++歴史書懇話会++

歴懇リバイバル 2010
出版社 書 名 編著者 刊行年 判型 頁数 分類 定価 ISBN 部数


青木書店
中国の現代史 奥村 哲著 1999 四六判 230 中国史 \2,310 978-4-250-99053-3
「中国式社会主義」の特質を世界的視野で分析することを企図し、中国の社会主義体制とはなんだったのかを問う。

水子 ウィリアム・R・ラフル−ア著 2006 四六判 320 民俗学 \3,990 978-4-250-20602-3
中絶と宗教にかかわる問題全体を非正統派的な観点から探求し、日本人はどんな知恵をめぐらせ中絶問題が日本社会を対立させなかったかを究明。


校倉書房
地名語源辞典 山中襄太著 1968 A5判 459 地理 \7,350 978-4-7517-0424-0
地名の語源・語義・字義・字訓・命名の由来を解説した特異な辞典。一般の部約6000項、アイヌ語地名約800項、ほかにアイヌ語地名と内地地名対訳表添付。


学生社
古代出雲大社の祭儀と神殿 椙山林継ほか著 2005 A5判 208 考古学 \2,730 978-4-311-30063-9
古代出雲大社は48メ-トルもあったか?古代の神社と祭儀は何を語るか?出土した巨大建築物から謎を秘めた古代出雲大社の祭儀と信仰の全貌に迫る。
三輪山の神々 上田正昭ほか著 2003 四六判 226 考古学 \2,079 978-4-311-20261-2
卑弥呼の墓と言われる箸墓古墳や前期古墳群、三輪山を御神体とする大神神社、万葉の舞台山辺の道など、日本の古代の姿を古代信仰から解き明かす。


東京大学出版会 徂徠学の世界 田原嗣郎著 1991 A5判 288 近世思想史 \5,775 978-4-13-020098-1
「徂徠の言うままに徂徠学を理解する」ことを念頭におき,完成期の徂徠学を独立した理論として取り出し,その理論体系全体の解明を試みた意欲作.
近世の郷村自治と行政 水本邦彦著 1993 A5判 336 日本近世史 \6,090 978-4-13-02104-2
幕府の奉行・代官が主導する広域的行政が展開する畿内農村をフィールドに〈郷村の行政〉の視座から近世国家・近世領主制を問い直す.
昭和初期政治史研究 伊藤 隆著 1969 A5判 510 日本近代史 \8,400 978-4-13-021029-4
ワシントン体制からの脱皮と大陸進出をめざす日本とそれに対抗する英米をめぐる昭和初期日本の一大ドラマを分析.


東京堂出版
民俗学辞典 柳田國男監修 1951 B6判 740 民俗学 \7,140 978-4-490-10001-3
日本民俗学に総合的な概観を与えるため、あらゆるジャンルから重要事項900を収めた。民俗学興隆の端緒をなした古典的名著。創業120周年記念復刊!
全国方言辞典 東條 操編 1951 B6判 900 日本語 \8,190 978-4-490-10002-0
臨地採集の方言と文献による方言と合わせて50万枚のカードから4万語を収録し、見出し語・品詞名・語義・使用地域を解説。創業120周年記念復刊!
全国アクセント辞典 平山輝男編 1960 B6判 1044 日本語 \9,240 978-4-490-10023-5
全国を踏査して10万語を収録し、共通語の単語とそれを含んだ文や句、複合語・動詞・形容詞などの活用形にもアクセントを示した。120周年記念復刊!
隠語辞典 楳垣 實編 1956 B6判 622 日本語 \7,140 978-4-490-10008-2
忌み言葉・農民・商人・てきや・すり・力士・芸人・花柳界・性用語など、17000語を収録し、語釈・語源・用例・出典などを解説。120周年記念復刊!
難訓辞典 中山泰昌編 1956 B6判 588 日本語 \6,090 978-4-490-10012-9
国語辞典や漢和辞典に出てこない読みの困難な言葉を集め、一般語と姓氏・地名に分け、画引きに配列して、読み方と意味を示した。120周年記念復刊!
東大寺辞典 新装版 平岡定海著 1995 A5判 568 仏教史 \4,200 978-4-490-10399-1
東大寺の歴史と文化の全貌をとらえるべく、人名・地名・寺名・塔頭・書籍・美術・工芸など、幅広く1200余項目を解説。平城京遷都1300年記念復刊!
仏像事典 久野 健編 1975 A5判 614 仏教史 \8,925 978-4-490-10091-4
日本人の精神生活や地域の歴史と深く結びついた神社について、建物・祭神・神職・祭祀・社会的機能などを概説し、著名な神社160余の由来も紹介。
神社(日本史小百科) 岡田米夫著 1993 四六判 334 日本史 \2,625 978-4-490-20208-3
日本人の精神生活や地域の歴史と深く結びついた神社について、建物・祭神・神職・祭祀・社会的機能などを概説し、著名な神社160余の由来も紹介。
古文書解読事典 (改訂新版) 大石 学監修 2000 A5判 448 日本史 \2,940 978-4-490-10559-9
江戸時代の形式の異なる古文書30点を紹介し、入門者のために古文書の読み方を多彩なアプローチで示し、文書館を利用する際の実際的な知識を紹介。
地方凡例録 (全2冊) 大石慎三郎校訂 1995 A5判 総752 日本近世史 揃\9,975 978-4-490-20275-5
本書は寛政六年に高崎藩の大石久敬がまとめたもので、農村制度や支配方式を知るための基本史料で近世史研究に不可欠である。地方用語の索引も付した。


