法藏館新刊話題の本のお知らせ

2017/2/10 199号【法蔵館書店ニュース】
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 法藏館書店ニュース 2月号(2017/2/10)199号

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◆◆ 目次 ◆◆
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1)話題の本
2)法藏館新刊案内
3)法藏館重版案内
4)法藏館刊行予定案内
5)法藏館書店新着案内
6)特集:人気辞典・事典の特色紹介!
7)法藏館書店ベスト10・メール配信サービスご案内


★★ お知らせ ★★
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2、3月の書店休業日
☆2月のお休み:5日・12日・19日・26日
☆3月のお休み:5日・12日・19日・26日
 ※すべて日曜日


▼▼ 話題の本 ▼▼
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◆在家佛教 1月号〈2017年1月1日発行〉
『親鸞聖人に学ぶ新しい老い方』
加藤智見著・四六判・192頁・本体1,500円+税・ISBN:978-4-8318-8759-7

◆中外日報〈2017年1月3日発行〉
◆月刊住職〈2017年1月1日発行〉
『戦後歴史学と日本仏教』
オリオン・クラウタウ編 ・A5判・382頁・本体3,800円+税・ISBN:978-4-8318-5544-2

◆中外日報〈2017年1月3日発行〉
『清沢満之と近代日本』
山本伸裕、碧海寿広編・A5判・285頁・本体2,800円+税・ISBN:978-4-8318-5550-3

◆文化時報〈2017年1月1日発行〉
『語られた親鸞』
塩谷菊美著・四六判・314頁・本体3,000円+税・ISBN:978-4-8318-6062-0

◆新潟日報〈2017年1月15日発行〉
◆長野県 民俗の会通信 第257号〈2017年1月1日発行〉
『善光寺の歴史と信仰』
牛山佳幸著・四六判・303頁・本体2,500円+税・ISBN:978-4-8318-6024-8

◆東方 431号 〈2017年1月5日発行〉
◆週刊読書人 〈2016年12月23日発行〉
『堕落と復興の近代中国仏教??日本仏教との邂逅とその歴史像の構築??』
エリック・シッケタンツ著・A5判・396頁・本体5,000円+税・ISBN:978-4-8318-7709-3

◆奈良新聞〈平成29年1月15日発行〉
『敦煌から奈良・京都へ』
礪波 護著・四六判・318頁・本体2,500円+税・ISBN:978-4-8318-7710-9

◆中外日報〈2017年1月13日掲載〉
『神と仏に祈る山??美作の古刹 木山寺社史料のひらく世界??』
中山一麿編・A5変・302頁・本体2,800円+税・ISBN:978-4-8318-7576-1
『仏教と心理学の接点??浄土心理学の提唱??』
藤 能成編著・A5判・272頁・ 本体2,800円+税・ISBN:978-4-8318-2459-2

◆中外日報〈2017年1月13日掲載〉
◆文化時報〈2017年1月1日発行〉
『近代仏教スタディーズ??仏教からみたもうひとつの近代??』
大谷栄一、吉永進一、近藤俊太郎編・A5判・298頁・本体2,300円+税・ISBN:978-4-8318-5543-5

◆東洋史研究 第75巻 第三号〈平成28年12月30日発行〉
『契丹仏教史の研究』
藤原崇人著・A5判・245頁・本体7,000円+税・ISBN:978-4-8318-7388-0



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◇┓  法藏館 新刊案内
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◆ひとりふたり‥春彼岸を迎える 【真宗/仏教】
四衢 亮編・A5判・24頁・本体124円+税  ※30冊以上は本体100円+税、100冊以上は送料無料。
身近な話題から仏教・真宗の教えにふれる聞法誌。暮らしに役立つ仏教の知識が満載!
【定期購読受付中!】
定期購読をお申込みいただくと……通常注文より、優先的にいち早くお届け! 買い忘れなく安心! などのお得感満載! ※詳しくは、法藏館書店までお問い合わせください。
◇目次◇
◎いのちの言葉――「生きる勢い」を娘から学んだ……森田登代子
◎歳時法話――夕暮れの火葬場……木下明水
◎大住誠のお悩み相談室――森田療法のケース 心配性のKさん(1)……大住 誠
◎お寺でヨーガ――春のヨーガ 自律神経の働きをスムーズにし、憂鬱な心にバイバイの巻……Yai
◎はてなの仏教用語――堪能……木村宣彰
◎生活六法全書――尊厳死、安楽死を考える(3)……出口治男
◎ブラジルだより――ブラジルの年末年始……泉原 秀
◎おうちで精進料理(春)――五目豆腐のロールキャベツ……西川玄房
◎声に出して読みたい歎異抄――自然……齋藤 孝
◎著者に会いたい――碩学が語る東洋史の魅力……礪波 護
◎正信偈のこころ――帰して開かれる世界観……楠 信生

