法藏館新刊話題の本のお知らせ

2017/8/1 205号【法蔵館書店ニュース】
★★PDF版「法藏館書店ニュース8月号」★★
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 法藏館書店ニュース 8月号(2017/8/1)205号

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◆◆ 目次 ◆◆
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1)話題の本
2)法藏館新刊案内
3)法藏館刊行予定案内
4)法藏館書店新着案内
5)特集1:妙好人について知る!
6)特集2:法藏館書店売上 上半期ベスト20
7)イベント・バーゲンブック
8)法藏館書店ベスト10・メール配信サービスご案内

★★ お知らせ ★★

8・9月の書店休業日
☆8月のお休み:6日・13日〜16日(お盆休み)・20日・27日
☆9月のお休み:3日・10日・17日・24日

▼▼ 話題の本 ▼▼
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●中外日報〈2017年7月7日掲載〉
『親鸞の還相回向論』
小谷信千代著・A5判・229頁・本体2,800円+税・ISBN:978-4-8318-8763-4

●山形新聞〈2017年7月5日掲載〉
『中世叡尊教団の全国的展開』
松尾剛次著・A5判・558頁・本体12,000円+税・ISBN:978-4-8318-6059-0

●月刊住職 7月号〈2017年7月1日掲載〉
●中外日報〈2017年6月23日掲載〉
『三教指帰と空海―偽撰の文章論』
河内昭圓著・四六判・242頁・本体2,300円+税・ISBN:978-4-8318-7713-0

●仏教タイムス〈2017年6月29日号掲載〉
『新訳 往生要集 上・下―付詳註・索引』
源信著、梯 信暁訳註・A5判・各本体3,200円+税
[上]290頁・ISBN:978-4-8318-6064-4
[下]322頁・ISBN:978-4-8318-6065-1

●宗教と社会 Vol.26 〈2017年6月発行〉
『人口減少社会と寺院―ソーシャル・キャピタルの視座から』
櫻井義秀、川又俊則編
A5判・428頁・本体3,000円+税・ISBN:978-4-8318-5702-6

●宗教と社会 Vol.26 〈2017年6月発行〉
●仏教経済研究 46号〈2017年5月発行〉
●近代仏教 第24号〈2017年5月発行〉
『戦時下の日本仏教と南方地域』
大澤広嗣著・A5判・398頁・本体4,800円+税・ISBN:978-4-8318-5542-8

●宗教と社会 Vol.26 〈2017年6月発行〉
●近代仏教 第24号〈2017年5月発行〉
『近代仏教スタディーズ―仏教からみたもうひとつの近代』
大谷栄一、吉永進一、近藤俊太郎編・A5判・298頁・本体2,300円+税・ISBN:978-4-8318-5543-5

●近代仏教 第24号〈2017年5月発行〉
『堕落と復興の近代中国仏教―日本仏教との邂逅とその歴史像の構築』
エリック・シッケタンツ著・A5判・396頁・本体5,000円+税・ISBN:978-4-8318-7709-3

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◇┓  法藏館 新刊案内
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◆仏教における実践を問う(二)―社会的実践の歴史と展望【仏教】
日本佛教学会編・A5判・528頁・本体7,000円+税・ISBN:978-4-8318-7717-8
これまで仏教が社会といかに関わってきたかを歴史的におさえ、その意義の考察を通して仏教と社会の関係について今後の展望を模索。第一線で活躍する研究者たちによる最新の研究成果をまとめた一冊。
■目次
【論 文】
藤原正寿、鍋島直樹、西岡秀爾、吉水岳彦、皆川義孝、
安中尚史、下田正弘、坂本道生、佐伯俊源、黒田義道、
菱木政晴、田山令史、岡島秀隆、森口眞衣、井上ウィマラ、
谷山洋三、池上要靖、佐藤 厚  ほか

