
浄土真宗の寺院において報恩講や御正忌の際に内陣にお掛けする「御絵伝」と、その前で拝読される『御伝鈔』の解説書です。本願寺第三代宗主・覚如上人によって綴られた、「御絵伝」や『御伝鈔』のもととなる図絵と詞書からなる親鸞聖人の最初の伝記「親鸞伝絵」。浄土真宗の本山から一般寺院までが所蔵する「親鸞聖人御絵伝」をオールカラーの美しいグラビアで易しく解説。
■目次
「御絵伝」と『御伝鈔』の概略
本願寺聖人親鸞伝絵〈上〉/本願寺聖人親鸞伝絵〈下〉
附録 「御絵伝」関連人名解説/「御絵伝」関連年表/「御絵伝」関連地図
「御絵伝」(八幅)の概要[本願寺蔵]
み教えとともに  ほか


◆歴史手帳 2016年版〈吉川弘文館〉
吉川弘文館編集部編・A6判・320頁・本体900円+税
日記と歴史百科が1冊で便利。60年ぶりの全面リニューアルから1年、より使いやすくバージョンアップ!
・書き込み自由な「メモ欄」のページ増
・和年号を加えた「日本史重要年表」
・10年刻みで見やすくなった「年代表」
・難解な用語にふりがなを増やした「名数表」
・地図をつけてわかりやすくなった「国県名対照表」
などなど、さらに使いやすさを追求しています。


龍谷大学 講話集
◆仏教はなにを問題としているのか〈永田文昌堂〉
松尾宣昭著・四六判・183頁・本体1,700円+税
著者が龍谷大学でおこなってきた講話をまとめた本書。仏教が問題としているもの、仏教の目的を、自身の経験も交えつつ教えてくれます。
■目次
仏教はなにを問題としているのか
いのちの「尊さ」――「建学の精神」第1条
自灯明、法灯明――「建学の精神」第2条
内省へのうながし――「建学の精神」第3条
二つのおかげさま――「建学の精神」第4条
あとがき


◆僧伽の祈り〈名古屋 雲集の会〉
名古屋 雲集の会・A5判・198頁・本体3,000円+税
名古屋 雲集の会の宗祖親鸞聖人750回御遠忌の記念出版。
『真宗僧伽論』(宗正元師講述 1978年発行)を中心としながら、現在では閉会してしまった大地の会の発足準備にあたり発行された『大地の会連絡誌』(1962年、1963年発行)第1号、第2号、第3号より掲載。
■目次
真宗僧伽論    宗 正元
普遍の法     金子大榮
唯仏一道     曽我量深
実存      安田理深
パラジ     宮城   ほか


歴史文化ライブラリー 412
◆空海の文字とことば〈吉川弘文館〉
岸田知子著・四六判・205頁・本体1,700円+税
真言宗の祖、弘法大師空海は五筆和尚と呼ばれた書の達人でもある。遣唐使として学んだ梵字や「五十音図」とのかかわり、異体字、文房四宝(筆・墨・紙・硯)の製作、教育機関「綜芸種智院」の構想など、空海にまつわるさまざまなエピソードを紹介。三筆(橘逸勢・嵯峨天皇)との交流に触れつつ、宗教家としてではなく、文筆家・書家としての空海の姿をたどる。
■目次
空海と書――プロローグ
空海と文字
空海と書
空海の愉しみ
空海とことば
文字への興味――エピローグ  ほか


♪♪♪法藏館書店新着雑誌案内♪♪♪
◆同朋 12月号〈東本願寺出版〉
真宗大谷派宗務所出版部編・A4判・56頁・本体324円+税
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、 生活に密着した話題から親鸞聖人の教えまで、 日々の暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
■目次
◎インタビュー 杉 良太郎さん(歌手・俳優)
 福祉活動は決意や強制ではなく自然に沸き起こる気持ちがすべて。
◎特集 「臨床」のときめき
◎好評連載
・もっと知りたい!東本願寺「同朋会館」
・お寺と女性(わたし)の物語「御坊シスターズ」
・私の親鸞探訪「吉水草庵・安養寺」――青木新門  ほか


◆大乗 12月号〈本願寺出版社〉
大乗刊行会編・A5判・102頁・本体348円+税
家族で読める、みんなで読める、門信徒ファミリー月刊誌。
■目次
○釈徹宗の「随縁対談」――ゲスト・二階堂和美さん
○日本史の親鸞聖人――岡村喜史
○「阿弥陀経」のミカタ――満井秀城
○わたしの正信偈――玉木興慈
○レッツ!真宗 連研12の問い
○病に生きる――末本弘然  ほか


