法藏館新刊話題の本のお知らせ

2017/10/1 207号【法蔵館書店ニュース】
★★PDF版「法藏館書店ニュース10月号」★★
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 法藏館書店ニュース 10月号(2017/10/1)207号

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◆◆ 目次 ◆◆
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1)話題の本

2)法藏館新刊・重版案内

3)法藏館刊行予定案内

4)法藏館書店新着案内

5)特集1:『児玉暁洋選集』とともに読みたい本

6)特集2:報恩講期間限定! 秋の謝恩セール

7)イベント・出張販売

8)法藏館書店ベスト10・メール配信サービスご案内

★★ お知らせ ★★

10・11月の書店休業日
☆10月のお休み:1日・8日・15日・22日・29日
☆11月のお休み:5日・12日・19日 ※11/26日(日)は営業いたします。

▼▼ 話題の本 ▼▼
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●文化時報〈2017年9月13日掲載〉
『唐代仏教美術史論攷—仏教文化の伝播と日唐交流』
大西磨希子著・A5判・456頁・本体12,000円+税・ISBN:978-4-8318-6327-0

●宗教研究 389号〈2017年9月30日発行〉
シリーズ大学と宗教 2
『戦時日本の大学と宗教』
江島尚俊、三浦 周、松野智章編
A5判・490頁・本体3,500円+税・ISBN:978-4-8318-5546-6

●朝日新聞【大阪本社版 夕刊】〈2017年9月7日掲載〉
●朝日新聞【大阪本社版 朝刊・地域面】〈2017年9月4日掲載〉
●長崎新聞【朝刊】〈2017年9月3日掲載〉
●沖縄タイムス〈2017年8月29日掲載〉
●山梨日日新聞〈2017年8月27日掲載〉
●中国新聞セレクト 〈2017年8月26日掲載〉
●日本海新聞〈2017年8月20日掲載〉
●熊本日日新聞【朝刊】〈2017年8月20日掲載〉
『京都地蔵盆の歴史』
村上紀夫著・四六判・242頁・本体2,000円+税・ISBN:978-4-8318-6237-2

●日中文化交流 No.858〈2017年9月1日発行〉
『鏡鑑としての中国の歴史』
礪波 護著・四六判・342頁・本体2,500円+税・ISBN:978-4-8318-7716-1

●ともしび 9月号〈2017年9月1日掲載〉
『仏教からみた念仏成仏の教え』
小川一乗著・四六判・96頁・本体1,000円 +税・ISBN:978-4-8318-9029-0

●中外日報〈2017年8月25日掲載〉
『中世後期 泉涌寺の研究』
大谷由香著・A5判・385頁・本体6,000円+税・ISBN:978-4-8318-6244-0

●そっと Vol.76 8月号
(京都自死・自殺相談センター)
『ことばの向こうがわ—震災の影 仮説の声』
安部智海著・四六判・134頁・本体1,100円+税・ISBN:978-4-8318-8180-9

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◇┓  法藏館 新刊案内
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◆続ヴェネツィアの石――ルネサンスとグロテスク精神【思想/哲学/芸術評論】
ジョン・ラスキン著、内藤史朗訳・四六判・305頁・本体3,200円+税・ISBN:978-4-8318-8179-3
ヴェネツィアの宮殿や教会、墓廟を訪ね、ゴシックからルネサンスへの移行とそれを巡る職人の心情の変化に着目。人と芸術の関わりについて、示唆に富んだルネサンス論を展開する。
■目次
第三部 ルネサンス時代
一章 初期ルネサンス
二章 ローマ・ルネサンス
三章 グロテスク・ルネサンス
四章 結論  ほか

