_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 法  蔵  館  書  店  ニ  ュ  ー  ス  2006/07/05 第72号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ◆目次 1. 話題の本  2.法蔵館新刊案内  3.法蔵館のこれから出る本 4.重版出来のお知らせ  5.法蔵館書店新着案内  6.フェアのお知らせ  7.法蔵館書店売行ベスト10  8.メールニュースの配信について   ☆ 話 題 の 本 ☆ 6/9週間読書人、真宗6月号「書棚」、6/21出版ダイジェスト編集者登場で紹介。 ●『 仏教社会福祉辞典 』 日本仏教社会福祉学会編  A5  369頁  3,675円  4-8318-7018-8  欧米の理論で形成発展した社会福祉は、 現在、実践現場において数々の問題と課題を抱え、 その克服のため地域住民やクライアント主体の社会福祉へと 大きく転換しています。 その指針として、いま、仏教の教えが世界中から注目を浴びています。 本書はこのような要望に応え、仏教の立場から社会福祉の諸問題を 新たに問い直し、仏教社会福祉の可能性を示唆する、初めての辞典です。 【福祉/専門向き】 5/27中外日報、5/30読売新聞夕刊「こころのページ」で紹介。 ●『 神国論の系譜 』 鍛代敏雄著  四六判   201頁  1,890円  4-8318-7470-1 なぜ、天下人は「神」になったのか? 信長は生きて神体を宣言し、秀吉は豊国大明神、 家康は日光東照大権現として祀られた。 古代から近世初頭にいたる「神国」について記述された史料を探索し、 神国論の政治思想史的な意義とその展開 を明らかにした意欲作。 【歴史/専門向き】 掲載内容については、弊社ホームページhttp://www.hozokan.co.jpの『話題の本』 でご覧下さい。(トップページ『話題の本』をクリック下さい。) ◆◆◆ 法蔵館新刊案内 ◆◆◆ ● 『 糞掃衣の研究 ― その歴史と聖性 』 【日本仏教史研究叢書】 松村薫子著 四六判 175頁 2,940円 4-8318-6033-6 【歴史/一般向き】 僧侶が着ける最上の袈裟〈糞掃衣〉とは何か。 インド・日本における歴史的展開を明らかにするとともに、 袈裟をつくる団体を実地調査し、製作活動や理念、 そこに発生する特別性について考察する初の本格的研究。 【目次】 序 章 研究の課題と対象 第一章 福田会における糞掃衣製作活動 第二章 糞掃衣の理念の歴史(一) 第三章 糞掃衣の理念の歴史(二)  第四章 糞掃衣の聖性はどこからくるのか 【著者】 1972年福井県に生まれる。 1996年大手前女子大学文学部日本文化学科卒業、 1998年神戸女学院大学大学院文学研究科日本文化学専攻修了、 2003年総合研究大学院大学文化科学研究科国際日本研究専攻単位取得退学、 2004年総合研究大学院大学から博士(学術)取得。 現在、国際日本文化研究センター機関研究員。 【主な論文】 ・「糞掃衣」研究 (『文化論輯』第8号、1998年) ・金襴袈裟の展開 (『密教図像』第19号、2001年) など ● 『「遊心安楽道」と日本仏教 』 【日本仏教史研究叢書】 愛宕邦康著 四六判 209頁  2,940円 4-8318-6034-4 【歴史/一般向き】 日本仏教に大きな影響を与え新羅の僧・元暁の撰述とされてきた、 浄土3780教要義の概説書『遊心安楽道』。その偽撰論を受けて、 具体的な撰述者を提示するとともに、 新羅仏教の我が国への影響について再検証する。 【目次】 第一章 『遊心安楽道』元暁偽撰説とその撰述者論争  第二章 『遊心安楽道』の実質的撰述者・東大寺智憬 第三章 『遊心安楽道』来迎院所蔵本の再検証と問題点 第四章 『華厳宗祖師絵伝』における元暁像の変容  第五章 『浄土三国仏祖伝集』における元暁像の変容  【著者】 1966年鳥取県に生まれる。 1996年愛知学院大学大学院博士課程(宗教学)満期退学、 2002年大阪大学大学院博士課程(文化形態論)修了。 大阪大学博士(文学)。 