_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/      法 蔵 館 書 店 ニ ュ ー ス   2004 / 6 / 3 第 47 号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ◆目次 1.ブックフェアのお知らせ  2.法蔵館新刊案内  3.法蔵館のこれから出る本  4.重版出来のお知らせ  5.法蔵館書店新着案内  6.法蔵館書店売行ベスト10  7.メールニュースの配信について  ★ ★ ★ ブ ッ ク フ ェ ア 情 報 ★ ★ ★ 『 体 験 す る 仏 教 』  出品総数600冊!!  【場 所】 八重洲ブックセンター本店1Fイベントスペース 【期 間】  開催中(6月18日(金)まで) 【営業時間】 午前10時〜午後9時(月〜土・祝日) 午前10時〜午後8時(日曜)   【参加出版社】 法蔵館・春秋社・誠信書房・大蔵出版・大法輪閣・筑摩書房 東京大学出版会・中山書房仏書林・吉川弘文館 ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇   『 仏 教 書 フ ェ ア 』  出品総数約300点普段店頭に並んでいない仏教書に出会えるかもしれない、 またとないチャンスをお見逃しなく。 【場 所】 ジュンク堂大阪本店    〒530-0003 大阪市北区堂島1-6-20 堂島アバンザ3F     TEL06-4799-1090 【期 間】 6月11日(金)〜7月8日(木)頃まで 【営業時間】 午前10時〜午後9時 【参加出版社】 法蔵館・春秋社・大蔵出版・岩波書店・講談社・東京書籍・ 平楽寺書店 ほか多数 ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇     『 社 会 に と っ て 宗 教 の 役 割 は 今 !!』 法蔵館刊行書籍の中から、現代社会における宗教の役割を 見直す書籍を集めたフェア。 【場 所】 旭屋書店 京都店    〒600-8651 京都市下京区烏丸通七条南PRATZ近鉄5F     TEL075-361-1210 【期 間】 開催中(7月中旬頃まで) 【営業時間】 午前10時〜午後8時 ◆◆◆ 法蔵館新刊案内 ◆◆◆ ● 『 小川一乗仏教思想論集 第4巻 浄土思想論 』 (全4巻)(第2回配本) 他第1巻のみ既刊 小川一乗著   A5   387頁   9975円   4-8318-3377-0 真宗大谷派の夏安居本講の講義録を新たに編集。 龍樹の仏教の思想的な真髄を解明し、 親鸞が龍樹から深く学んだ仏道とは何かを究明する。 【仏教/専門向き】 【著者】 1936年6月北海道生まれ。59年3月大谷大学文学部(仏教学)卒業。 65年3月同大学院博士課程満期退学(同)。前大谷大学学長。文学博士。 現在、大谷大学名誉教授。 【目次】 T 親鸞が学んだ龍樹の仏道 はしがき 序章   龍樹と『十住毘婆沙論』 第一章 『十住毘婆沙論』について 第二章 龍樹の仏教 第三章 『十住毘婆沙論』における菩薩道 第四章 親鸞における龍樹の「即」 結章   用念仏故 得空三昧―「易行品」の解読抄訳 U 浄土と往生―『顕浄土真仏土文類』解釈 まえがき 第一部 「真仏土」解釈のための序説   第一章 「真仏土」は「証の中より開く」   第二章 必至滅土について 第二部 「真仏土」解釈   第一章 標挙文と光寿無量   第二章 光寿無量としての阿弥陀如来   第三章 結成文   結章   さとりとすくい 【著書】 ・慈悲の仏道 46 194頁 1575円 4-8318-2117-9 (1996年 法蔵館) ・小川一乗講話選集(全3巻)   46  各平均240頁  各1800円  4-8318-8686〜8 (2002年 法蔵館) ・佛性思想 46 178頁 2345円 (1991年 文栄堂書店) ・さとりとすくい―涅槃経を読む 46 288頁 2625円 (2003年 春秋社)  ほか多数  ● 『 親鸞と大乗仏教 』   小川一乗著   46   77頁   1050円   4-8318-8694-7 近代仏教学が明らかにした大乗仏教の中の仏道体系、すなわち、 智慧から慈悲への動向、悟りから救いへの展開を親鸞聖人は どのように学びとっていたかを明らかにした最終講義録。 