++歴史書懇話会++

2007年2月18日の新聞書評
[朝日新聞/読書欄]
【情報フォルダー】
『源氏物語作中人物事典』西沢正史編/定価4,725円(税込)/東京堂出版
「人物」からたどる「源氏物語」の世界/ストーリーの複雑さと登場人物の交錯が重なり、いっそう難度を増すかにみえる源氏物語を、描かれた人物とあらすじでたどる『源氏物語作中人物事典』が出版された。光源氏を始め「主要人物」30人と、その子にあたる冷泉帝ら脇役30人を選出、主要人物については生涯や物語における位置、人物の特色などを手厚く記す。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『大宰府古代史年表』川添昭二監修・重松敏彦編/定価16,800円(税込)/吉川弘文館
大宰府古代の記録を年表に/古代以来、東アジアへの日本の表玄関だった北部九州の大宰府に関係した記述を集成した『大宰府古代史年表』が刊行された。西暦536年(宣化1)から1155年(久寿2)まで、史料にある関係記事を編年整理した。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『中世日本の予言書』小峯和明著/定価777円(税込)/岩波新書
社会不安の核心に触れる未来記研究/野口武彦(文芸評論家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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【著者に会いたい】
『楊貴妃になりたかった男たち』武田雅哉著/定価1,785円(税込)/講談社選書メチエ
いとおしい異装者の歴史/インタビュー
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:bk1)
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[読売新聞/読書欄]
『アイルズ―西の島の歴史』ノーマン・デービス著/定価9,870円(税込)/共同通信社
「島」の歴史語りつくす/川出良枝(東京大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[毎日新聞/読書欄]
『ルビコン―共和政ローマ崩壊への物語』トム・ホランド著/定価3,465円(税込)/中央公論新社
『キケロ−もうひとつのローマ史』アントニー・エヴァリット著/定価3,465円(税込)/白水社
「専制と自由」体現した独裁者と文章家/山内昌之(東大教授)
* それぞれの詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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『ローマ人の物語』全15巻 塩野七生著/定価各2,415円〜3,570円/新潮社
一神教による制覇の意味、深く問う/三浦雅士(評論家)
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『“きよのさん”と歩く江戸六百里』金森敦子著/定価1,890円(税込)/バジリコ
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[日経新聞/読書欄]
【ブックマーク】
『ごはんとパンの考古学(市民の考古学1)』/藤本 強著/定価1,890円(税込)/同成社
考古学に関する話題を一般向けに解説するシリーズ「市民の考古学」の刊行が始まった。既刊は藤本強著『ごはんとパンの考古学』。ごはんとパンを題材に、その起源や歴史的な広がり方などを紹介する。今後、身近な話題や古代都市、日本列島などをテーマに年間三冊前後のペースで刊行する。
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『ミカドの外交儀礼』中山和芳著/定価1,365円(税込)/朝日選書
近代化模索する明治日本の姿/佐々木克(京都大学名誉教授)
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『歴史と外交』山内昌之著/定価1,785円(税込)/中央公論新社
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[東京=中日新聞/読書欄]
『オリエント急行の時代』平井 正著/定価903円(税込)/中公新書
夢の旅へ膨らむイメージ/池内 紀(ドイツ文学者)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:bk1)
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[産経新聞/読書欄]
『淀殿 われ太閤の妻となりて』福田千鶴著/定価2,625円(税込)/ミネルヴァ書房
豊臣安泰を願った太閤の妻/梓澤 要(作家)
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[茨城新聞/読書欄]
『救出への道 シンドラーのリスト』ミーテク・ペンパー著/定価2,940円(税込)/大月書店
絶望と闘った「歴史の証言」/ホロコーストとは何か、虐殺された当の犠牲者各人は何も語り得ない。異常な虐殺者ゲートの傍らで毎日が死と隣あわせだった著者の重い証言は、何が最もホロコーストの真実に近いか、深く思量させる。映画を見た人も見ぬ人も必読の書である。/芝 健介(東京女子大教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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[しんぶん赤旗/読書欄]
『北九州の近代化遺産』北九州地域史研究会編/定価2,310円(税込)/弦書房
近・現代産業史を知る60遺産を紹介/玉川寛治(産業考古学会理事)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。
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2007年02月18日(日) No.24 (新聞書評)

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