季刊仏教 27号 (法蔵館書誌情報)

仏教 No.27  1994.4


特集=生死の学 biothanatology


土屋健三郎
村上陽一郎
バイオサナトロジー
「生死の学」のめざすもの

  人間を部分としてでなく全体として考える、そこに総合人間学がある。
互いに他者を発見しあい、痛みを感じあうヒューマニティに生きる、そこに科学と宗教を統合したもうひとつの世界が開けてくる。
人間の生と死は科学の次元とは別であり、いま飛躍のときがきた。


16

 

キューブラー=ロス

各地の友への手紙


2


司   修


見えない糸 ―装丁紀行―


8


<生死をいかに考えるか>


多田富雄


生死のアイデンティティ


42


山口昌哉


生と死 事と物 ―フラクタルとカオス―


48


ステイシー=デイ


生と死と文化それとも生と生と文化?


58


佐倉  統


人工生命伝説、四つの疑問


74


<生の現象><生の癒し>


柳澤桂子


生きつづけるということ ―癒しとは何か―


98


森岡正博


生命の二つの本性 ―環境倫理と生命倫理を結ぶもの―


108


卜部文麿


より善く生きる


116


布施英利


ポスト・ヒューマンの生と死


122


小林宏史


生と死の宴


86


<死の思想><死の癒し>


安田喜憲


宗教の死・環境の死


130


高崎直道


生死はほとけの御いのち ―道元に学ぶ死生感―


137


大峯  顯


往相還相の生死学 ―イザナギから親鸞へ―


145


カール・ベッカー


死の質(クオリティ・オブ・デス)とは何か


154

 

大塚英志
漫画=白倉由美


グレーテルの記憶 9


167


養老孟司


荻生徂徠の自然と人為 ―身体とは何か5―


184


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