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2007年3月4日の新聞書評

2007年3月4日の新聞書評
[朝日新聞/読書欄]
『平安京のニオイ(歴史文化ライブラリー)』安田政彦著/定価1,785円(税込)/吉川弘文館
驚くほど深い歴史を探るアンテナ/花の都と歌われた平安京には、ナマの人間の生活臭が充満していた。…著者が「匂い」の問題に関心を抱いた動機は阪神・淡路大震災だったという。肺に侵入する埃の匂い・焼け跡の咽喉を刺すような焦げ臭さ・詰まったトイレの悪臭が研究心をそそり、古代の京都に《鼻》を開かせたのである。…著者は公卿日記や文学作品から拾い出せる匂いのレパートリーを網羅し、王朝社会の上から下まで隈なく嗅覚の回路を行きわたらせる。…物の匂いからは驚くほど深い歴史の光景が開けてくる。平安京の住宅地が、左京の北東部と賀茂川以東に発展した原因を死臭の有無に求めているのは卓見といえよう。日頃デオドラントに馴らされた現代人に、嗅覚の意味を再発見させる良書である。/野口武彦(文芸評論家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『地図は語る「世界地図の誕生」』応地利明著/定価2,520円(税込)/日本経済新聞社
ルネサンス期の実証的精神で転機/陣内秀信(法政大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『インドカレー伝』リジ―・コロンガム著/定価2,520円(税込)/河出書房新社
料理からみた印欧の交流史/赤井敏夫(神戸学院大教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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【情報フォルダー】
『民俗の発見』全4巻/内藤正敏著/定価各3,675円(税込)/法政大学出版局
内藤正敏の民俗学を集成
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[読売新聞/読書欄]
『パクス・ブリタニカのイギリス外交』君塚直隆著/定価,4,725円(税込)/有斐閣
対象に味わい深く迫る/御厨 貴(東京大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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【記者が選ぶ】
『盗聴 二・二六事件』中田整一著/定価1,750円(税込)/文藝春秋社
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[毎日新聞/読書欄]
『はこだて 記憶の街』熊谷孝太郎著・はこだて写真図書館編/定価2,940円(税込)/Mole
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:地方小出版流通センター)
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『東京建築ガイドマップ−昭和・大正・昭和』倉方俊輔、斎藤理監修/定価1,995円(税込)/エクスナレッジ
定価2,940円(税込)/
* 本書の詳細は下記をご覧ください。
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[日経新聞/読書欄]
【ブックマーク】
『街道の日本史』全56巻/吉川弘文館
「街道の日本史」完結/街道を軸に日本列島の歴史を読み解く「街道の日本史」シリーズが、2000年末の初回配本から6年かけて完結した。…近代の行政区画にとらわれない人や物資、文化の移動に着目する地域史を切り開いた。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:吉川弘文館/ジュンク堂書店)
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『幣原喜重郎と二十世紀の日本』服部龍二著/定価3,885円(税込)/有斐閣
憲法制定過程の動きに今日性/伊奈久喜(日経新聞編集委員)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『鏡の歴史』マーク・ペンダーグラスト著/定価3,990円(税込)/河出書房新社
魅せられた人間との関係描く/由水常雄(美術史家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[産経新聞/読書欄]
『地図は語る「世界地図の誕生」』応地利明著/定価2,520円(税込)/日本経済新聞社
絵画と比べ傑作を位置づける/田代伝(筑波大学付属高校教諭)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[東京=中日新聞/読書欄]
『検証・昭和史の焦点』保阪正康著/定価1,545円(税込)/文芸春秋社
信頼すべき史実 選択する眼/新保祐司(文芸評論家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『不義密通』』氏家幹人著/定価1,575円(税込)/洋泉社MC新書
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[茨城新聞/読書欄]
『地図は語る「世界地図の誕生」』応地利明著/定価2,520円(税込)/日本経済新聞社
大航海時代の思想を具体化/金七紀男(天理大教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[しんぶん赤旗/読書欄]/[しんぶん赤旗/日曜版]
『近代とホロコースト』ジークムント・バウマン著/定価3,885円(税込)/大月書店
道徳欠いた社会学研究に強い批判/ナチス・ドイツによるホロコーストについて、社会学者としての立場から切り込んだ名著(1989年刊)が翻訳された。/木畑洋一(東京大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『死にたくない!いま、生活ほごが生きるとき』竹下義樹・吉永純編著/定価1,995円(税込)/青木書店
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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2007年03月04日(日) No.27

2007年2月25日の新聞書評

2007年2月25日の新聞書評
[朝日新聞/読書欄]
【情報フォルダー】
『歴史考古学大辞典』小野正敏・佐藤 信・舘野和己・田辺征夫編/定価29,400円(税込)/吉川弘文館
歴史学と考古学の融合が生んだ辞典/吉川弘文館が創業150周年記念として『歴史考古学大辞典』を出版した。文献史学と考古学の協業や融合が進む中、その成果を反映させることを目指して編集。民俗学や美術史、建築史など幅広い分野も含め日本列島の歴史を現代までカバーする。新たに発見された遺跡なども積極的に盛り込み3270項目をを設けた。説明や解説にとどまらず、歴史的な意義・評価にまで触れるよう目指した。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:吉川弘文館/ジュンク堂書店)
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*なお、書店店頭には24日から27日頃に並ぶことになります。書店にて、事前予約のお客様にも同じ頃の到着となりますので、ご了承ください。

