季刊仏教44号 (法蔵館書誌情報)

仏教 No.44 1998.7


特集=魂の見方


森岡正博


無痛文明論[1]
  現代文明は、身体の欲望が生命のよろこびを奪う、自己家畜化文明なのではないか。そして日本はその先頭を走っているのではないか。壮大なスケールで文明の行く先を見透す<森岡生命学シリーズ>第二弾!


62

▲巻頭エッセイ


司  修


ひとだま 装丁紀行42


2

松谷みよ子


魂をみた人の話


6

▲魂の見方


大峯 顯

仏教の「魂」論 ―自己とは誰か―


12


ひろさちや

[仏教の栄光のために・9]
いのちの布施 ―仏教的宇宙観―
 

23


田中貴子

人魂と招魂祭


34


立川武蔵


たましいを感ずる


42


西平 直


[<こころ>をめぐる人間・4]
超越軸の断片 ―「教育」と「超越」の間―


52

▲文明論の視座から


高橋紳吾


唯「魂」思想の落とし穴 ―カルト問題の精神病理より―


97


澤口俊之

魂=脳問題の一つとしての「社会的理性」の衰退


105

井上 忠


魂の言語機構分析


119

島田裕巳


「戦え」と魂は叫ぶ


126

▲魂を癒す


池田晶子


六月の病室で ―ポスト・オウムの魂のために・9―

138


中川 晶


癒しとたましい


146


平井孝男


ブッダの癒し[1]  ―分裂病に見る魂の癒し―


155

 


鎌田東ニ


[特別寄稿]
Aに ―15歳に捧ぐ―
  私はあなたの起こした事件に心の底から衝撃を受けました。・・・あなたは何を発信しようとしているのか。あなたの「神」や「魔」をきちんと受けとめたいのです。――医療少年院の少年に宛てた魂の書簡。


176

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