差出人: 法蔵館 [info@hozokan.co.jp] 送信日時: 2005年8月4日木曜日 14:22 宛先: Undisclosed-Recipient:; 件名: 法蔵館書店新刊案内 8月 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/      法 蔵 館 書 店 ニ ュ ー ス    2005 / 8 / 4 第 61号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ◆目次 1. お知らせ  2.法蔵館新刊案内  3.法蔵館のこれから出る本   4.重版出来のお知らせ  5.法蔵館書店新着案内  6.今月のおすすめ  7.法蔵館書店売行ベスト10  8.メールニュースの配信について  ☆ 法蔵館書店 お盆休みの お知らせ ☆ 8月12日(金)〜8月16日 (火)の間、休業させていただきます。 (12.13日店頭販売のみしております。) 8月11日(木)〜8月17日(水)の発送業務は、勝手ながらお受けしておりません。 ●2006年 「ほのぼのカレンダー」 140円 出来ました! 標語 東井義雄 絵 相川伸一郎 文字 谷内正遠 《4つの特徴》 @誰にでもよくわかる、ほのぼのと心あたたまる標語。 AA3(縦42×29.7cm)の大型で、日付欄にスケジュールが書き込めます。 B四角い壁掛けサイズ。C 名入印刷承ります。(有料)裏表紙に貼り付ける 形 《2つの特典》 ◆10月31日までに名入印刷お申込の方へ @もれなく小社オリジナル一筆箋プレゼント! Aさらに、ご希望の方には年回表(定型のみ)を無料で印刷承ります。 ★詳細はお問い合わせ下さい。 ● 『 仏さまに願われ生かされている私 』  東井義雄先生からのメッセージ 105円 東井義雄先生の十二の言葉をわかり易く解説した小冊子 是非カレンダーと合わせてご利用下さい。 ☆ 仏 教 書 フ ェ ア ☆ 場所 紀伊國屋書店 札幌本店 1F 期間 8月10日〜9月11日 参加出版社   春秋社 誠信書房 大蔵出版 大法輪閣 筑摩書房  東京大学出版会 中山書房仏書林 法蔵館 吉川弘文館  仏教のすすめ 仏教の歴史 (非売品)を300冊配布 ☆ 松永信也氏講演会のお知らせ ☆ 「 こころのバリヤフリー     ― 視覚障害者からのメッセージ ― 」  ●入場無料● 【とき】  平成17年8月12日(金)   午後7時〜午後8時30分(予定)(開場午後6時30分) 【ところ】 薩摩川内市国際交流センターコンベンションホール 薩摩川内市天辰町2211-1(純心女子大学隣) 【内容】 本の朗読・松永氏の講演・質疑応答 著書「風になってください」 法蔵館 1,470円 重版出来ました! ◆◆◆ 法蔵館新刊案内 ◆◆◆ ● 『 増補 親鸞聖人真蹟集成 全十巻 』  親鸞聖人七百五十回御遠忌記念出版 平松令三・名畑 崇編集   A5判貼函入り    セット262,500円   約三十年前に刊行され各界で高い評価を受けた初刊本全九巻を、 装いを新たにして増補版全十巻として刊行。初刊本で漏れた真蹟や その後に発見された真蹟を「補遺」篇として新たに収録。 「教行信証」は朱筆を復元、「三帖和讃」等も朱筆の確かめられる 二色刷りとした。各巻に旧版刊行以後の研究成果を新たに書き下ろした 「補説」を付した。「教行信証」の各個所に『浄土真宗聖典』(浄土真宗本願寺 派) 『真宗聖典』(真宗大谷派)参照ページを追記。 第1回配本済。 隔月配本予定(次回9月予定) 【編者】 ○平松令三  1919年三重県生まれ。41年京都帝国大学文学部史学科卒業。 現在、高田本山専修寺宝物館主幹。著書「親鸞真蹟の研究」 「親鸞(歴史文化ライブラリー)」ほか  ○名畑崇  1933年岐阜県生まれ。61年大谷大学大学院博士課程満期退学。  現在、大谷大学名誉教授、岐阜県養泉寺住職。 論著「本願寺の歴史」「蓮如上人初期の教化」ほか。 ☆ 一般書店では取り扱っておりませんので 直接弊社までお問い合わせ下さい。 ☆ 特別価格販売中(2005年1月迄)!! 詳細はHP⇒http://www.hozokan.co.jp/hozo/shop/sinransinsekitoka.htmlま で。 ● 『 親鸞聖人の信念 ― 野に立つ仏者 』   寺川俊昭著    46   121頁   1,260円   4-8318-8928-8 親鸞聖人が開かれた、他力信心の世界を、現代の視点から改めて考察。 従来の誤った理解をすべて切り捨て、人間らしく生きるための信念を説いた、 仏者としての親鸞聖人像を明かす。 【真宗/一般向き】 【目次】 ○親鸞聖人の人間像 ・親鸞聖人の御遠忌を迎えるにあたって ほか  ○親鸞聖人の人生を支えた人たち   ・群萌と凡小 ・孤独の寂しさ ほか   ○親鸞聖人の信念  ・親鸞聖人の初心  ・念仏者は無礙の一道なり ほか 【著者】 1928年広島県に生まれる。1952年東京大学文学部宗教学科卒業。 1954年東京大学大学院修了。元大谷大学学長。 現在 大谷大学名誉教授、文学博士、真宗大谷派西願寺住職。 【著書】 ・往生浄土の自覚道   A5 344頁 8,925円 4-8318-4147-1 (2004年 法蔵館) ・念仏の僧伽を求めて 46   212頁 1,890円 4-8318-8672-6 (2001年 法蔵館) ほか ● 『 親鸞の思想−宗教心理学の立場から 』 寺川幽芳著   A5   387頁   5,880円   4-8318-3286-3     宗教心理学と真宗学の立場から、妙好人の回心体験と真宗の人間像、 親鸞の夢と宗教意識の成熟のプロセス、仏教とカウンセリング、 親鸞の家族観を、資料を踏まえて精緻に解明した論考。 【仏教哲学/専門向き】 【目次】 T宗教経験の心理学的考察 U 親鸞の人格形成と宗教意識    V親鸞の求道と家族観 W 現代真宗伝道の基底   【著者】 1936年京都市生まれ。龍谷大学文学部哲学科卒、 龍谷大学大学院修士課程(仏教学、仏教史学専攻)修了。 京都女子大学教授、龍谷大学社会学部教授などを経て、 2005年、龍谷大学を定年退職。現在、龍谷大学名誉教授、 放送大学客員教授、中央仏教学院通信教育部講師、 浄土真宗本願寺派願通寺住職。