季刊仏教 33号 (法蔵館書誌情報)

仏教 No.49 2000.2


特集=日本仏教の課題


池田晶子


生命操作時代の宗教−魂を考える・3


2


追悼・中村元先生


三枝充悳


三つの警句


11


藤田宏達


仏教学の業績をたどる


16


▲宗教なき現代のために


菅原伸郎


宗教ぎらいの教師のために


22


町田宗鳳


故国への提言−ほんとうの豊かさとは何か−

31


島田裕巳

法華経からチベット密教へ

37


イアン・リーダー
山中 弘訳

バック・トウ・ザ・フューチャー

−日本宗教におけるノスタルジアと再生のイメージ−


50


森岡正博


自然化するテクノロジーの罠−無痛文明論・最終回

ついに「誕生」「死」「大自然」という最後の聖なる場所への侵入を始める無痛文明との凄絶な闘い。大反響を呼んだ連載のクライマックス。


63


▲戦争と仏教



末木文美士


日本侵略下の中国仏教−雑誌を手がかりに−

仏教を侵略の具とした日本と、それに様々に対応する中国。近代百年の中日仏教者の意識のズレを視野に入れた未踏の領域への第一歩。



100


石井公成


京都学派の哲学と日本仏教−高山岩男の場合−


111


大谷栄一


日蓮主義を問い直す−近代日本の仏教と国体神話−


120


司 修


新連載・絵巻物語1

九相図(九相詩絵巻)


134


▲日本仏教者の課題


大峯 顕


仏教研究批判−哲学に何ができるか−

「宗教なき現代」と「現代なき宗教」に接点はあるか。自閉した仏教=宗教研究を批判し、宗教と現代が交差する真のあり方を提言。


142


丸山照雄


アジアの仏教と日本仏教の位置

−「仏教者国際連帯会議」の活動体験を通して−


164


尾畑文正


「解放の真宗」のイメージ


175



平井孝男


「なぜ心の病気になったのか」−ブッダの癒し・6


184


[特別掲載]



宮坂宥勝


日本仏教者の課題

わが国の仏教者に真に必要なものは何か。民族的・閉鎖的な現在の日本仏教を、どう国際化・解放化しうるか。21世紀への緊急課題。


158


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