_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/      法 蔵 館 書 店 ニ ュ ー ス    2004/11/8 第52号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ◆目次 1.小川一乗仏教思想論集(全4巻)完結のご案内 2.仏教図像聚成売行き良好!!のお知らせ 3.富田富士也先生講演のお知らせ 4.2005年仏教書総目録出来ました!!  5.法蔵館新刊案内  6.法蔵館のこれから出る本 7.法蔵館書店新着案内  8.重版出来のお知らせ 9.今月のおすすめ書籍 10. 法蔵館書店売行ベスト10  11. メールニュースの配信について  ● 『 小川一乗仏教思想論集 』 (全4巻) ★ 完結 ★ 「仏教の真髄は何か」という問題意識のもとに、釈尊の思想を受け継ぐ 龍樹の思想と中観思想の歴史を大乗仏教の伝統として概観し、 それに基づく浄土思想に関する著作・論文を収録。 【体裁】 A5判・上製函入、本文14級一段組 各巻平均330頁 【定価】 全四巻 セット定価 38,430円   第一巻・第二巻 各本体9,240円   第三巻・第四巻 各9,975円 【全巻内容】 第一巻 仏性思想論T (第1回配本) 第二巻 仏性思想論U (第3回配本)   第三巻 中観思想論 (第4回配本) 第四巻 浄土思想論 (第2回配本)  ★売行き良好!!★ 在庫のあるうちに、是非お買い求め下さい。 ● 『 仏教図像聚成 ―六角堂能満院仏画粉本 』 上・下(全2卷) 分売不可 京都市立芸術大学芸術資料館編  B4 ・ 総クロス装 ・ 上製貼函入豪華本  総697頁 120,000円(税抜) 126,000円(税込) 4-8318-7645-3    待望の仏教絵画研究の重要資料、約1000点。 儀軌に従った図像から民俗神にいたる画僧・大願の図像。 【仏教美術/専門向き】 ★☆★ 限定発売480部 ★☆★ ☆ 富田富士也先生講演のお知らせ ☆ 『 震災10年 子供たちのメッセージ 』 1部 震災直後の真陽小学校の生徒の詩、 作文の朗読・現在の生徒の詩、作文の朗読・合唱等 2部 記念講演 「人は人の心に響きあって友となる」 富田富士也先生 (カウンセリング(幼児〜青年)を中心に相談員、 教育・福祉臨床 をめざす人たちの育成にたずさわる)   【時・所】 12月3日(金) 午後1時半開演  ピフレホール(神戸市JR・地下鉄新長田駅南すぐ) 【問合せ先】 栗山紀子  TEL・FAX 047-362-3522 【申込先】 子ども家庭教育フォーラム内  震災10年子供たちのメッセージ  TEL047-394-6000 ☆ 2005年仏教書総目録 出来ました!!☆ 小社ホームページのアンケートにお答えいただいた方に、 無料進呈いたします。アンケートはこちらからどうぞ。       ⇒ http://www.hozokan.co.jp/cgi-bin/alldeco/index_b.html ◆◆◆ 法蔵館新刊案内 ◆◆◆ ● 『 小川一乗仏教思想論集 第3巻 中観思想論 』 (全4巻 最終回配本) 小川一乗著   A5   384頁   9975円   4-86318-3376-2  透徹した思索に基づいて多くの論書を著わし大乗仏教の 思想的大成者とされる龍樹の仏教(中観思想)に関する論攷集。 【仏教/専門向き】 【目次】 T 大乗仏教と中観思想 U 中観思想の特質-解読研究 ・漢語・邦語索引/梵(巴)・蔵語索引 【著者】 1936年6月北海道生まれ。 59年3月大谷大学文学部(仏教学)卒業。 61年3月同大学院修士課程修了(同)。 65年3月同大学院博士課程満期退学(同)。 74年4月大谷大学専任講師。 79年4月同大学助教授。 82年4月同大学教授。 86年3月大谷大学文学博士(学位取得)。 この間、79年4月〜80年3月大谷大学短期大学部長、 同年4月〜83年3月大谷大学学生部長、 96年4月〜98年3月同大学学監・文学部長、 2000年4月〜2004年3月大谷大学学長、 現在、大谷大学名誉教授。文学博士。真宗大谷派講師。 