法藏館新刊話題の本のお知らせ

2017/11/1 208号【法蔵館書店ニュース】
★★PDF版「法藏館書店ニュース11月号」★★
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 法藏館書店ニュース 11月号(2017/11/1)208号


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◆◆ 目次 ◆◆
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1)話題の本

2)法藏館新刊案内

3)法藏館刊行予定案内

4)法藏館書店新着案内

5)特集1:『報恩講』法藏館書店おすすめの入門書

6)特集2:法藏館 秋の謝恩セール開催決定!

7)お知らせ・出張販売

8)法藏館書店ベスト10・メール配信サービスご案内

★★ お知らせ ★★

11・12月の書店休業日
11月のお休み:5日・12日・19日 ※11/26日(日)は営業いたします。
12月のお休み:3日・10日・17日・24日
年末年始のお休み:29日(金)午後3時〜1/4日(木)まで。

<<2018年版『仏教書総目録』ができました!ご入り用の方はお申し付けください>>

▼▼ 話題の本 ▼▼
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●新潟日報【夕刊】〈2017年10月18日掲載〉
『越後・佐渡の山岳修験 修験道歴史民俗論集3』
鈴木昭英著・A5判・429頁・本体12,000円+税・ISBN:978-4-8318-7539-6

●中外日報〈2017年10月6日掲載〉
●仏教タイムス〈2017年10月19日掲載〉
『近代西本願寺を支えた在家信者――評伝 松田甚左衛門』
中西直樹著・四六判・176頁・本体1,900円+税・ISBN:978-4-8318-5551-0

●読売新聞【大阪本社版・朝刊(地域面)】〈2017年10月25日掲載〉
●京都民報〈2017年9月24日掲載〉
●岐阜新聞〈2017年9月24日掲載〉
『京都地蔵盆の歴史』
村上紀夫著・四六判・242頁・本体2,000円+税・ISBN:978-4-8318-6237-2

●中外日報〈2017年9月22日掲載〉
『門徒ことば――語り継がれる真宗民語』
三島清円著・四六判・144頁・本体1,200円+税・ISBN:978-4-8318-8757-3

●仏教タイムス〈2017年9月7日掲載〉
『三教指帰と空海――偽撰の文章論』
河内昭圓著・四六判・242頁・本体2,300円+税・ISBN:978-4-8318-7713-0

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━━ザ・グレイトブッダ・シンポジウム 論集━━
GBS実行委員会編・各A4判・予152頁・各本体2,000円+税

◆第14号 古代東大寺の世界――『東大寺要録』を読み直す【日本史/仏教】
ISBN:987-4-8318-0714-4
東大寺という一寺院の歴史ばかりではなく、広く古代の社会、文化、経済を解明する手がかりとなる『東大寺要録』について、最新の研究成果の報告をもとに書き下ろされた論集。
■目次
『東大寺要録』の原構造(栄原永遠男)
草創期の東大寺僧に思いをはせて(森本公誠) 
古代東大寺の楽舞と楽人(吉川真司)
ブックロードにおける闕本・草本・真本・好本(王 勇)
ネットワークとしての東大寺(ブライアン・ロウ)  ほか

◆第15号 日宋交流期の東大寺――然上人一千年大遠忌にちなんで【仏教史】
ISBN:987-4-8318-0715-1
東大寺僧、然上人。その一千年大遠忌に開かれたシンポジウムの発表をまとめた論集。日宋の架け橋となった然の具体相に迫る。
■目次
日中相互認識のなかの然(村井章介)
然入宋と「釈迦信仰」の美術(稲本泰生)
然が見た唐宋絵画(増記隆介)
『宗鏡録』に説かれる根本の鏡(柳 幹康)
天皇と日宋の仏教文化(堀 裕)
東大寺僧然と入宋僧然(上山道夫)  ほか

<<リクエスト復刊>>
◆朝鮮日々記を読む――真宗僧が見た秀吉の朝鮮侵略【歴史】
朝鮮日々記研究会編・A5判・400頁・本体7,500円+税・ISBN:978-4-8318-6551-9
戦国末期を代表する戦場日記。その全文翻刻と詳細な頭註・補註、および気鋭の研究者による書き下ろし論考9編を収録。新視点から慶長の役を問い直す注目の書が、待望の復刊。
■目次
序 『朝鮮日々記』の魅力
T 『朝鮮日々記』本文
U 『朝鮮日々記』と慶念
V 『朝鮮日々記』を読む  ほか