◆日本仏教を変えた 法然の先鋭性――親鸞にとっての「真宗」――【真宗/浄土宗】
根津 茂著・四六判・344頁・本体1,300円+税・ISBN:978-4-8318-7712-3
「地獄に落ちても後悔しない」??親鸞が比叡山を捨ててまで求めた、法然の教えとは? 日本仏教を「貴族の仏教」から「民衆の仏教」へ変革させた法然の、その歩みを探る一冊。
◇目次◇
第1部 法然の求道
第2部 民衆のための仏教
第3部 仏教の一大革命
第4部 法難と教義の継承そして親鸞へ  ほか

◆仏教史研究ハンドブック 【仏教/日本史/東洋史】
佛教史学会編・A5判・400頁・本体2,800円+税・ISBN:978-4-8318-6005-7
インド、アジア諸国・地域、中国、朝鮮半島、日本の仏教の歴史と教義がつめこまれた便利でコンパクトな一冊。仏教史を学び始めたい人、幅広く知りたい人に最適!
◇目次◇
第1部 第1章 インド
第1部 第2章 アジア諸国・地域
第2部 第1章 中国
第2部 第2章 朝鮮半島
第3部 第1章 日本古代/第2章 日本中世/第3章 日本近世/第4章 日本近代  ほか

◆新訳 往生要集 上・下 付詳註・索引 【仏教】
源信著・梯 信暁訳註・A5判・各本体3,200円+税・[上]290頁・ISBN:978-4-8318-6064-4・[下]322頁・ISBN:978-4-8318-6065-1
日本浄土思想に多大な影響を与えた、源信著『往生要集』三巻の全てを、わかりやすい言葉で現代語訳。詳細な語註と引用経典・人名の索引を付した決定版。
◇目次◇
[上]往生要集 巻上
    大文第一 厭離穢土――「汚れた世界を厭い離れよ」と説く章  ほか
[下]往生要集 巻中
    大文第四 正修念仏――「正しい念仏の実践」を示す章  ほか
往生要集 巻下
    大文第七 念仏利益――「念仏によって得られる利益」を示す章  ほか

◆バッティの美文詩研究――サンスクリット宮廷文学パーニニ文法学――【海外文学/インド哲学】
川村悠人著・A5判・468頁・本体14,000円+税・ISBN:978-4-8318-7092-6
6、7世紀西インドの宮廷詩人バッティが著した美文論書『バッティカーヴィア』の文法学部門を考察した世界初の書。文法規則の解読等から、同書の文法学史上の位置を問う。
◇目次◇
第1部 本論
 第1章 規則の例証と言葉の教示の様態
 第2章 Bhattk?vyaとR?van?rjun?yaのの比較考察
 第3章 文法学部門における詩的技巧
 第4章 バッティ,カーティアーヤナ,パタンジャリ
第2部 付論  ほか

◆虚妄分別とは何か――唯識説における言葉と世界――【仏教学】
小谷信千代著・A5判・366頁・本体6,000円+税・ISBN:978-4-8318-7091-9
虚妄分別とは唯識学派にとってあらゆる存在を現し出す心の働きをいう。本書はその原典『中辺分別論』第1章「相品」を考察し、サンスクリットの校訂テキストを付した画期的論考。
◇目次◇
第1部 虚妄分別の解明をめざして
 1 『中辺論』のテキストと翻訳
 2 安慧の注釈の特徴  ほか
第2部 『中辺論』釈・疏(第1章 相品)の原典解明
 1 虚妄分別
 2 空性  ほか
第3部 校訂テキスト  ほか

