_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/        法 蔵 館 書 店 ニ ュ ー ス    2004/4 /7 第45号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ◆目次 1.仏教を学ぶ人の為に!春のおすすめ書籍  2.法蔵館新刊案内  3.法蔵館のこれから出る本 4.再版出来のお知らせ  5.法蔵館書店新着案内  6.法蔵館書店売行ベスト10  7.メールニュースの配信について    ★☆★仏教を学ぶ人の為に! 春のおすすめめ書籍★☆★ ・新版 仏教学辞典 46 614頁 5709円(税込) 4-8318-7009-9 好評の『佛教学辞典』を新訂・増補。精選された約2700の項目。 解説は近年の仏教史研究の成果をふまえ,広範な地域と時代をカバー。 和文・欧文索引は約1万5千語を採録。藤田宏達序 ・真宗辞典 B6変 840頁 6300円(税込) 4-8318-7012-9 三経,七祖列祖の聖語の解釈,宗祖を中心とした諸先徳の伝記,  中興に至る列祖の事蹟,由緒並びに名刹の紹介,十派の歴代及びその関係者,  学匠,妙好人等の略伝などの広い項目に亘って解説。 ・密教辞典 菊判 906頁 9975円(税込) 4-8318-7050-1 インド・チベットの密教等世界的視野にたっての解説。豊富な挿図。  厳選された項目。関連ある内容は総括し項目相互の関係が理解出来るよう編集。  宗勢一覧、曼陀羅尊名一覧表等の付録。 ・真宗新辞典 B5 696頁 19369円(税込) 4-8318-7011-0 教義及び歴史に関する新しい辞典。15年の歳月をかけて編集。  典拠,用例を明らかにし,歴史においては最新の学問的成果をふまえ 各派にわたる。  項目4500・索引1万2千。読みやすい大字使用。 ・真宗小事典 新装版 46 256頁 1890円(税込) 4-8318-7067-6 ・真言宗小事典 新装版 46 240頁 1890円(税込) 4-8318-7066-8 ・浄土宗小事典 46 227頁 1890円(税込) 4-8318-7062-5   ・禅宗小事典 46 331頁 2520円(税込) 4-8318-7064-1 ・日蓮宗小事典 新装版 46 273頁 1890円(税込) 4-8318-7068-4 ◆◆◆ 法蔵館新刊案内 ◆◆◆ ● 『 仏教図像聚成 ―六角堂能満院仏画粉本 』 上・下(全2卷) 分売不可 京都市立芸術大学芸術資料館編  B4 ・ 総クロス装 ・ 上製貼函入豪華本  総697頁 120,000円(税抜) 126000円(税込) 4-8318-7645-3    待望の仏教絵画研究の重要資料、約1000点。   儀軌に従った図像から民俗神にいたる画僧・大願の図像。 【仏教美術/専門向き】 ★☆★ 限定発売480部 ★☆★ ◆上巻(曼荼羅部・如来部・菩薩・明王・天部編) 監修:田村隆照・定金計次 ・序文  上山春平―「画僧大願の偉業によせて」 ・概説  田村隆照 ―「京都市立芸術大学所蔵六角堂能満院仏画粉本について」 【曼荼羅・如来部】 ・解説編(概説) 松長有慶―「両部曼荼羅綱要」                   頼富本宏―「別尊・経法・観法の曼荼羅について」             百橋明穂―「如来部の諸尊」    ・図版  両部,経法,観法,別尊曼荼羅・釈迦如来・阿弥陀如来・薬師如来等 ・資料解説    田村隆照―「能満院仏画粉本に見る曼荼羅と如来の図像」 【菩薩・明王・天部】 ・解説編(概説) 根立研介―「菩薩の諸尊と日本における信仰の展開」 長田寛康―「明王の諸尊と日本における不動の展開」 錦織亮介―「天部の諸尊」 ・図版 聖観音、十一面観音、虚空藏、普賢、文殊、大随求、 地蔵菩薩、不動 等 ・資料解説 定金計次 ―「菩薩・明王・天 等に関する能満院仏画粉本について」 ・資料編 (基礎データ・印影著名集・資料目録) ◆下巻(高僧部・垂迹・雑部編)   監修:榊原吉郎・松尾芳樹 ・概説      松尾芳樹―「無言蔵から大願へ―律僧憲海の思想」 【高僧部】 ・解説編(概説)  平田 寛―「聖徳太子・南都諸宗祖師・天台宗祖師」 高木、元―「真言の祖師」        脇坂 淳―「禅宗の祖師像と羅漢図」 井ノ口泰淳―「浄土教系諸師・日蓮宗諸師」 ・図版      聖徳太子・南都諸宗、天台宗、真言宗、浄土宗、日蓮宗、 禅宗各諸師・羅漢 等 ・資料解説 榊原吉郎―「高僧像にみる粉本筆者」  【垂迹・雑部】 ・解説編(概説) 齊藤 孝―「垂迹画の成立と展開」      河原由雄 ―「招福の神と仏」 ・図版 荒神・青面金剛・八幡神・天神・牛頭天王 天神七代・宝相福神・俗体肖像・古器物・写本 等 ・資料解説 松尾芳樹―「能満院道場と神像の収集」 ・資料編 (資料データ・印影著名集・資料目録) ・索引 上 下 ・英文概要 ・特別付録 別刷大型粉本(原寸大)  阿弥陀如来像・虚空蔵菩薩像・宇多法皇像・国狭槌尊像 ● 『 近代真宗史論 -高光大船の生涯と思想 』  水島見一著   A5   305頁   6000円 (税抜)  6300円(税込)   4-8318-7896-0 明治以降の大転換期に、旧勢力との軋轢を乗り越え、本来の真宗へと脱皮を 計ろうとする苦闘の歴史を、高光大船の生涯を軸に考察する。  【仏教/専門向き】 【目次】 序章 近代親鸞教学の考察 第一章 求道の原形 第二章 加賀の三羽烏  第三章 大船の思想形成 第四章 「直道」と北間の講習会 第五章 生死を超える道 第六章 戦時下の大船 第七章 晩年の大船 【著者】 1950年富山県生まれ。1973年大谷大学文学部仏教学科卒業。 1978年大谷大学大学院博士課程(仏教学専攻)満期退学。 現在、大谷大学専任講師。 【編著書】 ・ 道ここに在り −高光大船の世界   B6  223頁   1200 円(税込) (2000年東本願寺出版部) (共著) ● 『 教行証文類講義 第六巻 信巻V 』 (全9巻)(@〜D既刊) 信楽峻麿著    A5   444頁   9800円(税抜)  10290円(税込) 4-8318-4476-4 現代人の生きる指針としての親鸞思想を追究する著者が 「教行証文類」の全文を新たな 視点から解読する。 