◆新装増補 教行信証を読む【真宗/仏教】
桜井鎔俊著・四六判・予284頁・本体2,300円+税・ISBN:978-4-8318-6550-2
難解と敬遠されてきた親鸞の主著『教行信証』をやさしく解説した講義録。やさしい口調で語った臨場感あふれる講義が、新たに「索引」を付けて新装版にて復刊。
■目次
教巻 心と形、お釈迦さまがこの世に出られたほんとうの意味
行巻 すばらしく値うちの高いお念仏、称えなくても……  ほか
信巻 信巻別序、念仏が私たちの腹に入ってきて  ほか
証巻 ようするに念仏——行の中に信、法然より親鸞へ  ほか
真仏土巻 仏というも浄土というも南無阿弥陀仏  ほか

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◇┓  法藏館 重版案内
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◆真宗表白集 一【仏教】
豊原大成著・19.8×8.3・本体3,400円+税・ISBN:978-4-8318-9294-2
大谷派経典。わかりやすい言葉と一般的な内容で書かれた最新の表白。美装折本。第1巻には、寺院の定例法要とご門徒の葬儀、入仏・年回などを収録。
■目次
元旦法要表白/彼岸会表白/盂蘭盆会表白/永代経法要表白/
永代経開闢法要表白/寺院報恩講表白/門徒報恩講表白/初参式表白/帰敬式受式奉告法要表白  ほか

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◇┓  法藏館 刊行予定案内
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〈2017年11月上旬 刊行予定〉
◆人間とは何か 人間定義の新次元へ(1)――仏教における「人間」定義の諸相【仏教】
日本佛教学会編・A5判・予500頁・本体価格未定・ISBN:978-4-8318-7718-5

〈2017年11月下旬 刊行予定〉
◆ザ・グレイトブッダ・シンポジウム論集 第14号
 古代東大寺の世界――『東大寺要録』を読み直す【日本史/仏教】
GBS実行委員会編・A4判・予152頁・本体2,000円+税・ISSN:978-4-8318-0714

◆ザ・グレイトブッダ・シンポジウム論集 第15号
 日宋交流期の東大寺――然聖人一千年大遠忌にちなんで【日本史/仏教】
GBS実行委員会編・A4判・予152頁・本体2,000円+税・ISSN:978-4-8318-0715

◆真宗大谷派の内側から—ラディカルに問う儀式・差別・靖国(仮)【真宗/仏教】
戸次公正著・A5判・予250頁・本体2,800円+税・ISBN:978-4-8318-8760-3

◆一遍仏教と時宗教団【仏教/仏教史】
長澤昌幸著・A5判・320頁・本体予価6,000円+税・ISBN:978-4-8318-7509-9

〈2017年12月以降 刊行予定〉

◆龍谷大学アジア仏教文化研究センター 文化講演会シリーズ2
「世界」へのまなざし――最古の世界地図から南方熊楠・大谷光瑞へ【アジア/仏教】
三谷真澄著・四六判・予113頁・本体予価1,300円+税・ISBN:978-4-8318-6431-4

◆ひとりふたり・・――お正月を迎える【真宗】
四衢 亮編・A5判・24頁・本体124円+税

◆出雲鰐淵寺旧蔵・関係文書(仮)【日本史】
井上寛司編・A5判・予432頁・本体価格未定・ISBN:978-4-8318-5042-3

◆空海思想とその成りたち――岡村圭真著作集 第一巻【仏教/真言宗】
岡村圭真著・A5判・予368頁・本体4,800円+税・ISBN:978-4-8318-5690-6

◆慈雲飲光尊者(仮)――岡村圭真著作集 第二巻【仏教/真言宗】
岡村圭真著・A5判・予296頁・本体4,000円+税・ISBN:978-4-8318-5691-3

◆詩経国風――橋本循著作集 第二巻【中国文学】
橋本 循著・A5判・予450頁・本体5,000円+税・ISBN:978-4-8318-3732-5

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☆┓  法藏館書店 新着案内
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真宗文庫
◆歴史のなかの親鸞――真実のおしえを問う〈東本願寺出版〉
名畑 崇著・文庫判・333頁・本体750円+税
親鸞が明らかにした浄土真宗は、日本仏教史においてどうような意味をもつのか。平安末期から鎌倉時代の宗教状況を踏まえ、法然から親鸞へ受け継がれた「宗教改革」の実像を、実証的歴史学の視点からあきらかにする。
■目次
第一章 近代からの視点
第二章 世紀のおわり―南都炎上
第三章 師・源空の至徳
第四章 念仏批判と停止  ほか