専門は宗教心理学・真宗学。 【著書】 ・京のご旧跡を歩く B6 145頁 630円 (1994年 本願寺出版社) ・和讃に学ぶ  B6 207頁 714円 (1990年 本願寺出版社)  ほか ● 『 白蓮華の道 ― 真宗本廟の心 』 熊谷宗恵著  46  73頁  1,000円  4-8318-8990-3   親鸞聖人の大谷の廟堂を、末代にまで相続することを願った 覚信尼の心を通して、真宗本廟の意義を明らかにする。 本廟護持の役職をになった、著者ならではの心のこもった講話。 【真宗/一般向き】 【目次】 ・唹泥華の美し ・本廟ものがたり   【著者】 1938年石川県生まれ。1962年大谷大学大学院修士過程修了。 2003年真宗大谷派宗務 総長就任、真宗大谷派仰西寺住職。 ● 『 「往生浄土」ということ 』 小川一乗著 46  46頁   525円   4-8318-8992-X    「人間は死んだらどうなるのか」こんな素朴な疑問に答えることを通して、 浄土教が説く死後の浄土往生の意義を、仏教の縁起思想から説き明かす。 現実中心に生きる現代人に対して生死一如の新しい世界観を提起する。 【真宗/一般向き】 【目次】 ・命の行く末 ・死を忘れてしまった日本人 ・四号室のない老人ホーム ・アメリカはすごいなあ ・死んだらどうなるのか ・輪廻に転生する命   ほか 【著者】 1936年6月北海道生まれ。59年3月大谷大学文学部(仏教学)卒業。 61年3月同大学院修士課程修了(同)。 65年3月同大学院博士課程満期退学(同)。 現在、真宗大谷派教学研究所所長、大谷大学名誉教授、文学博士、 真宗大谷派西照寺住職、前大谷大学学長。 【著書】 ・親鸞と大乗仏教 46 77頁 1,050円 4-8318-8694-7 (2004年 法蔵館) ・慈悲の仏道 46 194頁 1,575円 4-8318-2117-9 (1996年 法蔵館)ほ か ● 『 真宗と生活 』 真城義麿著 46  46頁   525円   4-8318-8988-1    良い子にならなければ、親に認めてもらえる子になろうと、 必死になって努力し疲れ果てている子どもたちに向かって、 伸びやかな心を取りもどしてほしいと、「平等の世界」があることを訴える。 【真宗/一般向き】 【目次】 ・癒しブームの日本 ・人間がいなくなった現代 ・人間を価値で判断する社会 ・思いどおりにいかない人生 ・自己肯定ができない若者 ほか 【著者】 1953年愛知県生まれ。1978年大谷大学大学院修士課程修了。 1997年大谷中・高等学校校長。真宗大谷派善照寺住職。 【著書】 ・つながりを生きよう B6 214頁 1,050円 ( 2004年 東本願寺出版部 ) ほか ● 『 無縁の大悲 ― 凡夫カルチャーとしての真宗 』 太田清史著 46  54頁   525円   4-8318-8989-X    うつ病になる人が増え、自殺者が毎年三万人を越える現代の日本。 心の病を見続けてきた著者が、仏の慈悲に包まれていることを実感すれば 心の健康が回復すると、心を根本から健やかにする秘訣をわかりやすく解説す る。 【真宗/一般向き】 【目次】 ・私の釈尊との出会い ・凡夫カルチャーの世界 ・カウンセリングにかか わって  ほか 【著者】 1952年滋賀県生まれ。1980年大谷大学大学院博士課程満期退学。 現在、京都光華女子短期大学部教授。真宗文化研究所長。臨床心理士。 【著書】 ・生老病死の教育観 A5 256頁 2,520円 ( 2001年 自照社出版 )ほか ● 『 仏教生命観からみたいのち 』   龍谷大人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター編   A5  253頁  3,780円  4-8318-2427-5 「仏教生命観に基づく人間科学の総合研究」をテーマに掲げた 研究プロジェクトの成果をまとめた叢書の第一冊目。 創設シンポジウムの模様、講演、研究論文を収録。 命の尊さを探求。【生と死・社会福祉/一般向き】 【目次】 T 龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センターの願い U センター創立記念シンポジウム「仏教生命観からみたいのち」 V パドマ竣工記念講演「縁起に基づく仏教生命観―転変する中心と曖昧 性」 W 研究論文 X 関連文献 ● 『 立山曼荼羅 ― 絵解きと信仰の世界 』 福江充著 46  212頁   2,100円   4-8318-7440-X   地獄と浄土の仏教世界が一度に体験できる、人間救済空間・立山。 先人が長い時間をかけて形成してきた様々な思想・宗教が凝集された 立山曼荼羅を読み解き、その信仰世界を探る。【宗教・民俗/一般向き】 【目次】 第一章 加賀藩立山衆徒の勧進布教活動と立山曼荼羅 第二章 立山開山縁起 第三章 立山地獄 第四章 立山浄土 第五章 立山禅定登山案内 第六章 芦峅寺の祭礼 第七章 画中に描かれた名勝 第八章 立山曼荼羅の用語と形態・素材・制作 第九章 立山曼荼羅の成立過程 第十章 近代の立山曼荼羅 第十一章 立山曼荼羅ゆかりの人物 【著者】 1963年富山県生まれ。1989年大谷大学大学院文学研究科修士課程修了。 現在富山県〔立山博物館〕主任学芸員。 【著書】 ・立山信仰と立山曼荼羅 A5 414頁 8,610円 (1998年 岩田書院 ) ・近世立山信仰の展開 A5 532頁 12,390円 (2002年  岩田書院) ほ か ● 『 三枝充悳著作集 第6巻 仏教の宗教観・人間観 』   三枝充悳著   A5  463頁  13,650円  4-8318-3371-1 (第7回配本) 「宗教の目ざすもの」「人間その価値と存在」を収録。 宗教のあり方について、主としてキリスト教と仏教の比較を通し、 寛容と多様性の承認という視点から根底的に問い直す。 【仏教/専門向き】 【目次】 ・宗教のめざすもの 第一章 宗教をめぐって 第二章 神をめぐって 第三章 キリスト教と西洋哲学 第四章 仏をめぐって 第五章 法をめぐって 終章   宗教のめざすもの ・人間 その価値と存在 第一章 唯一・絶対・完全論ノート 第二章 断章 第三章 イザールのほとりで ・仏教の宗教観・人間観 第一章 仏心とは大慈悲これなり<仏教の宗教観> 第二章 ともにこれ凡夫のみ<仏教の人間観> 【著者】 1923年静岡市生まれ。