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◇┓  法藏館 刊行予定案内
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〈2017年9月 刊行予定〉
◆近代西本願寺を支えた在家信者―評伝 松田甚左衛門【仏教】
中西直樹著・四六判・176頁・本体1,900円+税・ISBN:978-4-8318-5551-0
近代化を進める西本願寺を根底から支えた在家信者の動向に迫ることで、近代仏教の開明的なイメージを覆し、新しい近代仏教像を描く。近代仏教研究に新視点を提供する1冊。

◆浄土和讃のおしえ 下―大経意、観経意、弥陀経意、諸経意、現世利益和讃、大勢至和讃【真宗/仏教】
澤田秀丸著・A5判・152頁・本体1,300円+税・ISBN:978-4-8318-8743-6
日々のお勤めの中でお経と一緒に唱えている「和讃」を、意訳と法話で味わいながら読み解いていく。一話が見開き2頁で、ルビも多く、読みやすい入門書。

◆正信偈―聖典読解シリーズ 5【真宗/仏教】
内藤知康著・A5判・416頁・本体3,800円+税・ISBN:978-4-8318-7905-9
確かな教義学と知識に基づき、原文・訓読文・現代語訳・語釈・解説で一字一句を丁寧に読み解く。基礎知識だけに留まらず、浄土思想の真髄にまで踏み込んだ最新の解説書!

◆ひとりふたり・・―報恩講を迎える【仏教】
四衢 亮編・A5判・24頁・本体124円+税・ISBN:978-4-8318-1144-8
「いのちの言葉」(乙津理風)、「歳時法話」(清水谷正尊)、「正信偈のこころ」(楠 信生)、「ブラジルだより」(泉原 秀)、「著者に会いたい」(澤田秀丸)など。

◆『教行信証』「信巻」の究明―如来回向の欲生心【真宗/仏教】
本多弘之著・A5判・予512頁・本体予価9,000円+税・ISBN:978-4-8318-8765-8
他力信心の獲得によってもたらされる、凡夫のままで本願の真実に生きるという宗教世界の内実を明らかにし、他力念仏の教えに対して広く持たれる「死後に救われる教え」という誤解を徹底的に払拭する。

〈2017年10月 刊行予定〉

◆続ヴェネツィアの石―ルネサンスとグロテスク精神【思想/哲学/芸術評論】
ジョン・ラスキン著、内藤史朗訳・四六判・予312頁・本体予価3,200円+税・ISBN:978-4-8318-8179-3

◆新装版 教行信証を読む【真宗】
桜井鎔俊著・四六判・予284頁・本体2,300円+税・ISBN:978-4-8318-6550-2

◆一遍仏教と時宗教団【仏教/仏教史】
長澤昌幸著・A5判・320頁・本体予価6,000円+税・ISBN:978-4-8318-7509-9

◆遺跡から「聖地」へ(仮)―インド・ブッダガヤにおける「聖地」再建のダイナミクス【人類学】
前島訓子著・A5判・予368頁・本体5,000円+税・ISBN:978-4-8318-7385-9

◆人間とは何か 人間定義の新次元へ(1)―仏教における「人間」定義の諸相
日本佛教学会編・A5判・予500頁・本体価格未定・ISBN:978-4-8318-7718-5【仏教】

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◆2017年安居本講 『蓮如上人御一代記聞書』試論〈東本願寺出版〉
大桑 齊著・A5判・247頁・本体4,000円+税
2017年7月開講の安居本講のテキスト。
■目次
開講の辞
総説  『蓮如上人御一代記聞書』とは
序説1  『蓮如上人御一代記聞書』の出現
序説2  受容と研究——いかに読まれたか
終章  近現代における展開  ほか

◆2017年安居次講 『後世物語聞書』聴記〈東本願寺出版〉
木越 康著・A5判・177頁・本体3,500円+税
2017年7月開講の安居次講のテキスト。
■目次
開講の辞
第一章 『後世物語聞書』の諸問題
第二章 本文読解
資料編  ほか

