法藏館

「法藏館」扁額 佐伯旭雅師筆(明治十八年頃)


法蔵館は近年、思想・哲学・歴史などにも積極的にそのジャンルを広げ、さらには従来の仏教の枠組みにとらわれず、広く現代および将来の課題をテーマにした社会・教育・医療・福祉・生死などの企画にも果敢に挑戦しております。混迷する現代に、新しい時代を開く指針として仏教が要請されているのだという信念のもと、「法蔵を開き、功徳の宝を施さん」という創業の精神を踏まえ、二十一世紀の「こころの時代」を切り開く出版、「精神文化」を育む出版を心がけて、今後とも仏教を中核とする書籍を世に問い続け、仏教文化の普及に力強く邁進する所存です。

 

 

法藏館社章


龍はインドでは、仏法を守護する鬼神の一つとして敬われ、中国においても、神霊の精、鱗中の長として尊ばれてきました。また龍は雪山に入り、大龍菩薩に導かれて、龍王が守護していた大乗経典を得て、初めて大乗仏教がこの地上に弘められたと言い伝えられています。 本館は仏教のこの世界への流通の願いをもって、中国遼時代道宗の永慶陵・哀冊・篆蓋四角に彫られた龍を図案化して、その運営の基本指標としました。