真宗文庫
◆親鸞が出逢った釈尊――浄土真宗の正意〈東本願寺出版〉
小川一乘著・文庫判・271頁・本体750円+税
すべての存在は、他との関係においてのみ成り立っている。「私がいて、私が生きる」「私がいて、私が老いる」「私がいて、私が病む」「私がいて、私が死ぬ」のではない。もろもろの因縁のままに「生かされている私」がいるだけである。釈尊による覚りの原理、《縁起の道理》の発見とその展開とを分かりやすく跡づけながら、親鸞の浄土思想の中核へと導く。
■目次
第一章  釈尊の問い―〈いのち〉とは何か
第二章  釈尊の伝記における〈いのち〉への問い
第三章  釈尊による〈いのち〉の見定め
第四章  〈いのち〉は業縁のままに—釈尊の業報論  ほか

真宗文庫
◆釈尊から親鸞へ――七祖の伝統〈東本願寺出版〉
狐野秀存著・文庫判・317頁・本体750円+税
法然に出会い本願念仏の世界に導かれた親鸞。師の衣鉢を受け継いで、大聖釈尊から法然に至る真実の仏教の伝承を、インド、中国、日本の三国の七高僧〈龍樹・天親・曇鸞・道綽・善導・源信・源空(法然)〉のこころのなかに読み取り、念仏の僧伽復興の悲願成就の生涯へと結びつけた親鸞の真宗仏教への思いをたどる。
■目次
序 章 仏教の核心
第一章 真宗七祖
第二章 龍樹の仏教
第三章 天親の仏教
第四章 曇鸞の仏教
第五章 道綽の仏教  ほか

真宗文庫
◆親鸞の仏道――『教行信証』の世界〈東本願寺出版〉
寺川俊昭著・文庫判・289頁・本体750円+税
親鸞の主著『教行信証』。親鸞が生涯の長い期間をかけて練りに練った思索を自ら書き記した『教行信証』を手掛かりに、親鸞の思想と信念を尋ねる。『教行信証』の底に流れるものは、「誓願一仏乗」の仏道に至りついた親鸞の謝念にみちた信仰的情熱と、揺るぎない信念の叫びの表白である。本書は、教義上の分析に傾かず、その親鸞の肉声へと読者をいざなう――。
■目次
第一章 「後序」に学ぶ
第二章 「教巻」に学ぶ
第三章 「行巻」に学ぶ  ほか

真宗文庫
◆親鸞の教化――和語聖教の世界〈東本願寺出版〉
一楽 真著・文庫判・295頁・本体750円+税
如来の教化にあずかった身として、人々にそれをどう伝えるか。親鸞が課題とした「教化」について、『唯信鈔文意』や『一念多念文意』、『三帖和讃』、御消息など、和文で綴られた著作(和語聖教)を通して尋ねる。それらの著作からは、日々教えに立ち帰り聞思に生きた親鸞の姿が浮かび上がる。
■目次
序 章 親鸞にとっての教化 
第一章 和文撰述の位置
第二章 二つの文意
第三章 「和讃」のこころ  ほか

◆真宗大谷派 登高座作法稽古本 DVD付き〈東本願寺出版〉
真宗大谷派宗務所本廟部編・B5判・112頁・本体4,500円+税
お寺に一冊! 登高座の稽古をされる方必携! 写真・図・映像でわかりやすく所作法が確認できる。

※独習用に作成されたものではありませんので、正しい作法の習得には、必ず伝授を受けてください。
■目次
序『真宗大谷派 登高座作法稽古本』
はじめに
凡例
報恩講私記
嘆徳文
三礼文
唄文
報恩講私記(本文延書)
嘆徳文(本文延書)
『登高座所作法』
「登高座作法」とは  ほか

