法藏館新刊話題の本のお知らせ

2019/5/1 226号【法藏館書店ニュース】
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  法藏館書店ニュース 5月号(2019/5/1)226号

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◆◆ 目次 ◆◆
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1)話題の本

2)法藏館新刊案内

3)法藏館重版案内

4)法藏館刊行予定案内

5)法藏館書店新着案内

6)特集1:掲示伝道にオススメの法語・法話集

7)特集2:一遍上人

8)お知らせ・学会販売

9)法藏館書店ベスト10・メール配信サービスご案内


★★ お知らせ ★★
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5、6月の書店休業日
5月のお休み:5日・12日・19日・26日
6月のお休み:2日・ 9日・16日・23日・30日


▼▼ 話題の本▼▼
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●月刊書道界 4月号〈2019年4月15日発行〉
●京都新聞〈2019年4月14日掲載〉
●国際貿易〈2019年3月25日発行〉
『顔真卿伝―時事はただ天のみぞ知る』
吉川忠夫著・四六判・203頁・本体2,300円+税
ISBN:978-4-8318-7723-9

●中外日報〈2019年4月12日掲載〉
『鎌倉新仏教論と叡尊教団』
松尾剛次著・A5判・549頁・本体12,000円+税
ISBN:978-4-8318-6066-8

●文化時報〈2019年4月3日掲載〉
『蔵俊撰『仏性論文集』の研究』
楠 淳證、舩田淳一編・A5判・424頁・本体15,000円+税
ISBN:978-4-8318-6375-1

●週刊 読書人〈2019年3月29日掲載〉
『植民地朝鮮の民族宗教―国家神道体制下の「類似宗教」論』
青野正明著・A5判・320頁・本体3,800円+税
ISBN:978-4-8318-5557-2

●文化時報〈2019年4月3日掲載〉
『東大寺要録一 東大寺叢書1』
東大寺史研究所編・A4判・380頁・本体30,000円+税
ISBN:978-4-8318-5201-4

●中外日報〈2019年3月15日掲載〉
『狩野君山の阿藤伯海あて尺牘集』
狩野直禎監修・注釈、杉村邦彦・寺尾敏江編
A5判・382頁・本体7,500円+税
ISBN:978-4-8318-7721-5

●人間性心理学研究 第36号第2号(2019年掲載)
『お坊さんでスクールカウンセラー』
坂井祐円著・四六判・200頁・本体1,800円+税
ISBN:978-4-8318-8767-2
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◇┓  法藏館 新刊案内
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◆新装版 真言密教の基本―教理と行証【宗教/密教】
三井英光著・四六判・246頁・本体2,000円+税
ISBN:978-4-8318-6566-3
真言密教の「行」ひとすじに生きてきた著者が、その生活を通じて得た真言密教実践の道を綴った教理の入門書!
■目次
第一部 真言密教の教理―弘法大師の教法
第二部 真言密教の行証―実修の道としての四度行法
第三部 密教行法の体解  ほか


◆天皇制の深層【日本史/歴史】
上山春平著・四六判・296頁・本体2,700円+税
ISBN:978-4-8318-5708-8
天皇制成立の鍵とされる「神祇革命」とは何か? 記紀、律令制の考察から、深層文化を探る『天皇制の深層』他、改元関連の論文収録。
■目次
T 天皇制の深層
   序 説 天皇と非武装
   第一部 第一章 『古事記』の思想
       第二章 天皇制の論理
   第二部 第一章 天皇制と律令制
       第二章 古代の神祇革命  ほか
U 大嘗祭のこと  ほか

◆仏像の着衣と僧衣の研究―東洋美術史論考【仏像】
吉村 怜著・B5判・371頁・本体18,000円+税
ISBN:978-4-8318-6328-7
徹底した作品観察と律蔵文献をはじめとする膨大な史料を駆使し、古代の仏像彫刻が纏っている衣の呼称や実態について明らかにする。■目次
序 (肥田路美)
自序 (吉村 怜)
第一部 仏像の着衣と僧衣
第二部 個別研究
図版一覧  ほか