◆大法輪 12月号〈大法輪閣〉
黒神直也編・A5判・236頁・本体870円+税
毎号さまざまな視点で宗派を超えた「仏教」を紹介しています。法話、講話をはじめ、専門的な記事から初めて仏教を学ぶ方のための入門的記事まで掲載。
■目次
特集=おぼえておきたい 短いお経とお経の名句
第1部 ぜひとなえたい短いお経
第2部 よく聞くお経の名句・名言
第3部 日本仏教でとなえるお経の名句・名言
□唯識実践講座(8)――〈唯識〉の基本思想――横山紘一
□師・安田理深論第3回(下)〜僧伽について――本多弘之  ほか


♪♪♪特集1:法藏館2015年新刊一覧♪♪♪
刊行月  書名    著者名    本体価格+税   注文数
1月  修験道小事典 宮家 準 1,800円+税
    うつは、治す努力をやめれば治る
    箱庭療法と森田療法の併用の事例と実践 大住 誠 2,800円+税

2月  黒田俊雄著作集 第3巻 顕密仏教と寺社勢力 黒田俊雄 11,000円+税
    インド新論理学の解脱論 山本和彦 8,000円+税
    中国浄土教儀礼の研究
    善導と法照の讃偈の律動を中心として 齊藤隆信 15,000円+税
    永明延寿と『宗鏡録』の研究
    一心による中国仏教の再編 柳 幹康 7,000円+税
    契丹仏教史の研究 藤原崇人 7,000円+税

3月  大系真宗史料 文書記録編1 親鸞と吉水教団 真宗史料刊行会編 8,500円+税
    仏陀の癒しと心理療法 20の症例にみる治癒力開発 平井孝男 2,700円+税
    考証 日本霊異記 上 本郷眞紹監修、山本 崇編 8,000円+税
    寺院縁起の古層 注釈と研究 
   小林真由美、北條勝貴、増尾伸一郎編 7,000円+税
    グラストンベリーの女神たち
    イギリスのオルタナティヴ・スピリチュアリティの民族誌 河西瑛里子 3,500円+税

4月  今成元昭仏教文学論纂
   第1巻 仏教文学総論 日下 力、小峯和明、谷山俊英編 12,000円+税
    清水寺 成就院日記 第・巻 清水寺史編纂委員会編 9,000円+税
    清沢満之が歩んだ道 その学問と信仰 藤田正勝 1,900円+税
  真宗門徒はどこへ行くのか 崩壊する伝承と葬儀 蒲池勢至 1,800円+税

5月  仏教からケアを考える 坂井祐円 6,000円+税
    新訂 梵文和訳 無量寿経・阿弥陀経 藤田宏達 6,500円+税
    空海と最澄の手紙 高木しん元 3,600円+税
    石塔造立 山川 均 9,000円+税
    融通念佛宗における信仰と教義の邂逅
    開宗九百年・大通上人三百回御遠忌奉修記念論文集
    開宗九百年記念・大通上人三百回御遠忌奉修局編 15,000円+税
    読本 融通円門章・融通念佛信解章 融通念佛宗編 5,000円+税
    夢見る日本文化のパラダイム 荒木 浩編 8,000円+税

6月  上山春平著作集 第7巻 仏教と儒教 上山春平 11,650円+税
    新装版 白隠入門 地獄を悟る 西村惠信 1,800円+税
    本願寺白熱教室
    お坊さんは社会で何をするのか? 小林正弥監修、藤丸智雄編 1,400円+税
    最澄の思想と天台密教 大久保良峻 8,000円+税
    真宗の往生論 親鸞は「現世往生」を説いたか 小谷信千代 3,800円+税
    本願とは何か 親鸞の捉えた仏教 長谷正當 3,700円+税
    念仏が開く世界 宮城 しずか 278円+税
    闇のなかの光 神戸和麿講話集 神戸和麿 2,500円+税

7月  今成元昭仏教文学論纂
    第2巻 日蓮・信仰と文学 日下 力、小峯和明、谷山俊英編 12,000円+税
  今成元昭仏教文学論纂
    第3巻 説話と仏教 日下 力、小峯和明、谷山俊英編 12,000円+税