◆一遍仏教と時宗教団【仏教/仏教史】
長澤昌幸著・A5判・340頁・本体予価6,000円+税・ISBN:978-4-8318-7509-9
「捨ててこそ」を標榜し、遊行の果てに生涯を終えた一遍智真。遺された門弟たちはいかにして、「一期ばかり」だったはずの思想を伝統化していったか。類書希少な時宗教学書。
■目次
第一章 一遍教学の形成
第二章 時宗宗学の基底
第三章 時宗宗学と儀礼の接点  ほか

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〈2017年12月上旬 刊行予定〉
◆真宗大谷派のゆくえ――ラディカルに問う儀式・差別・靖国【真宗/仏教】
戸次公正著・A5判・240頁・本体2,800円+税・ISBN:978-4-8318-8760-3
真宗大谷派(東本願寺)の課題とされてきた権威主義や差別性が真に克服されたのかを厳しく問い、さらなる改革の道筋を明らかにする問題作。

◆龍谷大学アジア仏教文化研究センター 文化講演会シリーズ2
「世界」へのまなざし――最古の世界地図から南方熊楠・大谷光瑞へ【アジア/仏教】
三谷真澄編・四六判・116頁・本体1,300円+税・ISBN:978-4-8318-6431-4
「世界」の見方に迫った講演録。現存最古の世界地図が語る世界、欧州に学んだ知の巨人・南方熊楠の目に映ったアジア、宗教者にして農業家の大谷光瑞が抱いた世界像とは。

◆ひとりふたり・・――お正月を迎える【真宗】
四衢 亮編・A5判・24頁・本体124円+税
「いのちの言葉」(藤川幸之助)、「歳時法話」(藤末光紹)、「正信偈のこころ」(楠 信生)、「ブラジルだより」(泉原 秀)、「著者に会いたい」(三島清円)など。

◆人間とは何か T  日本佛教学会叢書【仏教】
日本佛教学会編・A5判・460頁・本体6,600円+税・ISBN:978-4-8318-7718-5
移植・延命・人工知能など、「人間とは何か」が問われる現代に、仏教はいかに答えていくべきか。仏教の人間観をあらためて追究した、日本を代表する仏教研究者たちによる最新の研究論考。

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新潮選書
◆親鸞と日本主義〈新潮社〉
中島岳志著・四六判・297頁・本体1,400円+税
大正から昭和初期にかけて起きた親鸞ブーム。その絶対他力や自然法爾の思想は、やがて“国体”を正当化する論理として、右翼や国粋主義者の拠り所となる。ある者は煩悶の末に、ある者は戦争の大義を説くために「弥陀の本願=天皇の大御心」と主張した。「親鸞思想と国体」という近代日本の盲点を衝き、信仰と愛国の危険な関係に迫る。
■目次
第一章 『原理日本』という悪夢
第二章 煩悶とファシズム――倉田百三の大乗的日本主義
第三章 転向・回心・教誨
第四章 大衆の救済――吉川英治の愛国文学  ほか

ビハーラ医療団講義集 Y
◆ビハーラと『歎異抄』による救い〈自照社出版〉
ビハーラ医療団編・四六判・259頁・本体1,800円+税
『歎異抄』による宗教的救済をテーマにした論考8篇収録する。
■目次
T 中村久子と『歎異抄』……三島多聞
U 『歎異抄』に学ぶビハーラの道
   ――人は自力から他力へどう転回するのか?……志慶眞文雄
  老病死の受容と『歎異抄』第九章
   ――ヒトから人間へ人間から仏へ……田畑正久
  ビハーラと『歎異抄』と人生の解決……宮崎幸枝
解説『歎異抄』について……田代俊孝  ほか

◆浄土真宗 仏教・仏事のハテナ?〈東本願寺出版〉
東本願寺出版編・B6判・117頁・本体600円+税
「お念珠の持ち方ってこれでいいの?」 「お線香はどうやって置くんだっけ?」 「お坊さんにわたす金封の表書きはどうすれば……?」
本書は、こういった多くの方が知っているようで知らない、浄土真宗における仏教・仏事の素朴な疑問“ハテナ?”をまとめ、答えた本です。
■目次
真宗門徒の暮らしのハテナ? 門徒/帰敬式(おかみそり)  ほか
浄土真宗のお寺と教えのハテナ? 宗派/お寺  ほか
葬儀・法事とお墓のハテナ? お焼香/弔電・弔辞  ほか
法要と行事のハテナ? 修正会/花まつり  ほか

