法藏館新刊話題の本のお知らせ

2016/8/8 193号【法蔵館書店ニュース】
PDF版は、書影がカラーで見られます。
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法藏館書店ニュース 8月号  2016/8/8 193号

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目 次
話題の本
法藏館新刊・重版案内
法藏館刊行予定案内
法藏館書店新着案内
特集1:近代仏教への招待
特集2:ベストシーズン! 今こそチベット巡礼
イベント情報・お知らせ
法藏館書店ベスト10・メール配信サービスご案内


★お知らせ★
8、9月の書店休業日

8月のお休み:7日・14日〜16日(お盆休み)・21日・28日
9月のお休み:4日・11日・18日・25日※すべて日曜日


♪♪♪話題の本♪♪♪

■日本歴史 7月号〈2016年7月1日発行〉
史学雑誌 第125編 第6号〈2016年6月20日発行〉
『石塔造立』
山川 均著・A5判・315頁・本体9,000円+税
ISBN:978-4-8318-6409-3

■文化時報〈2016年7月2日掲載〉
朝日新聞 大阪本社版[夕刊]〈2016年6月29日掲載〉〉
中外日報〈2016年6月24日号掲載〉
仏教タイムス〈2016年6月23日号〉
『近代仏教スタディーズ
—— 仏教からみたもうひとつの近代』
大谷栄一、吉永進一、近藤俊太郎編
A5判・304頁・本体2,300円+税
ISBN:978-4-8318-5543-5

■文化時報〈2016年7月13日掲載〉
『天台円頓戒思想の成立と展開』
寺井良宣著・A5判・710頁・本体12,000円+税
ISBN:978-4-8318-7387-3

■ともしび 8月号〈2016年8月1日発行〉
中外日報〈2016年7月8日掲載〉
教化研究 158〈2016年6月30日発行〉
『ボランティアは親鸞の教えに反するのか
—— 他力理解の相克』
木越 康著・四六判・172頁・本体1,600円+税
ISBN:978-4-8318-8712-2

■仏教タイムス〈2016年6月30日掲載〉
『隋唐佛教文物史論考』
礪波 護著・A5判・438頁・本体9,000円+税
ISBN:978-4-8318-7392-7

■朝日新聞 大阪本社版[夕刊]〈2016年6月30日掲載〉
『戦時下の日本仏教と南方地域』
大澤広嗣著・A5判・404頁・本体4,800円+税
ISBN:978-4-8318-5542-8

■宗教研究 385号〈2016年6月30日発行〉
『グラストンベリーの女神たち
——イギリスのオルタナティヴ・スピリチュアリティの民族誌』
河西瑛里子著・A5判・467頁・本体3,500円+税
ISBN:978-4-8318-7448-1

■中外日報〈2016年6月29日掲載〉
『人口減少社会と寺院
—— ソーシャル・キャピタルの視座から』
櫻井義秀、川又俊則編・A5判・425頁・本体3,000円+税
ISBN:978-4-8318-5702-6

■仏教タイムス〈2016年6月23日掲載〉
東大寺の新研究1『東大寺の美術と考古』
栄原永遠男、佐藤 信、吉川真司編
A5判・637頁・本体17,000円+税
ISBN:978-4-8318-6021-7


♪♪♪法藏館新刊案内♪♪♪

◆無明からの目覚め【仏教/真宗】
谷川理宣著・四六判・160頁・本体1,000円+税
ISBN:978-4-8318-8755-9
自分が思い描いている「幸せ」にしばられていませんか。心の闇を知ってはじめて光の世界に出遇えることに気づかせてくれる1冊です。
■目次
T 無明からの目覚め
 1、無明からの目覚め/2、いのちの大地の上で
U 仏教の中の浄土真宗の意義
 1、智慧、慈悲そして方便/2、愚かなる者——仏教の人間観  ほか
V 浄土真宗の救いのすがた
 1、呼び声は西風に乗って/2、自己の立脚地の転換——浄土真宗の教えの根本  ほか

◆チベット 聖地の路地裏——八年のラサ滞在記【密教/民俗】
村上大輔著・A5判・230頁・本体2,400円+税
ISBN:978-4-8318-6234-1
天空の大地、チベット。聖と俗、慈悲と欲望、仏教と政治的抑圧のあいまで、聖地ラサに住む人々はどう生きているのか。気鋭の人類学者が彼らの心の路地裏を歩きその精神風景を描く。
■目次
第1章 バルコルの聖と俗
第2章 チベット人のフォークロア
第3章 天空の大地の肌触り
第4章 霊的なもの、得たいの知れないもの
第5章 彷徨の民族アイデンティティ
第6章 仏教 日本とチベットを繋げるもの、隔てるもの

◆堕落と復興の近代中国仏教
——日本仏教との邂逅とその歴史像の構築【宗教学/中国仏教】
エリック・シッケタンツ著・A5判・380頁・本体5,000円+税
ISBN:978-4-8318-7709-3
我々が知る「中国仏教」の歴史像は日本人のイメージに過ぎなかった。国際的に活躍する気鋭の研究者が世界の最新研究を踏まえ、アジア仏教史研究の視座とその前提を問い直す。
■目次
序 論
第1章 明治・大正期における日本人仏教者の中国仏教観とその思想的背景
第2章 近代中国における仏教堕落論
第3章 近代中国仏教における宗派概念とそのポリティクス
第4章 民国期の密教復興  ほか