【仏教/専門向き】 【目次】 ・大乗の中の至極 ・近代仏教学 ・ラモートの問い  ・山口益先生の仏教学・本願に学ぶ・智慧について  ・釈尊の往生論 ・再生への願望 ・仏国土への往生 ・往生の目的と手段・「自然法爾章」 ・なぜ阿弥陀如来か  ・選択本願 ・大経往生・「至心」とは  ・「証」巻のご自釈 ・大悲の誓願に報酬する ・「すでにして願います」 ・あとがき ● 『 三枝充悳著作集 第7巻 比較思想論T』 (全8巻)(第2回配本) 他第1巻のみ既刊 三枝充悳著   A5  432頁   13650円  4-8318-3372-X   比較思想という新しい分野を担ってきた著者の懇親の比較取得した 『比較思想序論』及びカント、ニーチェ等と仏教思想との綿密な比較検討をする 『東と西の思想』を収録。【仏教/専門向き】 【著者】 大正12年4月静岡県生まれ。東京大学・ミュンヘン大学に学び、 国学院大学・筑波大学・日本大学の各教授を歴任。文学博士。 現在、筑波大学名誉教授。 【目次】 ・比較思想序論 第一章 比較思想への序章 第二章 比較思想の諸問題 第三章 比較思想の類型と方法 付録   比較思想の五種の類型 ・東と西の思想 第一編  第一章 カントとゴータマ・ブッダの類似と異質 第二章 ベルクソンと仏教思想について   第三章 人生観・世界観―東洋と西洋 第二編 第一章 仏教思想と西洋哲学 第二章 仏教における宗教の問題―覚性について 第三章 仏教における時の概念 付編 第一章 ショーペンハウアおよびニーチェにおけるインド像 ―グラーゼナップの著述紹介 第二章 東と西の精神性―レメガ・ステイスの論文紹介 【著書】 ・増補新版 龍樹・親鸞ノート 46  444頁 5250円 4-8318-7147-8 (1997年 法蔵館)      ・ブッダとサンガ 46  241頁 2940円  4-8318-7130-3 (1999年 法蔵館) ・世親 講談社学術文庫 文庫 384頁 1208円 (2004年 講談社)   ・仏教と精神分析 レグルス文庫 (223) 新書 264頁 945円 (1997年 第三文明社) 共著ほか多数    ● 『 延暦寺と中世社会 』 河音能平◆ 福田榮次郎編   A5   499頁   9975円    4-8318-7462-0 中世最大の権門寺院・延暦寺。その内部構造をはじめ、 政治・社会・文化の諸側面からアプローチした、中世延暦寺研究の 到達点を示す画期的論集。精鋭16名の研究者による書き下ろし! 【歴史仏教/専門向き】 【編者】 ◆河音能平◆ 1933年兵庫県生まれ。1957年京都大学文学部史学科卒業。 1962年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。 京都大学文学部助手。1971年大阪市立大学文学部助教授・同教授を経て、 1996年定年退職。大阪市立大学名誉教授。 2003年11月22日逝去。 ◆福田榮次郎◆ 1928年東京生まれ。1951年明治大学文学部史学地理学科日本史専攻卒業。 1957年明治大学大学院文学研究科博士課程単位取得。 東京大学史料編纂所において大日本史料第九編・第十二編の編纂に たずさわり、1974年明治大学助教授・同教授を経て、1998年定年退職。 現在、明治大学名誉教授。 ◆その他の著者◆ 岡野 浩二・衣川  仁・稲葉 伸道・平  雅行・下坂  守・上川通夫・ 高橋昌明・大石 雅章・ 伊藤 正敏・永村  眞・湯浅 治久・牧野 和夫・ 松本 公一・田中 貴子・小林 直樹・曽根原 理 【目次】 序 文 延暦寺文書復元研究会 代表 河音 能平 代表 福田榮次郎       第T部  延暦寺の内部構造 ・延暦寺の禁制型寺院法について 岡野 浩二 ・「堂衆退散」と延暦寺の平和  衣川  仁 ・青蓮院門跡の成立と展開  稲葉 伸道 ・青蓮院の門跡相論と鎌倉幕府 平  雅行ほか ・山訴の実相とその歴史的意義 ―延暦寺惣寺と幕府権力との関係を中心に 下坂  守 第U部 延暦寺と社会諸勢力 中世天台宗成立の歴史的前提   ・嘉応・安元の延暦寺強訴について ―後白河院権力 ・平氏および延暦寺大衆― 高橋 昌明  ・天台聖護院末粉川寺と聖の別院誓度院 大石 雅章 ・叡山門前としての京 ― 門前河東とフォブール洛中 ― 伊藤 正敏  ほか 第V部  延暦寺の教学と文化 ・中世天台談義所の典籍受容に関する考察 ―柏原成菩提院の場合― 牧野 和夫  ・『阿娑縛抄』の書写奥書について ―滋賀成菩提院蔵本にみる教学の伝授と集積 松本 公一 ・『溪嵐拾葉集』と『秘密要集』   田中 貴子   ・『諸国一見聖物語』における説話と風景  小林 直樹   ほか あとがき   河音 能平   福田榮次郎     執筆者略歴 ● 『 宗教の教学 ― 親鸞のまねび 』  高田信良著   A5   282頁   3990円   4-8318-3824-1 世紀の宗教多元状況のなかで、〈仏教とキリスト教〉等の宗教対話を試み、 親鸞の〈信〉の立場から、現代における宗教の意義を解明。  