【著書】 ・親鸞と大乗仏教 46 77頁 1050円 4-8318-8694-7 (2004年 法蔵館) ・慈悲の仏道   46 191頁 1575円 4-8318-2117-9 (1996年 法蔵館) ・小川一乗講話選集(全3巻) 46  各平均240頁  各1890円  4-8318-8686〜8 (2002年 法蔵館)   ほか多数 ● 『 いのちの大地に樹つ 』 【現代真宗入門講座】 谷川理宣著  46   237頁  2520円  4-8318-8698-X   信心とは自我の場から如来の場への自己の立脚地の転換である −親鸞の主著『教行信証』の構造に従いつつ、悪人正機・往生浄土等の 浄土真宗の教えを、現代の闇を導く救済原理として明かす。 【真宗/一般向き】 【目次】 序章 バラの木にバラの花咲く 第一章 教の巻 T真実の教えに出遭う U現代社会の特徴と宗教 第二章 行の巻 T他力廻向の世界 U道徳の世界と宗教の世界 第三章 信の巻 T二種深信ということ U悪人正機の教え ほか 第四章 証の巻 T往生浄土の教え U信心獲得における「如来の智慧のはたらき」 ほか 終章 世界が変わる−二重構造と立脚地の転換 【著者】 1941年佐賀県生まれ。 龍谷大学大学院文学研究科博士課程(仏教学専攻)修了。 九州龍谷短期大学教授。 現在、浄土真宗本願寺派圓照寺住職。 九州龍谷短期大学非常勤講師・同仏教文化研究所研究員。 【著書】 ・歎異抄事典   A5  256頁  3,885円  (共著 柏書房) など。論文多数。 ● 『 後生の一大事 』  宮城著 46 103頁 1050円 4-8318-8697-1 死後の世界・来世としての「後生」の問題を問うのではなく、 精一杯生きた後の死さえ受け入れた上で、今をどのように生きていくのか、 という「一大事」について語った法話集。 【真宗/ 一般向き】 【目次】 T ・後生御たすけそうらえ ・国木田独歩の小説 ・出世の一大事 ほか U ・精神的な循環彷徨 ・不離識   ほか 【著者】 1931年、京都市生まれ。 大谷大学文学部卒業。大谷専修学院講師、 真宗教学研究所所員、真宗教学研究所所長を歴任。 真宗大谷派本福寺前住職。 九州大谷短期大学名誉教授。 【著書】 ・生死するいのち 小B6 31頁 200円 4-8318-2169-1 (2001年 法蔵館) ・親鸞思想の普遍性 46 110頁 1020円 4-8318-8619-X (1996年 法蔵館) ・正信念仏偈講義 全5巻 A5 302頁 29054円 4-8318-4130-7 (1992年 法蔵館) ほか ● 『 往生浄土の自覚道 』 寺川俊昭著 A5   334頁  8925円 4-8318-4147-1   死後の往生浄土を説く従来の教学が、親鸞思想の本義ではないことを、 親鸞が説く願生思想の意義を明確にすることで明らかにする。 教義の通説を根底からくつがえす画期的論文集。【真宗/専門向き】 【目次】 T 親鸞思想の中核 ・唯心の仏道 ・願心浄土の自覚道 ・自然法爾の世界 ほか U 親鸞聖人の往生観 ・親鸞聖人の往生観 ・環相回向 ・信心共同体の現前を求めて V 往生道の実践 ・平和を支える宗教教育 ・核時代における念仏者の願い W 清沢満之の信念 ・道理心と宗教的信念 ・大谷派なる宗教的精神 【著者】 1928年広島県に生まれる。1952年東京大学文学部宗教学科卒業。 1954年東京大学大学院修了。元大谷大学学長。 現在 大谷大学名誉教授、文学博士、真宗大谷派西願寺住職。 【著書】 ・講話正信偈 A5 全793頁 14272円 4-8318-4137-4 (1995年 法蔵館) ・いさみの念仏 46  58頁 300円 4-8318-8652-1 (2000年 法蔵館) ・念仏の 僧伽を求めて     46 212頁 1890円 4-8318-8672-6(2001年 法蔵館)  ほか ● 『 三井寺祈想 』 三木麻里写真 A4  93頁 3990円 4-8318-7646-1 智証大師創建より一千三百余年の歴史を持つ、天台宗寺門派の古刹、 総本山・園城寺の、貴重なみほとけ、堂宇を約十年に亘り祈りを込めて、 モノクロームで撮影した『浄土の世界』。【美術/写真一般向き】 【著者】 1976年東京生まれ。1999年日本大学芸術学部写真学科卒、 同大学大学院芸術学研究科博士前期課程映像芸術専攻(芸術学修士)修了。 現在、東京国立博物館映像作製室非常勤職員。 ● 『 響き合ういのち ― 金子みすゞと宮澤賢治の世界 』 (中村 薫講話集D) 中村薫 四六 90頁 630円 4-8318-8699-8 みすゞの詩が伝える温かな感性の世界、 隣人と共に生きた賢治の求道の生涯を通して、 理性・分別に囚われた宗教を排し一人一人のいのちの尊さを みつめた信仰のあり方を問う。 【仏教/一般向き】 【目次】 ・金子みすゞとお念仏 幻の童謡詩人金子みすゞ/金子みすゞの死/ゴータマの悩み ほか ・宮沢賢治とお念仏 わたしは本当に真宗門徒といえるのか/賢治の悩み ほか 【著者】 1948年愛知県西尾市に生まれる。 大谷大学文学部仏教学科(華厳学)卒業。 同大学院人文科学研究科博士課程仏教学専攻修了。 現在、同朋大学文学部仏教文化学科教授。 真宗大谷派養蓮寺住職。文学博士。  【著書】 ・正信偈62講 46 260頁 1890円 4-8318-2151-9 (1999年 法蔵館) ・中村薫講話集@〜C 46 各平均100頁 各600円 (1998年 法藏館) ほか ◆◆◆ 法蔵館のこれから出る本 ◆◆◆ 【11月中旬出来予定】 ● 『 大谷義博のいきいき法話 』 大谷義博著 A5 134頁 1470円 4-8318-8927-X    日常の出来ごとを見つめながら、人間の生き方や心の安らぎなどを わかりやすく説く短篇法話。親鸞聖人の他力念仏の心を生活の中で 説き続ける著者ならではの親しみやすい法話集。【真宗/一般向き】 【11月下旬出来予定】 ● 『 風になってください - 視覚障害者からのメッセ-ジ 』 松永信也著 A5 141頁 1470円 4-8318-5613-4 難病で視覚を失った著者が、見えなくなって初めて見えてきた世界とは。 ユーモアたっぷりに綴られる体験談。健常者と視覚障害者がともに歩む 社会を願う著者の心暖まるエッセイ。【福祉/一般向き】 ● 『 逆転の呼吸法−求道への旅 』 宝積玄承著 46 予228頁 1890円 4-8318-8166-X    生涯雲水を貫き、釈尊が禅定に入ったときの呼吸法「逆転の呼吸法」を追究、 実践し続ける著者が、これまでの人生を振り返り、どう生きればよいかを 指し示す。【禅仏教/一般向き】 ● 『 何のために人間に生まれたのか』    長久寺徳瑞著 46 予196頁 1575円 4-8318-8695-5 【真宗/一般向き】  【11月末出来予定】 ● 『 イスラームのこころ真宗のこころ 』 狐野利久著 46 予208頁 1890円 4-8318-2057-1   真宗門徒は異国の宗教を学ぶには及ばないという考えは原理主義に通じる。 イスラームの宗教を学んだ著者が、親鸞の教えがいかに普遍的な教えであるかを 興味深く説く。【真宗/一般向き】 【12月初出来予定】 ● 『 島地黙雷の教育思想研究−明治維新と異文化理解 』 川村覚昭著 A5 予280頁 予価6825円  【歴史/専門向き】 ● 『 仏教徒であることの条件−近代ヒューマニズム批判 』 西村惠信著 46 予240頁 予価2800円 4-8318-8165-1   宗教の衰退に危機感を募らせる禅僧による、 仏教再生への熱いメッセージ。今こそ仏陀の教えの根本に立ち返るべく、 他者との共生・命の本質を見つめた仏教ヒューマニズムを提唱。 【禅仏教/一般向き】 重版出来ました ● 『 禅の歴史 』 ★待望の復刊★ 伊吹 敦著 A5 394頁 3990円 4-8318-5632-0 中国から日本へと伝えられ、独自に発展した禅の歴史を、 難解な原典を引かず、宗派や教義にかたよることなく叙述する。 禅の現状や修行・しきたりまで、初めてその全体像を記す。 禅に興味を持つ人、学ぶ人の必読書! ● 『 正信偈の話 』  小山乙若丸著 46 53頁   315円   4-8318-8921-0 聖人のご信念をあらわされた念仏の教えを示す正信偈のあらましを やさしく説明。 ● 『 和訳 正信偈 』 真宗教団連合編 A6 137頁 368円 待望の復刊。真宗十派が声を合わせて唱和できるよう 共通の節符・五線譜付。正信偈・念仏(六返)・和讃(六首)・ 回向(願似此功徳)・選定和讃・真宗宗歌・恩徳讃収録。 ワイド版(18.2cm×12.7cm)になり、より読み易くなりました。 ● 『 門徒報恩講勤行集 』 東本願寺式務部校閲 15.0×10.5 洋綴 100頁 273円 門徒がお内仏で勤める唱和用。 