♪♪♪法藏館重版案内♪♪♪

◆生死と向き合う心がまえ[2刷]【真宗/仏教】
三明智彰著・四六判・48頁・本体450円+税
ISBN:978-4-8318-8751-1
避けられない老いや病、死などの悩み・苦しみと、どう向き合っていけばいいのか? 「生きること」「死ぬこと」とは、どういうことか——?仏教が教えてくれる、前向きな人生のための秘訣!
■目次
1、親鸞聖人と「大谷」という名のり
2、親鸞聖人の精神に基づく人間教育
3、生死に向き合うとは人生全体に向き合うこと
4、生のみがわれらにあらず、死もまたわれらなり  ほか

◆真宗の眼目 [リクエスト復刊]【真宗/仏教】
曽我量深著・四六判・154頁・本体2,300円+税
ISBN:978-4-8318-6545-8
■目次
第1講 現生不退の自覚原理としての欲生我国の招喚勅命
第2講 如来は衆生の救わるべき法を成就し給う、如来は直接の救済主に非ず
第3講 廻向と転入
第4講 道理と論理
第5講 至心信楽は欲生に始まる
第6講 本願を産むもの


♪♪♪法藏館刊行予定案内♪♪♪

〈2016年9月上旬 刊行予定〉
◆善光寺の歴史と信仰【日本史/仏教】
牛山佳幸著・四六判・303頁・本体2,500円+税
ISBN:978-4-8318-6024-8
全国屈指の著名寺院、信州信濃の善光寺。膨大な史料考証を基に、数々の伝承に彩られた同寺の姿を描き出す。善光寺を知る絶好の1冊、待望の刊行!

◆隋唐都城財政史論考【東洋史】
礪波 護著・A5判・514頁・本体10,000円+税・
ISBN:978-4-8318-7393-4
隋唐の都城と関所、隋唐の財政と倉庫の2部構成に、学界動向と書評・紹介を附篇として収める。中国の都城と財政の関連論文とコラムおよび書評類をあますところなく集録する。

◆親鸞思想の再発見——現代人の仏教体験のために【真宗/仏教】
田代俊孝著・四六判・170頁・本体1,700円+税・
ISBN:978-4-8318-8756-6
仏教は、悩んでいる人のためにある。回心とは、体験である。悩み多き現代人のために、「仏教体験」という救いの道を明らかにする。

◆ひとりふたり・・——報恩講を迎える【真宗/仏教】
四衢 亮編・A5判・24頁・本体124円+税
「いのちの言葉」(あまんきみこ)、「歳時法話」(中川和則)、「お寺でヨーガ」(Yai)、「正信偈のこころ」(楠信生)、「著者に会いたい」(とよだまりさ)など。

◆大系真宗史料 文書記録編14——東西分派【真宗/日本史】
真宗史料刊行会編・A5判・460頁・本体9,000円+税・
ISBN:978-4-8318-5073-7
本願寺教団が東西二派に分裂していった過程を、教如が直接記した史料ではなく、江戸期の東西双方の学僧が論じた史書により検証する。鷺森日記、顕如上人貝塚御座所日記ほか。

◆大系真宗史料 文書記録編10——私心記【真宗/日本史】
真宗史料刊行会編・A5判・568頁・本体10,000円+税・
ISBN:978-4-8318-5069-0
本願寺第八代蓮如の末子である実従の日記「私心記」。現存する天文元年八月から永禄四年末までの自筆本・書写本の諸本を、初めて網羅的に翻刻掲載。戦国時代の本願寺の動向を明らかにする。


〈2016年9月下旬 刊行予定〉
絵本
◆カルダとウバカルダ【児童書】
とよだまりさ[絵]、コトイロ[文]・A4判・32頁・本体予価1,800円+税・ISBN:978-4-8318-6429-1
2人で1つの命を共にするカルダとウバカルダ。思いやりと疑い、互いの心が生んだ悲劇を通して、共に生きることの難しさと大切さに気づく。読み聞かせに最適な心を育てる絵本。

◆橋本循著作集 第1巻【中国文学】
一般財団法人 橋本循記念会編・A5判・予586頁・本体5,000円+税・ISBN:978-4-8318-3731-8


♪♪♪法藏館書店新着案内♪♪♪

◆顕浄土眞実教行証文類 第五巻〈藤元正樹刊行会〉
藤元正樹著・A5判・660頁・本体8,000円+税
藤元正樹先生による教行信証の講義を収載。
■目次
教行信証講義12 証巻
 証巻総説1/証巻総説2
教行信証講義13 証巻
 証巻総説3/証巻総説ノート
教行信証講義14 真仏土巻
 真仏土巻総説/報土決釈
教行信証講義15 化身土巻
 方便化身土巻総説/化身土末巻総説  ほか

迦羅羅法話集 8
◆「いのち」不思議——今、ここを生きる〈探究社〉
藤田徹文著・四六判・204頁・本体2,000円+税
2003年〜2015年の迦羅羅カレンダーの『法話集』の法話とまえがきを随想としてまとめた1冊。本当の暗闇を知らないものに、光のありがたさを実感することはできない。今ここに生きる「この身」のありがたさを、改めて気づかせてくれます。
■目次
第1部 法語と領解
 「いのち」自在たれ/青は青く光れ/
 どこにいても/この「いのち」み光の中
 日びまっ新の「いのち」を生きる  ほか 
第2部 随想(2003年〜2015年)
 1、「他力本願」で伝わるか
 2、「身」で生きる
 3、「唯我独尊」のこころ  ほか 