◆講談社学術文庫 親鸞と一遍―日本浄土教とは何か〈講談社〉
竹村牧男著・文庫判・323頁・本体1,100円+税
無の深淵が口をあけ虚無の底に降り立った中世日本に日本浄土教を大成した二人の祖師がいた。定住型の親鸞と漂泊型の一遍という、全く対照的な生き方と思索を展開した両者の思想を、原典に現代語訳を付して緻密に読みこみ比較考量、日本文化の基層に潜む浄土教の精髄を浮き彫りにする。日本人の仏教観や霊性、宗教哲学の核心に鋭く迫った清新な論考。
■目次
序章 親鸞と一遍の浄土教
第一章 浄土教とは何か
第二章 親鸞の救い
第三章 一遍の救い
第四章 親鸞と還相
第五章 一遍の還相
終章 浄土教と現代

◆六角会館研究シリーズ X 浄土思想の成立と展開〈永田文昌堂〉
大田利生編・A5判・336頁・本体6,000円+税
浄土教は紀元一世紀に浄土経典の編纂を通して興起する。そしてその教えがインド・中国・日本へと展開していることをを考えると、その研究領域は時代的・地域的に決して狭いものではない。本書は浄土経典の成立から現代における真宗の課題まで、広汎な内容の論考を収録する。
■目次
無量寿経願文の研究―とくに二十四願から四十八願拡大の意義……大田利生
『大阿弥陀経』における阿弥陀仏国の考察……佐々木大悟
〈無量寿経〉における唯除の文の意義……弘中満雄
唯除五逆誹謗正法の一考察……岡崎秀麿
浄土教思想を見る―七祖を中心に……二條秀瑞  ほか

◆六角会館研究シリーズ Z 親鸞教義の諸問題〈永田文昌堂〉
内藤知康編・A5判・249頁・本体4,500円+税
真宗教義における様々な問題に対して、すべて明確な解答が存在しているわけではない。本書はそれらの諸問題について考察した多岐にわたる論考を収録する。
■目次
『教行信証』の概要……内藤知康
『末灯鈔』にみられる「他力の中の他力」について……井上善幸
親鸞における法然の法語依用についての一試論―『弥陀如来名号徳』前六光釈の素材をもとめて……塚本一真
親鸞の往生観に関する諸見解……井上見淳  ほか

◆親鸞聖人と山伏弁円と板敷山〈自照社出版〉
今井雅晴著・A4判・37頁・本体1,000円+税
山伏弁円は、親鸞聖人を殺害しようとしたが、その後聖人に帰服し念仏行者となったと『親鸞伝絵』に記されている。江戸時代以降、弁円の悪人ぶりを強調して語られているが、本当に悪人なのだろうか。本書では弁円について歴史学・地理学的に解説するとともに、板敷山付近の親鸞聖人と弁円に関する伝説を紹介する。
■目次
1 悪人の弁円
2 弁円はどのような人であったか?
3 山伏とは何か?
4 板敷山とはどのような山か?
5 ためらいながら板敷山で待ち伏せる弁円
6 親鸞聖人に如来を観た弁円
7 その後の弁円  ほか

◆本当の言葉に救われる〈百華苑〉
大峯 顯著・B6判・84頁・本体1,000円+税
哲学者でもあり俳人でもある著者の法話集。『浄土をもらって娑婆に生きる』と『回向される南無阿弥陀仏』の二編からなる、浄土真宗の信心とは何かを平易に説き明かす珠玉の言葉の数々。
■目次
浄土をもらって娑婆に生きる
 頓教と漸教  ほか
回向される南無阿弥陀仏
 如来さまのはたらき  ほか

◆北大文学研究科ライブラリ 14 人口減少時代の宗教文化論―宗教は人を幸せにするか〈北海道大学出版会〉
櫻井義秀著・四六判・290頁・本体2,600円+税
人口減少時代、世俗化する現代社会にある宗教の今日を叙述しながら、現代人の幸せとどこかで関係を取り結ぼうとする宗教の将来を展望する。宗教と社会のつながりや宗教文化のあり方について、読みやすく平易に語る。
■目次
第一章 人口減少時代を生きる宗教
第二章 歴史認識と国家・ナショナリズム
第三章 世俗化社会のスピリチュアリティ  ほか