◆二つの世界――娑婆を超える〈直道学舎〉
水島見一著・A5判・57頁・本体300円+税
如来の智慧を我が身にいただくという聴聞生活の真髄について、著者自身の経験をもとに説く。初学者にもわかりやすい註釈と人物解説付き。
■目次
一  娑婆事から解放されて
二  娑婆のただ中(一)—計算できない因縁の人生
三  娑婆のただ中(二)—大義と僻み
四  僻みの行く末
五  老病のゴタゴタ
六  病苦を担う
七  宿業の身は阿弥陀のはたらき
八  何も変わらない死ぬ身
九  娑婆を超えたものを求める
十  如来の声が聞こえたか
十一 改善や反省も自我  ほか

◆点訳本 正信偈〈東本願寺出版〉
東本願寺出版編・B5判・34頁・本体3,000円+税
点字と墨字を併記した点訳本。『正信偈』および現代語訳を掲載。
■目次
正信念仏偈和讃回向
意訳『正信偈』

◆点訳本 歎異抄〈東本願寺出版〉
東本願寺出版編・B5判・73頁・本体5,000円+税
点字と墨字を併記した点訳本。『歎異抄』本文と学ぶにあたっての解説文を掲載。
■目次
『歎異抄』
『歎異抄』を読む人のために
 1 『歎異抄』とは
 2 『歎異抄』の著者
 3 『歎異抄』の心
 4 各章の主題

法語カレンダー随想集
◆今日のことば 2018〈東本願寺出版〉
真宗大谷派宗務所出版部編・新書判・83頁・本体90円+税
毎年発行される『法語カレンダー』のことばを身近に感じていただくための随想集の2018年版。
■目次
表紙 阿弥陀仏は 光明なり 光明は 智慧のかたちなり
一月 帰命ともうすは 如来の勅命に したがうこころなり
二月 信心のさだまるとき 往生またさだまるなり
三月 本願をききて 疑うこころなきを 聞というなり
四月 回心というは 自力の心を ひるがえし すつるをいうなり  ほか

真宗教団連合法語カレンダー
◆月々のことば 2018(平成30年)――阿弥陀仏は 光明なり 光明は 智慧のかたちなり〈本願寺出版社〉
武田 晋、藤澤信照、玉木興慈、大田利生著・B6判・163頁・本体700円+税
『法語カレンダー(平成30年版)』の月々の法語のこころを武田晋(龍谷大学教授)、藤澤信照(本願寺派布教使)、玉木興慈(龍谷大学教授)、大田利生(本願寺派勧学)の各氏が分担執筆。『法語カレンダー』に選ばれた珠玉のお言葉のこころを、繰り返し味わっていただくことができる法味愛楽の書。
■目次
表紙のことば……武田 晋
1月、2月、3月のことば……武田 晋
4月、5月、6月のことば……藤澤信照
7月、8月、9月のことば……玉木興慈
10月、11月、12月のことば ……大田利生

2018年 平成30年法語カレンダー
◆心に響くことば〈本願寺出版社〉
田中信勝著・新書判・86頁・本体120円+税
浄土真宗のみ教えを味わうことのできる法語を掲げた『法語カレンダー(平成30年版)』。その法語それぞれにやさしい法話を付した施本向きの小冊子。法語の意味をふまえたうえで、その「こころ」に触れることができる。一話一話が心に残る内容で、法語カレンダーをより深くあじわえる一冊。
■目次
表紙 阿弥陀仏は 光明なり 光明は 智慧のかたちなり
一月 帰命ともうすは 如来の勅命に したがうこころなり
二月 信心のさだまるとき 往生またさだまるなり
三月 本願をききて 疑うこころなきを 聞というなり
四月 回心というは 自力の心を ひるがえし すつるをいうなり  ほか