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◇┓  法藏館 重版案内
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[心に響く3分間法話]
◆子どもに聞かせたい法話 〔6刷〕【法話】
仏の子を育てる会編・四六判・94頁・本体1,000円+税
ISBN:978-4-8318-8977-5
2頁で1話のやさしい短編法話集。子どもたちに仏さまのこころを伝えたいという思いから記され、新聞に掲載、好評を得た38篇を収載。日曜学校や仏教保育関係の現場に最適。
■目次
いただきます
悲しみがわかる
命の代表選手
チュン、チュン
歩くカラス
ギンギンぎらぎら  ほか

◆改訂新版 大谷派本願寺 伝統行事―裏話と風物詩 〔2刷〕【真宗/仏教】
川島眞量著、川嶋 正編・四六判・194頁・本体2,200円+税
ISBN:978-4-8318-7922-6
真宗大谷派の本山(東本願寺)伝承の年中行事や勤行、裏話や風物詩について、五十余年に亘り本山堂衆を勤めた著者が詳しく紹介した貴重な資料を復刊。
■目次
一、毎月行事
二、各御祥月行事
三、年始の法要と行事
四、春の法要と行事  ほか

◆一遍仏教と時宗教団
長澤昌幸著・A5判・338頁・本体5,000円
ISBN:978-4-8318-7509-9

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◇┓  法藏館 刊行予定案内
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〈2019年6月 刊行予定〉

◆かえるのぶらんこ【児童書】
大谷康雄/文、田中陽一郎/絵・B5判・32頁・本体1,200円+税
ISBN:978-4-8318-5813-9
「おいら ぶらんこにのってみてえなあ」ある初夏の月夜のばん、好奇心いっぱいのかえるの子どもと、おじさんがえるたちとが、ぶらんこをめぐって起こす一騒動。幼児向け絵本。

◆覚盛上人御忌記念 唐招提寺の伝統と戒律【仏教/美術史】
一般財団法人 律宗戒学院編・B5判・474頁・本体10,000円+税
ISBN:978-4-8318-6241-9
唐招提寺中興の祖・覚盛上人の770年御忌を記念して、唐招提寺の教義・歴史や覚盛上人にまつわる事績・事象を多角的に解明する。

◆近世仏教の教説と教化  [日本仏教史研究叢書]【仏教/日本近世史】
芹口真結子著・四六判・296頁・本体3,500円+税
ISBN:978-4-8318-6044-6
近世東本願寺教団の資料をもとに、江戸時代の教学論争の展開と、教説の流通の様相を検討して、近世宗教が持つ特質を解明する。

◆親鸞改名の研究【真宗史】
【ながたに】弘信著・A5判・529頁・本体13,000円+税
ISBN:978-4-8318-8769-6
従来「善信」とされてきた、親鸞三十三歳の時に綽空から改名した名は「親鸞」であった。膨大な史料を再検討して定説を覆す注目の書。

◆六朝隋唐仏教展開史【中国仏教/歴史】
船山 徹著・A5判・556頁・本体8,000円+税
ISBN:978-4-8318-7724-6
中国仏教の基盤が整備された六朝隋唐期の仏教史をインド仏教との関わりから捉え、中国仏教の新展開とは何であったかを明らかにする。

◆真宗門徒の生活に自信を持とう【仏教/真宗】
宮城 リ著・四六判・104頁・本体1,000円+税
ISBN:978-4-8318-7918-9
真宗門徒の生き方とは、立派になるのではなく、どこまでも支えてくれる確かな道に出会うということ。大きな字の読みやすい一冊。