正信偈(草・真)、念仏、和讃(三・五)等。振仮名付。 ◆◆◆ 法蔵館書店新着案内 ◆◆◆ ● 『 (入門)よくわかる 親鸞 』 武田鏡村著   B6   238頁   1,470円   日本実業出版社 「浄土真宗」の開祖・親鸞の波乱の人生と不屈の信念、 そして教えの本質がわかる1冊。 【目次】 第1章 若き日の親鸞と修行の日々 第2章 比叡山から法然のもとへ 第3章 専修念仏の道とふりかかる法難 第4章 流罪地・越後の親鸞    ほか ● 『 清澤満之と歎異抄 』 延塚知道著   B6   91頁   800円   文栄堂 清澤満之は歎異抄から何を学んだか? 2004年6月12日の臘扇記法要での講話を収録したもの。 【目次】 一 『歎異抄』は清沢先生の血肉にまでなっていた聖典 二 求道とは自力無功を知ること 三 分限の自覚       ほか ● 『 ハワイ開教使 若き妻の信と愛 ― 開教使夫人の手紙 』 貞包哲朗編   B6   189頁    1,800 円   探究社 大正14年浄土真宗本願寺派ハワイ島ヒロ本願寺開教使としてハワイに渡り、 翌年に著者誕生後の4ヵ月目に、亡くなった実母の手紙をもとに当時の 貴重な資料としてまとめた1冊。 【目次】 ・ハワイ開教通信(T) 1 出航の前日 ・父へ ・ハワイ開教通信(U) 14 主任開教使夫人の重病 ほか ● 『 仏教が教える こころが穏やかになる話 ― 日の幸福を考える27項 』 ひろさちや著   B6   216頁   1,365円   青春出版社 家庭でも仕事でも日々知らないうちにストレスがたまる現在。 じつは仏教の教えが、不安に振り回されず、あるがままに生きるために、 非常に役立つ。心の平安を取り戻す27の講話。 【目次】 1 なぜ不安かがわかれば楽になれる 2 世間の物差しからほとけさまの物差しへ ほか ● 『 仏眼 よみがえる金口直説 ― 昭和の名僧が語る「自然・人間・科学」 』 山本秀順◆山田霊林◆大森曹玄 対談◆武藤義一司会 B6   310頁   1,470円   佼成出版社 元在家仏教協会理事長、故・武藤義一氏が科学者として臨んだ、 昭和の名僧たちとの対談集。 混迷の時代に求められる揺るぎない人生の指針を学ぶ座右の書。 【目次】 ・山の自然とともに (対談:山本秀順・武藤義一) ・梵鐘の響きの中で (対談:山田霊林・武藤義一)  ほか ● 『 少年少女の仏教 ― 生きるって、なに?』 土屋昭之著   B6   150頁   630円   朝日新聞社 仏陀・釈尊の教えをもとに、たった一度の人生を 「いきいきと生きる」ことを伝える。 真宗大谷派成真寺住職が少年少女へ送るメッセージ! 【目次】 第T章 いきいきと生きる 第U章 仏教って、なんだ?  ほか ● 『 〈こころ)の軌跡 ― 禅・森田療法・精神分析・念仏 』 近藤章久著   B6   221頁    1,680円   春秋社 生き、生かされている「自分」を感ずるために! 希有なセラピストとして知られた著者が、自らのこころの転換を 軸に人間本来のこころのありようを語る。 【目次】 T 禅と直観 U 〈こころ)の軌跡 V 不安の時代を生きる  ほか     ● 『 真理の灯龕 ― ブッダの言葉☆30講 』 可藤豊文著   B6   231頁   2,520円   晃洋書房 「生死を離れ、仏と成る」道とはいかなるものなのか? 『ダンマパダ』と『スッタニパータ』から30の章句を選び、 原始仏典と呼ばれるものが、日本の仏教とどう繋がって行くかを明らかに することにより、仏教の本質を問う一冊。 【目次】 第1講 ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によって作り出される。 第2講 私は幾多の生涯にわたって、生死の流れを無益に経巡ってきた。  ほか ● 『 浄土真宗勤行聖典 』 自照社出版編集部編   B5   147頁   660円   自照社出版 文字が大きく、よみ易い!!洋綴本。 【目次】 ・礼讃文(三帰依文) ・浄土真宗の教章(私の宗教) ・浄土真宗の生活信条 ・正信念仏偈 〈しんじんのうた(一)(二)〉   ほか ● 『 傍訳 浄土思想系譜全書〔三〕安楽集(上) ― 道綽禅師撰 』 木村宣彰編◆池田勇諦◆瓜生津隆真◆神戸和麿監修 A5   309頁   12,600円   四季社  安楽浄土に往生すべきことを説いた浄土教独立の書。 