++歴史書懇話会++

吉川弘文館より正木美術館開館40周年記念展「禅・茶・花」関連図書発売
「中世禅文化の宝庫」と称される大坂の正木美術館が開館40周年を記念し、選りすぐりの名品約70点とともに、その全貌を館外で本格的に紹介する初めての展覧会「禅・茶・花」が9月23日より東京都新橋の東京美術倶楽部で開催されます。展覧会の詳細は下記のホームページをご覧ください。
http://masaki.exh.jp/index.html
正木美術館とこの展覧会については
吉川弘文館のPR誌「本郷」2008年9月号掲載のエッセイ
正木美術館四十周年に寄せて−祖父正木孝之との思い出−/正木久彦 (正木美術館館長)
東京大学出版会のPR誌「UP」2008年9月号掲載のエッセイ 
このコレクションなくして禅の美術は語れない/高橋範子(正木美術館主席学芸員)
もご覧ください。それぞれの出版社にお申込下さい。

◆関連図書が吉川弘文館より刊行されます。
★正木美術館編『水墨画・墨蹟の魅力』A5判/本文324頁・カラー口絵24頁/上製・カバー装/定価3,990円(税込)/吉川弘文館/ISBN9784642079075
水墨画や墨蹟は中世美術の精髄とされる。内に秘められた気迫までを読み解くことで、より深い鑑賞が得られる。正木美術館の名品は、現代までどのように受け継がれてきたのだろうか。多彩な視点から、その魅力に迫る。
執筆者/菅原壽雄(元根津美術館名誉館長)、高橋範子(正木美術館主席学芸員)、板倉聖哲(東京大学東洋文化研究所准教授)、相澤正彦(成城大学教授)、河合正朝(慶応大学名誉教授)、有馬頼底(臨済宗大本山相国寺住職)、榎本 渉(東京大学研究員)荏開津通彦(山口県立美術館学芸員)、河田昌之(和泉市久保惣記念美術館館長)、今泉淑夫(元東京大学史料編纂所教授)、島尾 新(多摩美術大学教授)、浅見龍介(東京国立博物館出版企画室長)、千 宗屋(茶道武者小路千家家元後嗣)、中村昌生(京都工芸繊維大学名誉教授)、救仁郷秀明(東京国立博物館特別展室長)、佐野玉緒(銀閣慈照寺華務方)

★正木美術館編『特別な場所の特別な時間−京都によみがえる禅・茶・花』A4変形判/カラー88頁/並製・カバー装/定価1,800円(税込)/吉川弘文館/ISBN9784642079756
美術館のコレクションがゆかりの場に里帰り。在るべき場所に戻り、作品が輝き、中世が甦る。酬恩庵一休寺と「一休宗純と森女図」、銀閣慈照寺と能阿弥筆「蓮図」、武者小路千家祖堂濤々軒と「千利休図」。水墨画、墨蹟の収集で知られる正木美術館の開館四十周年を記念するユニークな文化継承の試みを、気鋭の写真家鈴木心が撮影、「禅・茶・花」の三テーマにまとめ、やさしく解説する図録集。文=高橋範子/装丁=下田理恵/撮影=鈴木 心
正木美術館40周年記念展「禅・茶・花」の特別図録です。市販を吉川弘文館が委託されました。「家庭画報」10月号(発売中)特集/一休禅師「愛と祈りの心」。「芸術新潮」10月号(9月25日発売)でもこの展覧会がミニ特集されます。9月28日のNHK教育TV「新日曜美術館」アートシーンでも紹介が決定。読売新聞東京本社の共催ですので、読売新聞にもこの展覧会についてのコラムが連載されます。市販は1000部限定の販売委託品となりますので、在庫が切れ次第、ソルドアウトとなります。お早めにお求め下さい
*なお、会場では「展覧会図録」も販売されます(頒価1,800円)
2008年09月21日(日) No.162 (歴懇ニュース)

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