季刊仏教45号 (法蔵館書誌情報)

仏教 No.45 1998.10


特集=仏教心理学


▲巻頭エッセイ


上田紀行


「洗脳」の見方


2

穂積生萩


神棚を持たぬ人


6

▲心理学を超えて


池田晶子

何が生きているのか―ポスト・オウムの魂のために・10


12
 
八木誠一

心理学と宗教
  ―諸富祥彦「<むなしさ>の心理学」をめぐって―
 
  私たちの人格変容はどのようにして起こるのか。従来の心理学の枠を超え、伝統宗教を革新する新たな「自己認識の学」を提唱する。


19


町田宗鳳

明恵の夢
 

27


永沢 哲

チベットの夢理論


37


▲価値崩壊の時代に


小田 晋

宗教と文化精神病理李―明恵・オウム・酒鬼薔薇―
  反社会的は新宗教はなぜ出現したのか。オウム、酒鬼薔薇、明恵に通底するものは何か。卓抜な着想からくり広げられる精緻な分析。


52

岡野守也


コスモロジーの創出―ニヒリズムの克服にむけて―


66

森岡正博

無痛文明における愛の困難―無痛文明論・2
  論壇時評、NHKテレビ放映などで連載開始以来、大反響の森岡<生命学シリーズ>第二弾! 無痛文明は私たちの身体の欲望を満足させたまま、将来の苦しみを予め消去する、その恐るべき病理とは。


82

▲自己変容への道


菅 靖彦

自由に生きるためのレッスン


138

田邉祥ニ

人格変容をもたらすもの


146

平井孝男


境界例とは何か―ブッダの癒し・2


155

ひろさちや


[仏教の栄光のために・10]
仏教の死後の世界感


178

山口昌哉


「霊性」ととりくみはじめたWHO


190

 

安田睦彦


[特別掲載]
自然葬批判を批判する―加地伸行氏への反論―
  墓や遺骨に対する日本人の執着は、古来の伝統などではない。のみならず現代の墓地造成は利権の温床にもなっている。本誌43号に掲載され賛否両論を呼んだ加地伸行氏の自然葬批判への全面的批判。


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