◆ひとりふたり・・―お盆を迎える【仏教/真宗】
四衢 亮編・A5判・24頁・本体124円+税
もののけ時代の親鸞聖人(小山聡子)、はてなの仏教用語(木村宣彰)、真宗のしきたりの不思議(松本智量)、おうちで精進料理〈夏〉(西川玄房)  ほか

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◇┓  法藏館書店新着案内
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◆師・安田理深論
本多弘之著・四六判・222頁・本体2,000円+税〈大法輪閣〉
真宗の求道者、安田理深(1900〜82)。私塾の相応学舎で論疏を講じて多くの学生を感化。深遠にして難解と評された講義に参じた聞法者の一人でのちに学舎を継いだ著者が、師の生涯と思想を当時の熱気と共に語り尽くす。

◆浄土真宗聖典全書 (六)補遺篇
浄土真宗本願寺派総合研究所編纂・B6変判・1551頁
本体6,500円+税〈本願寺出版社〉
最新の学術成果に裏づけられた新定番の聖典。
『浄土真宗聖典全書』シリーズ、第一巻から第五巻までの収録内容を補完する一冊。時代を越えて浄土真宗に関連した様々な典籍・資料を収載している。

◆『教行信証』入門
阿満利麿著・四六判・285頁・本体2,200円+税 〈筑摩書房〉
仏教が自分の中で意味を持ち、念仏が生きる力となる。
仏教の目的はすべての衆生の救済であり、その能力を得るために覚るのである。そしてそれは平凡なわれわれにも出来ることなのだ! 親鸞不朽の名著を通して仏教の神髄をつかむ!

◆涙骨賞論文 「現世往生」という迷い
三木 悟著・B6判・130頁・本体1,500円+税
〈発行:中外日報社・発売:ジャパン・ネオ・ブッディズム〉
今、浄土真宗が揺れている。近年、往生は「来世」か「現世」かをめぐって、真宗教団の中で論争が起こっている。本論は、大谷派の僧侶の一人として、親鸞聖人の信心が「現世往生」ではあり得ないことを論ずるものである。法然上人・親鸞聖人の方向転換とは何だったのか? 「現世往生」の問題点とは?

岩波文庫 青 169-7
◆柳宗悦 妙好人論集
柳宗悦著、寿岳文章編・文庫判・307頁・本体900円+税
〈岩波書店〉
「妙好」は元来「白蓮華」を意味する語で、泥の中に育ちながら浄い花を咲かすハスのように、浄らかな信心をもつ信徒を「妙好人」と呼ぶ。民芸運動のバックボーンとして「他力道」の思想に到達した柳宗悦は、そのよき実例を妙好人の中に見出し、その意義を熱っぽく説いた。「仏教に帰る」「源左の一生」等22篇を収録。

伝道ブックス 82
◆親鸞聖人と聖徳太子
織田顕祐著・新書判・55頁・本体250円+税 東本願寺出版〉
親鸞聖人が「和国の教主」と讃え、深い尊崇の念をささげる聖徳太子。なぜ聖人はこれほどまでに聖徳太子を尊敬されたのか。
聖徳太子が日本仏教の定着に果たした役割、そして六角堂の夢告のエピソードや和讃をもとに、親鸞聖人の聖徳太子観に迫る。

◆ナーガールジュナの讃歌―諸著作の真偽性とあわせて
津田明雅著・A5判・568頁・本体11,800円+税〈起心書房〉
空を理論化して、大乗仏教全体の祖となったナーガールジュナ(龍樹)が、広く教えを伝えるために作った様々な讃歌。本書では、彼の主要著作と共に、それらの讃歌に検討を加え、各讃歌の原典と和訳を対照して集成する。仏の「智慧と慈悲」を美しい言葉で讃えた彼の讃歌への、わが国で初めての本格的研究書。