◆イースト新書 82 聖の社会学〈イースト・プレス〉
勝 桂子著・新書判・326頁・本体1,000円+税
バブル崩壊後の停滞期に入ると、平均的な家庭では、故人の供養のために払える原資が薄くなった。給与は上がらないのに、闘病や介護で資産は激減。子どもの教育にかかる金額も尋常でない。その結果「寺離れ・墓じまい」である。昭和の慣習の礎を失った現代人がメンタルヘルスに問題を抱えていることも、葬儀や供養の簡略化・個人化と無関係ではない。現代社会において、生きる実感を取り戻し、「いかに生き、いかに死者を弔うべきか」を示唆する聖と出会うための処方箋!
■目次
第一章 「寺離れ・墓じまい」が止まらない
第二章 なぜ、僧侶の法話は上滑りするのか
第三章 お寺は本当に消滅の危機なのか?  ほか

◆東洋思想の輝く星 中村 元物語―世界平和を願った慈しみの思想家〈中村元記念館〉
中村元記念館編・A5判・32頁・本体500円+税
東洋思想研究の世界的権威である中村元博士の生涯を、親しみやすい語り口で解説する小冊子。絵や写真を多く使い、コラムの欄には博士の好きだった食べ物、学生時代の逸話など、博士を身近に感じることの出来るエピソードも多く載せるなど、小学生にもわかりやすい内容となっている。
■目次
@子どものころ
A青年時代
B学者として地マップ
年表/ブックガイド/あとがき
協力者・参考文献・中村元記念館
中村元博士 縁の地マップ

◆東洋思想の巨星 中村 元物語―世界平和を願った慈しみの思想家〈中村元記念館〉
中村元記念館編・A5判・32頁・本体500円+税
東洋思想研究の世界的権威である中村元博士の生涯を、親しみやすい語り口で解説する小冊子。博士の“思想”がどのように形成されていったのかなど、従来の本では描かれてこなかった人物像が見えてくる、中学生から大人まで楽しめる内容となっている。
■目次
一、松江の一隅より(中村元誕生)
二、忘れられないこと(小学校時代)
三、宗教と思想と(中学校時代)  ほか
付録 「博士のアルバム」
付録 「博士の生涯」
付録 「ブックガイド」

◆絶望を生きる哲学―池田晶子の言葉〈講談社〉
池田晶子著・四六変判・122頁・本体1,000円+税
本書は池田晶子の著作の中から、どんな時代にも惑わされず強く生きるための指針となる言葉をテーマ別に精選。好評を集めた『幸福に死ぬための哲学―池田晶子の言葉』に続く珠玉の「言葉集」です。時を超えて変わらない真理と洞察に満ちた池田晶子の言葉を、ぜひ味わってください。
■目次
不安の正体―思い込みを見抜く
人間の品格―無駄な人になりたいか
社会と現実―損か得かの問題なのか   
他人と自分―なぜ人に好かれたいのか
肉体と精神―病気というチャンス  ほか

◆賤民にされた人びと―非常民の民俗世界〈河出書房新社〉
柳田国男著・四六判・251頁・本体2,400円+税
初期を中心にした、柳田の被差別に関する文章のアンソロジー。「俗聖沿革史」「桂女由来記」「唱門師の話」「猿廻しの話」「山荘太夫考」「塚と森の話」など。解説=筒井功
■目次
T 山伏と山人
U 女性の場合
V 漂泊と放浪芸能
W 被差別の場所
解説 柳田国男の広さと深さ……筒井 功

◆被差別民とはなにか―非常民の民俗学〈河出書房新社〉
柳田国男著・四六判・326頁・本体2,600円+税
後年、「常民の民俗学」を打ち立てる柳田は、初期は非常民と言える被差別民の研究から出発した。「所謂特殊部落ノ種類」など必須七文献を収録する。解説=筒井功
■目次
木地屋物語
踊の今と昔
「イタカ」及び「サンカ」
巫女考
山人外伝資料
所謂特殊部落の種類
毛坊主考
解説 柳田国男と辺界の人びと……筒井 功