【主な論文】 ・遊心安楽道の撰述者に関する一考察 ―東大寺華厳僧智憬との思想的関連に着目して― (『南都仏教』70号、1994年) ・華厳宗祖師絵伝「元暁絵」の制作意図に関する一試論 (『印度学仏教学研究』45巻、1996年)など 【日本仏教史研究叢書】 既 刊 ・京都の寺社と豊臣政権 伊藤真昭著  四六判  248頁  2,940円   4-8318-6031-X   ・思想史としての「精神主義」     福島栄寿著  四六判  234頁  2,940円  4-8318-6032-8    ● 『仏教生命観の流れ  縁起と慈悲 』【人間・科学・宗教ORC研究叢書2】 鍋島直樹◆長上深雪◆嵩満也編  A5  256頁  3,780円  4-8318-2428-3 【生と死・社会福祉/一般向き】 支え合って生かされている事に気づく時、 人はいのちあるものすべてに慈愛をもつようになる。 その慈愛が、釈尊から親鸞に至るまでどのように展開してきたかを 明らかにする書。 【目次】 T 死を生きる道   ・親鸞における死を生きる道(信楽峻麿) U 仏教生命観の流れ ・無縁の慈悲(若原雄昭) ・華厳教学における縁起説の意義(藤丸要)   ・中国浄土教における他力思想(殿内 恒) ・日本唯識における縁起的生命観(楠 淳證) ・親鸞思想にみる生命への視座 ―浄土教における仏教生命観の展開(鍋島直樹) V 仏教生命観の世界的意義 ・生命とは何か―宗教と科学の二つのパースペクティヴ(武田龍精) ・仏教生命観と仏教社会福祉(長上深雪) ・仏教生命観と環境思想(嵩満也) 【著者】 ○ 鍋島直樹 兵庫県生まれ。龍谷大学法学部教授(仏教の思想)。 人間・科学・宗教オープン・リサーチ・副センター長。 ○ 長上深雪 広島県生まれ。龍谷大学社会学部教授(地域福祉学科)。 ○ 嵩 満也 長崎県生まれ。龍谷大学国際文化学部教授。 【人間・科学・宗教ORC研究叢書】 既刊 ・仏教生命観からみたいのち 武田龍精編 A5 253頁 3,780円 4-8318-2427-5   ● 『 戒律文化 第4号 』  戒律文化研究会編  B5 93頁  2,625円  【歴史/専門向き】 【目次】 ○特集 中世の造形と律宗 ・特集「中世の造形と律宗」によせて(山川均) ・初期宝篋印塔と律宗(岡本智子) ・西大寺様式五輪塔の成立(佐藤亜聖) ・中世建築と律衆 覚書(山岸常人) ・文殊菩薩像と律宗(藤澤隆子) ○書評 ・稲城信子著『日本中世の経典と勧進』(藤田励夫) ・上田さち子著『修験と念仏―中世信仰世界の実像』(追塩千尋) ○律令文化のひろば ・唐招提寺金堂の構造の問題点と補強案について(山下秀樹) ◆◆◆ 法蔵館のこれから出る本 ◆◆◆ 【7月中旬出来予定】 ● 『 科学文明を生きる人間 』  松田英毅◆松田正典著  A5  220頁  1,575円  4-8318-7110-9【宗教/一般向き】 科学文明は人類に大きな恩恵をもたらす一方、 精神の崩壊、核戦争、環境破壊という危機を招いた。 こうした課題に応えるために仏教の視点から 真の人間形成のあり方を明らかにする。 【7月末出来予定】 ● 『 いのちのゆくえ 医療のゆくえ ― 現場からの視点 』  佐々木恵雲著  四六判  108頁  1,050円   4-8318-2410-0   【医療/一般向き】 現代医療のめざましい発展は種々の問題も生み出した。 脳死・臓器移植、終末期医療、介護、遺伝子治療など、 「いのちの現場」にいる現役医師の視点から具体例をまじえて語る。 【8月初旬出来予定】 ● 『 大系 真宗史料 特別巻 絵巻と絵詞 』  大桑斉・早島有毅・平雅行・平田厚志・草野顕之編集委員◆小山正文担当 B4 予248頁   33,600円   4-8318-5050-0 【歴史・史料/専門向き】 第一部では、親鸞伝絵の主要五本をはじめとする重要文化財に指定される 真宗関係の絵巻を全巻カラー版で収載、 第二部では絵詞写本の代表的古写善本の全文をモノクロ版で掲載した豪華本。 初公開品を多数含む画期的な史料集。 【全巻内容】 全25巻 A5 上製函入 平均300頁  予価各7,350円  ( 「特別巻」のみ33,600円) 来る二〇一一年(平成二十三年)は、親鸞聖人七五〇回御遠忌を迎える。 いま求められているのは、人びとが親鸞に出会い、 真宗を形成してきた真宗受容史ともいうべき視点からの新しい史料集であり、 従来から用いられてきた基本史料を再編集した新しい定本が 提供されることである。 