宗祖法然上人八百年大遠忌記念出版
◆新纂 浄土宗大辞典〈浄土宗出版〉
浄土宗大辞典編纂委員会監修・B5判・1,888頁・本体27,000円+税
浄土宗宗祖法然上人八百年大遠忌記念出版。
浄土宗関連用語だけでなく、仏教学一般・他宗派・民俗学など幅広いジャンルを網羅する9,100項目を掲載。
図版や写真も数多く掲載されており、浄土宗だけでなく、仏教等に興味がある、また仏教について学びたいという方にも最適な辞典です。

角川ソフィア文庫 H123-1
◆白描画でわかる仏像百科〈KADOKAWA〉
香取良夫著・文庫判・272頁・本体1,000円+税
釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩、藍染明王、弁財天、阿修羅——日本人にとって馴染み深い諸尊や、古くから秘仏として崇められている仏像の数々を300点超の細密画で徹底紹介。仏像の形式別に分かりやすくジャンル分けし、見開き毎に画図と名称・特徴・来歴などの基礎知識を収録。眺めるだけでも楽しい文庫オリジナルの仏像百科。
■目次
如来形 釈迦如来/毘盧遮那如来  ほか
菩薩形 観世音菩薩/救世観音菩薩  ほか
明王形 不動明王/降三世明王  ほか
天形 大梵天/帝釈天/執金剛神  ほか
その他の諸尊形 閻魔大王/蔵王権現  ほか

◆日本の思想をよむ〈KADOKAWA〉
末木文美士著・四六判・224頁・本体1,600円+税
社会と国家、自然と人間、宗教、身体、そして死——。先人たちはこれらの問題に対して、新鮮かつ多様なアイデアをもっている。本書は思想史を彩る43編をとりあげ、現代の課題と原典を橋渡しする日本思想史入門。古事記、仏典から国家論、日本国憲法まで、未来を考えるヒントとして、今ひらく。
■目次
T 自然と人間
U 死者からの問いかけ
V 超俗から世俗へ
W 身体への眼差し
X 仏教の真髄
Y 「日本」とはなにか  ほか

◆変容する聖地 伊勢〈思文閣出版〉
ジョン・ブリーン編・A5判・336頁・本体2,800円+税
第62回式年遷宮が行われた平成25年、伊勢神宮には900万人に上る参詣者が訪れたという。まさに21世紀の国民的 「聖地」といえるだろう。しかし、その神宮が移りかわる時代のなかで大きく変貌を遂げてきたことはあまり語られていない。 本書は国内外の一線の研究者による古代から近・現代にわたる論考16編を収め、伊勢神宮の変容の歴史をひもとく。
■目次
序章 伊勢神宮——変容の歴史 
ジョン・ブリーン(国際日本文化研究センター教授)
T 古代/U 中世/V 近世/W 近代〜現代 /補論
あとがき/索引/執筆者紹介  ほか 

日本文学全集 12〈河出書房新社〉
◆松尾芭蕉/おくのほそ道 与謝蕪村 小林一茶 とくとく歌仙
池澤夏樹編・四六変判・548頁・本体2,600円+税
名句を交えた夢幻的紀行「おくのほそ道」新訳の他、俳諧の巨匠の傑作を、それぞれ松浦寿輝、辻原登、長谷川櫂が精選し、その魅力を深く読み解く。俳諧の魅力を味わい尽くす最適の入門書。他に鼎談形式の「とくとく歌仙」を収録。
■目次
松尾芭蕉  おくのほそ道 松浦寿輝訳
与謝蕪村  夜半亭饗宴 辻原登選
小林一茶  新しい一茶  長谷川櫂選
とくとく歌仙 歌仙早わかり 丸谷才一 大岡信  ほか

◆釈迦信仰の世界——日本からインドにたどる〈ノンブル社〉
田中純男編・A5判・202頁・本体2,100円+税
近代仏教学の成果によって釈迦は解脱を獲得した偉大な宗教者であり、人間として描かれている。しかし、近代以前においては人間をはるかに超えた何者かと認識されていた。時代に合わせて自らの姿を変えて現れ出るお釈迦さまのすがたを日本、中国、インドにたどり、説話や神話の語る先人たちの釈迦イメージを共有する。
■目次
T 今に生きる釈迦  
U 釈迦のちから  
V 釈迦を信仰する心
W 釈迦とは誰か——日本・中国
X 釈迦とは誰か——インド  ほか

岩波文庫 青 323-4
◆大乗仏教概論〈岩波書店〉
鈴木大拙著、佐々木閑訳・文庫判・514頁・本体1,260円+税
鈴木大拙の英文著作のデビュー作”Outlines of Mahayana Buddism”(1907)の邦訳。20世紀のZen Buddismの起点ともなった書。大乗仏教の核心を経典類に拠りながら形而上学、思弁の学としての「思索的」な面と、教えに基づく実際の信仰の在り方、究極的な目的である衆生済度に至る道程としての「実践的」側面の二分野に分けて論じる。
■目次
第1章 仏教の一般的特性
第2章 大乗仏教の歴史的性格
第3章 実践と思索
第4章 知識の分類
第5章 真如(bhutatathata)
第6章 如来蔵とアーラヤ識  ほか