【真宗/専門向き】 【著者】 1947年滋賀県生まれ。1970年京都大学文学部哲学科(宗教学専攻)卒業。 1975年同大学院 文学研究科博士課程(宗教学)単位取得。 1975〜77年スイス政府奨学生(バーゼル大学宗教哲学) 1981年龍谷大学講師(宗教学)1984年同助教授1988年〜89年同大学在外研究員 (ミュンヘン大学神学部)1994年同教授。 【著書】 ・見える真宗・見えない真宗 46 389頁 3059円 (1993年 永田文昌堂 ) ほか多数 【目次】 第一章 現代における〈親鸞のまねび〉 第二章 現代における宗教 第三章 宗教と文化―「キリスト教はヨーロッパの宗教」か? 第四章 諸宗教の神学(教学)―宗教への問い、宗教との対話 第五章 仏教(真宗)における〈エキュメニズム〉 第六章 仏教・キリスト教と宗教 第七章 浄土真宗における「祈り/瞑想」という事柄 ―キリスト教における「神への語りかけ」と浄土真宗における「聴聞」 第八章 宗教の出会い―他者の発見、自己の発見 第九章 「教行証」「教行信証」と「正像末」 第十章 浄土門仏教における「宗教の教学」としての「真仮偽」論 ● 『 仏教と医療・福祉の近代史 』  中西直樹著 46 234頁 2730円  4-8318-8164-3 なぜ、医療倫理は封印されてしまったのか。 明治期、仏教は医療倫理の基本にすえられるはずだった。 深まる戦争、強まる国家権力。明治〜昭和期に、 仏教が医療・福祉に果たした役割と問題性を鋭く問い直す。 【歴史仏教/専門向き】   【目次】 第T部 仏教と医療・福祉事業の歴史 第一章 産業資本形成期の仏教者救療活動 第二章 感化救済事業と仏教慈善病院の創設 第三章 小林参三郎と救世病院 第四章 西島覚了と早稲田病院 第五章 日本式社会事業の展開と仏教 第六章 仏教医療事業の拡充   第U部 仏教と障害者福祉、ハンセン病 第一章 近代障害者福祉における仏教の役割 第二章 ハンセン病布教の歴史的課題 【著者】 1961年生まれ。1985年龍谷大学文学部史学科仏教史学専攻卒業。 1988年龍谷大学大学院文学研究科国史学専攻修士課程修了。 現在、日本仏教社会福祉学会ほかに所属。 【著書】 ・日本近代の仏教女子教育  46 216頁 2730円 4-8318-8155-4 (2000年 法蔵館) ほか   ◆◆◆ 法蔵館のこれから出る本 ◆◆◆ 【6月初旬出来予定】 ● 『 わが信心 わが仏道 』    西光義敞著   46   232頁   2100円   4-8318-8693-9 仏教カウンセリングに取り組みトランスパーソナル心理学に関心を 寄せた著者が、親鸞への想いと自らの宗教体験を明かす自伝エッセイ。   急逝した「いのちを看取る」念仏者の最期のメッセージ!  【真宗/一般向き】 【6月下旬出来予定】 ● 『 三枝充悳著作集 第2巻 初期仏教の思想 』 (全8巻) (第三回配本) 他第1、7巻既刊 三枝充悳著  A5  予788頁  19950円  4-8318-3367-3   【仏教/専門向き】    ● 『 今、今日を生きる 』 ( 聞法ブックス 8 ) 【真宗/一般向き】 田畑正久著   小B6   予56頁   予400円   4-8318-2138-1 ● 『 親鸞と浄土教 』 信楽峻麿著    A5   予430頁   10500円   4-8318-4140-4 阿弥陀仏と浄土の思想的起源を明らかにするとともに、 浄土教の教理史的変遷を踏まえて親鸞思想の特徴とその意義を 明確にする画期的論文集。さらにキリスト教との対比も論考。  【仏教/専門向き】 【目次】 Tキリスト教と浄土教 ・宗教多元主義と浄土教認   ・キリスト教と真宗学−明治真宗教学史の一断層 U浄土教思想 ・阿弥陀仏論 ・浄土 ・世親の浄土論 ・善導−その生涯と著作と思想− ・法然浄土教と親鸞浄土教−その仏道と人間理解をめぐって− V親鸞の思想 ・親鸞における釈迦仏と弥陀仏−『無量寿経』を真実経とする根拠− ・親鸞における名号本尊の思想 ・親鸞における還相回向の思想 ・親鸞における国王不礼の思想−宗教における政治の問題− W真宗教団史 ・近代真宗教団の社会的動向 ・真宗における聖典削除の問題 ● 『 密教マンダラと文学・絵解き 』 真鍋俊照著   46   予280頁   2940円   4-8318-6361-0 立山曼荼羅にみる山岳信仰の実態、徒然草に描かれた美意識の構造、 大師信仰の秘密など、日本人の心性にも深く踏み込んだ異色の対談集。 