◆常照我――法話・随想集〈文栄堂〉
石橋義秀著・A5判・168頁・本体2,000円+税
本書は、平成25年に刊行された研究・教化活動をまとめた『仏教と文学――古希記念講演・法話集』のうち、T〈講演〉・V〈附編〉を割愛し、最近の法話・随想等を大幅に追加・増補した新装版。
■目次
「親鸞聖人と真宗門徒」をめぐって
親鸞聖人と恵信尼——敬愛の絆をめぐって
東日本大震災犠牲者百箇日法要法話
大谷派における法話とは何か
「法話を考える会」五年間の学習内容を踏まえての一提案  ほか

迦羅羅法話集 9
◆み親の中に――遇い難くして遇う〈探究社〉
松枝 崇著・四六判・157頁・本体1,600円+税
『であい』と『わかれ』の関係は必然であり、『であい』があれば必ず『わかれ』ねばならない。本書には、著者にとって大切な『であい』と『わかれ』が綴られている。著者がそれらについてどのように感じ、受けとめてきたのかが著された法話集。
■目次
お念仏 如来の心に 遇う時間
今現在説法 今ここが聴聞の場
アミダさまにつつまれて わたしが私でいられます
生かされている 『いのち』の歩み今、ここから
人との出遇いが 私を育てる  ほか

◆鈴木大拙の「日本的霊性」――エマヌエル・スウェーデンボルグ 新井奥邃との対比から〈春風社〉
那須理香著・A5判・368頁・本体4,500円+税
スウェーデンボルグの神秘主義思想と新井奥邃の神学思想とを比較対象にとりあげ、鈴木大拙の「霊性」の特質及び、その核心に迫る。
■目次
第一章 はじめに――先行研究紹介及び末木文美士の「日本的」批判に対する反論
第二章 鈴木大拙『日本的霊性』の「日本的」が意味するもの
第三章 鈴木大拙の「霊」的感性の目覚め
第四章 スウェーデンボルグの「霊」的世界観との出会い
第五章 新井奥邃の「心」との対比
第六章 おわりに――鈴木大拙の「日本的霊性」とは

◆現代に響くうた 正信偈 第九巻〈聖典学習会(正福寺)〉
本多弘之述・A5判・243頁・本体1,500円+税
本多弘之先生による正信偈の講義のうち、第21講から第23講を収録する。
■目次
第二十一講
第二十二講
第二十三講

◆現代に響くうた 正信偈 第十巻〈聖典学習会(正福寺)〉
本多弘之述・A5判・246頁・本体1,500円+税
本多弘之先生による正信偈の講義のうち、第24講から第26講を収録する。
■目次
第二十四講
第二十五講
第二十六講

角川ソフィア文庫
◆東洋的な見方〈KADOKAWA〉
鈴木大拙著・文庫判・222頁・本体680円+税
アメリカ、イギリスの諸大学で教鞭を執り、直に西洋思想にふれた大拙だからこそ看破できた東洋思想の優れた特性。曰く「世界の至宝」が、二分性の上に成り立つ西洋思想の不備を補い、互いに補完し合うことで、真の世界思想を可能にする。帰国後に執筆され、大拙自ら「近来自分が到着した思想を代表するもの」という論文、14編すべてを掲載。大拙思想を最もよく表す最晩年の論文集。
解説・中村 元/安藤礼二
■目次
東洋思想の不二性   
東洋「哲学」について
現代世界と禅の精神
東洋学者の使命
自由・空・只今
このままということ
東洋雑感
「妙」について  ほか

原始仏典V 3
◆増支部経典 第三巻〈春秋社〉
中村 元監修、前田專學編、勝本華蓮訳・A5判・447頁・本体8,000円+税
『パーリ語三蔵』の「経蔵」に収められている原始仏教経典『増支部経典(アングッタラ・ニカーヤ)』の現代語訳。本巻は第4集(全27章)を収録。
■目次
第四集
 第1章 パンダ村
 第2章 歩行
 第3章 ウルヴェーラー
 第4章 輪
 第5章 ローヒタッサ
 第6章 福徳
 第7章 適切な行ない