東京大学・ミュンヘン大学などに学び 筑波大学・日本大学などで教授として勤める。 現在、筑波大学名誉教授。文学博士。 【著書】 ・大乗とは何か 46 319頁 3,990円 4-8318-5605-3 (2001年 法蔵館) ほか ● 『 戒律文化 』 戒律文化研究会編 B5  100頁   2,625円  【歴史/専門向き】     【目次】 ・鑑真和上と東大寺戒壇院(東野治之) ・正法律について(木南卓一) ・慈雲尊者の袈裟(辻村泰善) ・金剛宝戒寺大日如来像と仏師康俊(奥 健夫) ほか ◆◆◆ 法蔵館のこれから出る本 ◆◆◆ 【8月中旬出来予定】 ● 『 ブッダのターミナルケア 』 吉元信行著    46   147頁   1,365円   4-8318-2408-9 自らの死を受け入れつつ、最後まで弟子達へのいたわりを忘れなかったブッダ。 その姿を通して老いや死をいかに受け入れるべきか、 仏教的末期医療はどうあるべきかを探る。【生と死・社会福祉/一般向き】 【8月下旬出来予定】 ● 『 教行証文類講義 ― 第8巻 化身土巻T 』 信楽峻麿著   A5  予350頁  8,400円  4-8318-4478-0   親鸞聖人の信心の深まりを表現した三願転入の文と、 それを論理化した三経隠顕釈。 その一語一語を精緻に読み解くことによって、 他力信心の持つ革新的な意義を明らかにする。【聖教/専門向き】 【9月中旬出来予定】 ● 『 ビハーラ往生のすすめ ― 悲しみからのメッセージ 』 ☆刊行延期になりました!!☆ 田代俊孝著 46   256頁   1,890円 4-8318-2409-7 著者がビハーラ活動を通して出会った人々の手記・手紙等を紹介し、 本人や近親の老病死に対する苦悩、希望、死生観を語る。 またビハーラ往生を遂げた人々を紹介する。【生と死・社会福祉/一般向き】 ● 『 危機にある子どもたち ― 宗教教育の本質を問う 』 ☆刊行延期になりました!!☆ 真城義麿著   46  予96頁  予価1,365円  4-8318-8991-1   不登校や引きこもり、さらには傷害や殺人までも犯す子どもが 増え続けている現代。子どもたちを健全に育てるにはどうすればいいのかを、 宗教教育の本質を踏まえて明らかにする。【教育/一般向き】 ● 『 宗教の授業 』 大峯顯著   46   230頁   2,415円 4-8318-3827-6 宗教哲学と大乗仏教の視点から、宗教の本質とその可能性を思索・探求し、 自分の人生の問題として宗教を真剣に考えようとする人びとに公開された 本格的な<宗教講義>!【宗教/一般向き】 【9月末出来予定】 ☆刊行延期になりました!!☆ ● 『 東大寺修二会の構成と所作 全4冊 』 (分売可) 東京文化財研究所芸能部編 A5  頁未定 上中下巻各14,700円 別巻 16,800円 4-8318-7554-6,7555-4,7556-2,7557-0 【歴史/専門向き】 日本最古の仏教行事の一つ、東大寺修二会(お水取り)。 約1ヶ月に及ぶ大行事の詳細かつ総合的な研究調査記録。 平凡社刊行「芸能の科学」シリーズにその後の研究成果を加筆修正し、 この度全4冊刊行。     ☆ 重版出来ました ☆ ● 『 正信偈もの知り帳 』  ☆第10刷☆ 野々村智剣著 46 107頁 650円   4-8318-8963-6 誰もが知っている「正信偈」。でも,ほとんど知らないその中味。 「正信偈」は「般若心経」とどう違う?からはじまる本書は, 「正信偈」をこれまでより十倍,親しく身近にする徹底もの知りガイド。 ● 『 金子大榮 歎異抄 』 ☆第2刷☆ 金子大榮著 46 211頁 1,680円 4-8318-8656-4 金子先生の生前最後の講話で語られる他力念仏の教えは、 人類の救いを根源的に明らかにする永遠不滅の教えである。 「歎異抄」の真髄を簡潔な言葉で語りかける入門書の決定版。 ● 『 親鸞とその思想 』 ☆第2刷☆ 信楽峻麿著 46 182頁 1,680円 4-8318-8674-2 ゴータマ・ブッダと大乗仏教の原点に立ち返り、 親鸞が開顕した浄土真宗の信心を明確化させ、 「道の宗教」・人格成長のあゆみとしての念仏の仏道を解明する 著者渾身の現代親鸞論。 ● 『 仏教の大意 』 ☆第5刷☆ 鈴木大拙著   46   126頁   1,575円   4-8318-7111-7 天皇,皇后に進講された講話の原稿で,仏教の深遠な思想を 表わしていて遺憾がない。全編を大智・大悲の二面にわけて 感性の世界と霊性の世界の関係について解明し 華厳哲学の中枢にも触れる。 ● 『 現代の課題に応える仏教講義 』 ☆第4刷☆ ひろさちや著   46   224頁   1,890円   4-8318-7256-3 教育、家族、社会、科学、医療、生き死になど、 現代の困難な課題をテーマに、仏教がそれらの応用問題をどう解くかを 明快に示し、併せて仏教の基本を分りやすく説く。 ● 『 法然 - 世紀末の革命者 』 ☆第5刷☆ 町田宗鳳著 46 239頁 2,415円 4-8318-7140-0 天災と内乱の闇の時代,死は万人に平等に訪れる癒しであることを説いて 旧仏教のヒエラルキーを打ち破り,日本に宗教革命をもたらした 法然の思想の全貌にはじめて光を当てる。長編書き下ろし論考。 ● 『 虹と水晶 ― チベット密教の瞑想修行 』 ☆第7刷☆第7刷より2,854円⇒2,835円価格改定。 ナムカイ・ノルブ著 永沢 哲訳 46 242頁 2,835円 4-8318-7173-7 「この本によって,私たちは魂の野を開く鍵を手に入れることができる」(中沢 新一)。 大いなる完成を 意味するゾクチェンの教えを平易に説き,秘法をはじめて 公開した話題の本。図版多数。 ● 『 欲望の哲学 ― 浄土教世界の思索 』 ☆第2刷☆ 長谷正當著 A5 326頁 3,990円 4-8318-3818-7 人を動かすものは欲望しかない。その根源にある「祈り」や「霊性」や「信」を 宗教的次元の欲望と捉え、親鸞の「信」を手がかりに、 現代における浄土教思想の可能性を示唆する。 ● 『 御文 五帖目大本(カタカナ) 』 ☆第11刷☆ 27.0×19.5   和綴   70頁   2,730円 蓮如筆 五帖目のみ。本文和紙様式・大字。寺院門徒共用。 ◆◆◆ 法蔵館書店新着案内 ◆◆◆ ●『 真宗興隆会 2006年法語カレンダー 』 15.0×43.5 130円 真宗興隆会 法語―日常生活の中で”自らを振り返っていただくことば”を集めた。 ○揮毫は栗原堯氏(名古屋市中区:徳栄寺住職) ○表紙―『蓮如上人御真筆六字名号』 (名古屋市中川区:浄賢寺) ○絵―牧 宥恵氏(和歌山県那賀郡在住)の仏画 ● 『 うちのお寺は 真宗大谷派 』 坂東浩監修   A5   238頁   1,575円   双葉社 わが家のお寺と仏事のことが、この1冊でまるわかり! 真宗大谷派の教えと歴史はもちろん、仏事の作法や年中行事、 名刹ガイドなど、実用書としても役立ちます。 【目次】 第1章 これを見ればすべてわかる「真宗大谷寺派早わかり」 第2章 開祖はこんな人「親鸞聖人」 第3章 中興の祖はこんな人「蓮如上人」 ほか ● 『 うちのお寺は 浄土真宗本願寺派 』 早島大英監修   A5   238頁   1,575円   双葉社 わが家のお寺と仏事のことが、この1冊でまるわかり! 浄土真宗本願寺派の教えと歴史は もちろん、仏事の作法や年中行事、名刹ガイドなど、 実用書としても役立ちます。 【目次】 第1章 ここを見ればすべてわかる「浄土真宗本願寺派早わかり」 第2章 開祖はこんな人「親鸞聖人」 第3章 中興の祖はこんな人「蓮如上人」 ほか ● 『 お内仏とお荘厳 日々の仏事 』 発心会(大願寺)編   B6変   40頁   126円   発心会 浄土真宗ご門徒のお内仏の荘厳と意味、 所作(作法)を簡略にわかりやすく解説した小冊子。 【目次】 ・お内仏とお荘厳 ・御本尊 ・おもな仏具 ・法名 ・作法 ・法要    ほか ● 『 CD あああ歎異抄 』 板倉耕整企画・監修◆柴山平和朗読    CD   1,800円   方丈堂出版 CDで聞く親鸞聖人のお心。58分朗読CD1枚、 朗読CDのしおり32頁(浄土真宗聖典「歎異抄」全文―解説、序、 本文、後序、流罪記録、註釈つき)。 ●『 浄土の実在 』 家郷隆文著   B6   390頁   3,990円   探究社 浄土の実在をどのように受けとめるべきか。 それを解決するためには、まず、教行信証の真仏土と化身土との 細かい違いを明らかにする事が重要である。 【目次】 第一部 浄土を読む    第一章 「観ず」についての尋思  ほか 第二部 浄土の実在   第一章 浄土の実在  ほか ● 『 生命の足音 』 【 教化センター紀要 21 】 A5   552頁   2,625円   真宗大谷派大阪教区教化センター 【目次】 ・親鸞教学考(廣瀬 杲) ・歎異抄講話<終講>(金子大栄) ・教学儀式研究班報告(池田英二郎ほか) ・人権研究班報告(多田孝圓ほか)  ほか ● 『 親鸞の生涯と思想 』 平松令三著   A5   324頁   7,875円   吉川弘文館 親鸞研究の第一人者が、その実像に迫ったライフワークの結晶。 妻玉日への疑問、善鸞義絶事件などの家族の問題や、 東国教化の足跡うを追究し、『三帖和讃』『唯信鈔』や消息に 書誌学的分析を加え、親鸞の思想を解き明かす。 【目次】 第一部 親鸞とその家族の問題 第二部 東国二十年の伝道の中から 第三部 親鸞著作の思想的理解と書誌学的分析  ほか ● 『 白き道をあゆみて 』 【 いのちブックスV 】 九州龍谷短期大学仏教文化研究所編    B6   158頁   1,365円   永田文昌堂 真実の人生を求め、真実に出会い、 信念を持って歩み行く道を求め歩もうとされる方々に。 【目次】 ・「いのちブックス」の刊行によせて(川崎恵璋) ・白き道をあゆみて(藤 能成) ・高史明先生のご紹介(藤 能成)      ほか ● 『 我、願いを生きん 』 【 いのちブックスW 】 九州龍谷短期大学仏教文化研究所編    B6   159頁   1,365円   永田文昌堂 他の生きもののいのちを奪わなければ生きられないという 事実への目覚めと、私は罪を作らずには生きていけないという 「いのちの真実」に目覚めることを願って。 【目次】 ・「いのちブックス」の刊行によせて(川ア恵璋) ・我、願いを生きん (藤 能成) ・未来へのメッセージ(岩田千明)  ほか ● 『 浄土真宗 活性化への闇と光 ― どうなるご法義の未来! 』 【連続研修読本】 小滝了信編   A5   144頁   1,575円   探究社 門信徒会運動の布教組織の法座活動を活発化するために 昭和36年に【連研】が誕生し、今までに基幹運動が行われてきた。 本願寺教団のご法儀に傷がつくことなく、未来を活性化するために 取り組んだ1冊。 【目次】 第一部 どうなるご法義の未来! 第二部 【連研ノートA 十二の問いの設問(イ、からルまで)】を聴聞   ほか   ● 『 アメリカへの真宗伝道 ― 宗教教育の新しいかたち 』 セイゲンヤマオカ著◆粕川壽裕訳    A5   445頁   6,000円   永田文昌堂 アメリカ文化の中で、まったく新しい切り口による浄土真宗の伝道書。 その方法論が、今、日本の浄土真宗に示される。 【目次】 第一部 教育プロセスの適用と解釈   第一章 適用例 ほか 第二部 教育プロセスの教義的基礎と展開   第一章 二十一世紀、浄土真宗の宗教教育に必要なもの ほか ● 『 北のともしび 雪灯塾編 <第三集> 』 雪灯塾編   B6   142頁   1,365円   永田文昌堂 【目次】 第T部 法話 弘誓の願い(打本厚史)  ほか 第U部 座談会 雪灯塾の歩みと布教伝道 ほか   ● 『「尊号真像銘文」敬信記 』 【2005年 安居本講】 名畑崇著   A5   231頁   2,500円   東本願寺出版部 2005年の安居本講「尊号真像銘文」の講義本。 【目次】  第一編 第一章 「尊号真像銘文」の書誌と構成  ほか 第二編 第一章 印度経論銘文  ほか ●『「一念多念文意」考究 』 【2005年 安居次講】 本多弘之著    A5   114頁   2,500円   東本願寺出版部 2005年 安居次講「一念多念文意」考究の講義録。 