法藏館新刊話題の本のお知らせ

2020/1/1 234号 【法藏館書店ニュース 1月号】
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  法藏館書店ニュース 1月号(2020/1/1)234号

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◆◆ 目次 ◆◆
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1)話題の本

2)法藏館新刊案内

3)法藏館重版案内

4)法藏館刊行予定案内

5)法藏館書店新着案内

6)特集1:法藏館2019年・下半期売行ベスト20

7)特集2:法藏館2019年・年間売行ベスト20

8)特集3:大谷派東京教区から

9)お知らせ・ちょこっと紹介

10)法藏館書店ベスト10・メール配信サービスご案内


★★ お知らせ ★★
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1、2月の書店休業日
1月のお休み:1〜5日・12日・19日・26日
2月のお休み:2日・9日・16日・23日


▼▼ 話題の本▼▼
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●教誌 正法 No.160〈2020年1月1日発行〉
●興風 31号〈2019年12月1日掲載〉
『戦国仏教と京都―法華宗・日蓮宗を中心に』
河内将芳著・A5判・394頁・本体7,500円+税
ISBN:978-4-8318-6252-5

●宗教研究 396号〈2019年12月30日発行〉
『カミとホトケの幕末維新―交錯する宗教世界』
岩田真美、桐原健真編
A5判・390頁・本体2,000円+税
ISBN:978-4-8318-5555-8

●歴史学研究〈2019年12月15日発行〉
『正倉院文書と造寺司官人』
山本幸男著・A5判・494頁・本体11,000円+税
ISBN:978-4-8318-6243-3

●中外日報〈2019年12月13日掲載〉
●文化時報〈2019年11月6日掲載〉
『岐路に立つ仏教寺院―曹洞宗宗勢総合調査2015年を中心に』
相澤秀生、川又俊則編著
A5判・324頁・本体3,000円+税
ISBN:978-4-8318-5712-5

●日本歴史 第859号 〈2019年12月1日掲載〉
●ヒストリア 第276号〈2019年10月20日掲載〉
『雑賀一向一揆と紀伊真宗』
武内善信著・A5判・386頁・本体9,000円+税
ISBN:978-4-8318-6250-1

●読売新聞「本よみうり堂」〈2019年11月24日掲載〉
●文化時報〈2019年11月23日掲載〉
●朝日新聞 大阪版 夕刊〈2019年11月21日掲載〉
『雅楽のコスモロジー―日本宗教式楽の精神史』
小野真龍著・四六判・256頁・本体2,200円+税
ISBN:978-4-8318-6256-3

●文化時報〈2019年11月23日掲載〉
『近世京都寺社の文化史』
村上紀夫著・A5判・356頁・本体8,000円+税
ISBN:978-4-8318-6253-2

●中外日報〈2019年11月22日掲載〉
『老年の豊かさについて』
キケロ著、八木誠一・八木綾子訳
文庫判・208頁・本体800円+税
ISBN:978-4-8318-2603-9

●日本史研究 第687号〈2019年11月20日発行〉
『東大寺要録 一 東大寺叢書1』
東大寺史研究所編・A4判・380頁・本体30,000円+税
ISBN:978-4-8318-5201-4

●家族社会学研究 Vol.31〈2019年10月31日発行〉
『新版 真宗教団と「家」制度』
森岡清美著・A5判・742頁・本体17,000円+税
ISBN:978-4-8318-5705-7

●中日新聞 夕刊〈2019年10月19日掲載〉
『ブッダの小ばなし―超訳 百喩経』
釈 徹宗監修、多田 修編訳
四六判・118頁・本体1,000円+税
ISBN:978-4-8318-2501-8
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◇┓  法藏館 新刊案内
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★★★★★★★法蔵館文庫 第2弾!★★★★★★★
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◆アマテラスの変貌―中世神仏交渉史の視座【仏教】
佐藤弘夫著・文庫判・320頁・本体1,200円+税
ISBN:978-4-8318-2604-6
「あの世の仏」と「この世の神仏」という中世人の宗教コスモロジーを明らかにし、神仏習合論や、顕密体制論の見直しを迫る名著。
■目次
第一章 祟る神から罰する神へ
第二章 〈日本の仏〉の誕生
第三章 コスモロジーの変容
第四章 変貌するアマテラス  ほか