◆阿毘達磨仏教における業論の研究――説一切有部と上座部を中心に〈大蔵出版〉
清水俊史著・A5判・530頁・本体13,000円+税
仏教は因果の理論をどのように体系化したのか――。古代インドの宗教家たちは、業報輪廻の世界を苦しみと捉え、それを終極させ解脱する方法を探究した。本書は、仏陀直説と伝わる初期経典(阿含・ニカーヤ)から、かつて北西インドを席巻した説一切有部と、スリランカを中心に今も栄える上座部の教理書までを考察の対象とし、仏教が業報輪廻の世界をいかに認識・分析し教理化していったかを浮き彫りにする。
■目次
第一部 表の構造(行為の構造T)
第二部 無表の構造(行為の構造U)
第三部 業果の理論
第四部 修道論における業滅と造業  ほか

◆日本古代中世の葬送と社会〈吉川弘文館〉
島津 毅著・A5判・364頁・本体8,500円+税
古代中世の人々はどのような遺体・遺骨観、霊魂観を持ち、いかにして葬送を執り行っていたのか。葬送の時刻とその推移、行われる儀礼・習俗、関与した人々とその役割の変化から、当時の実態を明らかにし、人々の他界観・死生観にも迫る。また、清水坂非人の葬送権益を通して、彼らの実像と葬送や寺院等との関係を解明。900年にわたる日本葬送史。
■目次
序 章 葬送史研究の現状と課題
第一部 古代中世における死の観念と葬送
第二部 古代中世における葬送の実態
終 章 本書の成果と課題  ほか

◆三国伝来 仏の教えを味わう――インド・中国・日本の仏教と「食」〈臨川書店〉
花園大学文学部監修・安永祖堂、松田隆行編
四六判・206頁・本体2,100円+税
ブッダから道元、現在の禅寺での食事まで。食の変遷から仏教のきた道をたどる! 一流の講師陣による連続講座を書籍化。
■目次
第1講 ブッダの食生活 (佐々木閑)
第2講 一日不作、一日不食
    ――インドの戒律から中国禅宗の清規へ (柳 幹康)
第3講 何時やるか、今でしょ!! 
    ――道元に下された老典座の一槌 (中尾良信)  ほか

ひろさちやのいきいき人生 1
◆釈迦にまなぶ〈春秋社〉
ひろさちや著・四六判・211頁・本体1,700円+税
人生を宗教的に見直すシリーズ第1弾! 苦しみにどう対処するか。仏教の開祖・釈迦の説いた教えと実践を、大乗仏教の立場から語る、やさしくさわやかな人生論。
■目次
T 苦を「苦」にするな!
 1 問題の解決
 2 もっと苦しめ!
 3 四苦八苦
 4 「四諦」の正しい解釈
 5 「苦」の原因の滅
 6 釈迦が教える生き方
U いい加減に生きよう
7  六波羅蜜——菩薩の実践
8  布施――ちょっと損をする
 9  愛語と笑顔の実践
 10 自利と利他
 11 星に向かって歩む
 12 われら仏の子

◆両界曼荼羅の仏たち〈春秋社〉
田中公明著・四六判・250頁・本体2,800円+税
曼荼羅の諸尊のルーツに迫る。空海請来の現図曼荼羅を中心に、『大日経』『金剛頂経』やインド・チベットの作例と比較しながら両界曼荼羅の尊格が組み込まれるまでの経緯を明かす。図版95点。
■目次
第1章 胎蔵界曼荼羅の構造
第2章 中台八葉院
第3章 遍知院
第4章 蓮華部院
第5章 金剛手院
第6章 持明院第7章 釈迦院
第8章 文殊院
第9章 除蓋障院
第10章 地蔵院
第11章 虚空蔵院と蘇悉地院
第12章 外金剛部院  ほか

