++歴史書懇話会++

2007年7月8日の新聞書評
2007年7月8日の新聞書評
[朝日新聞/読書欄]
『選挙違反の歴史(歴史文化ライブラリー235)』季武嘉也著/定価1,785円(税込)/吉川弘文館
近代化の陰のカネと集票の実態/選挙違反というキーワードを通じて、明治以降、日本が近代化していく過程で、人の心の中までが一気に近代化されたわけではないことを示している。…参院選公示を前に、あらためて選挙とは何かを考える上で、一読しては如何だろうか。/小林良彰(慶応大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
[Click]
『謎とき徳川慶喜』河合重子著/定価2,310円(税込)/草思社
それでもゆるされる最後の将軍/野口武彦(文芸評論家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
[Click]
『銃後の中国社会』笹川裕史/奥村哲著/定価2,835円(税込)/岩波書店
戦時動員される民衆の姿を描く。/赤澤史朗(立命館大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
[Click]

[読売新聞/読書欄]
『NASAを築いた人と技術』佐藤 靖著/定価4,410円(税込)/東京大学出版会
アポロ計画、この壮大なプロジェクトは、いったいどのような体制で推進されたのか。本書は、その動員のあり方に関する研究である。/米本昌平(東大先端研特任教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。(協力:紀伊國屋書店)
[Click]
『江戸の温泉学(新潮選書)』松田忠徳著/定価1,260円(税込)/新潮社
「戦国時代は温泉の争奪戦でもあった」。著者の持論だという。いや、面白い。/白幡洋三郎(日文研教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
[Click]
『マキァヴェッリの生涯』マウリオツィオ。ヴィローリ著/定価3,570円(税込)/白水社
自由と祖国を愛する素顔/青柳正規(国立西洋美術館館長)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
[Click]

[日経新聞/読書欄]
『神々と肉食の古代史』平林章仁著/定価2,940円(税込)/吉川弘文館
禁忌以前の習慣、史料から解読/古代の日本では神も人も生肉を食べていた!?これまでの常識をくつがえしてくれる本である。…日本の民俗文化史の新しい扉を開く刺激に満ちた一冊である。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
[Click]
『政府の大きさと社会保障制度』橘木俊昭編/定価3,990円(税込)/東京大学出版会
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
[Click]

[産経新聞/読書欄]
【著者に聞きたい】
『謎と『謎とき徳川慶喜』河合重子著/定価2,310円(税込)/草思社
60年追い続けた市井の研究者
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
[Click]
『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』ウエンディ・ムーア著/定価2,310円(税込)/河出書房新社
18世紀の医療に科学的な手法/最月葉月(ノンフィクションライター)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
[Click]

[東京=中日新聞/読書欄]
『選挙違反の歴史(歴史文化ライブラリー235)』季武嘉也著/定価1,785円(税込)/吉川弘文館
因習と対峙、浄化の道示す/本書は、負の要因である選挙違反を梃子にしながら、ウラから近代政治史を照射したものである。資料の目配りもいい。…間違いなく今後の選挙違反研究史の礎石となるであろう。/杉本 仁(公立高校教諭)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
[Click]

[茨城新聞/読書欄]
『神々と肉食の古代史』平林章仁著/定価2,940円(税込)/吉川弘文館
記紀をはじめとする古文書の刺激的な読み直しと、近年の考古学の成果をふまえ、大胆に常識を覆し、古代文化の実像に迫る。
*本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
[Click]

[しんぶん赤旗/読書欄]
『発掘された日本列島 2007』文化庁編/定価2,730円(税込)/朝日新聞
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/ (協力:紀伊國屋書店)
[Click]

2007年07月08日(日) No.51 (新聞書評)

TOPに戻る
shiromuku(fs6)DIARY version 1.70