◆仏教の仮面を剥ぐ〈トランスビュー〉
ベルナール・フォール著、末木文美士・金子奈央訳・四六判・206頁・本体2,200円+税
覚り、無我、寛容、平和主義——本当にそうなのか?
ダライ・ラマ14世までも正面から批判しつつ、仏教の常識を真っ向から再検討。建前に固執し理想化しようとする偏狭な「ネオ・ブッディズム」に立ち向かい、歴史の中で多様性を持ちつつ生き続けた仏教の豊かさに眼を向けた仏教入門。
■目次
第T部 歴史の中の仏教
第U部 仏教と地域文化
第V部 仏教と社会
結 論 仏教か、それとも新仏教(ネオ・ブッディズム)か?  ほか

◆『念佛詩抄』とわたし〈永田文昌堂〉
木村無相翁三十三回忌法要記念文集
木村無相翁三十三回忌法要世話人会編
A5判・92頁・本体1,000円+税
木村無相翁三十三回忌法要でおこなわれた法話や、参加者による寄稿を集めた文集。木村無相翁の『念佛詩抄』を通して、お念仏のはたらきを味わう。
■目次
1 木村無相翁三十三回忌法要次第
2 『念佛詩抄』リレー法話
 (1)還相に出遇う (2)「私の信心雪だるま」
 (3)「ただ念仏して」 (4)弥陀の名号となえつつ  ほか

◆仏像を読み解く——シルクロードの仏教美術〈春秋社〉
宮治 昭著・四六判・286頁・本体2,700円+税
仏教がアジアに広がっていくなかで、仏像はその思想・信仰・実践とどう関わってきたのか。インド西北部のガンダーラやバーミヤーン、中国西域の敦煌・トルファンなど、シルクロードの仏教美術を紹介しつつ、それらが「仏教思想と信仰」「社会と政治」「異文化と異宗教」という三つの視点から、仏像のもつ意味と役割を読み解く。
■目次
序 章 仏像を読み解く——インドから中国へ
第1章 バクトリアとクシャーン朝の文化
第2章 仏像の故郷——ガンダーラ
第3章 ガンダーラ美術と大乗仏教
第4章 バーミヤーンの仏教世界  ほか

◆蓮如上人の贈りもの——後世をしるを智者とす〈春秋社〉
大谷光見著・四六判・224頁・本体1,200円+税
親鸞亡き後衰亡する室町期の本願寺を建て直し、近世の浄土真宗に大きな足跡を残した蓮如。もし彼が現代を生きていたら、何を話し、どのようにされるのか。蓮如の生涯と彼を取り巻く人びとの姿を通して「他力」の信心の核心をやさしく語りながら、現代人へのメッセージを読み解く。
■目次
第1章 蓮如上人のメッセージ
 【御文篇】
 【お言葉篇】
第2章 蓮如上人の生涯
 困難を乗り越える積極的なこころ
 人びとを照らす智慧のともしび
第3章 蓮如上人をとりまく人びと  ほか

◆チベット仏教発展史略〈国書刊行会〉
王 森著、田中公明監訳、三好祥子翻訳・A5判・388頁・本体8,800円+税
吐蕃末期からサキャ政権成立まで、400年に及ぶ分裂期を中心に、チベット族に関する鋭い分析を交えながらチベット仏教の発展史を系統立てて解説。また、きわめて独創的な「チベット十三万戸」に関する論考や、チベット仏教最大宗派ゲルク派の始祖ツォンカパ研究の代表的論文『ツォンカパ伝論』『ツォンカパ年譜』も収載。チベット研究第一人者の手による本書は、チベット学を志すものにとっての必携書である。
■目次
第1章 吐蕃時代のチベット仏教
第2章 仏教の復興と広がり
第3章 ニンマ派
第4章 カダム派第5章 サキャ派
第6章 カギュー派
第7章 その他諸派
第8章 ゲルク派(黄教)  ほか

◆ホップ ステップ 浄土真宗〈本願寺出版社〉
森田真円、釈 徹宗著・B5判・78頁・本体1,200円+税
浄土真宗のみ教えを依りどころにして歩む人々が「終活」とどのように向き合えばよいのかを綴った本書。「浄土真宗の終活」や社会に飛び出し活動をする寺院・僧侶の紹介コラムを掲載。
■目次
第1章 浄土真宗の「終活」
 浄土真宗の「終活」を考える——ある女性の姿を通して…森田真円
 本当の「終活」をしましょう…………………………………釈 徹宗
第2章 お寺に親しむ お寺を楽しむ
 田舎のお寺がおいしい楽しい
 都会のお寺でほっとする
 お寺と仲良く  ほか

◆再興! 日本仏教〈春秋社〉
正木 晃著・四六判・214頁・本体1,800円+税
21世紀の宗教に求められる重要テーマは、個人の精神的な救済と社会的な規範の提供である。この視点から、「近代化」「内面化」「死後世界と霊魂」をキーワードに、日本仏教が社会貢献の面でいかに可能性に満ちた宗教であるかを解説。比較検討の対象は、日本仏教にとどまらず、チベット仏教・テーラワーダ仏教、さらにはキリスト教やイスラム教にも及ぶ。同時に、日本仏教の弱点や欠陥を指摘し、あわせて日本仏教再興の具体的な方法も提示する。
■目次
第1章 近代化と日本仏教
第2章 内面化の功罪と日本仏教
第3章 死後世界と霊魂を考える  ほか