刀水書房
三つの会話 ソロヴィヨフ著作集<5> V.S.ソロヴィヨフ著/ 御子柴道夫訳/ 鷲巣繁男解説 1982 四六判 281 西洋思想 \3,465 978-4-88708-036-2
晩年に世界終末の予兆をみた著者が,五人のロシア人の会話を通じて展開した著名な終末論。「反キリストに関する短編物語」が注目される。20年ぶりの復刊。
曹操 ― 三国志の真の主人公 堀 敏一著 2001 四六判 220 中国史 \2,940 978-4-88708-283-0
諸ソ孔明や劉備の活躍する『三国志演義』はおもしろいが事実ではない。中国史の第一人者が慎重に選んだ“事実”は小説よりも奇!人間曹操と三国時代。
もう一つの遠野物語 〔追補版〕 岩本由輝著 1983 四六判 275 民俗学 \2,310 978-4-88708-130-7
水野葉舟・佐々木喜善によって書かれたもう一つの「遠野物語」の発見。柳田をめぐる人間関係から柳田学の変容まで。柳田学批判の先端としての功績は大。


同成社
世界軍事史 人間はなぜ戦争をするのか 小澤郁郎著 1986 A5判 466 世界史 \7,350 978-4-88621-039-5
先史時代から近代にいたる世界史のなかから、軍事史を通じて戦争の本質をさぐり、人類の歴史を構築しようとする壮大な試みの書。


塙書房 民族の起源 (オンデマンド版) 小林行雄著 1972 B6判 246 考古学 \2,310 978-4-8273-4540-7
考古学界に注目すべき提言をしてきた著者が、日本文化の形成、民族と文学の起源等の問題を、過去30年余にわたる考古学の成果に即して論じる。
長屋王家木簡の研究  (オンデマンド版) 東野浩之著 1996 A5判 474 日本古代史 9,975 978-4-8273-1610-0
1988年、約3万数千点におよぶ「長屋王家木簡」の出現は、従来の国史学、国語国文学の研究方法を再検討し研究の進展に寄与した。
日本陰陽道史総説 (オンデマンド版) 村山修一著 1981 A5判 490 文化史 \9,450 978-4-8273-1620-9
考古学界に注目すべき提言をしてきた著者が、日本文化の形成、民族と文学の起源等の問題を、過去30年余にわたる考古学の成果に即して論じる。
古代木簡の基礎的研究 (オンデマンド版) 鬼頭清明著 1993 A5判 520 日本古代史 \10,500 978-4-8273-1641-4
多年木簡の調査・解読にたずさわってきた著者が、木簡の内容・形態・書風・出土遺跡との関連等を視野に入れ木簡の史料としての価値を明らかにした。
日本中世の身分と社会 (オンデマンド版) 丹生谷哲一著 1993 A5判 660 日本中世史 \13,650 978-4-8273-1644-5
中世社会を特徴づけている諸身分ー御家人・刀弥百姓・賤民などを取り上げて、具体的、実証に考察し彼らがどのような位置を占めたかを究明する。
日本古代婚姻史の研究(上) (オンデマンド版) 関口裕子著 1993 A5判 486 日本古代史 \9,450 978-4-8273-1642-1
日本古代の家族およびその一属性である婚姻が後世や現代の家族・婚姻とどう異なるのかを具体的に考察する。
日本古代婚姻史の研究(下) (オンデマンド版) 関口裕子著 1993 A5判 448 日本古代史 \9,450 978-4-8273-1643-8
日本古代の家族およびその一属性である婚姻が後世や現代の家族・婚姻とどう異なるのかを具体的に考察する。