十三年にわたる画期的な講義の集大成。【真宗/専門向き】 【目次】 第六章 真実信   第一節 信心の相状  第二節 真実信の讃嘆 第七章 真実信の利益 第一節 真宗救済の意義 第二節 真仏弟子の意義 第八章 悪人成仏の道 第一節 「涅槃経」の文  第二節 悪人成仏の道  第三節 本願唯除の文 【著者】 1926年広島県生まれ。龍谷大学文学部卒業。元龍谷大学学長。 現在、龍谷大学名誉教授。仏教伝道教会理事長。文学博士。 【主な著書】 ・仏教の生命観  A 5 266頁 4893円(税込) 4-8318-7831-6 (1994年法蔵館) ・龍谷の日々    46 208頁 1223円(税込) 4-8318-8614-9 (1995年法蔵館) ・真宗の大意     46 222頁 2100円(税込) 4-8318-8654-8 (2000年法蔵館) ・親鸞とその思想 46 182頁 1680円(税込) 4-8318-8674-2 (2003年法蔵館)   ほか 【既刊】 @総序・教巻 7140円 A行巻 9975円   B正信偈巻 5670円  C信巻T 7140円   D信巻U 7875円   (税込価格) ●『 無碍の一道 』 池浦良裕著  46   192頁  1600 円(税抜)  1680円(税込)   4-8318-8691-2 仏法聴聞と自信教人信に生きた著者が、幅広い話題をまじえ暮らしの中で 浄土真宗の信心をわかりやすく語った、寺報連載の原稿をまとめた短編法話集。 中村薫・同朋大学教授推薦。  【真宗/一般向き】 【著者】 昭和7年 愛知県生まれ。昭和30年 名古屋大学文学部史学科卒業、 真宗大谷派順慶寺住職に就任。平成10年 住職退任。 現在 愛知県文化財保護指導委員、刈谷市文化財保護審議会委員。 【目次】 T 念仏者の人生      医学の進歩と幻想/念仏者の前途/無言の行のむずかしさ 無碍の一道/謙虚な生活 ほか U 薫り深い人間 新年の第一歩/煩悩具足の凡夫とは/真実は形をもって現れる ほか V 大きな手の中で     ただ念仏する世界/一粒の雨が実を結ぶ アメリカと日本の文化の相違  ほか ● 『 親鸞と差別問題 』 小武正教著  46   425頁  3800円(税抜)  3990円(税込)   4-8318-8692-0 今こそ親鸞の原点に帰り、いのちの尊厳を回復せよ! ―院号と法名、葬儀・坊守問題、穢れ意識と部落差別、迷信・習俗など、 真宗教団と日本社会の差別構造をラジカルに問う話題の書。 【真宗/一般向き】 【目次】 T「国家」を問う−親鸞を生きる道 U「日本教」を問う V「神道−文化・習俗論」を問う W「穢れ意識」を問う X「葬儀・忌中」を問う Y「本願寺教団の差別構造」を問う Z「現代日本の課題」を問う 【著者】 1957年広島県三次市に生まれる。 龍谷大学大学院文学研究科(真宗学専攻)博士課程依願退学。 龍谷大学非常勤講師等を経て、現在、西善寺住職、 広島県部落解放研究所宗教部会事務局長、 備後・靖国問題を考える念仏者の会事務局長、平和を考える市民の会代表。 【著書】 ・真宗と葬儀 B6 98頁 735円(税込) (1998年 本願寺出版社) ・靖国を問う A5 219頁 2400円(税込) (1997年 永田文昌堂) 共著 ほか ● 『 中国仏教美術と漢民族化 』  八木春生著   B5   390頁   16000円(税抜)  16800円(税込)    4-8318-7428-0  北魏後期(洛陽遷都から北魏滅亡までの時期、494‐534年)、 中でも多くの変化が起きた 520年代前後における仏教美術の様相を、 「漢民族化」と「地域性」をキーワードとし、 最新の多数の資料と実地調査を基に地域性を重視して明らかにした労作。 【仏教美術/専門向き】 【目次】 第一章 中国南北朝時代における金剛力士像について  第二章 いわゆる「十神王」像について 第三章 北魏時代後期の仏(道)教造像に見られる漢民族の伝統図像について 第四章 鞏県石窟考   第五章 雲岡石窟第三期諸窟についての一考察  第六章 麦積山石窟北魏後期諸窟考 第七章 敦煌莫高窟第二八五窟壁画に関する一考察  第八章 中国成都地方の仏教造像について −五二〇〜五四〇年代の作例を中心として 第九章 龍門石窟北魏後期諸窟についての一考察  −五二〇〜530年代に開かれた石窟を中心として 第十章 まとめ ・関連地図・図版一覧・中文要旨・索引 【著者】 1961年横浜生まれ。 88年 国際基督教大学大学院比較文化研究科修士課程終了 成城大学大学院文学研究科美学美術史専攻博士課程後期に入学。 93年 単位取得退学。98年博士(文学)取得。 現在、筑波大学芸術学系助教授。 【著書】 ・雲岡石窟文様論    B5  420頁  24150円(税込)  4-8318-7425-6  (2000年 法蔵館)   ● 『 モンゴル仏教の研究 』  嘉木揚凱朝(ジャムヤン カイチョウ)著  A5  502頁   13000円(税込) 13650円(税抜)  4-8318-7429-9 モンゴルにおける仏教の歴史や諸形態を文献資料・実地調査から解明。   また仏教が与えたモンゴル文化への影響も論考。   これまでの中国・チベット仏教の一部として取り上げられがちであった   モンゴル仏教の成立過程とその文化に正面から取り組んだ労作。   