◆金子大栄講話集 全5巻 【真宗/仏教】 ☆リクエスト復刊
金子大栄著・四六判・本体15,000円+税[分売不可]・ISBN:978-4-8318-6546-5
「浄土和讃」を讃題とした晩年の法話から信道会館での講話などを収載。著者の心境から溢れ出た言葉で語られ、絶対他力の境地が読者の心に響く名講話集が待望の復刊。
◇目次◇
第1巻 経説の妙好人/聞法ということ/聖教  ほか
第2巻 対向と感応/彼岸の世界/三つの教団  ほか
第3巻 法話六十年/経典三学  ほか
第4巻 大いなる信心/仏教音楽について/本願の音声  ほか
第5巻 序講 十二の光/第一講 序讃  ほか

◆華厳教学成立論 【仏教】
織田顕祐著・A5判・590頁・本体12,000円+税・ISBN:978-4-8318-7394-1
東アジアの思想文化に多大な影響を与えてきた華厳教学の成立過程を、智儼から法蔵に至る思想の分析を通じて解明。関連する諸概念をも考察し、新知見を提示する待望の研究書。
◇目次◇
第1章 華厳一乗思想の背景
第2章 華厳一乗思想の成立
第3章 華厳法界縁起の背景
第4章 『大乗起信論』をめぐる問題
第5章 地論学派の「縁起」思想  ほか

◆南山進流 声明大系 全二巻 【仏教】
潮 弘憲著・A5判・総1,200頁・本体28,000円+税・ISBN:978-4-8318-6229-7
真言宗古義に伝わる声明の歴史と楽理および実践の書。法会ごとに概要・歴史・本尊・次第・法則ならびに声明を曲節に忠実に詳説。主な法会と声明を網羅した待望の決定版。
◇目次◇
第一篇 南山進流声明の歴史と楽理
第二篇 南山進流声明の諸法則
第三篇 南山進流の講式
第四篇 三箇秘韻
第五篇 補欠篇  ほか


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◆門徒もの知り帳 下――仏事と聞法100のなぜ?――【仏教】 〈26刷〉
野々村智剣著、仏教文化研究会編・四六判・108頁・本体571円+税・ISBN:978-4-8318-8962-1
わからないこと、はっきりしないことの多い仏事の作法。ふっと感じる素朴な疑問に明解に答えてくれる便利なガイドブック。軽妙な語り口で楽しく読めて為になる、一家に一冊の必読書。
◇目次◇
『門徒もの知り帳』とは
お経のおつとめは何のため
なぜ『般若心経』をあげない
『般若心経』と『正信偈』の違いは  ほか
 [既刊]門徒もの知り帳 上 本体571円+税

◆のこのこおじさんの 楽しくわかる歎異抄 下 【仏教】 〈2刷〉
和田真雄著・A5判・140頁・本体1,000円+税・ISBN:978-4-8318-2119-2
親鸞思想を手軽に理解するための書として最も親しまれている『歎異抄』。下巻では異義篇を、誰にでも楽しくわかるように解説した入門書の決定版。
◇目次◇
第11章 一文不通のともがら
第12章 経釈をよみ学せざるともがら
第13章 弥陀の本願不思議
第14章 一念に八十億劫の重罪を滅す  ほか
★[既刊]のこのこおじさんの 楽しくわかる歎異抄 上……本体1,000円+税


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〈2017年3月 刊行予定〉

◆ことばの向こうがわ――震災の影 仮説の声――【社会/ボランティア/震災】
安部智海著・四六判・134頁・本体1,100円+税・ISBN:978-4-8318-8180-9
東日本大震災後、被災地で行われてきた「仮設住宅居室訪問活動」の様子を情感豊かな文章と多彩なエピソードで綴る。苦悩に向き合う、新しい「支援」のかたちを提起する。

◆広島戦災児育成所と山下義信――山下家文書を読む――【日本史/近代史】
新田光子編著・A5判・予264頁・本体2,800円+税・ISBN:978-4-8318-5566-4
原爆投下後の広島で震災遺児を育て上げた山下義信(1894-1989)。歴史に埋もれた資料から山下の奮闘と知られざる戦後広島の歴史を明らかにする。

◆戦時日本の大学と宗教  シリーズ「大学と宗教」2 【日本史/近代史】
江島尚俊、三浦 周、松野智章編・A5判・480頁・本体3,500円+税・ISBN:978-4-8318-5546-6
アジア太平洋戦争期における宗教の研究及び宗教者の教育はどのようなものだったのか。総力戦体制下における教育、宗教、治安などの国家行政とのかかわりから実態を解明する。