◆アジア遊学 20 ひと・もの・知の往来―シルクロードの文化学〈勉誠出版〉
荒木 浩、近本謙介、李 銘敬編・A5判・236頁・本体2,400円+税
古来、文物・ひとを往還させる道であると同時にシステムでもあった、シルクロード。
西域の文物が、シルクロードをたどり日本にもたらされた現象と過程を、運ぶ・所蔵する・記すなどの営みから見直すと、そこにはどのような意義が見出されるだろうか。さまざまな領域の知見から描き出したときに立ち現れる、東西の文化の融合と展開のありようについて、それを媒介する「道」―シルクロード―の意義とともに確認する。
■目次
序文 ……近本謙介
T 西域のひびき
コラム 聖徳太子のユーラシア…… 井上章一
U 仏教伝来とその展開
あとがき…… 荒木 浩  ほか

◆PHP新書 1095 日本人は死んだらどこへ行くのか〈PHP研究所〉
鎌田東二著・新書判・253頁・本体860円+税
宮沢賢治、遠藤周作、三島由紀夫、柳田國男、折口信夫、新海誠、本居宣長、平田篤胤らの議論から、日本神話、怨霊思想、和歌の生命力、アニミズム的発想、自分史的観点までをふまえつつ、「死」と「日本人」の関係を結び直し、現代の「安心」を求める意欲作。
■目次
序 章 変容する「死」の風景―孤独、矛盾、そして安心 
第一章 臨死体験、生まれ変わりへの興味―「死」を探究する 
第二章 「縁」をいかに結び直すか―『先祖の話』と個人の救済 
第三章 『古事記』の死生観―本居宣長と平田篤胤の安心  ほか

◆カルト宗教事件の深層―「スピリチュアル・アビュース」の論理〈春秋社〉
藤田庄市著・四六判・318頁・本体2,800円+税
今もなお活動を続けるオウム真理教や統一教会などのカルト宗教が、どのように信者を洗脳したのか、その過程を、事件を追いながら、スピリチュアル・アビュース(霊的虐待)の観点から明らかにし、カルトの危険性を警告する渾身のルポルタージュ。
■目次
序 章 信仰呪縛の構造——人はいかに心を侵されるか
第一章 オウム真理教事件の源流と麻原言説
第二章 オウム真理教―弟子たちの体験と犯罪の軌跡
第三章 蠢動やまない旧称統一教会(改名 世界平和統一家庭連合)  ほか

◆仏教とお金〈柏艪舎〉
松岡幹夫著・四六判・222頁・本体1,400円+税
「お金」に振り回されずに生きる“活金主義”の人生の薦め―そのカギは心の力。仏教を生きる著者が、お金から仏教の生命観・社会観を解き明かす。
■目次
第1章 お金には顔がある
第2章 「何が仏教か」を知る
第3章 お金の呪縛を解く
第4章 お金を生かす
第5章 活金主義の理念
第6章 活金主義の実践
第7章 日本の仏教に学ぶ

◆日本人のこころの言葉 栄西〈創元社〉
中尾良信、瀧瀬尚純著・新書判・206頁・本体1,200円+税
日本臨済宗の祖とされる栄西(1141〜1215年)は、14歳のとき比叡山に上り、天台密教を学ぶ。28歳のとき宋に渡り、20年後の二度目の入宋では、天台山の虚庵から臨済禅を学び、帰国して独自の「兼修禅」を打ち立てる。また宋から茶を持ち帰り、『喫茶養生記』を著したことによって「茶祖」と称される。本書は、禅を興すことは国を守ることになると説く主著『興禅護国論』を中心に、日本仏教を思う栄西の言葉を集成。
■目次
言葉編
 T  伝統を受け継ぐ
 U  新しい教えを伝える
 V 戒律によって身を慎む
 W 心身を養う
生涯編
略年譜
栄西の生涯