【目次】 第一章 一念義・多念義の問題の所在 第二章 「一念をひがごととおもうまじき事」について ほか ● 『 いのちをうたう 』 【 オープンカレッジBooks「正信偈講話」 1 】 古田和弘著   新書   106頁   500円   九州大谷文化センター 「正信偈」の一つ一つの言葉の意味をどのように理解すればよいのか? 学長が丁寧に語る。2002年5月より開講された九州大谷短大のオープンカレッジ での 仏教講座の講義録。 【目次】 ・「正信偈」とは  ・「正信偈」の構成   ・「正信念仏偈」  ・「教行信証」と「正信偈」 ほか     ● 『 長部(ディーガニカーヤ)パーティカ篇T』 【パーリ仏典<第2期>5】 片山一良訳   A5   514頁   11,550円   大蔵出版 釈尊の生きた言葉を伝えるパーリ仏典の最新の現代語訳。 ビルマ第6結集本を底本にして、 伝統の註・復註による解釈をほどこす 初めての書!第二期、長部経典6冊(第5回配本) 【目次】 第24 パーティカ経 第25 ウドゥンバリカ経 第26 転輪王経 第27 世起経 第28 歓喜経   ほか ● 『 大無量寿経講讃 』 武邑尚邦著   A5   245頁   5,775円   永田文昌堂 平成16年8月19日に著者が他界されて、1周忌を迎えるにあたり、 平成8年〜13年まで本願寺の宗学院の院長としての「大無量寿経」の 講義原稿をまとめたもの。 【目次】 第一編 購読に当たって 第一章 大経のテキストについて ほか 第二編 本文解釈   第一章 序文  第二章 正宗分  第三章 流通分 ほか ● 『 大乗佛教思想の研究 』 【 村中祐生先生古稀記念論文集 】 村中祐生先生古稀記念論文集刊行会編   B5  959頁  26,250円  山喜房佛書林 村中祐生先生古稀記念論文集。 【目次】 第1部  1 出家菩薩と在家菩薩   2 初期中国仏教の経典註釈書について ほか 第2部  24 伝教大師撰述の菩薩考  25 「福利群生」思想の受容と展開の考察 ほか ● 『 法然浄土教要文集 ― 附 昭和新修 法然上人全集索引 』 【法然上人八百年遠忌 記念】 坪井俊映編   A5   300頁   3,990円   平楽寺書店 平成23年に法然上人八百年遠忌を迎えるにあたり、 『教書篇』と『法語類篇』の二部を合せて再編し、要文集とした。 私見によって要文を整理、分類、組織したもの。 【目次】 一 経典・釈書 二 仏・菩薩・浄土 三 祖師 四 教えの類別   ほ か ● 『 日本仏教における戒律の研究(オンデマンド版)』 石田瑞麿著   A5   588頁   8,610円   中山書房仏書林 日本仏教全史を通じて、戒律の思想とその実際の在り方に ついて明らかにする。 【目次】 第一章 鑑真渡来以前の戒律 第二章 鑑真の戒律   第三章 最澄の戒律  ほか ● 『 天台教學史 ( オンデマンド版 ) 』 島地大等著   B6   576頁   7,140円   中山書房仏書林 中国天台・日本天台の全体を一望し、 中国天台に対して日本天台の特徴を自覚的に論述。 【目次】 第一編 源流史概説 第二編 成立史論 第三編 趙宋天台史  ほか  ● 『 わが家の仏教 天台宗 』 【 保存版 】 多田孝正監修◆多田孝文編集代表    A5   217頁   1,554円   四季社 宗派の教えと仏事がわかる1冊。勤行聖典の傍訳と図解で、 日常勤行のおすすめ書の決定版。 天台宗についての素朴な質問20項目をQ&Aで明解に解答する。 【目次】 第1章 天台宗とはどんなもの? 第2章 日常生活に活かす天台宗の精神 第3章 天台宗檀信徒のおつとめ 第4章 天台宗の仏事   ほか ● 『 ネパール密教儀礼の研究 』 山口しのぶ著   A5   365頁   9,975円   山喜房佛書林 インド密教の要素を多分に含んだネワール仏教において、 ガターン・ムガの儀礼構造を明らかにする。 【目次】 第1部 ネパール密教儀礼   第1章 ネパール仏教における供養と観想法  ほか 第2部 サンスクリット・テキスト  ほか ● 『 曼荼羅の思想 』 鶴見和子著◆頼富本宏著    B6変   199頁   2,310円   藤原書店 南方熊楠の思想を「曼荼羅」として読み解いた鶴見和子と、 密教学の第一人者・頼富本宏が、数の論理、力の論理が 支配する現代社会の中で、異なるものが共に生きる 「曼荼羅の思想」の可能性を徹底討論。ユニークな対談集。 【目次】 第一場 曼荼羅は静的か動的か―土宜法龍と南方熊楠 第二場 「閉じられた曼荼羅」から「開かれた曼荼羅」へ 第三場 曼荼羅の秘める創造性   第四場 曼荼羅による新しい共生のモデル ほか ● 『 正法眼蔵 (七) 』 増谷文雄全訳註   文庫   402頁   1,313円   講談社 道元の言葉は、何故人の心を揺り動かすのだろうか。 袈裟や鉢盂を伝持する意味を深く追究した「鉢盂」。 虚空をつかむことができるかどうかを論じ合う「虚空」。 仏教者の融通無礙なる境地を語る「王索仙陀婆」。 仏道の要諦は経巻や仏祖が正伝する知識に裏打ちされた 自証自悟にこそあると説く「自証三昧」。 綿密でかつ噛んで含めるように仏法を説く巻々を収める。 【目次】 ・転法輪 ・自証三昧 ・大修行 ・虚空  ほか ● 『 普勧坐禅儀を読む ― 宗教としての道元禅 』 内山興正著   B6   166頁   1,890円   大法輪閣 仏祖正伝の坐禅とは何か? その真髄を得て帰朝した若き道元の最初の著作「普勧坐禅儀」を、 いま現代語で明かす。 【目次】 【前編】普く勧める坐禅のしかた 【後編】宗教としての道元禅 ほか ●『 禅と人生 』 【 原田祖岳著作集 一 】 出口鉄城編   B6   305頁   2,993円   原書房 明治・大正・昭和と通してこんな禅僧はいなかった。 その名を原田祖岳。まことの”道元禅の直系”、「真理」を徹底して見破った。 「生きるとは何か」、「真の禅・仏道とは何か」が、 初心者から長く参ずる禅者にいたるまで、各々の階梯で得心できるよう、 明快に説かれた珠玉の書。 