【仏教/専門向き】 【目次】 序論 研究の意図と論文の構成 第一編 モンゴル仏教の黎明期(元朝初期)−サキャ派の伝来− 第一章 モンゴルへのサキャ派の伝来   第二章 サキャ・パンディタとモンゴル仏教 第二編 モンゴル仏教の形成期(元朝中後期)−サキャ派の国際化− 第一章 フビライ・ハーン時代のモンゴル仏教 第二章 各地におけるパクパの活躍 第三章 チョジオドセルの仏典翻訳 第四章 サキャ派以外のモンゴルの仏教  第五章 活仏の由来 第三編 モンゴル仏教興隆期(明・清朝〜現代) −サキャ派からゲルク派への変遷− 第一章 ゲルク派の台頭と民衆化 第二章 モンゴル仏教の種々なる存在形態 第三章 文化大革命後のモンゴル仏教の様態 −北京市雍和宮と承徳市普寧寺を中心として− 第四章 モンゴルにおける阿弥陀仏信仰の伝来 第五章 モンゴル人の歴史意識と宗教意識 結論 研究の成果と残された課題 附説 サキャ派の歴代の祖師   あとがきに代えて モンゴル仏教地域概念図 モンゴル仏教歴史年表 参考文献  写真資料  索引 【著者】 1963年中国内モンゴルに生まれる。90年中国蔵語系高級仏学院卒業、 90年北京雍和宮仏学教師、93年愛知学院大学大学院聴講生、 97年同大学大学院修士学位取得、 2001年同朋大学仏教文化研究所客員研究員、 同年愛知学院大学院博士(文学)学位取得。 02年中国社会科学院世界宗教研究所勤務、 日本学術振興会外国人特別研究員(04年3月まで)、 同朋大学仏教文化研究所客員所員(現在に至る)。 【主な論文】 ・釈尊本生伝記(翻訳、1994年 中国国立民族出版社) ・中国における『念仏打七』信仰の復興と現状」 (2000年『同朋大学仏教文化研究所紀要』第20号)、 ・モンゴル語訳『聖阿弥陀経の大乗経』について」(同22号) ・モンゴルにおける浄土思想(2003年『パーリ学仏教文化学』第17号)その他。 ● 『 南都仏教史の研究−遺芳篇 』  堀池春峰著  A5  806頁  9800円(税抜)  10290円(税込)  4-8318-7540-6  学界で高い評価を受けてきた『南都佛教史の研究 上下』(法蔵館刊行)に、 掲載されていない優れた論考を4部門に分類集成した、 南都仏教の決定版となる大著。 【歴史仏教/専門向き】 【目次】 第一章 東大寺史の研究 第二章 南都寺院史の研究 第三章 仏教と日本文化 第四章 寺院資料からみた信仰と行学 【著者】 1918年奈良市生まれ。1948年京都大学史学科旧制大学院卒業。 1966年奈良市文化財専門審議委員。 1970年奈良大学教授。 1985年東大寺史研究所長。2001年逝去。 【編著書】 ・南都仏教史の研究  上巻 ―東大寺篇 下巻―諸寺篇 堀池春蜂著 A 5 ★復刊★ 上巻 688頁 13650円(税込) 4-8318-7531-7 (1970年 法蔵館)   下巻 766頁 15750円(税込) 4-8318-7532-5 (1972年 法蔵館) ・東大寺お水取り 普及版 菊倍変 256頁  4893円(税込) (1996年 小学館) ・公慶上人年譜聚英 A5   374頁   3150円(税込) (1954年 東大寺) ほか ● 『 仏教とキリスト教の対話V - 浄土真宗と福音主義の信仰 』 門脇健他編   A5   281頁   4300円(税抜)  4515円(税込)   4-8318-7119-2 現代における宗教の衰退と変貌にどう対応するのか。 「世俗化からの挑戦に直面する仏教とキリスト教」をテーマに、 前2巻の討論を発展・深化させた待望の最終巻。 日独同時出版。【仏教/専門向き】 【目次】 ・編集者序言  ・再会の言葉―大河内了義  ・宗教間対話の正当性、構造およびその実施について―マイケル・パイ ●基調講演 ・諸宗教間の平和と諸宗教相互の責任―ハンス‐マルティン・バールト ・世俗主義と責任性とのはざまにある宗教―箕浦恵了 T 東洋と西洋における「世俗化」概念の問題性  U 東洋と西洋における世俗化の様相  V 解釈のコンセプト  W 仏教側とキリスト教側の反応  ●シンポジオンへの寄稿論文  ・ルターとカント‐キリスト教的自由の世俗化をめぐって―村山保史 ・世俗化とドイツ文学‐発端としての近世―吉田孝夫 ●回顧と展望  ・学術交流会議に参加して―寺川俊昭  ・回顧と展望―ハンス‐マルティン・バールト  ・感謝の言葉―大河内了義 ・日本語版あとがき ・執筆者・翻訳者紹介 ● 『 聖なるものの形と場 』  頼富本宏編   A5   664頁  9500円 (税抜)  9975円(税込)   4-8318-6360-2 あらゆる宗教の根底にある「聖なるもの」の本質を、宗教学、仏教学、美術、 考古学など専門分野の枠を超えた研究者によって究明した 国際日本文化研究センターの共同研究。 【宗教/専門向き】 【目次】 ・聖なるものの形と場―頼富本宏 ・見えないものと見えるもの〜聖と俗の密教学〜―松長有慶 ・中観派における勝義と世俗のあいだ 〜「言表される真理」と「不可説の真理」―那須真裕美 ・戦う聖者佐々木秀嶺(アーリア・ナーガルジュナ)―島 岩 ・インド的楽舞の受容と展開―河野亮仙 ほか 【編著者】 1945年 香川県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。 種智院大学講師、同教授、国際日本文化研究センター教授を経て現在、 種智院大学学長。文学博士(京都大学)。密教学専攻。 【著書】 ・あなたの密教 46 262頁 2310円(税込) 4-8318-6356-4 (2002年 法蔵館) ・わたしの密教 46 225頁 2100円(税込) 4-8318-6355-6 (2002年 法蔵館) ・密教―悟りとほとけの道 新書 236頁 714円(税込) (1989年 講談社) ・空海と密教 新書 248頁 756円(税込) (2002年PHP研究所) など多数 ● 『 戦国期本願寺教団史の研究 』  草野顕之著  A5   484頁   9800円(税抜)  10290円(税込)   4-8318-7460-4 蓮如期に爆発的な拡大をみせた本願寺教団。 その組織と制度が儀式の形成と連動しながらいかに確立され、 地域に波及していったかを、当時の思潮・慣習の影響を連関させつつ解明。 【歴史/専門向き】 【目次】 第T部 蓮如教団形成の諸問題   第一章 蓮如の生涯   第二章 「寛正の法難」の背景   第三章 「無碍光宗」について ほか 第U部 戦国期本願寺教団の形成と展開 第一章 戦国期本願寺直参考   第二章 戦国期本願寺坊主衆組織の一形態 −「定衆」「常住衆」の位置− ほか 第V部 戦国期本願寺儀式の形成と展開 第一章 本願寺の堂舎と荘厳の変遷    第二章 戦国期本願寺教団における年中行事の成立  ほか 【著者】 1952年福岡県久留米市に生まれる。 