◆新装版 陀羅尼の世界〈東方出版(大阪)〉
氏家覚勝著・四六判・238頁・本体2,000円+税
原始仏教から密教に至る長大な流れの中で答える。陀羅尼のルーツとその発展形態をつぶさにたどり、真言密教の誕生と陀羅尼の思想をわかりやすく説き明かす。
■目次
第一章 真言・陀羅尼の意味
第二章 大乗仏教の宣布と陀羅尼
第三章 大乗仏教から密教へ
第四章 真言陀羅尼の成立  ほか

◆講談社学術文庫 2409 死に至る病〈講談社〉
セーレン・キェルケゴール著・鈴木祐丞訳・文庫判・291頁・本体1,000円+税
「死に至る病とは絶望のことである」。―この鮮烈な主張を打ち出した本書は、キェルケゴールの後期著作活動の集大成として燦然と輝いている。本書は、気鋭の研究者が最新の校訂版全集に基づいてデンマーク語原典から訳出するとともに、簡にして要を得た訳注を加えた決定版新訳。
■目次
序 言
緒 言
第一編 死に至る病とは絶望のことである
第二編 絶望は罪である  ほか

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☆┓  法藏館書店 新着雑誌案内
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◆同朋 8月号〈東本願寺出版〉
真宗大谷派宗務所出版部編・A4判・60頁・本体371円+税
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、 生活に密着した話題から親鸞聖人の教えまで、 日々の暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
■目次
◎インタビュー 中山千夏さん(作家)
 「人間の関係っていうのがすごく面白くて、大事なんだと思う。」
◎特集 戦争を語り継ぐ
【好評連載】
・親鸞万華鏡―ゲスト:泥憲和子さん(元自衛官)
・あなたのとなりの僧侶(おぼうさん)  ほか

◆大乗 8月号〈本願寺出版社〉
大乗刊行会編・B5判・80頁・本体348円+税
門信徒の家族が楽しく浄土真宗に親しむための月刊誌。お念仏のよろこびをご家族のみなさまにお届けします。研修会や勉強会にも最適! 門徒推進員の方にもおすすめです。
■目次
・これ de わかる歎異抄―満井秀城
・DAIJO法話「傘寿が喜寿の介護をしてます、と聞いて。」―中川真昭
・結婚してお坊さんになりました——前田純代
・モア仏教ライフ「気づかされる学び」―本多靜芳
・わたしの正信偈―玉木興慈  ほか

◆大法輪 8月号〈大法輪閣〉
石原大道編・A5判・236頁・本体870円+税
毎号さまざまな視点で宗派を超えた「仏教」を紹介しています。法話、講話をはじめ、専門的な記事から初めて仏教を学ぶ方のための入門的記事まで掲載。
■目次
◎特集=ブッダ・高僧が一番、言いたかったこと
  ブッダ・宗祖編 ブッダ/最澄/空海/法然/親鸞/道元  ほか
  高僧・名僧編  明恵/一休/沢庵/白隠/良寛  ほか
・環境問題を仏教から考えよう―竹村牧男
・龍と共に生きるC倶利伽羅龍王―北畠聖龍  ほか

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┃ 特 集 1   ----妙好人について知る!
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浄土真宗では、信仰に特に篤い門徒を「妙好人」と呼び親しんできました。本特集では妙好人に関する書籍を紹介いたします。

★最新刊★
◆鈴木大拙の妙好人研究
菊藤明道著・A5判・336頁・本体3,000円+税・ISBN: 978-4-8318-2354-0
妙好人の信心・宗教心を最初に研究し、紹介した鈴木大拙。二人の愛弟子柳宗悦・楠恭との交流や親鸞の宗教思想にも触れつつ、鈴木大拙による妙好人研究について、石見の妙好人・浅原才市を中心に読み解く。〈法藏館〉

◆妙好人《21刷》
鈴木大拙著・四六判・294頁・本体2,500円+税・ISBN: 978-4-8318-8506-7
従来ただ有難いということだけで偶像視されてきた妙好人。仏教学者として著名な鈴木大拙は浅原才市の歌を通して、本書で初めて他力実践者としての姿を明らかにする。昭和23年初版刊行以来読み継がれてきたロングセラー。〈法藏館〉