【目次】 ・人生の目的 ・正しい仏教 八ヶの信条   ・十牛図講話    ほか ● 『 禅のある暮らし 』 【 心を豊かにする禅入門 】 大本山建長寺監修   B5   80頁   1,260円   ワニマガジン社 【目次】 巻頭特別エッセイ 養老流「禅のこころ」(養老孟司) 第1章 やさしい禅入門 第2章 建長寺の歴史と教え ほか 【特別とじ込み附録】臨済宗建長寺派教学部による『読経 CD付き』 ● 『 仏教 』 【 雑学3分間ビジュアル図解シリーズ 】 PHP研究所編◆末木文美士監修    B6   223頁   1,260円   PHP研究所 ブッダの教えを「超整理」仏教思想をトコトン分かりやすく解説した、 入門書の決定版。 イラスト多数で楽しく分かりやすい!! 【目次】 第1章 仏教について考える 第2章 釈迦〜部派仏教 第3章 大乗仏教 第4章 中国仏教 第5章 日本伝来〜古代  ほか ● 『 なるほど仏教400語 』 宮元啓一著   B6   291頁   1,575円   春秋社 難解な仏教の智慧と知識が一目瞭然!日常語・日用語となっている 仏教の代表的な言葉をえらび、初心者にも徹底的にわかりやすく、 イラスト入りで説明。一般人・教養人必携の便利な仏教入門書。 ● 『 宗教学入門 』 棚次正和◆山中弘編著    A5   259頁  2,940円   ミネルヴァ書房 【特長】 諸宗派の教義・儀礼・歴史など基本的内容を収録。 宗教学の歴史と方法の問題を扱った。宗教現象を複眼的にとらえた。 初心者のための用語解説、基本文献リスト、インターネット・図書館の 利用法を掲載。 【目次】 序章 現代人と宗教 第一章  世界の諸宗教 第二章 宗教をどう見るか 第三章  宗教現象を読み解く(T、U) ほか ● 『 お寺の奥さん うちあけ話 』 細川要子著   B6   221頁   1,470円   実業之日本社 伝統と革新、しきたりと応用、また共同生活のコツまで、 和尚さんには訊けない生活の智慧が満載の1冊。 【目次】 第一章 禅寺に生まれ、禅寺に嫁ぐ 第二章 禅寺の一日、そして一年 第三章 檀家さんと寺との上手なつき合い方とは  ほか ● 『 ウッドヨータカラの論理学 ― 仏教論理学との相克とその到達点 』 岡崎康浩著   B5   508頁   14,000円   平楽寺書店 インド論理学の中でウッドヨータカラ論理学は、どのような役割を果たしたか。 この考察をもとにウッドヨータカラの論理体系をおさえ、 問題点も明確にした学術書。 【目次】 第1章 序論 第2章 ウッドヨータカラ論理学の枠組み 第3章 ウッドヨータカラ論理学の諸相 第4章 帰謬論証の一側面   ほか ● 『 日本仏教教学史 ( オンデマンド版 ) 』 島地大等著   B6   624頁   7,560円   中山書房仏書林 思想、教理を、客観的・批判的立場から比較研究した数少ない書。 【目次】 第一章 三國佛教の特色 ほか    第一編 傳來時代   第二編 飛鳥時代    第三編 奈良時代  ほか ・付録  印度佛教教学史要目  ほか ● 『 日本文化の形成 』 宮本常一著   文庫   250頁   924円   講談社 稲作を伝えた人々、倭人の源流、畑作の起源と発展、 海洋民と床住居など、東アジア全体を視野に入れた興味深い持論を 展開する。長年、各地の民俗を調査した著者ならではの着想を含む遺稿。 【目次】 一 日本列島に住んだ人びと 二 日本文化に見る海洋的性格  ほか ● 『 宗教と生命倫理 』 【 叢書[倫理学のフロンティア]]Y 】 小松美彦◆土井健司編   B6   273頁   2,730円   ナカニシヤ出 版 各宗教がもつ死生観から、大きく急速に変容する現代の生命観を捉え、 独自の議論を展開。現代の生命倫理に論争的な新視点を提示する。 【目次】 0 なぜ「宗教と生命倫理」なのか(小松美彦) 1 死者を遇する<倫理>(中島隆博) 2 「いのち」の倫理の再構築に向けて―キリスト教の視点から(土井健 司) ほか ● 『 評伝 梅原 猛 ― 哀しみのパトス 』 やすいゆたか著   B6   337頁   2,940円   ミネルヴァ書房 おそらく日本で最も人々に知られた哲学者・梅原猛。これまでの梅原は、 心の赴くまま研究に取り組んできた。梅原を衝き動かしたテーマや根本衝動は いったいなんなのか。今までまとまって語られてこなかった梅原の人、 そして思想の源泉を論じる。 【目次】 プロローグ 生母への還帰 第一章 生い立ちから権威に挑むライオンへ 第二章 地獄の思想 第三章 怨霊が歴史を動かす    ほか ● 『 ふくろうのつぶやき ― 思想のショート・ショート 』 八木誠一著   A5   255頁   1,890円   久美出版 混迷を増す時代に、通念や権威に頼らず自分で感じ考えて行動し 孤独になってしまった人々へ哲学者が贈るエッセイ集。 【目次】 第一章 歴史・文化一般をめぐって 第二章 現代社会に寄せて 第三章 宗教と社会 第四章 教育  ほか ● 『 仏教福祉への視座 』 高石史人著   B6   328頁   2,625円   永田文昌堂 仏教と福祉の関係についてまとめた。 【目次】 ・序 ・”人間の生存諸状況の最下限”と仏教 ほか T ・真宗・福祉を考える ほか U ・障害者福祉における仏教者の立場 ほか ● 『 生命学をひらく ― 自分と向きあう「いのち」の思想 』 森岡正博著   A5   194頁   1,680円   トランスビュー 終末期医療、遺伝子操作からひきこもり、無痛文明論まで、 自分を棚上げすることなく 「いのち」の問題を探究する講演録八編収録。 【目次】 1 いのちのとらえ方 2 「条件付きの愛」をどう考えるか 3 共感的管理からの脱出 4 無痛化する社会のゆくえ    ほか ● 『 こころを耕す ― 仏法はまるいこころの教えなり 』 山田法胤著   B6   223頁   1,200円   経済界 かたよらない心、こだわらない心、とらわれない心の大切さを 薬師寺副住職が語る! 【目次】 T いかに生きるべきか U 日本人の心 V 佛典に学ぶ ほか ● 『 いのちのバトン ― 初めて出会う相田みつをのことば 』 相田みつを著◆立原えりか◆解説    文庫   126頁   460円   角川書店 相田みつをの作品を童話作家、立原えりかが解説。 簡潔で力強い言葉が心に響く。 相田作品の入門書。 