サンガジャパン vol.27
◆禅――世界を魅了する修行の系譜〈サンガ〉
サンガジャパン編集部編・A5判・362頁・本体1,800円+税
禅は価値であり、哲学であり、美である。しかし禅は、何よりもまず実践の系譜、修行の系譜である。今回の特集では禅の修行に焦点をあて、世界に広がる修行の系譜としての坐禅に触れる。
■目次
連載対談第1回
テーラワーダからみた禅……アルボムッレ・スマナサーラ×藤田一照
坐禅会ガイド
新連載第1回
マインドフルネスを歩く――「ゆとり家」から、自由な心で世界を歩む……島田啓介  ほか

◆お遍路さん必携 四国霊場と般若心経〈大法輪閣〉
大塚耕平著・四六判・223頁・本体1,300円+税
四国八十八ヶ所霊場を順にたどる紙上遍路の旅。各札所の特徴を示すキーワードを掲げ、ご本尊・ご真言・ご詠歌などの情報や、巡礼用語を紹介。読み通せば結願の達成感が味わえる。後半では、札所巡りで必ず唱える「般若心経」を一節ずつ解説。専門用語を平易にかみくだいた説明で、仏教の基礎が身につく。
■目次
第1章 四国八十八ヶ所 紙上遍路の旅
    発心の道場[阿波]/修行の道場[土佐]  ほか
第2章 仏教の教えと般若心経の旅
    般若心経 全文/玄奘と弘法大師/お盆とお彼岸  ほか

角川ソフィア文庫
◆般若心経を読みとく――二六二文字の仏教入門〈KADOKAWA〉
竹村牧男著・文庫判・301頁・本体920円+税
大乗仏教のエッセンスを262字に凝縮した『般若心経』。日本人に最も親しまれてきた仏典であるものの、ほとんどすべてが専門用語によってうめつくされ、その最深部の理解には仏教学の基礎知識を欠くことができない。言葉のひとつひとつをていねいに味わい、「一切皆苦」の現実を生き抜く智慧を浮かび上がらせる仏教入門。
■目次
原漢文/訓読/現代語訳
第一章 般若心経とは何か
第二章 観音さまの見たもの
第三章 生死は仏のおん命なり
第四章 不生で調いまする
第五章 一切法を空と説く  ほか

◆〈いのち〉を生き切る〈春秋社〉
則竹秀南著・四六判・227頁・本体1,500円+税
台湾で生まれ、清貧とともに山田無文老師に師事した著者自身の人生を振り返りつつ、生きることの苦しさ・喜びを、実感をもって伝える。いまの時代や社会を、禅的な視点からやさしく深く読み解く。いまを生きるわたしたちの心に響く、滋味深い法話集。■目次
T 諸行無常ということ
U 生きる苦しみ
V 死について
W 安心ということ
X 〔付〕白隠禅師讃——白隠禅師二五〇年遠諱記念講演

◆風のかなたのラサ――チベット学者 青木文教の生涯〈自照社出版〉
高本康子著・A5変判・132頁・本体1,000円+税
大谷探検隊に参加し、ダライ・ラマ13世の知遇を得てラサに学んだチベット学者・青木文教の波乱の生涯をたどる。
■目次
第1部 おいたち
第2部 はじめての冒険
第3部 チベットの都ラサ
第4部 チベット学者として  ほか

日本文学全集 4
◆源氏物語 上〈河出書房新社〉
池澤夏樹編・四六変判・689頁・本体3,500円+税
平安時代中期の11世紀初めに紫式部によって書かれた『源氏物語』は、五十四帖から成る世界最古の長篇小説。光源氏が、女たちとさまざまな恋愛を繰り広げる物語であると同時に、生と死、無常観など、人生や社会の深淵が描かれている。400人以上の登場人物が織りなす物語の面白さ、卓越した構成力、細やかな心情を豊かに綴った筆致と、千年読み継がれる傑作。上巻には一帖「桐壺」から二十一帖「少女」まで、光源氏の誕生から若き日々を描く。
■目次
桐壷……光をまとって生まれた皇子
帚木……雨の夜、男たちは女を語る
空蝉……拒む女、拒まぬ女
夕顔……人の思いが人を殺める
若紫……運命の出会い、運命の密会  ほか

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◆同朋 11月号〈東本願寺出版〉
真宗大谷派宗務所出版部編・A4判・60頁・本体371円+税
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、 生活に密着した話題から親鸞聖人の教えまで、 日々の暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
■目次
◎インタビュー ジュディ・オングさん(歌手・女優・木版画家)
「人と風土が育んだ景色を彫り込む。」
◎特集 声明(しょうみょう)に心惹かれて
【好評連載】
●親鸞万華鏡――11月号のゲスト:桜井洋子さん(アナウンサー)
●探訪:真宗民俗――蒲池勢至さん(民俗学者)  ほか