好評の「傍訳」方式と総ルビ・語註で構成する新編集。 【目次】 ・安楽集 巻上 ・第一 大門     第一節 教興所由    第二節 説聴方軌  ほか ● 『 倶舎論の原典研究 智品・定品 』 櫻部建◆小谷信千代◆本庄良文著    A5   399頁   9,450円   大蔵出版 長年にわたる「倶舎論」輪読の成果が、 原典からの最も信頼できる翻訳として結実。 これからの仏教研究において必読の書。 【目次】 第一部 智の解説(倶舎論第七章) 第二部 等至(定)の解説(倶舎論第八章)ほか ● 『 龍樹 ― 空の論理と菩薩の道 』 瓜生津隆真 著   B6   374頁   3,150円   大法輪閣 鋭い論理で空の思想を追究した「八宗の祖」は、 真摯な内省と慈悲に生きた大乗の求道者「菩薩」でもあった。 著者永年の研究を集大成した、画期的な龍樹論。 【目次】 序章 大乗菩薩としてのナーガ−ルジュナ 第一章 その生涯 第二章 著作の概要 第三章 空の世界 第四章 『中論』の思想と論理 ほか ● 『 保存版わが家の仏教 浄土宗 』 藤井正雄監修◆清水秀浩編    A5   209頁   1,554円   四季社 宗教の教えと仏事よくわかる! ・日常勤行(傍訳・図解付)・勤行聖典(二色刷り・傍訳付)・浄土宗に 関する素朴な疑問20項目にQアンドA方式で解答。 【目次】 第1章 浄土宗とはどんなもの? 第2章 浄土宗檀信徒のおつとめ 第3章 浄土宗の仏事      ほか ● 『 知の教科書 密教 』 「 講談社選書メチエ 310 」 正木晃著   B6   230頁   1,575円   講談社 歴史・思想・マンダラの読み方から、 日本密教の儀礼・チベットの性的ヨーガまで、神秘・象徴・儀礼の三つを キーワードに、密教を知るために必要なすべての基本的要素を解説。 寺院・ブックガイド付き。 【目次】 第一章 密教とは何か 第二章 キーワードで考える日本密教   ほか ● 『 唐代の禅宗 』 「 学術叢書・禅仏教 」 柳田聖山著   A5   219頁   8,400円   大東出版社 【目次】 第一章  序 第二章 問題の所在 第三章 「祖堂集」と洞山五位説 第四章 洞山の「五位顕訣」を読む ほか ● 『 禅僧たちの「あるがまま」に生きる知恵 』 松原哲明著   新書   205頁   880円   講談社 「バカ」になり正直に生きればストレスも解消。 禅とは丹田腹式呼吸! 心眼で自分を見抜く! 達磨から始まり、白隠、一休、沢庵に伝わる禅の真髄。 【目次】 第一章 臨済禅師の「臨済録」 第二章 六祖慧能禅師 第三章 馬祖道一禅師  第四章 白隠禅師と「夜船閑話」  ほか ● 『 正法眼蔵(四) 全訳注 』 増谷文雄著   学術文庫   403頁   1,313円   講談社 中国の高僧の下で修行した道元は、生命を吹き込んだ言葉で 人間の真の生き方を語る。 心と身をもって仏道に励む大切さを説く「身心学道」。などを収録。 【目次】 ・海印三昧 ・授記 ・観音 ・阿羅漢    ほか ● 『 歌僧 天田愚庵【巡礼日記】を読む ―父母の面影を求めて西国霊場巡り 』 松尾心空著   B6   263頁   1,785円   すずき出版 禅僧であり、歌人でもある愚庵の両国三十三所巡礼記を 現代の徒歩巡礼の達人(両国第二十九番松尾寺住職)が読み解く。 【目次】 第一章 親子   第二章 旅立ちと松尾寺参籠   第三章 那智山より石山寺へ ほか ● 『 武将を支えた 禅の教え 』 童門冬二著   B6   270頁   1,575円   青春出版社 禅の真髄は「今・ここで・何を決断するか」あらゆる迷いを断ち切って、 純粋な決断を下したい武将にとって、禅の精神は重要であった。 【目次】 ・序 武将たちは「禅」に何を求めたのか ・天下の大難を救った禅の教え(北条時宗) ほか ● 『 歴史手帳 2005 』 吉川弘文館編   14.9×8.9   159頁   840円   吉川弘文館 日記を兼ねた歴史小百科。 