++歴史書懇話会++
2007年8月5日の新聞書評
2007年8月5日の新聞書評
[朝日新聞/読書欄]
『エトランジェのフランス史』渡辺和行著/定価1,575円(税込)/山川出版社
『となりの神さま』〓 昭《ペ ソ》著/定価1,470円(税込)/扶桑社
外国人受け入れをめぐるフランスの対応を軸に、国民とは何か、を問う。歴史的に、労働力としての外国人受け入れの必要性から、・共存を謳いつつ、しばしば激しい外国人排斥を繰り返してきたフランス。今後、日本も同じような試行錯誤を強いられるのだろうか?でもそこに「となりの神様」をオモロイ友達自慢として楽しむ包容力があれば、日本での異文化共存には、西欧とは違う等身大の共生の道が、開けているのかもしれない。/酒井啓子(東京外語大学教授・中東現代史)
* 『エトランジェのフランス史』の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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* 『となりの神さま』の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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『近代による超克』上・下 ハリー・ハルトゥーニアン著/定価各3,885円(税込)/岩波書店
絡み合った多彩な思想の網の目描く/北田暁大(東京大准教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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『古代の風景へ』千田 稔著/定価2,100円(税込)/東方出版
大和の山川に宿る歴史 現在から読む/野口武彦(文芸評論家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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[読売新聞/読書欄]
『日中戦争下の日本』井上寿一著/定価1,545円(税込)/講談社選書メチエ
日中戦争下の日本を活写する試み/御厨 貴(東京大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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『殉国と反逆「特攻」の語りの戦後史』福間良明著/定価3,570円(税込)/青弓社
任侠と特攻の接点/佐藤卓己(京都大学准教授)
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【記者が選ぶ】
『読みにくい名前はなぜ増えたか』佐藤 稔著/定価1,785円(税込)/吉川弘文館
* 本書の詳細は下記をご覧ください。(協力:紀伊國屋書店)
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[毎日新聞/読書欄]
『ジャパンクールと江戸文化』奥野卓司著/定価2,310円(税込)/岩波書店
黄表紙を踏まえたオタク的発信/田中優子(法政大学教授)
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『軍神』山室建徳著/定価987円(税込)/中公新書
軍神を鏡に戦前日本社会を照射/昌
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[日経新聞/読書欄]
【活字の海で】
相次偽史・偽書論 成立の背景に関心
『偽史としての民俗学−柳田國男と異端の思想』大塚英志著/定価1,890円(税込)/角川書店
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『偽史と奇書の日本史』佐伯修著/定価2,415円(税込)/現代書館
百種もの奇書を紹介。広範な読者向け入門書としても使える。
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『奇書「先代旧事本紀」の謎をさぐる』安本美典編/定価2,415円(税込)/批評社
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[東京=中日新聞/読書欄]
【出版情報】
日本の祭り 知識を深める
『日本の祭りと芸能』諏訪春雄著/定価3,150円(税込)
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[しんぶん赤旗/読書欄]
『現代日本の歴史認識』中塚 明著/定価2,520円(税込)/高文研
歴史認識の闇と未来/石山久男(歴史教育者協議会委員長)
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【本と人と】
『多賀城 焼けた瓦の謎』石森愛彦著/定価1,500円(税込)/文芸春秋
瓦から探る古代史の謎/澤田勝雄
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/ (協力:紀伊國屋書店)
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2007年08月05日(日)
No.57
(新聞書評)
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