◆南無阿弥陀仏のすくい
瓜生 崇著・A5判・31頁・本体100円+税〈響流書房〉
歎異抄四条は「慈悲に聖道・浄土のかわりめあり」という言葉からはじまります。聖道の慈悲とは、ものを「あわれみ、かなしみ、はぐくむ」とあります。人は人を救いたいと思い、お互いを思いやって通じ合わない心に苦しみます。そして、誰とも通じ合えず、生まれた意味を知らず、ひとりで生まれ、ひとりで死にゆく、「無明の私」に出遇うのです。若手僧侶の法話を書き起こした、優しく明解な歎異抄の話。

新潮新書 807
◆南無阿弥陀仏と南無妙法蓮華経
平岡 聡著・新書判・207頁・本体740円+税〈新潮社〉
「南無阿弥陀仏」と称えれば、どんな人間でも往生できると説いた法然。「南無妙法蓮華経」と唱えれば、その身のまま成仏できると説いた日蓮。末法の世に生まれた二人は、迷い悩む衆生を等しく救うべく、独創的な仏教をつくりあげた。念仏と唱題の違い、社会に与えた衝撃、“犬猿の仲”の理由など、今なお生きる両者の教えを比較すれば、日本仏教の奥深さと真髄が見えてくる。

◆新国訳大蔵経[中国撰述部]―@―6 法眼録・無門関
土屋太祐、柳 幹康訳注・A5判・296頁・本体9,000円+税〈大蔵出版〉
唐末五代の禅僧・法眼文益の言行を明代に集成し、従来その全容があまり知られなかった語録『法眼録』と、南宋の無門慧開が著し、日本への将来を経て今日、世界中で広く読まれるようになった公案集『無門関』を収録。

◆仏教原論―ブッディスト・セオロジー[完全版]
立川武蔵著・四六判・296頁・本体2,400円+税〈KADOKAWA〉
宗教の人類史的意義を問い、「空」の思想を更新する。思考の集大成!
名講義「ブッディスト・セオロジー」を全面改稿、
仏教とは何か、いま仏教に何ができるかを問う完全版!

◆アジア仏教美術論集 東南アジア 
肥塚 隆責任編集・A5判・625頁・本体5,800円+税〈中央公論美術出版〉
海と川が育んだ多様な文化。美術史・建築史のみならず、歴史、宗教、刻文、考古など幅広い専門分野の研究者による最新の論考18篇を収録した、わが国で初めての東南アジア美術に関する論文集、ついに刊行。

立正大学ウズベキスタン学術交流プロジェクトシリーズ 1
◆ウズベキスタンの仏教文化遺産
ショキルジョン・ピダエフ著、加藤九祚、今村栄一訳・A5判・95頁
本体1,400円+税〈六一書房〉
仏教の伝播過程の様相を明らかにする、ウズベキスタンの仏教文化遺産ガイドブック。ショキルジョン・ピダエフ氏による原著『Буддизм и буддийское наследие Древнего Узбекистана』に加え、氏の最新論文を加藤九祚氏・今村栄一氏が邦訳。さらに、立正大学の調査隊による発掘調査の写真など、最新の研究についても豊富に掲載。

◆悔悟―オウム真理教元信徒・広瀬健一の手記
広瀬健一著・四六判・278頁・本体1,500円+税〈朝日新聞出版〉
2018年7月に死刑執行された地下鉄サリン実行犯・広瀬健一。
悔悟の念に駆られつつ、なぜ自身がオウムの教義に惹かれたのか、教団が何を目指したのか、理系の目で分析された精緻な手記を公開する。司法が迂回したオウムの宗教的側面を真正面から見据える記録である。

◆解きながら学ぶ 日本と世界の宗教文化
宗教文化教育推進センター編・A5判・246頁・本体1,500円+税〈集広舎〉
初級3択・中級4択・上級5択で学べる世界の宗教と宗教文化問題集!!グローバル化が進んでいく現代では、宗教や宗教文化は今までになくボーダレスに広まり、その基礎的知識を得ていくことは、さまざまな職業そして日常生活にとって大事になってきています。

◆日本人にとって聖地とは何か
内田 樹、釈 徹宗、茂木健一郎、高島幸次、植島啓司著
四六判・235頁・本体1,800円+税 〈東京書籍〉
多年、聖地巡礼を実践してきた内田樹と釈徹宗が、3名の碩学と争った聖地論争。
脳科学、歴史学、宗教人類学の視点から「日本人と聖地」の関係性を探る!