【目次】 付録―世界史重要年表、年代表、年号索引、日本歴代表、 世界主要国為政者歴代表、近世の交通路、人名・地名対照表、 官位相当表、官制表、四等官、武家職制表、時刻表、 文化史便覧(文化施設一覧、仏像・建築部分の名称、国宝・史跡・ 名勝一覧、文化勲章受章者一覧、他) 〈日記欄に全国各地の主要年中行事(お祭り等)を付載する〉 ほか ● 『 和国の教主 聖徳太子 』 「 日本の名僧 T」 本郷真紹編   B6   209頁   2,730円   吉川弘文館 太子は仏教に何を求めたのか。謎多い生涯の虚像と実像を検証。 真の太子像と太子信仰を探る! 【目次】 一 聖徳太子の魅力 二 「聖徳太子」像の形成 三 黎明期の日本仏教と聖徳太子 四 「元興寺縁起」と聖徳太子  ほか ● 『 慚愧の精神史 ― 「もうひとつの恥」の構造と展開 』 池見澄隆著   B6   220頁   1,995円   思文閣出版 「慚愧」関する論文集。(八年分) 【目次】 ・古代   第一章 「日本霊異記」― 慚愧の精神・初発 ・中世   第四章 「方丈記」―身心感覚・世間感覚 ほか ● 『 武士と荘園支配 』 「日本史リブレット 24 」 服部英雄著   A5   107頁   840円   山川出版社 武力を背景に、所領である現地・荘園を武士はいかに支配したのか。 あらゆる利権を貪欲にあさり続ける武装した総合商社=中世武士団とたとえ、 考えた1冊。 【目次】 ・武士と荘園 @山野河海―武具・兵士・分業 A流通体系の把握 B武士と河原の者 C佃と出挙       ほか ● 『 陰陽師の原像 ―民衆文化の辺界を歩く 』 沖浦和光著   B6   237頁   2,310円   岩波書店 民衆文化の最前線で生きた陰陽師の足跡を各地に辿り、 その実像を歴史的に明らかにする。 【目次】 第一章 安倍晴明ブームをめぐって 第二章 陰陽師と渡来系文化 第三章 聖神社と「しのだづま」伝説 第四章 柳田國男の「特殊民」研究  ほか ● 『 安倍晴明 ― 陰陽の達者なり 』 「 ミネルヴァ日本評伝選 」 斎藤英喜著   B6   310頁   2,520円   ミネルヴァ書房 平安時代の陰陽師、安倍晴明。 多様な祭祀や儀礼の現場を復元し、「術法の者」として の 生涯を明らかにすることで、従来とは異なる新しい晴明像を 描き出す。 【目次】 序章  安倍晴明の〈現場〉へ 第一章 鬼を追う晴明 第二章 「陰陽師・安倍晴明」の登場まで 第三章 天徳四年 内裏焼亡す  ほか  ● 『 修験道っておもしろい! 』 田中利典著   B6   213頁   1,575円   白馬社 吉野山金峯山寺の若きリーダーである著者が、 現代宗教の倫理性の欠落を嘆き、人間性の本源を明らかにするために、 自らが体得した修験道体験記。 【目次】 1 修験道修行の魅力を教えよう 2 修験道はいま ルネッサンスのとき  ほか ● 『 日本史の環境 』 「 日本の時代史 29 」 井上勲編   A5   355頁   3,360円   吉川弘文館 地理・気象・風土、地域社会と産業、暦と時刻・度量衡・音と光、 住居と空間・食材と調理・服飾など、様々な面から、日本の歴史の 基盤を考える。 【目次】 ・日本史の環境(井上 勲) T 自然と風土 U 文化の基盤  ほか ● 『 環境歴史学とはなにか 』 「 日本史リブレット 23 」 飯沼賢司著   A5   102頁   840円   山川出版社 自然と人間の関係を問題とする歴史学「環境歴史学」は 「どんな学問で、どのような可 能性を持っているのか。 【目次】 ・環境の世紀 @新しい歴史学としての環境歴史学 A環境歴史学による新しい歴史像 B文化財学としての環境歴史学    ほか ● 『 法然教団系譜選 』 野村恒道◆福田行慈編   B5   173頁    5,250円   青史出版 法然上人の系譜研究の草分けは、昭和56年に大正大学で共同研究された 「日本浄土教諸系譜の研究-法然門下系譜の脈流考-」である。 これを基に教団系譜をまとめた。 【目次】 ・法水分流記 ・浄土惣系図(西谷本) ・浄土惣系図(名越本) ・蓮門宗派 ほか ● 『 四国巡礼葛藤記 ― 駆け出し僧侶が歩いた四国八十八カ所 』 青野貴芳著   B6   47頁   1,785円   すずき出版 修行道場での生活を終え、ぶらりと出かけた四国八十八ヵ所巡り。 あるときは山中をさまよい、橋の下を寝床にし、いろんな人と出会い、 人生について考えた。 本書は『仏教文化』の連載原稿に加筆、収録したもの。 