++歴史書懇話会++

2007年10月28日の新聞書評
2007年10月28日の新聞書評
[朝日新聞/読書欄]
『川柳のなかの中国―日露戦争からアジア・太平洋戦争まで』中村 義著/定価3,780円(税込)/岩波書店
庶民の目線を通して探る中国認識/赤澤史朗(立命館大学教授)
* 書評の全文は下記(BOOK asahi.com)
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[読売新聞/読書欄]
『ビデの文化史』ロジェ=アンリ・ゲラン他著/定価2,730円(税込)/作品社
秘められた「何のため」/高橋秀実(ノンフィクション作家)
* 書評全文は下記をご覧ください(読売新聞WEBサイト)
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[毎日新聞/読書欄]
『現代語訳 吾妻鏡』全16巻/五味文彦・本郷和人編/吉川弘文館
吉川弘文館の創業150周年記念事業。難解な和風漢文体で敬遠されがちだった鎌倉期の代表的な史料を、歴史学者が現代によみがえらせる。第1巻は「頼朝の挙兵」(2,310円)。「この戦いによって生涯の吉凶を決めるのだ」という源頼朝のせりふなど、肉声が聞こえてくるようだ。…系図、固有名詞の説明や行間に隠された事情の解説まで、注釈も充実していいる。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:吉川弘文館)
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『図表でみる世界の年金 公的年金政策の国際比較』OECD編/定価2,940円(税込)/明石書店
OECD(経済開発協力機構)加盟30カ国すべての公的年金を比較したタイムリーな一冊。…日本の年金は、そこそこの内容だが、まだまだ制度やシステムとしての改革が必要ということがよくわかる。
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[日経新聞/読書欄]
『秀吉神話をくつがえす』藤田達生著/定価777円(税込)/講談社現代新書
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『秘密結社の日本史』海野弘著/定価819円(税込)/平凡社新書
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【フロントライン】
『現代語訳 吾妻鏡』全16巻/五味文彦・本郷和人編/吉川弘文館

[東京=中日新聞/読書欄]
『菅江真澄(人物叢書)』菊池勇夫著/定価2,205円(税込)/吉川弘文館
江戸末期の東北や北海道に旅し、人々の暮らしを詳細につづり、貴重な記録を残した菅江真澄。その生涯と旅の足跡をたどりながら、北方の地のさまざま民俗文化をあぶりだした評伝。アイヌや蝦夷の文化や歴史への解釈より、真澄のテキストに沿って、そのまなざしや言動を丹念に再現している手法が好ましい。
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『佐渡の風土と被差別民』沖浦和光編/定価2,205円(税込)/吉川弘文館
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【テーマで読み解く現代】民俗/赤坂憲雄
『絵はがき100年』橋爪紳也著/定価1,365円(税込)/朝日選書
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『絵はがきで見る日本近代』富田昭次著/定価2,100円(税込)/青弓社
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『絵はがきの時代』細馬宏通著/定価2,310円(税込)/青土社
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[茨城新聞/読書欄]
『昭和を騒がせた漢字たち』円満寺二郎著/定価1,785円(税込)/吉川弘文館
漢字にまつわる豊富なエピソードが織り込まれ、その時々の社会の空気も見事に伝えている。
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[しんぶん赤旗/読書]
『統合失調症とのつきあい方』蟻塚亮二著/定価1,575円(税込)/大月書店
「どうしたら回復できるか」極意を/天笠 崇(精神科医)
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【レーダー】
『現代語訳 吾妻鏡』全16巻/五味文彦・本郷和人編/吉川弘文館
日本最初の武家記録で、鎌倉時代の基礎的な歴史書である『吾妻鏡』の現代語訳の刊行が10月から開始されました。各巻ごとに時代背景、歴史用語、人名・地名を注釈で解説。…現代語訳で「読める、わかる、面白い、鎌倉時代が身近になる」と期待されます。

2007年10月28日(日) No.77 (新聞書評)

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