◆正法眼蔵を読む【仏教】
寺田 透著、林 好雄解説・文庫判・592頁・本体1,800円+税
ISBN:978-4-8318-2605-3
法藏館新刊案内多くの道元論を発表した著者による「語る言葉(パロール)」と「書く言葉(エクリチュール)」による「講読体書き下ろし」の読解書。正続合本。
■目次
道元略伝  
画餅講読
竜吟講読
都機講読  ほか

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◆自然に学ぶ【科学/エッセイ】
白川英樹著・四六判・146頁・本体1,200円+税
ISBN:978-4-8318-5714-9
豊かな創造性、旺盛な好奇心、本質に迫る洞察力などは生活に密着した学びのなかで育まれる。2000年ノーベル化学賞受賞者・白川英樹先生の随筆集。
■目次
1 自然に学ぶ
2 日本語で科学を学び、考え、そして創造できる幸せ
―先人の努力を糧に
3 高分子合成を志して  ほか

龍谷大学アジア仏教文化研究センター文化講演会シリース3
◆修二会 お水取りと花会式
――聖地に受け継がれし伝灯の法会
楠  淳證編、狹川 普文・加藤 朝胤著・四六判・118頁・本体1,300円+税
ISBN:978-4-8318-6432-1【仏教】
お水取りと花会式として奈良で親しまれる修二会の世界を東大寺の狹川管長、薬師寺の加藤管主、仏教学者の楠氏がやさしく解き明かす。
■目次
奈良時代から続く不退の行法――東大寺修二会の世界(狹川普文)
修二会花会式――薬師寺の伝灯法会(加藤朝胤)
南都の法会――仏に成る道(楠 淳證)  ほか

◆教行信証 大河流覧
藤場俊基著・四六判・260頁・本体2,400円+税
ISBN:978-4-8318-7923-3【真宗】
『教行信証』の構造全体を貫く大きな三つの流れ。それこそが親鸞の真意を読み解く鍵であることを初めて明らかにした画期的な論考。
■目次
『教行信証』と共に
本願力回向の呼応(流れ1)
本願力回向成就の相(流れ2)
唯除と仏智疑惑(流れ3)  ほか

◆密教図像 38
密教図像学会編・B5判・104頁・本体2,800円+税
ISBN:978-4-8318-0438-9【密教/美術】
美術史と密教学を連携させた密教図像学の立場からアジアの宗教美術を考察。密教美術をテーマとした論文集。
■目次
口絵
蔀 政人「浄厳院蔵阿弥陀聖衆来迎図の図像表現をめぐって」
樋口美咲「東密系焔魔天曼荼羅の成立背景に関する一考察」
袋井由布子「The Buddhist Art in the Southernmost Part of India」
上枝いずみ「ガンダーラの仏伝浮彫にみられる競試武芸説話について」
田中公明「二十八部衆の成立について」
展観記録
彙報

◆東大寺要録 二 東大寺叢書 2
東大寺史研究所編・A4判・392頁・本体30,000円+税
ISBN:978-4-8318-5202-1【歴史/史料】
東大寺研究の最重要史料をフルカラー影印版にて提供するシリーズの第二巻目。本巻には東大寺本要録の巻第三〜巻第六までを収録。
■目次
東大寺本 巻第三
東大寺本 巻第四
東大寺本 巻第五
東大寺本 巻第六