8月  新装版 空海入門 本源への回帰 高木しん元 1,800円+税
   出雲鰐淵寺文書 

9月  今成元昭仏教文学論纂
    第4巻 平家物語研究 日下 力、小峯和明、谷山俊英編 12,000円+税
    今成元昭仏教文学論纂
    第5巻 法華経・宮澤賢治 日下 力、小峯和明、谷山俊英編 12,000円+税
    マハーパジャーパティー 最初の比丘尼 ショバ・ラニ・ダシュ著、福田 琢訳 2,200円+税
    増補版 親鸞教学 曽我量深から安田理深へ 本多弘之 3,800円+税
    世界の宗教から見た親鸞の信仰  
    親鸞の独自性とは何か 加藤智見 2,300円+税
    引きこもりを克服するための法話 和田真雄 1,000円+税

10月 大系真宗史料 文書記録編8 天文日記・ 真宗史料刊行会編 12,000円+税
    煌 中村佳睦の世界 仏画・工芸 中村佳睦 5,000円+税
     親鸞はどこにいるのか 信楽峻麿 1,200円+税

11月 新・梵字大鑑 全2巻 種智院大学密教学会編 40,000円+税
    霊芝元照の研究 宋代律僧の浄土教 吉水岳彦 12,000円+税
    奈良朝仏教史攷 山本幸男 11,000円+税
    うつにならないための法話 和田真雄 1,000円+税

12月 春日大社 常住神殿守 大宮家文書目録 
    奈良文化財研究所、奈良市教育委員会共編 10,000円+税
    大系真宗史料 文書記録編16 近世異義争論 真宗史料刊行会編 12,000円+税
    戦時下の日本仏教と南方地域 大澤広嗣 4,800円+税
    GBS第13号・論集 仏教文化遺産の継承
    自然・文化・東大寺 GBS実行委員会編 2,000円+税   
    歎異抄にたずねて 現代に響く親鸞聖人のおしえ 四衢 亮 1,600円+税
    他力信心を実感するための法話 和田真雄 1,000円+税
    東アジア古代金石文研究 門田誠一 13,000円+税
◆新刊注文ボタン付きリストURL
http://www.bukkyosho.gr.jp/Default.aspx?ISBN=yearData

★★★2015年受賞書籍のご紹介★★★
■日本アート・ドキュメンテーション学会
 第9回野上紘子記念ドキュメンテーション学会賞 受賞
『近世出版の板木研究』         金子貴昭著・本体7,500円+税
■平成26年度 浄土宗学術賞 受賞
『漢語仏典における偈の研究』       齊藤隆信著・本体15,000円+税
■第5回 日本南アジア学会賞 受賞
『つながりのジャーティヤ――スリランカの民族とカースト』鈴木晋介著・本体6,500円+税


♪♪♪特集2:歎異抄講義集成 全5巻♪♪♪
2018年刊行完結予定
普賢晃壽・草野顕之 推薦 矢田了章・林 智康 監修 

歎異抄講義集成 全5巻
A5判・上製函入・平均400頁 ※分売不可
2018年刊行完結予定

特価予約の締切が迫っています!
2015年12月末まで
定価(予価)70,000円→特価50,000円(税込・送料無料)
※特価販売期間:2015年12月末まで。
※専用注文書でのお申し込みとなります。下記までお問合せください。
連絡先:歎異抄講義集成刊行会事務局  TEL075-343-0030(法藏館内)

【各巻所収講義録】★は初紹介
■第1巻
 『歎異抄私記』      円智 撰   底本 木版本
 『首書歎異鈔』      撰者不詳 底本 木版本
★『歎異鈔可笑記』     壽国 撰   底本 大谷派福乗寺本
★『歎異鈔私記鈔略』    壽国 撰   底本 大谷派福乗寺本
★『歎異鈔義解』     撰者不詳 底本 龍谷大学本
歎異抄(元禄四年本)慧琳註        底本 木版本
■第2巻
★『歎異抄講義』      深励 撰   底本 大谷派福乗寺本
★『歎異抄宣揚』       慧見 撰   底本 大谷派福乗寺本
■第3巻
★『歎異抄耳
★『歎異抄明証』      了祥 撰   底本 本願寺派長栄寺本
■第4巻
★『歎異抄聞記』      了祥 撰   底本 本願寺派長栄寺本
 『歎異抄法話』      了祥 撰   底本 法藏館刊本
■第5巻
 『歎異抄聞記』      了祥 撰   底本 同朋大学本