◆妙好人のことば《15刷》
梯 實圓著・四六判・275頁・本体1,500円+税・ISBN: 978-4-8318-2313-7
大和の清九郎や因幡の源左、浅原才市、香樹院徳竜などの代表的な名僧、妙好人の言葉やエピソードを収録。〈法藏館〉

◆新撰 妙好人列伝 〈リクエスト復刊〉
藤 秀翠・四六判・286頁・本体3,200円+税
鎌倉期から近代にいたる妙好人53人をえらんだ列伝。純粋な信仰感情をつらぬいた「人中の白蓮華」たちに深い共感をこめて、一人一人の個性あふれる人間像を活写する好著。〈法藏館〉

◆才市同行 ―才市の生涯と周縁の人々
高木雪雄著・四六判・60頁・本体2,621円+税
浅原才市について著者が遺族らから伝え聞いたことや、過去帳・遺品などを参考にして、念仏の実践者としての才市の生涯と彼の周縁の人々について明らかにする。〈永田文昌堂〉

◆妙好人 因幡の源左
柳 宗悦、衣笠一省編・四六判・221頁・本体1,500円+税
柳宗悦が集めた資料を収録した、因幡の源左の言行録決定版。〈百華苑〉

◆越中五箇山 赤尾の道宗
中茂保則著、北塔光昇監修・四六判・205頁・本体1,500円+税
雪深い合掌の里でひたむきに生きた妙好人・赤尾の道宗の生涯とその著『心得二十一箇条』を味わい、念仏者の信心のありように迫る。〈自照社出版〉

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┏━━━━━┓                    
┃ 特 集 2   ----法藏館書店売上 上半期ベスト20
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 ☆1位☆
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◆仏教史研究ハンドブック【法藏館】
佛教史学会編・A5判・400頁・本体2,800円+税・ISBN:978-4-8318-6005-7
インド、アジア諸国・地域、中国、朝鮮半島、日本の仏教の歴史文化に関する研究データを広く見渡して1冊にまとめた便利でコンパクトな入門書。仏教史を学び始めたい人、幅広く知りたい人に最適!

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 ☆2位☆
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◆仏教の救い 4―アジャセ王の帰仏に学ぶ【北國新聞社】
池田勇諦著・A5判・102頁・本体1,000円+税
小松市の真宗大谷派勝光寺における、仏教講座を基にした講義録。親鸞がその主著で一部始終を引用した「王舎城の悲劇」を通し、「無根の信」と「衆生と共に」の視点から仏法の核心である真実信心を説き明かす。

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☆3位☆
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◆大悲の妙用―曽我・金子・山口先生の鴻恩を憶う【自照社出版】
幡谷 明著・四六判・246頁・本体2,000円+税
大谷大学の金字塔、曽我・金子・山口の三師から、聞き学んだ真宗学と仏教学のみ教えを今に伝える著者渾身の講話録。

順位・書名/ 著者名/出版社/ 本体価格+税
4・ワイド版岩波文庫 親鸞和讃集/名畑應順校注/岩波書店/1,400円+税
5・仏教の救い3―アジャセ王の帰仏に学ぶ/池田勇諦/北國新聞社/1,000円+税
6・親鸞『西方指南抄』現代語訳/新井俊一/春秋社/2,600円+税
7・誤解された親鸞の往生論/小谷信千代/法藏館/1,000円+税
8・親鸞の妻、玉日は実在したのか?/今井雅晴/自照社出版/800円+税
9・中公新書 浄土真宗とは何か―親鸞の教えとその系譜/小山聡子/中央公論新社/800円+税
10・新訳 往生要集 上―付詳註・索引/源信著、梯 信暁訳註/法藏館/3,200円+税
11・親鸞聖人に学ぶ新しい老い方/加藤智見/法藏館/1,500円+税
12・岩波文庫 親鸞和讃集/名畑應順校注/岩波書店/970円+税
13・意味不明でありがたいのか―お経は日本語で/戸次公正/祥伝社/760円+税
14・ビハーラの往生と成仏/ビハーラ医療団編/自照社出版/1,800円+税
15・角川ソフィア文庫 ブッダ伝―生涯と思想/中村 元/KADOKAWA/1,000円+税
16・『教行信証』の書誌学的研究/門川徹真/永田文昌堂/3,800円+税
17・角川ソフィア文庫 仏教の大意/鈴木大拙/KADOKAWA/600円+税
18・ボランティアは親鸞の教えに反するのか―他力理解の相克/木越 康/法藏館/1,600円+税
19・新訳 往生要集 下―付詳註・索引/源信著、梯 信暁訳/法藏館/3,200円+税
20・後生の一大事/宮城 リ/法藏館/1,000円+税