◆大乗 11月号〈本願寺出版社〉
大乗刊行会編・B5判・80頁・本体348円+税
門信徒の家族が楽しく浄土真宗に親しむための月刊誌。お念仏のよろこびをご家族のみなさまにお届けします。研修会や勉強会にも最適! 門徒推進員の方にもおすすめです。
■目次
・これ de わかる歎異抄――満井秀城
・DAIJO法話「『情と、あたたかな涙でっせ』と言われました。」――中川真昭
・結婚してお坊さんになりました――前田純代
・モア仏教ライフ「相手の身になる」――本多靜芳
・わたしの正信偈――玉木興慈  ほか

◆大法輪 11月号〈大法輪閣〉
石原大道編・A5判・236頁・本体870円+税
毎号さまざまな視点で宗派を超えた「仏教」を紹介しています。法話、講話をはじめ、専門的な記事から初めて仏教を学ぶ方のための入門的記事まで掲載。
■目次
特集=真言・陀羅尼・梵字の基礎と実践
 ◆基礎編◆ 真言・陀羅尼とは――小峰彌彦
       梵字・悉曇とは――児玉義隆
 ◆実践編◆ 梵字を書く――小峰智行
       真言・陀羅尼を唱える際の心得――今野本證
・『見聞宝永記』を読む――池上光洋
・〈「運慶」展によせて〉興福寺再興を支えた慶派仏――辻 明俊  ほか

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┃ 特 集 1   ---- 『報恩講』法藏館書店 おすすめの入門書
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報恩講は宗祖親鸞聖人の御祥月命日までの一週間に勤められる法要で、真宗門徒にとってもっとも大切な仏事です。真宗大谷派東本願寺では11月21日よりおこなわれます。そこで、本特集では報恩講に合わせて読みたい、おすすめの浄土真宗入門書をご紹介いたします。

[ 浄土真宗入門書 ]
◆門徒もの知り帳 上・下
野々村智剣著、仏教文化研究会編・四六判・120頁・各本体571円+税・ISBN:978-4-8318-8961-4、8952-1
わからないこと、はっきりしないことの多い仏事の作法。「お経」ってなに? 仏壇の種類は? 仏壇のお飾りや仏具は? など、素朴な疑問に明解に答えてくれる便利なガイドブック。軽妙な語り口で楽しく読めてためになる、一家に一冊の必読書。(法藏館)

◆お内仏のお給仕
真宗仏事研究会編・四六判・77頁・本体340円+税・ISBN:978-4-8318-9191-4
仏壇の作法について紹介する手引書。浄土真宗の仏壇の種類と構造、使用する仏具の名前と扱い方、正しいお飾りの仕方など、すべて写真と共に解説しています。東西本願寺両派の解説をしており、浄土真宗門徒は誰でも使える内容となっています。(法藏館)

◆浄土真宗入門――親鸞の教え(東本願寺出版)
池田勇諦著・新書判・222頁・本体780円+税
鎌倉時代に親鸞聖人が明らかにされた浄土真宗の教えは、現代の私たちに何を伝えようとしているのか。その教えを聞くことで、私たちの生活がどう変わっていくのか……。浄土とは、念仏とは、往生とは……。浄土真宗の教えの基本を確かめたい人から、より深く学びたい人まで全ての人に向けて解き明かす、入門書決定版。

[ 親鸞聖人入門書 ]
◆親鸞聖人の生涯
梯 實圓著・A5判・206頁・本体1,800円+税・ISBN:978-4-8318-8744-3
本願寺派勧学である著者による親鸞伝。最新の研究成果を取り入れながら、親鸞の波乱の生涯と不屈の信念をわかりやすく語った、初学者にも易しい親鸞入門書。(法藏館)

◆親鸞聖人のことば
村上速水、内藤知康著・四六判・226頁・本体1,456円+税・ISBN:978-4-8318-2312-0
親鸞聖人の多くの著述の中から、特に重要な言葉50を選んで教義の真髄を解説します。真宗門徒として、これだけは知っておきたいお聖教の入門書。(法藏館)