D・キーン、宮坂宥勝、杉浦康平ほか。【密教/一般向き】  ★ ☆ ★ 重版出来ました ★ ☆ ★ ● 『 真宗門徒質問帳1 こんなことが聞きたかった 』 山本隆著   46   72頁   450円   4-8318-8964-4 以前から疑問に思っていたけれど、今さら照れくさくて聞けないというような 素朴な疑問に、わかりやすく答えたQアンドA。真宗の仏事や教えの基本が よくわかる入門書の決定版。    ● 『 袈裟のはなし 普及版 』 久馬慧忠著   46   86頁   1260円   4-8318-6410-2 お釈迦様ご自身が、仏道修行の一助にと考案された袈裟。 その特長から種類・着け方、袈裟功徳まで、袈裟の全てを易しく解説。 仏の教えが凝縮された袈裟の魅力に迫る最良の手引書。 ● 『 妙好人 因幡の源左 語録板画集 』     長谷川富三郎著   A5   108頁   1050円   4-8318-8940-7 草の束を背負ってくれた牛に、阿弥陀如来が我が身の業を 背負って下さる事実を領解した源左。そのときの言、 「ふいっと分らしてもらったいな」を含めた四十八の法話。 源佐の念仏の世界を無弟、長谷川富三郎 が版画で表現。  ● 『 声明は音楽のふるさと 』 岩田宗一著 46 154頁   1680円   4-8318-6214-2 仏教には、西洋の音楽に負けない素晴らしい音楽(声明)がある! 声明の再評価を目指し、歴史や理論、著名な声明家から キリスト教音楽との比較まで語った、類書のない一冊。   ● 『 ねぇぼくの気持ちわかって ―カウンセリングの心 』  「 聞法ブックス3 」 富田富士也著   小B6   56頁   400円   4-8318-2133-0 人とコミュニケーションをとれない引きこもりの若者たちとの 心のふれ合いを通して、かけがえのない存在に目覚めることの 大切さを説く。読むうちに生きる喜びが湧く情熱溢れる講話。  ● 『 魂を考える 』 池田晶子著    46   221頁   1995円   4-8318-7168-0   誰にでもわかる平易な言葉で哲学を実践する。 テーマは「少年Aとは何者か」「脳死と人の死」「埴谷雄高と大森荘蔵」他。 ◆◆◆ 法蔵館書店新着案内 ◆◆◆ ●『 ああ、親鸞さま ― ご生涯に学ぶ三十二章 』 波佐間正己著   B6   129頁   1,050円    4-88483-708-8  探究社 ユニークな視点!宗教者の生き方が問われる21世紀にふさわしい内容。 親鸞聖人750年回を前に、親鸞聖人の生涯を通して32の教えを紐解いた一冊。 【目次】 一   系図  自分のルーツを考える 二 得度  人生方針を考える 三   九歳  刷り込みを思う 四 吉水入室 選ぶことの大切さ   ほか ●『 救済論序説 ― 信心をいただくということ 』 稲城選恵著    四六判   154頁   1,365円    4-8612-6183-4   永田文昌堂 米寿記念に行信論-救済論-をまとめられたもの。 【目次】 救済論序説 一 救済の意義 二 大行論について  ほか 蓮師教学の中心問題 一 平生業成 二 たすけたまへとたのむ ほか ●『 朝には紅顔ありて (朗読CD)』 大谷光真著◆菅原正志朗読   A5   2,310円    4-907083-9   角川書店 争いや偽りの横行するいまをどう生きるか。 西本願寺第二十四代門主が、み仏の教え、真宗のこころを語る。 心に光をもたらし、生きる力が湧いてくる感動の著作を音読で聞く。 朗読 菅原正志  FMラジオ、テレビ番組、CM、劇場用映画告知等のナレーションで 幅広く活躍中。 【目次】 ・人はなぜ生きるのでしょう ・人は誰でも、自分に都合よく生きようとするものです ・人はみな、願われて生を受けています ほか  (収録時間の都合により、書籍内容の一部割愛あり。) ●『 みんなちがって みんないい 』 野口宗英著   四六判   66頁   630円    4-88483-709-6   探究社 津村別院でのテレフォン法話をまとめたもの。 