角川ソフィア文庫
◆わかる仏教史〈KADOKAWA〉
宮元啓一著・文庫判・269頁・本体920円+税
上座部か大乗か、出家か在家か、実在論か唯名論か、顕教か密教か——。ひとくちに仏教といっても、その内実はさまざま。国と時代を超えて広められた仏の教えはいかに枝分かれし、豊かな思想の森をつくりあげたのか。インドに花開いたブッダの思想が中国において整理され、やがて日本に根づくまでをインド哲学の第一人者が徹底解説。空海、法然、親鸞ら国内の名僧も簡潔に位置づけ、流れがわかって疑問が解ける仏教入門の決定版!
■目次
I 仏教誕生
II 初期仏教
III 部派仏教
IV 大乘仏教
V チベット仏教
VI 中国仏教  ほか

◆柔訳 釈尊の言葉 第3巻〈電波社〉
谷川太一著・四六判・319頁・本体1,600円+税
地獄に落ちる人、天国に行ける人。動物以下になってしまう人、象のように精神性高く生きる人。色情のサガに巻かれて落ちる人、自分自身がつくったワナを上手に逃れる人。因果の法則に絡め取られる人、存在することに感謝して新しい自分を発見する人。愚かなままで終わる人、「最高の人間」に至る人。釈尊直伝!「霊界法則」。全3巻シリーズ「原始仏典ダンマパダ」完結!
■目次
第二十二章 どんな罪でも、生きているうちに改心できれば必ず救われます
第二十三章 森の中を独りで進むゾウのように生きましょう
第二十四章 自分のサガ(性)との付き合い方で人生が変わります
第二十五章 自分も周囲も明るく開運する心がけと生活習慣  ほか

◆一枚起請文のこころ 新装版〈東方出版(大阪)〉
藤堂恭俊著・四六判・228頁・本体2,000円+税
法然上人の御誓言の書『一枚起請文』を、上人の御法語を通してやさしく解き明かす。常随給仕の愛弟子源智上人の生涯を、新発見の資料を駆使し、師弟関係のうえでとらえる。お念仏の道、浄土の法門を明かした好著。
■目次
序の章 経典と同格視される『一枚起請文』
第一章 『一枚起請文』の背景
第二章 『一枚起請文』の本意
結びの章 未来を今に生きる『一枚起請文』  ほか

◆愚禿鈔講義録16〈雲集学舎〉
宗 正元講述・A5判・194頁・本体2,000円+税
この講義録は、平成13年12月28日に逝去された加藤寿太郎氏のほぼ全講にわたるテープ起こしをもとに、有志の協力によって製作されたものです。
■目次
第七十六講
第七十七講
第七十八講
第七十九講
第八十講

教化センター紀要 33
◆生命の足音 33号〈大阪教区教化センター〉
大阪教区教化センター編・A5判・110頁・本体1,000円+税
■目次
巻頭言……宮浦一郎
『現代と宗教』講義……和田 稠
 第一講 国家は常に宗教を問い続ける
 第二講 真宗そのものを問題に
 第三講 十方衆生の帰るべき本国とは
修了レポート……教学研修院第十期生
教化センター雑記

◆新編 現代説教の真髄〈自照社出版〉
神子上憲了著、洗聲会編・A5判・146頁・本体1,500円+税
昭和4年に刊行された神子上憲了述、神子上惠龍編の『現代説教の真髄』に振り仮名を付し、現代的な表現に改めるなどより読みやすくした。東保流説教を学ぶためのおすすめの一冊。
■目次
再刊のことば

第一講 説教の意義と由来
第二講 説教者の資格
第三講 練習の方法と作法
第四講 説教の組織
第五講 口調の研究
第六講 今後の問題
付録 獲麟寮規則  ほか

岩波新書 新赤版 1672
◆〈ひとり死〉時代のお葬式とお墓〈岩波書店〉
小谷みどり著・新書判・214頁・本体780円+税
「ひとり死」の時代になりつつある今、火葬のみのお葬式や、共同墓、無縁墓などがさらに広まっている。個人個人は死後を誰に託したらいいのかを悩み、自治体は身寄りがいても遺骨の引き取り手がいない人の増加など難題に直面している。海外ではどうしているのか? 日本各地の具体的な事例とともに、これからを展望する。
■目次
序 章 社会が変われば死も変わる
第1章 何が起きているのか
第2章 お葬式は、どうなるのか
第3章 お墓は、どうなるのか
第4章 〈ひとり死〉時代で葬送はどこへ  ほか