人をあるく
◆聖徳太子と斑鳩三寺〈吉川弘文館〉
千田 稔著・A5判・152頁・本体2,000円+税
幼少よりの秀でた能力で「和」の貴さを説き、人々の苦悩を救済した聖徳太子。推古女帝を補佐して仏教の興隆に尽し、後世、太子信仰を生み出した。飛鳥・斑鳩・大阪・京都を訪ねて太子の足跡を辿り、その実像を描き出す。
■目次
T 聖徳太子の履歴書
U 太子敬慕と信仰
V 聖徳太子ゆかりの地を歩く  ほか

◆災害支援ハンドブック——宗教者の実践とその協働〈春秋社〉
宗教者災害支援連絡会編、蓑輪顕量、稲場圭信、黒
A5判・258頁・本体2,000円+税
頻発する地震や自然災害——。今後の災害に備えて、東日本大震災の支援活動に携わった宗教者と研究者が直面した問題点とその解決方法、課題や提言などを、宗教・宗派の壁を超えてまとめたハンドブックの決定版。災害に備え日々の連携と準備のために普段から手元に置きたい1冊。
■目次
第1部 東日本大震災で起こったこと
第2部 東日本大震災から考える
第3部 今後への提言——宗援連の経験から  ほか

◆生活のなかの神道——神さまとの正しい付き合い方〈春秋社〉
ひろさちや著・四六判・220頁・本体1,700円+税
神道は日本人が生み出した生活の知恵。神社に、福の神、妖怪、ご先祖さままで、日本にいるたくさんの神さまの正しい知識と付き合い方は、近代化や資本主義化の中で私たちが忘れている人間らしい暮らし方を取り戻してくれる。生き方を教える仏教とあわせて学びたい、神さまとのふれあい方のすすめ。
■目次
1 生活の神道vs人生の仏教
2 「空気」のようなカミ
3 名前がついた神
4 神話の中の神々
5 ご先祖様という神
6 悲しき妖怪たち
7 福の神と貧乏神
8 神様との付き合い方  ほか

◆柏木義円と親鸞——近代のキリスト教をめぐる相克〈ぺりかん社〉
市川浩史著・四六判・206頁・本体2,600円+税
キリスト者として教育勅語批判や日露戦争以後の非戦論の提唱など、社会運動を積極的に展開した柏木義円。そのルーツには寺、そして親鸞が大きく影響していた。真宗寺院に生まれ住職同様の生活を送っていた「回心」以前のその出自と親鸞との内的対話や葛藤を描き、その相貌を彫琢する。
■目次
T 柏木義円と親鸞
 第1章 柏木義円という人——出自に即して
 第2章 柏木義円と親鸞
U 柏木義円の思想世界
 第1章 柏木義円『希伯来書略解』について
 第2章 『霊魂不滅論』など——〈神の肖像〉論  ほか

龍谷叢書 38
◆植民地台湾と日本仏教〈三人社〉
中西直樹著・A5判・358頁・本体4,800円+税
本書は各宗派の資料を通して、日本仏教の布教課題や他地域の植民地の情況、台湾旧慣宗教と台湾布教の関係を明らかにする。半世紀に及ぶ戦前日本仏教における台湾布教の全体像の解明を試みた1冊。
■目次
序 章 日本仏教の台湾布教概史
第1章 従軍布教から占領地布教へ
第2章 占領地布教と各種付帯事業の展開
第3章 植民地布教への転換と布教停滞  ほか

朝日ビジュアルシリーズ 仏教新発見 改訂版(週刊) 25
◆週刊 仏教新発見 久遠寺〈朝日新聞出版〉
山折哲雄、末木文美士編・A4変判・36頁・本体537円+税
久遠寺—— 受難・迫害を超え、現世に仏国土建設を。
今号の特集は「久遠寺」。
特別付録とし訶梨帝母写仏用紙がつきます!
■目次
●久遠寺新発見
●名僧列伝 日蓮
久遠寺歳時記
身延山 久遠寺を歩こう
ゆかりの寺 大石寺・本能寺・妙覚寺——安中尚史  ほか

朝日ビジュアルシリーズ 仏教新発見 改訂版(週刊) 26
◆週刊 仏教新発見 南禅寺・天龍寺〈朝日新聞出版〉
山折哲雄、末木文美士編・A4変判・36頁・本体537円+税
京都五山の最上位を占める禅の大寺。
今号の特集は「南禅寺」と「天龍寺」。
特別付録とし達磨図写仏用紙がつきます!
■目次
●南禅寺新発見
●宝物鑑賞 南禅寺 禅寺ならではの美術コレクション——島尾 新
南禅寺を歩こう
●天龍寺新発見
●宝物鑑賞 天龍寺 疎石像の白眉と日中交流の遺産——島尾 新
天龍寺を歩こう
●名僧列伝 崇伝  ほか

朝日ビジュアルシリーズ 仏教新発見 改訂版(週刊) 27
◆週刊 仏教新発見 相国寺・金閣寺・銀閣寺〈朝日新聞出版〉
山折哲雄、末木文美士編・A4変判・36頁・本体537円+税
足利義満が築いた五山文化の中心。
今号の特集は「相国寺」と「金閣寺」、「銀閣寺」。
特別付録として岩屋観音坐像写仏用紙がつきます!
■目次
●相国寺新発見
相国寺を歩こう
●名僧列伝 春屋妙葩 
●金閣寺・銀閣寺新発見
金閣寺・銀閣寺を歩こう  ほか