1976年大谷大学文学部史学科卒業。 1981年大谷大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。 1985年大谷大学文学部専任講師。 同助教授を経て2000年同教授、 現在に至る。 【編著書】 ・蓮如大系(全5巻 分売不可)  第4巻 蓮如と本願寺教団(下) 4-8318-4651-1 A5 平均450頁 52500円(税込) (1996年 法蔵館) ・信の念仏者 親鸞 46 226頁 2730円(税込) (2004年 吉川弘文館) ・真宗大谷派の荘厳全書 B5 550頁  18,350円(税込) (1994年 四季社) など多数。 ◆◆◆ 法蔵館のこれから出る本 ◆◆◆ 【4月中旬出来予定】 ● 『 現代語訳 南海寄帰内法伝 ― 七世紀インド仏教僧伽の日常生活 』 宮林昭彦 加藤栄司著   A5  予554頁   9000円(税抜) 9450円(税込) 4-8318-7353-5 唐代の僧・義浄が著した、留学先インドでの衣食住にわたる戒律の実態を伝える 第一級史料『南海寄帰内法伝』の初の全訳。仏教学・東洋史学・民俗学 印中比較文化論、必読の書。【仏教/専門向き】 【4月下旬出来予定】 ● 『 小川一乗仏教思想論集 第1巻 ‐ 仏性思想論T 』 (全4巻)(第1回配本) 小川一乗著   A5  予324頁  8800円(税抜)  9240円(税込)  4-8318-3374-6 「仏教の真髄は何か」という問題意識のもとに、釈尊の思想を受け継ぐ 龍樹の思想と中観思想の歴史を大乗仏教の伝統として概観し、 それに基づく浄土思想に関する著作・論文を収録。【仏教/専門向き】 ● 『 霊山曼荼羅と.修験巫俗 』 【修験道歴史民俗論集2】 鈴木昭英著  A5  予380頁  9500円(税抜) 9975円(税込)   4-8318-7538-4 霊山の神仏を表す曼荼羅の変遷や、観心十界図を熊野比丘尼が 持ち運んだことを初解明、修験の祭りや祈祷に見るシャーマニズムの 問題など、多数の図版で解く画期的研究成果。 【民俗/専門向き】 ● 『 三枝充悳著作集 第7巻 比較思想論T』 (第2回配本)他第1巻のみ既刊 三枝充悳著   A5  予400頁  13000円(税抜)  13650円(税込)  4-8318-3372-x  鋭利な問題意識のもとに、初期仏教・龍樹(空・縁起)・比較思想の各分野に わたって、常に新しい見解・視点を提示してきた著者の代表的著書十三点と 単行本未収録論文十数点を収録。初期仏教・龍樹・比較思想の研究を中心に 仏教学の新しい地平を切り拓く―  【仏教/専門向き】 第7巻  「比較思想序論」「東と西の思想」(学位論文)  【5月初旬出来予定】 ● 『 仏教と医療・福祉の近代史 』 中西直樹著 46 予214頁 2600円(税抜) 2730円(税込)  4-8318-8164-3 【5月下旬出来予定】 ● 『 延暦寺と中世社会 』 延暦寺文書研究会編 A5 予480頁 価格未定 4-8318-7462-0 ● 『 親鸞と浄土教 』 信楽峻麿著 A5 予420頁 予価8400円(税込) 【6月初旬出来予定】 ● 『 原爆と寺院 - ある真宗寺院の社会史 』 新田光子著    46 予230頁 予価2940円(税込) 4-8318-1053-3 ★☆★ 再版出来ました ★☆★ ●『 御文 五帖目 中本 ひらがな 』 東本願寺式務部校閲  18.3×12.8  32頁   1200円(税抜)  1260円(税込) 五帖目(末代無智の・・・)のみの御文。稽古用中本。寺院・門徒共用。 ● 『 夏の御文・御俗姓御文・五帖御文 』 東本願寺式務部編  18.5×13.0  94頁   1200円(税抜)  1260円(税込) 読法所作法。ひらがな版。稽古本。 ● 『 教行証文類講義 第二巻 行巻 』 信楽峻麿著  A5  515頁  9500円(税抜)  9975円(税込)   4-8318-4472-1 念仏を称えることが真実の行であるとはどのような意味を持つのか。 信心が強調される親鸞教学において、念仏行の持つ意味を厳密に検証し、 念仏に生きることの具体的姿を明らかにする。 ● 『 三分間法話集 』 1223円から1260円に税込価格改訂。 松井惠光著  46  139頁  1200円(税抜)  1260円(税込)   4-8318-8910-5 長くむつかしいお説教より、短くても心に響く法話を聞かせてほしい という声にこたえて、法話の大家が書き下した短篇法話の決定版! 豊かな話題を駆使して念仏の心をわかりやすく説き明かす。 ● 『 心に残る仏教のことば 』  1529円から1680円に税込価格改訂。 飛鳥居昌乗著  A5  150頁  1600円(税抜)  1680円(税込)   4-8318-8598-3 仏道教化に力を発揮する掲示伝道の言葉150篇を春夏秋冬に分けて収録。 さらに 掲示伝道の言葉を機縁として共に語り合う手引とするために 解説法話を付す。最も実践的な強化のための一冊。 ● 『 風の声・竹の声 』   1529円から1575円に税込価格改訂。 伊奈教雄著  46  213頁  1500円(税抜)  1575円(税込)   4-8318-8905-9 四季の移ろいの中で、生きることの意味を考え、のびやかに生きるための 心構えを説く、著者の十余年にわたる文章伝道から抜粋した味わい深い 短編法話集。各篇に 掲示伝道法語を付した。 ● 『 コスモロジーの創造―禅・唯識・トランスパーソナル 』 岡野守也著  46  231頁  2200円(税抜)  2310円(税込)   4-8318-7259-8 なぜ殺してはいけないのか。なぜ体を売ることはいけないのか。寂寥を極める 現代日本人の心の荒廃は、果たしてくいとめられるか。