◆中世叡尊教団の全国的展開 【日本史/仏教史】
松尾剛次著・A5判・560頁・本体12,000円+税・ISBN:978-4-8318-6059-0
緻密な史料分析と現地調査、さらに新出の史料を用いて、叡尊教団が全国的に展開した社会救済活動、およびその背景にある思想を明らかにし、中世仏教とは何かを見なおす。

◆唐代仏教美術史論考――仏教文化の伝播と入唐交流――【美術史/中国史】
大西磨希子著・A5判・400頁・本体12,000円+税・ISBN:978-4-8318-6327-0
西方浄土変や當麻曼荼羅、奈良博蔵刺繍釈迦如来説法図等の宗教美術としての本質や変遷の思想的背景を解明し、日中両国にまたがる仏教美術・文化の全体的輪郭を描き出す。

◆密教美術の図像学 【仏教/美術史】
森 雅秀著・A5判・497頁・本体20,000円+税・ISBN:978-4-8318-6369-0
インド・チベット・ネパールを中心に東南アジア・日本をも含めたアジアの密教美術を、図像解釈学に基づき網羅的に考察する。作例研究だけにはとどまらない学際的な研究成果。

◆中世後期 泉涌寺の研究 【日本史/仏教史】
大谷由香著・A5判・385頁・本体6,000円+税・ISBN:978-4-8318-6244-0
新出資料『視覃雑記』に基づく、室町後期から戦国時代の泉涌寺および関係寺院の慣習・事績についての最新の研究成果。『視覃雑記』全文翻刻と人名・寺社名・地名索引を付す。


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◆東西霊性文庫9  アジアの社会倫理の底流と仏教思想〈英文対訳〉 〈ノンブル社〉
鈴木大拙著・B6判・190頁・本体2,000円+税
鈴木大拙没後50年記念出版第3弾! 孔子や老荘、華厳や禅の思想を読み解き、現代社会の道徳的実践に不可欠な「内面の促し〈インナー・アージ〉」に耳を澄ます、本邦初訳の論文集。

◆講談社文芸文庫すE2  スエデンボルク 〈講談社〉
鈴木大拙著・文庫判・264頁・本体1,500円+税
「禅」を世界的に広めた屈指の仏教学者、鈴木大拙。若き大拙は滞米中にスウェーデンボルグ(大拙の表記はスエデンボルグ)に衝撃を受け、帰国後まず出版したのが『天界と地獄』であった。霊的世界を天界、精霊界、地獄界に分け詳細に記述した本書は、神秘主義思想のバイブルとしてドストエフスキー、ボルヘスらにも強い影響を与えている。大拙思想の一つの源流を成す重要書。

◆親鸞教学の課題と論究 〈方丈堂出版〉
田代俊孝著・A5判・232頁・本体2,500円+税
ビハーラ医療団代表としても活躍する著者は、“死生学”の第一人者として知られている。しかし、実はこれらの研究は応用分野であって、主要な専攻分野は“真宗学”研究であった。本書は、真宗学に関する論文のうち近年発表した9論文と、評価された4論文、英文論文1本を収めた、待望の学術論文集。

◆日本仏教は仏教なのか?2  仏教はどうやって生き残ったのか?――サンガの和合と第一結集――〈サンガ〉
藤本 晃著・四六判・320頁・本体2,200円+税
パーリ語聖典に基づき「お釈迦様の仏教」の壮大な歴史を辿る! 比丘サンガは、和合して何度も分裂の危機を乗り越えた。しかし仏滅によって、聖典の散逸という最大の危機に直面する。サンガはどうやって聖典をまとめたのか? 「四大教法」を基準に結集した最初の仏典とは何だったのか? 日本仏教の源を辿る、シリーズ第2巻!