この大系は、御遠忌記念出版として真宗大谷派の協賛を得、 さらには各派本山・関係寺院・大学・研究所の全面的な協力によって、 刊行されるものである。 ☆ 重版出来ました ☆ ● 『 現代語訳 大無量寿経 ― 躍動するいのちを生きよ 』  ☆第5刷☆   高松信英著   四六判 151頁 1,680円 4-8318-4037-8 鎌倉仏教の開祖法然・親鸞が、他力念仏の教えの経典として尊重した 浄土三部経の中心で ある『大無量寿経』を、初心者にも読めるように わかりやすく現代語訳した待望の一冊。 ● 『 現代の聖典 蓮如 五帖御文 』  ☆第9刷☆  細川行信・村上宗博・足立幸子著   A5 338頁 3,150円 4-8318-4028-9 五帖御文(御文章)全80通の原文を読みやすい現代仮名遣いに改め, さらにわかりやすい現代語訳と詳細な脚注をつけた最新のテキスト。 各御文には,内容理解の手引き として大意をつけた。 ● 『 親鸞からのメッセージ1― 教行信証の世界 』  ☆第4刷☆  平野 修著   四六判 272頁 1,680円 4-8318-4141-2 何の予備知識のない人でも,仏教に反感を持っている人にもわかるように 説かれた画期的講義。浄土や念仏の意義を具体的な事柄を例に説き, 誰にでも共感できる『教行信証』の解説書。 ● 『 妙好人のことば 』  ☆第11刷☆  1,529円 → 1,575円に価格改定 梯 實圓著   四六判 275頁 1,575円 4-8318-2313-9 ユニークなエピソードを織り込んで,読者を一気に妙好人の世界に引き入れる。 清九郎, おその,おかる,庄松,浅原才市,香樹院徳竜,利井鮮明,原口針水 などの名僧・ 妙好人が,いま蘇る。 ● 『 釈尊と十大弟子 』  ☆第13刷☆   ひろさちや著   四六判 245頁 2,310円 4-8318-8017-5 現代のことばで仏教思想を説いて定評のある著者が, 身近なエピソードをまじえて描きだす釈尊とその弟子たちの姿は, 生きる知恵を見失った現代人にも大きな示唆を与えるにちがいない。 ● 『 ブッダとその弟子89の物語 ― ブッディスト・ストーリーズ 』  ☆第7刷☆ 菅沼 晃著   四六判 256頁 2,415円 4-8318-2300-7 経典にはブッダと弟子たちの物語が数多く伝えられている。 それらは史実ではないかもしれない。しかし,物語の中にこそ, 個性豊かに躍動するブッダと弟子たちの姿がある。物語「仏教」入門。 ● 『 ゴータマ・ブッダ 釈尊伝 <新装版> 』  ☆第6刷☆   中村 元著   四六判 376頁 3,780円 4-8318-7351-9 仏伝のうちには神話的要素が多い… 後世の附加仮託になるものが非常に多い。 こういう後代の要素を排除して, 歴史的人物としての釈尊の生涯をできるだけ事実に近いすがたで 示そうとつとめた。 ● 『 事象そのものへ!』  ☆第9刷☆   池田晶子著   四六判 223頁 2,100円 4-8318-7185-0 生と死、宇宙と人間、神、科学、心理などをテーマに、 思考の発生と運動を普遍的な言葉で書き記した、注目の著者の代表作。 ● 『 風になってください ― 視覚障害者からのメッセージ 』  ☆第4刷☆   松永信也著   A5   141頁   1,470円   4-8318-5613-4 難病で視覚を失った著者が、見えなくなって初めて見えてきた世界とは。 ユーモアたっぷりに 綴られる体験。 健常者と視覚障害者がともに歩む社会を願う著者の心暖まるエッセイ。 ●『「ささえあい」の人間学 』 ☆第7刷☆ 3,670円→3,675円価格改定 森岡正博著   A5 353頁 3,675円 4-8318-7215-6 生命学・医学・法学・仏教・倫理学の異なる分野の5人の俊英による 共同研究の成果。来たるべき超高齢化時代の最大かつもっとも 切実な問題を順序立てて討議し,その処方箋を提示する。 ●『 日本人の身体観の歴史 』  ☆第10刷☆  2,243円→2,310円価格改定 養老孟司著   四六判   318頁   2,310円 4-8318-7227-X 身体観の変遷を通して見れば日本の歴史はこれまでとまったく違って 見えてくる。季刊「仏教」連載分(12回)に同じ量の書き下ろしを加える。 これまでの著書の中でもっともおもしろくかつ知的スリルに満ちている。 ◆◆◆ 法蔵館書店新着案内 ◆◆◆ ●『 歎異抄の深淵 ― 師訓篇 』 武田定光著   B6   285頁   1,890円   雲母書房 宗派も時代も超えて愛されつづけ仏書の秘奥に迫る。 善と悪、行と信、自力と他力、浄土と地獄、 これらの宗教的アポリアを親鸞はどうのり越えたのか。 【目次】 前序   仏説歎異抄 ほか 第一条 超時代的な「第一条」 ほか 第二条  門弟の対座場面 ほか 第三条 言葉は同じでも意味が違う ほか ●『 親鸞と教団の復活 ― ポストモダン教学 』 佐々木正典著  A5  432頁  5,000円  永田文昌堂 世俗化論と習俗論を通して、 本願寺教団が取り組まねばならない教学的課題を探った 十数年間にわたるドキュメント。1991年初版、第二版。 【目次】 一 親鸞の復活 二 教団の復活 三 十方衆生の救済と解放 四 親鸞イメージの変換 ほか ● 『 ご本願のすくい 』 【 芦屋仏教会館夏季講座連続講話集A 】 芦屋仏教会館編◆瓜生津隆真◆梯實圓◆中西智海著    B6   142頁   1,050円   自照社出版 如来は念仏者を思いのままにお救いくださる事を説く、講話3編を収載。 【目次】 ・本願力(瓜生津隆真) ・本願の念仏(梯實圓) ・信心(中西智海) ほか ●『 大無量寿経講義 三十六 (第四十願〜四十三願) 』 宮城講述   A5   132頁   1,365円   大地の会 【目次】 ・第一四一講 ・第一四二講 ・第一四三講 ・第一四四講 ●『 二〇〇六年 安居次講  『浄土論註』講讃 ― 宗祖聖人に導かれて 』 延塚知道著   A5   149頁   2,500円   東本願寺出版部  【目次】 第一章 親鸞聖人が仰いだ曇鸞大師 第二章 親鸞聖人が仰いだ曇鸞の功績 第三章 宗祖の『教行信証』と『浄土論註』 第四章 曇鸞の二道釈  ほか ●『 歎異抄に聞く(4)第2章・下』 宮城講述  A5  136頁  525円   真宗大谷派大阪教区第14組教化委員会 【目次】 第十一講(二〇〇〇年七月十五日) ・世間一般の信心 ・信心こそが救い ほか 第十二講(二〇〇〇年十二月二日) ・願生偈に我が五ヶ所 ・我と無我 ●『 大悲に学ぶ ― 観経四帖疏講義(7)』 大城邦義講述  B5  72頁  525円  大城邦義 【目次】 第三十九講 ・浄土教の救い   ・楷定古今―善導の仏教史観  ほか 第四十講 ・「和会」ほか ●『 わたしの正信偈 』 藤澤量正著   B6   157頁   1,000円   探究社 正信偈の本文、書き下し文、解説を収載。 【目次】 ・いのちとひかり   ・大いなるねがい   ・仏はみ名となりて   ・十二のひかり ほか ●『 口語訳 法華経 』 濱塚一英著   A5   485頁   2,940円   郁朋社 大文字で読み易い法華経の口語訳本。 ●『 法華経・永遠のおしえ ― 全28章解説と唱題行 』 菅野日彰著   B6   271頁   2,100円   大法輪閣 法華経をやさしく丁寧に解説。 題目・南無妙法蓮華経と自己とを一体化させる修行 「唱題行」の実践法も詳述。 日々のお勤めの経典も現代語訳付きで収録。 【目次】 第一章 法華経とは何か 第二章 先師たちの法華経観 第三章 法華経全28章のすべて 第四章 日蓮聖人と法華経  ほか ●『 新国訳大蔵経 I 禅定経典部 2 』 塩崎幸雄校註  A5  382頁  10,500円  大蔵出版 坐禅の方法から禅病の治療方法までバラエティに富んだ、 禅定に関する六つの仏典を訳注・解説する。 新国訳大蔵経、第36回配本。 【目次】 ・坐禅三昧経    ・達摩多羅禅経    ・虚空蔵菩薩経  ・成具光明定意経 ほか ●『 医者と僧侶 二足のわらじ ― いのちを見つめて 』 栗田正弘著   B6   110頁   1,050円   探究社 内科の医師にして浄土真宗の僧侶。 人の生と死にいちばん近い現場から「いのち」 についての思いをつづり、 生きることの意味を問う。 【目次】 1 初めての「生」 2 初めての「死」 3 「ありがとう」の言葉を残して ほか ●『 禅僧になったアメリカ人 ― トーマス・カーシュナー その半生記 』 トーマスカーシュナー著  B6  417頁  1,680円  禅文化研究所 20歳で日本の土を踏んで以来37年の平凡なアメリカ人禅僧の半生記。 