朝日ビジュアルシリーズ 仏教新発見 改訂版(週刊) 28
◆週刊 仏教新発見 大徳寺・妙心寺〈朝日新聞出版〉
山折哲雄、末木文美士編・A4変判・36頁・本体537円+税
一休、沢庵、盤珪、白隠ら名僧を輩出。
今号の特集は「大徳寺」と「妙心寺」。
特別付録として白衣観音立像写仏用紙がつきます!
■目次
●大徳寺新発見
●名僧列伝 一休宗純/沢庵宗彭
●妙心寺新発見
●名僧列伝 盤珪永琢/白隠慧鶴
ゆかりの寺 龍安寺  ほか

◆坊守の四季——女住職のさきがけ・俳人凡女〈郁朋社〉
尼子かずみ著・四六判・190頁・本体1,600円+税
困難な時代に、凛として寺を守り、俳句では、み仏への報恩を核に、新境地を開花させた女の一代記。
■目次
打水
夏萩
盆参り
宛名書き
素十の横は誰
花の門
濃紫陽花

お取り越し句会
この慈悲始終なし  ほか

◆顕如——信長も恐れた「本願寺」宗主の実像〈宮帯出版社〉
金龍 静・木越祐馨編・A5判・330頁・本体3,500円+税
戦国時代、本願寺は一向一揆を指導するなどして、経済的にも軍事的にも強大な力を持っていた。当時大坂にあった本願寺は寺院でありながら、難攻不落の城塞としても有名であった。本願寺11世宗主である顕如は、それまでの歴代が果たせなかった「門跡」になるなど、本願寺の絶頂期に教団を率いた。天下統一を目指す織田信長と敵対し、10年間に渡って戦い抜いている。しかし、勅命による講和の直後、威容を誇った大阪
本願寺は焼失し、教団も息子教如と准如の時に東西に分裂する。本願寺の歴史上、非常に大きなターニングポイントの中心にいた顕如に様々な角度から光をあて、実像に迫る待望の論文集。
■目次
第1章 若年の顕如・・木越祐馨
第2章 顕如の前半生
——本願寺「門跡成」から親鸞三百回忌へ・・安藤 弥
第3章 永禄・元亀の政局・・弓倉弘年
第4章 一向一揆と織田武士団・・川端泰幸  ほか

真宗儀礼百華 1〈本願寺出版社〉
◆真宗儀礼百華 第1巻——まず、仏さまに手を合わせてみよう
浄土真宗本願寺派総合研究所、仏教音楽・儀礼研究室編
B5判・48頁・本体700円+税
浄土真宗の儀礼に初めて接する方必読 生活の中に儀礼の華を咲かせませんか? 浄土真宗の儀礼をわかりやすい解説と見やすい写真で紹介。第1巻はお仏壇の荘厳(お飾り)やおつとめの作法を中心にやさしく解説します。
■目次
初めて浄土真宗に接する方へ
お仏壇
ご本尊とお脇掛
念珠と式章
合掌
念仏と礼拝
お勤め
お経正
信偈と御文章  ほか

真宗儀礼百華 2〈本願寺出版社〉
◆真宗儀礼百華 第2巻——お寺にお参りしてみよう
浄土真宗本願寺派総合研究所、仏教音楽・儀礼研究室編
B5判・48頁・本体700円+税
浄土真宗の儀礼に初めて接する方必読 生活の中に儀礼の華を咲かせませんか? 浄土真宗の儀礼をわかりやすい解説と見やすい写真で紹介。第2巻はお寺の恒例法要・儀式や普段のお寺の活動を中心に解説します。
■目次
お寺って、どんなところ?
お正月
お彼岸
花まつり
お盆
永代経
報恩講
特別な法要・日常のお寺
本山参り  ほか

真宗儀礼百華 3〈本願寺出版社〉
◆真宗儀礼百華 第3巻——人生の節目をお念仏とともに迎えよう
浄土真宗本願寺派総合研究所、仏教音楽・儀礼研究室編
B5判・48頁・本体700円+税
浄土真宗の儀礼に初めて接する方必読 生活の中に儀礼の華を咲かせませんか? 浄土真宗の儀礼をわかりやすい解説と見やすい写真で紹介。第3巻は人生の節目に関わる通過儀礼を通して、お寺との関わり方について解説します。
■目次
通過儀礼って、なあに?
初参式
七五三
成人式
結婚式
帰敬式
還暦式
お葬式
法事  ほか


♪♪♪法藏館書店新着雑誌案内♪♪♪

◆同朋 8月号〈東本願寺出版〉
真宗大谷派宗務所出版部編・A4判・56頁・本体324円+税
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、 生活に密着した話題から親鸞聖人の教えまで、 日々の暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
■目次
◎インタビュー 橋本美香さん
◎特別企画 憲法九条と仏教
◎好評連載
・「仏さまの願いとは?〜本願文に学ぶ〜」——尾畑文正
・私の親鸞探訪「光照寺」——青木新門
・グラビア東本願寺——水野秀比古
・旬のいっぴん精進料理——森かおる  ほか

◆大乗 8月号〈本願寺出版社〉
大乗刊行会編・A5判・102頁・本体348円+税
家族で読める、みんなで読める、門信徒ファミリー月刊誌。
■目次
○モア 仏教ライフ——本多静芳
○親子で“えほん”——市居みか
○日本史の親鸞聖人——岡村喜史
○「阿弥陀経」のミカタ——満井秀城
○わたしの正信偈——玉木興慈
○レッツ! 真宗 連研12の問い  ほか

