++歴史書懇話会++

2008年8月31日新聞書評

[朝日新聞/読書欄]


『戦争特派員』ニコラス・ランキン著 /定価3,360円(税込)/中央公論新社
一人の決死の報告が世界を動かした/松本仁一(ジャーナリスト)
* 本書の詳細をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)


『昭和の記憶を掘り起こす』中村政則著/定価1,995円(税込)/小学館
地獄の体験から尊厳を取り戻して/南塚信吾(法政大学教授・国際関係史)
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『戦う村の民俗を行く』藤木久志著/定価1,365円(税込)/朝日選書
村人の戦う日常が浮かび上がる/石上英一(東京大学教授・日本史)
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『プレートテクトニクスの拒絶と受容』泊 次郎著/定価3,990円(税込)/東京大学出版会
新学説を拒んだ戦後の知識社会/苅部 直(東京大学教授・日本政治思想史)
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『自由と統一への長い道』T・UH・A・ヴィンクラー著/定価各8,400円(税込)/昭和堂
ドイツ統一道のり、近現代史の大著完訳版
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【話題の本棚/江戸の庶民】


『江戸は美味い「大江戸談義」十八番勝負』竹内 誠著/定価1,575円(税込)/小学館
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『江戸の御触書』楠木誠一郎著/定価1,500円(税込)/グラフ社
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『なぜ、江戸の庶民は時間に正確だったのか?』山田順子著/定価800円(税込)/実業之日本社
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『絵が語る知らなかった江戸のくらし 庶民の巻』本田 豊著/定価1,890円(税込)/遊子館
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[読売新聞/読書欄]


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『日本主義と東京大学』井上義和著/定価3,990円(税込)/柏書房
観念右翼の真価に迫る/「観念右翼」がすべて狂信的まのではない。そのことを鋭利に語る本書は実に刺激的で面白く、今後昭和史を学ぶ者の必読書となるであろう/小倉紀蔵(韓国思想研究家)
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[毎日新聞/読書欄]


『甲骨文字に歴史をよむ』落合淳思著/定価756円(税込)/ちくま新書
殷の紂王の酒池肉林は作り話だった/海部宣男(放送大学教授)
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『万葉集を読む(歴史と古典)』古橋信孝著/定価2,940円(税込)/吉川弘文館
『万葉集』を縦横無尽に/吉川弘文館は「歴史と古典」シリーズの第4回配本『万葉集を読む』を出版した。時代を超えて読みつがれ、輝きを放ち続ける古典を読み解くシリーズ。…約4500首を収める現存最古の歌集、万葉集。柿本人麻呂のころまでの前期、大伴旅人や山上億良が活躍した中期、大友家持を中心として後期のそれぞれについて収載された歌の数々を取り上げながら、歴史研究者と文学研究者が縦横に論じている。
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[日経新聞/読書欄]


『江戸商人の経営』鈴木浩三著/定価1,890円(税込)/日本経済新聞社
公意識際立つ独特の経済分析/石川英輔(作家)
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[しんぶん赤旗/読書欄]


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『「百人斬り競争」と南京事件』笠原十九司著/定価2,860円(税込)/大月書店
大虐殺を象徴する事実の全体像を/石山久男(歴史教育者協議会前委員長)
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2008年08月31日(日) No.158 (新聞書評)

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