『戦後日本と戦争死者慰霊』西村 明著/定価5,250円(税込)/有志舎
歴史的な見取り図を提示/赤澤史朗(立命館大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:ジュンク堂書店)
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『日本帝国陸軍と精神障害兵士』清水 寛編著/定価6,090円(税込)/不二出版
戦後60年 なお80人以上が入院/野村 進(ジャーナリスト)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:ジュンク堂書店)
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『スキャンダリズムの明治』朝倉喬司著/定価1,890円(税込)/洋泉社
「書く側」に力点を置き現場を追体験/野口武彦(文芸評論家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[読売新聞/読書欄]
『環境の歴史』R・ドロール、F・ワルテール著/定価5,880円(税込)/みすず書房
歴史学の領域を拡大した貴重な仕事/青柳正規(国立西洋美術館館長)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『“きよのさん”と歩く江戸六百里』金森敦子著/定価1,890円(税込)/バジリコ
江戸時代のイメージに新しい「意外」/白幡洋一郎(日文研教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[毎日新聞/読書欄]
『歴史考古学大辞典』小野正敏・佐藤 信・舘野和己・田辺征夫編/定価29,400円(税込)/吉川弘文館
歴史考古学の大辞典/かつては古代を対象の中心にしていた「歴史考古学」は、今では中近世、近代の遺跡や戦跡にまで領域を広げている。こうした状況を踏まえ、歴史考古学のアプローチを日本史全体の中に位置付けようと、執筆には民俗学や美術史、建築史の専門家なども含む440人が参加した。3,270項目はすべて書き下ろし。50音順で、遺跡、地名、寺院、美術品などを説明している。写真や図表も豊富に掲載した。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:吉川弘文館)
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『盗聴 二・二六事件』中田整一著/定価1,750円(税込)/文藝春秋社
20枚の録音盤から浮かび上がる謎/鹿島 茂(共立女子大学教授/仏文学)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『楊貴妃になりたかった男たち』武田雅哉著/定価1,785
円(税込)/講談社選書メチエ
2600年前、すでに「女装」趣味があった/張 競(明治大学教授/比較文化)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:ビーケーワン)
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『歴史の教師 植村清二』植村鞆音著/定価1,890円(税込)/中央公論新社
反軍、反左翼の名物教授の恋二つ//丸谷才一(作家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:ビーケーワン)
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[日経新聞/読書欄]
『三井越後屋奉公人の研究』西坂 靖著/定価7,875円(税込)/東京大学出版会
仕組みと運用を解明した労作/本書は、未利用の第一次史料を駆使して、江戸期屈指の豪商・三井越後屋の奉公人制度の仕組みと運用の実際を、個々の奉公人レベルにまで踏み込んで解明した文字通りの労作である。…著者が長年にわたって一次史料に沈潜して発見した新事実の意味は重い。商家経営史にとってはむろん、日本労務管理史の研究史に残ること確実の一冊である。/宮本又郎(関西学院大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:東京大学出版会/紀伊国屋書店)
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『黄金の島 ジパング伝説(歴史文化ライブラリー)』宮崎正勝著/定価1,785円(税込)/吉川弘文館
「海の世界史」に通暁した歴史学者が、「ジパング伝説」やその残像である「金銀島伝説」の変遷を追った。…各国の思惑が入り乱れた金銀島探索の経緯から「世界史の中の日本」の一端が浮かぶ。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[東京=中日新聞/読書欄]
『民俗学と歴史学』赤坂憲雄著/定価2,940円(税込)/藤原書店
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[茨城新聞/読書欄]
『楊貴妃になりたかった男たち』武田雅哉著/定価1,785円(税込)/講談社選書メチエ
「奇装怪装」でたどる中国史/加藤 徹(明治大学助教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:ビーケーワン)
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『鏡の歴史』マーク・ペンダーグラスト著/定価3,990円(税込)/河出書房新社
人類の歩みを小道具に見る/甲田純生(広島国際大学助教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『天皇たちの孤独』繁田信一著/定価1,575円(税込)/角川書店
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[しんぶん赤旗/読書欄]/[しんぶん赤旗/日曜版]
『救出への道 シンドラーのリスト』ミーテク・ペンパー著/定価2,940円(税込)/大月書店
ユダヤ人救った真の演出者の回想/著者ミーテク・ペンパーは、ユダヤ人でナチスの囚人となったが、シンドラーと出会う。シンドラーによるユダヤ人救出を演出したのは、実は彼であった。本書はその事情と展開の跡を、自らの体験にもとづいて綴った証言の書である。…本書を読了したとき、人間はどんな困難な状況にあろうとも、生きることへの強い意欲をもち続け、勇気と英知をふりしぼるならば、血路を開きうるものだ、という感慨と深い感動を覚えざるをえなかった。/望月幸男(同志社大学名誉教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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2007年02月25日(日) No.26