◆大法輪 8月号〈大法輪閣〉
黒神直也編・A5判・236頁・本体870円+税
毎号さまざまな視点で宗派を超えた「仏教」を紹介しています。法話、講話をはじめ、専門的な記事から初めて仏教を学ぶ方のための入門的記事まで掲載。
■目次
特集=仏教博物事典——教えと話の宝庫
樹木・果物など/花・草など/動物/鳥/昆虫・魚など/鳥/
宝石・鉱物など/食物・薬など/鬼神・妖精など
○我々はどこへ行くのか〈上〉——太田信隆
○葬儀業界の いま″を考える——松林正一
○慈悲のかたち——仏教ボランティアを通して——大菅俊幸  ほか


♪♪♪特集 1:近代仏教への招待♪♪♪

「仏教」という言葉が現在のような意味で使われるようになったのは近代以降であり、私たちの常識を覆すような話が、仏教と近代との出会いの中には溢れています。そんな近代仏教の世界を知るうえで、ぜひオススメしたい書籍をご紹介します。

◆近代仏教スタディーズ——仏教からみたもうひとつの近代
大谷栄一・吉永進一・近藤俊太郎編
A5判・304頁・本体2,300円+税
日本近代化の背景には、常に仏教の存在があった——。
廃仏毀釈などの逆境を乗り越え、常に時代の最先端とリンクし、社会に影響を与え続けた「近代仏教」。その歴史と魅力を、歴史学・宗教学・文学・社会学などを専門とする気鋭の研究者29名が豊富な写真と人脈相関図を用いながら、活き活きと描いた新視点の近代史入門!


★『近代仏教スタディーズ』刊行記念トークセッション★
◎テーマ:「学校では教えてくれない近代」が開催され、好評を博しました!(5・6・7月の計3回、ジュンク堂書店難波店にて)

◎ 8月15日(月)
【仏教はなぜ戦争協力をしたのか?—終戦の日に考える—】
講師:大谷栄一先生・近藤俊太郎先生・碧海寿広先生
会場:丸善京都本店 地下2階 開講:午後2時〜
*事前申込みご予約下さい。(TEL:075-253-1599)

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┃推┃薦┃者┃・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・
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・大谷栄一 :佛教大学社会学部教授。現在、京都大学人文科学研究所の共同研究「日本宗教史像の再構築」に取り組んでいる。
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・碧海寿広 :龍谷大学アジア仏教文化研究センター博士研究員。博士(社会学)。近現代の社会における宗教と般若湯について日夜考えている。
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・近藤俊太郎 :本願寺史料研究所研究員。日々、近代日本の親鸞論とマルクス主義について考えている。

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■近代仏教スタディーズ ブックガイド■
『近代仏教への招待』ブックガイドを無料配布
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『近代仏教スタディーズ』の執筆者3名が「仏教と近代の出会い」「近代仏教と真宗」「近代仏教と戦争」をテーマに選書した、オススメ本25冊を一挙に紹介する小冊子。法藏館書店で配布中!(※数に限りがございます)そんなブックガイドの中から、ちょっとだけご紹介。

■大谷栄一先生選書
『明治思想家論——近代日本の思想・再考T』
末木文美士著・四六判・330頁・本体2,800円+税
「近代仏教」という新しい世界の先導役となった一冊。仏教は明治日本の脇役ではなく、夏目漱石や西田幾多郎など、多くの文学者や思想家に影響を与えていました。仏教を主軸とした「もう一つの明治思想史」を提起した論争の書です。 《トランスビュー、2004年》

■碧海寿広先生選書
『近代日本と親鸞——信の再生』シリーズ親鸞 第9巻
安冨信哉著・四六判・245頁・本体1,800円+税
日本人は親鸞が大好き。知識人も、一般庶民も、親鸞が好き。本書は、特に近代日本の知識人のような意識の高い人々が、親鸞をどう受け止めたのかを論じています。仏教についての意識の高い読者におすすめ。《筑摩書房、2010年》

■近藤俊太郎先生選書
『皇道仏教と大陸布教
——十五年戦争期の宗教と国家』
新野和暢著・四六判・336頁・本体2,700円+税
「ねえ、天皇陛下と阿弥陀如来は一緒なの?」「そうだよ。実は、阿弥陀如来の教えは、天皇陛下の御命令と同じなんだよ。しかもそれはこの日本であきらかになったことなんだ。」「やっぱり日本ってすごいね。じゃあ、アジアの人たちにも教えてあげなきゃ。」「もちろんさ。」実際はもう少し難しいです。《社会評論社、2014年》

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♪♪♪特集 2:ベストシーズン! 今こそチベット巡礼♪♪♪

自然環境が厳しいチベット高原への訪問は、気温が穏やかな夏から秋にかけて(6〜9月)の今が一番人気!  

チベット 聖地の路地裏——八年のラサ滞在記〈法藏館〉
村上大輔著・A5判・230頁・本体2,400円+税
ISBN:978-4-8318-6234-1
聖と俗、慈愛と欲望、仏教の教えと政治的抑圧、聖地ラサに住む人々はどう生きているのか。チベット滞在8年、気鋭の人類学者が彼らの心の路地裏を歩き、その精神風景を描く。カラー図版、多数!