【目次】 ・母国アメリカ ・日本へ ・行雲流水 ・新たな出発  ほか ●『 坐禅 ― <いま・ここ・自分>を生きる 』 対本宗訓著   B6   217頁   1,785円   春秋社 坐禅は呼吸。禅はセルフコントロール。 日常生活の中で、いかに坐禅を実践し応用するか。 禅の精神から何を学ぶのか。 豊かな広がりをみせる<禅>の実際とは。 【目次】 T 禅はセルフコントロール U <いま・ここ・自分>を生きる ほか ●『 覚の参究 ― <世界禅>を生きる 』 北原隆太郎著◆北原東代編  B6  361頁  2,625円  春秋社 凄絶な中国従軍体験を契機として、 <世界禅>を生きた、白秋長男の足跡。 【目次】 T 生死の境で―戦場体験    U 出会いの風光    V 道場をめぐって  ほか ●『 宿なし興道法句参 ― 沢木興道老師の言葉を味わう 』 内山興正著   B6   209頁   1,890円   大法輪閣 数々の鋭い名言を吐き、全国を巡って道元の説く坐禅を広め、 一生寺も妻ももたず 「宿なし 興道」と呼ばれた沢木興道老師。 その沢木老師に随侍すること二十五年の著者が、 自ら書きとめた老師の法句(仏法の真髄を説く言葉)の数々を、 さらに平易に解説。 【目次】 第一篇 宿なし法句参 第二篇 沢木興道老師の坐禅について ほか ●『 心で読みたい弘法大師のことば 』 砂原秀遍著   B6   186頁   1,400円   京都新聞出版センター 弘法大師・空海が経典や書物に遺した数々の言葉を 東寺長者砂原秀遍氏の能筆と解釈で紹介。 【目次】 ・心の垢を落とす―ことば ・煩悩の中に光を見つける―ことば  ほか ●『 修験道大結集 』 金峯山寺監修◆田中利典◆金峯山寺教学部編    B5  139頁  2,520円  白馬社 修験道の聖地、吉野・大峯が世界遺産登録されたのを契機に、 日本全国の山伏が世界平和の誓願を以て、 秘仏金剛蔵王権現のご宝前に結集した、その記録。 【目次】 ・修験道と世界遺産 ・修験道大結集 ・修験道と平和の祈り  ほか ●『 役行者と修験道 ― 宗教はどこに始まったのか 』【ウェッジ選書 22】 久保田展弘 著   B6   286頁   1,470円   ウェッジ 伝統的な異貌の聖・役行者を通して、 修験道の今日性と日本の宗教の源流を問い直す待望の書き下ろし。 【目次】 序章  修験道と世界遺産 第一章 日本人は神仏をどうとらえたか ほか ●『 日本古代の写経と社会 』 宮崎健司著   A5   643頁   18,900円   塙書房 日本古代、特に奈良時代における写経の様相を概観し、 日本仏教史研究における写経研究の果たす意義を指摘。 【目次】 序    日本古代の写経―奈良時代を中心として 第T部 奈良時代の写経と政治 第U部 奈良時代の写経と教学   ほか ●『 中世京都の都市と宗教 』 河内将芳著   A5   409頁   7,140円   思文閣出版 寺院や教団などを通して、中世から近世へと移行する時期の 都市社会における宗教のありかたや、都市社会と宗教との関係を 文献的史学な方法により考察。 【目次】 第一部 室町・戦国期   第一章 室町期祇園会に関する一考察  ほか 第二部 織豊期   第一章 山門延暦寺焼討再考序説  ほか ●『 日本中世に何が起きたか ― 都市と宗教と「資本主義」 』 網野善彦著   新書   269頁   1,575円   洋泉社 「資本主義」の源流を鎌倉仏教の世界に発見した名著復刊。 経済活動と宗教者との関わりを解明し、中世社会の輪郭を鮮明に描く。 【目次】 ・絵師の心 ― 一遍と「乞食非人」 ・境界に生きる人びと―聖別から賤視へ ・中世における聖と賤の関係について ・中世の音の世界―鐘・太鼓・音声 ほか ●『 日本中世の仏師と社会 ― 運慶と慶派・七条仏師を中心に 』 根立研介著   B5   447頁   16,800円   塙書房 中世の仏師、特に慶派・七条仏師を中心として 中世仏師を大系的に捉え直す。 【目次】 序論  中世仏師研究序説 第一部 慶派仏師出現以前の仏師と社会 第二部 慶派仏師の台頭と中世社会 第三部 中世後期以降の仏師と社会   ほか ●『 被差別民とその部落の起こりと歴史 ― 被差別部落法制史と人権 』 山中順雅著   B6   256頁   1,680円   国書刊行会 差別はなぜ・いつ・どのようにしてはじまったのか。 