2007年2月18日の新聞書評

[朝日新聞/読書欄]
【情報フォルダー】
『源氏物語作中人物事典』西沢正史編/定価4,725円(税込)/東京堂出版
「人物」からたどる「源氏物語」の世界/ストーリーの複雑さと登場人物の交錯が重なり、いっそう難度を増すかにみえる源氏物語を、描かれた人物とあらすじでたどる『源氏物語作中人物事典』が出版された。光源氏を始め「主要人物」30人と、その子にあたる冷泉帝ら脇役30人を選出、主要人物については生涯や物語における位置、人物の特色などを手厚く記す。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『大宰府古代史年表』川添昭二監修・重松敏彦編/定価16,800円(税込)/吉川弘文館
大宰府古代の記録を年表に/古代以来、東アジアへの日本の表玄関だった北部九州の大宰府に関係した記述を集成した『大宰府古代史年表』が刊行された。西暦536年(宣化1)から1155年(久寿2)まで、史料にある関係記事を編年整理した。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『中世日本の予言書』小峯和明著/定価777円(税込)/岩波新書
社会不安の核心に触れる未来記研究/野口武彦(文芸評論家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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【著者に会いたい】
『楊貴妃になりたかった男たち』武田雅哉著/定価1,785円(税込)/講談社選書メチエ
いとおしい異装者の歴史/インタビュー
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:bk1)
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[読売新聞/読書欄]
『アイルズ―西の島の歴史』ノーマン・デービス著/定価9,870円(税込)/共同通信社
「島」の歴史語りつくす/川出良枝(東京大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[毎日新聞/読書欄]
『ルビコン―共和政ローマ崩壊への物語』トム・ホランド著/定価3,465円(税込)/中央公論新社
『キケロ−もうひとつのローマ史』アントニー・エヴァリット著/定価3,465円(税込)/白水社
「専制と自由」体現した独裁者と文章家/山内昌之(東大教授)
* それぞれの詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『ローマ人の物語』全15巻 塩野七生著/定価各2,415円〜3,570円/新潮社
一神教による制覇の意味、深く問う/三浦雅士(評論家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『“きよのさん”と歩く江戸六百里』金森敦子著/定価1,890円(税込)/バジリコ
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[日経新聞/読書欄]
【ブックマーク】
『ごはんとパンの考古学(市民の考古学1)』/藤本 強著/定価1,890円(税込)/同成社
考古学に関する話題を一般向けに解説するシリーズ「市民の考古学」の刊行が始まった。既刊は藤本強著『ごはんとパンの考古学』。ごはんとパンを題材に、その起源や歴史的な広がり方などを紹介する。今後、身近な話題や古代都市、日本列島などをテーマに年間三冊前後のペースで刊行する。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『ミカドの外交儀礼』中山和芳著/定価1,365円(税込)/朝日選書
近代化模索する明治日本の姿/佐々木克(京都大学名誉教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:bk1)
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『歴史と外交』山内昌之著/定価1,785円(税込)/中央公論新社
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[東京=中日新聞/読書欄]
『オリエント急行の時代』平井 正著/定価903円(税込)/中公新書
夢の旅へ膨らむイメージ/池内 紀(ドイツ文学者)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:bk1)
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[産経新聞/読書欄]
『淀殿 われ太閤の妻となりて』福田千鶴著/定価2,625円(税込)/ミネルヴァ書房
豊臣安泰を願った太閤の妻/梓澤 要(作家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[茨城新聞/読書欄]
『救出への道 シンドラーのリスト』ミーテク・ペンパー著/定価2,940円(税込)/大月書店
絶望と闘った「歴史の証言」/ホロコーストとは何か、虐殺された当の犠牲者各人は何も語り得ない。異常な虐殺者ゲートの傍らで毎日が死と隣あわせだった著者の重い証言は、何が最もホロコーストの真実に近いか、深く思量させる。映画を見た人も見ぬ人も必読の書である。/芝 健介(東京女子大教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[しんぶん赤旗/読書欄]
『北九州の近代化遺産』北九州地域史研究会編/定価2,310円(税込)/弦書房
近・現代産業史を知る60遺産を紹介/玉川寛治(産業考古学会理事)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。
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2007年02月18日(日) No.24

2007年2月11日の新聞書評

2007年2月11日の新聞書評
[朝日新聞/読書欄]
『環境の歴史』R・ドロール、F・ワルテール著/定価5,880円(税込)/みずず書房
現代の危機に向き合う史学/渡辺正隆(サイエンスライター)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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【たいせつな本】
『逝きし世の面影』渡辺京二著/定価1,995円(税込)/平凡社ライブラリー
外国人の手記博捜し、日本人の真の姿解明/逢坂 剛(作家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[読売新聞/読書欄]
『中世日本の予言書』小峯和明著/定価777円(税込)/岩波書店
中世人の歴史をめぐる想像力の飛躍を探る/川村二郎(文芸評論家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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【記者が選ぶ】
『偽書「東日流(つがる)外三郡誌」事件』斉藤光政著/定価1,890円(税込)/新人物往来社
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『[毎日新聞/読書欄]
『大宰府古代史年表』川添昭二監修・重松敏彦編/定価16,800円(税込)/吉川弘文館
大宰府の詳細年表/大宰府の起源とされる、筑紫国那津(なのつ)に官家を修造した536年から、保元の乱の前年、1155年までの事項を詳細に記載した。遣唐使を含む東アジア諸国とのかかわりなど、古代九州の様子がよく分かる。
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『宗教VS国家 フランス<政教分離>と市民の誕生』工藤庸子著/定価756円(税込)/講談社現代新書
『レ・ミゼラブル』で知る19世紀フランスの世相/五味文彦(放送大学教授・日本中世史)
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[日経新聞/読書欄]
『環境の歴史』R・ドロール、F・ワルテール著/定価5,880円(税込)/みずず書房
環境破壊は現代特有のものか/福井憲彦(学習院大学教授・西洋中世史)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『スキャンダリズムの明治』朝倉喬司著/定価1,890円(税込)/洋泉社
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[北海道新聞/読書欄]
『「国語」の近代史』安田敏朗著/定価924円(税込)/中公新書
国家がつくった「規範」/松本功(編集者)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[しんぶん赤旗/読書欄]
『銀座四百年』岡本哲志著/定価1,680円(税込)/講談社
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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2007年02月11日(日) No.22