仏教コミックス
◆チベット冒険記——仏教を伝えた人と道〈鈴木出版〉
ひろさちや原作、森村たつお漫画・A5判・160頁・本体1,165円+税
1897年、鎖国状態にあったチベットに密入国を図った日本人がいた。ヒマラヤ山脈を越え、幾多の苦難を切り抜けて首都ラサに潜入。世界を驚かせ、仏教界に貴重な遺産をもたらした河口慧海の大冒険記。

講談社学術文庫
◆チベット旅行記 上・下〈講談社〉
河口慧海著
〈上〉文庫判・448頁・本体1,250円+税
〈下〉文庫判・512頁・本体1,380円+税
仏典を求めて、鎖国のチベットに初入国を果たした慧海。劇的旅行記にして、西蔵の風俗・習慣の記録としても第一級の資料。

◆チベット寺院・建築巡礼 〈東京堂出版〉
大岩昭之著・A5判・197頁・本体2,600円+税
チベットの伝統文化が凝縮される仏教寺院をはじめ民家やテントなど、建築文化を探訪する。
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♪♪♪イベント情報♪♪♪       

中外日報 「宗教文化講座」     法藏館書店 協賛・出店
テーマ:「時代に向き合う——世界を読み解く智慧」
◆第 3 回 : 9月24日(土) 「宗教は現代人を救えるのか」
相愛大学教授・浄土真宗本願寺派僧侶 釈 徹宗氏
〈しんらん交流館・大谷ホール〉 アクセス:京都駅中央口、徒歩12分

◆第 4 回 :10月15日(土) 「枠を破る」
 天台宗三千院門跡門主 堀澤祖門氏
〈京都新聞文化ホール・7階〉
アクセス:京都市営烏丸線 丸太町駅7番出口、徒歩3分
京都市営東西線 烏丸御池駅1番出口、徒歩7分

※受講申し込み・お問い合わせ ⇒ 中外日報社営業局出版事業部〒601-8004 京都府京都市南区東九条東山王町9番地 TEL:075-682-1625 FAX:075-682-1722
Eメール:shuppan@chugainippoh.co.jp
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◎ 8月5日(金)〜9月末 『浄土真宗フェア』
  会場:金沢市 うつのみや 香林坊本店2F(TEL:076-234-8111)
◎ 8月15日(月) 開店1周年記念『トークイベント』
 【仏教はなぜ戦争協力をしたのか?—終戦の日に考える—】
 講師:大谷栄一先生・近藤俊太郎先生・碧海寿広先生
  会場:丸善京都本店 地下2階・エレベーター前 開講:午後2時〜
 *事前申込みご予約下さい。(TEL:075-253-1599)
◎ 9月1日(木)〜10月中旬 『法藏館フェア』
  会場:丸善京都本店(TEL:075-253-1599)
◎ 9月13日(火)〜10月末 『仏教書フェア』
  会場:大垣書店佛教大学店(TEL:075-491-2141)
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♪♪♪お知らせ♪♪♪
2016年4月より法藏館書店ショップサイトを開設しました。
小社刊行の書籍はもちろんのこと、様々な出版社の書籍を、
内容紹介・目次付きで詳しく紹介しております!

http://www.hozokanshop.com


◆◆◆法藏館書店売行ベスト10(7月期)◆◆◆

順位  書 名   著者名 出版社名 本体価格+税
1  曽我量深講話録 五/曽我量深/大法輪閣/2,700円+税
2  曽我量深講話録 一/曽我量深/大法輪閣/2,700円+税
3  未来に就いて/曽我量深/樹心社/1,000円+税
4  法然と親鸞/山折哲雄/中央公論新社/800円+税
5  曽我量深講話録 三/曽我量深/大法輪閣/2,700円+税
6  妙好人、浅原才市を読み解く〈英文対訳〉/鈴木大拙/ノンブル社/1,250円+税
7  曽我量深講話録 四/曽我量深/大法輪閣/2,700円+税
8  親鸞——主上臣下、法に背く/末木文美士/ミネルヴァ書房/2,800円+税
9  曽我量深講話録 二/曽我量深/大法輪閣/2,700円+税
10 誤解された親鸞の往生論/小谷信千代/法藏館/1,000円+税


■4月4日より、仏教書総目録WEBサイトをリニューアルしました。

■ご注文に関しましては、法藏館書店ショップサイトを開設いたしました。
これまでの仏教書総目録WEBサイト同様に、ご利用ください。

サイト:http://www.hozokanshop.com

※仏教書総目録ショップ機能は廃止いたしました。


【メール配信サービスのご案内】

法藏館書店では、WEBサイトで本をご購入いただいた方やアンケートにお答えいただいた方に新刊情報などのメール配信サービスを行っております。

◎アドレス変更・配信停止について
http://www.hozokanshop.comのトップページ「メールサービス」
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◆ご注文・お問い合わせは、メールの他に、電話・FAX・はがきでも
承ります。
店頭在庫がない場合はお取り寄せとなります。ご了承ください。
◆価格表示は税別価格です。


おかげさまで400年を迎えることになりました。
仏教風土の都・京都に育てられた、わたしたち。
そよ風が花の香りを伝えるように、
これからも、
仏教文化を伝える風でありたいと思います。


法藏館書店
住 所:〒600-8153 京都市下京区正面通烏丸東入
電 話:075-343-0458 FAX:075-371-0458
発行人:西村明高
E-mail:shop@hozokan.co.jp
書籍紹介 http://www.hozokan.co.jp
ショップ http://www.hozokanshop.com

[営業日および営業時間]
月〜土: 9:30〜18:00 
祝 日:10:30〜18:00
(休業日:毎週日曜日・お盆・年末年始)

仏教書総目録刊行会 http://www.bukkyosyo.gr.jp
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2016年08月08日(月) No.2085 (法藏館書店ニュース)

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