◆真宗文庫7  暮らしのなかの仏教語 〈東本願寺出版〉
大江憲成著・文庫判・253頁・本体750円+税
「何か面白いことないかな〜、“退屈”だなぁ」「大きな会社の重役になって、すごい“出世”だね」「あっ、茶柱が立っている。“縁起”がいいな」。日頃使っているこれらの言葉のルーツをたずねていくと、実はその源の多くが仏教にあるってご存知でしたか? ほかにも「有頂天」「微妙」「有り難う」「世界」など「48語」を手がかりに、仏さまからのメッセージと、今まで知らなかった言葉の世界を説き開きます。

◆仏の大悲心を学ぶ――自ら信じ人を教へて信ぜしむる――〈探究社〉
林 智康著・四六判・123頁・本体1,300円+税
各誌に掲載された文章をまとめた本書。混迷する現代社会を導く真宗教学と実践活動について考える。

◆白き蓮華のひらく刻 〈本願寺出版社〉
森田真円著・B6判・275頁・本体1,200円+税
白き蓮華はインドの言葉で「分陀利華」といい、泥の中から芽吹き、高貴な花を咲かせる様子から、仏さまが人間世界の煩悩の泥の中から、あらゆる人々を救おうとされる慈悲のはたらきに喩えられます。仏教精神に基づく宗教教育を実践する京都女子大学の仏教新聞「分陀利華」に掲載された、女子大生にむけてやさしく語られる、人生を支えてくれる仏教のお話。

◆DVD 親鸞聖人御絵伝 〈本願寺出版社〉
岡村喜史監修・DVD・本体4,500円+税
親鸞聖人のご生涯を鮮明な映像で解説。浄土真宗の門信徒にとって、最も大切な法要である報恩講において奉懸される「親鸞聖人御絵伝」。本願寺赤野井別院所蔵の四幅の御絵伝をもちいて、親鸞聖人のご生涯とご事蹟のほか、各場面の要点や、歴史的背景などを詳細に解説。各寺院における報恩講法要や、各種法要行事での上映に最適。監修・解説は岡村喜史(本願寺史料研究所委託研究員)。

◆法然思想 Vol.5 HONEN'S THOUGHT 2016年 Vol.5 WINTER 〈言視舎〉
草愚舎、佐々木正編・A5判・116頁・本体1,500円+税
親鸞の「歎異抄」に肩をならべる「法然語録」の現代語訳を掲載。法然の思想的名言を毎回紹介すると同時にその現代的意味を読み解く。 法然の伝記全48巻を毎回現代語訳。 語録・伝記は英訳も掲載。 誤読されつづけてきた「法然の思想」を根本から見直し、「後期法然」の革命的言説を明らかにする。

◆サンダハンの入門サンスクリット――改訂・増補・縮刷版――〈東方出版(大阪)〉
A・ヴィディヤランカール、中島 巖著・A5判・116頁・本体7,000円+税
原典に親しむことを意図してつくられた本格的なサンスクリット(梵語)入門講座。ヴェーダを含め多くの原典から教材を取捨選択、法句経・般若心経・法華経(如来寿量品)なども収録。全40課、課毎に練習問題を設け、解答も付した。巻末に「総合項目別索引」「サンスクリット辞書について」を付す。旧版を改訂増補し、A5判に縮刷して合本。

◆竹中智秀選集 第8巻――専修念仏の道場に生きて――〈樹心社〉
竹中智秀著・四六判・278頁・本体2,600円+税
本巻は、大谷専修学院での約50年の著者の歩みを年代・テーマ別に分け、「仏教教育の場」や「専修念仏の道場」、「呼応の教学」、「信の人」、「僧伽の気風」などに関する内容の文章を収録する。

◆幻冬舎新書  教養としての仏教入門――身近な17キーワードから学ぶ――〈幻冬舎〉
中村圭志著・新書判・259頁・本体840円+税
「縁起」「因果」「他力本願」「輪廻」「煩悩」という身近な言葉は、みな仏教の言葉だ。多くの家には仏壇があり、お盆になると帰省してご先祖様の墓参りをし、人が死ぬと仏式で葬式をあげる習慣がある。日本人は仏教でできているのだ。しかし、私たちの多くは毎日お寺に行ったり念仏を唱えたりはしない。では、仏教とは何か――。宗教を平易に説くことで定評のある著者が、日本人なら耳にしたことのあるキーワードを軸に仏教を分かりやすく解説。仏教の歴史、宗派の違い、一神教との比較など、基礎知識を網羅できる一冊。