*東大寺要録 一 [東大寺叢書 1]……2019年3月刊行
  1には東大寺本巻第一・二および醍醐寺本巻第一・二とその紙背文書を特別収録。

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◇┓  法藏館 刊行予定案内
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◆ひとりふたり・・―春彼岸を迎える
四衢 亮編・A5判・24頁・本体124円+税
ISBN:978-4-8318-1154-7【真宗/仏教】
人気連載……親鸞聖人の時代の往生際(小山聡子)、はてなの仏教用語(木村宣彰)、真宗のしきたりの不思議(松本智量)、おうちで精進料理(西川玄房)  ほか

◆神仏分離を問い直す【日本史/思想史】
神仏分離150年シンポジウム実行委員会編・四六判・196頁・本体1,200円+税
ISBN:978-4-8318-5562-6
宗教学・歴史学の第一線で活躍する研究者らと現場の僧侶が、幕末維新期の一大トピック「神仏分離」をめぐる諸相を多角的に問い直す。

◆近江商人の生活態度―家訓・倫理・信仰
窪田和美著・A5判・300頁・本体3,500円+税
ISBN:978-4-8318-6257-0【社会学】
全国で活躍した近江商人。その優れた経営手腕や活動の根底には真宗信仰があった。近江商人を成功に導いた特有の生活態度を考察。

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◇┓  法藏館書店新着案内
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◆顯淨土眞實教行証文類―翻刻篇 縮刷版
大谷大学編・四六判・774頁・本体4,000円+税 〈東本願寺出版〉
親鸞聖人真筆の『顕浄土真実教行証文類(教行信証)』坂東本を、頁を合わせながら精確に活字化した一冊。親鸞聖人が何度も思索と推敲を重ねた跡が忠実に再現され、『教行信証』制作の真意にふれることができる。読みやすさや学習にも配慮し、脚注や補註も併載。

◆仏教なるほど相談室
真城義麿著・四六判・159頁・本体1,200円+税 〈東本願寺出版〉
今さら聞けない宗教や信仰にまつわる素朴な疑問に、真宗大谷派僧侶で元大谷中・高等学校長の真城義麿先生がわかりやすく答える。仏教への入り口となる一冊。

◆宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌
音楽法要[楽譜]
真宗大谷派青少幼年センター編、新実徳英作・A4変判・47頁
本体1,000円+税〈東本願寺出版〉
宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌を御縁として新実徳英氏が作曲した音楽法要曲は、今も毎年の真宗本廟報恩講にて厳修されています。本山のみではなく、全国の別院・寺院教会においても、僧侶・門徒が共にお勤めできるよう編成されています。

報恩講法話集 19
◆生も死も受け容れる念仏―祈りから感謝へ
淺田恵真、天岸淨圓著・B6判・106頁・本体800円+税〈自照社出版〉
二十年の比叡山の修行は、親鸞聖人にとって如何なるものだったのか、回峰行の苦行から他力の念仏への転換を語る一篇。重なる飢饉に出会いながらも、“三部経千部読誦”を思いとどまらせた、他力の念仏に生きる聖人の姿を語る一篇。

◆親によばれて―浄光寺報 法話集
藤澤信照著・A5判・88頁・本体300円+税〈響流書房〉
滋賀県東近江市甲津畑。山の中に佇む真宗寺院の住職を務める著者が、年五回発行し続けた寺報に書き綴った法話を厳選して収録。音楽などの身近な話題をふんだんに取り入れたわかりやすい法話集です。

新潮選書
◆「悟り体験」を読む
―大乗仏教で覚醒した人々
大竹 晋著・四六判・316頁・本体1,400円+税〈新潮社〉
「悟る時は真理の方が人に迫ってくる」(菩提達摩)、「心は驚きのもと崩落した」(白隠慧鶴)、「これが無なのだな!」(鈴木大拙)、「自分の大きさ、広さにびっくり仰天」(長沢祖禅尼)、「宇宙一元! 大歓喜!!」(井上日召)……臨済宗から日蓮宗まで約五十人の「悟り体験記」を読みとき、目くるめく境地の真相に迫る。