【目次】 ・それでも明日は来る ・生きる ・見えないところで ひとつながり ・真実に生きる ・信じること ・深く生きる   ほか ●『 バカにはなるまい 』 「 同朋叢書6 」 東井義雄著◆岡崎教区六ツ美組編 A5 121頁 500円 真宗大谷派岡崎教区出版委員会 組の行事として、昭和55年、56年と真宗講座での 東井義雄先生のお話を小冊子にまとめたもの。 【目次】 一 私を私に育てる責任者は私 二 バカにはなるまい ほか ●『 埋み火 ― こころの法話集 』 森田真円著   B6   122頁   840円    4-89416-314-4   本願寺出版社 今までの講演・法話・執筆等をまとめた法話集。 【目次】 ・埋み火 ・宗教って怖いもの? ・限りないものに目覚めて ・値遇  ほか ●『 和尚さんの こころの寺 ― 気づきの”縁側カウンセリング” 』 宮田正勝著   B6   173頁   1,575円    4-8050-0425-8   チクマ秀版社 もう、ひとり悩んで苦しまないで―。 人々の悩みに耳を傾け、”心を見つめ、自分のいのちを生かすコツ”を 全国各地で精力的に説き続ける和尚さんの書。 【目次】 第一章 「こころの寺」へようこそ 第二章 心を見つめる ほか ●『 浄土真宗聖典(註釈版) 第二版 』 教学伝道研究センター編  四六判  1810頁  5,460円   4-89416-270-9  本願寺出版社 浄土真宗の教義のすべてがここに!44の聖教を一冊に収載。 【特色】 ・総ルビ ・用語索引、約11000語 ・七祖聖教の引用文の該当頁記載。・脚注、約8800語 ・巻末註、約900語 ・便利なカラーインデックス付 【目次】 ・序 ・凡例 ・仏説無量寿経 ・仏説感無量寿経 ・仏説阿弥陀経 ほか ●『 論書・他 』「 現代語訳 大乗仏典 7 」 中村元著   B6   309頁   2,100円    4-487-73287-5   東京書籍 空の思想、唯識説、さとりの実現へ。 【目次】 第1章 空の思想 『中論』 第2章 識からの展開 『唯識三十頌』 第3章 奉仕の精神 『菩提行経』 ほか ● 『 新唯識論 』「 関西大学東西学術研究所 訳注シリーズ 9」 熊十力著◆吾妻重二訳  A5  320頁  3,885円   4-87354-387-8  関西大学出版部 宗教 著者の旧套を脱し、哲学者としての立場から新たな見解を うち出した、熊十力著 「新唯識論」を全訳、注訳付。 【目次】 ・緒言 ・甲部(境論)/明宗・唯識・転変 ほか ・訳注 ・解説 ・「新唯識論」文言文本 ・語体文本 対照表 ・索引 ●『 原文対照現代語訳 道元禅師全集 第二巻 ― 正法眼蔵 2 』 鏡島元隆監修◆水野弥穂子訳注 A5 303頁 5,250円 4-393-15022-8 春秋社 日常生活の中の坐禅から、修行者のあるべき姿まで! 宋より帰朝後、晩年に至るまで 正伝の仏法を広めるべく、 何度も書き改め、練り上げられた畢生の主著『正法眼蔵』。 坐禅犠第十一から観音第十八まで。道元の視座の基本を 凝縮した巻を収録。 【目次】 第十一 坐禅犠 第十二 坐禅箴 第十三 海印三昧 第十四 空華  ほか ● 『 正法眼蔵 (二) 』 「 講談社学術文庫 1646 」 増谷文雄全訳注   文庫   394頁   1,313円    4-06-159646-2  講談社 きらめく言葉、彫琢された美しい文章、漢語混じりの 独特の和文で綴られた「正法眼蔵」 の開題、原文・現代語訳。 「現代語訳 正法眼蔵 第二巻」(1973年角川書店)を 底本とする。 【目次】 ・山水経  ・仏祖  ・嗣書  ほか ●『 法然とその門弟の教義研究 ― 法然の基本教義の継承と展開 』 浅井成海著   A5   625頁   13,650円    4-8162-2128-X   永田文昌堂 法然教義とその門弟の教義の解明において、その継承と展開を あきらかにした研究論文。 【目次】 序論 本研究をすすめるにあたっての諸問題 第一章 法然とその門弟の教判論 第二章 法然とその門弟の本願論  ほか ●『 阿波の僧侶と高野山 』 庄野光昭著   B6   235頁   2,520円    4-88602-190-5  朱鷺書房 はじめての阿波真言宗人物事典。 江戸時代以後歴代の高僧130人余を抽出し、 その人物ならびに事蹟を解説する事典。 【目次】 第一章 阿波国仏教史概観 第二章 高野山関係僧侶一覧    ほか ●『 山家の大師 最澄 』 「 日本の名僧 3 」 大久保良峻編   B6   212頁   2,730円    4-642-07847-9   吉川弘文館 学問研鑚に実践を兼ね、自らの理想を追い続けた真摯な求道者。 