◆大嘗祭と古代の祭祀
岡田莊司著・四六判・367頁・本体2,800円+税 〈吉川弘文館〉
天皇一代一度の皇位継承儀礼「大嘗祭」とはいかなるものか。「平成大嘗祭論争」の中心学説『大嘗の祭り』を再録、その後の研究成果を集成。天皇祭祀等と同様、自然災害への対応を組み込むという新たな大嘗祭論を提示。

しんしゅうアニメ絵本シリーズ A
◆おしゃかさま
東本願寺出版/文・編集、ヴァニティカヴァー/絵・デザイン
182×182mm・32頁・本体600円+税〈東本願寺出版〉
やさしく描く仏教のはじまりの物語。 仏教の祖「おしゃかさま」のご生涯を、やさしい言葉と親しみやすいイラストで描く絵本。王子として生まれながら、人としての苦悩を超える道を求めて出家し、あらゆる人が救われる教えを広めることに一生を尽くされたお釈迦さまの姿を、子どもたちにもわかりやすく伝えます。お釈迦さまのご生涯をつづる年表も収載。

◆ひよこがほしいもの
はっとりひろき/作・絵・B5変判・28頁・本体200円+税〈仏教伝道協会〉
「おかあさんのような、りっぱなにわとりになりたい!」
そんな願いをかなえるためにひよこが手に入れたものは……?
仏教伝道協会主催「第3回 こころの絵本大賞」大賞受賞作品。

別冊サンガジャパン vol.5
◆増補版 禅―ルーツ・現在・未来・世界
サンガジャパン編集部編・A5判・490頁・本体2,500円+税〈サンガ〉
私たちは禅をどのように捉えているだろうか。禅は何より、実践をともなう。禅定の実践である。そして清規(しんぎ)という規律があり、美意識がある。禅は世界に伝播し、文化の細部に浸潤し、世界のインフラまで変えてしまった、ともいえる。禅はなぜこれほどまでの影響力と魅力を持つのか。

サンガ文庫 ス1-7
◆出家の覚悟―日本を救う仏教からのアプローチ
アルボムッレ・スマナサーラ、南 直哉著・文庫判・376頁
本体1,500円+税〈サンガ〉
お釈迦さまの直々の教えを伝える初期仏教長老と、真摯に仏法を追い求める気鋭の禅僧。2人の出家者が初めて向き合い、徹底的に語り合う。互いの視点を精緻に、時には大胆に突き合わせた議論は、宗派や立場を超えた「仏教の核心」へと迫ってゆく。仏教の可能性を切り開き、閉塞した日本社会・日本伝統仏教に風穴を開ける、スリリングで刺激に満ちた対談。評論家・宮崎哲弥氏推薦。

◆親鸞教学 110
大谷大学真宗学会編・A5判・116頁・本体1,000円+税〈文栄堂〉
本号では、最新の論文に加え、金子大榮・安田理深両氏の講義録を引き続き収載。
■目次
親鸞の求道における基底としての起点
―聖徳太子の夢告と法然との値遇……東真行
摂化と回入―『教行信証』の諸問題(十八)……金子大榮
実在は語り人間は応える——願生論(十五)……安田理深  ほか

◆親鸞教学 111
大谷大学真宗学会編・A5判・130頁・本体1,000円+税〈文栄堂〉
本号では、大谷大学真宗学科の三コース化についての特別講演を収載。
■目次
「如来廻向」思想の萌芽に関する一考察……木越 康
浄土門仏教の確立と道綽の信心論
―「三不三信誨慇懃」の理由を尋ねて……マイケル・コンウェイ
難思議往生(上)―還相回向釈の展開を通して……小川直人  ほか