【担当編集者のひとりごと】
「『歎異抄講義集成』ってどんな本ですか?」とよくたずねられます。私も自信がないので、監修者の先生をはじめ、ご購入いただいた先生方に同様の質問をしています。
先生方に一致する回答は、「今後の歎異抄の研究を変える本!」ということ。歎異抄そのものに対する見方が変わる、研究に利便性をもたらすなど、その意味は多様かもしれません。
監修者・編集担当者の先生方による10数年におよぶ調査・研究をへて、厳選され、翻刻された一大資料です。今後、歎異抄について考える場合、無視できない書籍となることは間違いないと思います。
ところで、先日、友人のお寺を訪ねました。本書の購入者の1人です。木製の書架に『歎異抄講義集成』が……。その上品な装幀は、お寺のインテリアとしても魅力的でした。ある意味、必備です!


♪♪♪特集3:秋の謝恩セールの結果報告♪♪♪
11/21〜28[東本願寺報恩講期間中]
来店者様限定『秋の謝恩セール』
を開催しました!
他ではありえない特別価格、しかも普段は、販売していない希少本も販売ということで、期間中たくさんのお客様がお越しくださいました。誠にありがとうございました。

Aさん
どこにも無くてずっと探していた本がありました! 
来てよかったです。

Bさん
まさか、あの本があんな値段で買えるとはねえ。
掘り出し物だったよ。

春の法要(4/1〜3)時にも開催予定です。
たくさんの方のご来店をお待ちしております。

編集室の机から(ブログ)に写真掲載在ります。
タイトルをクリックしてご覧ください。
11月27日:秋の謝恩セール最終日前日
11月28日:最終日
11月30日:謝恩セール 終了


♪♪♪お知らせ♪♪♪
2016年新春プレゼント!
季節感のある絵で見飽きない、月々の言葉がいい、使いやすい、と
好評発売中のカレンダーです。
まずは気軽にご来店いただき、カレンーをゲットしてください!
2016年1月5日より、法藏館書店店頭でご購入くださったお客様に、
★先着50名様★先着で「ほのぼのカレンダー 2016年版」をプレゼントいたします。
年始の営業は、1月5日(火)午前9時30分より営業。


♪♪♪出張販売♪♪♪
◎第14回 ザ・グレイトブッダ・シンポジウム
期間:12月19日(土)、20日(日)
会場:東大寺総合文化センター・金鐘ホール
アクセス:JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス(外回り)「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分


◆◆◆法藏館書店売行ベスト10(11月期)◆◆◆
順位      書名        著者名 出版社名 本体価格
1  意味不明でありがたいのか――お経は日本語で 戸次公正 祥伝社 760円
2  曽我量深講話録1  曽我量深 大法輪閣 2,700円
3  親鸞はどこにいるのか 信楽峻麿 法藏館 1,200円
4  曽我量深講話録2 曽我量深 大法輪閣 2,700円 
5  真宗の往生論――親鸞は「現世往生」を説いたか 小谷信千代 法藏館 3,800円
6  如来のまなざしの中を 志慶眞文雄 自照社出版 2,000円
7  親鸞聖人 御絵伝を読み解く 沙加戸 弘 法藏館 3,000円
8  増補版 親鸞教学――曽我量深から安田理深へ 本多弘之 法藏館 3,800円
9  真宗門徒はどこへ行くのか――崩壊する伝承と葬儀 蒲池勢至 法藏館 1,800円
10 親鸞聖人は何を求められたのか 真城義麿 法藏館 1,900円


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アンケートにお答えいただいた方などにメール配信のサービスを行っております。
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◆ご注文・お問い合わせは、メールの他に、電話・FAX・はがきでも承ります。
 店頭在庫がない場合はお取り寄せとなります。ご了承ください。
◆価格表示は税別価格です。
 
おかげさまで400年を迎えることになりました。
仏教風土の都・京都に育てられた、わたしたち。
そよ風が花の香りを伝えるように、これからも、
仏教文化を伝える風でありたいと思います。

法藏館書店
住 所:〒600-8153 京都市下京区正面通烏丸東入
電 話:075-343-0458 FAX:075-371-0458
発行人:西村明高
E-mail:shop@hozokan.co.jp

[営業日および営業時間]
月〜土: 9:30〜18:00 
祝 日:10:30〜18:00
(休業日:毎週日曜日・お盆・年末年始)
仏教書総目録刊行会 http://www.bukkyosyo.gr.jp
法藏館ブログ「編集室の机から」を更新中!
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2015年12月10日(木) No.1977 (法藏館書店ニュース)

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