季刊仏教 22号 (法蔵館書誌情報)

仏教 No.22  1993.1 


特集=死


梅原  猛


わが「死」の思索

  わたしの哲学の根底にはつねに死を見つめる眼があった。
その眼で生命を見、実存をとらえ、死を思索するとき、共生と循環の新たな生死の哲学がひらける。
疲弊した現代文明を救う梅原人間学の提唱!


18

 

水上  勉


死が近づく日々


2


卜部文麿


E・キューブラー・ロスと私の仕事


6


司   修


ときどきの思い ―装丁紀行―


13


<死とはなにか>


丸山圭三郎


エロスとタナトス


36


大橋良介


死者の現在


47


長野  敬


生物学から死をみる


56


本川達雄


サイズが寿命を決定する


66


佐倉  統


個体の死・生命の死


75


布施英利


テレビで見る「チベットの死者の書」


85


笠原敏雄


死後の生存を科学する


99


野島直子


「劇」の死 ―寺山修司をめぐって―


107


Graphica


死を開く  図版構成・布施英利


91


<死を克服する>


河野博臣


死の臨床における医者と患者


116


亀山美知子


患者と死 ―「患取り」の立場から―


125


村瀬  学


子ども文化はどこで死を感じ取っているか


132


井桁  碧


死者たちの声を聞く


139


中洲睦人


涅槃寂静 ―いかに死ぬか


147

 

大塚英志
漫画=白倉由美


グレーテルの記憶 5


157


養老孟司


死体とはなにか ―身体とはなにか1―

 「日本の思想」の見方に新しいパースペクティヴを拓く。新連載。


173


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