平凡社新書 927
◆今を生きるための仏教100話
植木雅俊著・新書判・415頁・本体1,100円+税 〈平凡社〉
ブッダが問いかけたことは本来、何だったのか。平等について、“真の自己”の探究について、ジェンダー、教団の権威化、大乗仏教への回帰、科学との接点、そして、経典に綴られた説話など……。仏教思想研究の泰斗が、100のテーマでブッダの教えを読み解く。

◆中世地方寺院の交流と表象
岡野浩二著・A5判・464頁・本体15,000円+税〈塙書房〉
地方に展開する寺院の競合関係と僧侶の往来、地方寺院と中央主要寺院との関係等の「交流」と、祖師譚等の「表象」という視角から中世とその前後の時代の地方寺院を考察。

◆初期仏教における聖典成立と修行体系
ターナヴットー・S.W.著・A5判・384頁・本体8,000円+税〈山喜房佛書林〉
本書は初期仏教の歴史及び修行に関するものであり、仏滅年代、律蔵の成立、パーリ語の故郷、経蔵の成立、八聖道などの修行道を論じている。用いられる手法と導き出された見解は、新機軸を打ち出すもので、初期仏教にとどまらず、その分派後も含む仏教全体を研究する上で、必見の内容となっている。

◆続宋代仏教史の研究
佐藤成順著・A5判・398頁・本体15,000円+税〈山喜房佛書林〉
宋代仏教における仏典翻訳、寺院、浄土信仰などについてまとめる。

新国訳大蔵経・インド撰述部
◆中観部2 中論ー下
丹治昭義校註・菊変判・572頁・本体15,000円+税 〈大蔵出版〉
『中論』青目釈とチベット訳諸註釈の比較検討によって青目と羅什の中の解釈の相違を明し、仏陀の沈黙と教説を龍樹は不説の説と解明。
本書『下』では全四巻中、巻第三、四を収録。

◆大蔵経の歴史ー成り立ちと伝承
宮崎展昌著・A5判・294頁・本体3,200円+税〈方丈堂出版〉
仏教を学ぼうとする初学の学生、仏教学を研究しようとする大学院生たちが、まず本書を通読することで文献研究の基礎知識を得るとともに、釈尊の教えが伝えられてきた歴史を理解し、地に足のついた研究を進めることにつながれば、本書の目的が達せられたといえる。(中尾良信「緒言」より)

講談社選書メチエ 714
◆維摩経の世界ー大乗なる仏教の根源へ
白石凌海著・四六判・312頁・本体1,950円+税〈講談社〉
『維摩経』では在家仏教者・維摩詰と文殊、仏弟子との間での真理に関する問答により、大乗思想の根本が説かれる。
仏国土とは? 菩薩とは? 煩悩即菩提とは? 空とは? それぞれの対論はさながら芝居の場面のように人を惹きつける。1999年、新たに発見されたサンスクリット語写本の読解と研究成果を参照しつつ、『維摩経』の魅力を語る。

講談社学術文庫 2590
◆今昔物語集ー天竺篇 全現代語訳
国東文麿訳・文庫判・692頁・本体2,110円+税〈講談社〉
天上界に住む釈迦菩薩は、人間界に降り生を享け出家、苦行により悟りを開き仏陀となる。以後多くの人を教化し、救済する旅を続けた果てに八十歳で入滅する。十二世紀初頭の成立といわれる巨大説話集のうち、天竺(インド)の地に仏教が発生、展開する壮大な物語を収録。釈迦と舎利弗、文殊ら弟子たちが苦悩し活躍する様を、簡明な現代語訳で綴る。

ちくま学芸文庫 タ49-1
◆釈尊の生涯
高楠順次郎著・文庫判・185頁・本体1,100円+税〈筑摩書房〉
近代仏教学の創始者による釈迦の伝記。南伝仏教の経典に依拠して、人間としての釈尊の姿を生き生きと描き出す。
貴重な写真・図版30点以上を収録。解説=石上和敬