比叡山に登り道場を創建し、日本の仏教と文化の基盤を築く。 その伝教大師最澄が日本人に残したものは何か。 その思想と活動の足跡をたどる! 【目次】 一 最澄の魅力 二 比叡山―学山開創 三 異境へ―出帆と受法 ほか ●『 歴史の中のサンカ・被差別民 謎と真相 』 「 別冊歴史読本 」 A5   330頁   1,890円 4-404-03087-8   新人物往来社 差別を再生産してきた歴史の構造を明らかに! 現在も各地に残る差別の実態を解消し、 正しい認識を持つ事が出来るように・・・。 【目次】 第1部 総論 人々の暮らしの積み重ねとしての歴史を見る眼 第2部 サンカとは何者か?   第3部 歴史における差別の諸相   ほか ●『中世の家と性 』 「 日本史リブレット 20 」 橋秀樹著   A5   91頁   840円    4-634-54200-5   山川出版社 家は中世社会を理解するためのキーワード! 中世に書かれた文献史料や絵巻物、それらを踏まえた 最近の実証的な研究成果に基づいて、中世人の暮らしを支える 「家や性」の問題を考える。 【目次】 ・「北条政子」の誕生 ・氏と家 ・結婚と居住 ・家の継承と相続   ほか ●『 中世社会と現代 』 「 日本史リブレット 33 」 五味文彦著   A5   103頁   840円    4-634-54330-3 山川出版社 疫病・飢饉・戦乱が相次いだ中世。人は神仏に祈りを込め、 力を蓄え、結集して列島各地に地域社会を形成してきた。 中世の政治権力や信仰、民衆世界、地域の社会文化などから 現代社会を考える手掛りを探る。 【目次】 ・現代社会を考える手掛り ・足元から中世を探る ・政治権力を考える  ほか ●『 大正社会と改造の潮流 』 「 日本の時代史 24 近代 」 季武嘉也編   A5   318頁   3,360円    4-642-00824-1   吉川弘文館 米騒動、労働争議、都市化と新文化の登場など、 新たな理想を模索する「改造」が進められた進められた大正時代。 第一次世界大戦後の世界の動向に翻弄されながらも、 主体的に自らを革命しようとした「現代社会の出発点」を描く。 【目次】 ・大正社会と改造の潮流 ― 季武嘉也 T 国際連盟と日本 ― 塩崎弘明 U 中国国境と日本帝国主義 朝鮮人親日派問題 ― 林 雄介  ほか ●『 現代宗教 2004 特集 死の現在 』 国際宗教研究所編   A5   290頁   2,310円    4-490-30591-5   東京堂出版 人類社会全体が不透明な前途に戸惑いがちだが、近代合理主義・ 科学・ヒューマニズム が魅力を失った分、宗教や宗教的なものに対する 関心は高まっている。21世紀の幕明けと同時に年1回の定期刊行物として、 宗教についての適切な情報を発信する1冊。 【目次】 対談◆現代人と死(五木寛之/田口ランディ/島薗進) エッセイ◆死の重み、生の重み(松本滋) 特集◆死の現在   死の現状 ホスピスから死の教育へ(カール・ベッカー) ほか ●『 現代戒想 ― 出家と在家のはざまで 』 多田孝文編◆末木文美士編  四六判  159頁  1,200円   4-938333-00-7 仏教タイムス社 仏教を探れば、現代社会における精神文化のあるべき姿が見えてくる。 仏教タイムス連載の「新世紀”戒想”」(平成15年3月〜12月まで全32回分)を まとめたもの。 【目次】 第1部 近代仏教者と戒 ・河口慧海の”在家仏教”(多田孝文) ほか 第2部 現代戒想 ・戒と僧の現状と提言(角田泰隆)  ほか ●『 新・考えるヒント 』 池田晶子著   B6   245頁   1,680円    4-06-212163-8   講談社 小林秀雄と池田晶子、二人の思惟する精神の、宿命的出会いが生んだ 〈正しく考えるためのヒント〉。 【目次】 一 常識 二 プラトンの「国家」 三 読者 四 良心  ほか ●『 無意識と出会う ― アクティブ・イマジネーションの理論と実践 @ 初級編 』 老松克博著   A5   229頁   2,940円    4-901510-21-5   トランスビュー 無意識は、しばしば奇跡を起こす!興味深い事例をもとに、 イマジネーションが展開する見取り図を具体的に示す。 ユング派精神分析のもっとも重要な技法をわかり易く解説する 初めての指導書。 