差別の起こりを明らかにすることで差別が歴史的・合理的に いかに無意味なことかを詳述し部落解放・差別解消を訴える。 【目次】 1章 被差別民とその部落の起こり 2章 被差別民とその部落の歴史  ほか ●『 暮らしと年中行事 』 【 宮田 登 日本を語る 5 】 宮田登著   B6   216頁   2,730円   吉川弘文館 正月や盆・節句など、四季折々に繰り返される年中行事。 農耕儀礼・彼岸などの歳時と芸能とのかかわりを追究。 神祭りや夏祭りをキーワードに、行事の意味と生活リズム、 季節感を探り、クリスマスなども民俗学的に位置づける。 【目次】 T 年中行事と芸能 U 日本の年中行事 V 各地の年中行事  ほか ●『 新版 家の神 』 鶴見俊輔文◆安達浩◆写真    B6   220頁   1,575円   淡交社 人はだれも誕生からひとりで暮らしていくことはできない。 生命の連続性を保証する象徴としての「家の神」観念や、 自我の発達史ともいえる通過儀礼にこめられた民俗の中に、 さまざまな家族のあり方を探る。 【目次】 一、ある帰国 二、物としての家 三、無意識の部分 四、折り目    ほか ●『 お盆と盂蘭盆経 』 柴崎照和著   A5   90頁   1,680円   大東出版社 日本人の精神生活の土台を築いてきた心のふるさと“お盆”に スポットをあて起源から内容にわたり長い歴史の中で 変容していった過程を解き明かす。 【目次】 一 盂蘭盆会について 二 『盂蘭盆経』について 三 『盂蘭盆経』の成立及び流通について 四 『盂蘭盆経』の注釈について ほか ●『 五台山 』【 東洋文庫 593 】 日比野丈夫◆小野勝年著  新書  410頁  3,360円  平凡社 中国仏教の聖地五台山は、古来文殊菩薩所住の地として尊崇され、 アジア各地からの参山者で賑わった。 本書は聖地の歴史的概説と第二次大戦下の状況を詳述。 五台山研究の基本文献、待望の復刊。 【目次】 第一章 聖境の黎明 第二章 五台仏教の最盛期 第三章 宋元時代の五台山 第四章 北虜の侵寇と聖境の衰微  ほか ●『 中国仏塔紀行 』 長谷川周著  A5  159頁  2,940円  東方出版 古代中国の神仙思想と結びつきのある楼閣式や、 ガンダーラ地方のストゥーパの系統を引く蜜檐形式、 チベット、ネパール様式の塔を総称したラマ塔、 インドのブッダガヤにある大塔形式を中国的に変形させた 金剛宝座式などをオールカラーで収録。 【目次】 第1章 楼閣式塔(層塔) 第2章 密檐式塔(檐塔) 第3章 その他の形式塔 (花塔・金剛宝座塔・ラマ塔・亭閣式)ほか ●『 心が目覚める生き方問答 』 法輪著◆井上朋子訳  B6  245頁  1,890円  地湧社 韓国の法輪和尚が、「あなた」の悩みに、 仏教の本質からズバリ答える。 現代人がだれもが経験する日常の悩みに対して、 ユーモアのある痛快な語り口で、解決方法を説く。 気がかりのない軽やかな人生を送るコツ満載。 「即問即説」法会をしたときの記録、30の質問収載。 【目次】 第1部 つくった因縁を知れば苦しみはなくなる 第2部 気がかりのない心 軽やかな人生 第3部 自分の人生の主人公になる道 ほか ●『思想としての仏教入門』 末木文美士著   A5   221頁   2,520円   トランスビュー 広範多岐にわたる全体を「生きた思想」として学ぶための、 第一人者による画期的入門書。 懇切な脚注・便利な解説索引・読書ガイダンス付。 【目次】 1 いまなぜ仏教か 2 歴史的概観 3 テキストの森 4 解釈のパラダイム ほか ●『 あなたが喪主になったら 超入門・「仏教」のことがわかる101語 』 佐々木博真◆平本幸著◆佐々木弥生編    B6   238頁   1,470円   こう書房 身近な言葉や仏事から味わい深い仏教の教えを知る入門書。 【目次】 ○生前の心得 ○当日・臨終 ○当日・通夜 ○当日・葬儀 ●『 宗教とは何か [改訂増補版] 上宗教批判をめぐる 』 田川建三著   新書   318頁   1,575円   洋泉社 根底的な宗教批判の書として誉れ高い名著復刊! 護教的立場とは無縁な場所から宗教学者・作家などの 所説を逐一批判することで、宗教性を解体する。 