ちくま新書 1450
◆日本の民俗宗教
松尾恒一著・新書判・282頁・本体880円+税ー〈筑摩書房〉
大嘗祭、祇園祭り、盆踊り、元寇、ねぶた祭り、南蛮貿易、寺請制度、かくれキリシタン。古代から現代まで、数々の外来の文化の影響を受けて変容し形成された日本の民俗宗教を、歴史上の政治状況、制度の変遷とともに多角的に読み解く。

歴史文化ライブラリー 491
◆神仏と中世人ー宗教をめぐるホンネとタテマエ
衣川 仁著・四六判・213頁・本体1,700円+税〈吉川弘文館〉
中世人は富や健康、呪咀の願望成就を求め、寺社は期待に応えて祈りを提供した。人々は神仏にいかに依存し、どう利用したか。社会に広がる祈りにまつわる情報網、僧侶による宗教暴力の正当化、民衆支配のための政治と宗教の連動などを探り、祈り観にみる世俗と宗教界のズレや、人々と神仏の関係を解明。

◆近現代日本の民間精神療法ー不可視なエネルギーの諸相
栗田英彦、塚田穂高、吉永進一編・A5判・399頁
本体4,000円+税〈国書刊行会〉
催眠術は明治に輸入されて大正期に霊術・精神療法へと発展。これは西洋の近代オカルティズムと並行する、グローバルなオカルティズム運動であった。その全体像を多様な視点から横断的に描く、初の本格的論集。

◆井上円了 ー「哲学する心」の軌跡とこれから
講談社編・A4変判・128頁・本体900円+税〈講談社〉
誰でも楽しく読めるようにするため、『水木しげる漫画大全集』所収の長編作品「不思議庵主 井上円了」83ページを完全再録。カラーページでは井上円了ゆかりの地や品々をたっぷりと紹介し、井上円了の多角的な実像に迫る対談および書き下ろし論考も収録するなど、興味深い読み物も満載です。

◆正倉院宝物の構造と技法
西川明彦著・A5判・456頁・本体6,000円+税 〈中央公論美術出版〉
七宝鏡、武器、武具、馬具、大刀、蒔絵、厨子、碁盤……。
永年宝物調査に携わってきた正倉院事務所長である著者が、文化財の一大宝庫である正倉院宝物の構造と技法を、科学分析と詳細な実態調査さらに文献史学的成果をもとに、600点を超える豊富なカラー図版で明らかにする。多角的側面から正倉院宝物のルーツに迫る。

シリーズ 比較文化学への誘い 5
◆弔いにみる世界の死生観
小西賢吾、山田孝子編・A5判・175頁・本体1,000円+税〈英明企画編集〉
本書では、日本、ヨーロッパ、アフリカ、インド、中央アジア、東南アジア、ミクロネシア、極北地域などの各地について、仏教、イスラーム、キリスト教等の教義に基づく弔いのありようと死生観・来世観を比較して観察し、世界の各地に暮らす人びとが、全生物に共通して訪れる「死」をいかに受け容れ乗り越えているのかを学びます。

◆2019年度版 全国のあいつぐ差別事件
部落解放・人権政策確立要求中央実行委員会編・A5判・199頁
本体2,000円+税 〈解放出版社〉
おおよそ2018年4月からの一年間に発生、発覚した事例について、主に『解放新聞』の中央版・各地版などから分野別に紹介、解説する。人権・部落問題学習・啓発に必携の一冊。巻末には「都府県別索引」付き。

◆スター坊主めくり
ー僧侶31人による仏教法語集
池口龍法監修・A5変判・40頁・本体1,500円+税〈便利堂〉
お坊さんの言葉からあふれでる人生のヒント!
若手僧侶31人が、仏教用語(法語)をやさしいことばで語り、毎朝あなたに元気を届けます。
勉強ではなく、日常生活を送りながら、いつの間にか法語と仏教の意味あいが理解できている、そんな法語集です。

