++歴史書懇話会++

2007年4月13日の新聞書評
2007年4月13日の新聞書評
[読売新聞/文化欄]
『聖徳太子と飛鳥仏教』曾根正人著/定価1,785円(税込)/吉川弘文館
日本は仏教国であるが、その教義が我々の生活にそれほどの影響を与えているとは思えない。出家しなくても救われると説く大乗仏教だからだと言われれば、それまでだが、仏教伝来自体にその原点があることが、本書を読めばよく分かる。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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2007年4月15日の新聞書評
[読売新聞/読書欄]
『笠戸丸から見た日本』宇佐美省三著/定価3,9990円(税込)/海文堂出版
船の運命を通して波乱の日本近代を描く/白幡洋三郎(日文研教授)
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[毎日新聞/読書欄]
【インタビュー】
『写楽 江戸人としての実像』中野三敏著/定価798円(税込)/中公新書
封建制が隠したもの/写楽は阿波藩士の斎藤十郎兵衛であることを、江戸研究の大家らしい文献の丹念な考証で明らかにする。奇説、珍説が飛び交った「正体」論争に終止符を打つ労作である。
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[日経新聞/読書欄]
『開発の思想と行動』ロバート・チェンバース著/定価3,990円(税込)/明石書店
参加型農村開発の過去と未来/著者は、農民や貧しい人々を主体とした「参加型」の農村開発を70年代から提唱、実践してきた先駆者としてつとに知られる研究者である。…読む側に十分な知識があれば、著者の思想の根幹にふれることができる骨太の書である。
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『戦場に舞ったビラ』一ノ瀬俊也著/定価1,785円(税込)/講談社選書メチエ
戦時メディアの受け手を分析/佐藤卓己(京都大学准教授)
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[産経新聞/読書欄]
『日本戦後音楽史』上 日本戦後音楽史研究会編/定価5,040円(税込)/平凡社
時代に息づく文化を捉える/西原稔(桐朋学園大学教授)
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『ロシア・ロマノフ王朝の大地』土肥恒之著/定価5,040円(税込)/講談社
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[東京=中日新聞/読書欄]
『希望の書店論』福嶋 聡著/定価1,890円(税込)/人文書院
業界エゴを離れ読者の目線で/長岡義幸(出版ジャーナリスト)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:ジュンク堂書店)
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[茨城新聞/読書欄] 通信社の配信で地方新聞各紙に掲載中です。
『戦場に舞ったビラ』一ノ瀬俊也著/定価1,785円(税込)/講談社選書メチエ
伝単から見る日米の情報戦/春名 徹(作家)
『アメリカは忘れない』エミリー・S・ローゼンバーグ著/定価3,675円(税込)/法政大学出版局
象徴としての真珠湾攻撃/藤田博司(早大客員教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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[しんぶん赤旗/読書欄]
『全国学力テスト、参加しません』犬山市教育委員会編/定価1,260円(税込)/明石書店
競争でなく学び会う教育の価値示す/学テ問題を地域から取り組み、変えていこうと思う人には欠かせない本である。/子安 潤(愛知教育大教授)
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2007年04月13日(金) No.34 (新聞書評)

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