【目次】 第一部 宗教を越える 第二部 異質の世界の無視―翻訳に現れた思想の問題 第三部 イエスを描くという行為―歴史記述の課題 ほか ●『 ユダヤ教 』【 フォー・ビギナーズ 100 】 チャーレス・スズラックマン 文・イラスト◆中道久純 訳◆市村繁和装幀   A5   180頁   1,260円   現代書館 近現代世界を動かすインセンティブのひとつである、 ユダヤ人とは何者か。何故過酷な運命を生きるのか。 ユダヤ教とはどんな宗教なのか。 ユダヤ教の歴史や倫理、結婚、暦、戒律などをイラスト入りで わかりやすく解説する。 【目次】 ・18世紀の解放まで    ・神と人間    ・トーラ・ユダヤ人の社会と倫理 ほか ●『 宗教地獄絵 残虐地獄絵 』 吉田八岑著◆田中雅志編    A5   206頁   2,940円   大和書房 死とは何か、地獄とは何か。ジャック・カロや立山曼荼羅など 古今東西の宗教絵画・美術作品を通して、奇っ怪な世界に読者を案内。 【目次】 第1展示室 西洋の地獄 第2展示室 現世の地獄 第3展示室 地獄ギャラリー 第4展示室 ヨーロッパ地獄探訪  ほか ●『「生きる力」としての仏教 』 町田宗鳳◆上田紀行著  新書  238頁  756円  PHP研究所 元禅僧にして比較宗教学者と“癒し”の文化人類学者が、 日本仏教の再生について熱く討論。さらに、魅力あるお寺づくりや 仏壇の復権についても提案。 【目次】 第一章 仏教は爆発だ 第二章 生きる意味を取り戻す 第三章 仏教はオウム事件を総括したか 第四章 生死病死に寄り添う  ほか ●『 人生のほんとう 』 池田晶子著  B6  191頁  1,260円  トランスビュー 常識・社会・年齢・宗教・魂・存在をめぐる 明晰で感動的な6つの講義録。 【目次】 T 常識―生死について U 社会―その虚構を見抜く ほか ●『 抱きしめておくりたい ― 看取りの日々を生きる 』 柴田久美子著  B6  156頁  1,260円  西日本新聞社 隠岐の離島にある、看取りの家「なごみの里」。 人生の終末期に寄り添い、幸せな最後を支える、 看取りの現場から、生と死を見つめる。 【目次】 第一章 幸齢者に寄り添って 第二章 尊ぶべき逝きかた  ほか ●『 生のうた死のうた 』 佐伯裕子著  B6  237頁  2,100円  禅文化研究所 石川啄木、寺山修司や斎藤史など35歌人の短歌を、 その生死に関わる側面からとりあげて解説し味わう、 入門者から読める本。 【目次】 ・書かずに終わった生命のために(斎藤史のうた) ・宥されて生きる(岡本かの子のうた) ・愛しきに触るることなし(相良宏のうた)  ほか ●『 金子みすゞ詩集 みすゞさんぽ 』 金子みすゞ詩◆三瓶季恵人形    B6変   79頁   1,260円   春陽堂 小さなもの、身近なもの、あなたの“好き”を見つけませんか? 童謡詩人金子みすゞ厳選35作品収録。 【目次】 ・春の朝 ・早春 ・野焼とわらび ・蜂と神さま  ほか ●『 仏教の名随筆 1 』 国書刊行会編集部編  B6  261頁  2,310円  国書刊行会 文学者たちが仏教を通して語る、 幸福、生と死、信仰、仏閣への思い・・・。 心に響く言葉に溢れる名随筆集。 【目次】 ・幸福な生き方(武者小路実篤) ・貧富幸不幸(幸田露伴) ・幸福について(白洲正子) ・浄瑠璃寺の春(堀辰雄)  ほか ●『 日本仏像大全書 』 杉山二郎◆前田常作監修  A5  530頁  8,400円  四季社 仏像鑑賞、拝観での入門書。さらに各仏像にかかわる経典、 故事、由来、姿・形、功徳、信仰、詩歌、祭礼について簡明に解説。 ●『 景観から見た日本の心 』 涌井雅之著  A5  157頁  798円  日本放送出版協会 NHKこころをよむ、2006年7月〜9月放送分。 