2007年2月4日の新聞書評

2007年2月4日の新聞書評
[朝日新聞/読書欄]
『男性史』1.2.3 阿部恒久・大日方純夫・天野正子編/定価各2,625円(税込)/日本経済評論社
近現代日本の「男」たちを問い返す/赤澤史朗(立命館大学教授・日本近現代史)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『天皇たちの孤独』繁田信一著/定価1,575円(税込)/角川選書
新しい視点から見た平安政治史/野口武彦(文芸評論家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『徳川将軍家の演出力』安藤優一郎著/定価714円(税込)/新潮新書
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[読売新聞/読書欄]
【出版あらかると】
『源氏物語 作中人物事典』西沢正史編/定価4,725円(税込)/東京堂出版
源氏物語の人物事典/源氏物語を読むときつまづきやすいのは人間関係の複雑さだ。その主要人物と脇役各30人を紹介した…登場人物のとらえられ方を記す「評価の歴史」がおもしろい。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『標語誕生!大衆を動かす力』筑紫磐井著/定価1,785円(税込)/角川書店
ワンフレーズの威力/佐藤卓己(京都大助教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『幣原喜重郎と二十世紀の日本』服部龍二著/定価3,885円(税込)/有斐閣
手堅い政治家の像に迫る/御厨 貴(東京大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『大江戸調査網』栗原智久著/定価1,575円(税込)/講談社選書メチエ
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:ビーケーワン)
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[毎日新聞/読書欄]
『其角俳句と江戸の春』半藤一利著/定価1,260円(税込)/平凡社
300年前の謎かけに挑む名講釈/湯川 豊(東海大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『ももんがあ対見越入道 江戸の化物たち』アダム・カバット著/定価1,680円(税込)/講談社
化物から江戸文化を眺望/競
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『和歌職原鈔』今西祐一郎校注/定価2,940円(税込)/平凡社東洋文庫
官職を和歌に詠みこみ解説/昌
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:ビーケーワン)
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[日経新聞/読書欄]
『平安京のニオイ(歴史文化ライブラリー)』安田政彦著/定価1,785円(税込)/吉川弘文館
整然と区画された平安京は美しく清潔な都市という印象だが、本当はどうだったのか。歴史学者の著者は“におい”をキーワードに、平安京の実像に迫る。人間や家畜の排泄物、路傍の死体から発する死臭など、平安京は多くのにおいに満ちていた。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:吉川弘文館)
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『古事記の起源』工藤 隆著/定価840円(税込)/中公新書
少数民族の神話から読み解く/三浦佑之(千葉大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[東京=中日新聞/読書欄]
『黄金の島 ジパング伝説(歴史文化ライブラリー)』宮崎正勝著/定価1,785円(税込)/吉川弘文館
マルコ・ポーロが「黄金の国ジパング」の幻想を西欧に伝えるはるか前より、中国やイスラムの商人は日本を「黄金島」のイメージでとらえていた。本書はそのような広い史的視点から、スペイン人の「エルドラド(黄金郷)」探しに影響を与えた伝説の起源とその変容を明らかにする。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:ジュンク堂書店)
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『大奥の美女は踊る』雪村俊慥著/定価798円(税込)/PHP新書
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『戦国馬飼物語』もりたなるお著/定価1,890円(税込)/新人物往来社
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[産経新聞/読書欄]
『源氏物語 作中人物事典』西沢正史編/定価4,725円(税込)/東京堂出版
『源氏物語』の登場人物を詳細に解説する。

[しんぶん赤旗/読書欄]
『東北の争乱と奥州合戦(戦争の日本史5)』関 幸彦著/定価2,625円(税込)/吉川弘文館
三つの合戦の意味と「日本国」の成立/著者は奥州合戦のなかに頼朝の祖先が果たせなかった因縁を見出し、奥州合戦は前九年・後三年の合戦の再現でならなければならなかった理由をさぐる。…頼朝は征夷大将軍に就任することで私的行動に正当性が与えられた。…そして、鎌倉幕府の成立により、東北地方にも頼朝の権限が普遍的に及ぶようになり、これが「日本国」の成立である。著者は、豊かな中世史研究の歩みと近年の研究成果をふまえながら、このような点をわかりやすく説く。ただし本書、理論的な部分のみに紙数を割いているのではない。三つの合戦の個々の場面の意味にまで踏み込んだ説明がなされており、一般書の範疇に属するとはいえ、専門的な記述を望む読者も充分に満足させるものになっている。三つの合戦は、世界遺産への本登録を控えている平泉の理解のためにも、きわめて重要で、本書の意義は大きい。/工藤雅樹(福島大学名誉教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『チョークで書く「希望」』岩辺泰吏著/定価2,310円(税込)/大月書店
教師という仕事のもつ魅力再発見/東京の小学校教師だった岩辺泰吏さんが37年間の教職をふり返ってつづったのが本書である。…授業が成立せずに苦悩している教師、困難に直面し自信を失っている教師には、限りない勇気と希望を与えてくれる本だ。/今泉博(北海道教育大学助教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『格差社会とたたかう』後藤道夫ほか著/定価1,575円(税込)/青木書店
格差社会とたたかう姿勢の乏しい本が目立つなか貴重/五人の筆者が「格差社会」の分析や「努力すれば報われる」論批判などを展開し読み応えがあえります。世にはびこる「機会の平等」や「自立支援」といった言葉の分析と批判が丁寧になされています。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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2007年02月04日(日) No.20