◆佛教學セミナー 第107号
大谷大學佛教學會編・A5判・122頁・本体1,000円+税〈文栄堂〉
2017年12月5日の雲井昭善先生ご逝去をうけ、思い出や主な研究を「人と業績」にて掲載。
■目次
論文 『華厳経』における文殊師利と普賢菩薩手……織田顕祐
公開講演 通説の裏側——文献を読み解く醍醐味……水野善文
人と業績 雲井昭善先生を偲んで……山本和彦  ほか

◆教學セミナー 第108号
大谷大學佛教學會編・A5判・146頁・本体1,000円+税〈文栄堂〉
本号では、海外ニュースとして、ドイツのハンブルク大学およびハイデルベルク大学における在外研究の紹介を掲載。
■目次
論文 アビダルマにおける受蘊の規定……箕浦暁雄
新入会員歓迎後援会 ブッダとウパニシャッド……山本和彦
書評・紹介  ほか

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◇┓  法藏館書店新着雑誌案内
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◆同朋 5月号
真宗大谷派宗務所出版部編・A4判・60頁・本体371円+税〈東本願寺出版〉
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、 生活に密着した話題から親鸞聖人の教えまで、 日々の暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
■目次
◎インタビュー 渡辺一史さん(ノンフィクションライター)
 「人に迷惑をかけること」の積極的な意義とは?」
◎特集 子どもたち、大人たちの現在
【好評連載】
●親鸞万華鏡/5月号のゲスト:二階堂和美さん(シンガーソングライター)
●あの寺 この味 お斎のたび  ほか

◆大乗 5月号
大乗刊行会編・B5判・80頁・本体348円+税〈本願寺出版社〉
門信徒の家族が楽しく浄土真宗に親しむための月刊誌。お念仏のよろこびをご家族のみなさまにお届けします。研修会や勉強会にも最適! 門徒推進員の方にもおすすめです。
■目次
◎特集 ご門主 ネパール開教地ご巡回
・いのちのえほん「生まれ 往く いのち」―なかがわあきら×ひじ みえ
・釈徹宗の随縁探訪―ゲスト 武田 晋さん
・お坊さん み跡をめぐる part2「顕証寺」
・和のこころ 親鸞聖人のご和讃―玉木興慈  ほか

◆大法輪 5月号
石原大道編・A5判・236頁・本体870円+税〈大法輪閣〉
毎号さまざまな視点で宗派を超えた「仏教」を紹介しています。法話、講話をはじめ、専門的な記事から初めて仏教を学ぶ方のための入門的記事まで掲載。
■目次
特集=〈徹底比較〉曹洞宗と臨済宗二つの禅、ここが違う
 第一部 人 物/第二部 宗門の歴史と現在
 第三部 教 義/第四部 実践のあり方
 お寺のソーシャル・デザイン―杉本恭子  ほか

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┃ 特 集 1   ---- 掲示伝道にオススメの法語・法話集
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佛光寺の掲示板や「お寺の掲示板大賞」がニュースでとり上げられるなど、近年掲示伝道に注目が集まっています。今回は掲示板の法語作りの参考になる書籍を集めました。

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◆晴れてよし、降ってよし、いまを生きる―京都佛光寺の八行標語
佛光寺著・A5変判・144頁・本体1,400円+税
掲示伝道ブームのきっかけとなった佛光寺の掲示板法語集。8行の法語の中に、思わずうなずいてしまったり考えさせられる視点が盛り込まれています。〈学研プラス〉
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◆ひとくち法話 いま伝えたい言葉
中村 薫著・四六判・152頁・本体1,300円+税
ISBN:978-4-8318-8708-5
経典やお聖教から曽我量深・安田理深ら近年の真宗人、更に各界の著名人などの法語・名言を幅広く集めた1冊。見開きの右側に法語、左側にその解説・味わいが書かれています。〈法藏館〉