【目次】 第一回 景観から見た日本の心 第二回 日本人と自然観 第三回 自然へのまなざし 第四回 農の風景  ほか ●『 宗教年鑑 平成17年版 』 文化庁編  B5  180頁  2,600円  ぎょうせい 【目次】  第1部 日本の宗教の概要    第2部 宗教統計    第3部 宗教団体一覧  ほか ●『 新潟親鸞学会紀要 第3集 』 新潟親鸞学会編  A5  140頁  1,100円  新潟親鸞学会 【目次】 [法宝物紹介] 親鸞聖人真向真影(田子了祐) [講演] 往生浄土とは何か(大峯顯)   [研究発表]真宗保育の実践における一考察(豊田朗)ほか ●『 同朋 7月号 』 真宗大谷派宗務所出版部編  A5  64頁  300円  東本願寺出版部 【目次】 ・巻頭グラビア 景色のノート(武田花) ・親鸞に出会う(寺川俊昭) ほか ●『 在家佛教 7月号 』 在家仏教協会編  A5  100頁  440円  在家仏教協会 ●『 大乗 7月号 』 大乗刊行会編  A5  95頁  375円  本願寺出版社 ●『 大法輪 8月号 ― 特集 葬儀・戒名・お墓  困ったときのQ&A 』 小山弘利編  A5  244頁  840円  大法輪閣 ☆ 「仏 教 の ち か ら」 フ ェ ア ☆ 【会場】 Booksなかだ本店 本館催事場 【期間】 2006年7月15日(土)〜9月15日(金) 【住所】〒939-8212 富山市掛尾町180-1  TEL 076-492-1192 FAX 076-492-1195 【協賛】 仏教書総目録刊行会 (春秋社・誠信書房・大蔵出版・筑摩書房・ 東京書籍・東京大学出版会・中山書房仏書林・ 法蔵館・吉川弘文館・大法輪閣 ほか) ☆ 仏 教 書 フ ェ ア ☆ 【会場】 Books魚津店  【期間】 2006年7月1日(土)〜8月20日(日) 【住所】〒937-0046 魚津市上村木413-1  TEL 0765-24-9905 FAX 0765-24-9906 ☆ 「現 代 に 生 き る 仏 教(仮)」 フ ェ ア ☆ 【会場】 八重洲ブックセンター本店1Fイベントスペース 【期間】 2006年7月9日(日)〜7月28日(金) 【住所】 〒104-8456 東京都中央区八重洲2-5-1  TEL 03-3281-8201 FAX 03-3281-7081 【協賛】 仏教書総目録刊行会 ◆◆◆ 法蔵館書店売行き6月ベスト10 ◆◆◆ http://www.hozokan.co.jp/hozo/shop/best/best10.html 順位 書名 / 著者名/ 出版社名 / 税込価格 1 親鸞読み解き事典 林智康ほか   柏書房 3,360円 2 親鸞聖人の信念 寺川俊昭 法蔵館 1,260円 3 いのちのよび声(歎異抄講話V) 藤田徹文 法蔵館 1,680円 4 お浄土はいのちのふるさと 小川一乗 法蔵館 1,050円 5 本願のこころ 梯 實圓 法蔵館 1,680円 6 生きる力 梶原敬一 東本願寺出版部 1,400円 7 空の世界 山口 益 大法輪閣 2,415円 8 世のなか安穏なれ 高 史明 平凡社 1,890円 9 親鸞の本 学研編集部 学研 1,260円 10 人間を観る 田代俊孝ほか 法蔵館 1,470円 ◆◆◆ メールサービスの配信について ◆◆◆  メールサービスは、仏教書目録刊行会サイトで本をご購入いただいた方、 アンケートにお答えいただいた方、等にお届けしております。 ◎アドレス変更の方は下記のページにて現アドレス削除後、 新アドレスを ご登録ください。 ◎メールご不要の方は、たいへん恐れ入りますが、下記ページにて、 メールアドレスを入力し解除してくださいますようお願いいたします。 http://www.bukkyosho.gr.jp/Bukkyo/MLorg/register0.htm 過去のメールをご覧になられたい方は、下記のページよりご覧下さい。 http://www.hozokan.co.jp/shop/ml_text/index.html ●ご注文・お問い合わせは、メールの他に、電話・FAX・はがき等にても 承ります。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 法藏館 営業部 http://www.hozokan.co.jp 担 当:西村明高      (お問い合わせ先) info@hozokan.co.jp 仏教書総目録刊行会 http://www.bukkyosho.gr.jp 注 文 先 shop@hozokan.co.jp  〒600-8153 京都市下京区烏丸正面東入る 梶@法 蔵 館 書 店 電 話 075-343-0458 FAX 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