2007年01月28日の新聞書評

2007年1月28日の新聞書評
[朝日新聞/読書欄]
【文庫・新書のオススメ新刊】
『古事記の起源』工藤隆著/定価882円(税込)/中公新書
* 本書の詳細は下記(協力:紀伊國屋書店)
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[読売新聞/読書欄]
【記者が選ぶ】
『近代芸術家の表象』三浦 篤著/定価8,190円(税込)/東京大学出版会
パリ第4大学に提出した博士論文に基づく大著−と言えば大方の人に敬遠されそうだ。でも登場する芸術家は華やかで、印象派の旗揚げ前夜、パリ画壇で活躍した面々だ。例えばマネの大胆さ、そこに潜む奇妙さに関心のある見術ファンには、お薦めできる。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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[毎日新聞/読書欄]
『ミカドの外交儀礼』中山和芳著/定価1,365円(税込)/朝日選書
外国公使が見た「お歯黒、描き眉」の天皇/藤森照信(東大教授・建築史)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:e- hon)
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〔東京=中日新聞/読書欄〕
『国語の近代史』安田敏朗著/定価924円(税込)/中公新書
国策としてつくられた経緯/松本功(編集者)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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『東北の聖と賎(民俗の発見1)』内藤正敏著/定価3,675円(税込)/法政大学出版局
不可視の<闇>掘り起こす/飯島吉晴(天理大教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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[日経新聞/読書欄]
『銀座四百年 都市空間の歴史』岡本哲志著/定価1,680円(税込)/講談社選書メチエ
空間構成の変容を追跡し解読/平山洋介(神戸大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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[茨城新聞/読書欄]
【著者に聞く】
『国語の近代史』安田敏朗著/定価924円(税込)/中公新書
国語至上主義に反論/言葉は私的領域のもの
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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[産経新聞/読書欄]
『満鉄調査部の軌跡』小林英夫著/定価4,830円(税込)/藤原書店
戦後に継承された経済計画/宮脇淳子(東京外語大講師)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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[しんぶん赤旗/読書欄]
【ほんだな】
『素粒子の世界を拓く』湯川・朝永生誕百年企画展委員会編/定価1,545円(税込)/京都大学学術出版会
二人の生い立ちから後半生の社会的活躍をたどり、学校教育や20世紀物理学研究史のなかで二人が自力で成し遂げた業績を解き明かします。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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【レーダー】
『歴史考古学を知る事典』熊野正也・川上元・谷口榮・古泉弘編/定価2,940円(税込)/東京堂出版
文献ではわからなかった平城宮跡、一乗谷朝倉氏館跡、など7世紀以降の発掘成果を盛り込んだ古代・中世・近世にわたる時代を扱った『歴史考古学を知る事典』が刊行されました。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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【本と話題】
「山本勘助」「武田信玄を読む」/諌山 修(ジャーナリスト)
『山本勘助』平山 優著/定価756円(税込)/講談社現代新書
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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『武田信玄(歴史文化ライブラリー)』平山 優著/定価1,785円(税込)/吉川弘文館
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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『軍師山本勘助』笹本正治
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『信玄の戦略―組織、合戦、領国経営』柴辻俊六著/定価798円(税込)/中公新書
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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『風林火山 前編 NHK大河ドラマ・ストーリー』定価1,050円(税込)//日本放送出版協会

『健康の社会史 養生、衛生から健康増進へ』新村 拓著/定価2,625円(税込)/法政大学出版局
養生・衛生から生命・病気を考える/石川弘義(成城大学名誉教授)
本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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2007年01月28日(日) No.18

2007年1月21日の新聞書評

2007年1月21日の新聞書評
[朝日新聞/読書欄]
『キケロ もうひとつのローマ史』アントニー・エヴァリト著/定価5, 670円(税込)/白水社
現代日本にも通じるポピュリズム/野口武彦(文芸評論家)
* 本書の詳細は下記(協力:紀伊國屋書店)
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『アルバムの家』女性建築技術者の会著/定価1,890円(税込)/三省堂
子供時代の暮らし、間取り図とともに/陣内秀信(法政大学教授)
* 本書の詳細は下記(協力:紀伊國屋書店)
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『旧暦読本』岡田芳朗著/定価2,100円(税込)/創元社
* 本書の詳細は下記(協力:紀伊國屋書店)
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『明月記研究提要』明月記研究会編/定価6,300円(税込)/八木書店
* 本書の詳細は下記(協力:紀伊國屋書店)
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[読売新聞/読書欄]
『〈悪口〉という文化』山本幸司著/定価2,520円(税込)/平凡社
社会を維持する潤滑油/高橋秀実(ノンフィクション作家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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『フィレンツェの傭兵隊長ジョン・ホークウッド』ドウッチョ・バレストラッチ著/定価3,570円(税込)/白水社
中世末期の兵士の実態/川出良枝(東京大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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『装束の日本史』近藤好和著/定価882円(税込)/平凡社新書
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:ビーケーワン)
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[毎日新聞/読書欄]
『鉄道忌避伝説の謎(歴史文化ライブラリー)』青木栄一著定価1,785円(税込)/吉川弘文館
知らなかった。驚いた。そうだったのか。鉄道ファン必読の書。…鉄道忌避伝説を信じる人は多い。常識にさえなっている。しかし、鉄道史研究の碩学である著者は、各地の実例を検証した結果そういう事実はないという。目からウロコ。ではなぜそんな伝説が生まれたのか。不思議である。(川)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『諸文明の内なる衝突』ディーター・ゼンクハース著/定価3,255円(税込)/岩波書店
文化決定論批判と近代化への願望の書/山崎正和(劇作家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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〔東京=中日新聞/読書欄〕
【出版情報】
歴史や民俗の本に定評ある吉川弘文館から、創業150周年記念として、昨年末から新シリーズの刊行が相次いだ。
『戦争の日本史』全23巻 小和田哲男ほか著/定価各2,625円(税込)/吉川弘文館
* シリーズの詳細は下記をご覧ください。/(協力:吉川弘文館
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『近世地域史フォーラム』全3巻 菊池勇夫他編/定価各3,780円(税込)/吉川弘文館
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:吉川弘文館)
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『身分的周縁と近世社会』全9巻 後藤雅知他編/定価各3,150円(税込)/吉川弘文館
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:吉川弘文館)
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『戦争の表象』吉見俊哉編/定価4,410円(税込)/東京大学出版会
西洋社会に大きな打撃を与えた第一次世界大戦。本書は、東京大学が所蔵するその時期の戦争宣伝ポスターのコレクション。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[日経新聞/読書欄]
『技術経営論』丹羽 清著/定価3,990円(税込)/東京大学出版会
「技術経営」について体系的に纏めた本書は、企業関係者や大学生が基本を学ぶのに役立つ。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『アイルズ 西の島の歴史』ノーマン。デイヴィス著/定価9,870円(税込)/共同通信社
イギリス諸島の歴史、壮大に叙述/川北 稔(京都産業大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[茨城新聞/読書欄]
『水俣 胎児との約束』矢吹紀人著/定価2,100円(税込)/大月書店
裏付けられた胎内汚染実態/水俣病の「公式確認」から50余りがたった。しかし、有機水銀による環境汚染は過去の問題ではない。世界的規模で広がっている長期微量汚染から胎児を守る取り組みは、日本、米国をはじめ各国で続いている。それを報告する本書は、人類の未来のために発せられた警告だ。…丹念な取材と事実の積み重ねで水俣病の実像を描き出したこん身のルポルタージュ。「いのちのリレー」を確かなものにしたいという決意が伝わってくる。/安井禮子(医療ライター)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『世界の古代遺跡』アンリ・スティルラン著/定価4,515円(税込)/創元社
歴史語る壮大な俯瞰図
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[しんぶん赤旗/読書欄]
『水俣 胎児との約束』矢吹紀人著/定価2,100円(税込)/大月書店
科学物質汚染から次世代守る実践/人は誰も、出会いと選択のなかでその役割を懸命に生き、次の世代に繋いでいく。その命のリレーの根源は、母の胎内にある。本書は、水俣病被害者たちにようやく医療の援助が広がり始めた頃に水俣に移り住み、胎児性患者とその母たちと向き合うなかで、命を受け継ぐことができなかった胎児たちに辿り着いた、女性医師板井八重子の奮闘の軌跡である。ルポライター矢吹紀人の丹念な調査によって、水俣病をめぐる40年に及ぶ広範な社会記録ともなっている。…水俣病とは何か、私たちはそこから何を学び、どう活かしていくべきか−今も私たちにつきつけられている問いかけである。本書は、この重い問いへの、一つの、しかし重要な回答である。/浅岡美恵(弁護士)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:大月書店)
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『追悼記録 網野善彦』赤坂憲雄編/定価819円(税込)/洋泉社新書
04年に亡くなった中世史家の追悼文集。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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【本と人と】
『日本考古学の原点 大森貝塚』加藤 緑著/定価1,575円(税込)/新泉社
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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2007年01月21日(日) No.17