◆道元禅師の周辺にて〈仏教タイムス社〉
大谷哲夫著・四六判・109頁・本体1,000円+税
第1章では『永平広録』研究の第一人者が、道元禅師と栄西禅師の相見などの謎に迫る。第2章では言語(言葉)を重視する欧米の禅への関心に対して、黙照禅の立場から問題提起している。そして第3章では、四半世紀前は隆盛だったハワイの日本仏教が力を喪失していく姿を、現在の日本仏教に重ねて論考する。
■目次
第1章 道元禅師の周辺にて——あくなき求道堂
第2章 曹洞宗ヨーロッパ布教40年
第3章 ハワイ仏教管見  ほか

◆『サキャ格言』とインドの説話〈テクネ〉
梶濱亮俊著・A4判・356頁・本体4,900円+税
13世紀頃活躍したチベットの学問僧サキャ・パンディタ(1182〜1251)の著作のうち、最も有名な著書が『宝蔵の格言』であり、一般に『サキャ格言』と呼ばれている。『サキャ格言』は難解なため、サキャ・パンディタの二人の弟子たちが収録されていた格言と同じ意味を持つインド仏教説話を転載して、『サキャ格言の注釈書』を著した。本書はこの『サキャ格言の注釈書』を日本語に翻訳し、研究するものである。
■目次
第一部 『サキャ格言の注釈書』を日本語訳
 序説 サキャ・パンディタへの称賛
 本説 『サキャ格言の注釈書』の説明
第二部 『サキャ格言の注釈書』に転載されているインドの説話  ほか

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◆同朋 10月号〈東本願寺出版〉
真宗大谷派宗務所出版部編・A4判・60頁・本体371円+税
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、 生活に密着した話題から親鸞聖人の教えまで、 日々の暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
■目次
◎インタビュー 白崎映美さん(歌手・俳優)
「誇りと自信を取り戻して、みんな一緒に生きていければいいな。」
◎特集 食が命をはぐくむ
【好評連載】
・親鸞万華鏡―10月号のゲスト:小山聡子さん(二松学舎大学教授)
・咲く花 鳴く鳥 そよぐ風—伊藤比呂美さん(詩人)  ほか

◆大乗 10月号〈本願寺出版社〉
大乗刊行会編・B5判・80頁・本体348円+税
門信徒の家族が楽しく浄土真宗に親しむための月刊誌。お念仏のよろこびをご家族のみなさまにお届けします。研修会や勉強会にも最適! 門徒推進員の方にもおすすめです。
■目次
・これ de わかる歎異抄―満井秀城
・DAIJO法話「『余計なことせんといて』と言われまして。」―中川真昭
・結婚してお坊さんになりました—前田純代
・モア仏教ライフ「オフィスアワー」―本多靜芳
・わたしの正信偈―玉木興慈  ほか

◆大法輪 10月号〈大法輪閣〉
石原大道編・A5判・236頁・本体870円+税
毎号さまざまな視点で宗派を超えた「仏教」を紹介しています。法話、講話をはじめ、専門的な記事から初めて仏教を学ぶ方のための入門的記事まで掲載。
■目次
特集=《浄土経典》入門―阿弥陀仏・他力の教え
第一部 浄土経典それぞれの解説
第二部 浄土経典を読誦する
第三部 浄土経典の受容と展開
〈最終回〉慈悲のかたち―仏教ボランティアを通して(37)―大菅俊幸
〈新連載〉日本語の妙節談説教の言葉遊び その@―谷口璽照

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┃ 特 集 1   ---- 念仏者の生活を学ぶために『児玉暁洋選集』とともに読みたい本
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選者:中川皓三郎(なかがわ こうざぶろう)
1943年、大阪府に生まれる。金沢大学卒業。その後、大谷専修学院に学び、大谷大学大学院で仏教学を専攻する。大谷専修学院、大谷大学短期大学部、帯広大谷短期大学に勤める。