【目次】 ・自分の番 いのちのバトン  ・百点満点のビリ ・本気 ・まける人のおかげで ほか ● 『 名僧・高僧を描く 』 【 秀作 仏教美術 No.6 】 佛教美術研究会編著   B5   110頁   2,940円   秀作社出版 仏のこころを日々に生かすための佛教美術書。 【目次】 第1章 名僧・高僧を描く 第2章 近代における名僧・高僧画 ほか ● 『 戦争とジェンダー ― 戦争を起こす男性同盟と平和を創るジェンダー理論 』 若桑みどり著   B6   240頁   1,365円   大月書店 今世界にとって必要なのは、人類がこの世界で安全に生きて行くための 人間の安全保障である。戦争を起こす男性同盟と平和を創るジェンダー理論に ついて語る。 【目次】 序論 理論的前提 ―家父長制社会とジェンダー 第1章 ひとはなぜ戦うか  第2章 戦争のない時代があった 第3章 「男らしさ」と戦争システム   ほか ● 『 高校生からわかる 日本国憲法の論点 』 伊藤真著   A5   223頁   1,890円   トランスビュー 司法試験界のカリスマ塾長が、学校では教えられない 憲法の目的と仕組みを、わかりやすく説く、情熱あふれる名講義録。 【目次】 第T部 明日は国民投票! その前に 第1章 なぜ、いま憲法改正なのか ほか 第U部 もっと知ろう、憲法のこと 第3章 「立憲主義」を知っていますか ほか  ● 『 靖国神社 ― せめぎあう<戦没者追悼>のゆくえ 』 赤澤史朗著   B6   269頁   1,890円   岩波書店 「政教分離」「信教の自由」ではなく「戦争観」「平和観」こそが 靖国問題の最大の争点であることを戦没者「慰霊」追悼のあり方の 戦後の変遷を通して歴史的に明らかにする。 【目次】 第一章 戦前日本の国家と靖国神社 第二章 占領期の靖国神社 第三章 1950年代の靖国問題 第四章 靖国神社国家護持法案をめぐる攻防  ほか ● 『 日本王権神話と中国南方神話 』 【 角川選書 377 】 諏訪春雄著   B6   237頁   1,575円   角川書店 中国の少数民族の神話伝承を体系化して日本神話と比較する事で、 日本人と日本文化の本質に迫る!日本の天皇制永続の理由を中空構造、 呪術的特性、祭祀性などに求めその由来、源流をも追究した。 【目次】 T 天皇の神話とは U 中国北方の天の信仰と南方の太陽信仰 V 中国南方文化の日本への流入 W イザナギ・イザナミ神話  ほか ● 『 ブータン仏教から見た日本仏教 』 【 NHKブックス1032 】 今枝由郎著   B6   230頁   966円   日本放送出版協会 日本仏教は、果たして仏教と言えるのか? 自身の40年に亙る仏教探究遍歴を踏まえて、回忌法要、僧侶の妻帯、 寺院の世襲など日本仏教の異質性を鋭く解き明かす。 【目次】 第一章 私と仏教の出会い 第二章 私の仏教探究遍歴記 第三章 ブータンで学んだこと 第四章 ブータン仏教から見た日本仏教  ほか ● 『 アジア文化の思想と儀礼 』 【 福井文雅博士古稀記念論集 】 福井文雅著   A5   950頁   29,925円   春秋社 【目次】 福井文雅博士 略歴    福井文雅博士 主要業績目録   T 儒教と先秦思想   U 道教と神仙思想   V 仏教と日本思想 ほか ● 『 仏の来た道 ― シルクロードの文物 』 龍谷大学大谷探検隊100周年記念事業実行委員会企画◆杉村棟◆徐光輝編 A5   120頁   2,100円   東方出版 【目次】 ・大谷コレクションの意義(上山大峻) ・韓国国立中央博物館所蔵の大谷コレクションと中央アジア美術(権 寧 弼)  ほか ● 『 光の国・インド再発見 』 我妻和男編著   A5   241頁   2,100円   麗澤大学出版会 魅力の大国「インド」の多様性に文化・宗教・歴史・経済などからアプローチ。 インドを10人の学者があらゆる角度から探る。 【目次】 1章 インドの民族と言語  (我妻和男) 2章 南アフリカでのガーンディ(田中敏雄) 3章 ールと仏教  (張 福淑)   4章 インド的融和思想の二一世紀的意味(保坂俊司)ほか   ● 『 仏教・神道・儒教 集中講座 』 井沢元彦著   B6   280頁   1,575円   徳間書店 神さえも都合よく作り変えてしまう日本人の超特殊性。 宗教比較で見事に見えてくる目からウロコの超新事実。 【目次】 第1部 仏教集中講座 第2部 神道集中講座 第3部 儒教集中講座 ほか ● 『 宗教は国家を超えられるか ― 近代日本の検証 』 【 ちくま学芸文庫 】 阿満利麿著   文庫   290頁   998円   筑摩書房 信教の自由はいかに打ち砕かれてきたか。国が宗教を分断・変形していく構造と 実態。 【目次】 第一章 古式とタブー 第二章 つくられた「ナショナル・アイデンティティー」 第三章 現世主義 第四章 国家を超える   ほか ● 『 信仰 七月号 』 A5 32頁 76円 百華苑 ● 『 在家佛教 8月号 』 在家佛教協会編  A5  100頁  440円  在家佛教協会 ● 『 大乗 7月号 』 大乗刊行会編   A5   99頁   394円   本願寺出版社 ● 『 大法輪 8月号 ― 特集 道元を読む 主要著作ガイド 』 小山弘利編   A5   244頁   840円   大法輪閣 ● 『 日本の美術 8 近代都市のグランドデザイン 』 東京・京都・奈良・九州国立博物館◆東京・奈良文化財研究所監修 B5変   98頁   1,650円   至文堂 【目次】 ・居留地の造成と町の発展 ・北海道開拓の拠点としての新都市建設  ほか ● 『 同朋 7月号 ― 親鸞に出会う 』 真宗大谷派宗務所出版部編    A5   64頁   300円   真宗大谷派宗務所 【目次】 ・巻頭グラビア ダムに沈む村 徳山村に生きるジジババ(大西暢夫) ・親鸞に出会う  (寺川俊昭) ・同朋随想   美しい町をいつまでも(水野政雄)ほか ● 『 教学研究所紀要 No.11』 教学伝道研究センター編    A5   157頁   2,500円   永田文昌堂 【目次】 ・ジョン・ヒックと親鸞浄土教(小野 真) ・真宗はいかに環境問題にかかわるか(中村英龍) ・入宋僧と浄土教(原田宗司) ・『浄土論註疏』訳註研究(藤丸智雄)   ほか ☆ 今 月 の お す す め ☆ ●『中世聖徳太子伝集成(全五巻)』   慶應義塾大学附属研究所斯道文庫編   B5 上製函入 約2500頁 102,900円 勉誠出版社 中世の太子像生成と太子信仰の根本資料。 