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◆掲示伝道標語集 喜怒哀楽の声
豊島學由著・新書判・138頁・本体400円+税
「生活」「生命」「信心」「浄土」など、テーマごとに9章に分けられた法語集。解説はありませんが、その分収録数は200以上あり、見た目のサイズ以上のボリュームです。〈本願寺出版社〉

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◆おじゅっさんのおはなし―住職うなずき法語法話
隅谷俊紀著・四六判・160頁・本体1,000円+税
日常の小さな出来事からの気づきを基にした法語と、その味わいを見開きにまとめた、やさしい法話集。「おじゅっさん」とは大阪で住職のこと。著者は佛光寺派の住職です。〈パレード〉

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◆いのちのことば―南御堂掲示板から
本夛 惠著・A6判・120頁・本体450円+税

◆いのちのことばU―南御堂掲示板から
墨林 浩著・A6判・117頁・本体450円+税

難波別院発行の新聞『南御堂』連載の「南御堂掲示板」の法語と解説をまとめたもの。内容によって春夏秋冬に分類され、それぞれが見開きごとに収められています。〈難波別院〉

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◆日々のことば
鷺澤顕昇著・A6判・66頁・本体260円+税
ISBN:978-4-8318-8934-8

◆日々の糧
寺川幽響著・A6判・64頁・本体190円+税
ISBN:978-4-8318-8930-0

季節ごとの仏事や、著者の身近な出来事にまつわるお話などを800字にまとめた法話集。それぞれの最後には法話の内容に即した掲示伝道用の法語が添えられており、法語・法話どちらの題材としてもご活用いただけます。〈法藏館〉

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◆風に聴く―800字法話+掲示伝道
伊奈教雄著・四六判・232頁・本体1,600円+税
ISBN:978-4-8318-8900-3

◆風の声・竹の声―800字法話+掲示伝道
伊奈教雄著・四六判・216頁・本体1,500円+税
ISBN:978-4-8318-8905-8

見開き2ページを1日として、1日から31日まで、日めくりカレンダー感覚で読めるポケットサイズの法語集。毎月一つずつ繰り返して読むも良し、気になる法語を深く味わうも良し。〈法藏館〉

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┃ 特 集 2   ---- 一遍上人
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京都国立博物館にて展覧会「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」開催中!
(4月13日(土)〜 6月9日(日))

◆一遍仏教と時宗教団 〔2刷〕
長澤昌幸著・A5判・338頁・本体5,000円
「捨ててこそ」を掲げ、全国を遊行に過ごした時宗の一遍。遺された門弟たちはいかにして「一期ばかり」だったはずの一遍の思想を受け継ぎ、伝統化していったか——。類書希少な時宗教学書。〈法蔵館〉

講談社学術文庫
◆親鸞と一遍―日本浄土教とは何か
竹村牧男著・文庫判・323頁・本体1,100円
無の深淵が口をあけ虚無の底に降り立った中世日本に日本浄土教を大成した二人の祖師がいた。定住型の親鸞と漂泊型の一遍という、全く対照的な生き方と思索を展開した両者の思想を、原典に現代語訳を付して緻密に読みこみ比較考量、日本文化の基層に潜む浄土教の精髄を浮き彫りにする。日本人の仏教観や霊性、宗教哲学の核心に鋭く迫った清新な論考。〈講談社〉

新潮新書
◆法然親鸞一遍
釈 徹宗著・新書判・190頁・本体680円”悟り”ではなく”救い”の道を……。仏教のベクトルに大転換をもたらし、多くの支持を得た日本浄土仏教は、いかにして生まれたのか。念仏を選択し、凡人が救われる道を切り拓いた法然。「その念仏は本物か」と問い続け、「悪人」のための仏道を説いた親鸞。「捨てる・任せる」を徹底し、遊行の境地に達した一遍。浄土宗・真宗・時宗の三祖を比較し、それぞれの「信心」に迫る。〈新潮社〉