★児玉暁洋選集 全12巻    (法藏館)
児玉暁洋著・A5判・平均450頁
東西の諸思想を横断して仏教・真宗を論じ、真宗の普遍性を開陳し多くの人に刺激を与え続けてきた著者。その求道における4つのテーマ「念仏の感覚」「念仏の思想」「念仏者の生活」「親鸞聖人に遇う」をもとに厳選した、70年に及ぶ歩みの集大成!
 ■ 第1巻 いのちを喚ぶ声——親鸞の宗教
■ 第2巻 念仏が開く歴史と社会
■ 第3巻 新しく生まれるいのち—浄土の人民
■ 第4巻 浄土に開かれて生きる
■ 第5巻 南無阿弥陀仏と言う信心
■ 第6巻 願生浄土の仏道
■ 第7巻 あなたは日本国をどんな国にしたいのか
■ 第8巻 正信偈響流・歎異抄に聞くT
■ 第9〜11巻 歎異抄に聞くU〜W
■ 第12巻 歎異抄に聞くX

★特価予約受付中!★
特別セット価格:40,000円+税 ※分売不可
詳しくは、刊行委員会事務局(法藏館内事務局 TEL075-343-0458)までお問合せください。

真宗文庫
◆歎異抄聴記
曽我量深著・文庫判・556頁・本体1,500円+税
昭和の親鸞と呼ばれた曽我量深先生は、親鸞聖人七百回御遠忌(1961年)に「信に死し願に生きよ」という題名で講演をされた。この呼びかけに「地獄・餓鬼・畜生の無い国を願って生きん」と応えられたのが児玉先生である。この『歎異抄聴記』は、その曽我先生が全生活を挙げて親鸞の言葉を聞思された珠玉の信仰録である。(東本願寺出版)

◆新編 信國淳選集 全5巻
信國 淳著・四六判・平均245頁・各本体2,000円+税
「教学と教育。信国さんのことを考えますというとですね、教学というよりも、むしろ教育者ですね。これもまた僕は、例のない人でないかと思うんですね。教育は人に関係しますわね。人を産み出す。」(安田理深。信国院長学院葬の時に)大谷専修学院という念仏の場で、人を産み出してきた記録が、この五巻の選集に収められている。(樹心社)

◆出雲路暢良選集 全5巻
出雲路暢良著・四六判・平均300頁・各本体2,600円+税
「やさしさの極みに生きて逝く人の残せし言葉ただ南無阿弥陀仏」(児玉暁洋。告別の時に)。「賜った座に座し いつわりなき光に照らされつつ すべてと共に実りゆくいのちを 苦難の中 つらぬいて成就されんことを」(『出雲路暢良選集』表紙)。先生はいまもこの言葉を通して、呼びかけておられる。(樹心社)

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┃ 特 集 2   ----報恩講期間限定!
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法藏館 秋の謝恩セール開催決定!
掘りだしものを見つけませんか!

日頃の感謝の意を込めて、今年も11月に謝恩セールを行います。
普段書店には並ばない本もございますので、是非、ご来店ください。

※販売対象の書籍には多少の汚れ等ありますが、読まれる分には問題ございません。

[開催日程:11/24(金)〜28(火)予定]
日時詳細は決まり次第、twitter・facebook・ブログ・メルマガ等でお知らせ致します。

お買い物について
◯販売書籍は数に限りがございます。あらかじめご了承ください。
◯お支払いは現金のみの店頭販売となります。(クレジットカード・お振込は不可)
◯電話、メール、インターネット等によるご注文・お取り置きはできません。(店頭販売のみ)
◯販売対象の書籍は、汚れや傷が付いているものもございますので、
 ご確認の上、お買い求めください。
◯返品・返金はできませんので、ご了承ください。