歴史学・文学・宗教学のみならず日本文化を考える上で必携の書。 「聖徳太子伝」はおよそ40年前から慶應義塾大学附属研究所斯道文庫で 主要な研究課題の一つとされてきた。現在でも7系統に分類した各々から、 代表する24本を選び、輪読・校勘作業を進めており、諸本の関係や文化史上の位 置、 また「太子伝」の製作や伝播に携った人々等が明らかになりつつある。 悉皆調査を経て校勘作業に至るまでの礎として、これまでの太子伝諸本本文の 紹介・出版状況を勘案し、7系統のうちから「伝暦」と寛文刊本を除き、中・近 世期に 最も通行し、及ぼした影響も大きい増補本・いわゆる文保本系の5系統10点にし ぼって、 資料性に留意しつつ精密な影印を行い学界に提供する。 【目次】 第一巻 真名本 上 輪王寺本 第一〜五 享徳四(一四五五)年写 第二巻 真名本 下 輪王寺本 第六〜八 享徳四(一四五五)年写 醍醐寺本 長禄四(一四六〇)年写 解題 牧野和夫(実践女子大学文 学部教授) 第三巻 仮名本 西尾市立図書館岩瀬文庫本 [江戸前期]写   国立国会図書館本 [江戸前期]写 解題 川上新一郎(慶應義塾大学斯 道文庫教授)   解題 佐々木孝浩(慶應義塾大学斯道文庫助教授) 第四巻 山田本 四天王寺本 [室町]写   叡山文庫本 享徳三、四(一四五四、五五 年写 解題 石川透(慶應義塾 大学文学部助教授) 第五巻 宝物集・拾遺抄・万徳寺本      光久寺本(零巻) [鎌倉末南北朝]写 国立公文書館内閣文庫本 [江 戸初期]写   万徳寺本 寛正三(一四六二)年奥書本 神宮文庫本 明応九(一五〇〇) 年写   解題 大沼晴暉(慶應義塾大学斯道文庫助教授) 解題 小秋元段(法政 大学文学部助教授) ☆仏教の原典をもとに、人生をいかにいきるべきか、「倫理」を考える☆  ●『 構造倫理講座 』 (全3巻)幻の遺著ついに刊行される!  2、3巻未刊 中村 元著 四六 上製カバー 春秋社 人はいかに生きるべきか――この問いの答えを求めて、新たな思索の扉が開かれ る。 哲学的・論理的探求を極めた著者が、広く東洋の智慧の源流を求め、 日本・中国・インドに渡る仏教思想の深層から、人間の生命の本来の 姿を浮かび上がらせる。あらゆる風景に生じる〈倫理〉の問題を、 仏の教えから平易に語る珠玉の全3巻。 ●第1巻〈東洋〉の倫理――構造倫理講座T  241頁   2,625円  既刊   親子・男女・師弟・友人という人間関係における〈倫理〉の問題について、 東洋的視点から見つめ直す。 ●第2巻 〈生きる道〉の倫理――構造倫理講座U 予304頁 予価2,940円 8月刊行 われわれの「苦悩」のもとになる身体・老い・愛・怒り・欲・自由といった 問題について、 仏教思想の観点から倫理的に考察し、そこから 道徳・善悪という根元の問題を明らかにする。 本巻では 豊富な仏教経典から、具体的に、われわれはどのように 生きるべきなのかという指針を示します。 ●第3巻〈生命〉の倫理――構造倫理講座V 予240頁 予価2,625円 9月刊行 身体・環境を含む「生命」のあり方について、仏教思想・インド哲学をもとに考 察する。 そもそも「生命」とは何なのか、「生きている」とはどのようなことなのか、 そして肉食・自殺・死刑といった「殺生」の問題はどのようにあるべきなのか、 ということを中心に捉えていく。 また仏教的観点から「生命」が育まれるため に 必要な「環境」とどのように接していけばよいか、というエコロジー問題にも 視線を向けていく。 ◆◆◆ 法蔵館書店売行き7月ベスト10 ◆◆◆ http://www.hozokan.co.jp/hozo/shop/best/best10.html 順位 書名 / 著者名/ 出版社名 / 税込価格 1 無宗教からの「歎異抄」読解 阿満利麿 筑摩書房 735円 2 親鸞和讃集(ワイド版) 名畑應順 岩波書店 1,365円 3 人と生まれて 宮城  東本願寺出版部 1,000円 4 親鸞聖人の信念 寺川俊昭 法蔵館 1,260円 5 後生の一大事 宮城  法蔵館 1,050円 6 靖国問題 高橋哲哉 筑摩書房 756円 7 大無量寿経講義 一楽 真 文栄堂 2,310円 8 現代語訳 浄土三部経 本願寺出版社 1,260円 9 動く仏教 実践する仏教 同朋大学大学院文学研究科編 法蔵館 1,260円 10 大谷義博のいきいき法話 大谷義博 法蔵館 1,470円 ◆◆◆ メールサービスの配信について ◆◆◆  メールサービスは、仏教書目録刊行会サイトで本をご購入いただいた方、 アンケートにお答えいただいた方、等にお届けしております。 ◎アドレス変更の方は下記のページにて現アドレス削除後、新アドレスを  ご登録ください。 ◎メールご不要の方は、たいへん恐れ入りますが、下記ページにて、 メールアドレスを入力し解除してくださいますようお願いいたします。 http://www.bukkyosho.gr.jp/Bukkyo/MLorg/register0.htm 過去のメールをご覧になられたい方は、下記のページよりご覧下さい。 http://www.hozokan.co.jp/shop/ml_text/index.html ●ご注文・お問い合わせは、メールの他に、電話・FAX・はがき等にても承り ます。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/ 法藏館 営業部 http://www.hozokan.co.jp 担 当:西村明高      (お問い合わせ先) E-mail:info@hozokan.co.jp 仏教書総目録刊行会 http://www.bukkyosho.gr.jp 注 文 先 shop@hozokan.co.jp  〒600-8153 京都市下京区烏丸正面東入る 梶@法 蔵 館 書 店 電 話 075-343-0458 FAX 075-371-0458 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/