季刊仏教 29号 (法蔵館書誌情報)

仏教 No.29  1994.10


特集=宗教のゆくえ


中村雄二郎


いま宗教を問う

  近未来において、<生命とはなにか、どういう生が望ましいか>。
<逆光の存在論>から見てとくに重要なことは、生と死の二重性の持つ豊かな可能性を十二分に生かして、人間一人ひとりが、充実した瞬間瞬間、いわゆる<永遠の今>を燃焼させることである。


2


島薗  進


宗教を超えて? ―新霊性運動の「宗教」観をめぐって―


20


芹沢俊介


フェティシズムという宗教


36


上田紀行


宗教・のようなもの


45


<宗教学のゆくえ・宗教のゆくえ>


島田裕巳


「新しい宗教学」は予定調和と対決する


72


ニニアン・スマート

宗教学と他の学問との対話


95


町田宗鳳


山に帰れ、日本仏教


124


浅見靖仁


タイ仏教の新潮流 ―日本仏教批判の一視点―


137


大泉実成


「壊れた家族」のための宗教ネットワーク


146


中村生雄


日本神道の<対抗宗教改革>プラン


170


今枝弘一


墓標十景


110


藤田庄市


ニューエイジ・ジャパネスク


160


司   修


陰の景色


155


布施英利
佐倉  統


人工生命とポスト・ヒューマン


183

 

大塚英志
漫画=白倉由美


グレーテルの記憶 11



235


梶山雄一


神変としての浄土教


204


養老孟司


西欧の心身論 ―身体とは何か7―


225

 


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