【目次】 第一章 四国へ 第二章 徳島を歩く 第三章 高知を歩く  ほか ● 『 ヒマラヤ古寺巡礼(写真集) 』 小松健一写真   A4   170頁   6,300円    インデックス・コミュニケーションズ 聖地ヒマラヤ。写真家の小松健一氏が15年に亘って通い詰め、 撮影したヒマラヤの古寺巡礼と敬虔な祈りを捧げる人々の姿、 そこに祀られている神々の記録である。 ● 『 満ちる恩 』 柴田隆幸著   A5   35頁   1,050円   本願寺出版社 重度の「障害」をかかえた著者のイラスト画は、人や自然、 すべてのものに生かされて いる事への喜び、如来様のご恩の中に いるもいるというさりげない姿を表現している。 ● 『 仏教 珍説・愚説辞典 』 松本慈恵監修   A5   534頁   6,090円   国書刊行会 一般読者のためには、楽しみながら仏教の知恵がつくように 住職の方には、法話・寺報・談笑の種本として。 俗説、俗信を含む珍奇な説、思わず笑ってしまいそうな愚かな説、 そして辛口トークやブラックユーモア、下ネタ、奇談の数々など 総2000数項目収録。 【目次】 「あ」―愛縁奇縁 ほか 「い」―癒えた傷@ ほか    ほか ● 『 日本人の宗教的自然観 ― 意識調査による実証的研究 』 西脇良著   A5   431頁   5,040円   ミネルヴァ書房 自然とのふれあいの中から生起する宗教的認識とは何か。 「宗教的自然観」の問題を取り上げ、調査研究を通して探求する書。 【目次】 序章  宗教的自然観という視点 第1章 日本人の宗教意識と宗教行動 第2章 宗教的自然観の概念構成 第3章 予備的研究     ほか ● 『 宗教のゆくえ 』 「 岩波講座 宗教10 」 (最終回配本) 池上良正◆小田淑子◆島薗進◆末木文美士ほか編 A5 291頁 3,570円 岩波書店 科学技術の進歩に伴い、急速に発展を遂げた現代。 宗教や信仰は、人々を救う力を持ち続けられるのだろうか。 時代とともに変容する宗教のゆくえを展望する。 【目次】 《宗教のゆくえ》 序論  (鶴岡賀雄) T 流動する宗教 U 科学との対話 ほか ● 『 苦悩する人間 』 「 フランクルコレクション8 」 V・E・フランクル著◆山田邦男◆松田美佳訳    B6   236頁   1,995円   春秋社 苦悩こそ人間を高みへと引き上げる。 意味に満ちた苦悩は、いつでも苦悩そのものを超越した何かに向かっている。 フランクルの最も根源的な思想・信仰を語る。 【目次】 第一章 自動的から実存へ ニヒリズム批判   第二章 意味否定から意味解明へ 第三章 自律から超越へ  -ヒューマニズムの危機-  ほか ● 『 二葉憲香著作集 第十巻 』 二葉憲香著   A5   613頁   11,550円   永田文昌堂 仏教徒の自覚をもって仏教とその歴史を明らかにした。 著者略年譜・著者目録付。 【目次】 ・仏教とは―客観的な問いと主体的問い ・経典を読むこと ・見えない手   ・明治時代に於ける国教運動と仏教の復興(卒業論文) ほか ● 『 現代日本の深層国家論 ― 上山春平論抄 』 荒井正雄著   A5   217頁   2,940円   晃洋書房 国家論や宗教論など、上山春平ワールドの極意独創的な 学問的業績をまとめた1冊。 【目次】 第一章 西田哲学と上山春平 第二章 上山春平の人類史と「文明の生態史観」 ほか ● 『 仏力 ― 生活仏教のダイナミズム 』 佐々木宏幹著   B6   286頁   2,625円   春秋社 仏の力・僧の力・そして我々、三者が混在して交流する場としての 「葬祭」から現代仏教を探る!「あの世」と「悟り」をつなぐもの。 宗教人類学の視点から信仰の諸相を描き出す! 【目次】 第一章 日本人と仏教―「教理」と「民俗」のはざまで 第二章 本山・本尊・先祖信仰 第三章 「仏」と「ほとけ」と「ホトケ」   ほか ● 『 こころのお見舞い(冬) ― 太陽に朝がある、人には〈希望〉がある 』 白鵠会企画   B5   106頁   1,575円   本願寺出版社 病床にある人びとの心を和ませ 明日への希望を呼びかけるような本を作りたい・・。 