◆幻冬舎新書  悟らなくたって、いいじゃないか――普通の人のための仏教・瞑想入門――〈幻冬舎〉
プラユキ・ナラテボー、魚川祐司著・新書判・254頁・本体800円+税
ブッダは、人生の「苦」から抜け出すには、出家して修行、すなわち瞑想を実践することで、煩悩を解脱した「悟り」に至らなくてはならないと説いた。では出家したくないのはもちろん、欲望を捨てたくない、悟りも目指したくない「普通の人」は、「苦」から逃れられないのか? 「普通の人」の生活にブッダの教えはどう役立つのか? 瞑想をすると何が変わるのか? タイで30年近く出家生活を送る日本人僧侶と気鋭の仏教研究者が、スリリングな対話を通して「実践する仏教」の本質に迫る。

◆教えて、お坊さん! 「さとり」ってなんですか 〈KADOKAWA〉
小出遥子著・四六判・254頁・本体1,400円+税
仏教ファンの著者が、仏教の神髄ともいえる「さとり」について、6名の賢僧に学んだ珠玉の対話集。インターネット寺院・彼岸寺で連載した「ひらけ! さとり!」をもとに書籍化。

◆国家を超える宗教 〈東方出版(大阪)〉
相国寺教化活動委員会監修、田中 滋編・四六判・320頁・本体2,200円+税
京都仏教会の主要メンバーである相国寺は古都税問題や宗教法人問題等に積極的に関わってきた。相国寺で行われた国家と宗教の諸問題についての座談会をまとめる。巻末座談会に佐藤優氏登場。宗教と税金、宗教の公益性、信教の自由などについて、原理から懇切丁寧に解き明かしてくれる。田原総一朗(ジャーナリスト)推薦 。

◆アメリカ流 マインドを変える仏教入門 〈春秋社〉
ケネス・タナカ著、伊藤 真訳・四六判・242頁・本体1,800円+税
アメリカでテレビ放送された仏教番組を翻訳。仏教の教えを、伝統的な説明にとらわれず、現代風に解説し、人生と社会に仏教をどう活かすかを日本人にもわかりやすく教えてくれる、さまざまなエピソードとユーモアにあふれた、アメリカならではの仏教入門!

◆梵文和訳 金剛頂経 〈春秋社〉
津田真一著・四六判・202頁・本体2,200円+税
1995年刊行の『和訳 金剛頂経』(東京美術)の新版。金剛頂経は真言宗の根本聖典の一つで、そのサンスクリット(梵文)原典から直接、現代語に翻訳した貴重なもの。巻末の解説では、「クリティカリティ」(両立不可能、かつ、二者択一不可避)という、訳者の独創的なキーワードに基づき、金剛頂経の思想的特色を明らかにする。

◆新潮新書696  お寺さん崩壊 〈新潮社〉
水月昭道著・新書判・220頁・本体760円+税
今、日本のお寺が危ない! 特に地方は過疎化や仏教離れで檀家が激減、門を閉ざす寺院が続出している。「もう寺だけでは食えない」と嘆く兼業住職、金持ち寺院へ出稼ぎに行く僧侶など、現状は「坊主丸もうけ」とは縁遠い話ばかり。ズバリお坊さんの収入は? 院号はなぜ高い? 檀家さんに知られたくない本音は? 地方寺院の住職がぶっちゃける、檀家激減で危機に瀕したおしたお寺の現状のレポート。

◆サンガジャパンvol.25  原始仏典――その伝承と実践の現在――〈サンガ〉
サンガジャパン編集部編・A5判・282頁・本体1,800円+税
第一結集と第二結集は南伝仏教も北伝仏教も共通しているが、第三結集と第四結集は、北伝の文献には記録されてないという。口頭で伝承されてきたブッダの言葉がはじめて文字となって書かれたのが、第四結集だとされている。文字で読むことのできる仏典はここに始まったと、パーリ仏教の伝統からは言える。本書では、仏教の根幹と言えるブッダの言葉、仏典の伝承を見るとともに、その土台の上で、現代においていかにして仏教は学ばれ、実践されているのかを、見ていく。

◆角川ソフィア文庫J106-8  円空と木喰 〈KADOKAWA〉
五来 重著・文庫判・318頁・本体1,080円+税
修験道の厳しい修行に身をおいた円空。旅を棲家とした木喰。二人の「ひじり」の作った仏像には、極めて大きな違いがある。孤高にして厳しく知的に冴えた刀痕と清潔にして火のように激しい意志的な造型の円空仏。日本の仏像彫刻で忘れさられた完全な一本彫りを試み、自刻像をはじめ飄逸な作品を多く残した木喰。日本人の精神構造と庶民文化の本質を表す造形を持ち、強烈なエネルギーを放つ仏像の謎に仏教民俗学の泰斗が迫る。