価値と倫理を失った世界 と人間を再統合し、再び意味を見出すための新しい智恵を提唱する。 ◆◆◆ 法蔵館書店新着案内 ◆◆◆ ●『 図解雑学 親鸞 』 仙波芳一著 B6 221頁 1470 円 (税込) 4-8163-3679-6  ナツメ社 混迷の世を生き抜くの自信と勇気!親鸞の一生と思想を絵と文章で わかり易く解説。 【目次】 第1章 出家と破天荒の肉食妻帯 第2章 同門の友人との大論争 第3章 浄土教の広まりと過酷な弾圧   ほか ●『 はじめて学ぶ七高僧―親鸞聖人と七高僧の教え 』 黒田覚忍著 A5 177頁 1470 円 (税込) 4 -89416-238-5 本願寺出版社 親鸞聖人の教えは、七高僧の伝統と聖人の己証とがあざなって成立する。 その高僧の教えとは何か。 「季刊せいてん」(42号〜56号H10.3〜H13.9)連載分。 【目次】 第一章 親鸞聖人と七高僧 第二章 龍樹菩薩の教え 第三章 天親菩薩の教え ほか ●『 世親 』 三枝充悳著 文庫 381頁 1208円(税込) 4-06-159642-X 講談社 「倶舎論」「唯識二十論」「唯識三十頌」の著者、世親。仏教理論を完成させた 知の巨人の思想と生涯を詳述。唯識学の全体像を、平易に説き明かす! 「人類の知的遺産」シリーズ14・『ヴァスバンドゥ』(1983年講談社刊)を底本 とした。 【目次】 T ヴァスバンドゥ(世親)の生涯  U ヴァスバンドゥの思想  V ヴァスバンドゥの著作ほか ●『 清澤満之―生涯と思想 』 教学研究所編  A5  162頁  1200円(税込)  4-8341-0314-5   東本願寺出版部 宗教の本質を問う!伝統と文明の相克する明治期、真宗大谷派の僧侶として 宗教的真理の解明と宗門改革に取り組んだ清澤満之の生涯と思想を辿る。 【目次】 第一章 誕生から東京大学時代まで   第二章 宗門の選び   第三章 養痾  ほか ●『 清沢満之と哲学 』 今村仁司著  A5  528頁  8190円(税込)  4-00-022533-2  岩波書店 清沢満之の思想的全体像を構築。 【目次】 第一部 清沢満之の基本構想 第二部 基本構想―他力門哲学素描  ほか ●『 大無量寿経講義 ―尊者阿難、座より立ち 』 一楽真著  B6  277頁  2310 円(税込)  文栄堂 2000年から1年に4回、三年間にわたって、金沢真宗学院の特別講義を行った。 この講義録をもとに加筆し刊行。 【目次】 第一章 仏道の伝灯 第二章 尊者阿難、座より断ち 第三章 真実教 第四章 法蔵菩薩の願心    第五章 国土の荘厳   ほか ●『 出会い・出逢い・出遇い 』 浄土真宗本願寺派兵庫教区青年僧侶の会編  B6  323頁  2100円(税込) 4-921029-59-8  自照社出版 兵庫教区青年僧侶の会の25周年記念研修会の講演録。(六年間22回開催) 講師 青木新門・亀井鑛・山崎龍明・小川一乗・香川徹男・向坊弘道・岡百合子 高史明 【目次】 ・出遇い、それはいのちのつながり ・自己を知る・善き人の導き ・であいは目覚めである  ほか ●『 往生と還浄 』 内藤知康著◆樹法会編  46  163頁  1365円(税込)  4-8162-6180-X  永田文昌堂 兵庫教区樹法会(教学の研鑚、伝道教化の推進、寺院の活性化を促そうと活動) の研修会録。 【目次】 ・往相と還相 ・往生浄土の意義 ・還浄という言葉の適否 ●『 仙高ニ書画 』 鈴木大拙著◆月村麗子訳  B5  211頁  12600円(税込)   4-00-023642-3 岩波書店 大拙の仏教観の到達点を世界に示した作品。機知とヒュ−モアが横溢する 仙高フ書画と賛を、大拙が独自の観点から遊戯自在に論じる。 【目次】 図版目次 1 自らを詠む 2 虚白院独居吟   3 東輝庵画賛  4 遠 明  5 紙持参の乙女    ほか ●『 神秘主義 −キリスト教と仏教 』 鈴木大拙著◆坂東性純訳◆清水守拙訳  B6  310頁  4725円(税込) 4-00-023390-4  岩波書店 大拙が国際的な名声を不動のものとした、1950年代に英文で書かれた著作。 妙好人の海外への本格的な紹介の嚆矢となる。初の翻訳刊行。 【目次】 T マイスター・エックハルトと仏教 U 仏教哲学の基盤 V ”一刹那”のさとり W 永遠の光の中に生きる X 輪廻について   ほか ●『 「節談」はよみがえる −やはり説教は七五調 』 関山和夫監修◆谷口幸璽著  B6  159頁  1575円(税込)  4-938651-44-0 白馬社 落語、浪曲など寄席芸能の原点「説教者」。 「節談説教」は浄土真宗独自の特異な説経法である。 活字で読む説経の本! 【目次】 第一章 浄土真宗の説教とは 第二章 節談説教が果たした役割 第三章 七五調の魅力  ほか ●『 保存版 わが家の仏教 曹洞宗 』 大谷哲夫監修◆中野東禅編集代表  A5  210頁  1554円(税込)   4-88405-269-2  四季社 特徴・宗教の教えと仏事よくわかる!・日常勤行(傍訳・図解付)・勤行聖典 (二色刷り・傍訳付)・曹洞宗に関する素朴な疑問20項目にQアンドA方式で 解答。 【目次】 第1章 曹洞宗とはどんなもの? 第2章 曹洞宗檀信徒のおつとめ   第3章 曹洞宗の仏事 ほか       ●『 道元のコスモロジー −『正法眼蔵』の核心 』 岡野守也著  B6  342頁  2625円(税込)  4-8046-1204-1  大法輪閣 動乱の鎌倉時代に生きた道元。「無常」という根源的不条理を克服した求道者の 到達した世界観とは、倫理とは?現代を生きるための「道元思想入門」。 【目次】 序章  道元とその時代   第一章 道元コスモロジーの確立―「一顆明珠」の巻を中心に 第二章 道元倫理学の完成―「諸悪莫作」の巻   ほか ●『 現代に生きる 無門関 −科学とビジネスの視点からの新解釈 』 上村一路著  A5  245頁  1890円(税込)  4-87302- 260-6  郁朋社 禅の名著「無門関」の謎解きに挑む。漱石からホーキング、クローンや 人工知能など幅広いトピックスを縦横に駆使し、自然界と人間の本質に迫る 現代の新解釈。 ●『 禅問答入門 −人間のあらゆる難問の答えを禅問答にみる 』 田辺祥二著  文庫  299頁  1019円(税込)  4-14-084180-X   NHK出版 禅宗は坐禅や作務などの行為を修行の中心としてきた。 いにしえの禅問答を読み解くことで、人はなぜ生きるのか、 自己とは何かなど、人生の様々な疑問を解決する方法を探る。 【目次】 第一章 否定とパラドックス 第二章 実在は「有」か「無」か 第三章 自己とは何か 第四章 輪廻を超える   ほか ●『 山中独語 』 伊賀洋昭著  B6  234頁  1995円(税込)  4-88182-199-7   禅文化研究所 人間って何だろう?生きるって何だろう?私って何だろう? 27年の教師生活から離れ出家した著者が語る! 1994年12月から2001年3月25日まで、 山口日々新聞「心のひろば」欄に掲載された随想に加筆したもの。 【目次】 第一章 死ぬのにもってこいの日 母よ、わたくしもいただきまする   ほか 第二章 学校には行かなくてもいいよ 随処に主となる  ほか ●『 無門関プロムナード 』 西村惠信著  B6  265頁  2415円(税込)  4-88182-198-9   禅文化研究所 プロムナード(散歩)する感覚で禅録に親しんで! 禅の基本テキスト『無門関』(48則の公案集)を、著者自ら描いた画とともに わかり易く読み砕く。月刊誌「花園」(臨済宗妙心寺派)に連載を基に編集。 【目次】 1趙州の狗子 2百丈山の狐 3倶胝の一指  ほか ●『 日蓮の説いた故事・説話 』 若江賢三著◆小林正博著  B6  279頁  1470円(税込)   4-476-06194-X  第三文明社 インドの説話・中国の故事・日本の歴史を駆使して仏法の深理を説く 日蓮の博識は民衆救済の発情が源となる。 【目次】 ・インド編 ・中国編 ・日本編 ほか ●『 華厳とは何か 』 竹村牧男著  46  333頁  2625円(税込)  4-393-13515-6  春秋社 仏典『華厳経』から発し、中国華厳宗に花開き、日本仏教に至るまでの 雄大無比な「華厳仏教」。その全容と核心を示し、現代思想における豊かな 可能性を示唆する華厳論の誕生。 【目次】 第一章 華厳の世界へ 第二章 光の荘厳第 第三章 心は画家のごとし   ほか ●『 ひろさちやの「法然」を読む 』 ひろさちや著  B6  205頁  1470 円(税込)  4-333-02053-0   佼成出版社 仏教を親しみやすくひも解いた「法然入門」の決定版。 【目次】 第一章 『一枚起請文』 第二章 万人救済の道を探って 第三章 ただ念仏だけでいい  ほか ●『 民衆の導者 行基 』 「日本の名僧 2」   速見侑編  46  212頁  2730円(税込)  4-642-07846-0  吉川弘文館 国家の弾圧を受けながらも民間布教と社会事業に生き、 多くの民衆に菩薩と崇められた行基。行基を通して国家仏教と信者集団を 活写する。 【目次】 一 行基の魅力 (速見侑) 二 行基の生涯 (速見侑) 三 行基と律令国家 (本郷真紹) 四 行基集団と女性たち (勝浦令子)   ほか ●『 真実の人 慈雲尊者 ― 釈尊ひとすじの生涯とその教え 』 上山春平著◆岡村圭真著◆木南卓一著◆久馬慧忠著 ほか B6  173頁  1575円(税込)  4-8046-1205-X  大法輪閣 江戸時代お釈迦様の正しい仏教を、命がけで守り抜いた日本人がいた。 その人の名は慈雲尊者。釈尊の根本仏教「正法」をかかげ、 質素な衣に身にまとい、庶民にやさしく「十善法語」を語った聖僧の、 生涯や教えのすべて!尊者の墨蹟も、口絵写真で紹介! 慈雲尊者二百回遠忌記念出版。 【目次】 第一部 慈雲尊者を知るために 第二部 慈雲尊者と仏教  第三部 慈雲尊者を想う   ほか ●『 観音経を読む 』 雲輪瑞法著  B6  255頁  1470円(税込)  4-333-02052-2   佼成出版社 自我・執着から自らを解き放つ観音経の教えを、瑞法尼僧が わかりやすく紐解く。 巻末に「観音経・全文(訓読)」を収録。 【目次】 ・ぷろろをぐ  ・わたしと観音経   ・観音経を読む   ・観音さまのご利益  ほか ●『 原始仏典 第三巻 ― 長部経典V 』 中村元監修◆森祖道編◆岡田行弘訳  A5  461頁  6825円(税込)   4-393-11223-7  春秋社 最新の研究成果にもとづき、パーリ語原典を流麗かつ平明に訳した、 現代語訳の決定版! 創業85周年記念出版。 【目次】 第二四経 神通と世界の起源‐パーティカ経 第二五経 苦行について‐ウドゥンバリカー師子吼経 第二六経 転輪王と人間の寿命‐転輪聖王修行経 ほか ●『 仏教入門 』 袴谷憲昭著  B6  264頁  2310円(税込)  4-8043-3062-3  大蔵出版 オーソドックスにして平易な内容仏教入門書。 【目次】 ・入門の前 第一章 仏教伝播の地誌  第二章 仏教伝播の歴史  第三章 仏教と信仰体系 ほか ●『 世界宗教の謎 仏教 』 アニ−タ・ガネリ著◆佐藤正英監訳  A4  46頁  2520円(税込)   4-8433-1065-4  ゆまに書房 わかりやすい子供向けの仏教図鑑。 【目次】 ・仏教とは何か?   ・若い頃の釈迦仏   ・悟りの模索   ・教え  ほか ●『 「問い」から始まる仏教 −「私」を探る自己との対話 』 南直哉著  46  269頁  1470円(税込)  4-333-02048-4  佼成出版社 「答えのない問い、終わりのない対話」その先に見える仏教の新たな地平、 気鋭の著者が切り拓く。 【目次】 序章 宗教は必要か? 第一章 自己への問い―「私」の根拠はどこにあるのか? 第二章 「苦」が生み出される仕組み―ブッダ、道元の考察 ほか ●『 中村 元が説く 仏教のこころ 』 中村元著◆保坂俊司補説  B6  157頁  1050円(税込)   4-89205-475-5  麗澤大学出版会 人心荒廃した現代世界を救う釈尊のことば。