一輪の花にも似たこの一冊の本、 あなたのこころの温もりとご一緒に! ● 『 信仰 10月号 』 A5   32頁    263円  百華苑 ● 『 在家佛教11月号 ― いのちゆたかに 』 在家佛教会編 A5 100頁 440円 在家佛教協会 ● 『 大乗10月号 』     大乗刊行会編   A5   99頁   394円   本願寺出版社 ● 『 大法輪 11月号 ― 特集=日本仏教がわかる事典 』 小山弘利編   A5   244頁   840円   大法輪閣 ● 『 日本の石仏 2004 No.111 秋 ― 特集:石祠 』 日本石仏協会編集発行◆青娥書房発売    A5   95頁   2,205円  青娥書房 【目次】 ・石祠から見えてくるもの -新潟県の石祠を中心に-(星野紀子) ・初期の庚申石祠(清水長明)   ほか   ☆ 今 月 の お す す め ☆ ★親鸞聖人750回大遠忌記念 名著復刊第2弾!!★  ● 『 浄土真宗 名法話講話選集  全22巻 』    部数限定300部 千葉乗隆・細川行信・幡谷 明・浅井成海編集委員 菊判  上製・特染クロス装・箱入  各巻450頁〜600頁    198,000円(分売不可) 同朋舎メディアプラン 二度と揃えることのできない先達の名著を集大成! (97篇)真宗のみ教えを平易な言葉と日常生活におこる 身近な例を用いて語りかける。現代仮名遣いに改め大きく 読みやすい活字を使用! 内容見本(パンレット)をご用意しております。 ご気楽にお申し付け下さい。 【目次】 T まことの教え (1〜9) 本願1,2,3 念仏1,2 信念1,2,3,4  T まことの教え (10〜11) 浄土1,2 U 報恩のこころ (12〜15) 仏恩1,2 師恩1,2 V 人の生きがい (16〜22) 生死1,2 老病1 聞法1,2,3,4 ◆◆◆ 法蔵館書店売行き 10月ベスト10 ◆◆◆ http://www.hozokan.co.jp/shop/best/best10.html 順位 書名 / 著者名/ 出版社名 / 税込価格 1 生命の見える時 一期一会 松本梶丸 名古屋中日新聞社 1 470円 2 親鸞と恵信尼 今井雅晴 自照社 1680円 3 みんなの法話(T) 本願寺出版社 本願寺出版社 1260円 4 業・宿業の思想(仏教と真宗とW) 櫻部 建 平楽寺書店 893円 5 浄土と往生(仏教と真宗とV) 櫻部 建 平楽寺書店 735円 6 教如上人と東本願寺創立 教学研究所 東本願寺出版部 1200円 7 願生荘厳の世界 宮城  大阪教区第5組 1000円 8 みんなの法話(U) 本願寺出版社 本願寺出版社 1260円 9 大無量寿経講義 一楽 真 文栄堂 2310円 10 清沢満之と歎異抄 延塚知道 文栄堂 800円 ◆◆◆ メールサービスの配信について ◆◆◆  メールサービスは、仏教書目録刊行会サイトで本をご購入いただいた方、 アンケートにお答えいただいた方、等にお届けしております。 ◎アドレス変更の方は下記のページにて現アドレス削除後、新アドレスを  ご登録ください。 ◎メールご不要の方は、たいへん恐れ入りますが、下記ページにて、 メールアドレスを入力し解除してくださいますようお願いいたします。    http://www.bukkyosho.gr.jp/Bukkyo/MLorg/register0.htm 過去のメールをご覧になられたい方は、下記のページよりご覧下さい。   http://www.hozokan.co.jp/shop/ml_text/index.html ●ご注文・お問い合わせは、メールの他に、電話・FAX・はがき等にても 承ります。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 法藏館 営業部 http://www.hozokan.co.jp 担 当:西村明高      (お問い合わせ先)  E-mail:info@hozokan.co.jp 仏教書総目録刊行会 http://www.bukkyosho.gr.jp 注 文 先 shop@hozokan.co.jp      〒600-8153 京都市下京区烏丸正面東入る      梶@法 蔵 館 書 店        電 話 075-343-0458        FAX 075-371-0458 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/