1月19日読売新聞/朝刊「文化欄」で紹介されました。

1月19日読売新聞/朝刊「文化欄」で紹介されました。
『鉄道忌避伝説の謎(歴史文化ライブラリー)』青木栄一著定価1,785円(税込)/吉川弘文館
『中世武士の城(歴史文化ライブラリー)』斎藤慎一著/1,785円(税込)/吉川弘文館

『鉄道忌避伝説』の方は著者の青木栄一先生の寄稿です。

「鉄道嫌いの明治人」虚構/青木栄一(東京学芸大学名誉教授)
「明治の人びとは鉄道が通ると宿場がさびれる、蒸気機関車の煙で桑が枯れる、などといって鉄道の通過に反対したり、駅をわざと町から遠ざけたりした」このような話は「鉄道忌避伝説」と呼ばれる。「伝説」と呼んだのは、信頼できる文書史料がなく、ただ古老の昔話として伝えられるからである。当時の人々の鉄道に対する無知や誤解によるものと信じられ、とくに宿場町による鉄道忌避は、現代の学校教育の中でも教えられて、平均的な日本人の常識とすらなっている。ところが昭和40年代以降、歴史学や地理学、経済史のなかで、鉄道の歴史地理研究が進むと、このような鉄道忌避伝説は虚構であることが次第に明らかにされた。…地域の指導者たちはすでに鉄道による利益をよく認識していて、積極的に鉄道の導入を図ったのである。…このことは最近の拙著『鉄道忌避伝説の謎』(吉川弘文館)の中でも多くの例を挙げて述べた。…全国各地に広がっている鉄道忌避伝説については、当時の鉄道建設技術の視点に立って、再考してみる必要があろう。
*本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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「頼朝 父祖の聖地 選ぶ 天然の要害説に異論」
源頼朝が幕府を開く場所として鎌倉を選んだ理由は、三方山に囲まれ、正面は海という天然の要害だったというのが定説だ。これに対し、江戸東京博物館の斎藤慎一学芸員は近著『中世武士の城』(吉川弘文館)の中で、異論を展開。当時の武家の思想に基づいた非軍事的で宗教的な「本拠」の設定だったとの新説を発表した。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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2007年01月19日(金) No.16