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■中外日報 「宗教文化講座」   [法藏館書店 協賛・出店]

テーマ:「時代を超えてーこころ豊かに生きる」
◆第 2 回 : 5月18日(土) 「仏教学とはなにか」
       〈花園大学無聖館5階ホール(JR嵯峨野線円町駅から徒歩8分)・定員:500〉
                  花園大学文学部教授 佐々木 閑氏
◆第 3 回 : 9月14日(土) 「山修行の果とは」
       〈しんらん交流館・大谷ホール(JR京都駅中央口から北へ徒歩10分)・定員:500〉
                  本山修験宗総本山聖護院門跡門主 宮城泰年氏
◆第 4 回 :10月 5日 (土) 「鈴木大拙の華厳学」
       〈京都新聞文化ホール(地下鉄烏丸線丸太町駅7番出口すぐ)・定員:400〉
                  東洋大学学長 竹村牧男氏

※受講申し込み・お問い合わせ ⇒ 中外日報社営業局出版事業部
〒601-8004 京都府京都市南区東九条東山王町9番地
TEL:075-682-1625 FAX:075-682-1722
Eメール:shuppan@chugainippoh.co.jp

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◎美術史学会  期間:2019年5月18日(土)〜19日(日)
 会場:京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス アクセス:市営地下鉄烏丸線「国際会館」行
                               「松ヶ崎」駅下車、徒歩約8分
◎歴史学研究会 期間:2019年5月25日(土)〜26日(日)
 会場:立教大学 池袋キャンパス アクセス:JR各線・東武東上線・西武池袋線・東京メトロ丸ノ内線
                        有楽町線・副都心線「池袋」駅下車。西口より徒歩約7分。
◎中世文学会  期間:2019年5月25日(土)〜26日(日)
 会場:駒澤大学 アクセス:東急田園都市線「駒沢大学」駅下車。「駒沢公園口」出口から徒歩約10分。

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【ちょこっと紹介】―――――――

旅の日(5月16日)にちなんで―――

◆妙好人めぐりの旅―親鸞と生きた人々
伊藤智誠著・四六判・158頁・本体1,800円+税
ISBN:978-4-8318-2353-3
物で栄えて心が滅んだ現代、それとは全く逆の世界を生きた人々がいた。純粋な信心に生きた妙好人の世界を訪ね、旅行記風に紹介したガイドブック。

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◆◆◆法藏館書店売行ベスト10(4月期)◆◆◆

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順位/書名/著者名/出版社名/本体価格+税
1  「現生往生」という迷い/三木 悟/中外日報社/1,500円+税
2  改訂新版 大谷派本願寺 伝統行事―裏話と風物詩/川島眞量著、川嶋 正編/法藏館/2,200円+税
3  現代思想としての清沢満之/安冨信哉/法藏館/2,800円+税
4  苦悩の海をゆく―東京真宗同朋の会「サムドラの会」/海 法龍/東京真宗同朋の会/926円+税
5  ”このことひとつ”という歩み―唯信鈔に聞く/宮城 リ/法藏館/2,800円+税
6  生まれた意義と喜び―出世本懐/三明智彰/越後量深学場/400円+税
7  さよなら親鸞会(特別版)―脱会から再び念仏に出遇うまで/瓜生 崇/サンガ伝道叢書/463円+税
8  七日参りのお話―大切な人を送った人へ/竹中尚文/自照社出版/1,000円+税
9  中公文庫 親鸞の言葉/吉本隆明/中央公論新社/900円+税
10  なぜ南無阿弥陀仏なのか/藤場俊基/サンガ伝道叢書/463円+税 

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2019年04月27日(土) No.2802 (法藏館書店ニュース)

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