++歴史書懇話会++

2007年7月1日の新聞書評
2007年7月1日の新聞書評
[朝日新聞/読書欄]
『満洲事変から日中全面戦争へ(戦争の日本史22)』伊香 俊哉著/定価2,625円(税込)/吉川弘文館
日本は中国で何をしたのか。謀略と国際法の蹂躙で戦線を拡大した軍部、満洲時事変を正当化した国際法学者…。通史を描きながら、捕虜や市民の虐殺、従軍慰安婦、細菌兵器開発の人体実験などの実態や背景に迫る。…歴史観が摩擦を起している今、「何があったのか」を直視する大切さを改めて感じる。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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*「戦争の日本史」シリーズについては下記をご覧ください。(協力:吉川弘文館) 
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【著者に会いたい】
『女ひとり玉砕の島を行く』笹 幸恵著/定価1,750円(税込)/文芸春秋社
元兵士や遺族と戦跡巡る/
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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*歴懇「戦争は他人事ですか?― 近現代戦を知る!」ブックリスト
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[読売新聞/読書欄]
『内務省の社会史』副田義也著/定価10,290円(税込)/東京大学出版会
大久保利通のつくった内務省は、この国の官僚文化のもと。…その内務省の通史が出た。著者は『内務省史』を批判的に検討。内務官僚の回想録や、近年の政治史の成果を取り入れて、内務省の歴史を書き換えている。/磯田道史(茨城大准教授)
*本書の詳細は下記をご覧ください。(協力:紀伊國屋書店)
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[毎日新聞/読書欄]
『歴史文化セレクション』第二期/吉川弘文館
歴史の名著復刊第二期/吉川弘文館が戦後の名著を復刊するシリーズ『歴史文化セレクション』第二期13冊の刊行が始まった。失われた古典の復活で、文化を問い直す試みだ。
* 本シリーズについては下記をご覧ください。(協力:吉川弘文館)
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『江戸・王権のコスモロジー 民俗の発見V』内藤正敏著/定価3,675円(税込)/法政大学出版局
家光は江戸社会の「祭司王」だった/田中優子(法政大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。(協力:紀伊國屋書店)
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『偽史と奇書の日本史』佐伯修著/定価2,415円(税込)/現代書館
百種もの奇書を紹介。広範な読者向け入門書としても使える。
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[日経新聞/読書欄]
『江戸城・大奥の秘密』安藤優一郎著/定価690円(税込)/文春新書
エピソードが物語る抵抗勢力
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[しんぶん赤旗/読書欄]
『縄文の動物考古学』内山純蔵著/定価5,460円(税込)/昭和堂
骨・歯の計測値や統計手法に説得力/小島秀彰(若狭三方縄文博物館学芸員)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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2007年07月01日(日) No.50 (新聞書評)

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