◆聖典セミナー  選択本願念仏集 〈本願寺出版社〉
浅井成海著・A5判・373頁・本体2,800円+税
親鸞聖人が生涯、師と仰がれた法然聖人の主著『選択本願念仏集』を本文・現代語訳・講読の構成で詳細に解説。従来の念仏理解を打ち破り、平生往生の道を開いた浄土教の金字塔……その真髄を、法然研究の第一人者が丁寧に解き明かす。

◆親鸞聖人の「正信念仏偈」――初めての読解のために――〈山喜房佛書林〉
舘 静花著・四六判・278頁・本体2,800円+税
著者の自坊でおこなわれた「正信偈講座」の内容をまとめた一冊。それぞれの段落を現代語訳、段落の構造、大意、経文の典拠、逐語読解に分けて解説する正信偈入門書。

◆親鸞 100の言葉――われわれを導く「本物」の言葉――〈宝島社〉
釈 徹宗監修・四六判・224頁・本体1,000円+税
浄土真宗の開祖・親鸞が世に残した「生きる勇気がわいてくる金言」を集め、一挙紹介。いつの時代にも共通する悩みを、すっきり解消してくれる珠玉の言葉がめじろ押し。「悪人正機」を唱え、悩み続けた親鸞だからこそ口にできた重みのある言葉の数々を、テレビでもおなじみの著者が紹介する。

◆教学研究 第159号 〈東本願寺出版〉
教学研究所編・A5判・210頁・本体1,500円+税
◇目次◇
特集  宗門の歴史に学ぶ
巻頭言  僧伽としての宗門の歴史に学ぶ……安冨信哉
研究班報告
『真宗と国家』の意義と発刊の背景……新野和暢
『「見真額」に関する学習資料集  「大師号」と「勅額」』作成報告……鶴見 晃
大谷派宗門(明治期)の課題??『関根仁応日誌』を通して……名畑直日児  ほか


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☆┓  法藏館書店 新着雑誌案内
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◆同朋 2月号 〈東本願寺出版〉
真宗大谷派宗務所出版部編・A4判・56頁・本体324円+税
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、 生活に密着した話題から親鸞聖人の教えまで、 日々の暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
◇目次◇
◎インタビュー 能町みね子さん(エッセイスト・イラストレーター・漫画家):「人の中の多様性を見つけ出すのが私の得意技です。」
◎特集 五・七・五のチカラ――俳句・短歌・川柳・親鸞の和讃
◎好評連載
・お寺と女性(わたし)の物語「報恩講のご馳走」
・私の親鸞探訪「永勝寺」……青木新門
・人生ロードショー……門脇 健  ほか

◆大乗 2月号 〈本願寺出版社〉
大乗刊行会編・B5判・80頁・本体348円+税
門信徒の家族が楽しく 浄土真宗に親しむための月刊誌。お念仏のよろこびをご家族のみなさまにお届けします。研修会や勉強会にも最適! 門徒推進員の方にもおすすめです。
◇目次◇
・伝灯奉告法要で初参式
・「今 あなたに 伝えたい言葉」入選作品発表
・本願寺ミニよりばなし……一ノ瀬かおる
・これ de わかる歎異抄……満井秀城
・DAIJO法話「凡夫の心、菩薩の心」……大田利生  ほか

◆大法輪 2月号 〈大法輪閣〉
黒神直也編・A5判・236頁・本体870円+税
毎号さまざまな視点で宗派を超えた「仏教」を紹介しています。法話、講話をはじめ、専門的な記事から初めて仏教を学ぶ方のための入門的記事まで掲載。
◇目次◇
特集:3行でつかむ教養としての日本仏教各宗派
・法華経へのいざない……北川前肇
・鈴木大拙にみる東洋・西洋……新田雅章
・あなたのための『修証義』入門《最終回》……大童法慧
・道元の思想と書……岩井孝樹  ほか