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▼▼ イベント情報 ▼▼
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著者と話そう
「新訳 往生要集」 梯 信暁先生 講演会
聞き手:人文コンシェルジュ

日時・10月28日(土) 13:30開場 14:00〜
会場・梅田 蔦屋書店 ※参加無料
お問い合わせ:梅田 蔦屋書店 TEL06-4799-1800

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中外日報 「宗教文化講座」 【法藏館書店 協賛・出店】
テーマ:「時代に向き合う―あしたを生きぬく力―」
◆第3回:9月2日(土)「死者と共に生きる」……東京工業大学教授 中島岳志氏 〈しんらん交流館 大谷ホール・定員:500〉
◆第4回:10月14日(土)対談「時代に向き合う―あしたを生きぬく力―」……宗教学者 山折哲雄氏、作家・妙心寺派僧侶 玄侑宗久氏 〈リーガロイヤルホテル京都「朱雀の間」・定員:800〉

※受講申し込み・お問い合わせ……中外日報社営業局出版事業部
〒601-8004 京都府京都市南区東九条東山王町9番地 TEL:075-682-1625 FAX:075-682-1722
 Eメール:shuppan@chugainippoh.co.jp

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▼▼出張販売 ▼▼
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◎日本史研究会
期間:10月7日(土)〜8日(日)
(於:京都学園大学 太秦キャンパス)
アクセス:京都市営地下鉄東西線 「太秦天神川」駅 下車、徒歩3分
京福嵐山本線 「嵐電天神川」駅 下車、徒歩5分
JR嵯峨野線「花園」駅 下車、徒歩15分


出店します!
◎第27回 神保町ブックフェスティバル
期間:11月3日(金)〜5日(日)
(於:すずらん通り)

※詳しくは法藏館書店までお問い合わせください。

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◆◆◆法藏館書店売行ベスト10(9月期)◆◆◆

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順位 書名/著者名/出版社名/本体価格+税
1  正信偈——聖典読解シリーズ5/内藤知康/法藏館/3,800円+税
2  ちくま文庫 仏教百話/増谷文雄/筑摩書房/660円+税
3  新潮選書 親鸞と日本主義/中島岳志/新潮社/1,400円+税
4  門徒ことば—語り継がれる真宗民語/三島清円/法藏館/1,200円+税
5  浄土和讃のおしえ[下]―大経意、観経意、弥陀経意、諸経意、現世利益和讃、大勢至和讃/澤田秀丸/法藏館/1,300円+税
6  親鸞『西方指南抄』現代語訳/新井俊一/春秋社/2,600円+税
7  意訳 無量寿経/戸次公正訳/法藏館/2,200円+税
8  仏教の救い 4―アジャセ王の帰仏に学ぶ/池田勇諦/北國新聞社/1,000円+税
9  中公新書 浄土真宗とは何か/小山聡子/中央公論新社/860円+税
10 やわらか子ども法話/桜井俊彦/法藏館/1,000円+税

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◆2016年4月4日より、仏教書総目録WEBサイトをリニューアルしました。


◆ご注文に関しましては
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法藏館書店ショップサイトを開設いたしました。
サイト:http://www.hozokanshop.com

これまでの仏教書総目録WEBサイト同様に、ご利用ください。
※仏教書総目録ショップ機能は廃止いたしました。


◆【メール配信サービスのご案内】
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法藏館書店では、WEBサイトで本をご購入いただいた方やアンケートにお答えいただいた方に、新刊情報などのメール配信サービスを行っております。

◎アドレス変更・配信停止について◎
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過去のメールもご覧になれます。


◆ご注文・お問い合わせは、メールの他に、電話・FAX・はがきでも承ります。
店頭在庫がない場合はお取り寄せとなります。ご了承ください。


◆上記、価格表示は税別価格です。

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おかげさまで400年を迎えることになりました。
仏教風土の都・京都に育てられた、わたしたち。
そよ風が花の香りを伝えるように、これからも、仏教文化を伝える風でありたいと思います。
2017年10月01日(日) No.2388 (法藏館書店ニュース)

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