◆お釈迦さまと歩こう365日
岩撫ニ皇著・新書判・395頁・本体1,300円+税〈講談社エディトリアル〉
混迷を極める今、もしお釈迦さまがこの世にいらしたら、どんな生き方を私たちに教えて下さっただろう。お釈迦さまからの貴重な言葉365句を「暦」の形式にして、1年を通して皆さまの「道しるべ」に活用できる一冊。

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◆同朋 1月号
真宗大谷派宗務所出版部編・A4判・56頁・本体364円+税〈東本願寺出版〉
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、 生活に密着した話題から親鸞聖人の教えまで、 日々の暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
■目次
◎インタビュー 渡辺美佐子さん(女優)
 平和ってなによりも素敵なものよ。
◎特集 念仏って何だろう?
【好評連載】
●あの寺 この味 お斎のたび
●東本願寺界隈 今昔物語「京菓子司 末富(和菓子)」
●親鸞万華鏡―1月号のゲスト:碧海寿広さん  ほか

◆大乗 1月号
大乗刊行会編・B5判・88頁・本体341円+税〈本願寺出版社〉
■目次
門信徒の家族が楽しく浄土真宗に親しむための月刊誌。お念仏のよろこびをご家族のみなさまにお届けします。研修会や勉強会にも最適! 門徒推進員の方にもおすすめです。毎号さまざまな視点で宗派を超えた「仏教」を紹介しています。法話、講話をはじめ、専門的な記事から初めて仏教を学ぶ方のための入門的記事まで掲載。
■目次
・いのちのえほん「おかげさんの いのち」―なかがわあきら×ひじみえ
・釈徹宗の随縁探訪―ゲスト:黒田義道さん
・DAIJO法話「生かされている私」―西原龍哉
・お坊さん み跡をめぐる part2「大覚寺」
・結婚してお坊さんになりました「年賀状」―前田純代  ほか

◆大法輪 1月号
石原大道編・A5判・236頁・本体1,000円+税〈大法輪閣〉
毎号さまざまな視点で宗派を超えた「仏教」を紹介しています。法話、講話をはじめ、専門的な記事から初めて仏教を学ぶ方のための入門的記事まで掲載。
■目次
特集=”いざ”に役立つ仏教便利手帳2020年版
1、葬儀・法事 2、お寺参り 3、仏教行事 4、仏教を学ぶ 5、旅行ガイド
・仏像を守る 第7章 興福寺 歴史の継承@――辻 明俊
・ほとけさまといっしょ 〈その二十一〉 「合掌」――藤原祐寛
・『大日経』のおしえ 第六回 如実知自心――下泉全暁  ほか

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特 集 1 : 法藏館書店 2019年下半期売行ベスト20

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★1★
南無阿弥陀仏のすくい
瓜生 崇著・本体100円+税       〈響流書房〉
「すくい」とは何か? 念仏する私に投げかけられる根底の疑問を、若手僧侶が31頁に凝縮して尋ねる迫真の法話録。

★2★
七日参りのお話―大切な人を送った人へ
竹中尚文著・本体1,000円+税       〈自照社出版〉
親を亡くした子どもへ無常の理を説き、遺族の喪失感を癒す、四十九日までの仏教に出遇う中陰法話集。

★3★
真宗門徒の生活に自信を持とう
宮城 著・本体1,000円+税       〈法藏館〉
真宗門徒の生き方とは、立派になるのではなく、どこまでも支えてくれる確かな道に出会うということ。大きな字の読みやすい一冊。