「慈しみ」の心こそ、 釈尊の悟りの真髄であり、「仏教のこころ」である。 「ブリタニカ国際大百科事典(1973年 TBSブリタニカ刊行)」収録の 「仏教」および「釈迦」(石上善応共筆)を基に保坂氏が編集。 【目次】 第一章 仏教はなぜ生れたのか  第二章 釈尊は何を悟ったのか  第三章 初期仏教者の修行   ほか ●『 仏教のなかの男女観 −原始仏教から法華経に至るジェンダー平等の思想 』 植木雅俊著  A5  432頁  7350円(税込)  4-00-024622-4   岩波書店 仏教は女性差別の宗教なのか?徹底した考証によって、 仏教界内外の歴史的議論に決着をつける労作。 【目次】 序章 「仏教とジェンダー」研究の略史 第1章 仏教の基本思想と女性の平等 第2章 原始仏典の溌剌たる女性たち 第3章 ヒンドゥー社会の女性蔑視   ほか ●『 仏像でわかる仏教入門 』 ひろさちや著  新書  205頁  882円(税込)  4-06-272238-0   講談社 如来像、菩薩像、明王像などの仏像を、どう拝めば祈りは通じるのか。 様々な「仏像の約束事」を知り、仏像に手を合わせば仏教の教えに 入っていけるようになる。 仏像でわかる仏教入門! 【目次】 第一章 大仏さんは宇宙のほとけ 第二章 仏像はなぜ作られたか? 第三章 仏像は祈りの対象である 第四章 ほとけの世界はまんだら大宇宙  ほか ●『 仏像学入門 - ほとけたちのルーツを探る 』 宮治昭著  B6  338頁  3150 円(税込)  4-393-11903-7  春秋社 仏像をアジアの祈りの文化の象徴として読み解く。インドでの仏像の誕生と その後の展開、さらに梵天や帝釈天、弥勒、観音、四天王、八部衆などの 図像的特徴や性格・信仰等を典拠となる文献を挙げながら詳説する。 図版130点。 【目次】 第1章 仏像の誕生 第2章 大乗仏教美術の研究  ほか ●「歴博フォーラム」『 中世寺院の姿とくらし − 密教・禅僧・湯屋 』 国立歴史民俗博物館編  B6  237頁  2625円(税込)   4-634-59020-4  山川出版社 中世寺院の果たした多様な歴史的機能と時代的特質を浮き彫りに!企画展示 「中世寺院の姿とくらし-密教・禅僧・湯屋−」(2002年10月1日〜11月24日)を 開催。 その期間中の歴博フォーラム「中世寺院の生活と文化」(10月19日)の 報告集に、論考を加えて出版。 【目次】 総論 いま、なぜ「中世寺院」なのか 第一部 報告 中世寺院の実像 第二部 論考 中世寺院の広がり   ほか ●『 中世寺院の僧団・法会・文書 』 山岸常人著  A5  436頁  8610円(税込)  4-13-026205-X   東京大学出版会 中世寺院内部の社会生活の実態を解明することに努めた論文集。 【目次】 序章 中世寺院の生活史研究序説 第一部 僧団と法会 第二部 文書とその保管   第三部 中世寺院と指図史料  ほか ●『 日本宗教史年表 』 山折哲雄監修◆日本宗教史年表編纂委員会編  A5  723頁   10290円(税込) 4-309-23073-3  河出書房新社 宗教関係者・歴史研究者必携!今までにない統合的・体系的に編集された 画期的宗教史年表。 【特色】 ・原則的に月・日、出典を掲載。 ・主な社寺の創建・再建あるいは各種神事・仏事を掲載 社寺等所有の「社宝」「寺宝」、宗教関係の国宝のほとんどについて、 製作年、所蔵者を掲載。 ・宗祖、教祖等主な宗教者の行動、著作等を掲載。 所在地等の地名も多く掲載(現在地も表示)。 寺社の数、信徒数などのデータ‐も多く掲載。 ●『 宗教史の可能性 』「岩波講座 宗教3」 池上良正編◆小田淑子編◆島薗進編◆末木文美士編 ほか A5  299頁  3570円(税込)  4-00-011233-3  岩波書店 「宗教史」は宗教を理解する上で欠かせない。 多彩な宗教の歴史と比較を両輪として形成された宗教史論の行方を展望する。 【目次】 ・序論(島薗進)  T 宗教史の場所 U 宗教史の構図   V 問題としての宗教史 ほか ●『 根源へ − 思索の冒険 』「岩波講座 宗教4」 池上良正編◆小田淑子編◆島薗進編◆末木文美士編 ほか A5  301頁  3570円(税込)  4-00-011234-1  岩波書店 宗教の根本概念はどのように形成され、展開してきたのか。 宗教哲学の領域を中心に、現代における宗教思想の可能性を探る。 【目次】 ・《根源へ-思索の冒険》  序論   (末木文美士) T 根源への思索 ・神の淵源・悪と他者性 (宮本久雄)  ・クルアーンとイスラ−ムの諸思潮(鎌田 繁)    ほか  ●『 霊山と日本人 』 宮家準著  B6  253頁  1019円(税込)  4-14-001990-5  NHK出版 古来日本人は自然に抱かれて生活し、山や森に神々を見、 心霊の住まう場所として崇め、霊山の社寺に参詣して明日への指針を 求めてきた。我々が心を癒すよすがとしてきた霊山とは何なのか? 【目次】 第一章 日本人の生活にとっての山 第二章 山岳信仰の諸相  第三章 森の信仰  ほか ●『 祭祀と空間のコスモロジー ― 対馬と沖縄 』 鈴木正崇著  A5  612頁  18900円(税込)  4-393-29904-3  春秋社 祭祀と空間の相関を通じて生成されるコスモロジーを、 地域社会の伝承や史料を通じて明らかにし、過去と現在の連続性と非連続性や、 担い手の動態を考察する。 【目次】 第一部  対馬   第一章 木坂の祭祀と村落空間   第二章 青海の祭祀と村落空間 第三章 仁位の祭祀と村落空間  ほか ●『 高野聖 眉かくしの霊 』 泉鏡花著  A5  153頁  945円(税込)  4-00-007238-2  岩波書店 「高野聖」北陸敦賀の旅の夜、道連れの高野の旅僧が語りだしたのは、 飛騨深山中で僧が経験した怪異陰惨な物語だった。 自由奔放な幻想の中に唯美ロマンの極致をみごとに描きだした鏡花の最高傑作。 「眉かくしの霊」怪談的詩境を織りこんだ名品。 