【目次】 第一章 アクティブ・イマジネーションとは何か 第二章 ユングの分析心理学 第三章 実践のための予備知識   ほか ●『 元気 ― 人はみな元気に生れ元気の海へ還る 』 五木寛之著   B6   254頁  1,500円    4-344-00613-5   幻冬舎 ブッダが去って2500年、いま、新たな生命の教説が求められている ――健康情報の氾濫、医療への不信、国内の不況、世界情勢への不安…。 衰弱の時代に、新たな元気の物語を求めて。 究極の問いに五木寛之が全力で取り組んだ大作。 全ての答えはここにある。 【目次】 ・失われた元気を求めて  ・揺れる振り子のように   ・元気の海の物語   ほか ●『 ジェンダーイコールな仏教をめざして ― 続・女たちの如是我聞 』 女性と仏教 東海・関東ネットワーク編   四六判   269頁   1,890円  4-88602-191-3   朱鷺書房 差別の壁はまだまだ厚い。仏教界の体質に挑戦する女性たちの、 仏教再生への願いの書。 【目次】 第一部 仏教におけるジェンダーイコールへの視点  ・蹴っ飛ばしたい現実(飯島惠道) ほか 第二部 本音でトーク―いまを生きる仏教をめざして  ・僧侶住職の妻という立場 ほか ●『 仏教文学概説 』 黒田彰著◆黒田彰子著  A5   332頁   2,415円    4-7576-0253-7  和泉書院 日本文学における仏教の影響は広く深い。 上代から中世に至る仏教文学を最新の研究成果を取り入れ、 豊富な例文とともに通覧できるよう、平易に概説したもの。 【目次】 序説 仏教文学概説 第一章 上代の仏教文学 第二章 中古の仏教文学 第三章 中世の仏教文学 一 第四章 中世の仏教文学 二   ほか ●『 アジャセ王の救い ― 王舎城悲劇の深層 』 鍋島直樹著   四六判   285頁   1,700円    4-89480-009-8  方丈堂出版 ひとは誰でもひとりで生きているのではない、 必ず他の誰かだれかに生かされている ― 本願他力の思想をわかりやすく説いた物語。 【目次】 第1章 心の病  第2章 『アジャセ王の物語』の背景   第3章 『アジャセ王の物語』 ほか ●『 釈迦と十大弟子 』 西村公朝著    A5変   111頁   1,365円    4-10-602114-5   新潮社 追悼大特集!お釈迦さんには10人の弟子がいた。 その弟子のエピソードを紹介しながら製作秘話を語る。 【目次】 T お釈迦さんの”十大弟子”とは、どんな人たちだったのですか? U 十大弟子たちの”修行”の様子を教えてください V 各時代の十大弟子像の見どころはなんですか? ほか ●『 金子みすずと夭折の詩人たち 』 詩と詩論研究会編   B6   291頁   2,625円    4-585-05049-3   勉誠出版 短い生涯の中で熾烈に追及したものはなんだったのか。 文学に情熱を燃やし、夭折した作家たちを顕彰する。 【目次】 ・みすずの宇宙 ・金子みすずの海と母(三野 恵)  ほか ・若者たち その生きたあかし ・夭折の詩人たち(小林和子)  ほか ●『 鹿苑寺と西園寺 』 鹿苑寺編   A4   183頁   3,990円    4-7842-1190-X   思文閣出版 金閣鹿苑寺開基足利義満公六〇〇年忌記念・ 金閣鹿苑寺開山夢窓国師六五〇年遠諱記念として製作された図録。 ●『 日本の聖地 ― 日本宗教とは何か 』 「 講談社学術文庫 1658 」 久保田展弘 著   文庫   355頁   1,155円    4-06-159658-6  講談社 わが国固有の風土と生命観が育んだ信仰の多様な形を追究するため、 全国の聖地・霊場をつぶさに踏査。そこに見たものは、 原始自然崇拝と渡来宗教が融合した姿と、それを希求した名もなき人々の 信心だった。日本の宗教の原初の世界を探る聖地紀行。 「日本宗教とは何か」(1994年新潮社)を大幅に加筆、解題したもの。 【目次】 1 日本宗教の原風景 アイヌの大地 2 原初の宗教コスモロジー 熊野 3 神道・修験道のはじまり 三輪山・葛城連峰  ほか ●『 転生回廊 ― 聖地カイラス巡礼 』 青木新門文◆寺田周明写真  A5  289頁  2,100円   4-906678-90-4  北日本新聞社 聖地カイラス、秘境チベット四千キロ、光明探索の旅。 2002年10月から1年間の新聞連載をまとめたもの。 