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┃ 特 集  ----人気辞典・辞典の特色紹介!
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◆岩波 仏教辞典 第二版 〈岩波書店〉
中村 元、福永光司、田村芳朗、今野 達、末木文美士編・四六判・1,246頁・本体7,000円+税
仏教語を中心に、経典・典籍・美術・仏具・儀礼・習俗、人名・寺名・地名、身の回りにある仏教に関わりの深い言葉など、4,800項目を収録。仏教学者・中国哲学者・国文学者の共同編集による、幅広い分野の項目をやさしく解説した、使いやすいと定評のある辞典。この第二版は、600項目を増補し、全面的に改訂した決定版。

◆広説 佛教語大辞典 縮刷版 〈東京書籍〉
中村 元著・A5判・本巻1,824頁、別巻索引512頁・本体28,000円+税
インド思想・仏教学の権威、中村元博士の50年を超える営みを集大成した『広説 仏教語大辞典』全4巻の内容をそのまま、A5判全2巻に凝縮。普通名詞の仏教語約53,000語を収録し、平明・簡潔に解説。

◆新版 仏教学辞典 〈法藏館〉
多屋頼俊、横超慧日、舟橋一哉編著・四六判・614頁・本体5,600円+税
難解な仏教を解明するために必要不可欠な約2,700項目を精選し収載。和文と欧文の二種類による約15,000語を採録した索引によって、見出し語以外の術語でも容易に検索することができる。和文索引は冠字画引を掲げ索引の便がはかられ、欧文索引はサンスクリット語・パーリ語・チベット語からの索引も可能となっている。

◆仏教の事典 〈朝倉書店〉
末木文美士、下田正弘、堀内伸二編・A5判・561頁・本体8,800円+税
50音順の項目配列ではなく、歴史・思想・実践・地理・文化の5つの章に分けて体系的に論じられる、横書きの「読む」仏教事典。仏教全体を見渡しつつ、日本の文化の深層やアジアの文化の多様性までを理解できる、仏教のことを知りたいという人たちの多様な要望に応えるユニークな一冊。

…………法藏館の仏教小事典シリーズ…………
◆修験道小事典  
宮家 準著・四六判・250頁・本体1,800円+税
日本古来の山岳信仰に神道・仏教など多様な宗教と習合してきた修験道。その歴史・思想などを約500項目にわたり解説。全国の行事や霊山案内など、実践者にも有益な便覧編付き。

◆真言宗小事典〈新装版〉 
福田亮成編・四六判・240頁・本体1,800円+税

◆浄土宗小事典 
石上善應編・四六判・227頁・本体1,800円+税

◆真宗小事典〈新装版〉 
瓜生津隆真、細川行信編・四六判・256頁・本体1,800円+税

◆禅宗小事典 
石川力山編著・四六判・331頁・本体2,400円+税

◆日蓮宗小事典〈新装版〉
小松邦彰、冠 賢一編・四六判・273頁・本体1,800円+税


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◆◆ 法藏館書店売行ベスト10(1月期)◆◆
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順位 書名/著者名/出版社名/本体価格+税

1  ボランティアは親鸞の教えに反するのか――他力理解の相克/木越 康/法藏館/1,600円+税
2  親鸞『西方指南抄』現代語訳/新井俊一/春秋社/2,600円+税
3  大悲の妙用――曽我・金子・山口先生の鴻恩を憶う/幡谷 明/自照社出版/2,000円+税
4  竹中智秀選集 第八巻――専修念仏の道場に生きて/竹中智秀/樹心社/2,600円+税
5  無葬社会/鵜飼秀徳/日経BP社/1,700円+税
6  真宗入門/鈴木大拙著、佐藤 平訳/春秋社/1,300円+税
7  ワイド版岩波文庫 親鸞和讃集/名畑應順校注/岩波書店/1,400円+税
8  ワイド版岩波文庫 浄土三部経〈上〉/中村 元ほか訳/岩波書店/1,300円+税
9  戦後歴史学と日本仏教/オリオン・クラウタウ編/法藏館/3,800円+税
10  曽我量深講話録五/曽我量深/大法輪閣/2,700円+税


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仏教風土の都・京都に育てられた、わたしたち。
そよ風が花の香りを伝えるように、これからも、仏教文化を伝える風でありたいと思います。


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2017年02月10日(金) No.2211 (法藏館書店ニュース)

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