順位/書名/著者名/出版社名/本体価格+税

4/親鸞に聞く 大無量寿経の意T/藤場俊基/サンガ伝道叢書/741円+税
5/同朋会運動が見過ごしたもの
―真宗大谷派における下寺問題」とは/長田浩昭/サンガ伝道叢書/1,389円+税
6/さよなら親鸞会(特別版)
―脱会から再び念仏に出遇うまで/瓜生 崇/サンガ伝道叢書 463円+税
7/ここがわからん浄土真宗
―あらゆる疑問に答え誤解をとく/大法輪閣編集部編/大法輪閣/1,700円+税
8/なぜ南無阿弥陀仏なのか/藤場俊基/サンガ伝道叢書/463円+税
9/「現世往生」という迷い/三木 悟/中外日報社/1,500円+税
10/僧にあらず、俗にあらず――確かな生き方を求めて/宮城  /法藏館/1,200円+税
11/浄土真宗の葬儀/竹中智秀/東本願寺出版/1,400円+税
12/ブッダの小ばなし―超訳 百喩経/釈 徹宗監修・多田 修編訳/法藏館/1,000円+税
13/仏さまの願い―四十八のメッセージ/尾畑文正/東本願寺出版/780円+税
14/親鸞聖人の南無阿弥陀佛―六字釈のこころ/梯 實圓/自照社出版/1,600円+税
15/仏教は何を教えるのか―生老病死のなかで/宮下晴輝/真宗大谷派名古屋別院/273円+税
16/お寺の掲示板/江田智昭/新潮社/1,000円+税
17/どうなんだろう?親鸞聖人の教えQ&A/内藤知康/本願寺出版社/1,400円+税
18/お寺は誰のものか/藤場俊基/サンガ伝道叢書/463円+税
19/苦の探究[校訂版]/蜂屋賢喜代/法藏館/1,400円+税
20/高僧和讃講義(二)―曇鸞/延塚知道/方丈堂出版/2,200円+税

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特 集 2 : 法藏館書店 2019年年間売行ベスト20

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★1★
南無阿弥陀仏のすくい
瓜生 崇著・本体100円+税       〈響流書房〉
価格的には1位も当然、というかやや反則的ではありますが、100円とは思えない充実した内容で、施本としてのまとめ買いが多数ありました

★2★
七日参りのお話――大切な人を送った人へ
竹中尚文著・本体1,000円+税       〈自照社出版〉
異例のロングセラーで昨年のトップに続き今年も堂々の2位! 発売から1年半経つ現在も、未だに衰える気配なく売れ続けています。

★3★
「現世往生」という迷い
三木 悟著・本体1,500円+税       〈中外日報社〉
現代における死後の問題、信心、さらには浄土真宗が直面する困難な課題に向き合い、現世往生説を越えた未来の真宗教学を問う。

順位/書名/著者名/出版社名/本体価格+税

4/さよなら親鸞会(特別版)
――脱会から再び念仏に出遇うまで/瓜生 崇/サンガ伝道叢書/463円+税
5/改訂新版 大谷派本願寺 伝統行事
――裏話と風物詩//川島眞量著・川嶋 正編法藏館/2,200円+税
6/真宗門徒の生活に自信を持とう/宮城 /法藏館/1,000円+税
7/親鸞に聞く 大無量寿経の意T/藤場俊基/サンガ伝道叢書/741円+税
8/なぜ南無阿弥陀仏なのか/藤場俊基/サンガ伝道叢書/463円+税
9/浄土真宗の葬儀/竹中智秀/東本願寺出版/1,400円+税
10/同朋会運動が見過ごしたもの
――真宗大谷派における下寺問題」とは/長田浩昭/サンガ伝道叢書/1,389円+税
11/南無阿弥陀仏の葬儀/藤場俊基/サンガ伝道叢書/463円+税
12/生まれた意義と喜び――出世本懐/三明智彰/越後量深学場/400円+税
13/苦悩の海をゆく
――東京真宗同朋の会「サムドラの会」講義録/海 法龍/東京真宗同朋の会/926円+税
14/”このことひとつ”という歩み――唯信鈔に聞く/宮城 /法藏館/2,800円+税
15/ここがわからん浄土真宗
――あらゆる疑問に答え、誤解をとく/大法輪閣編集部編/大法輪閣/1,700円+税
16/お寺は誰のものか/藤場俊基/サンガ伝道叢書/463円+税
17/僧にあらず、俗にあらず――確かな生き方を求めて/宮城 /法藏館/1,200円+税
18/仏さまの願い――四十八のメッセージ/尾畑文正/東本願寺出版/780円+税
19/「なむあみだぶつ」を訪ねませんか?/藤場俊基/サンガ伝道叢書/463円+税
20/高僧和讃講義(一)――龍樹・天親・曇鸞/延塚知道/方丈堂出版/2,200円+税  