法藏館
白山信仰の源流 本郷真紹著 2001 四六判 229 文化史 \2,415 978-4-8318-8148-9
古代より神の山として崇められた白山は、仏教の行場としてもその名を馳せた。白山信仰の開創者といわれる泰澄の伝記を手がかりに、奈良時代の社会と宗教を鮮やかに描き出す。


吉川弘文館
事典 日本古代の道と駅 木下 良著 2009 A5判 304 日本古代史 \8,400 978-4-642-01450-2
古代道路のすべてがわかる!古代道路研究の第一人者が長年の成果を集大成。全ルートが今よみがえる。郷土史研究にも役立つ必備の事典!
古文書入門ハンドブック 飯倉 晴武 著 1993 四六判 318 古文書 \2,625 978-4-642-07409-4
古代道路のすべてがわかる!古代道路研究の第一人者が長年の成果を集大成。全ルートが今よみがえる。郷土史研究にも役立つ必備の事典!
客分と国民のあいだ 近代民衆の政治意識 ニューヒストリー近代日本 牧原 憲夫 著 1998 四六判 264 日本近代史 \2,730 978-4-642-03700-6
明治初年、民衆の心には近代社会への反発と、政治から切り離された客分意識が横たわっていた。その人々が、やがて対外戦争に同調していったのはなぜか。
日韓併合 日本歴史叢書47 森山 茂徳 著 1994 四六判 250 日本近代史 \2,835 978-4-642-06604-4
韓国併合100年。現代の韓国・朝鮮問題の出発点「日韓併合」を、日韓両国の歴史事実の検討と国際環境の中から浮び上らせる。
〈聖徳太子〉の誕生            歴史文化ライブラリー65 "大山 誠一 著
" 1999 四六判 214 日本中世史 \1,785 978-4-642-05465-2
厩戸王は実在した。しかし聖徳太子という聖人は?太子のイメージはどのように誕生したのか、複雑な奈良朝の政治地図の中に位置づけた革命的聖徳太子論。
藤原不比等(人物叢書) 高島 正人 著 1997 四六判 304 伝記・古代 \2,100 978-4-642-05205-4
奈良時代前期の公卿。大宝・養老律令の編纂、平城京遷都などを実現し、律令国家の基礎を固める。藤原氏繁栄の礎を築いた稀代の大政治家を描く。
長屋王(人物叢書) 寺崎 保広 著 1999 四六判 302 伝記・古代 \2,100 978-4-642-205214-6
奈良時代前期の公卿。父は天武天皇の皇子、高市皇子。皇族として政治の中枢で権勢を振るうが政変で自尽する。平城京の邸宅跡発掘と史料を駆使し生涯描く。
藤原頼長(人物叢書) 橋本 義彦 著 1964 四六判 256 伝記・古代 \1,995 978-4-642-05109-5
平安時代後期の公卿。悪左府―保元乱の元凶?院政下の複雑な政情分析し、数奇な運命を巧みに浮彫にした人間頼長の伝。
道 元(人物叢書) 竹内 道雄 著 1992 四六判 372 伝記・中世 \2,310 978-4-642-05195-8
鎌倉時代前期の禅僧。曹洞宗の開祖。入宋し古風禅を伝え、帰朝後永平寺を創建。『正法眼蔵』で著名な高僧の厳しい修行の人生と思想を鮮やかに描く。
伊達政宗(人物叢書) 小林 清治 著 1959 四六判 258 伝記・戦国 \1,995 978-4-642-05013-5
初代仙台藩主。秀吉・家康の政権下、独眼よく奥羽を制覇し屈指の大藩を築く。使臣のローマ派遣等多彩な生涯を描く。
藤田東湖(人物叢書) 鈴木 暎一 著 1997 四六判 288 伝記・近世 \2,100 978-4-642-05209-2
江戸時代後期の水戸学を代表する学者。藩主徳川斉昭とともに藩政改革に尽力。幕末の対外危機のなか国家独立と統一を説き信望を集める。その波乱の生涯を活写。

2010年09月04日(土) No.289 (本の探し方―ブックリスト)

TOPに戻る
shiromuku(fs6)DIARY version 1.70