[ 御絵伝入門書 ]
◆親鸞聖人 御絵伝
福田正朗著・A4判・16頁・本体500円+税・ISBN:978-4-8318-8714-6
真宗寺院で報恩講の際に掲げられる親鸞聖人の生涯を描いた「御絵伝」。そこに何が描かれているのかをA4判オールカラーでわかりやすく解説した冊子。お配りものに最適です。(法藏館)

◆親鸞聖人 御絵伝を読み解く
沙加戸 弘著・B5判・156頁・本体3,000円+税・ISBN:978-4-8318-8710-8
「御絵伝」の成り立ちと「絵解」とは何かを解説。あわせてそのまま使える絵解台本が収録されています。(法藏館)

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開催日程:11/24(金)〜28(火)
時間:10:00〜17:00まで
場所:法藏館書店前
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◯販売書籍は数に限りがございます。あらかじめご了承ください。
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 開催日程:11/25(土)  時間:10:00〜17:00まで

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 児玉暁洋選集 全12巻 児玉暁洋著・A5判・平均450頁

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東西の諸思想を横断して仏教・真宗を論じ、真宗の普遍性を開陳し
多くの人に刺激を与え続けてきた著者。その求道における4つのテーマ「念仏の感覚」「念仏の思想」「念仏者の生活」「親鸞聖人に遇う」をもとに厳選した、70年に及ぶ歩みの集大成!
 ■ 第1巻 いのちを喚ぶ声――親鸞の宗教
■ 第2巻 念仏が開く歴史と社会
■ 第3巻 新しく生まれるいのち――浄土の人民
■ 第4巻 浄土に開かれて生きる
■ 第5巻 南無阿弥陀仏と言う信心
■ 第6巻 願生浄土の仏道
■ 第7巻 あなたは日本国をどんな国にしたいのか
■ 第8巻 正信偈響流・歎異抄に聞くT
■ 第9〜11巻 歎異抄に聞くU〜W
■ 第12巻 歎異抄に聞くX

特別セット価格 40,000円+税 ※分売不可
詳しくは、刊行委員会事務局(法藏館内事務局 TEL075-343-0458)までお問合せください。

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◎第27回 神保町ブックフェスティバル 《出店します!》
  期間:11月3日(金)〜5日(日) (於:すずらん通り)

◎史学会   期間:11月11日(土)〜12日(日) (於:東京大学)
  アクセス:東京メトロ丸の内線「本郷三丁目」駅 下車、徒歩5分

◎佛教史学会 期間:11月18日(土) (於:龍谷大学大宮キャンパス)
  アクセス:JR東海道本線・近鉄京都線「京都」駅下車、北西へ徒歩約10分(市バス約3分)

◎ザ・グレイトブッダ・シンポジウム
  期間:11月25日(土)〜26日(日) (於:東大寺金鐘ホール)
  アクセス:JR大和路線・近鉄奈良線「奈良」駅から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車、徒歩5分

※詳しくは法藏館書店までお問い合わせください

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◆◆◆法藏館書店売行ベスト10(10月期)◆◆◆

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順位 書名/著者名/出版社名/本体価格+税

1  正信偈――聖典読解シリーズ5/内藤知康/3,800円+税/法藏館
2  新潮選書 親鸞と日本主義/中島岳志/1,400円+税/新潮社
3  ちくま文庫 仏教百話/増谷文雄/660円+税/筑摩書房
4  三木清遺稿「親鸞」――死と伝統について/三木 清著、子安宣邦編/1,600円+税/現代書館
5  浄土和讃のおしえ[下]――大経意、観経意、弥陀経意、諸経意、現世利益和讃、大勢至和讃/澤田秀丸/1,300円+税/法藏館
6  意訳 無量寿経/戸次公正訳/2,200円+税/法藏館
7  蓮如五帖御文/細川行信ほか編/3,000円+税/法藏館
8  親鸞『西方指南抄』現代語訳/新井俊一/2,600円+税/春秋社
9  親鸞の還相回向論/小谷信千代/2,800円+税/法藏館
10 暮らしの中に仏教を見つける/織田顕祐/1,000円+税/法藏館

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そよ風が花の香りを伝えるように、これからも、仏教文化を伝える風でありたいと思います。
2017年11月01日(水) No.2408 (法藏館書店ニュース)

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