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特 集 3 : 大谷派東京教区から

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真宗大谷派・東京教区での学習会・聞法会の内容をまとめた書籍のご紹介です。


◆『教行信証』に学ぶ(一)〜(九)
池田勇諦講述・A5判・平均142頁・各500円+税

東京教区聖典学習会で2007年から2013年まで全27回にわたって開催された、池田勇諦先生の『教行信証』講義を完全収録。講義中に板書された図や受講者との質疑応答も加えた懇切丁寧な内容で、講義の息遣いまでも感じられる臨場感溢れる講義録です。(真宗大谷派東京教区)


◆苦悩の海をゆく
――東京真宗同朋の会「サムドラの会」講義録
海 法龍著・A5判・279頁・926円+税
東京真宗同朋の会による聞法会「サムドラの会」開講50回を記念して、海法龍先生の講義から10回分を収録した講義録。サムドラとは海、講者は折々の出来事を通して、本願海と衆生海とに尋ね入る。 (東京真宗同朋の会)

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◇┓   お知らせ
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2020年新春プレゼント!

2020年1月6日より、法藏館書店店頭でご購入くださったお客様に、
先着50名様へ「ほのぼのカレンダー2020年版」をプレゼントいたします。

季節感のある絵で見飽きない、
月々の言葉がいい、
使いやすい、と好評発売中の
カレンダーです。
まずは気軽にご来店いただき、
カレンダーをゲットしてください!

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◇┓  ちょこっと紹介
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◎◆家庭は念仏道場
東井義雄口演・CD・55分37秒・2,000円+税〈すねいる〉
毎年好評をいただいている「ほのぼのカレンダー」の詩でおなじみの東井義雄先生の肉声が聴ける法話CD。さまざまな家庭環境に育った子どもたちの例を挙げながら、お念仏に出遇う道場が「家庭」であると力強く語られています。昭和61年9月録音。

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◆◆◆法藏館書店売行ベスト10(12月期)◆◆◆

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順位/書名/著者名/出版社名/本体価格+税

1  南無阿弥陀仏のすくい/瓜生 崇/響流書房/100円+税
2  親鸞聖人の南無阿弥陀佛―「六字釈」のこころ/梯 實圓/自照社出版/1,600円+税
3  仏性とは何か 【法蔵館文庫】/高崎直道/法藏館/1,200円+税
4  お寺の掲示板/江田智昭/新潮社/1,000円+税
5  僧にあらず、俗にあらず―確かな生き方を求めて/宮城  /法藏館/1,200円+税
6  七日参りのお話―大切な人を送った人へ/竹中尚文/自照社出版/1,000円+税
7  縁をいきる―執着から自由になるために/川村妙慶/NHK出版/762円+税
8  親鸞に聞く 大無量寿経の意T/藤場俊基/サンガ伝道叢書/741円+税
9  真宗門徒の生活に自信を持とう/宮城  /法藏館/1,000円+税
10  よきひとの言葉3―ー浄土真宗への道しるべ/釜田哲男/北國新聞社/1,800円+税

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2019年12月27日(金) No.2962 (法藏館書店ニュース)

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