2007年1月14日の新聞書評

2007年1月14日の新聞書評
[朝日新聞/読書欄]
【情報フォルダー】
『誰でも読める 日本古代史年表 ふりがな付き』吉川弘文館編集部編/定価5, 985円(税込)/吉川弘文館
歴史用語に「ふりがな」付き/読みづらいものが多い歴史用語。読み方がひと目でわかる『誰でも読める 日本古代史年表 ふりがな付き』が出版された。原始時代から西暦1155年までカバー。人名、地名、建物名、役職名など本文のすべての漢字にふりがなが付いている。政治・経済・社会・文化の動きに加え、各年に没した人の名がみやすく収められているのも特徴。
* 本書の詳細は下記(協力:吉川弘文館)
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『アメリカの終わり』フランシル・フクヤマ著/定価1,890円(税込)/講談社
改心ではなく、ネオコンの原則回帰説く/山下範久(北海道大学助教授)
* 本書の詳細は下記(協力:紀伊國屋書店)
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『満鉄全史』加藤聖文著/定価1,680円(税込)/講談社選書メチエ=A
『満鉄調査部の軌跡』小林英夫著/定価4,830円(税込)/藤原書店=B
軍と政治に巻き込まれた「国策会社」/赤澤史朗(立命館大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。(協力:紀伊國屋書店)/
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『「大菩薩峠」論』成田龍一著/定価2,310円(税込)/青土社
立ちはだかる「根源的な無思想」の壁/野口武彦(文芸評論家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。(協力:紀伊國屋書店)/
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『中世の旅芸人』ヴォルフガンク・ハルトゥング著/定価5,040円(税込)/法政大学出版局
蔑視と喝采の狭間で輝く/陣内秀信(法政大学教授)
[読売新聞/読書欄]
『秘密の知識』エディヴィッド・ホックニー著/定価10,500円(税込)/青幻舎
美術史を震撼させる仮説/林 道郎(上智大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:青幻舎)
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『平安時代の醤油を味わう』松本忠久著/定価1,890円(税込)/新風舎
食文化の起源を探究/白幡洋三郎(日文研教授)
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[毎日新聞/読書欄]
『変わる植物学 広がる植物学』塚谷裕一著/定価2,0円(税込)/東京大学出版会
花のでき方が遺伝子で説明可能に/今、生物学は大きく変わっており、今後さらに加速されそうなのに、大新聞の新聞記者でさえ、事実を知ろうとせずに、既存のイメージで学問を語っているのは困ったことだ。そう考えた著者が、近年とくに興味深く展開している植物学を正確に、しかしわかりやすく解説したのが本書である。/中村桂子(JT生命誌研究館館長)
『ヨーロッパ祝祭日の謎を解く』アンソニー・F・アヴェニ著/定価2,520円(税込)/創元社
バレンタインチョコの起源は媚薬だった/鹿島 茂(共立女子大教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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〔東京=中日新聞/読書欄〕
【この本 この人】
『舟と港のある風景』森本 孝著/定価2,950円(税込)/農山漁村文化協会
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[日経新聞/読書欄]
『レオナルド・ダ・ヴィンチ』マーティン・ケンプ著/定価2,940円(税込)/大月書店
天才の思想、鮮やかに解き明かす//本書の何よりの特色は、レオナルドの多面的な活動が決してバラバラなものでなく、そのいずれにおいても「芸術」と「科学」がわかちがたく結びついていることを、鮮やかに解き明かした点にある。…ルネッサンスの生んだ「万能の天才」は、本書によって改めて新しい生命を与えられたと言ってよいであろう。/高階秀爾(大原美術館館長)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『日本の所得分配』小塩隆士ほか編/定価3,990円(税込)/東京大学出版会
所得格差に関する議論に一石を投じる書だ。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『アメリカの終わり』フランシル・フクヤマ著/定価1,890円(税込)/講談社
『舟と港のある風景』森本 孝著/定価2,950円(税込)/農山漁村文化協会
失われた海の暮らしつづる/吉岡 忍(ノンフィクション作家)

[茨城新聞/読書欄]
『食糧テロリズム』シヴァ,ヴァンダナ著/定価2,625円(税込)/明石書店
インド人で環境保護活動家の著者が、遺伝子工学を武器にした地球規模の農業関連産業が「第三世界の持続可能な食糧システムを破壊し続けている」と警告する。…巨大企業による食物供給支配から脱し、どのように「食糧権」を取り戻すかが課題だ。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『大衆化社会の作家と作品』大久保典夫著/定価2,699円(税込)/至文堂
文学史家の目・縦横無尽の筆/畑谷 博(南山大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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【著者に聞く】
『ローマ人の物語』全15巻 塩野七生著/新潮社
大帝国の盛衰を描く/一年一冊の公約を果たす
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[しんぶん赤旗/読書欄]
【レーダー】
『絶滅危惧の昆虫事典』川上洋一著/定価3,045円(税込)/東京堂出版
環境省のレッドデーターブック昆虫編の中から、ヒヌマイトトンボ、タガメ、ヤシャゲンゴロウなど百種類を選んで解説。…生育環境の成り立ち、それを生み出した歴史的・社会的背景などを記述。昆虫を通して、日本の自然の過去・現在・未来を考えます。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『ハンセン病と戦後民主主義』藤野 豊著/定価2,940円(税込)/岩波書店
日本の異常な隔離政策の真相に迫る/柴田良平(ハンセン病国賠訴訟原告)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『日本近代医学の展望』神谷昭展著/定価3,000円(税込)/桐書房発売、新協出版社発行
国民のための医学への説得的主張/日野秀逸(東北大学大学院教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『三角縁神獣鏡・邪馬台国・倭国』石野博信、水野正好他著/定価2,310円(税込)/新泉社
定説・異説、わかりよい最新議論/森岡秀人(兵庫県・芦屋市教育委員会学芸員)
*本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[しんぶん赤旗/日曜版]
『考古学はどう検証したか』春成秀爾著/定価6,195円(税込)/学生社
春成秀爾さんに聞く/ねつ造石器展示の心/千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館。春成さんは、展示室の一角の石器(レプリカ)を指します。「これは宮城県上高森遺跡などのねつ造石器です。私は縄文・弥生時代を研究していますが、ねつ造を見破れなかった。ねつ造が発覚したとき一時、撤去しましたが、二度とこうしたことがないようにとねつ造石器と明示して展示しています。」…『考古学はどう検証したか』は、春成さんの独自の検証過程をまとめています。「ねつ造を見破ることができなかった発掘現場にいた人たち、発掘後、整理にあたり実測図を書いて観察した人、援用して論文を書いた人、一般書でふれて普及した者、博物館などで展示した者、そしてそれを彼らを教育した者、マスコミなどで喧伝した人、それぞれ分相応の責任を負うものである。」自己批判をこめた厳しいものです。…本書では宮内庁が「天皇陵」に指定している「陵墓」のねつ造、変造問題にも迫っています。…考古学の課題に正面から向き合い、するどく問題提起してきた春成さん。「とかく学問は狭くなりがちですが、スケールの大きな考古学にしていきたいですね」 
*本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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先週1月7日の新聞書評の掲載洩らし分です。京都大学学術出版会さんばかり2点です。ごめんなさい!京都大学学術出版会さん。