「高野聖」―「鏡花全集 第五巻(岩波書店1940年3月刊行)」 「眉かくしの霊」―「同 第二十二巻(1942年1刊行)」を底本とする。 ●『 三蔵法師の歩いた道 ― 巡歴の地図をたどる旅 』 長澤和俊著  新書  221頁  767 円(税込)  青春出版社 灼熱の砂漠に挑み、厳寒の天山山脈を越え、生死をかけた17年の往還。 辛苦の果てに求めた仏教との真理とは. 【目次】 序章 なぜ玄奘三蔵は天竺を目指したのか   第一章 仏法を求めてひとり西域へ 第二章 『慈恩伝』と玄奘の歩いた道   ほか ●『 二〇世紀日本の天皇と君主制 ― 国際比較の視点から 一八六七〜一九四七 』 伊藤之雄編◆川田稔編  A5  335頁  8400円(税込)   4-642-03762-4  吉川弘文館 天皇を国王とする近代日本の実態を、君主をめぐる政治や制度・思想などを 交え再検討する。 またイギリスと朝鮮の君主制を日本との比較を視野に入れ考察。 近代の三天皇を文明史的に位置づけ、議論を喚起する論考十一編。 【目次】 第一部 日本の君主をめぐる政治と制度 第一章 明治維新と国王(高橋秀直)    第二章 伊藤博文と立憲国家の形成 ―ドイツ型立憲主義の受容と超克(瀧井一博)   第三章 加藤高明とイギリスの立憲君主制(奈良岡聰智)  ほか   ●『 親鸞教學 82・83号 ―清沢満之没後100年特集2 』 大谷大学真宗学会編  A5  150頁  1575円(税込)  文栄堂 【目次】 ・清沢満之の「信念」―その源泉と内実 (小野蓮明) ・清沢満之における宗教言説の問い直し (加来雄之) ・真宗教学の近代化と現在 ―浄土理解の変遷を通して (木越 康) ほか ● 『 一遍の語録をよむ(上) 』 「NHK宗教の時間」 梅谷繁樹著  A5  169頁  893円(税込)  4-14-910520-0   NHK出版 2004年4月〜9月ラジオ第2放送にて放送。  著者は、1941年京都市生まれ。 園田学園女子大学教授を経て、 現在は時宗西市屋道場西蓮寺住職、時宗教学研究所員として活躍。 【目次】 ・一遍遊行地図    第一講 一遍の生涯と法語   第二講 善光寺参詣と十一不二頌 第三講 山岳修業、名刹巡礼と熊野本宮の神託  ほか ●『 佛教學セミナー 第78号 』 大谷大學佛教學會編  A5  86頁  1050円(税込)  文栄堂 【目次】 ・『修習次第』「後編」に登場する反論者について (一郷正道) ・孤山智円伝の試み―「閑居編」中心として (山野俊郎) ほか   ●『 信仰 三月号 』 A5   263円(税込)  百華苑 ●『 在家佛教 4月号 ― いのちゆたかに 』    A5 100頁 440円(税込) 在家佛教協会 ●『 大乗 第3号 』 大乗刊行会編 A5 107頁 394円(税込) 本願寺出版社 ●『 日本の美術 4 No.455 ― 飛鳥白鳳の仏像 古代仏教のかたち 』 国立博物館(東京・京都・奈良)監修◆文化財研究所(東京・奈良)監修 A5変 98頁 1650 円(税込) 4-7843-3455-6 至文堂 ★ ★ ★   コ ラ ム   ★ ★ ★ 因縁をつける 「きのう僕、街を歩いていたら、 『おまえ今、ガン飛ばしたやろ、因縁つける気か』って、 不良にからまれて、すっごく怖い思いをしたんだよ」 「そりゃ大変だったね」 「うん。でも、因縁をつけるって、言いがかりをつけることでしょ。 どうして、仏教の言葉の因縁が、そんな意味になっちゃったのかな」 「それはね、言いがかりをつけるというのは、 無理矢理に関わりを持つってことだろ。 でも、どんなに頑張っても、因もなければ、縁もない人と関わりを持つことは できない。 だから、関わりを持つためには、因と縁をつけ てやらなければいけない。 そこから、無理矢理に関わりを持つことを、因縁をつけるというようになったんだ よ」 「ふうん、そういうことか」 「ところが、いったん因縁ができてしまったら、今度は、たとえ不良とでも友達に ならなきゃいけない」 「ぼく、不良と友達になんかなりたくないよ」 「そりゃ、そうだろう。でも、これが仏教の教えなんだ。因縁がなければ、 望むことでも成就しないけれども、因縁が整っていることは、 嫌でも引き受けていかなければならないんだ」 「じゃあ、不良とも友達にならなきゃいけないの」 「自分がガンを飛ばして、因と縁をつけたのならね」 「ぼく、そんなことしてないよ。ただ通りすがりにチラッと見て、 『あっ不良だ、こんなやつ、いなくなればいいのに』って思っただけだよ」 「それも因縁をつけてることになるんじゃないかい」 「アッ、そうか。チラッと見たのが因で、『いなくなれ』と思ったのが縁になった んだね」 ◆◆◆ 法蔵館書店売行き 3月ベスト10 ◆◆◆ http://www.hozokan.co.jp/shop/best/best10.html 順位 書名 / 著者名/ 出版社名 / 税込価格 1 門徒もの知り帳 下巻 野々村智剣 法蔵館 600円 2 大無量寿経講義 一楽 真 文栄堂 2310円 3 門徒もの知り帳 上巻 野々村智剣 法蔵館 600円 4 念仏詩集  続 骨道を行く 浅田正作 法蔵館 1260円 5 本願に生きる 宮城  東本願寺出版部 800円 6 親鸞・信の構造 安冨信哉 法蔵館 2100円 7 浄土三部経ノート 山口聖典刊行会 永田文昌堂 1785円 8 信の念仏者 親鸞 草野顕之 吉川弘文館 2730円 9 いのちを生きる 浅井成海 法蔵館 1995円 10 正信偈のこころ 限りなきいのちの詩 戸次公正 法蔵館 1890円 ◆◆◆ メールサービスの配信について ◆◆◆  メールサービスは、仏教書目録刊行会サイトで本をご購入いただいた方、 アンケートにお答えいただいた方、等にお届けしております。 ◎アドレス変更の方は下記のページにて現アドレス削除後、新アドレスを  ご登録ください。 ◎メールご不要の方は、たいへん恐れ入りますが、下記ページにて、 メールアドレスを入力し解除してくださいますようお願いいたします。    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