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▼▼ イベント情報 ▼▼
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「京都地蔵盆の歴史」刊行記念
村上紀夫先生 講演会「京都の伝統文化 地蔵盆の歴史を知る」

日時 8月12日(土) 14:30開場 15:00〜
会場 京都 丸善本店 ※参加無料 要整理券
講演会終了後サイン会がございます。
お問い合わせ京都 丸善本店 TEL075-253-1599(人文担当:杉山)

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中外日報 「宗教文化講座」 【法藏館書店 協賛・出店】
テーマ:「時代に向き合う―あしたを生きぬく力―」

◆第3回:9月2日(土)「死者と共に生きる」……東京工業大学教授 中島岳志氏 〈しんらん交流館 大谷ホール・定員:500〉
◆第4回:10月14日(土)対談「時代に向き合う―あしたを生きぬく力―」……宗教学者 山折哲雄氏、作家・妙心寺派僧侶 玄侑宗久氏 〈リーガロイヤルホテル京都「朱雀の間」・定員:800〉
※受講申し込み・お問い合わせ……中外日報社営業局出版事業部
〒601-8004 京都府京都市南区東九条東山王町9番地 TEL:075-682-1625 FAX:075-682-1722
 Eメール:shuppan@chugainippoh.co.jp

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▼▼ バーゲンブック ▼▼
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法藏館書店ショップサイト(http://www.hozokan.com)にて
お得なバーゲンブックを販売しております。
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※バーゲン価格は法藏館書店での販売に限ります。
※数に限りがございますので、お早めにご注文ください。品切れの際は、ご容赦ください。

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◆◆◆法藏館書店売行ベスト10(7月期)◆◆◆
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順位 書名/著者名/出版社名/本体価格+税

1  親鸞の還相回向論/小谷信千代/法藏館/2,800円+税
2  仏教の救い 4―アジャセ王の帰仏に学ぶ/池田勇諦/北國新聞社/1,000円+税
3  意訳 無量寿経/戸次公正訳/法藏館/2,200円+税
4  誤解された親鸞の往生論/小谷信千代/法藏館/1,000円+税
5  門徒もの知り帳 上/野々村智剣著、仏教文化研究会編/法藏館/571円+税
6  門徒もの知り帳 下/野々村智剣著、仏教文化研究会編/法藏館/571円+税
7  門徒ことば―語り継がれる真宗民語/三島清円/法藏館/1,200円+税
8  角川ソフィア文庫 仏教の大意/鈴木大拙/KADOKAWA/600円+税
9  京都地蔵盆の歴史/村上紀夫/法藏館/2,000円+税
10 やわらか子ども法話/桜井俊彦/法藏館/1,000円+税

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◆2016年4月4日より、仏教書総目録WEBサイトをリニューアルしました。


◆ご注文に関しましては
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法藏館書店ショップサイトを開設いたしました。
サイト:http://www.hozokanshop.com

これまでの仏教書総目録WEBサイト同様に、ご利用ください。
※仏教書総目録ショップ機能は廃止いたしました。


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おかげさまで400年を迎えることになりました。
仏教風土の都・京都に育てられた、わたしたち。
そよ風が花の香りを伝えるように、これからも、仏教文化を伝える風でありたいと思います。

2017年08月01日(火) No.2335 (法藏館書店ニュース)

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