【目次】 ・白い山  ・ポタラ宮 ・「観自在」の光  ・一粒の麦 ・失望のヒマラヤ越え ・怒りとおびえ ・悲しみと再生 ほか  ●『 宗教年鑑 平成15年版 』 文化庁編   A4   180頁   2,600円    4-324-07354-6   ぎょうせい 【目次】 第1部 日本の宗教の概要第 第2部 宗教統計 第3部 宗教団体一覧 ・宗教団体名索引 ●『 信仰  五月号 』 A5    32頁    263円    百華苑 ●『 在家佛教6月号 ― いのちゆたかに 』 在家佛教協会編   A5   100頁   440円   在家佛教協会  ●『 教化研究129 特集 真宗同朋会運動 』 教学研究所 編   A5   231頁   1,200円   真宗大谷派教学研究所 【目次】 ・巻頭言 同朋会運動と念仏(玉光順正) ・初期真宗同朋会運動の理念と1960年代(藤井祐介) ・「人類に捧げる教団」とは(高柳正裕)  ほか ●『 大乗 第5号 』 大乗刊行会編   A5   101頁   394円   本願寺出版社 ●『大法輪 6月号 ― 特集 日本人のための儒教・道教入門 』 大法輪閣編集部編   A5   244頁   840円   大法輪閣 ●『 日本の美術 6 特集 平安時代前期の彫刻 一木彫の展開 』 独立行政法人国立博物館(東京/京都/奈良)◆ 独立行政法人文化財研究所(東京/奈良)監修 A5変   98頁   1,650円   4-7843-3457-2   至文堂 【目次】 ・一木彫の成立 ・壇像と一木彫 ・奈良系の一木彫   ほか ●『 国文学 解釈と鑑賞 特集 女性と仏教 』 A5   195頁   1,300円   03717-6   至文堂 奈良時代、仏教が伝来すると、上層の女性たちは癒しを求めて、 寺院を参拝した。時代が下ると、仏教は庶民間にもめざましく浸透していき、 多くの女性たちもその対象となった。本特集は古代・中世の女性たちが 仏教とどのように関わったのか、様々な視点 からアプローチを試みる。 【目次】 ・古代文学に見る女性と仏教  ・中世文学に見る女性と仏教  ・古代・中世の女性と仏教  ほか ◆◆◆ 法蔵館書店売行き 5月ベスト10 ◆◆◆ http://www.hozokan.co.jp/shop/best/best10.html 順位 書名 / 著者名/ 出版社名 / 税込価格 1 はじめて学ぶ七高僧 黒田覚忍 本願寺出版社 1470円 2 大無量寿経講義 一楽 真 文栄堂書店 2310円 3 業・宿業の思想(仏教と真宗とW) 櫻部  建 平楽寺書店 893円 4 浄土と往生(仏教と真宗とV) 櫻部  建 平楽寺書店 735円 5 つながりを生きよう 真城義麿 東本願寺出版部 1000円 6 真宗に学ぶ 平野  修 東本願寺出版部 1200円 7 例文 仏教語大辞典 石田瑞麿 小学館 5913円 8 親鸞と差別問題 小武正教 法蔵館 3990円 9 親鸞と大乗仏教 小川一乗 法蔵館 1050円 10 みんなの法話(T) 本願寺出版社 1260円 ◆◆◆ メールサービスの配信について ◆◆◆  メールサービスは、仏教書目録刊行会サイトで本をご購入いただいた方、 アンケートにお答えいただいた方、等にお届けしております。 ◎アドレス変更の方は下記のページにて現アドレス削除後、 新アドレスを ご登録ください。 ◎メールご不要の方は、たいへん恐れ入りますが、下記ページにて、 メールアドレスを入力し解除してくださいますようお願いいたします。    http://www.bukkyosho.gr.jp/Bukkyo/MLorg/register0.htm 過去のメールをご覧になられたい方は、下記のページよりご覧下さい。   http://www.hozokan.co.jp/shop/ml_text/index.html ●ご注文・お問い合わせは、メールの他に、電話・FAX・はがき等にても 承ります。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 法藏館 営業部 http://www.hozokan.co.jp 担 当:西村明高      (お問い合わせ先)  E-mail:info@hozokan.co.jp 仏教書総目録刊行会 http://www.bukkyosho.gr.jp 注 文 先 shop@hozokan.co.jp      〒600-8153 京都市下京区烏丸正面東入る      梶@法 蔵 館 書 店        電 話 075-343-0458        FAX 075-371-0458 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/