[日経新聞/読書欄]
『乗っ取られた聖書』秦 剛平著/定価1, 890円(税込)/京都大学学術出版会
「七十人訳」の成立を読み解く/エジプトのアレクサンドリアを舞台に、ヘブライ語の旧約聖書をギリシャ語に訳したのが「七十人訳聖書」。…その成立にまつわるエピソードを紹介、時には大胆な仮説も交えて読み解く過程は推理小説並みの面白さがある。…目からうろこの話たくさんあるが、原理主義者が思い込んでいるような完全無欠なテクストはないということは興味深い。ヘブライ語の旧約聖書も種々の写本があり、転写の過程で写し間違えや意図的改変がされているというのだ。…この後、キリスト教徒たちは、キリスト教の教義を確立するため、ヘブライ語の旧約聖書に頼らず「七十人訳」を利用した。ユダヤ人が訳したギリシャ語訳聖書が「乗っ取られた」のだ。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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〔東京=中日新聞/読書欄〕
【BOOKナビ/サイセンス】哲学・思想の本としても面白そうです。
『生物記号論』川出由己著/定価3,570円(税込)/京都大学学術出版会
生物とは記号作用をもつ主体であるとの立場から、個体から分子のレベルまで、すべての生命現象を記号系というコンセプトによって説明しようとの壮大な試みである。…記述は平易で、虚心に読めば、著者の考えは極めてまっとうであることが分かるはずだ。/池田清彦(早稲田大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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2007年01月14日(日) No.15

2007年1月7日新聞書評

あけましておめでとうございます。2007年一回目の新聞書評のご案内です。

2007年1月7日の新聞書評
[朝日新聞/読書欄]
『江戸時代の身分願望 身上りと上下無し(歴史文化ライブラリー)』深谷克己著/定価1,785円(税込)/吉川弘文館
士農工商を問わぬ上昇志向/最近の日本では「士」の付く資格が増えてきているいう。その心理の奥底には「士分化願望」が流れていると著者は見る。…著者は江戸時代の士農工商すべての階層に見られる上昇志向を「身上(みあが)り」願望rと名づける。またそmの対極に、一揆・打毀しなどの形態で簡潔的に出現する「上下(うえした)無し」の平等願望を置き、両極間の振幅に歴史の位相を見出す。参照される実例はたっぷりある。農村小作人の本百姓化、幕府旗本のいじらしい昇進運動、屋敷奉公を望む町娘の「玉の輿」夢想…現今の格差社会も新たな身分社会とはいえないか。/野口武彦(文芸評論家)
* 本書の詳細は下記(協力:紀伊國屋書店)
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『江戸時代のロビンソン』岩尾龍太郎著/定価1,995円(税込)/弦書房
忘れられた?日本人漂流者/江戸時代に多く存在した漂流を通じて、日本人と海のダイナミックな関係を堀り起す。/陣内秀信(法政大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:吉川弘文館)
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『日本古代中世人名辞典』平野邦雄・瀬野精一郎編/定価21,000円(税込)/吉川弘文館
古代から中世まで、約1500年間の歴史を彩る人物3,372人の事跡を収録…既刊の『日本近世人名辞典』『日本近現代人名辞典』と併せ、「卑弥呼から小泉純一郎まで」全時代の人名をカバーするという。巻末に文献や事項による索引、没年月日順一覧がある。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[読売新聞/読書欄]
『完璧な赤』エイミー・B・グリーンフィールド著/定価2,100円(税込)/早川書房
「欲望の色」めぐる物語/出川良枝(東京大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[毎日新聞/読書欄]
『絵解き 菜根譚』傅益瑤・画、李兆良・書/定価2,940円(税込)/雄山閣
原作から108の章句を選び、それぞれ現代語訳と英語訳をつけている。英語になた東洋の人生訓も面白いが、中国出身の画家が描いた水墨画も独特の味がある。(競)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『江戸の決断』河合敦著/定価1,470円(税込)/講談社
江戸時代における改革の成功・失敗例を要点を押さえて記し、武士たちがどう諸藩を立て直した明らかにする。(米)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『写真が語る「特攻」伝説』原勝洋著/定価2,310円(税込)/KKベストセラーズ
太平洋戦争末期、生還を期せずに出撃した特別攻撃隊、主に米軍撮影の写真でたどる。初公開のものが多く、隊員名簿までまとめた労作だ。(栗)
*本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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〔東京=中日新聞/読書欄〕
『空の帝国 アメリカの20世紀』生井英考著/定価2,415円(税込)/講談社
米文化の中の飛行機と空軍/映画、写真、小説など大衆文化における航空機イメージの変遷に多くのページが費やされていて、美術史や文化史の専門家ならではの「帝国」論として引き込まれる。/油井大三郎(東京女子大教授)
*本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[日経新聞/読書欄]
【今を読み解く】
格差社会が映す制度不信/竹内洋(関西大学教授)
『孤独なボウリング』テリー・イーグルトン著/定価7,140円(税込)/柏書房
*本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『満鉄全史』加藤聖文著/定価1,680円(税込)/講談社
政治に翻弄された姿明らかに/本書の特色は、満鉄をめぐる明治末年から昭和前期までの日本政治の動向を分析し、日本政治史において満鉄がどのように位置づけられるかを明らかにした点にある。/井村哲郎(新潟大学教授)」
*本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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【ブックマーク】
近年歴史研究のあり方を反映し、多様な視点で史料を収めたシリーズ「世界史史料(全12巻、岩波書店)の刊行が始まった。
*本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:岩波書店)
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[しんぶん赤旗/読書欄]
『真説 鉄砲伝来』宇田川武久著/定価840円(税込)/平凡社新書
従来の鉄砲史に修正をせまる論考/宮川すすむ(ぎょうにん偏に歩)(文化財保存全国協議会常任委員)
*本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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2007年01月07日(日) No.14

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    2008年神保町ブックフェスティバルで
    歴史書懇話会芸能部おじおば合唱隊が
    「神保町は本の町」オリジナル曲を大合唱。
    その様子をお楽しみください。

    
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